JP3025145B2 - マルチチャンネルクロマトグラム解析方法及び装置 - Google Patents
マルチチャンネルクロマトグラム解析方法及び装置Info
- Publication number
- JP3025145B2 JP3025145B2 JP6057313A JP5731394A JP3025145B2 JP 3025145 B2 JP3025145 B2 JP 3025145B2 JP 6057313 A JP6057313 A JP 6057313A JP 5731394 A JP5731394 A JP 5731394A JP 3025145 B2 JP3025145 B2 JP 3025145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- component
- chromatogram
- dimensional
- channel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
ィ、ガスクロマトグラフィ等のクロマトグラフィ技術に
係り、特に、ダイオードアレイ検出器等により得られる
マルチチャンネルクロマトグラムの解析方法及び装置に
関する。
度成分、時間成分、波長成分の3次元情報を有するクロ
マトグラム)上の重なりピークを分離、分解する方法は
数多く提案されている。その代表的なものとして多変量
解析の一手法としての因子分析(Factor analysis)や
主成分分析(Principal component analysis)がある
(例えば、(U.S.P. 4807148、J.K.Strasters et.al.)、
(Journal of Liguid Chromatography、12 (1988) 3-22、
H.R. Keller et.al.)、(Chemometrics and Intelligent
Laboratory Systems、 12 (1992) 209-224、J.Craig Ham
ilton et. al.)、(Journal of Chemometrics、4 (1990)
1-13)等参照)。
つかの改良が試行されている。別の方法として、非線法
最小自乗法(non-linear least-square analysis)も提
案されている(例えば、(伊藤、他、第7回液体クロマ
トグラフィー討論会講演要旨集(1986)p.5)、(伊藤、
他、第22回応用スペクトロメトリー東京討論会講演要旨
集(1987)p.141)(伊藤、他、第19回HPLC研究談話
会要旨集(1988)pp.30))。この方法は、F.J. Knorr
により提案されているGS/MSから得られたマルチチャン
ネルクロマトグラム上の重なりピークをガウシアン(正
規分布関数)を用いてフィッティグする方法(F.J.Knor
r et.al., Aralytical Chemistry,53 (1981)821-825)
から、ガウシアンをより現実的なモデル関数としてのEM
G(Exponentially modified Gaussian)に代えることに
より、さらに発展させたものである。この方法は後の説
明の参考となるため、詳しく説明する。
チチャンネルクロマトグラムのデータは、次式(1)の
行列Dijで表わせる。 D=R・A・S=R・X --- (1) ただし、iは時刻の順番番号、jは波長の順番番号、kは
成分の順番番号、Dijは吸光度、Rikは規格化された保
持波形(クロマトグラム強度)、Akkはk-成分の濃度に
関する量的ファクタ、Skjは規格化されたスペクトル強
度、Xkjは、k-成分の濃度に関するファクタが乗じられ
た量的スペクトル強度である。なお、マススペクトロメ
ータの場合、波長番号がm/z値の番号になる。
行列Rikの代わりに試行行列R’ikを導入する。上記
式(1)から、この試行行列R’ikと測定されたデー
タ行列Dijとを用いて、まず試行スペクトル強度行列
X'kjが計算でき、結局、次式(2)のような試行デー
タ行列D'ijを求めることができる。 D'=R'・(R'T・R')-1・R'T・D --- (2) ただし、R'TのTは転置行列、(R'T・R')の-1は逆行列
を表す。
ように、パラメータを決定し、各成分のR'ikをベスト
フィットする。このようにして、重なりピークのデータ
を含む行列Dijから各成分の行列R'ik及びX'ikをそれ
ぞれ分離、分解できる。
テーリングピークも表わせるEMGを利用している(次式
(3))。
ム、σKのk-成分の標準偏差、τKはk-成分の時定数であ
る。また、特開昭60−2447号公報には、三次元情
報として、多波長で吸光度の時間的変化を検出して、定
量分析を行うクロマトグラフィ定量分析方法及び装置が
記載されている。このクロマトグラフィ定量分析方法及
び装置においては、予め測定してある二次元の2つの標
準スペクトルを示す関数f1(λ)及びf2(λ)が用いられ
る。そして、重なりピークを有する測定サンプルの二次
元合成組成関数fs(λ)を上記関数f1(λ)及びf2(λ)
を用いて表すことができる方程式を算出する。この算出
された方程式により、重なりピークが分解される。
報(吸光度成分及び時間成分)を有するクロマトグラム
の解析方法として、ディコンボリューション処理を利用
するものも提案されている(例えば、(U.S.P.4941101、P
aul Benjamine Crilly)、(IEEE Transaction on Instrum
entation and Measurement、40 (1991) 558-562、PaulBen
jamine Crilly)、(Journal of Chemometrics、 5 (1991)
85-95))。
定義する。元データが検出装置により検出され、検出装
置の検出特性であり、固有の装置関数h(t)(拡がり関
数)によって拡げられる。この拡げられたデータから上
記装置関数h(t)によるデータ拡がり分を除去する処理
をディコンボリューションと定義する。なお、ディコン
ボリューションの定義式を以下に示す。
d(t)、拡がり関数をh(t)とする。
解析に適用されるディコンボリューションに対して、収
束を速くするために、いくつかの手法が提案されてい
る。つまり、逆行列演算を行なうGaussの消却法を始め
として、Jacobi法、Gauss-Seidel法、フーリエ変換法、
Van Cittert法、Constrained Iterative法、Jansson
法、Gold's ratio法等反復法を主体に考案されている
(南茂夫編著、「科学計測のための波形データ処理」、
CQ出版社(1986)、pp.122-139、P.A.Jansson、Decon
volution With Applications in Spectroscopy、New Yor
k、 Academic (1984))。
た従来の最小自乗法によるピーク分離、分解方法は、ノ
イズに強く実用的ではあるが、その反面、何らかのモデ
ル関数を導入しなければならず、実際のピーク形状を必
ずしも正確に再現しているとは言えない。つまり、非線
形最小自乗法には、モデル関数が不可欠であるが、この
モデル関数の妥当性に疑問があり、実際のピーク形状と
ベストフィッティングしている訳ではない。これは、上
記特開昭60−24447号公報に記載されたクロマト
グラフィー定量分析方法及び装置についても、上記合成
組成関数fs(λ)は、上述と同様に、実際のピーク形状
を必ずしも正確に再現しているとは言えない。
リューションは、ノイズに弱く、処理後大きく増幅され
て、擬似ピークがしばしば出現する。したがって、上記
従来のディコンボリューションを3次元であるマルチチ
ャンネルクロマトグラムの解析に適用しても、ノイズ成
分を除去することができず、高精度なピーク分離、分解
を行うことができない。
トグラムの重なりピークを高精度に分解して、分析可能
なマルチチャンネルクロマトグラム解析方法及び装置を
実現することである。
成するため、次のように構成される。検出装置により検
出された測定対象物の特性成分と、波長成分と、時間成
分との3次元の成分を有するクロマトグラムデータを解
析するマルチチャンネルクロマトグラム解析方法におい
て、3次元成分を有するクロマトグラムデータを、波長
成分に関して圧縮し、2次元のクロマトグラムデータに
変換する圧縮工程と、圧縮された2次元のクロマトグラ
ムデータから、検出装置の検出特性であり、固有の装置
関数によるデータの拡がり分を除去するディコンボリュ
ーション処理を行うディコンボリューション処理工程
と、データ拡がり分が除去された2次元クロマトグラム
データから測定対象物の特性成分を同定する工程とを備
える。
析方法において、3次元成分を有するクロマトグラムデ
ータを波長成分に関して圧縮し、2次元のクロマトグラ
ムデータに変換する圧縮工程と、圧縮された2次元のク
ロマトグラムデータから、検出装置の検出特性であり、
固有の装置関数である正規分布関数によるデータの拡が
り分を除去するディコンボリューション処理を行い、正
規分布関数の標準偏差を変化させ、2次元クロマトグラ
ムデータの重なりピークを孤立化させるディコンボリュ
ーション処理工程と、データ拡がり分が除去された2次
元クロマトグラムの各成分を、装置関数を用いて、それ
ぞれデータ拡がり分を付加し、ディコンボリューション
処理前のデータに復元するコンボリューション処理を実
行する工程と、復元されたデータに基づいて、各成分の
スペクトル情報を算出する工程と、算出されたスペクト
ル情報から測定対象物の特性成分を同定し、定量する工
程と、少なくとも、同定され定量された特性成分とコン
ボリューション処理が実行された復元データとを表示手
段に表示させる工程とを備える。
析方法において、3次元のクロマトグラムデータから、
検出装置の検出特性であり、固有の装置関数によるデー
タの拡がり分を除去するディコンボリューション処理を
行うディコンボリューション処理工程と、ディコンボリ
ューションされたクロマトグラムデータを、時間成分に
関して圧縮し、各成分のスペクトル情報を算出する工程
と、算出されたスペクトル情報に基づいて、測定対象物
の特性成分を同定する工程とを備える。
物の特性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成
分を有するクロマトグラムデータを解析するマルチチャ
ンネルクロマトグラム解析装置において、3次元成分を
有するクロマトグラムデータを、波長成分に関して圧縮
し、2次元のクロマトグラムデータに変換するデータ圧
縮部と、圧縮された2次元のクロマトグラムデータか
ら、検出手段の検出特性であり、固有の装置関数による
データの拡がり分を除去するディコンボリューション処
理を行うディコンボリューション部と、データ拡がり分
が除去された2次元クロマトグラムデータから測定対象
物の特性成分を同定する成分同定部とを備える。
物の特性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成
分を有するクロマトグラムデータを解析するマルチチャ
ンネルクロマトグラム解析装置において、3次元クロマ
トグラムデータの解析すべき時間成分の始点と終点とが
設定されるデータ設定部と、上記データ設定部により設
定された3次元成分を有するクロマトグラムデータを波
長成分に関して圧縮し、2次元のクロマトグラムデータ
に変換するデータ圧縮部と、上記圧縮された2次元のク
ロマトグラムデータから、上記検出手段の検出特性であ
り、固有の装置関数である正規分布関数によるデータの
拡がり分を除去するディコンボリューション処理を行
い、上記正規分布関数の標準偏差を変化させ、上記2次
元クロマトグラムデータの重なりピークを孤立化させる
ディコンボリューション部と、ディコンボリューション
処理されたクロマトグラムデータを各成分に分離し、規
格化する分離規格部と、上記各成分に分離され、規格化
されたデータを、上記装置関数を用いて、各成分データ
毎にデータ拡がり分を付加し、ディコンボリューション
処理前のデータに復元するコンボリューション処理を実
行する再コンボリューション部と、上記復元されたデー
タに基づいて、上記各成分のスペクトル情報を算出する
スペクトル算出部と、算出された上記スペクトル情報か
ら測定対象物の特性成分を同定し、定量する成分同定定
量計算部と、少なくとも、同定され定量された特性成分
と、上記コンボリューション処理が実行された復元デー
タとを表示する表示部と、を備える。
物の特性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成
分を有するクロマトグラムデータを解析するマルチチャ
ンネルクロマトグラム解析装置において、3次元クロマ
トグラムデータの解析すべき時間成分及び波長成分の始
点と終点とが設定されるデータ設定部と、上記始点と終
点とが設定された3次元のクロマトグラムデータから、
上記検出手段の検出特性であり、固有の装置関数による
データの拡がり分を除去するディコンボリューション処
理を行うディコンボリューション部と、ディコンボリュ
ーションされたクロマトグラムデータを規格化し、上記
時間成分に関して圧縮して、各成分のスペクトル情報を
算出する規格化スペクトル算出部と、算出されたスペク
トル情報に基づいて、測定対象物の特性成分を同定し、
定量する成分同定定量計算部と、を備える。
解析方法において、検出器の出力に基づいて測定対象物
の特性成分、波長成分及び時間成分の情報を含むデータ
を得て、上記データのノイズ成分を低減し、上記ノイズ
低減されたデータから流れに伴う広がりを補正するよう
に演算処理し、上記演算処理された結果を出力する。
トグラムの解析方法において、上記ノイズ成分を低減す
る工程は、平滑化処理を含む。 また、好ましくは、上記
マルチチャンネルクロマトグラムの解析方法において、
上記演算処理する工程は、数値解析処理を含む。
クロマトグラムの解析方法において、試料を分離するカ
ラムにより分離された試料を上記検出器で検出する。 ま
た、好ましくは、上記マルチチャンネルクロマトグラム
の解析方法において、上記検出器は、複数のダイオード
を並べて構成される。
解析方法において、検出器の出力に基づいて、測定対象
物の特性成分、波長成分及び時間成分の情報を含んだデ
ータを得て、上記データのノイズ成分を低減し、上記ノ
イズ低減されたデータから上流の状態を推定して演算処
理し、この演算処理された結果を出力する。
び時間成分の情報を含んだデータを解析するマルチチャ
ンネルクロマトグラムの解析装置において、上記データ
のノイズ成分を低減するノイズ低減器と、上記ノイズ低
減されたデータから流れに伴う広がりを補正するように
演算する演算処理部と、上記演算処理された結果を出力
する出力器と、を備える。
分との3次元成分を有するマルチチャンネルクロマトグ
ラムにおいて、このクロマトグラムに含まれるノイズ成
分は、波長成分方向にプラスマイナスに増減している。
マルチチャンネルクロマトグラムを波長成分方向に、圧
縮すれば、ノイズ成分は互いに相殺する。このため、マ
ルチチャンネルクロマトグラムは、波長成分に関して圧
縮され、2次元のクロマトグラムデータに変換される。
この変換処理により、ノイズ成分が除去される。ノイズ
成分が除去された2次元クロマトグラムデータは、ディ
コンボリューション処理により、装置関数によるデータ
の拡がりが除去され、重なりピークが高精度に分解され
る。そして、高精度に分解されたデータに基づいて、測
定対象物の成分の同定が行われる。
ルクロマトグラムに含まれるノイズ成分は、時間成分方
向にもプラスマイナスに増減している。そこで、マルチ
クロマトグラムデータは、先に、ディコンボリューショ
ン処理が実行される。そして、ディコンボリューション
処理が実行されたデータについて、各成分毎に、時間成
分に関して圧縮され、各成分のスペクトル情報が算出さ
れる。このとき、ノイズ成分は、互いに相殺し、データ
から除去される。そして、ノイズ成分が除去されたスペ
クトルに基づいて、測定対象物の成分の同定が行われ
る。
て説明する。図1は、本発明の一実施例におけるマルチ
チャンネルクロマトグラム解析方法の動作フローチャー
トであり、図2は、本発明の一実施例におけるマルチチ
ャンネルクロマトグラム解析装置の概略構成図である。
この図2の例は、本発明を薬物モニタリングHPLC
(High Performance Liquid Chromatography)システム
に適用した例である。そして、マルチチャンネルクロマ
トグラムは、吸光度(特性成分)成分と、波長成分と、
時間成分との3次元成分を有するものである。
ンプ40は溶離液49を送液する。可動ニードルを有す
るサンプラ43は、試料容器に収容された標準試料52
あるいは未知試料(測定対象物)51を注入し、カラム
41への流路に送りこむ。試料51又は52は、溶離液
49とともにカラム41に送りこまれ、含有成分が分離
展開され、ダイオ−ドアレイ検出器42で検出される。
この検出データであるマルチチャンネルクロマトグラム
がデータ解析部45に供給される。また、入力部54か
ら後述する成分等がデータ解析部45に入力される。
(データ設定部)451と、データ圧縮部452と、デ
ィコンボリューション部453と、分離規格化部454
とを備える。また、データ解析部45は、再コンボリュ
ーション部455と、スペクトル算出部456と、成分
同定定量計算部457とを備える。そして、このデータ
解析部45により解析された結果等がCRT46及びプ
リンタ47に表示される。
られた未知試料51のマルチチャンネルクロマトグラム
である。図3の(A)において、成分2と成分3とがオ
ーバーラップしているため定量のみならず成分同定も困
難である。このため、この重なりピークを分離、分解
し、リテンションタイムを正確に求め、且つスペトクル
も精度よく求め、成分同定する必要がある。また、分
離、分解により、ピークの大きさを正確に求めること
で、標準試料52との比較から、定量分析も行なうこと
ができる。
る一次実施例の解析方法及び装置の動作を説明する。図
2において、ダイオードアレイ検出器42から、マルチ
チャンネルクロマトグラムのデータが、データ行列決定
部451を介して、制御部44に供給され、CRT46
に、図3の(A)に示すような3次元クロマトグラムの
等高線図が表示される。図1の動作フローは、上記等高
線図がCRT46に表示された状態から開始される。
始する。次に、工程12において、分離、分解すべき重
なりピークの成分を指定する。つまり、操作者がCRT
46に表示された等高線図を参照して、キー、マウス、
ペン等により図3の(A)に示す重なりピーク成分2及
び3を、入力部54からデータ行列決定部451にイン
プットする。または、ピーク成分2及び3の座標を数値
かディスプレイ上のライン移動によりインプットする。
ピーク成分のインプットが2回行われることにより、重
なりピークが2成分あることが、データ行列決定部45
1により判断される。また、このインプットにより、重
なりピーク成分の2点間に、ディコンボリューション
後、谷ができることが期待できる。
定部451は、指定された重なりピーク全体の始点と終
点を探索し、上記(1)式に示したデータ行列Dijの時
刻の始点及び終点を決定し、データ行列Dijを決定す
る。上記始点から終点までの測定ポイント数は20〜5
0が適しているが、これ以上の点数になる場合は積算平
均等によりポイント数を減らすことが望ましい。波数方
向の点数に関しては、測定チャンネル数を単純に採用し
てよい。
52は、次式(4)にしたがって、波長方向(λ方向)
に圧縮、つまりサメーション(summation)し、圧縮デ
ータ列ベクトルDi・を得る(図3の(B))。
列Dijを波長方向に圧縮する意味を説明する。図3の
(A)に示すマルチチャンネルクロマトグラムには、図
示はしていないが、通常、多くのノイズ成分(高さ方向
ノイズ成分)が含まれる。このノイズ成分は、所定の基
準レベルに対して、波長方向にプラスマイナスに振動し
ていると考えられる。したがって、3次元データを波長
方向にサメーションすれば、上記ノイズは、互いに相殺
し、ノイズが除去された2次元データDi・が得られる。
コンボリューション処理を行う。つまり、2次元データ
Di・は、次式(5−1)により、コンボリュート(拡が
り処理)されていると考えられる。ただし、σは、標準
偏差、hi(σ)は、次式(5−2)で示されるガウシ
アン型装置関数であり、di・(σ)は、2次元の元デー
タ関数である。
ン部453は、上記装置関数hi(σ)の標準偏差σが
設定される。この標準偏差σの初期値は、例えば工程1
2で指定された2点の重なりピークの時間差の1/10
の値にすることができる。他に、Di・行列の時間幅の1
/30とか、固定値、入力値等も採用できる。また、初
期値を0とすることもできる。
ューション部453は、上記(5−1)式のデータDi・
及び関数hi(σ)から関数di・(σ)を算出する。つ
まり、データDi・をディコンボリューション処理する。
この場合、ディコンボリューション処理は、Jansson法
等の方法を利用することもできる。
ューション部453は、ディコンボリューション処理後
のデータ行ベクトルが、十分分離され、重なりピークが
孤立しているか判定する。判定基準としては、ピーク間
の谷の高さが最大値の3%以下であること等を用いる。
この基準を満せば、工程18へ進む。そうでなれれば、
工程26に進み、標準偏差σを増加させ、工程15に戻
り、再び、ディコンボリューション処理を試みる。標準
偏差σの増加分は、例えば前述した標準偏差の初期値を
使用する(ただし、初期値を0する場合は、0以外の適
切な値とする)。
クなどが発生した場合は、処理不良と判断し、ディコン
ボリューション部453は、エラー信号を制御部44に
送信し、CRT46にエラーの発生を表示させ、工程2
5に進んでフローを終了する。工程17において、ピー
クが孤立したと、ディコンボリューション部453が判
断すると(ディコンボリューションされた波形を図3の
(c)に示す)、工程18に進み、最終的に決定された標
準偏差を最終標準偏差σ0として、登録する。
54は、次式(6−1)を用いて、孤立化したデータd
i・(σ0)から、各成分毎の規格化行列rik(σ0)を算出す
る。本方法の分離・分解はこの工程で実行され、ここを
折り返し点として処理を遡っていく。次に、工程20に
おいて、再コンボリューション部455は、次式(6−
2)により、ディコンボリュートした際と同じ装置関数
hi(σ0)を用いて、各規格化行列rik(σ0)を保持強度
行列R'ikへ再コンボリュートする(図4の(A)〜(C
c))。これにより、検出器42により得られ、ノイズを
含まないデータの重なりピーク成分のそれぞれの波形を
表現することができる。
出部456は、次式(7)に基づき、図5の(A)〜
(C)に示すように、各成分の量的スペクトル強度行列
X'kjを算出する。 X'=(R'TR')-1R'TD --- (7) 次に、工程22において、成分同定定量計算部457
は、算出され量的スペクトル強度行列X'kjのスペクト
ル波形及びR'ikのリテンションタイムに基づいて、成
分同定を行なう。予め、薬物のスペクトルを記憶してお
き、そのライブラリーを探索して成分同定を行う。続い
て、工程23において、成分同定定量計算部457は、
行列X'kjの大きさを用いて、標準試料52の量的スペ
クトル強度行列を参照し、定量計算する。
り得られた結果をCRT46に表示し、オペレータの選
択によりプリンタ47にプリントアウトする。つまり、
図3の(B)に示したディコンボリューション前の画像
と、再コンボリュートされた各成分の画像(図4の(A
a)、(Bb)、(Cc))と、各成分のスペクトル画像(図5の
(A)、(B)、(C))とを表示する。この場合、図3の(B)
に示したディコンボリューション前の画像においては、
重なりピークである成分2と3を表示する色彩が互いに
異なるようにし、重なりを明確に表示することが可能で
ある。そして、工程25でフローを終了する。
ば、マルチチャンネルクロマトグラムが波長方向にデー
タ圧縮されることにより、ノイズ成分が除去される。そ
して、ノイズ成分が除去された2次元データに対してデ
ィコンボリューション処理が行われる。したがって、マ
ルチチャンネルクロマトグラムの重なりピークを高精度
に分解して、分析可能なマルチチャンネルクロマトグラ
ム解析方法及び装置を実現することができる。また、本
発明の一実施例によれば、ディコンボリューション処理
され、分離された各成分が装置関数により、再コンボリ
ューション処理される。そして、再コンボリューション
処理された各成分がそれぞれ表示されるとともに、この
再コンボリュート処理された各成分に基づいて、分離さ
れていないデータの画像が各成分毎に色分けして表示さ
れる。したがって、オペレータに対して、どの位置で成
分が重なっているかを明瞭に表現することができる。
ンボリューション処理によりピーク形状に、ある種の変
形を加えて、行列R'ik、行列S'kjを求めていることに
なり、モデル関数から解放することができる。
トグラム解析方法の他の実施例の動作フローチャートで
あり、図8は、マルチチャンネルクロマトグラム解析装
置の他の実施例の概略構成図である。図8において、デ
ータ解析部45は、データ行列決定部(データ設定部)
451と、ディコンボリューション部458と、規格化
強度行列算出部(データ圧縮部)459とを備える。ま
た、データ解析部45は、量的強度行列算出部460
と、成分同定定量計算部461とを備える。他の構成
は、図2の例と同様であるので、説明は省略する。
に、工程62において、入力部54から、重なりピーク
を分離、分解するためのマルチチャンネルクロマトグラ
ムの時間方向及び波長方向の領域が、データ行列決定部
451に入力され、指定される。この場合、数値により
始点及び終点を指定するのが一般的であるが、CRT4
6に表示された等高線図上でのライン移動等により指定
することもできる。また、この工程61で、指定領域に
何成分のピークが重なっているかも数値で入力する。
1は、時間、波長それぞれの始点、終点からデータ行列
Dijの境界を決定する。この実施例においては、データ
圧縮に先だって、ディコンボリューション処理を行うた
め、時間、波長共ポイント数は10程度が適している。
ーション部458は、装置関数hi(σ)を設定する。こ
の設定は、図1の工程15と同様の方法でガウシアン型
の装置関数を採用するのが一般的であるが、実測した拡
がり関数を装置関数hi(σ)としてもよい。しかし、以
下の工程によりディコンボリューション処理をより強く
行なう場合、ガウシアン型を採用したほうが単純であ
る。
ューション部458は、図1に示した工程16と同様な
ディコンボリューション処理を実行する。ただし、デー
タ行列Dijは、圧縮されていないため、約100ポイン
トの処理となる。
ーション部458は、オーバーラップの無い領域が成分
数だけあるか否か、つまり、ディコンボリューション処
理が十分であるか否かを判断する。これは、例えば、図
6の区間K=2と3で示すように、スペクトルが孤立し
ていれば、合格である。条件としては、上記区間のポイ
ント数が3以上あるほうが望ましい。
ーション処理されたデータr'i3用サメーション区間と
して示すように、ある波長区間において一方の成分のピ
ークしか出現していないことがある。このディコンボリ
ューション処理されたデータr'i3から、コンボリュー
ション処理された一方のデータR'i3を求め、他方のデ
ータR'i2を決定することができる。もちろんディコン
ボリューション処理により各ピークが孤立化すれば、コ
ンボリューション処理されたデータR'ikが得られ、合
格判定となる。
ピークが孤立化するまでディコボリューション処理する
こともできるが、後述するスペトクル強度行列S'kjが
精度よく得られる程度のディコンボリューション処理で
十分である(注:どこかの波長において重なりピークが
孤立化する程度まで分解できれば、規格化保持強度行列
R'ikが求められるため、前述した図1の例の方法へも
移行できる)。
は、工程72に進み、図1の工程26と同様に、標準偏
差σの幅を少し拡げ、装置関数hi(σ)を更新し、工程
64に進む。工程66において、合格と判定した場合
は、工程67に進む。
459は、次式(7−1)及び(7−2)に従って規格
化スペクトル強度行列S'kjを算出し、図6に示すS'2j
及びS'3jのようなスペクトルを得る。
し、算出したdijを上記式(7−2)に代入して、規格
化スペクトル強度行列S'kjを算出する。ただし、i1及
びi2はk−成分のスペクトルが得られるクロマトグラム
の区間を指定する時間の始点と終点である。
ば、次式(8)に従って、規格化保持強度行列R'ikを
算出する。
得られる波長区間の始点と終点である。
ルクロマトグラムには、通常、多くのノイズ成分が含ま
れる。このノイズ成分は、所定の基準レベルに対して、
時間軸方向にもプラスマイナスに振動していると考えら
れる。したがって、3次元データを時間軸方向にサメー
ションすれば、上記ノイズは、互いに相殺し、ノイズが
除去された規格化スペクトル強度行列S'kjならびに規
格化保持強度行列R'ikが得られる。
出部460は、次式(9)に基づいて、量的保持強度行
列R'ikA'kkを算出する。 R'A'=DS'T(S'S'T)-1 --- (9) また、工程67において、規格化保持強度行列Rikが算
出されていれば、次式(10)に基づいて、量的スペク
トル強度行列X'kjを算出する。 X'=(R'TR')-1R'TD --- (10) そして、工程69において、成分同定定量計算部461
は、算出されたスペクトル強度行列と保持強度行列とを
用いて、図1の工程22及び23と同様に、成分同定、
定量計算を行なう。
4と同様に、上記工程により得られた結果をCRT46
に表示し、オペレータの選択によりプリンタ47にプリ
ントアウトする。そして、処理は工程71で終了する。
ば、マルチチャンネルクロマトグラムが時間軸方向にデ
ータ圧縮されることにより、ノイズ成分が除去される。
そして、ノイズ成分が除去された規格化スペクトル強度
行列S'kjならびに規格化保持強度行列R'ikを算出する
ことができる。したがって、図1及び図2の例と同様
に、マルチチャンネルクロマトグラムの重なりピークを
高精度に分解して、分析可能なマルチチャンネルクロマ
トグラム解析方法及び装置を実現することができる。
関数から解放することができる。また、上記本発明の他
の実施例は、従来からよく知られている重なりピークの
裾(オーバーラップの影響が少ない部分)からスペクト
ルを得、ピーク分解する方法をディコボリューション処
理により支援し、拡張したものと考えられる。3成分以
上オーバーラップしている場合、従来技術では分解困難
であったが、上記実施例では分解可能となる。
なく、デコンボリューション処理され、得られた3次元
クロマトグラムの例を示す図であり、本発明と従来技術
との比較例である。この図9に示すように、3次元クロ
マトグラムを単にディコンボリューション処理すると、
ノイズや疑似ピークが出現する。図9の(B)は、図9
の(A)のA−A’線に沿った断面を示す。このよう
に、3次元クロマトグラムを単にディコンボリューショ
ン処理しただけでは、数種類の波長が異なる2次元クロ
マトグラムがあることに等しい。これでは、3次元クロ
マトグラム全体の情報を活用し、処理していることには
ならず、2次元クロマログラムの場合に持っていたノイ
ズや疑似ピークは増幅される欠点は、そのまま残ること
になる。
上記従来技術の欠点を克服するために、データを圧縮
し、ノイズを相殺して除去するものである。
ューション処理には、一般的な平滑化及びベ−スライン
処理が適宜行なわれる。
は、装置関数の標準偏差の初期値の他、推定される複数
のリテンションタイム、テーリングピークを指定する時
定数のフィッチングパラメータの初期値を入力すること
ができる。また、上述した例は、本発明を薬物モニタリ
ングHPLCシステムに適用した例であるが、本発明
は、上記システムに限らず、他のクロマトグラム分析シ
ステムに適用可能である。
成分を吸光度としたが、蛍光強度であっても、本発明を
適用することができる。
ているため、以下のような効果がある。マルチチャンネ
ルクロマトグラムは、波長成分に関して圧縮され、2次
元のクロマトグラムデータに変換され、ノイズ成分が除
去される。ノイズ成分が除去された2次元クロマトグラ
ムデータは、ディコンボリューション処理により、装置
関数によるデータの拡がりが除去され、重なりピークが
高精度に分解される。そして、高精度に分解されたデー
タに基づいて、測定対象物の成分の同定が行われる。し
たがって、マルチチャンネルクロマトグラムの重なりピ
ークを高精度に分解して、分析可能なマルチチャンネル
クロマトグラム解析方法及び装置を実現することができ
る。
に、ディコンボリューション処理が実行される。そし
て、ディコンボリューション処理が実行されたデータに
ついて、各成分毎に、時間成分に関して圧縮され、各成
分のスペクトル情報が算出される。このとき、ノイズ成
分が互いに相殺し、データから除去される。そして、ノ
イズ成分が除去されたスペクトルに基づいて、測定対象
物の成分の同定が行われる。したがって、上述と同様
に、マルチチャンネルクロマトグラムの重なりピークを
高精度に分解して、分析可能なマルチチャンネルクロマ
トグラム解析方法及び装置を実現することができる。
マトグラム解析方法の動作フローチャートである。
マトグラム解析装置の概略構成図である。
例を示す図である。
強度行列を示す波形図である。
る。
の波形図である。
ロマトグラム解析方法の動作フローチャートである。
ロマトグラム解析装置の概略構成図である。
ある。
Claims (13)
- 【請求項1】検出装置により検出された測定対象物の特
性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成分を有
するクロマトグラムデータを解析するマルチチャンネル
クロマトグラム解析方法において、 上記3次元成分を有するクロマトグラムデータを、上記
波長成分に関して圧縮し、2次元のクロマトグラムデー
タに変換する圧縮工程と、 上記圧縮された2次元のクロマトグラムデータから、上
記検出装置の検出特性であり、固有の装置関数によるデ
ータの拡がり分を除去するディコンボリューション処理
を行うディコンボリューション処理工程と、 上記データ拡がり分が除去された2次元クロマトグラム
データから測定対象物の特性成分を同定する工程と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルクロマトグ
ラムの解析方法。 - 【請求項2】検出装置により検出された測定対象物の特
性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成分を有
するクロマトグラムデータを解析するマルチチャンネル
クロマトグラム解析方法において、 3次元成分を有するクロマトグラムデータを波長成分に
関して圧縮し、2次元のクロマトグラムデータに変換す
る圧縮工程と、 上記圧縮された2次元のクロマトグラムデータから、上
記検出装置の検出特性であり、固有の装置関数である正
規分布関数によるデータの拡がり分を除去するディコン
ボリューション処理を行い、上記正規分布関数の標準偏
差を変化させ、上記2次元クロマトグラムデータの重な
りピークを孤立化させるディコンボリューション処理工
程と、 上記データ拡がり分が除去された2次元クロマトグラム
の各成分を、上記装置関数を用いて、それぞれデータ拡
がり分を付加し、ディコンボリューション処理前のデー
タに復元するコンボリューション処理を実行する工程
と、 上記復元されたデータに基づいて、上記各成分のスペク
トル情報を算出する工程と、 算出された上記スペクトル情報から測定対象物の特性成
分を同定し、定量する工程と、 少なくとも、同定され定量された特性成分と、上記コン
ボリューション処理が実行された復元データとを表示手
段に表示させる工程と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルクロマトグ
ラムの解析方法。 - 【請求項3】検出装置により検出された測定対象物の特
性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成分を有
するクロマトグラムデータを解析するマルチチャンネル
クロマトグラム解析方法において、 上記3次元のクロマトグラムデータから、上記検出装置
の検出特性であり、固有の装置関数によるデータの拡が
り分を除去するディコンボリューション処理を行うディ
コンボリューション処理工程と、 ディコンボリューションされたクロマトグラムデータ
を、上記時間成分に関して圧縮し、各成分のスペクトル
情報を算出する工程と、 算出されたスペクトル情報に基づいて、測定対象物の特
性成分を同定する工程と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルクロマトグ
ラムの解析方法。 - 【請求項4】検出手段により検出された測定対象物の特
性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成分を有
するクロマトグラムデータを解析するマルチチャンネル
クロマトグラム解析装置において、 上記3次元成分を有するクロマトグラムデータを、上記
波長成分に関して圧縮し、2次元のクロマトグラムデー
タに変換するデータ圧縮部と、 上記圧縮された2次元のクロマトグラムデータから、上
記検出手段の検出特性であり、固有の装置関数によるデ
ータの拡がり分を除去するディコンボリューション処理
を行うディコンボリューション部と、 上記データ拡がり分が除去された2次元クロマトグラム
データから測定対象物の特性成分を同定する成分同定部
と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルクロマトグ
ラムの解析装置。 - 【請求項5】検出手段により検出された測定対象物の特
性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成分を有
するクロマトグラムデータを解析するマルチチャンネル
クロマトグラム解析装置において、 3次元クロマトグラムデータの解析すべき時間成分の始
点と終点とが設定されるデータ設定部と、 上記データ設定部により設定された3次元成分を有する
クロマトグラムデータを波長成分に関して圧縮し、2次
元のクロマトグラムデータに変換するデータ圧縮部と、 上記圧縮された2次元のクロマトグラムデータから、上
記検出手段の検出特性であり、固有の装置関数である正
規分布関数によるデータの拡がり分を除去するディコン
ボリューション処理を行い、上記正規分布関数の標準偏
差を変化させ、上記2次元クロマトグラムデータの重な
りピークを孤立化させるディコンボリューション部と、 ディコンボリューション処理されたクロマトグラムデー
タを各成分に分離し、規格化する分離規格部と、 上記各成分に分離され、規格化されたデータを、上記装
置関数を用いて、各成分データ毎にデータ拡がり分を付
加し、ディコンボリューション処理前のデータに復元す
るコンボリューション処理を実行する再コンボリューシ
ョン部と、 上記復元されたデータに基づいて、上記各成分のスペク
トル情報を算出するスペクトル算出部と、 算出された上記スペクトル情報から測定対象物の特性成
分を同定し、定量する成分同定定量計算部と、 少なくとも、同定され定量された特性成分と、上記コン
ボリューション処理が実行された復元データとを表示す
る表示部と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルクロマトグ
ラムの解析装置。 - 【請求項6】検出手段により検出された測定対象物の特
性成分と、波長成分と、時間成分との3次元の成分を有
するクロマトグラムデータを解析するマルチチャンネル
クロ マトグラム解析装置において、 3次元クロマトグラムデータの解析すべき時間成分及び
波長成分の始点と終点とが設定されるデータ設定部と、 上記始点と終点とが設定された3次元のクロマトグラム
データから、上記検出手段の検出特性であり、固有の装
置関数によるデータの拡がり分を除去するディコンボリ
ューション処理を行うディコンボリューション部と、 ディコンボリューションされたクロマトグラムデータを
規格化し、上記時間成分に関して圧縮して、各成分のス
ペクトル情報を算出する規格化スペクトル算出部と、 算出されたスペクトル情報に基づいて、測定対象物の特
性成分を同定し、定量する成分同定定量計算部と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルクロマトグ
ラムの解析装置。 - 【請求項7】検出器の出力に基づいて測定対象物の特性
成分、波長成分及び時間成分の情報を含むデータを得
て、上記データのノイズ成分を低減し、上記ノイズ低減
されたデータから流れに伴う広がりを補正するように演
算処理し、上記演算処理された結果を出力することを特
徴とするマルチチャンネルクロマトグラムの解析方法。 - 【請求項8】請求項7記載のマルチチャンネルクロマト
グラムの解析方法において、上記ノイズ成分を低減する
工程は、平滑化処理を含むことを特徴とするマルチチャ
ンネルクロマトグラムの解析方法。 - 【請求項9】請求項8記載のマルチチャンネルクロマト
グラムの解析方法において、上記演算処理する工程は、
数値解析処理を含むことを特徴とするマルチチャンネル
クロマトグラムの解析方法。 - 【請求項10】請求項9記載のマルチチャンネルクロマ
トグラムの解析方法において、試料分離するカラムによ
り分離された試料を上記検出器で検出することを特徴と
するマルチチャンネルクロマトグラムの解析方法。 - 【請求項11】請求項7、8、9又は10記載のマルチ
チャンネルクロマトグラムの解析方法において、上記検
出器は、複数のダイオードを並べて構成されることを特
徴とするマルチチャンネルクロマトグラムの解析方法。 - 【請求項12】検出器の出力に基づいて、測定対象物の
特性成分、波長成分及び時間成分の情報を含んだデータ
を得て、上記データのノイズ成分を低減し、上記ノイズ
低減されたデータから上流の状態を推定して演算処理
し、この演算処理された結果を出力することを特徴とす
るマルチチャンネルクロマトグラムの解析方法。 - 【請求項13】測定対象物の特性成分、波長成分及び時
間成分の情報を含んだデータを解析するマルチチャンネ
ルクロマトグラムの解析装置において、 上記データのノイズ成分を低減するノイズ低減器と、 上記ノイズ低減されたデータから流れに伴う広がりを補
正するように演算する演算処理部と、 上記演算処理された結果を出力する出力器と、 を備えることを特徴とするマルチチャンネルクロマトグ
ラムの解析装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6057313A JP3025145B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | マルチチャンネルクロマトグラム解析方法及び装置 |
| US08/409,986 US5644503A (en) | 1994-03-28 | 1995-03-24 | Methods and apparatuses for analyzing multichannel chromatogram |
| US08/811,486 US6393368B1 (en) | 1994-03-28 | 1997-03-05 | Method and apparatus for analyzing multi-channel chromatogram |
| US10/115,080 US6934638B2 (en) | 1994-03-28 | 2002-04-04 | Method and apparatus for analyzing multi-channel chromatogram |
| US11/182,855 US7110886B2 (en) | 1994-03-28 | 2005-07-18 | Method and apparatus for analyzing multi-channel chromatogram |
| US11/501,750 US7356446B2 (en) | 1994-03-28 | 2006-08-10 | Method and apparatus for analyzing multi-channel chromatogram |
| US12/073,964 US8014962B2 (en) | 1994-03-28 | 2008-03-12 | Method and apparatus for analyzing multi-channel chromatogram |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6057313A JP3025145B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | マルチチャンネルクロマトグラム解析方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07270387A JPH07270387A (ja) | 1995-10-20 |
| JP3025145B2 true JP3025145B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=13052084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6057313A Expired - Fee Related JP3025145B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | マルチチャンネルクロマトグラム解析方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3025145B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4886933B2 (ja) * | 2001-01-12 | 2012-02-29 | カウンセル オブ サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ | クロマトグラフフィンガープリントならびに単一の医薬および処方物の標準化のための新規な方法 |
| WO2007051117A2 (en) * | 2005-10-25 | 2007-05-03 | Waters Investments Limited | Baseline modeling in chromatography |
| US8268625B2 (en) | 2006-03-24 | 2012-09-18 | Arkray, Inc. | Method of measuring glycated hemoglobin concentration and concentration measuring apparatus |
| JP5068498B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2012-11-07 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | クロマトグラフ分析装置 |
| JP5146344B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2013-02-20 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフ用データ処理装置 |
| JP2011090007A (ja) * | 2010-12-15 | 2011-05-06 | Council Of Scientific & Industrial Research | クロマトグラフフィンガープリントならびに単一の医薬および処方物の標準化のための新規な方法 |
| US10416134B2 (en) * | 2014-09-03 | 2019-09-17 | Shimadzu Corporation | Chromatogram data processing method and chromatogram data processing apparatus |
| JP7605073B2 (ja) * | 2021-09-27 | 2024-12-24 | 株式会社島津製作所 | データ処理方法及びデータ処理システム |
| JP2024009628A (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-23 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフィー品質管理装置および方法 |
| JP2024012951A (ja) * | 2022-07-19 | 2024-01-31 | 株式会社島津製作所 | データ処理システム |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6057313A patent/JP3025145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07270387A (ja) | 1995-10-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6934638B2 (en) | Method and apparatus for analyzing multi-channel chromatogram | |
| NL1016034C2 (nl) | Werkwijze en systeem voor het identificeren en kwantificeren van chemische componenten van een te onderzoeken mengsel van materialen. | |
| JP3025145B2 (ja) | マルチチャンネルクロマトグラム解析方法及び装置 | |
| US5311444A (en) | Absorbance analyzer and data processing method for chromatograph | |
| CN118169110B (zh) | 光谱解析方法、样品成分分析方法及装置、设备、介质 | |
| JPH0718853B2 (ja) | クロマトグラフイ−におけるデ−タ処理方法 | |
| US6944549B2 (en) | Method and apparatus for automated detection of peaks in spectroscopic data | |
| JP5757264B2 (ja) | クロマトグラフ質量分析データ処理装置 | |
| JP6748085B2 (ja) | 干渉検出および着目ピークのデコンボルーション | |
| JPH07103959A (ja) | クロマトグラム解析方法およびクロマトグラフ装置およびこれらに用いられるデータ処理装置 | |
| JP7334788B2 (ja) | 波形解析方法及び波形解析装置 | |
| JP3583771B2 (ja) | クロマトグラム解析方法 | |
| JP7375928B2 (ja) | ピークトラッキング装置、ピークトラッキング方法およびピークトラッキングプログラム | |
| JP3270290B2 (ja) | マルチチャンネルクロマトグラムの解析方法及びデータ処理装置 | |
| US20230126478A1 (en) | Peak area display device, peak area display method, peak area calculation device and peak area calculation method | |
| JP3289438B2 (ja) | クロマトグラフィーのデータ処理装置 | |
| JPH0769216B2 (ja) | 物質の識別方法及び装置 | |
| JPS62172261A (ja) | 多波長検出器を用いたクロマトグラムにおけるピ−クスペクトルからのバツクグランドシフトの除去法 | |
| JPH04303768A (ja) | クロマトグラフ用データ処理装置 | |
| JP2568311B2 (ja) | クロマトグラフによる定量分析方法および装置 | |
| CN119780326B (zh) | 一种进出口食品中有害物残留质谱检测方法 | |
| JPH02120662A (ja) | クロマトグラフィ用装置 | |
| US20230204548A1 (en) | Peak tracking device, peak tracking method and peak tracking program | |
| CN121453982A (zh) | 色谱数据处理方法及系统 | |
| JP2023053726A (ja) | 解析装置、解析方法及び解析プログラム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |