Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3032503B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3032503B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP3032503B2
JP3032503B2 JP10195312A JP19531298A JP3032503B2 JP 3032503 B2 JP3032503 B2 JP 3032503B2 JP 10195312 A JP10195312 A JP 10195312A JP 19531298 A JP19531298 A JP 19531298A JP 3032503 B2 JP3032503 B2 JP 3032503B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
metal
plating
contact hole
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10195312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000031095A (ja
Inventor
義樹 村上
弘幸 徳舛
伸 橋本
秀美 縄舟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP10195312A priority Critical patent/JP3032503B2/ja
Publication of JP2000031095A publication Critical patent/JP2000031095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3032503B2 publication Critical patent/JP3032503B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemically Coating (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属の無電解メ
ッキ工程を含む半導体装置の製造方法、詳しくは、
るいは銅より標準電位の基な金属の無電解メッキ工程で
ガスの発生なく、半導体装置へ金属をメッキする方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の銅の無電解メッキ方法について
は、エレクトロニクス実装学会誌Vol.1No.2(1998)P
P138に記載されている。この方法によれば硫酸銅を
含む溶液に銅の還元剤としてホルムアルデヒドを加えた
ものをメッキとし、このメッキを用いて銅メッキを
行っていた。銅の析出過程は以下の化学反応式により表
される。
【0003】 Cu2++2HCHO+4OH-→Cu+2HCOO-+H2+2H2O……式1 この式によりメッキ中のCu 2+ からCuが基板上に析
出することがわかる。すなわち、2価の銅イオンがホル
ムアルデヒドによって還元されて銅が析出するとともに
水素ガス、水が生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メッキ方法には以下のような問題があった。 (1)メッキが不安定 従来のメッキ方法では式1により銅Cuが基板上に
析出することを説明したが、銅の析出反応には次の副反
応も起こる。
【0005】 2Cu2++HCHO+5OH-→Cu2O+HCOO-+3H2O……式2 Cu2O+H2O→Cu+Cu2++2OH-……式3 式2からわかるように2価の銅イオンCu2+から1価の
銅イオンCu+をもつ亜酸化銅Cu2Oが生成する。この
亜酸化銅は安定ではなく、式3に示す反応式により、さ
らに銅と銅イオンになり(不均化反応)、メッキ溶液中
に銅が析出してしまい、メッキ浴の安定性が悪くなって
しまう。そのため、基板上への銅メッキが安定して行え
ない。 (2)水素ガスの発生 式1からわかるように銅メッキ時に水素ガスH2が発生
する。そのため、基板上にメッキされた銅の中に、メッ
キ中に気泡(水素ガス)がとり込まれてしまい、メッキ
の品質(材質)が良くならない。特に、LSIのコンタ
クトホールのような、たとえば1.0μm以下の微細な
径のホール(以下、溝と総称する)をメッキにより埋め
ようとすると問題になる。 (3)ホルムアルデヒドHCHOの使用 ホルムアルデヒドを銅イオンの還元剤として用いてい
る。このホルムアルデヒドは蒸気圧が高く、環境や人体
に悪影響を及ぼすとの指摘もあり、作業環境や衛生上の
観点からも課題を残している
【0006】以上に鑑み、本発明は、ガス発生
い,安定した銅の無電解メッキ方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は半導体基板に無電解メッキにより金属
形成する方法であって、メッキ浴には2価の金属イオ
ン、前記2価の金属イオンを1価の金属イオンに還元す
る第1の還元剤及び前記1価の金属イオンを前記金属に
還元する第2の還元剤を有しており、前記各金属イオン
の還元過程により前記半導体基板上に前記金属を形成す
ことにより、ガスの発生を抑えて、あるいは銅より
標準電位の貴な金属の無電解メッキが可能となる。
【0008】また、本発明は半導体装置に形成された
溝に無電解メッキにより金属を形成する方法であって、
メッキ浴には2価の金属イオン、前記2価の金属イオン
を1価の金属イオンに還元する第1の還元剤及び前記1
価の金属イオンを前記金属に還元する第2の還元剤を有
しており、前記各金属イオンの還元過程により前記溝に
前記金属を形成する。この方法により、ガス発生を抑え
て、あるいは銅より標準電位の貴な金属の無電解メッ
キにより前記溝の埋め込みを実現できる。
【0009】本発明によると、ホール直径が1.0μm
以下でありアスペクト比が3以上コンタクトホール
微細な溝も埋め込むことができる。
【0010】本発明は、さらに、メッキ中に1価の
属イオンを安定にする安定剤を加えることにより、金属
の不均化反応を防止し、安定したメッキ液を形成できる
ので、均質な銅あるいは銅より標準電位の貴な金属の無
電解メッキを実現できる。
【0011】また、本発明によると、コンタクトホール
等の微細な溝側壁の絶縁膜に、核形成の処理を行うこと
により、核が金属の無電解メッキ反応を促進するので、
絶縁膜に覆われていても銅あるいは銅より標準電位の貴
な金属の埋め込みが可能となる。
【0012】さらに、メッキ浴には1価の銅イオンと、
前記1価の銅イオンを銅に還元する還元剤とを有してお
り、無電解メッキにより前記1価の銅イオンが銅に還元
されることにより前記溝の側壁に銅を形成する工程と、
前記銅をシード層とした電解メッキにより、前記溝中に
銅を埋め込む工程とを有するメッキ方法とすることによ
り、埋め込みにかかるメッキ処理時間を短縮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明に係る実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0014】(実施の形態1) この実施形態では、銅の無電解メッキにより、ホール
径0.5μm、ホール深さ2.0μm、アスペクト比4
の微細なコンタクトホールに銅を埋め込む方法を述べ
る。図1に示すようにトランジスタ(不図示)が作りこ
まれたシリコン基板10上に第1の絶縁膜11となるS
iO2 が1μm形成されている。この第1の絶縁膜中に
は銅の埋め込み配線14が形成されている。この銅配線
は電解メッキとCMP(化学的機械研磨方法)により第
1の絶縁膜11中に形成される。さらにこの第1の絶縁
膜11上には第2の絶縁膜12となるSiO2 が2μm
形成されている。この第2の絶縁膜12上にレジストパ
ターンを形成し、ドライエッチングにより、コンタクト
直径0.5μmのコンタクトホール13を形成する。深
さは膜厚と同じ2.0μmである。ホールの底部は、銅
配線14が露出された状態となっている。
【0015】ここで、図2に示すように、メッキ槽に入
れられたメッキ浴を用いた無電解メッキ法によりアスペ
クト4の微細なコンタクトホール13を埋め込む。埋め
込みは図10に示すようなステップで進行する。図10
(a)のように、コンタクトホール1003以外をレジ
スト1009で覆ってある。この後、無電解メッキによ
り銅1007は埋め込み銅配線1004の部分から析出
し、析出は1007a〜1007dのように進行するこ
とでコンタクトホール1003は埋め込まれる。図10
(d)が埋め込み後の状態である。コンタクトホール1
003部以外はレジストで覆ってあるので、銅は絶縁膜
1002の表面には広がっていかない。また、コンタク
トホール1003から上にはみ出した銅は、レジスト1
009を除去した後、CMPにより研磨され平坦化され
る。
【0016】メッキ浴の組成を図3に示す。銅イオンC
2+はCuCl2で供給している。このメッキ中に
図1のコンタクトホール13を有するシリコン基板1
00を浸し、メッキ浴の温度を50℃に保つ。する
、メッキ浴中の銅イオンCu2+が還元されて銅
になりコンタクトホール13中に銅が埋め込まれ
ていく。このとき、従来のような水素ガスの発生はな
い。よってコンタクトホール13中にもガスがとり込ま
れず、ボイドの発生がなく、均質に銅によって埋め込ま
れた。浸時間とメッキによる銅の析出時間との関係は
図4の通りである。
【0017】このように微細なコンタクトホールであっ
てもメッキ浴からのガス発生がなく均質に銅を埋め
込むことのできるメカニズムについて説明する。
【0018】Cu2+→Cu+……式4 Cu+ →Cu……式5 銅イオンの還元は、それぞれ、式4、式5のように進行
する。すなわち、従来のメッキ方法のようにCu2+
Cuと、2価の銅イオン(Cu 2+ )を一気に金属(C
u)に還元するのではなく、ここではいったん価の銅
イオンCu+ にしたあと、式5により金属(C
u)にしているところがポイントである。価の銅イオ
Cu2+ 価の銅イオンCu+ にするため
に、この実施の形態ではアスコルビン酸(Ascorbic Aci
d)0.01mol/Lをメッキの組成に加えている。アス
コルビン酸は、従来の無電解メッキで用いていたホルム
アルデヒドよりも還元力は小さく、2価の銅イオン
2+ を一気に金属Cu)にまで還元する力はほと
んどない。つまり、この場合、ゆるやかな還元力によ
、2価の銅イオン(Cu2+ 価の銅イオンCu
+ )にまで還元する。
【0019】さらに、ここでは、1価の銅イオンCu
+ 金属Cuに還元するためには、別の金属イ
オン(ここではコバルトイオン)を用いた還元方法がと
られている。
【0020】コバルト(Coメッキ中では,そ
pHにも依存するが,3価イオン(Co3+)が安定で
あり、 Co2+→Co3+……式6 上記式6により2価のコバルトイオンCo2+ は3価
のコバルトイオンCo3+ になる。このときに価の
銅イオンCu+ を還元して金属Cuにするた
め、この銅がコンタクトホール底部の銅配線の表面から
成長していき、微細なコンタクトホールを埋め込むこと
ができる。
【0021】このようにここでは2種の還元剤、すなわ
ちCu2+をCu+にするためのアスコルビン酸、及び
+をCuにするための,2価のコバルトイオンCo
2+ )生成用の,硝酸コバルト(Co(NO 3 2 を用い
ているので、銅の還元時にガスの発生なく、微細な径
のコンタクトホールであってもボイドの発生なしに,
銅を埋め込むことができる。この方法を用いればLSI
に使われているコンタクトホール、たとえば、1μm以
下の微細なホール(アスペクト比3以上)であっても、
きれいに埋め込むことが可能であり、半導体プロセスへ
の応用もできる。また、このメッキ用いた還元剤の
アスコルビン酸、及び硝酸コバルト(Co(NO32
は環境への影響もない。
【0022】1価の銅イオン(Cu+ は不安定であ
り、亜酸化銅Cu2のように形成されても不均化
反応により(たとえば式3)CuとCu2+とに分解して
しまう。ここでは、Cu2+→Cu+→Cuの流れによ
り、銅を還元するため1価の銅イオン(Cu+ を安定
させることが必要である。そこでメッキにはα、α′
−ジピリジル(Dipyridyl)を20ppm加えている。
ジピリジルを加えている理由は、ジピリジルは1価の銅
イオンと安定な錯体を形成するからである。これによ
り、1価の銅イオン(Cu+ を安定に溶液中に存在さ
せることができるようになる。したがって2価のコバル
トイオンCo2+ を用いて容易にCu+をCuへ
還元することができる。ジピリジル以外にもシアン
化合物、チオ尿素誘導体を用いることができる。要は1
価の銅イオンと安定な錯体を形成するものであればよ
い。
【0023】無電解メッキにより金属銅(Cuを形成
した後、200℃で30分アニールをする。これにより
メッキ直後での銅の粒径は0.5μm程度であったもの
を1.0μm程度にまで大きくでき、空孔のない質の高
金属銅にすることができる。
【0024】実際に実施の形態1でコンタクトホールを
埋め込んだあとのSEM(走査型電子顕微鏡)で写真を
撮影した。このSEM写真からコンタクトホールは金属
銅によりきれいに埋め込まれていることがわかった。
【0025】この実施形態では、コンタクトホールの
埋め込みを行ったが、トレンチの埋め込みであっても同
様に行うことができる。同じくSEM写真から幅1μm
のトレンチもきれいに埋め込まれていた。
【0026】この明細書では、コンタクトホール、トレ
ンチ(素子分離溝)、配線用の溝をすべて総括して溝と
表記している。
【0027】(実施の形態2) 実施の形態1で述べた,ホール径0.5μm、ホール深
さ2.0μm、アスペクト比4の微細なコンタクトホー
ルを形成したのち、無電解メッキにより金属銅でコンタ
クトホールを埋め込む前に、コンタクトホールの側壁の
処理を行う。図5(a)に示すようにスパッタ方法によ
りコンタクトホール53中にコンタクトホールの側壁に
チタンTi55と窒化チタンTiN56を形成
する。コンタクトホールの底部には埋込銅配線54が形
成されている。なお、図中では符号で、50はシリコン
基板、51は第1の絶縁膜(SiO2)、52は第2の
絶縁膜(SiO2を示すものである。
【0028】このあと、コンタクトホール53の中のT
iN56表面をパラジウム処理する。具体的にはコンタ
クトホール中に塩化パラジウム(PdCl2 )含有の溶
液を塗布する。するとTiN56の表面にパラジウム
Pd57の粒子が形成される。このPdは触媒とし
て機能する。すなわち、コンタクトホール中のPd粒子
にCu+とCo2+が近づくと、PdはCu+ + e-
Cuなる反応の活性化エネルギーを下げる働きをする
とともに、Co2+→ Co3++ e- なる反応も起こ
くなる。したがって、Pd粒子を核としてその上にC
uが析出していく。
【0029】これにより図5(b)のようにPd57が
付着しているところからCuが析出していくことにな
る。析出の過程は後の実施形態で説明するが、図9と
同じである。バリア層としてTiN56を用いてPd処
理をした後、無電解メッキによりCuを埋め込んでい
る。Pd処理は、均一にメッキするためには施しておく
のが好ましい。またバリア層もTiN以外にもTaN、
Ta、WN、Nbを用いることができる。これらは、い
ずれも絶縁膜52(SiO2)中の酸素が拡散によりC
uの中へ動いていくのをストップする働きがあるととも
に、表面にCuメッキするので、表面には酸化被膜を形
成しない。まとめると、バリア層は,(1)バリア性があ
、(2)表面に酸化被膜を形成しない、(3)Cu+に電
子を与えやすい、という機能のものであればよい。上記
(3)の機能についてはPd処理することによりこの性質
をもたせることができる。
【0030】またパラジウム処理も塩化パラジウム
PdCl2 を用いているがこれにさらにPdの
還元剤として4価の錫イオン(Sn4+ を加えてもよ
い。するとPdCl2+Sn4+→Pd+SnCl2とな
Sn4+は還元剤として働き、表面にCu生成の核と
なるPdが形成できる。Pd処理は基板表面だけに対
して行い、裏面にはつかないようにしている。
【0031】このようにコンタクトホールにTi/Ti
Nを形成することにより、銅がSiO2中へと拡散しな
いし、SiO2中の酸素が銅中へと拡散して酸化銅を形
成することもない。酸化銅が形成されると導通する面
積が狭くなりコンタクト抵抗高くなってしまう
、これによると、それを防止できる。またチタンの形
成により密着性も高くなり、信頼性もよくなる。
【0032】(実施の形態3) 図6に示すように半導体集積回路で用いられるデュアル
ダマシンとよばれている配線とコンタクトホールに銅を
形成するものにつき述べる
【0033】第1の絶縁膜61となるSiO2絶縁膜中
に銅配線64が形成されている。第2の絶縁膜(SiO
2)62には、配線64と電気的な接続ができるよう
コンタクトホール63が形成されている。さらにこ
のコンタクトホール63と整合する配線用溝65が形成
されている。このあと、スパッタ方法によりコンタクト
ホール63及び配線用溝65内にTiN66を形成す
る。実施形態2で述べたパラジウム処理のあと、実施
形態1の無電解メッキによりコンタクトホール63
及び配線用溝65内を配線用銅67で埋め込むことがで
きる。
【0034】この方法により半導体装置の配線プロセス
で用いられている、配線溝とコンタクトホールとが整合
した溝にも無電解メッキにより銅を埋め込むことができ
る。
【0035】(実施の形態4) この実施の形態は絶縁膜(絶縁体)中の溝に無電解メッ
キにより銅を埋め込む場合の適用方法である。
【0036】実施の形態1ではコンタクトホールの底部
に銅配線の表面が露出するように形成されていたが、こ
の実施の形態では溝の底部に銅配線は形成されていな
い。
【0037】図7(a)に示すようにシリコン基板71
上に第1の絶縁膜(SiO2)72が形成されている。
この絶縁膜72中にホール73が形成され、このホール
の回りはすべて絶縁膜で覆われており、導体部分は露出
していない。このような場合であっても銅の埋め込みは
可能である。実施の形態1で説明した無電解メッキ方法
を行う前に、ホール中の絶縁膜72表面に核の形成を
行う。具体的には実施の形態2と同様、無電解メッキ
前に塩化パラジウム(PdCl2 による処理を行
う。
【0038】すると図7(b)のようにホール中に
パラジウムPdの核が形成される。この後、実施の
形態1で説明した条件により、無電解メッキを行い
を埋め込む。
【0039】詳しくは、図9(a)〜(d)のように
銅は埋め込まれていく。すなわち、ホール93中のPd
97を核にして銅が符号95a〜95cで示される
うに成長することで埋め込まれる。
【0040】この方法によれば、ホール中は絶縁膜で覆
われていても、絶縁膜のPd97が銅生成の核となる
ため溝内部に金属部が露出していない,微細なホール
であっても埋め込むことができる。
【0041】SiO2絶縁膜中への銅の埋め込みであっ
たが、絶縁膜以外にもプラスチック等の絶縁体を用いた
場合でも同様に銅を埋め込むことができる。
【0042】(実施の形態5) この実施の形態は無電解メッキにより薄く銅を析出させ
たあと、この銅をシード層として電解メッキによりさら
に銅を析出させる場合の適用方法である。すなわち、
電解メッキと電解メッキとの組み合わせにより、銅を埋
め込む方法である。無電解メッキはメッキ浴中に浸すだ
けでよく電源が不要であり、装置構成簡単ではあるも
ののメッキ堆積レートが電解メッキよりも遅い。そこ
無電解メッキにより電解メッキに必要なシード層(電
解メッキの種)を形成し、そのあとは電解メッキにより
大きな堆積レート(メッキ速度)でもって銅の埋め込み
を行う。これにより、スループットが大きく量産に向く
プロセスを確立することができる。
【0043】実施の形態2により形成した銅を、この後
に行う電解メッキのシード層(種層)として用いる。こ
のシード層が形成された基板を、電解メッキ装置のメッ
キ槽に浸する。銅のシード層を陰極とし、陽極には銅
電極を用いる。電解メッキ装置のメッキ槽中のメッキ浴
の組成は、図8に示した通りである。電圧を印加するこ
とにより、メッキ浴中の銅イオンが銅のシード層上に析
出してコンタクトホールが埋め込まれる。
【0044】以上の実施形態では、コンタクトホール
に銅を埋め込む場合について説明したが、必ずしもコン
タクトホールでなくてもよい。たとえば図11に示すよ
うに、銅のシード1102に銅を析出させることも可能
である。図11(a)に示すように、シリコン基板11
00上にシリコン酸化膜1101が形成されている。シ
リコン酸化膜1101には開口部1103が形成されて
おり、この開口部1103には銅のシード層1102が
形成されている。この状態で、実施形態1で説明した
ように、無電解メッキを行うことにより、図11(b)
のように銅1104をシード層1102上に析出させる
ことができる。
【0045】また以上の実施形態では銅の無電解メ
ッキについて説明したが、銅以外にも銅よりも標準電
位が貴なもの、すなわち、金、銀、白金、パラジウムの
メッキ工程にも応用できる。さらに、還元イオン種とし
て2価のコバルトイオン(Co2+)を用いたが、それ以
外にもメッキ液中で酸化状態の方が安定な還元種、たと
えば、2価の鉄イオンから3価の鉄イオンへ(Fe2+
Fe3+)、あるいは2価の錫イオンから4価の錫イオン
(Sn2+→Sn4+のそれぞれのイオン化反応を用い
ることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明では以下の効果が得
られる。 (1)メッキ浴中での不均化反応による銅の析出がな
く、安定したメッキ浴を用いて銅の無電解メッキを実現
できる。 (2)水素ガスの発生がなく、埋め込み中にガスがメッ
キ層に取り込まれることがなく、微細な溝へ均質な埋め
込み可能となる。 (3)環境等への悪影響の還元剤を使用しないので、環
境への影響がない。 (4)無電解メッキと電解メッキとの2ステップメッキ
への適用により、無電解メッキでのレートの低さを電
解メッキ法によりカバーでき、量産に向く方法となる。 (5)絶縁物質であっても核形成処理により、埋め込み
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る無電解メッキ
によるコンタクトホールの埋め込み工程断面図
【図2】無電解メッキを行う装置構成図
【図3】無電解メッキの浴組成とメッキ条件を示す図
【図4】浸時間とメッキ厚さとの関係を示す特性図
【図5】本発明の第2の実施形態に係るTi/TiN
層をコンタクトホールに形成した場合の構成断面図
【図6】コンタクトホールと溝配線とに無電解メッキに
より銅を埋め込む工程断面図
【図7】絶縁膜中にパラジウム処理により銅を埋め込む
工程断面図
【図8】電解メッキの浴組成を示す図
【図9】第2の実施形態の銅の析出過程を示す工程断
面図
【図10】第1の実施形態の銅の析出過程を示す工程
断面図
【図11】シード層上に無電解メッキにより銅を形成す
るときの工程断面図
【符号の説明】
11 第1の絶縁膜 12 第2の絶縁膜 13 コンタクトホール 14 銅配線 15 埋め込まれた銅 51 第1の絶縁膜 52 第2の絶縁膜 53 コンタクトホール 54 銅配線 55 チタン(Ti) 56 窒化チタン(TiN) 57 パラジウム(Pd) 61 第1の絶縁膜 62 第2の絶縁膜 63 コンタクトホール64 銅配線 65 配線用溝 67 埋め込まれた銅 68 レジスト 71 第1の絶縁膜 72 第2の絶縁膜 73 コンタクトホール 75 埋め込まれた銅 92 第2の絶縁膜 93 コンタクトホール 95a、95b、95c 銅 1007a、1007b、1007c、1007d 銅 1100 シリコン基板 1101 絶縁膜 1102 銅シード層 1103 開口部 1104 埋め込まれた銅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 伸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 縄舟 秀美 大阪府高槻市真上町5−38−34 (56)参考文献 特開 平5−55429(JP,A) 特開 昭53−111372(JP,A) 特開 昭50−85528(JP,A) 特開 平5−331653(JP,A) 特開 平7−193214(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/288 H01L 21/768 WPI(DIALOG)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に無電解メッキにより金属を形
    成する方法であって、メッキ浴には2価の金属イオン、
    前記2価の金属イオンを1価の金属イオンに還元する第
    1の還元剤及び前記1価の金属イオンを前記金属に還元
    する第2の還元剤を有しており、前記金属イオン
    過程により前記半導体基板上前記金属を形成する半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体装置に形成された溝に無電解メッキ
    により金属を形成する方法であって、メッキ浴には2価
    の金属イオン、前記2価の金属イオンを1価の金属イオ
    ンに還元する第1の還元剤及び前記1価の金属イオンを
    前記金属に還元する第2の還元剤を有しており、前記
    金属イオンの還元過程により前記溝に前記金属を形成す
    る半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記溝がコンタクトホールであり、前記コ
    ンタクトホールはホール直径が1.0μm以下でありア
    スペクト比が3以上である、請求項2に記載の半導体装
    置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記1価の金属イオンを安定にする安定剤
    を含む、請求項1〜3の1つに記載の半導体装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】前記安定剤は1価の金属イオンと錯体をつ
    くるものである請求項4に記載の半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】前記溝は絶縁膜に形成されており、前記溝
    の側壁に金属析出のための核形成の処理を行う請求項
    2または請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】半導体基板上に形成された絶縁膜にコンタ
    クトホールを形成する工程と、前記コンタクトホール
    側壁に金属析出のための核形成の処理を行い、次いで前
    記金属による無電解メッキにより前記コンタクトホール
    を埋め込む工程と、前記金属をアニール処理する工程と
    を備えた半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記金属が銅または銅より標準電位の貴な
    金属である、請求項1〜7の1つに記載の半導体装置の
    製造方法。
JP10195312A 1998-07-10 1998-07-10 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3032503B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10195312A JP3032503B2 (ja) 1998-07-10 1998-07-10 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10195312A JP3032503B2 (ja) 1998-07-10 1998-07-10 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000031095A JP2000031095A (ja) 2000-01-28
JP3032503B2 true JP3032503B2 (ja) 2000-04-17

Family

ID=16339072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10195312A Expired - Fee Related JP3032503B2 (ja) 1998-07-10 1998-07-10 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3032503B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4573445B2 (ja) * 2001-02-16 2010-11-04 吉野電化工業株式会社 無電解銅メッキ液組成物及び無電解銅メッキ方法
US20070048447A1 (en) * 2005-08-31 2007-03-01 Alan Lee System and method for forming patterned copper lines through electroless copper plating
US20050067295A1 (en) * 2003-09-25 2005-03-31 Dory Thomas S. Deep via seed repair using electroless plating chemistry
JP4663243B2 (ja) * 2004-01-13 2011-04-06 上村工業株式会社 無電解銅めっき浴
US9439293B2 (en) * 2007-11-21 2016-09-06 Xerox Corporation Galvanic process for making printed conductive metal markings for chipless RFID applications
JP5663886B2 (ja) 2010-02-08 2015-02-04 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法
JP6253854B1 (ja) * 2016-03-30 2017-12-27 三菱電機株式会社 半導体装置およびその製造方法、電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000031095A (ja) 2000-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3116897B2 (ja) 微細配線形成方法
US5308796A (en) Fabrication of electronic devices by electroless plating of copper onto a metal silicide
US6605549B2 (en) Method for improving nucleation and adhesion of CVD and ALD films deposited onto low-dielectric-constant dielectrics
US5380560A (en) Palladium sulfate solution for the selective seeding of the metal interconnections on polyimide dielectrics for electroless metal deposition
JP4055319B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6436816B1 (en) Method of electroless plating copper on nitride barrier
JP3388230B2 (ja) チタン含有面上の無電解銅めっき
US20030116439A1 (en) Method for forming encapsulated metal interconnect structures in semiconductor integrated circuit devices
JP5203602B2 (ja) 銅でないメッキ可能層の上への銅の直接電気メッキのための方法
US20050029662A1 (en) Semiconductor production method
TWI443224B (zh) 藉由包含無電和供電的階段之溼式化學沉積而於圖案化之電介質之上形成金屬層之方法
Fritz et al. Electroless deposition of copper on organic and inorganic substrates using a Sn/Ag catalyst
JP3032503B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPWO1998040910A1 (ja) 半導体装置の配線形成方法及び半導体装置
KR101652134B1 (ko) 루테늄의 무전해 증착을 위한 도금액
KR100389101B1 (ko) 서브마이크론 구조의 금속도금방법, 이를 이용한 반도체 디바이스 구조의 형성방법 및, 반도체 디바이스 구조
JP2002053971A (ja) めっき方法及びめっき構造、並びに半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP3820329B2 (ja) 半導体基板のめっき方法
TWI332999B (en) Cobalt-based alloy electroless plating solution and electroless plating method using the same
Kiang et al. Planarized copper interconnects by selective electroless plating
JP2005333153A (ja) 電子デバイスの製造方法
JP3441374B2 (ja) 成膜方法
JP2023534558A (ja) 電解液、及びダマシンプロセスにおける銅バリア層の堆積
TW512185B (en) Method of electroless plating metal lines on nitride barrier
KR100451767B1 (ko) 반도체 소자의 금속 배선 형성방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees