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JP3047526B2 - テープ電線とフォーク状電気接続子の接続構造 - Google Patents
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JP3047526B2 - テープ電線とフォーク状電気接続子の接続構造 - Google Patents

テープ電線とフォーク状電気接続子の接続構造

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JP3047526B2
JP3047526B2 JP3184532A JP18453291A JP3047526B2 JP 3047526 B2 JP3047526 B2 JP 3047526B2 JP 3184532 A JP3184532 A JP 3184532A JP 18453291 A JP18453291 A JP 18453291A JP 3047526 B2 JP3047526 B2 JP 3047526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ電線の丸導体と
フォーク形状の電気接続子との接続構造に関し、 特に、
フォーク形状の電気接続子の幅(板厚)を大きくすること
なく、 電線接触部分の幅を広げて、丸導体との接触安定
性を図るものである。
【0002】
【従来の技術】近時、図11に示す如きテープ電線10
が提供されており、このテープ電線は電線の超細線化お
よび電線の狭ピッチ化が図れるため、VTR、ビデオカ
メラ等の家電製品、OA機器等の軽薄短小化が望まれて
いる内部配線材料として好適に用いられ得るものであ
る。
【0003】上記テープ電線10は、例えば、テープ1
上に導体4を多数並設しており、例えば、導体4の直径
Dは0.12mm、 導体間ピッチPは0.8mmとしている。
【0004】上記のようにテープ電線10に並設された
多数の導体4と電気接続子との接続は、図12から図1
4に示すように、コネクタハウジング6に並列に設けら
れた電気接続子挿入穴6aにフォーク形状の電気接続子
7を一端側より挿入すると共に、コネクタハウジング6
の他端側に開口した電線挿入開口部6bよりテープ電線
10を挿入した後、コネクタハウジング6にリテーナ8
を挿入して、各導体4の導体露出部4aを電気接続子7
の電線接触部分7aと接触させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記テープ電線10に
おいては、上記したように、電線ピッチおよび電線の直
径が極めて小さく、よって、 電気接続子のピッチも電線
接触部分の幅Wも極めて小さいものとなる。 上記電線ピ
ッチ、 電気接続子のピッチおよび電線幅、 電線接触部分
の幅の精度がよく、 かつ、電線の幅中心と電線接触部分
の幅中心とが完全に一致した図15に示す状態で組み付
けられた場合、接触不良の問題は生じない。しかしなが
ら、各寸法に少しでもバラツキがあれば、図16に示す
ように、順次並列に接触させる電線と電線接触部分との
間での誤差が次第に大きくなり、接触不良が生じること
となる。
【0006】例えば、テープ電線10の電線4の間のピ
ッチ寸法のバラツキを見込む必要があり、さらに、テー
プ電線10の切抜寸法バラツキ、また、電気接続子側に
おいても、 ピッチのバラツキ、電線接触部分の幅のバラ
ツキを見込む必要がある。上記したバラツキを全て見込
むと電気接続子の電線接触部分の必要幅は広くなり、狭
いと接触が不安定になる欠点がある。
【0007】接触状態を安定化するためには、 電線接触
部分の幅を広くすればよいが、 電気接続子を図14のよ
うなフォーク形状としている場合、電線接触部分7aの
幅は電気接続子7の板厚(W)と一致する。よって、電気
接続子の板厚を増すと問題は解決するが、電気接続子の
板厚を増すとコネクタハウジングの仕切壁厚を薄くする
必要が生じ、 その場合、 コネクタハウジングの成形上お
よび強度上から困難である。
【0008】また、接触状態を安定化するためには、電
線の導体を箔状にして電線接触部分の接触部の面積を広
げ、接触安定性を図る方法もあるが、導体を箔状にした
場合、導体箔を所定ピッチでの並設及び箔とワイヤとの
接続工程が増加し、コスト面、技術面等の問題が生じ
る。
【0009】本発明は、上記した問題を解決せんとする
もので、電気接続子の板厚を大きくすることなく、電線
接触部分の幅のみを広げ、テープ電線の導体(電線)との
接触信頼性を向上させることを目的とするものである。
【0010】上記目的を達成するため、本発明は、コネ
クタハウジングに並設された電気接続子挿入穴に、一端
側よりフォーク形状の電気接続子を夫々挿入する一方、
テープ上に直径0.12mmの超細線化した丸導体を、 導
体間ピッチを0.8mmの狭ピッチで多数並列されたテー
プ電線を、上記コネクタハウジングの他端側の電線挿入
用開口より挿入して、上記フォーク形状の電気接続子の
上下対向させて直線状に突出させた上下アームの間に挿
入し、さらに、上記電線挿入用開口よりリテーナを挿入
し、上記電気接続子の上部アームを押圧して、各電気接
続子の上部アームの先端に形成した電線接触部分を上記
テープ電線の各丸導体にそれぞれ接触させており、上記
フォーク形状の電気接続子は、導電材料を打抜加工で形
成して全体を同一板厚としており、上記上部アームの電
線接触部分には、該電線接触部分と同形の折曲部を予め
導電材料の打抜加工する時に一体的に設けておき、該折
曲部を電線接触部分に対して幅方向に重ね合わせてプレ
スにより一体化して、上記テープ電線の丸導体との接触
面は打抜した切断面を重ね合わせて板厚の2倍としてい
ることを特徴とするテープ電線とフォーク状電気接続子
の接続構造を提供している。即ち、電気接続子を形成す
る板厚を増大させることなく、電線接触部分の幅のみを
広げる構成としたものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】上記フォーク形状のアーム部に予め一体に
形成する折曲部は、電線接触部分の上下いずれか一方、
あるいは左右いずれか一方に突出させて設けておき、こ
の折曲部を電線接触部分に対して、幅方向に隣接するよ
うに折り曲げて後、プレスにより所要形状に一体化させ
て形成している。
【0015】
【0016】
【作用】上記したように、本発明では、全体が同一板厚
からなるフォーク形状の電気接続子において、板厚を増
加させることなく、電線接触部分の幅のみを広げること
が出来、 よって、 電気接続子の幅およびピッチ、 テープ
電線の導体の幅およびピッチ等に多少のバラツキがあっ
たとしても、 電気接続子と電線との接触を確実に図るこ
とが出来き、 接触信頼性を向上させることが出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により参照
して説明する。図1から図3は本発明の参考第1実施例
を示す。図1に示すフォーク形状の電気接続子11は、
前記従来例の図14に示すフォーク形状の電気接続子7
より電線接触部分を改良して形成したものである。
【0018】電気接続子11は、板厚Wよりなる導電材
料(銅合金等)を抜き加工して、図示のように、略直線状
に突出する上下アーム部12,13と、これらアーム部
12と13の一端を連結する上下方向の連結部14と、
該連結部14の上端より突出する接触端子部15とから
なり、上下アーム部12,13の間にテープ電線10を
挟んで導体露出部4aと下アーム部13の上端面の電線
接触部分20を接触させる一方、接触端子部15を基板
と接続するようにしている。
【0019】即ち、電気接続子11は、図2に示すよう
に、コネクタハウジング16の電気接続子挿入穴17に
アーム部12,13を挿入し、接触端子部15をコネク
タハウジング16より突出させた状態で、複数個の電気
接続子11を並列状態で一体としてコネクタハウジング
16に組み付けるようにしている。上記電気接続子11
と接続するテープ電線は前記図11に示すテープ電線1
0を用いており、該テープ電線10の端末をコネクタハ
ウジング16の他端側に形成した電線挿入用開口19よ
り電気接続子挿入穴17内に挿入し、上下アーム部12
と13の間に導体4を位置させ、ついで、リテーナ18
をコネクタハウジング16に挿入して取り付け、リテー
ナ18により上部アーム部12を押し下げるようにして
いる。上記導体4の露出部4aは下向きに露出してお
り、よって、導体露出部4aが下部アーム部13の上端
面の電線接触部分20と接触するようにしている。
【0020】上記導体露出部4aと接触させる電線接触
部分20の幅方向の面積を増大させ、導体4との接触信
頼性を向上させるため、図1および図3に示すように、
下部アーム部13の上端面を、その長さ方向の一端より
他端にかけて(即ち、連結側より突出端にかけて)所定
間隔をあけて切り込み21を設け、この切り込み21に
挟まれた各部22を、幅方向の右側Rと左側Lの両側
に、交互に打ち出して突出させている。上記した幅方向
両側への突出により、電線接触部分20の幅W’は板厚
Wより拡大している。
【0021】上記したように、電気接続子11の板厚を
増大させることなく、電線接触部分20の幅のみを電線
との接触を安定させることが出来る程度に広げることが
出来る。よって、コネクタハウジングの仕切壁厚は電線
接触部分に対応する部分の壁をなくし、その他の部分は
従来より薄くする必要がなく、強度が保持出来る。
【0022】図4は上記参考第1実施例の変形例を示
し、電線接触部分20に切り込みを入れて打ち出す変わ
りに、単に、アーム部13の上部13aを長さ方向に順
次、左右幅方向の両側に交互に打ち出し、言わば、アー
ム部13の上部を波形状に形成している。上記のように
左右幅方向に交互に打ち出すことにより、第1実施例と
同様に、極めて簡単に、電線接触部分20の巾のみを広
げることが出来る。また、電線接触側のアーム部12の
場合も同様である。
【0023】図5から図7は本発明の実施例を示し、電
気接続子11の電線接触部分20の巾だけを他の略2倍
に広げている。本実施例の電気接続子11は上下アーム
部12と13のうち、電線接触部分となるのは上部アー
ム部12の下端面側であって、かつ、該上部アーム部1
2の下端面の先端側を電線接触部分20としている。
【0024】上記電線接触部分20は、図7(a),(b)に
示すように、板厚Wからなる板材でフォーク形状の電気
接続子11を抜き加工する際に、上部アーム部12の先
端部分12aのみ、その上端より先端部分12aと同一形
状の折曲部25を突設させて抜き加工している。この折
曲部25を先端部分12aの幅方向に隣接するように折
り曲げ、ついで、プレスして形状を整えると共に、先端
部分12aと折曲部25を一体に固着して形成してい
る。
【0025】上記のように、電線接触部分20の部分だ
け、予め突設しておいた折曲部を折り曲げ、続いてプレ
スすることにより、電線接触部分20の幅を板厚の2倍
に拡大することができる。 尚、形状を整えてから折り曲
げ加工しても良い。
【0026】図8から図10は本発明の参考第2実施例
を示し、電気接続子11の電線接触部分20は、その幅
自体は拡大していないが、電線接触部分20となる上部
アーム部12を左右いずれか一方に曲げ加工して、実質
的に電線接触部分20の幅拡大に相当する作用を持たせ
ている。
【0027】即ち、板厚Wと同一幅の電線接触部分20
を、幅方向の一方側に曲げることにより、図9および図
10に示すように、導体4との接触可能な幅をWから
W'に拡大させることが出来る。導体4の露出部4aはそ
の全体が電気接続子11の電線接触部分20と接触する
ことが好ましいが、必ずしも必須要件ではなく、一部分
が電線接触部分20と接触すれば足りる。また、図10
に示すように、導体4が左右にぶれていても、導体4の
中央部分を電線接触部分20と接触させることが出来る
利点がある。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるテープ電線に並設された丸導体と接続させるフ
ォーク形状の電気接続子において、該電気接続子の全体
の板厚を増大させることなく、電線接触部分の幅だけを
広げているため、丸導体からなる電線との接触安定性を
図ることが出来ると共に、コネクタハウジングとの仕切
壁との問題をクリアすることが出来る。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考第1実施例に係わる電気接続子
の斜視図である。
【図2】 参考第1実施例の電気接続子とテープ電線と
の接続状態を示す断面図である。
【図3】 参考第1実施例の電線接触部分の幅の広がり
状態を示す図面である。
【図4】 参考第1実施例の変形例を示す電気接続子の
斜視図である。
【図5】 本発明の実施例に係わる電気接続子の斜視図
である。
【図6】 上記実施例の電気接続子とテープ電線との接
続状態を示す図2と同様な断面図である。
【図7】 (a)は折曲部の加工工程を示し、(b)は(a)の
断面を示す図面である。
【図8】 参考第2実施例に係わる電気接続子の斜視図
である。
【図9】 (a),(b)は参考第2実施例の電線接触部分の
巾の広がり状態を従来と比較するための図面である。
【図10】 参考第2実施例の電気接続子と電線との接
触状態を示す概略図である。
【図11】 テープ電線の平面図である。
【図12】 電気接続子とテープ電線の導体との関係を
示す図面である。
【図13】 電気接続子とテープ電線の電線との接続状
態を示す断面図である。
【図14】 従来のフォーク形状の電気接続子の斜視図
である。
【図15】 テープ電線の丸導体と電気接続子の電線接
触部分の幅との関係を示す図面である。
【図16】 従来の問題点を示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−114776(JP,A) 特開 平4−206175(JP,A) 実開 昭60−9174(JP,U) 実公 昭29−10408(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11 H01R 12/08 H01R 12/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに並設された電気接
    続子挿入穴に、一端側よりフォーク形状の電気接続子を
    夫々挿入する一方、テープ上に直径0.12mmの超細線
    化した丸導体を、 導体間ピッチを0.8mmの狭ピッチで
    多数並列されたテープ電線を、上記コネクタハウジング
    の他端側の電線挿入用開口より挿入して、上記フォーク
    形状の電気接続子の上下対向させて直線状に突出させた
    上下アームの間に挿入し、さらに、上記電線挿入用開口
    よりリテーナを挿入し、上記電気接続子の上部アームを
    押圧して、各電気接続子の上部アームの先端に形成した
    電線接触部分を上記テープ電線の各丸導体にそれぞれ接
    触させており、 上記フォーク形状の電気接続子は、導電材料を打抜加工
    で形成して全体を同一板厚としており、上記上部アーム
    の電線接触部分には、該電線接触部分と同形の折曲部を
    予め導電材料の打抜加工する時に一体的に設けておき、
    該折曲部を電線接触部分に対して幅方向に重ね合わせて
    プレスにより一体化して、上記テープ電線の丸導体との
    接触面は打抜した切断面を重ね合わせて板厚の2倍とし
    ていることを特徴とするテープ電線とフォーク状電気接
    続子の接続構造。
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