JP3063595B2 - パネル取付型コネクタ - Google Patents
パネル取付型コネクタInfo
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Description
ランジを重ね合わせた状態で取り付けられるパネル取付
型コネクタに関するものである。
からなり、端子金具が装着されるコネクタハウジングの
外周にフランジを一体に設けた形状をなす。このパネル
取付型コネクタのパネルへの取付けは、フランジをパネ
ルに重ね合わせ、フランジに取り付けたボルトをパネル
に貫通させて裏側からナットで締め付けることによって
行われる。取付け状態では、フランジに設けたシール部
材がパネルに密着して防水が図られる。
ル取付型コネクタでは、金属製のパネルに対して合成樹
脂製のフランジが直に接触する状態で取り付けられる。
そのため、パネルが高温になるとその熱が直接フランジ
に伝わり、合成樹脂が熱劣化してフランジが肉痩せする
虞がある。このようになると、シール部材の弾性撓み量
が変化してシール性の低下を来す等の不具合が生じる。
のであって、パネルからフランジへの熱の伝達を抑制す
ることを目的とするものである。
にフランジが形成された合成樹脂製のコネクタハウジン
グを備え、金属製のパネルに対して前記フランジを重ね
合わせた状態で取り付けられるものにおいて、前記フラ
ンジの前記パネルとの対応面に、そのパネルと当接する
ことにより前記フランジを前記パネルに対して非接触状
態に保持する金属製のスペーサを設けた構成としたとこ
ろに特徴を有する。
て、スペーサがモールド成形によりフランジと一体に設
けられている構成としたところに特徴を有する。
の発明において、スペーサがコネクタハウジングの全周
に亘って連続した環形状をなす構成としたところに特徴
を有する。
取付型コネクタは、パネルに取り付けると、スペーサに
よりフランジがパネルに対して非接触状態となる。この
ため、パネルの温度が上昇した際にその熱はスペーサに
吸収されることになり、フランジがパネルに直に接触す
る場合に比べるとパネルからフランジへの熱伝達量が少
ない。したがって、パネルからの熱伝達に起因する合成
樹脂材料の熱劣化によってフランジが肉痩せするのを防
止することができる。
げ力が作用しても、スペーサの剛性によってフランジの
変形は生じ難くなっている。
サを点在させて設けた場合に比べると、スペーサの熱容
量を大きくすることが可能となり、フランジへの熱伝達
を抑制する効果が向上する。
図1及び図2を参照して説明する。本実施形態のパネル
取付型コネクタ10は、合成樹脂材料からなるコネクタ
ハウジング11を備えており、このコネクタハウジング
11には、2つのフード部12,12が一体に形成され
ていると共に、外周に略方形の鍔状をなすフランジ13
が一体に形成されている。
2内に突出するように端子金具(図示せず)が取り付け
られていると共に、フランジ13の四隅に近い位置にボ
ルト14が一体に取り付けられている。さらに、フラン
ジ13におけるパネル20との対応面15には、フラン
ジ13の周縁に沿った環状経路のシール溝16が形成さ
れており、このシール溝16にはゴム製の環状をなすシ
ール部材17が嵌め込まれて装着されている。このシー
ル部材17は2つのフード部12,12を包囲するよう
に配され、パネル20とフランジ13との隙間において
は、取付孔21よりシール部材17の外側への水・異物
の侵入が阻止され、もって、パネル内部の配線・機器類
が保護されるようになっている。
がモールド成形により一体化された状態で設けられてい
る。このスペーサ18は、全体としてシール溝16の内
周縁に沿う方形の枠形状をなし、4つの直線部18Aと
これらの直線部18Aを連結する円形の連結部18Bと
からなる。直線部18Aはフランジ13の直線状の縁部
に沿って配され、連結部18Bはフランジ13の四隅位
置に配される。連結部18Bにはボルト14を貫通させ
るボルト貫通孔18Cが形成されている。
グ11を成形する際にモールドされることによってフラ
ンジ13と一体に取り付けられており、合成樹脂製のフ
ランジ13はこの金属製のスペーサ18によって周囲を
補強された状態となっている。このようにしてフランジ
13に設けられたスペーサ18は、フランジ13のパネ
ル20との対応面15上において全周に亘って突出して
いる。その突出寸法は、対応面15からのシール部材1
7の突出寸法よりも小さく設定されている。
る。パネル取付型コネクタ10のパネル20への取付け
は、パネル20の取付孔21に2つのフード部12,1
2を貫通させると共に、パネル20のボルト孔22にボ
ルト14を貫通させてそこに裏側からナット23を螺合
して締め付けることによって行われる。
うに、シール部材17が弾性撓みを生じてパネル20に
密着してシール機能を発揮する。そして、このシール部
材17の内周側においては、フランジ13の対応面15
から突出しているスペーサ18がパネル20と接触し、
これによりフランジ13が直接パネル20と接触しない
ようになっている。
熱は、まず金属製のスペーサ18に吸収されることにな
り、このスペーサ18が温度上昇するのに伴って熱がフ
ランジ13に伝達されるようになる。即ち、パネル20
からフランジ13への熱の伝達はスペーサ18を介して
間接的に行われることになるため、フランジ13がパネ
ル20に直に接触する場合に比べるとパネル20からフ
ランジ13への熱伝達量が少なくて済む。これにより、
パネル20からの熱伝達に起因する合成樹脂材料の熱劣
化によってフランジ13が肉痩せすることが抑制され
る。
てフランジ13に一体化されているから、フランジ13
に曲げ力が作用しても、スペーサ18の剛性によってフ
ランジ13は変形を生じ難くなっている。しかも、スペ
ーサ18はフランジ13の全周に亘って環状に配されて
いるから、変形の防止効果が高められている。これによ
り、フランジ13の変形に起因するシール性の低下等の
不具合が生じることが防止されている。
周に亘る長い経路に沿って配しているから、複数のスペ
ーサ18を点在させて設けた場合に比べると、スペーサ
18の全体としての熱容量が大きく確保されている。こ
れにより、スペーサ18の熱吸収性能が高まり、フラン
ジ13への熱伝達を抑制する効果が向上している。
た状態においては、それ以上フランジ13をパネル20
へ接近させることができない。これにより、ナット23
の過度の締め付けが防止され、シール部材17の弾性撓
みが全周に亘って均一化されて、良好なシール機能が発
揮される。
実施形態2を図3及び図4を参照して説明する。本実施
形態のパネル取付型コネクタ30は、上記実施形態1に
おいてスペーサの構成を異ならせたものである。その他
の構成については上記実施形態1と同じであるため、同
じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効
果の説明は省略する。
ト34と兼用した構成になる。即ち、ボルト34を構成
する頭部34Aと雄ネジ部34Bのうち、頭部34Aが
モールド成形によってフランジ13内に埋設されている
のであるが、頭部34Aにおける雄ネジ部34Bが延出
している側(座面側)の端部はフランジ13から突出さ
せて設けられており、この突出部分がスペーサ38とし
て機能する。
取り付けた状態では、図4に示すように、スペーサ38
がパネル20に当接することにより、フランジ13がパ
ネル20と直接接触しないようになっている。尚、シー
ル部材17は、上記実施形態1と同じく、弾性撓みを生
じてシール機能を発揮する。
ランジ13への熱の伝達はスペーサ38、即ちボルト3
4を介して間接的に行われるから、パネル20からの熱
伝達に起因するフランジ13の肉痩せ防止が図られてい
る。
4と一体化されているから、両者を別部品とした場合に
比べると、部品点数が少なくなり、コスト低減を図るこ
とが可能となっている。
るものにおいては、フランジがパネル側へ膨らむような
ソリを生じている場合にフランジの端部がパネルから浮
き上がってシール性の低下を来す虞があった。しかし、
本実施形態では、フランジ13がスペーサ38の突出分
だけパネル20から離間しているため、フランジ13が
パネル20側へ膨らむようにソリを生じている場合に、
ボルト34がパネル20に当接するまでナット23を適
正に締め付けてもソリを逃がすことができる。したがっ
て、フランジ13が正規寸法以上にパネル20から離間
することがなく、フランジ13のソリに起因するシール
性の低下が防止されている。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
がフランジ13にモールド成形によって一体化されてい
る場合について説明したが、本発明によれば、フランジ
の成形とは別工程で成形したスペーサをフランジに取り
付ける構成としてもよい。
が環状に連続した枠形状をなす場合について説明した
が、本発明によれば、複数のスペーサを互いに間隔を空
けて配置するようにしてもよい。配置の仕方の一例とし
ては、フランジの縦横の直線状の縁部に沿って直線状の
スペーサを配する方法がある。
クタとパネルの斜視図
ネルの斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 外周にフランジが形成された合成樹脂製
のコネクタハウジングを備え、金属製のパネルに対して
前記フランジを重ね合わせた状態で取り付けられるもの
において、 前記フランジの前記パネルとの対応面に、そのパネルと
当接することにより前記フランジを前記パネルに対して
非接触状態に保持する金属製のスペーサを設けたことを
特徴とするパネル取付型コネクタ。 - 【請求項2】 スペーサがモールド成形によりフランジ
と一体に設けられていることを特徴とする請求項1記載
のパネル取付型コネクタ。 - 【請求項3】 スペーサがコネクタハウジングの全周に
亘って連続した環形状をなすことを特徴とする請求項1
又は請求項2記載のパネル取付型コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298958A JP3063595B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | パネル取付型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298958A JP3063595B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | パネル取付型コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09115618A JPH09115618A (ja) | 1997-05-02 |
| JP3063595B2 true JP3063595B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=17866393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7298958A Expired - Fee Related JP3063595B2 (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | パネル取付型コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-10-23 JP JP7298958A patent/JP3063595B2/ja not_active Expired - Fee Related
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