JP3064207B2 - ケーブル被覆層段剥ぎ工具 - Google Patents
ケーブル被覆層段剥ぎ工具Info
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Landscapes
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被覆層を多重に有する
ケーブルについて、各被覆層を階段状に切断除去するケ
ーブル被覆層段剥ぎ工具に関する。
ケーブルについて、各被覆層を階段状に切断除去するケ
ーブル被覆層段剥ぎ工具に関する。
【0002】
【従来の技術】電線・ケーブル等は、その機能上、導体
の外周に絶縁層やシース等の複数の被覆層が被覆されて
構成されている。従って、これらケーブル相互の接続
や、ケーブルと他の機器との接続に際しては、各被覆層
を階段状に切断除去する作業が必要となる。従来、施工
現場で行う被覆層の切断除去作業には、駆動源の必要の
ない電工ナイフやカッターナイフが広く使用されてき
た。しかし、作業のスピードアップやスキルレス化の観
点から、駆動源を用いた被覆層の段剥ぎ工具の開発が望
まれていた。
の外周に絶縁層やシース等の複数の被覆層が被覆されて
構成されている。従って、これらケーブル相互の接続
や、ケーブルと他の機器との接続に際しては、各被覆層
を階段状に切断除去する作業が必要となる。従来、施工
現場で行う被覆層の切断除去作業には、駆動源の必要の
ない電工ナイフやカッターナイフが広く使用されてき
た。しかし、作業のスピードアップやスキルレス化の観
点から、駆動源を用いた被覆層の段剥ぎ工具の開発が望
まれていた。
【0003】そこで、この種のケーブル被覆層切断工具
として、図8に示すものが開発されるに至っている(例
えば実開平2-142912号公報、特開平4-112608号公報
等)。図示するように、この被覆層切断工具aは、回転
電動工具等の回転軸に連結された筒型電線ガイドbと、
筒型電線ガイドbの側面に開口された窓部cに取り付け
られた切断刃dとを備えており、筒型電線ガイドb内に
ケーブルeを挿入した後、筒型電線ガイドbを回転電動
工具によって回転させることにより、ケーブルeの被覆
層fを切断刃dで螺旋状に切断除去して導体gを露出さ
せるものである。
として、図8に示すものが開発されるに至っている(例
えば実開平2-142912号公報、特開平4-112608号公報
等)。図示するように、この被覆層切断工具aは、回転
電動工具等の回転軸に連結された筒型電線ガイドbと、
筒型電線ガイドbの側面に開口された窓部cに取り付け
られた切断刃dとを備えており、筒型電線ガイドb内に
ケーブルeを挿入した後、筒型電線ガイドbを回転電動
工具によって回転させることにより、ケーブルeの被覆
層fを切断刃dで螺旋状に切断除去して導体gを露出さ
せるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のケーブ
ル被覆層切断工具aは、切断刃dの刃部の先端部hがケ
ーブルeの導体gと被覆層fとの際に位置されているた
め、導体gに切断刃dによる外傷が発生しやすいという
致命的な問題がある。
ル被覆層切断工具aは、切断刃dの刃部の先端部hがケ
ーブルeの導体gと被覆層fとの際に位置されているた
め、導体gに切断刃dによる外傷が発生しやすいという
致命的な問題がある。
【0005】通常、導体gの外傷防止の観点から、筒型
電線ガイドbの内径とケーブル被覆層fの外径との差
(ギャップ)をできるだけ小さく設定するが、ギャップ
が零では摩擦が大きくなり筒型電線ガイドbが回転しな
くなる。他方、工業的に量産される電線やケーブルe
は、各メーカーがそれぞれの製造公差で製造するため、
ケーブル被覆層fの外径にバラつきが生じ、ギャップが
大きくなる場合もある。この場合、筒型電線ガイドb内
のケーブルeが上記ギャップの範囲で移動するため、切
断刃dによる導体gの外傷が避けられない。
電線ガイドbの内径とケーブル被覆層fの外径との差
(ギャップ)をできるだけ小さく設定するが、ギャップ
が零では摩擦が大きくなり筒型電線ガイドbが回転しな
くなる。他方、工業的に量産される電線やケーブルe
は、各メーカーがそれぞれの製造公差で製造するため、
ケーブル被覆層fの外径にバラつきが生じ、ギャップが
大きくなる場合もある。この場合、筒型電線ガイドb内
のケーブルeが上記ギャップの範囲で移動するため、切
断刃dによる導体gの外傷が避けられない。
【0006】また、電線やケーブルeは、導体gおよび
被覆層fのサイズ(直径)が数多くあり、しかも適用場
所によって切断すべき被覆層fの軸方向の長さも異なる
ため、これら全てに対応するためには切断刃d付きの筒
型電線ガイドbを各サイズごとに準備し、それら全てを
作業現場に搬入する必要がある。すなわち、機材準備の
不合理性とコスト高の問題がある。さらに、使用する切
断刃dが特殊な形状であるため、量産性と製造コストに
も問題がある。
被覆層fのサイズ(直径)が数多くあり、しかも適用場
所によって切断すべき被覆層fの軸方向の長さも異なる
ため、これら全てに対応するためには切断刃d付きの筒
型電線ガイドbを各サイズごとに準備し、それら全てを
作業現場に搬入する必要がある。すなわち、機材準備の
不合理性とコスト高の問題がある。さらに、使用する切
断刃dが特殊な形状であるため、量産性と製造コストに
も問題がある。
【0007】また、この装置では一重の被覆層fを剥ぎ
取るのみであり、被覆層fを多重に有するケーブルにつ
いて、各被覆層を階段状に切断除去することはできな
い。
取るのみであり、被覆層fを多重に有するケーブルにつ
いて、各被覆層を階段状に切断除去することはできな
い。
【0008】以上の事情を考慮して創案された本発明の
目的は、被覆層を多重に有するケーブルについて、切断
すべき被覆層の下層の被覆層に外傷を負わせることな
く、各被覆層を階段状に切断除去できるケーブル被覆層
段剥ぎ工具を提供することにある。
目的は、被覆層を多重に有するケーブルについて、切断
すべき被覆層の下層の被覆層に外傷を負わせることな
く、各被覆層を階段状に切断除去できるケーブル被覆層
段剥ぎ工具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のように構成されている。
に本発明は次のように構成されている。
【0010】ケーブルの複数の被覆層を階段状に切断除
去する工具において、一端が回転軸に連結され他端から
ケーブルが挿入される筒体状のケーブルガイドの側面に
窓部を開口し、該窓部に、上記ケーブルガイド内に挿入
されるケーブルの複数の被覆層に合わせてそれぞれ径方
向内方に延出された各切断刃を階段状に取り付け、各切
断刃を、その刃部がケーブルガイドの回転方向前方側に
位置するようにケーブル挿入方向に対して傾斜して配置
し、各刃部を、ケーブルガイドの回転方向前側を平板状
に後側を傾斜状に形成し、且つ各刃部の先端部を、ケー
ブルの断面において、各刃部が切断する被覆層の下層の
被覆層の外周の水平方向接線と垂直方向接線と下層外周
の三者に囲まれた領域に、それぞれ下層から離して配置
すると共に、上記ケーブルガイドと回転軸との間に、筒
体状に形成されたアタッチメントを着脱自在に取り付
け、該アタッチメントの内部にストッパを軸方向にスラ
イド自在に収容し、該ストッパは、上記アタッチメント
の内部を軸方向に自在にスライドする大径部と、該大径
部から上記ケーブルガイド側へと突出して形成されて、
被覆層が切断除去されてケーブルガイドを貫通したケー
ブルの芯線の先端面が当接する小径部とからなり、当該
ストッパに、これを任意のスライド位置にて固定する固
定手段を設けると共に、上記アタッチメントの外面に、
当該ストッパのスライド量を表示する目盛りを設けて構
成されている。
去する工具において、一端が回転軸に連結され他端から
ケーブルが挿入される筒体状のケーブルガイドの側面に
窓部を開口し、該窓部に、上記ケーブルガイド内に挿入
されるケーブルの複数の被覆層に合わせてそれぞれ径方
向内方に延出された各切断刃を階段状に取り付け、各切
断刃を、その刃部がケーブルガイドの回転方向前方側に
位置するようにケーブル挿入方向に対して傾斜して配置
し、各刃部を、ケーブルガイドの回転方向前側を平板状
に後側を傾斜状に形成し、且つ各刃部の先端部を、ケー
ブルの断面において、各刃部が切断する被覆層の下層の
被覆層の外周の水平方向接線と垂直方向接線と下層外周
の三者に囲まれた領域に、それぞれ下層から離して配置
すると共に、上記ケーブルガイドと回転軸との間に、筒
体状に形成されたアタッチメントを着脱自在に取り付
け、該アタッチメントの内部にストッパを軸方向にスラ
イド自在に収容し、該ストッパは、上記アタッチメント
の内部を軸方向に自在にスライドする大径部と、該大径
部から上記ケーブルガイド側へと突出して形成されて、
被覆層が切断除去されてケーブルガイドを貫通したケー
ブルの芯線の先端面が当接する小径部とからなり、当該
ストッパに、これを任意のスライド位置にて固定する固
定手段を設けると共に、上記アタッチメントの外面に、
当該ストッパのスライド量を表示する目盛りを設けて構
成されている。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】この構成によれば、回転軸により回転駆動され
る筒体状のケーブルガイド内にケーブルを挿入すると、
ケーブルガイド側面の窓部に取り付けられ径方向内方に
階段状に延出された各切断刃が、ケーブルの外周を回転
しつつ各被覆層をそれぞれ螺旋状に切り込む。これによ
り、ケーブルの各被覆層がそれぞれ切断除去されて窓部
から排出され、ケーブルの被覆層が階段状に剥ぎ取られ
る。
る筒体状のケーブルガイド内にケーブルを挿入すると、
ケーブルガイド側面の窓部に取り付けられ径方向内方に
階段状に延出された各切断刃が、ケーブルの外周を回転
しつつ各被覆層をそれぞれ螺旋状に切り込む。これによ
り、ケーブルの各被覆層がそれぞれ切断除去されて窓部
から排出され、ケーブルの被覆層が階段状に剥ぎ取られ
る。
【0015】詳しくは、各切断刃は、ケーブル挿入方向
に対して傾斜して配置されているので、ケーブルの挿入
力とケーブルガイドの回転力とのベクトル和の方向に切
り込みを開始する。ここで、各切断刃は、その刃部の先
端部がそれが切断する被覆層の下層の被覆層の外周から
離れているため、刃部先端部とその下層外周との間の被
覆層(切断すべき被覆層の最下層部)を下層から切り離
すことはできないように思える。
に対して傾斜して配置されているので、ケーブルの挿入
力とケーブルガイドの回転力とのベクトル和の方向に切
り込みを開始する。ここで、各切断刃は、その刃部の先
端部がそれが切断する被覆層の下層の被覆層の外周から
離れているため、刃部先端部とその下層外周との間の被
覆層(切断すべき被覆層の最下層部)を下層から切り離
すことはできないように思える。
【0016】しかし、切断刃がケーブルガイドと一体に
回転すると、回転側である切断刃の刃部先端部と固定側
であるケーブルの被覆層との間に著しい摩擦力が発生す
るため、この摩擦力による剪断力によって切断すべき被
覆層の最下層部が剪断される。切断された被覆層は、切
断刃の回転方向前側の平板状部分に沿って上方に押し上
げられ、窓部から排出される。
回転すると、回転側である切断刃の刃部先端部と固定側
であるケーブルの被覆層との間に著しい摩擦力が発生す
るため、この摩擦力による剪断力によって切断すべき被
覆層の最下層部が剪断される。切断された被覆層は、切
断刃の回転方向前側の平板状部分に沿って上方に押し上
げられ、窓部から排出される。
【0017】このように、各切断刃の刃部先端部を切断
すべき被覆層の下層の被覆層から離して配置し、切断刃
の回転力によって剪断するようにしたため、下層の被覆
層に外傷を負わせることなく、切断すべき被覆層のみが
切断除去され、ケーブルの被覆層が階段状に剥ぎ取られ
る。
すべき被覆層の下層の被覆層から離して配置し、切断刃
の回転力によって剪断するようにしたため、下層の被覆
層に外傷を負わせることなく、切断すべき被覆層のみが
切断除去され、ケーブルの被覆層が階段状に剥ぎ取られ
る。
【0018】更に、ケーブルガイドと回転軸との間に、
筒体状に形成されたアタッチメントを取り付けることに
より、上述の如く被覆層が切断除去されてケーブルガイ
ドを貫通したケーブルの芯線は、その先端面がアタッチ
メントの内部に収容されたストッパの小径部に当接し、
それ以上のケーブルの挿入が妨げられる。従って、ケー
ブルの芯線がストッパに当接した時点で、被覆層の切断
除去が終了する。
筒体状に形成されたアタッチメントを取り付けることに
より、上述の如く被覆層が切断除去されてケーブルガイ
ドを貫通したケーブルの芯線は、その先端面がアタッチ
メントの内部に収容されたストッパの小径部に当接し、
それ以上のケーブルの挿入が妨げられる。従って、ケー
ブルの芯線がストッパに当接した時点で、被覆層の切断
除去が終了する。
【0019】よって、上記ストッパをアタッチメントの
外面に表示された目盛りに基づいて軸方向にスライドさ
せ、所望の位置にて固定手段により固定することによ
り、切断除去すべき被覆層のケーブル軸方向の長さを調
節できる。
外面に表示された目盛りに基づいて軸方向にスライドさ
せ、所望の位置にて固定手段により固定することによ
り、切断除去すべき被覆層のケーブル軸方向の長さを調
節できる。
【0020】
【0021】
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0023】本実施例に係るケーブル被覆層段剥ぎ工具
1は、図7に示すように、電動回転工具等の回転軸に着
脱自在に接続される筒状のアタッチメント2と、アタッ
チメント2に着脱自在に連結される筒状のケーブルガイ
ド3と、ケーブルガイド3の側面に開口された窓部4に
取り付けられた切断刃5を備えている。
1は、図7に示すように、電動回転工具等の回転軸に着
脱自在に接続される筒状のアタッチメント2と、アタッ
チメント2に着脱自在に連結される筒状のケーブルガイ
ド3と、ケーブルガイド3の側面に開口された窓部4に
取り付けられた切断刃5を備えている。
【0024】そして、図示しない電動回転工具の回転軸
のチャックにアタッチメント2の駆動源取付部6を嵌合
させ、アタッチメント2を介してケーブルガイド3を回
転させることにより、ケーブルガイド3の一端に開口さ
れたケーブル挿入口7から挿入されたケーブル8の第1
および第2被覆層9a,9bを、ケーブルガイド3と一
体的に回転する第1および第2切断刃5a,5bによっ
てそれぞれ螺旋状に切り込み、芯線10からそれぞれ切
断除去するものである。
のチャックにアタッチメント2の駆動源取付部6を嵌合
させ、アタッチメント2を介してケーブルガイド3を回
転させることにより、ケーブルガイド3の一端に開口さ
れたケーブル挿入口7から挿入されたケーブル8の第1
および第2被覆層9a,9bを、ケーブルガイド3と一
体的に回転する第1および第2切断刃5a,5bによっ
てそれぞれ螺旋状に切り込み、芯線10からそれぞれ切
断除去するものである。
【0025】すなわち、本実施例に係るケーブル被覆層
段剥ぎ工具1は、芯線10と、その外周に被覆された第
2被覆層9bと、その外周に被覆された第1被覆層9a
とから構成されたケーブル8に適用され、その第1およ
び第2被覆層9a,9bを第1および第2切断刃5a,
5bによって切断除去し、ケーブル8を図4に示すよう
な段剥き状態にするものである。
段剥ぎ工具1は、芯線10と、その外周に被覆された第
2被覆層9bと、その外周に被覆された第1被覆層9a
とから構成されたケーブル8に適用され、その第1およ
び第2被覆層9a,9bを第1および第2切断刃5a,
5bによって切断除去し、ケーブル8を図4に示すよう
な段剥き状態にするものである。
【0026】まず、上記アタッチメント2について図6
を用いて説明する。アタッチメント2は、筒体状に形成
されており、その一端部にケーブルガイド3を装着する
ための装着部11が形成され、他端部にドライバードリ
ル等の駆動源の回転軸を連結するための駆動源取付部6
が形成されている。また、アタッチメント2の内部に
は、ストッパ12がスライド自在に収容されている。ス
トッパ12は、図7に示すように第2被覆層9bの軸方
向の切断長さ(すなわち芯線10の被覆層剥取長さ)を
決定するものである。
を用いて説明する。アタッチメント2は、筒体状に形成
されており、その一端部にケーブルガイド3を装着する
ための装着部11が形成され、他端部にドライバードリ
ル等の駆動源の回転軸を連結するための駆動源取付部6
が形成されている。また、アタッチメント2の内部に
は、ストッパ12がスライド自在に収容されている。ス
トッパ12は、図7に示すように第2被覆層9bの軸方
向の切断長さ(すなわち芯線10の被覆層剥取長さ)を
決定するものである。
【0027】ストッパ12は、大径部13と、小径部1
4と、表示部15と、固定手段16とから構成されてい
る。大径部13は、アタッチメント2の内径より僅かに
小径に形成されており、アタッチメント2内を自在にス
ライドする。小径部14は、大径部13からケーブルガ
イド3側へ突出して形成され、図7に示すケーブルガイ
ド3の芯線挿入口17が大径部13よりも小さい場合で
あっても、ストッパ12がその芯線挿入口17に引っ掛
かることなく寸法の短い領域へ移動できるようにするた
めのものである。
4と、表示部15と、固定手段16とから構成されてい
る。大径部13は、アタッチメント2の内径より僅かに
小径に形成されており、アタッチメント2内を自在にス
ライドする。小径部14は、大径部13からケーブルガ
イド3側へ突出して形成され、図7に示すケーブルガイ
ド3の芯線挿入口17が大径部13よりも小さい場合で
あっても、ストッパ12がその芯線挿入口17に引っ掛
かることなく寸法の短い領域へ移動できるようにするた
めのものである。
【0028】仮に、ストッパ12が大径部13のみであ
るとすると、そのストッパ12を寸法の短い領域(図中
右方向)へ移動させると、大径部13が芯線挿入口17
に引っ掛かってしまい、被覆層9bの軸方向の切断寸法
を短くすることができなくなることがある。すなわち、
本実施例のように、大径部13に連ねて同芯的に小径部
14を設けることにより、アタッチメント2およびケー
ブルガイド3を大型化せずに、幅広い切断寸法を得るこ
とができるのである。なお、ケーブルガイド3について
は後述するが、様々なサイズのものがデタッチャブルと
なっており、芯線挿入口17が図7のものより小さいも
のもある。
るとすると、そのストッパ12を寸法の短い領域(図中
右方向)へ移動させると、大径部13が芯線挿入口17
に引っ掛かってしまい、被覆層9bの軸方向の切断寸法
を短くすることができなくなることがある。すなわち、
本実施例のように、大径部13に連ねて同芯的に小径部
14を設けることにより、アタッチメント2およびケー
ブルガイド3を大型化せずに、幅広い切断寸法を得るこ
とができるのである。なお、ケーブルガイド3について
は後述するが、様々なサイズのものがデタッチャブルと
なっており、芯線挿入口17が図7のものより小さいも
のもある。
【0029】アタッチメント2の側面には、図6に示す
ように、その長手方向に長穴18が形成されている。長
穴18には、ストッパ12に一体的に設けられた表示部
15が係合され、案内されるようになっている。長穴1
8に沿ったアタッチメント2の外面には、ストッパ12
のスライド量を表示する目盛り19が設けられている。
なお、目盛り19は、長穴18の両側に設けてもよい。
この構成によれば、ストッパ12のスライド位置は、表
示部15および目盛り19によって把握できる。
ように、その長手方向に長穴18が形成されている。長
穴18には、ストッパ12に一体的に設けられた表示部
15が係合され、案内されるようになっている。長穴1
8に沿ったアタッチメント2の外面には、ストッパ12
のスライド量を表示する目盛り19が設けられている。
なお、目盛り19は、長穴18の両側に設けてもよい。
この構成によれば、ストッパ12のスライド位置は、表
示部15および目盛り19によって把握できる。
【0030】ストッパ12は、固定手段16によって任
意のスライド位置にて固定される。固定手段16は、大
径部13に形成されたネジ穴16aと、そのネジ穴16
aに長穴18を挿通して螺合されるネジ16bとから構
成されている。この構成によれば、ネジ16bをネジ穴
16aに締め付けることにより、ネジ16bの頭部が長
穴18の縁部に押し付けられて、ストッパ12が任意の
スライド位置で固定される。なお、上記ネジ16bの代
わりに、手で締め込むことができる蝶ボルト等を用いて
もよい。
意のスライド位置にて固定される。固定手段16は、大
径部13に形成されたネジ穴16aと、そのネジ穴16
aに長穴18を挿通して螺合されるネジ16bとから構
成されている。この構成によれば、ネジ16bをネジ穴
16aに締め付けることにより、ネジ16bの頭部が長
穴18の縁部に押し付けられて、ストッパ12が任意の
スライド位置で固定される。なお、上記ネジ16bの代
わりに、手で締め込むことができる蝶ボルト等を用いて
もよい。
【0031】アタッチメント2の一端部に形成された装
着部11は、断面多角形状の凹部20から構成されてい
る。本実施例にあっては、上記凹部20は、断面多角形
状に形成されている。何故なら、この凹部20に挿入さ
れるケーブルガイド3の嵌合部21が、図5に示すよう
に断面多角形状の凸部22となっているからである。
着部11は、断面多角形状の凹部20から構成されてい
る。本実施例にあっては、上記凹部20は、断面多角形
状に形成されている。何故なら、この凹部20に挿入さ
れるケーブルガイド3の嵌合部21が、図5に示すよう
に断面多角形状の凸部22となっているからである。
【0032】ケーブルガイド3の凸部22の少なくとも
一面には、引き抜け防止用の係合溝23が形成されてお
り、この係合溝23が対向するアタッチメント2の凹部
20の一面には、バネ24等の付勢手段によって係合溝
23に押し付けられて係合されるボール状の引抜け防止
部材25が設けられている。
一面には、引き抜け防止用の係合溝23が形成されてお
り、この係合溝23が対向するアタッチメント2の凹部
20の一面には、バネ24等の付勢手段によって係合溝
23に押し付けられて係合されるボール状の引抜け防止
部材25が設けられている。
【0033】アタッチメント2の他端部に形成された駆
動源取付部6は、円柱状または多角形状に形成されてい
る。ドライバードリル等の電動回転工具の回転軸に設け
られたチャック(図示せず)に嵌合するためである。ま
た、駆動源取付部6は、磨耗防止の観点から、鉄やステ
ンレス等のような硬い材質を使用することが好ましい。
動源取付部6は、円柱状または多角形状に形成されてい
る。ドライバードリル等の電動回転工具の回転軸に設け
られたチャック(図示せず)に嵌合するためである。ま
た、駆動源取付部6は、磨耗防止の観点から、鉄やステ
ンレス等のような硬い材質を使用することが好ましい。
【0034】アタッチメント2の回転駆動源は、電動回
転工具に限らず、油圧またはエアー等によって駆動され
る工具等を使用してもよい。なお、狭い作業現場での使
用を考慮すると、バッテリータイプのドリルが好適であ
る。この種のドリルは、小型軽量で各種性能のものが市
販されているため、これらから好適なものを選定して使
用すればよい。特に、ドライバードリルが適している。
転工具に限らず、油圧またはエアー等によって駆動され
る工具等を使用してもよい。なお、狭い作業現場での使
用を考慮すると、バッテリータイプのドリルが好適であ
る。この種のドリルは、小型軽量で各種性能のものが市
販されているため、これらから好適なものを選定して使
用すればよい。特に、ドライバードリルが適している。
【0035】上述したように、アタッチメント2は、第
2被覆層9bの軸方向の切断長さ(すなわち芯線10の
被覆層剥取長さ)を調節する機能と、電動回転工具の回
転力を切断刃5付きケーブルガイド3に伝達する機能を
有している。
2被覆層9bの軸方向の切断長さ(すなわち芯線10の
被覆層剥取長さ)を調節する機能と、電動回転工具の回
転力を切断刃5付きケーブルガイド3に伝達する機能を
有している。
【0036】なお、かかるアタッチメント2は、比較的
形状が簡単であり加工が容易であるため、一般的な金属
材料(鉄、アルミ、チタン、銅合金等)や、エンジニア
リングプラスチック(ナイロン等)を用いて、機械加
工、注型により製作される。
形状が簡単であり加工が容易であるため、一般的な金属
材料(鉄、アルミ、チタン、銅合金等)や、エンジニア
リングプラスチック(ナイロン等)を用いて、機械加
工、注型により製作される。
【0037】次に、ケーブルガイド3について図5を用
いて説明する。図示するように、ケーブルガイド3は、
一端部に前述のアタッチメント2を接続するための嵌合
部21(凸部22)を有し、他端部にケーブル8が挿入
されるケーブル挿入口7を有している。ケーブル挿入口
7は、これより小径の芯線挿入口17に連通されてお
り、これらの挿入口7,17によって、ケーブルガイド
3内に軸芯を中心として軸方向に沿った連続穴が形成さ
れている。
いて説明する。図示するように、ケーブルガイド3は、
一端部に前述のアタッチメント2を接続するための嵌合
部21(凸部22)を有し、他端部にケーブル8が挿入
されるケーブル挿入口7を有している。ケーブル挿入口
7は、これより小径の芯線挿入口17に連通されてお
り、これらの挿入口7,17によって、ケーブルガイド
3内に軸芯を中心として軸方向に沿った連続穴が形成さ
れている。
【0038】ケーブルガイド3の側面には、その内方の
ケーブル挿入口7と連通させて窓部4が開口されてお
り、この窓部4に、切断刃5が取り付けられている。切
断刃5は、第1及び第2切断刃5a,5bから構成され
ており、上記ケーブル挿入口7から挿入されたケーブル
8の第1及び第2被覆層9a,9bを、それぞれ芯線1
0から階段状に切断除去するものである。
ケーブル挿入口7と連通させて窓部4が開口されてお
り、この窓部4に、切断刃5が取り付けられている。切
断刃5は、第1及び第2切断刃5a,5bから構成され
ており、上記ケーブル挿入口7から挿入されたケーブル
8の第1及び第2被覆層9a,9bを、それぞれ芯線1
0から階段状に切断除去するものである。
【0039】ケーブル挿入口7の内径は、これに挿入さ
れるケーブル8の外径より僅かに大径に形成されてい
る。すなわち、ケーブルガイド3内にケーブル8を挿入
してケーブルガイド3を回転させたとき、ケーブル挿入
口7の内周面とケーブル8の外周面との間で摩擦が発生
しない程度の裕度が設けられている。この裕度を小さく
すればするほど、ケーブル8とケーブル挿入口7とがフ
ィットするため、被覆層9の切断時に切断刃5aおよび
5bが第2被覆層9bおよび芯線10を傷付ける虞が小
さくなる。
れるケーブル8の外径より僅かに大径に形成されてい
る。すなわち、ケーブルガイド3内にケーブル8を挿入
してケーブルガイド3を回転させたとき、ケーブル挿入
口7の内周面とケーブル8の外周面との間で摩擦が発生
しない程度の裕度が設けられている。この裕度を小さく
すればするほど、ケーブル8とケーブル挿入口7とがフ
ィットするため、被覆層9の切断時に切断刃5aおよび
5bが第2被覆層9bおよび芯線10を傷付ける虞が小
さくなる。
【0040】しかし、ケーブル8は、多くのメーカーで
工業的に大量生産され、しかも各メーカーごとに異なっ
た製造公差を採用しているため、余りに小さい裕度では
ケーブル8をケーブルガイド3のケーブル挿入口7に挿
入できない事態が発生する。他方、裕度を過大に設定す
ると、被覆層9a,9bの切断時にその裕度に範囲内で
切断刃5a,5bが変動するため、切断刃5aおよび5
bが第2被覆層9bおよび芯線10を傷付ける虞が大き
い。
工業的に大量生産され、しかも各メーカーごとに異なっ
た製造公差を採用しているため、余りに小さい裕度では
ケーブル8をケーブルガイド3のケーブル挿入口7に挿
入できない事態が発生する。他方、裕度を過大に設定す
ると、被覆層9a,9bの切断時にその裕度に範囲内で
切断刃5a,5bが変動するため、切断刃5aおよび5
bが第2被覆層9bおよび芯線10を傷付ける虞が大き
い。
【0041】そこで、上記裕度は、被覆層9a,6bの
切断時にその裕度の範囲内で切断刃5a,5bが変動し
ても、切断刃5aおよび5bが第2被覆層9bおよび芯
線10を傷付ける虞がない最大の大きさに設定する必要
がある。本実施例にあっては、以下に説明するように切
断刃5a,5bを構成することにより、ケーブル挿入口
7の内周面とケーブル8の外周面との間に大きな裕度を
設定することを可能としている。
切断時にその裕度の範囲内で切断刃5a,5bが変動し
ても、切断刃5aおよび5bが第2被覆層9bおよび芯
線10を傷付ける虞がない最大の大きさに設定する必要
がある。本実施例にあっては、以下に説明するように切
断刃5a,5bを構成することにより、ケーブル挿入口
7の内周面とケーブル8の外周面との間に大きな裕度を
設定することを可能としている。
【0042】また、ケーブルガイド3は、各被覆層9
a,9bおよび芯線10の異なった各サイズのケーブル
8ごとに複数種類用意されている。よって、ケーブルガ
イド3の外表面に、適用する芯線10および被覆層9
a,9bのサイズを表示したり、外表面に段差を形成し
たり、色の異なる材料や着色を施せば、適用する電圧階
級や導体(芯線)サイズの選別に好都合である。
a,9bおよび芯線10の異なった各サイズのケーブル
8ごとに複数種類用意されている。よって、ケーブルガ
イド3の外表面に、適用する芯線10および被覆層9
a,9bのサイズを表示したり、外表面に段差を形成し
たり、色の異なる材料や着色を施せば、適用する電圧階
級や導体(芯線)サイズの選別に好都合である。
【0043】なお、かかるケーブルガイド3は、比較的
形状が簡単であり加工が容易であるため、一般的な金属
材料(鉄、アルミ、チタン、銅合金等)や、エンジニア
リングプラスチック(ナイロン等)を用いて、機械加
工、注型により製作される。
形状が簡単であり加工が容易であるため、一般的な金属
材料(鉄、アルミ、チタン、銅合金等)や、エンジニア
リングプラスチック(ナイロン等)を用いて、機械加
工、注型により製作される。
【0044】次に、切断刃5について図2、図5および
図7を用いて説明する。上記ケーブルガイド3の窓部4
に取り付けられた第1及び第2切断刃5a,5bは、ケ
ーブルガイド3内に挿入されるケーブル8の第1及び第
2被覆層9a,9bに合わせて、それぞれ径方向内方に
階段状に延出されて取り付けられている。詳しくは、第
1及び第2切断刃5a,5bは、上記窓部4にビス26
によって取り付けられた略長方形状の刃本体27に、一
体的に形成されている。
図7を用いて説明する。上記ケーブルガイド3の窓部4
に取り付けられた第1及び第2切断刃5a,5bは、ケ
ーブルガイド3内に挿入されるケーブル8の第1及び第
2被覆層9a,9bに合わせて、それぞれ径方向内方に
階段状に延出されて取り付けられている。詳しくは、第
1及び第2切断刃5a,5bは、上記窓部4にビス26
によって取り付けられた略長方形状の刃本体27に、一
体的に形成されている。
【0045】第1切断刃5aは、ケーブル挿入方向前方
に位置し、ケーブル8の第1被覆層9aを皮剥きするも
のであり、第2切断刃5bは、ケーブル挿入方向後方に
位置し、ケーブル8の第2被覆層9bを皮剥きするもの
である。第1切断刃5aの径方向内方への延出長さは、
第2切断刃5bの延出長さより短い。よって、ケーブル
ガイド3に挿入されたケーブル8は、まず第1切断刃5
aによって第1段目の第1被覆層9aが皮剥きされ、そ
の後第2切断刃5bによって第2段目の第2被覆層9b
が皮剥きされる。
に位置し、ケーブル8の第1被覆層9aを皮剥きするも
のであり、第2切断刃5bは、ケーブル挿入方向後方に
位置し、ケーブル8の第2被覆層9bを皮剥きするもの
である。第1切断刃5aの径方向内方への延出長さは、
第2切断刃5bの延出長さより短い。よって、ケーブル
ガイド3に挿入されたケーブル8は、まず第1切断刃5
aによって第1段目の第1被覆層9aが皮剥きされ、そ
の後第2切断刃5bによって第2段目の第2被覆層9b
が皮剥きされる。
【0046】図1(b) に示すように、第1切断刃5aの
刃部28aの先端部29aは、ケーブル8の断面におい
て、第2被覆層9bの外周の水平方向接線H1 と垂直方
向接線V1 と第2被覆層外周L1 の三者に囲まれた領域
Z1 に、配置されている。同様に、第2切断刃5bの刃
部28bの先端部29bは、ケーブル8の芯線10の外
周の水平方向接線H2 と垂直方向接線V2 と芯線外周L
2 の三者に囲まれた領域Z2 に、配置されている。
刃部28aの先端部29aは、ケーブル8の断面におい
て、第2被覆層9bの外周の水平方向接線H1 と垂直方
向接線V1 と第2被覆層外周L1 の三者に囲まれた領域
Z1 に、配置されている。同様に、第2切断刃5bの刃
部28bの先端部29bは、ケーブル8の芯線10の外
周の水平方向接線H2 と垂直方向接線V2 と芯線外周L
2 の三者に囲まれた領域Z2 に、配置されている。
【0047】これにより、第1切断刃5aの刃部28a
の先端部29aと第2被覆層9bの外周との距離x1 が
大きくとれると共に、第2切断刃5bの刃部28bの先
端部29bと芯線10の外周との距離x2 が大きくとれ
るようになり、ケーブル挿入口7の内周面とケーブル8
の外周面との間に大きな裕度の設定が可能となった。な
お、上記芯線挿入穴17の内径を、各種ケーブル8のな
かの最大芯線10外径以上に設定すれば、全ての種類の
ケーブル8に共用して使用でき、コスト低減と作業性の
向上が推進できる。
の先端部29aと第2被覆層9bの外周との距離x1 が
大きくとれると共に、第2切断刃5bの刃部28bの先
端部29bと芯線10の外周との距離x2 が大きくとれ
るようになり、ケーブル挿入口7の内周面とケーブル8
の外周面との間に大きな裕度の設定が可能となった。な
お、上記芯線挿入穴17の内径を、各種ケーブル8のな
かの最大芯線10外径以上に設定すれば、全ての種類の
ケーブル8に共用して使用でき、コスト低減と作業性の
向上が推進できる。
【0048】各切断刃5a,5bは、図1および図5に
示すように、その刃部28a,28bがケーブルガイド
3の回転方向Rの前方側に位置するように、ケーブル挿
入方向Sに対して角度θだけ傾斜された状態で、窓部4
に取り付けられている。切断刃5a,5bの取付角度θ
は、切断する被覆層9a,9bおよび芯線10の外径に
よって異なるが、図1に示すように、切断刃5a,5b
の後端32をケーブル8の中心線33に重ねた場合、各
切断刃5a,5bの刃部28a,28bの先端部29
a,29bが垂直方向接線V1 ,V2 と水平方向接線H
1 ,H2 とのそれぞれの交点の中間点の近傍に位置する
角度が好適である。なお、図1ではケーブルガイド3の
記載を省略している。
示すように、その刃部28a,28bがケーブルガイド
3の回転方向Rの前方側に位置するように、ケーブル挿
入方向Sに対して角度θだけ傾斜された状態で、窓部4
に取り付けられている。切断刃5a,5bの取付角度θ
は、切断する被覆層9a,9bおよび芯線10の外径に
よって異なるが、図1に示すように、切断刃5a,5b
の後端32をケーブル8の中心線33に重ねた場合、各
切断刃5a,5bの刃部28a,28bの先端部29
a,29bが垂直方向接線V1 ,V2 と水平方向接線H
1 ,H2 とのそれぞれの交点の中間点の近傍に位置する
角度が好適である。なお、図1ではケーブルガイド3の
記載を省略している。
【0049】各切断刃5a,5bの刃部28a,28b
は、ケーブルガイド3の回転方向Rの前側の一側面34
が平板状に、後側の他側面35が傾斜状に形成されてい
る。その詳細を図2に示す。図示するように第1及び第
2切断刃5a,5bは、略長方形状の平板からなる刃本
体27に一体的に形成されている。第1及び第2切断刃
5a,5bの各刃部28a,28bは、それぞれ長い傾
斜面36a,36bと短い傾斜面37a,37bとから
形成されている。これら刃部28a,28bが実質的に
被覆層9a,9bを切断除去することになる。また、第
2切断刃5bには、上記短い傾斜面37bに連接され
て、テーパー部38が形成されている。テーパー部38
は、複数の直線状であってもよく、また傾斜面(刃)を
設けてもよい。
は、ケーブルガイド3の回転方向Rの前側の一側面34
が平板状に、後側の他側面35が傾斜状に形成されてい
る。その詳細を図2に示す。図示するように第1及び第
2切断刃5a,5bは、略長方形状の平板からなる刃本
体27に一体的に形成されている。第1及び第2切断刃
5a,5bの各刃部28a,28bは、それぞれ長い傾
斜面36a,36bと短い傾斜面37a,37bとから
形成されている。これら刃部28a,28bが実質的に
被覆層9a,9bを切断除去することになる。また、第
2切断刃5bには、上記短い傾斜面37bに連接され
て、テーパー部38が形成されている。テーパー部38
は、複数の直線状であってもよく、また傾斜面(刃)を
設けてもよい。
【0050】第1及び第2切断刃5a,5bの刃部28
a,28bの先端部29a,29bは、図1に示すよう
に、ケーブル8の断面において、各刃部28a,28b
が切断する被覆層の下層の被覆層9bまたは芯線10の
外周の水平方向接線H1 ,H2 と垂直方向接線V1 ,V
2 と下層外周L1 ,L2 の三者に囲まれた領域Z1 ,Z
2 に、それぞれ下層9bまたは芯線10から所定距離x
1 ,x2 離して配置されている。
a,28bの先端部29a,29bは、図1に示すよう
に、ケーブル8の断面において、各刃部28a,28b
が切断する被覆層の下層の被覆層9bまたは芯線10の
外周の水平方向接線H1 ,H2 と垂直方向接線V1 ,V
2 と下層外周L1 ,L2 の三者に囲まれた領域Z1 ,Z
2 に、それぞれ下層9bまたは芯線10から所定距離x
1 ,x2 離して配置されている。
【0051】よって、各切断刃5a,5bの刃部28
a,28bの先端部29a,29bより径方向内方の部
分(先端距離xの部分)の被覆層9a,9bは、切断刃
5a,5bによって切断されるのではなく、図3に示す
ように切断刃5の回転によって生じる回転力(摩擦)に
より剪断されるのである。すなわち、各切断刃5a,5
bの刃部28a,28bの先端部29a,29bより径
方向外方の部分の被覆層9a,9bは、切断刃5a,5
bによって切断されて切断刃5の一側面34(平面状)
に沿って上方に押し上げられて窓部4より排出される
が、このとき距離x1 ,x2 の部分の被覆層9a,9b
も上方に引っ張られてその引張力により剪断されるので
ある。
a,28bの先端部29a,29bより径方向内方の部
分(先端距離xの部分)の被覆層9a,9bは、切断刃
5a,5bによって切断されるのではなく、図3に示す
ように切断刃5の回転によって生じる回転力(摩擦)に
より剪断されるのである。すなわち、各切断刃5a,5
bの刃部28a,28bの先端部29a,29bより径
方向外方の部分の被覆層9a,9bは、切断刃5a,5
bによって切断されて切断刃5の一側面34(平面状)
に沿って上方に押し上げられて窓部4より排出される
が、このとき距離x1 ,x2 の部分の被覆層9a,9b
も上方に引っ張られてその引張力により剪断されるので
ある。
【0052】先端距離x1 ,x2 は、切断刃5a,5b
の回転速度によって異なるが、回転速度が100rpm以上で
距離x1 ,x2 が2.5mm 以下が好適である。何故なら、
回転速度が低下すると摩擦力が小さくなり剪断できなく
なり、また、距離xが大きくなると剪断面積が増加して
剪断できなくなるからである。なお、切断刃の回転速度
は、作業の安全性と大きな切削トルクが必要なことか
ら、駆動源としてのドライバードリルには低回転(500r
pm以下)のドリルが好適である。
の回転速度によって異なるが、回転速度が100rpm以上で
距離x1 ,x2 が2.5mm 以下が好適である。何故なら、
回転速度が低下すると摩擦力が小さくなり剪断できなく
なり、また、距離xが大きくなると剪断面積が増加して
剪断できなくなるからである。なお、切断刃の回転速度
は、作業の安全性と大きな切削トルクが必要なことか
ら、駆動源としてのドライバードリルには低回転(500r
pm以下)のドリルが好適である。
【0053】かかる切断刃5a,5bは、鋼材を刃本体
27の形状に機械加工したのち焼き入れし、刃研ぎ加工
して製作される。刃本体には、ビス等が挿通される穴3
9が2個形成されている。刃本体27は、上記穴39に
ビス26等を挿通させて窓部4にネジ込むことにより、
ケーブルガイド3の窓部4に固定される。なお、上記穴
39は、単数複数のいずれでもよく、長孔状に形成し
て、切断刃5の固定位置を微調節できるようにしてもよ
い。
27の形状に機械加工したのち焼き入れし、刃研ぎ加工
して製作される。刃本体には、ビス等が挿通される穴3
9が2個形成されている。刃本体27は、上記穴39に
ビス26等を挿通させて窓部4にネジ込むことにより、
ケーブルガイド3の窓部4に固定される。なお、上記穴
39は、単数複数のいずれでもよく、長孔状に形成し
て、切断刃5の固定位置を微調節できるようにしてもよ
い。
【0054】以上の構成からなる本実施例の作用につい
て述べる。
て述べる。
【0055】まず、ドライバードリル等の回転軸に設け
られたチャック(図示せず)に、図6に示すアタッチメ
ント2の駆動源取付部6を固定する。そして、図7に示
すように、アタッチメント2の凹部20に、切断するケ
ーブル8のサイズに合致したケーブルガイド3の凸部2
2を装着する。
られたチャック(図示せず)に、図6に示すアタッチメ
ント2の駆動源取付部6を固定する。そして、図7に示
すように、アタッチメント2の凹部20に、切断するケ
ーブル8のサイズに合致したケーブルガイド3の凸部2
2を装着する。
【0056】すると、凸部22と凹部20とは、断面多
角形状に形成されているため、ドライバードリル等の回
転軸に接続されたアタッチメント2の回転力は、スリッ
プすることなくケーブルガイド3に伝達される。また、
凸部22側に形成された係合溝23に、凹部20側に設
けられた引抜け防止部材25がバネ24等の付勢手段に
よって押し付けられて係合されることにより、アタッチ
メント2とケーブルガイド3との引き抜けが防止され
る。
角形状に形成されているため、ドライバードリル等の回
転軸に接続されたアタッチメント2の回転力は、スリッ
プすることなくケーブルガイド3に伝達される。また、
凸部22側に形成された係合溝23に、凹部20側に設
けられた引抜け防止部材25がバネ24等の付勢手段に
よって押し付けられて係合されることにより、アタッチ
メント2とケーブルガイド3との引き抜けが防止され
る。
【0057】その後、第2被覆層9bの必要な切断寸法
(すなわち芯線10の被覆層剥取長さ)を得るため、ネ
ジ16bを緩めてストッパ12をスライド移動させ、ス
トッパ12に一体的に設けられた表示部15を長穴18
に沿って移動させ、長穴18に沿って設けられた目盛り
19に基づいて、必要な切断寸法を設定する。そして、
ネジ16bを締めてストッパ12を固定する。以上で切
断準備が完了する。
(すなわち芯線10の被覆層剥取長さ)を得るため、ネ
ジ16bを緩めてストッパ12をスライド移動させ、ス
トッパ12に一体的に設けられた表示部15を長穴18
に沿って移動させ、長穴18に沿って設けられた目盛り
19に基づいて、必要な切断寸法を設定する。そして、
ネジ16bを締めてストッパ12を固定する。以上で切
断準備が完了する。
【0058】次に、ケーブルガイド3のケーブル挿入口
7に、ケーブル8をその第1被覆層9aが第1切断刃5
aに当接するまで挿入し、僅かに力を加えた状態でドラ
イバードリルのスイッチを入れる。すると、ドライバー
ドリルの回転がアタッチメント2を介してケーブルガイ
ド3に伝達され、ケーブルガイド3に固定された第1切
断刃5aがケーブル8の外周を回転しつつ第1被覆層9
aを螺旋状に切り込み、第1被覆層9aが第2被覆層9
bから螺旋状に切断され、窓部4から排出される。
7に、ケーブル8をその第1被覆層9aが第1切断刃5
aに当接するまで挿入し、僅かに力を加えた状態でドラ
イバードリルのスイッチを入れる。すると、ドライバー
ドリルの回転がアタッチメント2を介してケーブルガイ
ド3に伝達され、ケーブルガイド3に固定された第1切
断刃5aがケーブル8の外周を回転しつつ第1被覆層9
aを螺旋状に切り込み、第1被覆層9aが第2被覆層9
bから螺旋状に切断され、窓部4から排出される。
【0059】詳しくは、第1切断刃5aは、図1に示す
ようにケーブル挿入方向Sに対して角度θだけ傾斜して
配置されているので、ケーブル8の挿入方向Sとケーブ
ルガイド3の回転方向Rとのベクトル和の方向Tに切り
込みを開始する。ここで、第1切断刃5aは、その刃部
28aの先端部29aが第2被覆層9bから距離x1 だ
け離れているため、刃部先端部29aと第2被覆層9b
外周との間の第1被覆層9aの最下層部を、第2被覆層
9bから切り離すことはできないように思える。
ようにケーブル挿入方向Sに対して角度θだけ傾斜して
配置されているので、ケーブル8の挿入方向Sとケーブ
ルガイド3の回転方向Rとのベクトル和の方向Tに切り
込みを開始する。ここで、第1切断刃5aは、その刃部
28aの先端部29aが第2被覆層9bから距離x1 だ
け離れているため、刃部先端部29aと第2被覆層9b
外周との間の第1被覆層9aの最下層部を、第2被覆層
9bから切り離すことはできないように思える。
【0060】しかし、第1切断刃5aの刃部28aの先
端部29aより径方向内方の部分(先端距離x1 の部
分)の第1被覆層9aは、第1切断刃5aによって切断
されるのではなく、第1切断刃5aの回転によって生じ
る回転力(摩擦)により剪断されるのである。すなわ
ち、第1切断刃5aの刃部28aの先端部29aより径
方向外方の部分の第1被覆層9aは、第1切断刃5aに
よって切断されて切断刃5の平面状の一側面34に沿っ
て上方に押し上げられて窓部4より排出されるが、この
排出クズの排出に伴って距離x1 の部分の第1被覆層9
aの最下層部も上方に引っ張られ、その引張力により剪
断されるのである。
端部29aより径方向内方の部分(先端距離x1 の部
分)の第1被覆層9aは、第1切断刃5aによって切断
されるのではなく、第1切断刃5aの回転によって生じ
る回転力(摩擦)により剪断されるのである。すなわ
ち、第1切断刃5aの刃部28aの先端部29aより径
方向外方の部分の第1被覆層9aは、第1切断刃5aに
よって切断されて切断刃5の平面状の一側面34に沿っ
て上方に押し上げられて窓部4より排出されるが、この
排出クズの排出に伴って距離x1 の部分の第1被覆層9
aの最下層部も上方に引っ張られ、その引張力により剪
断されるのである。
【0061】このように、第1切断刃5aを第2被覆層
9bから距離x1 だけ離して配置し、第1被覆層9aの
上層および中層部を第1切断刃5aによって切断すると
共に、第1被覆層9aの最下層部を第1切断刃5aの回
転力によって剪断するため、第2被覆層9bに全く外傷
を負わせることなく、第1被覆層9aのみがスパイラル
状に切断される。
9bから距離x1 だけ離して配置し、第1被覆層9aの
上層および中層部を第1切断刃5aによって切断すると
共に、第1被覆層9aの最下層部を第1切断刃5aの回
転力によって剪断するため、第2被覆層9bに全く外傷
を負わせることなく、第1被覆層9aのみがスパイラル
状に切断される。
【0062】このようにして第2被覆層9bが剥きだし
となったケーブル8は、その後図7に示すように第2切
断刃5bによって同様にして第2被覆層9bが剥ぎ取ら
れ、芯線10が剥き出しとなる。かかる第2切断刃5b
による第2被覆層9bの剥ぎ取りも、上述と同様に剪断
を利用してなされるため、芯線10に外傷が発生するこ
とはない。
となったケーブル8は、その後図7に示すように第2切
断刃5bによって同様にして第2被覆層9bが剥ぎ取ら
れ、芯線10が剥き出しとなる。かかる第2切断刃5b
による第2被覆層9bの剥ぎ取りも、上述と同様に剪断
を利用してなされるため、芯線10に外傷が発生するこ
とはない。
【0063】第1及び第2被覆層9a,9bが切断され
てケーブルガイド3を貫通した芯線10は、図7に示す
ように、その先端面41がアタッチメント2の内部に収
容されたストッパ12の小径部14に当接するまで進
み、この間、第1及び第2被覆層9a,9bは連続して
スパイラル状に切断される。芯線10の先端面41がス
トッパ12の小径部14に当接すると、それ以上のケー
ブル8の挿入が妨げられるため、切断刃5a,5bが被
覆層9a,9bの同一円周上を回転し、スパイラル状切
断から円周切断となり、被覆層9a,9bがケーブル8
から切り取られて窓部4から排出落下される。この時点
で、ドライバードリルのスイッチを切ってケーブルガイ
ド3の回転を停止させ、ケーブル8をケーブルガイド3
から引き抜いて作業が完了する。
てケーブルガイド3を貫通した芯線10は、図7に示す
ように、その先端面41がアタッチメント2の内部に収
容されたストッパ12の小径部14に当接するまで進
み、この間、第1及び第2被覆層9a,9bは連続して
スパイラル状に切断される。芯線10の先端面41がス
トッパ12の小径部14に当接すると、それ以上のケー
ブル8の挿入が妨げられるため、切断刃5a,5bが被
覆層9a,9bの同一円周上を回転し、スパイラル状切
断から円周切断となり、被覆層9a,9bがケーブル8
から切り取られて窓部4から排出落下される。この時点
で、ドライバードリルのスイッチを切ってケーブルガイ
ド3の回転を停止させ、ケーブル8をケーブルガイド3
から引き抜いて作業が完了する。
【0064】また、異なった芯線10サイズの被覆層9
a,9bを切断する場合には、その芯線サイズ専用の切
断刃5付きケーブルガイド3を選定し、これをアタッチ
メント2に装着すればよい。また、長尺の切断が必要な
場合には、それに見合った寸法調節機構を有するアタッ
チメント2を使用すればよい。すなわち、ケーブルガイ
ド3とアタッチメント2とは、現場で皮剥きさせるケー
ブル8の種類に合わせて、予め複数種類用意しておく。
a,9bを切断する場合には、その芯線サイズ専用の切
断刃5付きケーブルガイド3を選定し、これをアタッチ
メント2に装着すればよい。また、長尺の切断が必要な
場合には、それに見合った寸法調節機構を有するアタッ
チメント2を使用すればよい。すなわち、ケーブルガイ
ド3とアタッチメント2とは、現場で皮剥きさせるケー
ブル8の種類に合わせて、予め複数種類用意しておく。
【0065】ここで、アタッチメント2と切断刃5付き
ケーブルガイド3とを互いに共用することにより、各種
の被覆層(9a,9bなど)を低コストで段剥ぎできる
工具となる。なお、駆動源と切断刃を一体化したもの、
或いはアタッチメントと切断刃とを一体化したようなも
のも考えられるが、前者は適用する最大のケーブルに駆
動源の能力を合わせる必要があり、後者は切断寸法の変
更時にアタッチメントと切断刃まで交換しなければなら
ない不合理性がある。
ケーブルガイド3とを互いに共用することにより、各種
の被覆層(9a,9bなど)を低コストで段剥ぎできる
工具となる。なお、駆動源と切断刃を一体化したもの、
或いはアタッチメントと切断刃とを一体化したようなも
のも考えられるが、前者は適用する最大のケーブルに駆
動源の能力を合わせる必要があり、後者は切断寸法の変
更時にアタッチメントと切断刃まで交換しなければなら
ない不合理性がある。
【0066】また、切断刃5付きケーブルガイド3は、
切断する芯線サイズ専用(または被覆層厚さ専用)であ
るため、切断しようとしているケーブル8に適合するも
のを選択してそれをアタッチメント2に装着しさえすれ
ば、各種ケーブル8に迅速に容易に対応することができ
る。すなわち、狭い作業現場において、芯線サイズまた
は被覆層厚さに応じて刃先寸法等を調節する必要はな
い。
切断する芯線サイズ専用(または被覆層厚さ専用)であ
るため、切断しようとしているケーブル8に適合するも
のを選択してそれをアタッチメント2に装着しさえすれ
ば、各種ケーブル8に迅速に容易に対応することができ
る。すなわち、狭い作業現場において、芯線サイズまた
は被覆層厚さに応じて刃先寸法等を調節する必要はな
い。
【0067】なお、切断刃5付きケーブルガイド3の代
わりに、被覆層9a,9bのペンシリングを行うペンシ
リング切断刃を設けたペンシリング切断刃付きケーブル
ガイドをアタッチメントに装着すれば、切断後の被覆層
9a,9bのペンシリング加工を行うことができる。
わりに、被覆層9a,9bのペンシリングを行うペンシ
リング切断刃を設けたペンシリング切断刃付きケーブル
ガイドをアタッチメントに装着すれば、切断後の被覆層
9a,9bのペンシリング加工を行うことができる。
【0068】
【発明の効果】以上要するに本発明にかかるケーブル被
覆層段剥ぎ工具によれば、次のような優れた効果を発揮
できる。
覆層段剥ぎ工具によれば、次のような優れた効果を発揮
できる。
【0069】(1)切断すべき被覆層の上層および中層
部を各切断刃によって切断すると共に、切断すべき被覆
層の最下層部を各切断刃の回転力によって剪断するた
め、切断すべき被覆層の下層の被覆層に外傷を負わせる
ことなく、複数の被覆層を階段状に切断除去することが
できる。
部を各切断刃によって切断すると共に、切断すべき被覆
層の最下層部を各切断刃の回転力によって剪断するた
め、切断すべき被覆層の下層の被覆層に外傷を負わせる
ことなく、複数の被覆層を階段状に切断除去することが
できる。
【0070】(2)アタッチメント内のストッパを適宜
移動させて固定手段により固定することにより、切断除
去すべき被覆層のケーブル軸方向の長さを調節できる。
また、ケーブル被覆層段剥ぎ工具を、駆動源とアタッチ
メントと切断刃付きケーブルガイドとにより構成してい
るため、切断する被覆層に最適な駆動源、アタッチメン
トおよび切断刃付きケーブルガイドを選択でき、各構成
要素を互いに共用できる。よって、低コストで小型な工
具となる。
移動させて固定手段により固定することにより、切断除
去すべき被覆層のケーブル軸方向の長さを調節できる。
また、ケーブル被覆層段剥ぎ工具を、駆動源とアタッチ
メントと切断刃付きケーブルガイドとにより構成してい
るため、切断する被覆層に最適な駆動源、アタッチメン
トおよび切断刃付きケーブルガイドを選択でき、各構成
要素を互いに共用できる。よって、低コストで小型な工
具となる。
【0071】
【0072】
【図1】本発明の一実施例を示すケーブル被覆層段剥ぎ
工具の切断刃とケーブルとの取り合いを示す図であり、
(a)は平面図、 (b)は (a)のA−A線矢視図である。
工具の切断刃とケーブルとの取り合いを示す図であり、
(a)は平面図、 (b)は (a)のA−A線矢視図である。
【図2】上記ケーブル被覆層段剥ぎ工具の切断刃を示す
図であり、 (a)は側面図、 (b)は (a)のB−B線矢視図
である。
図であり、 (a)は側面図、 (b)は (a)のB−B線矢視図
である。
【図3】上記切断刃によって、ケーブルの第1被覆層を
切断していく様子を示す図である。
切断していく様子を示す図である。
【図4】上記ケーブル被覆層段剥ぎ工具によって第1及
び第2被覆層が段剥ぎされたケーブルを示す図である。
び第2被覆層が段剥ぎされたケーブルを示す図である。
【図5】上記ケーブル被覆層段剥ぎ工具のケーブルガイ
ドを示す図であり、(a) は平面図、(b) は (a)のC−C
線断面図である。
ドを示す図であり、(a) は平面図、(b) は (a)のC−C
線断面図である。
【図6】上記ケーブル被覆層段剥ぎ工具のアタッチメン
トを示す図であり、(a) は平面図、(b) は (a)のD−D
線断面図である。
トを示す図であり、(a) は平面図、(b) は (a)のD−D
線断面図である。
【図7】上記ケーブルガイドとアタッチメントとからな
るケーブル被覆層段剥ぎ工具の側断面図である。
るケーブル被覆層段剥ぎ工具の側断面図である。
【図8】従来のケーブル被覆層切断工具によってケーブ
ルの被覆層を切断除去している様子を示す断面図であ
る。
ルの被覆層を切断除去している様子を示す断面図であ
る。
1 ケーブル被覆層段剥ぎ工具 2 アタッチメント 3 ケーブルガイド 4 窓部 5a 第1切断刃 5b 第2切断刃 8 ケーブル 9a 第1被覆層 9b 第2被覆層 10 芯線 28a 刃部 28b 刃部 29a 先端部 29b 先端部 34 切断刃の一側面(前側面) 35 切断刃の他側面(後側面) R 回転方向 S ケーブル挿入方向 θ 切断刃の取付角度 H1 ,H2 水平方向接線 V1 ,V2 垂直方向接線 L1 ,L2 外周 Z1 ,Z2 領域 x1 ,X2 距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小関 俊夫 宮城県仙台市宮城野区榴岡四丁目1番1 号 株式会社ユアテック内 (72)発明者 泉谷 岳伸 宮城県仙台市宮城野区榴岡四丁目1番1 号 株式会社ユアテック内 (56)参考文献 特開 平1−91609(JP,A) 特開 平2−246714(JP,A) 実開 平7−16520(JP,U) 実開 昭53−32981(JP,U) 実開 平2−17910(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/12
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーブルの複数の被覆層を階段状に切断
除去する工具において、一端が回転軸に連結され他端か
らケーブルが挿入される筒体状のケーブルガイドの側面
に窓部を開口し、該窓部に、上記ケーブルガイド内に挿
入されるケーブルの複数の被覆層に合わせてそれぞれ径
方向内方に延出された各切断刃を階段状に取り付け、各
切断刃を、その刃部がケーブルガイドの回転方向前方側
に位置するようにケーブル挿入方向に対して傾斜して配
置し、各刃部を、ケーブルガイドの回転方向前側を平板
状に後側を傾斜状に形成し、且つ各刃部の先端部を、ケ
ーブルの断面において、各刃部が切断する被覆層の下層
の被覆層の外周の水平方向接線と垂直方向接線と下層外
周の三者に囲まれた領域に、それぞれ下層から離して配
置すると共に、上記ケーブルガイドと回転軸との間に、
筒体状に形成されたアタッチメントを着脱自在に取り付
け、該アタッチメントの内部にストッパを軸方向にスラ
イド自在に収容し、該ストッパは、上記アタッチメント
の内部を軸方向に自在にスライドする大径部と、該大径
部から上記ケーブルガイド側へと突出して形成されて、
被覆層が切断除去されてケーブルガイドを貫通したケー
ブルの芯線の先端面が当接する小径部とからなり、当該
ストッパに、これを任意のスライド位置にて固定する固
定手段を設けると共に、上記アタッチメントの外面に、
当該ストッパのスライド量を表示する目盛りを設けたこ
とを特徴とするケーブル被覆層段剥ぎ工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7115818A JP3064207B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | ケーブル被覆層段剥ぎ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7115818A JP3064207B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | ケーブル被覆層段剥ぎ工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317525A JPH08317525A (ja) | 1996-11-29 |
| JP3064207B2 true JP3064207B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=14671869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7115818A Expired - Lifetime JP3064207B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | ケーブル被覆層段剥ぎ工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3064207B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7356485B2 (en) | 2000-10-20 | 2008-04-08 | Hitachi, Ltd. | Service providing system |
| US7697231B2 (en) | 2004-11-30 | 2010-04-13 | Kyocera Corporation | Portable electronic apparatus |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007110874A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Toshin Denki Kk | 皮剥ぎ工具 |
| JP6732282B2 (ja) * | 2016-06-03 | 2020-07-29 | 株式会社永木精機 | 被覆線皮剥器、および、被覆線皮剥方法 |
| CN112478911B (zh) * | 2020-12-29 | 2024-06-07 | 佛山市荣达线缆有限公司 | 一种陶瓷化硅胶绝缘防火电缆收卷滚筒 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5332981U (ja) * | 1976-08-30 | 1978-03-22 | ||
| JPH07118856B2 (ja) * | 1987-09-30 | 1995-12-18 | 古河電気工業株式会社 | 電線の皮剥工具 |
| JPH073783Y2 (ja) * | 1988-07-20 | 1995-01-30 | 昭和電線電纜株式会社 | ケーブルの被覆除去装置 |
| JPH082132B2 (ja) * | 1989-03-20 | 1996-01-10 | 古河電気工業株式会社 | 電線皮剥ぎ磨き工具 |
| JP2549904Y2 (ja) * | 1993-08-04 | 1997-10-08 | 株式会社関電工 | 電線被覆剥取工具 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP7115818A patent/JP3064207B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7356485B2 (en) | 2000-10-20 | 2008-04-08 | Hitachi, Ltd. | Service providing system |
| US7697231B2 (en) | 2004-11-30 | 2010-04-13 | Kyocera Corporation | Portable electronic apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08317525A (ja) | 1996-11-29 |
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