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JP3076902B2 - ソケット用接点の接触圧測定器 - Google Patents
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JP3076902B2 - ソケット用接点の接触圧測定器 - Google Patents

ソケット用接点の接触圧測定器

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JP3076902B2
JP3076902B2 JP09231657A JP23165797A JP3076902B2 JP 3076902 B2 JP3076902 B2 JP 3076902B2 JP 09231657 A JP09231657 A JP 09231657A JP 23165797 A JP23165797 A JP 23165797A JP 3076902 B2 JP3076902 B2 JP 3076902B2
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socket
contact
electrode
contact pressure
fixing jig
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久男 大島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソケット用接点の接触
圧測定器、特に、ICパッケージなどの電気部品と外部
回路との接続を行うためのICソケットの、コンタクト
ピンの接触圧力を、実際の使用状態に近い状態で測定す
るための測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージなどの電気部品を検査す
るためのICソケットの場合、コンタクトピンと電気部
品の電極部との接触圧力が変わると、コンタクトピンと
電気部品の電極部との間での電気抵抗が変化して、検査
結果に影響を及ぼすことがあるので、コンタクトピンと
電気部品の電極部との接触圧力を正確に測定することは
重要な問題である。
【0003】従来、上記の接触圧力を測定する方法の一
例としては、ICパッケージのリードの代わりに、リー
ドと類似の物質をコンタクトピンに接触させ、この状態
でリードと類似の物質をICソケット内から引き抜き、
このときの抜く力を測定することによって、上記の接触
圧力の強さを測定する方法があった。しかし、この方法
では実際の接触圧力を知ることはできず、同じ条件のI
Cソケット同士で上記の接触圧力の強さを比較測定する
だけしかできなかった。
【0004】他の方法としては、電気部品の電極部の代
わりに、所謂起歪体をコンタクトピンに接触させ、この
起歪体がコンタクトピンによる接触圧力によって変形
し、この変形によって起歪体に接続されていた、変型量
をICソケットの外へ伝える物質が移動し、この移動量
をICソケットの外部に設置されていた移動量検出器に
よって検出して、上記の接触圧力を測定する方法があっ
た。しかしこの方法では、起歪体をICソケット内に装
着しなければならないので、ICソケットの形状によっ
て起歪体の大きさ及び形状が限定され、また、起歪体の
変形をICソケットの外へ伝える物質の形状も限定され
てしまい、正確な接触圧力を測定することは難しかっ
た。特に、形状の異なるICソケット同士では測定精度
にばらつきが生じてしまい、大変不都合であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】どんな種類のICソケ
ットでも容易に、コンタクトピンと電気部品の電極部と
の実際の接触圧力を正確に測定できれば、ICソケット
の品質管理がしやすくなって、ICパッケージなどの電
気部品の検査ミスを削減することができ、また、新たな
るICソケットを設計する上でも、設計が容易になる。
【0006】本発明は、各種ソケットのコンタクトピン
と電気部品の電極部との間の、実際の接触圧力を簡単
に、しかも精度よく測定することができるソケット用接
点の接触圧測定器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のソケット用接点
の接触圧測定器は、弾性を有する薄い抵抗体を表面に配
設したフレキシブルシートを抵抗体同士が接触して重な
り合うように複数枚貼り合わせた検出部を有するプロー
ブと、ソケットに装着される電気部品と同一形状をした
固定治具と、検出部を固定した固定治具をソケットに装
着したときにソケットのコンタクトピン同士の間隔に合
うように検出部に配設された複数の電極部とを備え、複
数の電極部がソケットのコンタクトピンの接触部上に位
置し押圧されることによって、ソケットのコンタクトピ
ンと電極部との接触圧力を測定するようにした。また、
検出部をソケット内で固定するために、測定するソケッ
トに収容される電気部品と同じ形状の固定治具にピンが
設けられ、そのピンが検出部に設けた孔に挿通する形
で、検出部が固定治具に固定され、この固定治具をソケ
ットに収容することで、検出部をソケット内に固定す
る。検出部の電極部は、その間隔を各行毎に複数種類に
変化させた各行パターン状に形成されており、各行パタ
ーン状の電極部からそのとき使用する電極間隔を選択し
て固定治具に固定できるようになっている。
【0008】
【作用】フレキシブルシートによって検出部が構成され
ているので、固定する固定治具を変えることにより様々
な種類のソケットに検出部を固定することができ、ま
た、検出部の電極部がその間隔を各行毎に複数種類に変
化させた各行パターン状に形成されているので、そのと
き使用する電極間隔を選択して固定治具に固定できるよ
うになっているため、コンタクトピンの配設間隔が異な
るソケットにも対応できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明によるICソケット用接触圧
測定器のプローブの一例を示す平面図である。図中、1
は検出部、2はコネクタ、3は、検出部1とコネクタ2
とを繋ぐ配線部、4は、検出部1を位置決め固定するた
めに使用する孔である。検出部1は、2枚のフレキシブ
ルなシートを貼り合わせて構成されており、一方のシー
トには、図2に示すように、導電体の上部に弾性を有す
る薄い抵抗体を設けた細長い複数の電極部5aが検出部
1の先端へ行くほど各電極部5aの間隔が段階的に広く
なるように配設されており、他方のシートには、図3に
示すように、導電体上部に同じく薄い抵抗体を設けた幅
の広い電極部5bが、この実施例の場合は3つ配設され
ている。そして、検出部1は図2に示すシートと図3に
示すシートとを、電極部5aの各間隔が段階的に変わっ
た部分で電極部5bの各々と相互に直交して接触して重
なるように貼り合わされて、作られている。尚、この検
出部1は、特表昭62−502665、特表平3−50
1221等で既に知られている。コネクタ2は、電極部
5aと電極部5b間の電気抵抗の変化を検出するため図
示しない回路の装置に接続されている。該回路装置は、
複数の電極部5aを順次電気的にスキャンして自動的に
各電極部5a部位の抵抗値を測定し、接触抵抗を示すよ
うになっている。
【0010】上記のように構成することで、電極部5a
を押圧すると、電極部5a及び5bが弾性変形して、押
圧する力に対応して互いに接触し合っている抵抗体同士
の表面の密着度が向上して行く。即ち、抵抗体の表面は
特別な処理をしていないため微細な凹凸があり、このた
め密着度が向上すると、抵抗体同士の接触面積が増加す
る。電流は、小さな接触部に集中して流れると電気抵抗
が増加する、所謂集中抵抗が増加する。故に、接触面積
が増加していくと、集中抵抗は減少し、この部分の電気
抵抗が低下する。上記の電気抵抗の低下量を、各電極部
5aに対し一つずつ順に電気的に検出することで、一つ
一つの電極部5aに加えられた押圧力を測定することが
できる。
【0011】次に、実際の使用方法を説明する。図4
は、所謂フラット型ICパッケージ用ICソケットの一
例を示す斜視図である。図中、6はICソケット内に多
数植設されているコンタクトピン、7はICパッケージ
から熱を逃がすための開口部7aと、ICパッケージの
リードをコンタクトピン6の接触部に対して押圧するた
めの押圧部7bとを有するカバーである。図5は、図1
に示すプローブを固定するための固定治具の一例を示す
斜視図である。図中8は、図4に示すICソケットに装
着されるICパッケージと同一形状をした載置部、9は
図1に示すプローブの孔4に挿入可能な複数のピンであ
る。
【0012】まず、図1に示すプローブの配線部3を、
図4に示すICソケットの開口部7aを通しておいて、
次にプローブの孔4に、図5に示す固定治具のピン9を
挿入することで、固定治具の載置部8上に、図1に示す
プローブを固定する。そして固定治具を、図4に示すI
CソケットにICパッケージを装着するのと同じように
装着すると、各電極部5aが、コンタクトピン6の接触
部上に位置するようになる。すなわち、固定治具のピン
9は、コンタクトピン6の間隔に合う間隔に配設されて
いる電極部5aの部分が、コンタクトピン6の接触部上
に来るように、検出部1を固定できる位置に設けられて
いる。
【0013】この状態でカバー7を閉じると、押圧部7
bが電極部5aをコンタクトピン6の接触部に対して押
圧し、ちょうどICソケットにICパッケージを装着し
たときと同じ状態ができる。このときの、電極部5a、
5b部位の全体の厚みをICパッケージのリードピンと
略同一にしておけば、電極部5aが受けている力を上述
の方法で測定することにより、ICパッケージのリード
とコンタクトピン6の接触部との接触圧力を知ることが
できる。
【0014】更に、プローブの孔4に挿入するピン9を
変えて行けば、ICソケットの一辺に植設されている全
てのコンタクトピン6に対して、同様の測定ができる。
また更に、固定治具の向きを変えれば、ICソケットに
植設されている各辺全てのコンタクトピン6に対して
も、同様に測定できる。なお、長方形のICパッケージ
を装着するICソケットに対しては、固定治具の2辺に
ピン9を設ければよい。図4に示すICソケットの場
合、カバーの開口部7aの中央に補強のための架橋部7
cがあるので、配線部3を図6に示すように、予め屈曲
した形状に作っておくと、ICソケット内への検出部1
の挿入がしやすくなり、測定にも支障が生じない。
【0015】又、検出部1の先端付近の電極部5aを使
用しない場合は、使わない部分の電極部5aから検出部
1を切断してしまってもよい。このようにすると、使用
しない検出部1の先端部分が邪魔にならなくて済み、小
型のICソケットの場合、プローブを装着しやすくな
る。もちろん、検出部1は2枚のシートの電極部5aと
5bとを接触させて重ね合わせて構成されているので、
検出部1の先端を切断しても、プローブが通電しなくな
るようなことはない。又電極部5bは、電極部5aの間
隔が一番狭い段部に対応した部分にのみ設けておいても
よい。
【0016】図7は、プローブの検出部1に設けられた
電極部5の配設パターンの、他の実施例を示すものであ
る。この場合には、電極部5は格子状に設けられてお
り、一方の縞を構成する電極部5cは、電極部5cの間
隔が途中で変化している。これに対して、他方の縞を構
成する電極部5dは、全て同一の間隔で配設されてい
て、一番端の電極部5d’だけが幅広に構成されてい
る。この二つの電極部5cと5d及び5d’を重ね合わ
せることによって、検出部1が構成されている。このよ
うにプローブの検出部1を構成し、電極部5c及び5d
のいずれかのパターンを用いて、間隔が異なるコンタク
トピン6を設けた各種のICソケットに対応してもよ
い。更に、電極部5d’を用いて、特殊な形状のコンタ
クトピンを有するICソケットの測定を行うこともでき
る。
【0017】図7に示す検出部の場合、電極部5cは途
中で間隔が一回しか変わっておらず、5dは全く間隔が
変化していないが、もちろん、電極部5cと5dの間隔
の変化は、使用目的に応じてもっと複数に変化させても
よい。
【0018】上記実施例では、カバーの押圧部7bによ
ってICパッケージのリードを押圧するタイプのICソ
ケットについてのみ説明したが、本発明はこれに限定す
るものではなく、固定治具を変えることで他のICソケ
ットにも適用できる。また、電極部5a及び5c、5d
の間隔の整数倍の間隔でコンタクトピンを設けるICソ
ケットに対しても、全ての電極部5a及び5c、5dの
うちのいくつかだけを使用することによって、測定する
ことが可能である。更にまた、上記実施例では、コンタ
クトピン6の電極部と接触する各電極部5の部分は平行
にフレキシブルなシートの表面に配設しているが、場合
によっては、電極部5を放射状に配設したり、円弧状に
配設したりしてもよい。
【0019】
【発明の効果】上述のように、本発明のソケット用接点
の接触圧測定器は、その検出部をフレキシブルシートに
よって構成しているので、固定治具を交換することで色
々な種類のソケットに対応でき、また、電極部はその間
隔を各行毎に複数種類に変化させた各行パターン状に形
成し、各行パターン状の電極部からそのとき使用する電
極間隔を選択して固定治具に固定できるようにしたの
で、コンタクトピンの間隔が異なる各種のソケットに対
して互換性があり、そして、ICソケットに適用すれば
実際のICソケットの使用状態に極めて近い状態で接触
圧力を測定できるので、信頼性の高い接点の接触圧力の
測定値が得られる。
【0020】その上、検出器は、検出器に設けられた孔
と、固定治具に設けられたピンとによって、固定治具に
位置決め固定されるので、検出器の固定治具への位置決
めが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプローブの一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1に示すプローブの検出部を構成する一方の
シートに配設された電極部を示す部分拡大図である。
【図3】図1に示すプローブの検出部の、図2に示すシ
ートとは異なるシートに配設された電極部を示す部分拡
大断面図である。
【図4】ICソケットの一例を示す斜視図である。
【図5】図1に示すプローブを固定するための固定治具
の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明によるプローブの配線部の形状の他の例
を示す部分拡大図である。
【図7】本発明によるプローブの検出部に配設された電
極部のパターンの他の例を示す、部分拡大図である。
【符号の説明】
1 検出部 2 コネクタ 3 配線部 4 孔 5 電極部 6 コンタクトピン 7 カバー 8 載置部 9 ピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を収容し該電気部品の電気的導
    通検査を行うためのソケットに適用されるソケット用接
    点の接触圧測定器において、弾性を有する薄い抵抗体を
    表面に配設したフレキシブルシートを前記抵抗体同士が
    接触して重なり合うように複数枚貼り合わせた検出部を
    有するプローブと、前記ソケットに装着される電気部品
    と同一形状をした固定治具と、前記検出部を固定した該
    固定治具を前記ソケットに装着したときに前記ソケット
    のコンタクトピン同士の間隔に合うように前記検出部に
    配設された複数の電極部とを備え、該複数の電極部が前
    記ソケットのコンタクトピンの接触部上に位置し押圧さ
    れることによって、前記ソケットのコンタクトピンと前
    記電極部との接触圧力を測定するようにしたことを特徴
    とするソケット用接点の接触圧測定器。
  2. 【請求項2】 前記検出部の電極部は、その間隔を各行
    毎に複数種類に変化させた各行パターン状に形成し、該
    各行パターン状の電極部からそのとき使用する電極間隔
    を選択して固定治具に固定できるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載のソケット用接点の接触圧測定
    器。
JP09231657A 1997-07-24 1997-07-24 ソケット用接点の接触圧測定器 Expired - Lifetime JP3076902B2 (ja)

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