JP3086366B2 - 高層建物のペリメータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法 - Google Patents
高層建物のペリメータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法Info
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Description
ットの据付方法に係り、特に高層建物における各階のペ
リメータ部に設置するための、高層建物のペリメータ用
床置型ファンコイルユニットの据付方法に関するもので
ある。
暖房負荷を処理するため、ペリメータゾーンとなる窓下
部に、床置隠蔽型のファンコイルユニットを設置する方
式が近年広く採用されている。
ユニットを高層建物の各階における床面に設置するにあ
たっては、次のような方法が採られていた。まず地上部
で1スパンの鉄骨フレームにデッキプレートを取付け、
その下面に設備工事の天井吊りの配管、風道、機器など
を先行取付(地組)してフロアユニットを構成し、この
フロアユニットを揚重して鉄筋躯体に取付けた後、配筋
並びに床コンクリート打設を行う。その後床コンクリー
トが固化するための養生期間を経過した後に、床置型フ
ァンコイルユニット及びその廻りの配管材などを仮設リ
フトなどで各階に単独揚重し、各階で外周部の据付位置
まで水平運搬し、これをコンクリート床に据付け、その
廻りの配管、断熱などを施工するようにしていた。
ファンコイルユニット及びその廻りの配管材の揚重作業
は、多くの作業員を各階に配置して、揚重施設への積込
み、荷降し及び各階での水平運搬などに多大の労力を必
要としていた。その上、高層建物の各階のペリメータ用
ファンコイルユニットは、台数が多く、且つ分散してい
るため、仮設リフトやエレベータを長時間専有使用する
必要があり、その間他の設備工事や建築工事の資材の揚
重が制限され、工期短縮面からも問題となっていた。
短縮と生産性向上のため工事中の建物内部に資材揚重用
の仮設リフトを設置せず、タワークレーンやジブクレー
ン等の揚重機のみにより揚重する方法がとられ始めてい
る。従前のように建物内に仮設リフトを設けると、資材
揚重完了後の撤去及びその使用床の穴塞ぎ工事が必要と
なり、その部分が他の部分よりも工事が遅れ、建設工程
のクリティカルパスとなるからである。
ユニット等を揚重する場合、それらの形状が多種に渡り
しかもその大きさも割と小さいことや、各階に分散配置
することなどから、大型のタワークレーンはこれらを揚
重することに適していない。
床置ファンコイルユニットを先行取付けすることが考え
られるが、単純に床置ファンコイルユニットをデッキプ
レート上に先行据え付けすると、フロアユニットを揚
重、取付けした後、高層各階における床配筋作業の際
に、それが邪魔となったり、また床コンクリート打設の
際において、ファンコイルユニットの下にコンクリート
が流れ込みにくいという問題がある。
ニットを先行据え付けする場合には、床配筋作業や床コ
ンクリート打設の際、その下部に配筋できるように、ま
たコンクリートがファンコイルユニットの下に流れ込む
ように、ファンコイルユニットを持上げて(浮かせて)
おく等の処置が必要となってくる。しかしながら、その
ように各ファンコイルユニットを夫々持ち上げて先行据
え付けするのは、非常な手間、時間がかかってしまい、
施工の簡便さ、工期短縮に逆行する。
あり、地上部で床置ファンコイルユニットを先行据え付
けする方法を採りつつも、揚重後の他の作業に支障を与
えない、新しい高層建物のペリメータ用床置型ファンコ
イルユニットの据付方法を提供して、上記問題の解決を
図ることを目的とするものである。
求項1によれば、ペリメータ用床置型ファンコイルユニ
ットを高層建物の床面に据え付ける方法であって、梁組
みした梁上にデッキプレートを設け、このデッキプレー
ト上における床置型ファンコイルユニットの据え付け部
分となるエリアにコンクリートを打設し、前記コンクリ
ートの固化完了後、前記コンクリート上に床置型ファン
コイルユニットを据え付け固定し、その後前記デッキプ
レートを鉄骨構造体の各階所定位置に揚重して取付け、
各階の床を形成することを特徴とする、高層建物のペリ
メータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法が提供
される。
での打設コンクリートに代えて、プレハブコンクリート
を用いたことを特徴とする、高層建物のペリメータ用床
置型ファンコイルユニットの据付方法が提供される。
は2に記載の据え付け方法において、固化したコンクリ
ートやプレハブコンクリート上に床置型ファンコイルユ
ニットを据え付け固定すると共に、さらにこの床置型フ
ァンコイルユニットに必要な各種配管も施工することを
特徴とする、高層建物のペリメータ用床置型ファンコイ
ルユニットの据付方法が提供される。
の据え付け方法において、床置型ファンコイルユニット
の据え付け固定並びに、必要な各種配管を施工すると共
に、さらにこれら床置型ファンコイルユニットや各種配
管に必要な断熱施工も行うことを特徴とする、高層建物
のペリメータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法
が提供される。
レートを設け、このデッキプレート上における床置型フ
ァンコイルユニットの据え付け部分となるエリアにコン
クリートを打設し、前記コンクリートの固化完了後、前
記コンクリート上に床置型ファンコイルユニットを据え
付け固定するので、地上部の床ユニット製作ヤードにお
いて、床置ファンコイルユニットの据付けを行うことに
なる。
そのままクレーン等で鉄骨構造体の各階所定位置に揚重
して取付け、必要な配筋等を行い、その後デッキプレー
ト上における残りの部分にコンクリートの打設等を行っ
て床を形成するのである。かかる場合、予め地上部の床
ユニット製作ヤードにおいて、床置型ファンコイルユニ
ットの据え付け部分となるエリアはコンクリートが打設
済みであるから、上記のような配筋等の作業に支障をき
たすことはない。
て、地上部の床ユニット製作ヤードで打設するコンクリ
ートに代えて、例えばコンクリート板等のプレハブコン
クリートを使用するから、さらに作業の簡易、迅速性が
図れる。
作ヤードにおいて、さらに床置型ファンコイルユニット
に必要な各種配管も施工するので、作業しやすく、また
デッキプレート揚重後の床置型ファンコイルユニット周
りの作業量が低減する。
製作ヤードにおいて、さらに床置型ファンコイルユニッ
トや各種配管に必要な断熱施工も行うので、なお一層デ
ッキプレート揚重後の床置型ファンコイルユニット周り
の作業量が低減する。しかも地上部にて行うため、断熱
作業がしやすいものである。
説明すると、まず図1に示したように、デッキプレート
1の下面における両側端部に、揚重に供する揚重用鉄骨
2、3を仮設する。またさらにこのデッキプレート1の
下面に適宜数の小梁4、5を固定する。
取り付けた際に窓側のペリメータゾーンとなる部分、即
ちデッキプレート1における上面側の一側端部近傍に、
適宜の型枠材を構築した後、コンクリートを打設して、
据付用コンクリート躯体6を形成させる。
後、床置隠蔽型ファンコイルユニット7、8を図2、図
3、図4に示したように、固定ボルト9によって、据付
用コンクリート躯体6上における所定位置に固定する。
ット7、8の冷・温水管10、11、排水管12を、横
配管固定化金具13によって据付用コンクリート躯体6
上に配管、固定し、さらにこれら冷・温水管10、1
1、排水管12の各接続口と、それに対応する床置隠蔽
型ファンコイルユニット7、8の各接続口とを、適宜の
接続管14によって接続させる。
置隠蔽型ファンコイルユニット7、8、及びこれら床置
隠蔽型ファンコイルユニット7、8に必要な冷・温水管
10、11、排水管12等の各種横配管を施工した後、
図5に示したように、揚重用鉄骨2、3の各端部に吊り
ワイヤ15を夫々接続し、例えばタワークレーン(図示
せず)によって、このデッキプレート1ごと所定の階に
まで揚重し、所定位置に設置後、揚重用鉄骨2、3をデ
ッキプレート1から取り外す。
対して、配筋した後床用コンクリートを、据付用コンク
リート躯体6と面一となるように打設すればよい。この
ようにして、床置隠蔽型ファンコイルユニット7、8及
び冷・温水管10、11、排水管12等の各種横配管が
施工された、所定の階の床面が形成されるのである。
ユニット7、8、及びそれらに必要な冷・温水管10、
11、排水管12などの横配管は、全て地上部において
行われるため、極めて作業性がよく、しかも安全に作業
が実施できる。また据付用コンクリート躯体6は、デッ
キプレート1における一側端部近傍エリアのみに打設さ
れたものであるから、揚重の際の荷重はそれほど増大せ
ず、通常のタワークレーンによる揚重作業が可能であ
る。
4、5が固定され、しかもデッキプレート1の両端部に
は、揚重用鉄骨2、3が仮設されているから、安定した
揚重が可能である。そのうえ据付用コンクリート躯体6
の下方に揚重用鉄骨3が位置しているから、床置隠蔽型
ファンコイルユニット7、8の先行据え付けに伴う荷重
の偏りに対しても、揚重の際の不安はない。
における最小限エリア、即ち、床置隠蔽型ファンコイル
ユニット7、8の据え付けスペースのエリアの据付用コ
ンクリート躯体6の部分は、揚重した後、所定階にてコ
ンクリートを形成する必要がないので、配筋作業やコン
クリート作業の障害にならないものである。
レート1における上面側の一側端部近傍に、適宜の型枠
材を構築した後、コンクリートを打設して、据付用コン
クリート躯体6を形成させたが、これに代えて例えばプ
レハブコンクリート板を用いてもよい。かかる場合に
は、上記実施例のような型枠材の構築、コンクリートの
打設、コンクリートの乾燥固化、という手間、時間を省
略することができ、単にプレハブコンクリート板をデッ
キプレート1に固定するだけで、据付用コンクリートを
形成することが可能である。したがって、上記実施例よ
りも作業が簡易となり、しかもより一層の工期の短縮化
が図れる。
ンクリート躯体を、デッキプレート1における上面側の
一側辺に対応する長さに形成したが、上述の作用効果を
鑑みれば、要は床置隠蔽型ファンコイルユニット7、8
を据え付けに必要な部分のみコンクリート躯体を形成さ
せればよいので、例えば図6に示したように、デッキプ
レート1における上面側の一側近傍に、各床置隠蔽型フ
ァンコイルユニット7、8を夫々据え付け固定するのに
最小限必要な部分のみに、各々独立してコンクリート躯
体21、22を個別に形成してもよい。かかる場合に
は、揚重の際の荷重が軽減すると共に、揚重してデッキ
プレート1を鉄骨構造に取付けて配筋する際の配筋作業
に対して、より一層支障をきたさないものである。
ファンコイルユニット7、8周りの配管が、デッキプレ
ート1上に配管される例であったが、本発明では、その
ように床面より上方に配管される施工のみならず、床下
に配管される場合にも対応できる。
おり、各図中前出実施例と同一番号で示される部材は、
前出実施例と同一部材を示している。この例では、デッ
キプレート1における一端部近傍に据付用コンクリート
躯体31を形成する際、図8に示したように、デッキプ
レート1の所定位置に貫通孔を設けると共に、コンクリ
ート打設の際に、当該貫通孔に対応した貫通部32を形
成させる。また揚重用鉄骨3の所定箇所にも適宜切欠凹
部33を設ける。
1を形成した後、床置隠蔽型ファンコイルユニット7、
8を据付用コンクリート躯体31上に固定すると共に、
デッキプレート1の下面に、横配管である冷・温水管3
4、35、排水管36を配し、これら各配管と床置隠蔽
型ファンコイルユニット7、8との間に接続管37を接
続させる。
ート躯体31に設けた貫通部32、デッキプレート1に
設けた貫通孔、及び揚重用鉄骨3に形成した切欠凹部3
3を通じて、デッキプレート1下面側の各冷・温水管3
4、35、排水管36に接続させることが可能である。
またかかる場合、適宜の支持金具38をデッキプレート
1の下面側に固定し、前記接続管37及び各横配管を、
この支持金具38で吊り下げ支持するようにしてもよ
い。
据付用コンクリート躯体31についても、もちろんプレ
ハブコンクリート板を用いてもよい。
別の断熱処置を施していなかったが、配管施工後、デッ
キプレートの揚重前に各配管周りに断熱施工をしてもよ
い。かかる場合、地上部の作業であるから施工しやす
く、しかもデッキプレート揚重後の作業量がその分減少
する。したがって生産性も向上し、工期の一層の短縮化
も図れるものである。
リメータ用床置ファンコイルユニットを設置するにあた
り、従来のようにペリメータ用床置ファンコイルユニッ
トを単独揚重させて各階にて据付作業をする必要はな
く、地上作業にて先行して据え付け設置できる。従って
作業性も向上し、作業自体も安全に実施できる。また高
層階への作業員の昇降の必要もなくなるなど、全体とし
て生産性が大幅に向上する。しかも従来必要であった専
用の仮設リフトは必要でなく、通常のフロアユニット工
法に用いられているタワークレーン等をそのまま使用で
きる。
ンコイルユニット据え付け部のコンクリートが、プレハ
ブコンクリートであるから、コンクリート打設及びその
固化に要する時間を節減でき、さらに作業の簡易、迅速
性が図れる。
・温水管、その他排水管等の各種配管も地上部で行われ
るため、これら配管作業自体がしやすく、また作業員の
安全も図れる。そのうえ、地上部にて行うため、作業効
率もよい。
上部で行うため、生産性がさらに向上する。
トに据付用コンクリート躯体を形成した様子を示す斜視
図である。
リート躯体に床置隠蔽型ファンコイルユニット及び横配
管を施工した様子を示す斜視図である。
リート躯体に床置隠蔽型ファンコイルユニット及び横配
管を施工した様子を示す要部側面図である。
リート躯体に床置隠蔽型ファンコイルユニット及び横配
管を施工した様子を示す要部正面図である。
行据付が完了してデッキプレートを揚重する際の様子を
示す斜視図である。
ト躯体の他の形成例を示す平面図である。
の先行据付が完了してデッキプレートを揚重する際の様
子を示す斜視図である。
ンクリート躯体に床置隠蔽型ファンコイルユニット及び
床下横配管を施工した様子を示す要部断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ペリメータ用床置型ファンコイルユニッ
トを高層建物の床面に据え付ける方法であって、梁組み
した梁上にデッキプレートを設け、このデッキプレート
上における床置型ファンコイルユニットの据え付け部分
となるエリアにコンクリートを打設し、前記コンクリー
トの固化完了後、前記コンクリート上に床置型ファンコ
イルユニットを据え付け固定し、その後前記デッキプレ
ートを鉄骨構造体の各階所定位置に揚重して取付け、各
階の床を形成することを特徴とする、高層建物のペリメ
ータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法。 - 【請求項2】 ペリメータ用床置型ファンコイルユニッ
トを高層建物の床面に据え付ける方法であって、梁組み
した梁上にデッキプレートを設け、このデッキプレート
上における床置型ファンコイルユニットの据え付け部分
となるエリアにプレハブコンクリートを設け、前記プレ
ハブコンクリート上に床置型ファンコイルユニットを据
え付け固定し、その後前記デッキプレートを鉄骨構造体
の各階所定位置に揚重して取付け、各階の床を形成する
ことを特徴とする、高層建物のペリメータ用床置型ファ
ンコイルユニットの据付方法。 - 【請求項3】 床置型ファンコイルユニットを据え付け
固定すると共に、この床置型ファンコイルユニットに必
要な各種配管も施工することを特徴とする、請求項1又
は2に記載の高層建物のペリメータ用床置型ファンコイ
ルユニットの据付方法。 - 【請求項4】 床置型ファンコイルユニットに必要な各
種配管を施工すると共に、床置型ファンコイルユニット
や前記各種配管に必要な断熱施工も行うことを特徴とす
る、請求項3に記載の高層建物のペリメータ用床置型フ
ァンコイルユニットの据付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05232496A JP3086366B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 高層建物のペリメータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05232496A JP3086366B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 高層建物のペリメータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0762780A JPH0762780A (ja) | 1995-03-07 |
| JP3086366B2 true JP3086366B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=16940241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05232496A Expired - Fee Related JP3086366B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 高層建物のペリメータ用床置型ファンコイルユニットの据付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086366B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB201321922D0 (en) * | 2013-12-11 | 2014-01-22 | Laing O Rourke Plc | Constructions |
| CN106369779A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-02-01 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器屏蔽连接线的固定装置和空调器 |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP05232496A patent/JP3086366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0762780A (ja) | 1995-03-07 |
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