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JP3092828B2 - X線透過像検出によるはんだ付け検査方法とその装置 - Google Patents
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JP3092828B2 - X線透過像検出によるはんだ付け検査方法とその装置 - Google Patents

X線透過像検出によるはんだ付け検査方法とその装置

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JP3092828B2 JP04111337A JP11133792A JP3092828B2 JP 3092828 B2 JP3092828 B2 JP 3092828B2 JP 04111337 A JP04111337 A JP 04111337A JP 11133792 A JP11133792 A JP 11133792A JP 3092828 B2 JP3092828 B2 JP 3092828B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品各々が基板上
にそのリードを介しはんだ付け実装されている場合に、
そのリードの基板表面へのはんだ付け状態が、X線透過
像から状態良好にして検出されるようにした、X線透過
像検出によるはんだ付け検査方法とその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品がはんだ付け実装される
プリント板では、基板自体の小型化や高密度実装化が図
られており、また、基板にはんだ付け実装される電子部
品にしても、面実装デバイス(スルーホールによること
なくリードが基板表面にはんだ付けされる電子部品)タ
イプのものが次第に多くなっているのが実情である。こ
のような傾向に伴いリードと基板表面とのはんだ付け部
分もまた、次第に微細化されているが、微細化されたは
んだ付け部分でのはんだ付け状態を検査する方法として
は、例えば特開平2−138855号公報に記載されて
いるような、X線透過画像検出によるはんだ付け検査が
次第に行われつつあるのが現状である。
【0003】ここで、そのX線透過画像検出によるはん
だ付け検査について簡単に説明すれば、はんだ付け部分
にX線が照射された場合、はんだやリード部分では基板
に比しX線吸収率が高いことから、これら部分を透過す
る距離が長い程にX線は多く吸収される結果、X線透過
像におけるはんだやリード部分対応の画像は暗く検出さ
れるものとなっている。したがって、はんだ付け部分対
応の画像の明暗状態を判定することによって、はんだ量
の過剰や不足が知れるものである。特にリードを介し基
板表面にはんだ付け実装される電子部品においては、リ
ード立上り部分の下のヒールと称される部分でのはんだ
量にはんだ付けの良否の特徴がよく現れていることか
ら、この部分でのX線透過画像の明暗を判定することに
よって、欠陥はんだ付け状態が容易に検出され得るもの
となっている。例えばリードピッチ間隔が比較的大きな
もの(例えば1.27mmピッチや0.8mmピッチとい
ったもの)ではリードサイズも大きく、これがためには
んだ付け部分でのはんだ量も必然的に多くなるが、はん
だ付け状態が良好なものとそうではないものとではその
はんだの厚さが著しく異なったものとなっている。した
がって、リード立上り部分が仮にはんだに重なって検出
される場合であっても、はんだ厚さの相違はX線透過像
としては比較的大きな差となって現れることから、欠陥
はんだ付け状態を判定する上でその影響は無視され得る
ものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板へ
の電子部品の高密度実装化に伴いリードは狭ピッチ化さ
れ、はんだ付け部分でのはんだ量もそれに応じて著しく
少なくなる傾向にあるのが実情である。例えばリードピ
ッチが0.5mmのものでは0.8mmのものに比しその
はんだ厚さが約1/2、更にリードピッチが0.3mm
のものでは0.8mmのものに比しそのはんだ厚さが約
1/3になろうとしているが、このため、X線透過像検
出によるはんだ付け検査においては、はんだに重なって
検出されるリード部分の影響が無視し得なくなっている
のが実情である。しかし、上記公報に記載のはんだ付け
検査では、基板の表側表面におけるはんだ付け部分と裏
側表面におけるはんだ付け部分が重なって検出されない
ように、単に基板表面に対し斜め方向からX線が照射さ
れていることから、リードの立上り部分の傾きなどに対
する配慮が十分ではなく、これがために、はんだ付け状
態は良好に検出され得ないものとなっている。
【0005】また、図11(A),(B)には基板の表
側表面にのみはんだ付け部分が存在し、そのはんだ付け
部分に上方よりX線が照射されている場合でのX線透過
像検出波形が示されているが、図11(A)に示す良好
なはんだ付け状態に係るX線透過像検出波形と、図11
(B)に示す欠陥はんだ付け状態に係るX線透過像検出
波形との間には殆ど差異は認められないものとなってい
る。したがって、このようなはんだ付け検査方法によっ
て微細はんだ付け部分が検出される場合には、リード立
上り部分においてX線がリードを透過する距離が長くな
り、これがはんだ部分と重なって検出されてしまうこと
から、リード立上り部分でのX線透過像にははんだ付け
状態の特徴が現れにくく、はんだ付け状態の良否判定を
行うことは困難となっている。
【0006】本発明の目的は、電子部品各々が基板表面
にその狭ピッチ化されたリードを介しはんだ付け実装さ
れている場合に、そのリードの基板表面へのはんだ付け
状態が、X線透過像から状態良好にして検査され得るX
線透過像検出によるはんだ付け検査方法とその装置を供
するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、前記異なる
並び方向のそれぞれの並び方向のリードに対して該リー
ドの前記基板にはんだ付けされる箇所の立上り部分での
X線の透過距離が短くなる方向からX線を前記それぞれ
の並び方向毎に順次照射し、該それぞれの並び方向毎に
順次照射されたX線による前記それぞれの並び方向毎の
X線透過像を順次得、該順次得たX線透過像を用いて前
記それぞれの並び方向毎のリードの前記基板とのはんだ
接続の状態を検査するか、またはリードに対して該リー
ドが基板と接続される部分の立上り部分での透過距離が
短くなる方向からX線を照射し、該X線の照射による前
記リードの立上り部分のX線透過像を得、該X線透過像
に基づいて前記リードの立上り部分のはんだ接続の状態
の良否を判定することで達成される。また、装置構成と
しては、電子部品が実装された基板を載置しXY平面内
で移動及び回転が可能なステージ手段と、該ステージ手
段に載置された基板にX線を照射するX線照射手段と、
前記異なる並び方向のそれぞれの並び方向のリードに対
して該リードの前記基板にはんだ付けされる箇所の立上
り部分でのX線の透過距離が短くなる方向から前記X線
が照射されるように、前記それぞれの並び方向のリード
毎に前記X線照射手段のX線の照射角度を順次設定する
X線照射角度設定手段と、該X線照射角度設定手段によ
り照射角度が設定された前記X線照射手段により前記そ
れぞれの並び方向毎に順次照射されて前記基板を透過し
たX線を前記それぞれの並び方向毎に順次検出するX線
検出手段と、該X線検出手段で検出したX線に基づいて
前記それぞれの並び方向毎のX線透過画像を順次作成す
るX線透過画像作成手段と、該X線透過画像作成手段で
作成された前記それぞれの並び方向毎の前記基板のX線
透過画像に基づいて前記基板に実装された前記電子部品
の前記それぞれの並び方向毎のリードのはんだ付けの状
態を判定する判定手段とを具備せしめることで達成され
る。
【0008】
【0009】
【作用】リードの立上り部分でのX線透過距離が短かく
なる方向からX線が照射されることによって、前記リー
ドとはんだとを透過されたX線をX線透過画像として検
出する場合には、リードでのX線の吸収は小さく抑えら
れることから、検出されたX線透過像での明るさ変化分
のうち、リードによる割合は小さく抑えられる一方で
は、はんだ自体による割合は顕現化せしめられる結果、
検出されたX線透過像からは、はんだ付け部分でのはん
だ付け状態が容易に検査可能となるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1から図10により説明す
る。先ず本発明によるX線透過像検出によるはんだ付け
検査方法の原理を図1により説明する。図1(A),
(B)にはそれぞれ良好なはんだ付け状態、欠陥はんだ
付け状態(リード浮き)がX線透過像検出波形とともに
示されているが、これからも判るように、はんだ付け部
分に対しX線はリード立上り部分と平行とされた状態
しては照射されなく、むしろ、ード立上り部分でのX
線透過距離が短かくなる方向から積極的にX線が照射さ
れるようにしたものである。このように、X線が照射さ
れる場合は、X線はリード立上り部分で大きく吸収され
なく、はんだ付け部分でのはんだで吸収されることか
ら、はんだ付け状態はX線透過像より容易に知れるもの
である。
【0011】さて、本発明を具体的に説明すれば、図2
は本発明によるX線透過像検出によるはんだ付け検査
の一般的な構成を示したものである。図示のように、
プリント板2のその表面には電子部品1がはんだ付けに
よって面実装されているが、プリント板2はX,Y方向
に移動可、かつ水平面内で回転可として位置決めされる
べくθXYステージ3上に位置決め載置されるものとな
っている。また、微小焦点X線源4とイメージインテン
シファイア5およびTVカメラ6は、相互に直交する2
つの回転軸αβを持つαβステージ7に取り付けられ
ており、プリント板2近傍に配置されている微小焦点X
線源4からのX線は、はんだ付け部分を介しX線透過像
として検出されるべく、微小焦点X線源4との間の相対
的位置関係が固定され、かつ光軸がはんだ付け部分
し傾斜可とされている、X線画像検出器としてのイメー
ジインテンシファイア5で光学像として検出された上、
TVカメラ6からは2次元画像信号として得られるもの
となっている。さて、コンピュータ等として構成されて
いる全体制御部8によって、X線制御部11、ステージ
制御部9および画像処理部10が所定に制御されること
、プリント板2に面実装された電子部品1に対しはん
だ付け検査が行われるが、このうち、X線制御部11で
は、全体制御部8からの指令により微小焦点X線源4で
の管電圧、管電流、焦点合せ、X線発生等の制御が行わ
れるものとなっている。また、ステージ制御部9では、
所望のはんだ付け部分に対しX線を所望方向から、即
ち、リード立上り部分でのX線透過距離が短かくなる方
向からX線を照射する一方、そのはんだ付け部分からの
X線透過像が検出されるべく、全体制御部8からの指令
によりθXYステージ3およびαβステージ7を制御す
るものとなっている。更に、画像処理部10では、全体
制御部8からの指令によりTVカメラ6からの2次元画
像信号が取り込まれた上、画像処理が行われているが、
その画像処理結果にもとづき全体制御部8では、そのは
んだ付け部分に対する欠陥判定が行われるものとなって
いる。検査対象としてのはんだ付け部分が更新される度
に、X線制御部11、ステージ制御部9および画像処理
部10を制御すれば、はんだ付け部分各々に対しては順
次はんだ付け検査を行い得るものである。
【0012】ここで、遅ればせながら、本発明に係る電
子部品(面実装デバイス)のリード種別の代表例につい
て各種示せば、図3(A)〜(E)はそれぞれSmall Ou
tline Package(SOP)、Quad Flat Package(QF
P)、Mini Square Package(MSP)、QuadFlat J-le
aded Package(QFJ)、Leadless Chip Carrier(L
CC)を、また、図4(A)〜(D)はそれぞれSO
P、QFJ、MSP、LCCでのはんだ付け部分の断面
を示したものである。これら図からも判るように、その
リード種別如何に拘らず、電子部品はそのリードがスル
ーホールに挿入されることなく、プリント板表面にはん
だ付けにより実装されたものとなっているが、それらリ
ード種別のうち、リード種別QFJ,LCCに係る電子
部品については、リード立上り部分に対し斜め方向から
X線を照射しなくても、X線透過像においてリードの立
上り部分がはんだに全面的に重なることは回避されるも
のとなっている。しかし、リード種別SOP,QFP,
MSPに係る電子部品については、従来技術に係るはん
だ付け検査方法では、リード立上り部分が重なってしま
うのに対し、本発明によるはんだ付け検査方法の適用に
よって、そのはんだ付け状態が容易に把握され得るもの
となっている。
【0013】さて、ガルウィングタイプのリードである
リード種別SOP,QFPに例を採って、本発明をより
具体的に説明すれば以下のようである。 (1)片面実装の場合 図2において、全体制御部8には各種部品とそのリード
位置、リード立上り部分の傾き等についてのデータが予
め記憶されているが、これらデータにもとづき先ず全体
制御部8からは、所望の電子部品1に対するはんだ付け
状態が検査されるべく、ステージ制御部9を介しθXY
ステージ3、αβステージ7各々が制御されるものとな
っている。この制御によりその電子部品1は微小焦点X
線源4近傍に位置決めされ、また、αβステージ7で
は、αステージが垂直面内で所定角度α1 回転駆動され
る結果、その電子部品1に対するはんだ付け状態が検査
可能となるものである。この状態での微小焦点X線源4
からは、図5に示すように、リード101立上り部分に
対し、その立上り部分でのX線透過距離が短かくなるべ
く、斜め方向からX線照射可とされているわけであ
る。次に、全体制御部8はX線制御部11および画像処
理部10を制御することによって、所定の管電圧、管電
流で微小焦点X線源4からはX線がリード101に対し
照射された状態で、イメージインテンシファイア5およ
びTVカメラ6によりX線透過画像が検出されるものと
なっている。検出されたX線透過画像は画像処理部10
で画像処理されるが、その画像処理結果にもとづき全体
制御部8ではリード101側でのはんだ付け状態の良否
判定が行われるものである。その後は、リード102側
でのはんだ付け状態が検査されるべく、αβステージ7
では、αステージが垂直面内で逆方向に所定角度α2
転駆動された状態で、リード101側の場合と同様にし
て、リード102側でのはんだ付け状態が検査されるも
のである。
【0014】ここで、画像処理部10の内部構成を図6
により説明すれば、TVカメラ6からの2次元画像信号
はAD変換器10ー1で多値ディジタル信号に変換され
た上、メモリ10ー2に2次元画像(複数のはんだ付け
部分対応の2次元画像を含む)として一時記憶される一
方、良品画像メモリ10ー3にはまた、はんだ付け状態
が良好なものについての2次元画像が予め記憶されたも
のとなっている。これら2次元画像を位置合せ状態で比
較すれば、そのはんだ付け状態の良否が判定可能とされ
るわけである。図示のように、それらメモリ10ー2,
10ー3各々からの2次元画像は位置合せ回路10ー4
で前処理としての位置合せが行われた上、差検出回路1
0ー5では位置合せ状態にあるそれら2次元画像間での
差画像が比較結果として得られるものとなっている。全
体制御部8では、画像処理部10からの差画像の一部画
像が、予め設定されているしきい値よりも大きい場合
は、その電子部品1でのはんだ付け状態は欠陥として判
定されているものである。因みに、以上の例では、実際
に検出されたX線透過画像と、実際に検出、あるいは適
当に作成された、はんだ付け状態が良好なものについて
のX線透過画像との全体比較により欠陥の有無が電子部
品単位に判定されているが、個々のはんだ付け部分対応
の2次元画像、あるいは1次元画像信号波形だけをそれ
ぞれ検出X線透過画像から切り出した上、はんだ付け状
態が良好なものについての2次元画像、あるいは1次元
画像信号波形と比較する場合には、はんだ付け部分対応
にその欠陥の有無が判定され得るものとなっている。
【0015】図7はまた、片面実装の場合に、はんだ付
け状態が速やかに検査可とされたはんだ付け検査装置の
概要構成を示したものである。図示のように、本例では
リード101,102各々の並び方向に応じたX線照射
・検出系、即ち、リード101の並び方向に応じた微小
焦点X線源4a、イメージインテンシファイア5aおよ
びTVカメラ6aを含むX線照射・検出系がリード10
の立上り部分に対し傾斜角度α1 として、また、リー
ド102の並び方向に応じた微小焦点X線源4b、イメ
ージインテンシファイア5bおよびTVカメラ6bを含
むX線照射・検出系がリード102の立上り部分に対し
傾斜角度α2 として配置されたものとなっている。した
がって、リード101側を検査する場合には、切替スイ
ッチ12をTVカメラ6a側に接続した状態で、微小焦
点X線源4aからX線を斜め方向に照射する一方、TV
カメラ6aからの2次元画像信号を画像処理部10で処
理すればよいものである。その後、リード102側を検
査する場合は、切替スイッチ12はTVカメラ6b側に
接続された状態で、微小焦点X線源4bからX線を斜め
方向に照射する一方、TVカメラ6bからの2次元画像
信号を画像処理部10で処理すればよいものである。こ
のように、リード各々の並び方向に応じてX線照射・検
出系が予め配置されている場合には、X線照射・検出系
が1つのみ配置される場合に比し、高速なはんだ付け検
査が可能とされるものである。
【0016】(2)両面実装の場合 図2において、全体制御部8には表面および裏面実装部
品とそのリード位置、リード立上り部分の傾き、プリン
ト板2の厚さ等についてのデータが予め記憶されている
が、これらデータにもとづき先ず全体制御部8からは、
所望の2つの電子部品1a,1b各々に対するはんだ付
け状態が同時に検査されるべく、ステージ制御部9を介
しθXYステージ3、αβステージ7各々が制御される
ものとなっている。図8に示すように、その制御により
それら電子部品1a,1b各々におけるはんだ付け部分
には同時に微小焦点X線源4からのX線が照射可とされ
るが、その際、αβステージ7では、βステージが垂直
面内で所定角度β1 回転駆動された結果として、電子部
品1aにおけるはんだ付け部分各々と、電子部品1bに
おけるはんだ付け部分各々とが重なり合って検出されな
いように、X線照射・検出系の光軸は所定に傾斜される
ものである。次に、片面実装の場合と同様に、図9に示
すように、傾斜角度α3 ,α4 の位置各々にαステージ
を順次駆動した状態で、それぞれの位置でX線透過画像
を検出すれば、傾斜角度α3 の位置ではリード101,
104側でのはんだ付け部分が、また、傾斜角度α4
位置ではリード102,103側でのはんだ付け部分
が、リード立上り部分による影響少なくして、そのX線
透過画像が検出され得るものである。片面実装の場合と
同様、リード各々の並び方向に応じてX線照射・検出系
が予め配置されている場合には、X線照射・検出系が1
つのみ配置される場合に比し、高速なはんだ付け検査が
可能とされるものである。
【0017】以上、本発明を説明したが、プリント板に
対しリード立上り部分がほぼ垂直に立ち上がっていない
場合は、αステージを適当を適当に回転駆動すること
で、最適なX線照射角度αが個々具体的に設定されれば
よいものである。また、リード種別如何によっては、X
線照射角度αは切換される必要はないものとなってい
る。図10(A)に示すように、1方向からのX線照射
角度では、リード102側をX線が透過する距離が長く
なってしまうことから、X線照射角度を切換する必要が
あるが、これに対し、図10(B)に示すような場合で
は、1方向からのX線照射でもX線がリード105,1
06側を透過する距離に大きな差はなく、したがって、
1方向からのX線照射で済まされるものとなっている。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1,2
よる場合は、電子部品各々が基板表面にその狭ピッチ化
されたリードを介しはんだ付け実装されている場合に、
そのリードの基板表面へのはんだ付け状態が、X線透過
像から状態良好にして検出され得るX線透過像検出によ
るはんだ付け検査方法が、また、請求項3,4による場
合には、電子部品各々が基板表面にその狭ピッチ化され
たリードを介しはんだ付け実装されている場合に、その
リードの基板表面へのはんだ付け状態が、X線透過像か
ら状態良好にして検出され得るX線透過像検出によるは
んだ付け検査装置がそれぞれ得られるものとなってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A),(B)は、本発明によるX線透過
像検出によるはんだ付け検査方法の原理を説明するため
の図
【図2】図2は、本発明によるX線透過像検出によるは
んだ付け検査装置の一般的な構成を示す図
【図3】図3(A)〜(E)は、本発明に係る電子部品
(面実装デバイス)のリード種別の代表例を示す図
【図4】図4(A)〜(D)は、それら電子部品のはん
だ付け部分の断面を示す図
【図5】図5は、基板の片面側にのみ電子部品が実装さ
れている場合での本発明によるはんだ付け検査方法を説
明するための図
【図6】図6は、図2における画像処理部の一例での内
部構成を示す図
【図7】図7は、基板の片面側にのみ電子部品が実装さ
れている場合に、はんだ付け状態が速やかに検査可とさ
れた、本発明によるはんだ付け検査装置の概要構成を示
す図
【図8】図8は、基板の両面側に実装されている電子部
品をはんだ付け検査する場合でのβステージの設定位置
を説明するための図
【図9】図9は、基板の両面側に実装されている電子部
品をはんだ付け検査する場合でのαステージの設定位置
を説明するための図
【図10】図10(A),(B)は、リード種別による
傾斜角度の切換の必要性の有無を説明するための図
【図11】図11(A),(B)は、従来技術に係るは
んだ付け検査方法を説明するための図
【符号の説明】
1,1a,1b…電子部品、2…プリント板、3…θX
Yステージ、4,4a,4b…微小焦点X線源、5,5
a,5b…イメージインテンシファイア、6,6a,6
b…TVカメラ、7…αβステージ、8…全体制御部、
9…ステージ制御部、10…画像処理部、11…X線制
御部、12…切替スイッチ、101〜104…リード
フロントページの続き (72)発明者 二宮 隆典 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 生産技術研究所 内 (72)発明者 久邇 朝宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 生産技術研究所 内 (72)発明者 仲畑 光蔵 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 生産技術研究所 内 (72)発明者 綾部 寿彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 生産技術研究所 内 (72)発明者 浜田 利満 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社 日立製作所内 (56)参考文献 特開 平3−218408(JP,A) 特開 平4−105050(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる並び方向にリードを備えた電子部
    品の前記リードをはんだ付けすることにより前記電子部
    品が基板に実装された状態をX線の透過像を用いて検査
    する方法であって、前記異なる並び方向のそれぞれの並
    び方向のリードに対して該リードの前記基板にはんだ付
    けされる箇所の立上り部分でのX線の透過距離が短くな
    る方向からX線を前記それぞれの並び方向毎に順次照射
    し、該それぞれの並び方向毎に順次照射されたX線によ
    る前記それぞれの並び方向毎のX線透過像を順次得、該
    順次得たX線透過像を用いて前記それぞれの並び方向毎
    のリードの前記基板とのはんだ接続の状態を検査するこ
    とを特徴とする、X線透過像検出によるはんだ付け検査
    方法。
  2. 【請求項2】 リードを備えた電子部品の該リードをは
    んだ付けすることにより前記電子部品が基板に実装され
    た状態をX線の透過像を用いて検査する方法であって、
    前記リードに対して該リードが前記基板と接続される部
    分の立上り部分での透過距離が短くなる方向からX線を
    照射し、該X線の照射による前記リードの立上り部分の
    X線透過像を得、該X線透過像に基づいて前記リードの
    立上り部分のはんだ接続の状態の良否を判定することを
    特徴とする、X線透過像検出によるはんだ付け検査方
    法。
  3. 【請求項3】 異なる並び方向にリードを備えた電子部
    品の該リードのはんだ接続により該電子部品が基板に実
    装された状態を前記リードにX線を照射してその透過像
    を用いて検査する装置であって、前記電子部品が実装さ
    れた基板を載置しXY平面内で移動及び回転が可能なス
    テージ手段と、該ステージ手段に載置された基板にX線
    を照射するX線照射手段と、前記異なる並び方向のそれ
    ぞれの並び方向のリードに対して該リードの前記基板に
    はんだ付けされる箇所の立上り部分でのX線の透過距離
    が短くなる方向から前記X線が照射されるように、前記
    それぞれの並び方向のリード毎に前記X線照射手段のX
    線の照射角度を順次設定するX線照射角度設定手段と、
    該X線照射角度設定手段により照射角度が設定された前
    記X線照射手段により前記それぞれの並び方向毎に順次
    照射されて前記基板を透過したX線を前記それぞれの並
    び方向毎に順次検出するX線検出手段と、該X線検出手
    段で検出したX線に基づいて前記それぞれの並び方向毎
    のX線透過 画像を順次作成するX線透過画像作成手段
    と、該X線透過画像作成手段で作成された前記それぞれ
    の並び方向毎の前記基板のX線透過画像に基づいて前記
    基板に実装された前記電子部品の前記それぞれの並び方
    向毎のリードのはんだ付けの状態を判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とする、X線透過像検出によるはん
    だ付け検査装置。
  4. 【請求項4】 基板は両面に電子部品が実装されてお
    り、判定手段は、前記基板の一方の面の側からX線照射
    手段によりX線が照射されて前記基板の他方の面の側で
    前記基板を透過したX線をX線検出手段で検出してX線
    透過画像作成手段で作成されたX線透過画像に基づい
    て、前記基板の両面に実装されている前記電子部品のそ
    れぞれの並び方向毎のリードのはんだ付けの状態を判定
    することを特徴とする請求項3記載のX線透過像検出に
    よるはんだ付け検査装置。
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