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JP3101433B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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JP3101433B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3101433B2
JP3101433B2 JP04225103A JP22510392A JP3101433B2 JP 3101433 B2 JP3101433 B2 JP 3101433B2 JP 04225103 A JP04225103 A JP 04225103A JP 22510392 A JP22510392 A JP 22510392A JP 3101433 B2 JP3101433 B2 JP 3101433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は2段リセス型ゲート電
極を有する半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(従来例1)従来の2段リセス型ゲート
電極を有する化合物半導体電界効果トランジスタの製造
方法として、例えば図14(a) ないし(c) から図15
(a) 〜(c) の工程断面図による方法が知られている。即
ち、GaAs化合物半導体基板31上に不純物のイオン
注入等を行って半導体活性層32を形成し、この半導体
活性層32上に窒化膜(SiN)や酸化膜(SiO)な
どの絶縁膜や、フォトレジストによるスペーサ層33を
形成したのち、その上にゲートパターニングを行うため
のフォトレジスト34を積層する。次いでフォトレジス
ト34のゲートパターンをマスクにスペーサ層33をC
F4 +O2 ガスによるRIE法にてエッチング除去し
て、図14(a) に示すような幅Lが例えば0.5μmの
開口部35を形成する。上記でスペーサ層33をフォト
レジストにより形成する場合は、その上に積層するフォ
トレジスト34と種類の異なるものを用いる。
【0003】次にフォトレジスト34をマスクに開口部
35を通して半導体活性層32を所望量ウェットエッチ
ングして図14(b) のように下部リセス領域36aを形
成する。この下部リセス領域36aの深さt1 は半導体
活性層32の厚さが0.5μmの場合で約0.1μmで
ある。また下部リセス領域36aのリセス幅W1 はエッ
チング方法やエッチング液の種類にもよるが、約0.5
〜0.7μmである。次に図14(c) のように、スペー
サ層33のみを緩衝フッ酸液により両側ほぼ0.2μm
程度ずつサイドエッチングを行う。その後スペーサ層3
3をマスクにして再度半導体活性層32をウェットエッ
チングすることによって上部リセス領域36bを形成
し、図15(a) のような2段リセス領域36が得られ
る。
【0004】上記の上部リセス領域36bを形成する2
回目のエッチングによって得られる2段リセス領域36
の各寸法は、例えば上部リセス36bの深さt2 は0.
2μm、幅W2 は1.1μmであり、下部リセス36a
の深さt1 は最初のエッチングによる深さと同じ0.1
μmである。しかしながら下部リセス36aの幅W1′
は等方性ウェットエッチングにおいては0.9μm程に
なり、始めに形成された幅W1 より広がってしまう。
【0005】その後図15(b) に示すように、真空蒸着
等によりゲート電極金属37aをフォトレジスト34上
及び開口部35を通して2段リセス領域36内に被着し
たのち、リフトオフ法によりフォトレジスト34、及び
その上のゲート電極金属37aを除去することにより、
図15(c) に示すような2段リセス領域36内にゲート
長Lg(開口部35の幅Lとほぼ同値)を有するゲート
電極37が形成されて半導体装置が得られる。そして図
示していないが、上記工程の前後のいずれかの工程にお
いてゲート電極37位置の両側にドレイン電極及びソー
ス電極を形成することによって電界効果トランジスタ
(FET)を構成する。
【0006】(従来例2)図6は、本発明が対象とする
化合物半導体素子の一種である2段リセス型メタルショ
ットキー接合ゲート電極を有する電界効果型トランジス
タ(MESFET)を示す断面図であり、図16は図6
の2段リセス型ゲート電極を形成するための従来の方法
の主要形成工程を示す断面図であり、図において、41
はウエハ(化合物半導体基板)であり、46はその表面
領域に形成された能動層である。42(42a,42
b)は該能動層46上に形成されたオーミック電極、4
4は上段リセス、45は下段リセスであり、43はこの
下段リセス45に形成されたゲート電極である。また、
図16において、52は絶縁膜、62はレジストであ
る。但し、図6以外は、能動層46はウエハ41の一部
と考え表示してしない。
【0007】図6および図16に示すMESFET等で
は、高出力化するためにはゲート電極43とオーミック
電極42a,42bに印加する電圧を大きくしなければ
ならない。このように耐圧を高めるためには、ゲート電
極43の近傍の能動層46を薄くする等してゲート電極
43のバイアス時にゲート電極43近傍に空乏層が横に
広がりやすい構造にする方法がある。その一方法とし
て、2段リセス型ゲート構造にする方法がある。次にそ
の従来の形成方法について説明する。
【0008】図16(a) に示すように、ウエハ41上全
面にSiO2 からなる絶縁膜52を約0.1μm厚にC
VD法等で堆積し、この上に厚さ約0.5μmのレジス
ト62を形成し、そのゲート電極形成部位付近に開口幅
0.5μmの開口パターンを形成する。次に、図16
(b) のように、レジスト62をマスクに下層の絶縁膜5
2をフッ酸を用いたウエットエッチング,またはCHF
3 +O2 ガス等を用いたドライエッチングによりエッチ
ングする。次に、図16(c) のように、絶縁膜52をマ
スクにウエハ41を酒石酸等を用いたウエットエッチン
グ,または塩素系ガスを用いたドライエッチングにより
エッチングし、深さ約0.1μmのリセス47を形成す
る。次に、図16(d) のように、絶縁膜52をフッ酸等
で選択的にサイドエッチングし、絶縁膜52の開口部を
広げる。次に、図16(e) のように、絶縁膜52をマス
クにウエハ41を酒石酸等を用いたウエットエッチング
によりエッチングすると、上記下段リセス47をさらに
下方にほりこんだ深さ約0.3μm,幅約0.9μmの
下段リセス45,及び深さ約0.1μm,幅約1.4〜
2.4μmの上段リセス44を形成する。次に、図16
(f) に示すように、ゲート電極用金属としてTi/Au
等を蒸着し、リフトオフ法を行うことにより、ゲート幅
約0.5μm,ゲート高さも約0.5μmのゲート電極
43を有する図16(g) のような構造、つまり図6の構
造が形成される。
【0009】(従来例3)図17は従来のこの種の2段
リセス形電界効果トランジスタの2段リセス形成法のさ
らに他の例を示す図であり、図において、71は半導体
基板、78は活性層、72はオーミック電極、73は絶
縁膜、74はレジスト、75は第1のリセス、76は第
2のリセス、77はショットキー金属である。
【0010】次に製作工程について説明する。図(a) に
おいて、半導体基板71上に形成された活性層78上に
ソース,ドレイン、オーミック電極72を形成した後、
絶縁膜73、例えばSiN膜を全面に形成する。次にF
ETのゲート電極を形成したい位置に開口部をもつレジ
ストパターン74を形成する。
【0011】次に図(b) に示すように、レジスト開口部
の絶縁膜73をSF6 プラズマ処理等によりエッチング
した後、露出された活性層78のGaAsを適当なGa
Asエッチング液、例えばH2 SO4 :H2 O2 :H2
O=3:1:1でエッチングし、第1のリセス75を得
る。
【0012】次に図(c) に示すように、絶縁膜73を適
当なエッチング液、例えばHF水溶液30%に浸漬する
ことにより、これをサイドエッチングする。この状態で
先に述べたGaAsエッチング液に浸漬すると、さらに
深くエッチングされる第1のリセス75に加えて第2の
リセス76が得られ、エッチング形状は図(d) に示すよ
うに2段構造となる。
【0013】次にショットキーメタル77、例えばTi
/Pt/Au=500オングストローム/500オング
ストローム/5000オングストロームを蒸着し、図
(e) の状態とする。次にリフトオフ工程でレジスト74
とその上の不要な金属を除去し、図(f) の状態を得る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のような方法で従
来の2段リセスを有する化合物半導体電界効果トランジ
スタ素子が得られるのであるが、2段リセスの形成に当
たってスペーサ層33,あるいは絶縁層52,73のサ
イドエッチングはフォトレジスト34,62,74の開
口部を通して供給されるエッチング液あるいはエッチン
グガスの浸漬時間でそのエッチング量を制御するもので
あるが、エッチング液の供給がウェハ面内で不均一であ
ったり、半導体活性層/スペーサ層(絶縁層)/フォト
レジストの付着力によってエッチング速度が変わるなど
のためにサイドエッチング量の制御が不安定となり、ロ
ット間,ウェハ間でそのサイドエッチ量にバラツキがで
るものであった。そして、この絶縁膜のサイドエッチ量
によって第1,第2リセスの幅が決定されるため上記サ
イドエッチ量のバラツキによってリセス形状が大きくば
らつくという問題があった。また、このようなロット
間,ウェハ間でのサイドエッチ量のバラツキによってリ
セス形状にバラツキ、変動があると、これはFETの特
性を決定するソース抵抗Rs,ゲート・ドレイン耐圧V
gd0 をばらつかせ、歩留り低下の原因となっていた。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、2段リセス構造をロット間,ウ
ェハ間で均一なものを安定して形成することができ、素
子特性の高均一化,素子価格の低下を図ることができる
半導体装置の製造方法を得るさとを目的としている。ま
たこの発明はさらにT型ゲート電極を形成することので
きる半導体装置の製造方法を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の2
段リセスを有する半導体装置の製造方法は、まず半導体
活性層上に上部リセスの幅W2 とゲート長Lgを決める
パターニングをフォトレジストの塗布により行い、この
フォトレジストをマスクに半導体活性層をRIE法など
によりドライエッチングして上部リセス領域とダミーゲ
ートを形成し、次いで、該上部リセス領域内に絶縁物を
埋め込んでから該リセス上面を含む半導体活性層上にダ
ミーゲートより幅の広い開口部をフォトレジストの塗
布,パターニングによって形成し、該フォトレジストを
マスクに上部リセス領域内の絶縁物をエッチングによっ
て一部除去した後、ダミーゲートとなっている半導体活
性層及びその下の半導体基板をエッチングして下部リセ
ス領域を形成することによって2段リセスを得、この2
段リセス領域内に真空蒸着、リフトオフにてT型のゲー
ト電極を形成するものである。
【0017】また発明の請求項2の2段リセス構造を有
する半導体装置の製造方法は、半導体活性層上に絶縁膜
にてダミーゲートとサイドウォールを形成したのち、該
サイドウォールの両側に露出する半導体活性層上にダミ
ーゲートとサイドウォールの頭出しを行なうようにフォ
トレジストを塗布し、その後、サイドウォールのみをド
ライエッチングにより選択的に除去したのち、フォトレ
ジストとダミーゲートをマスクにウェットエッチングに
て半導体活性層をエッチングして上部リセスを形成し、
上記フォトレジストを一旦除去したのち、上部リセス領
域を含む半導体活性層上に再度フォトレジストを塗布し
てダミーゲートの頭出しを行なってから該フォトレジス
トをマスクにダミーゲートのみをウェットエッチングに
て選択的に除去し、さらにその下の半導体活性層をウェ
ットエッチングして下部リセス領域を形成することによ
って2段リセスを得、この2段リセス領域内に真空蒸
着、リフトオフにてゲート電極を形成させるものであ
る。
【0018】この発明の請求項3の2段リセス構造を有
する半導体装置の製造方法は、絶縁膜の代わりにレジス
トと混合しにくいPMGI(ポリ・メチル・グルタール
・イミド)を採用し、PMGIのサイドエッチングレー
トを露光により制御し、その後アルカリ現像液で所望幅
だけ現像除去するようにしたものである。即ち、より詳
細には、半導体基板上に、PMGI(ポリ・メチル・グ
ルタール・イミド)を塗布,露光する工程と、上記基板
上に、下段リセスの大きさに相当する開口部を有するレ
ジストパターンを形成し、かつ、上記PMGIをエッチ
ングして同じ程度の開口部を有するPMGIパターンを
形成する工程と、上記PMGIをマスクに基板をエッチ
ングし、下段リセスを形成する工程と、上記PMGIの
開口部を現像することにより、開口部寸法を上段リセス
に相当する大きさに広げる工程と、上記PMGIをマス
クに基板をエッチングし、上段リセスおよびさらに深さ
を深くした下段リセスからなる2段リセスを形成する工
程と、上記2段リセスの下段リセス上に上記レジストを
用いて蒸着リフトオフによりゲート電極を形成する工程
とを含むものである。
【0019】この発明の請求項4の2段リセス構造を有
する半導体装置の製造方法は、光照射アシストエッチン
グを用いてサイドエッチを用いることなく2段リセス構
造を得るようにしたものである。
【0020】この発明の請求項5の2段階リセス構造を
有する半導体装置の製造方法は、半導体基板上の半導体
活性層上にその開口形成部にオーバーハング形状を有す
るレジストパターンを形成する工程と、次いで光アシス
トエッチングを用いて上記レジストパターンの上部開口
部をマスクとして上記半導体活性層をエッチングし、第
1のリセスを得る工程と、続いて光を用いない化学反応
のみによるエッチングを上記レジストの開口部下部をマ
スクとして行い第2のリセス,及びさらに深さを深くし
た第1のリセスを得る工程とを含むものである。
【0021】この発明の請求項6の2段階リセス構造を
有する半導体装置の製造方法は、半導体基板の半導体活
性層上にその開口形成部にオーバーハング形状を有する
レジストパターンを形成する工程と、次いで光を用いな
い化学反応のみによるエッチングを上記レジストの開口
部下部をマスクとして行なうことにより第2のリセスを
得る工程と、光アシストエッチングを上記レジストの開
口部上部をマスクとして行うことにより第1のリセスを
得る工程とを含むものである。
【0022】この発明の請求項7のオーバーハング形状
のレジストの形成工程は、請求項5または6記載の半導
体装置の製造方法において、テーパ状の断面形状を持つ
絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜パターン部分に開口
部を持つレジストパターンを形成する工程と、該レジス
トを加熱することにより熱ダレを生ぜしめ該絶縁膜側面
に圧着させる工程と、該絶縁膜をエッチング除去する工
程とからなるを含むものである。
【0023】
【作用】この発明の請求項1,2の2段リセスを有する
半導体装置の製造方法では、2段リセス領域を上部リセ
ス、下部リセスと区分して形成することによって、個々
にリセス寸法を制御することができるので、特定した形
状の2段リセスを確実に形成することができ、T型ゲー
ト電極をも容易に得ることができるものである。
【0024】この発明の請求項3の半導体装置の製造方
法では、PMGIのエッチング量を露光により、約0.
01μm/secレベルにまで高精度に制御可能にする
ので、その後アルカリ現像液で所望時間現像除去するこ
とにより、リセス形状の高均一化が図れる。
【0025】この発明の請求項4、5,6の2段リセス
の構造を有する半導体装置の製造方法では、オーバーハ
ング形状のレジストパターンをマスクとしてその上部開
口幅でリセス幅が規定されるよう光アシストエッチング
を用いて第1のリセスを形成し、一方上記レジストパタ
ーンの下部開口幅でリセス幅が規定されるようウェット
エッチングにより第2のリセスを形成するから、絶縁膜
をサイドエッチして第2のリセスを得る方法におけるよ
うな第2のリセス幅のばらつきが生じない。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について詳細に
説明する。 実施例1 図1(a) 〜(d) および図2(a) 〜(d) は請求項1の発明
の一実施例を工程順に示す断面図である。図1(a) に示
すように、GaAs半導体基板1上に半導体活性層2を
形成し、この半導体活性層2上にフォトレジスト3を塗
布し、上部リセス幅W2 に相当する開口パターンと、そ
の開口パターン内にゲート長Lg に相当するパターンを
形成する。
【0027】次に、上記のようにパターン形成したフォ
トレジスト3をマスクにしてSF6+SiCl4 ガスを
用いたRIE法によるドライエッチングにて半導体活性
層2をエッチングして図1(b) に示すような上部リセス
領域4の両脇の部分に相当する凹部を形成するととも
に、該両凹部間にダミーゲート5を残して形成し、その
後フォトレジスト3を除去する。ここで上部リセス領域
4の幅W2 は図1(a) のように予めフォトレジスト3の
塗布、パターン形成時に決められているので、スペーサ
層のサイドエッチング量のバラツキによってリセス形状
が一定しないというような従来法の問題点は解消され
る。
【0028】次に、図1(c) に示すように上部リセス領
域4内に窒化膜(SiN)、酸化膜(SiO)あるいは
窒化酸化膜(SiON)などの絶縁膜やフォトレジスト
を絶縁物6として埋め込んで表面を平坦化した後、絶縁
物6を埋め込んだ上部リセス領域4を含む半導体活性層
2上にダミーゲート5幅Lg より幅が広く上部リセス幅
W2 より幅の狭い開口パターンを有するフォトレジスト
7を塗布により形成する(図1(d) )。なお、上部リセ
ス領域4内の絶縁物6をフォトレジストで形成する場合
には、その上に形成したフォトレジスト7の現像時にリ
セス内のフォトレジストまでが現像されないようにする
ことが必要であり、そのために両者は異種のレジスト材
料を用いることが好ましい。
【0029】次いで、フォトレジスト7をマスクとして
上部リセス領域4内の絶縁物6の一部をドライエッチン
グにて図2(a) のように除去したのち、上部リセス領域
4内に残っている絶縁物6をマスクにダミーゲート5及
びその下の半導体活性層2を酒石酸系またはリン酸系エ
ッチング液にてエッチングしていって下部リセス8を形
成することにより、図2(b) に示すような2段リセス9
が得られる。その後、2段リセス9内およびフォトレジ
スト7上にゲート電極金属10aを真空蒸着法により被
着させ、不要なゲート電極金属10aをフォトレジスト
7とともにリフトオフにて除去することにより、図2
(c) に示すような2段リセス9内にT型ゲート電極10
を有する半導体装置が得られる。なお、上部リセス4内
の絶縁物6をドライエッチング又はウェットエッチング
により除去することにより、図2(d) に示す形態として
もよい。
【0030】このような本実施例1においては、2段リ
セス領域を上部リセス領域と下部リセス領域の2つの工
程に完全に分けて形成するようにしているので、従来の
2段リセスの形成方法のように、絶縁層のサイドエッチ
ングのバラツキによって上段、下段リセスのリセス形状
にバラツキを生ずるということがなくなり、かつ最初に
形成された下部リセスの幅が上部リセス形成のためのエ
ッチングによって拡がってしまうという問題もなくな
り、2段リセスを安定して形成することができる。ま
た、上部リセスと下部リセスの形成を分けるのに絶縁物
6を用いているので、この絶縁物6により下部を細く、
上部が太いT型ゲート電極を容易に得ることができ、ゲ
ート抵抗が小さくかつ耐圧の向上した安定した性能の半
導体装置を歩留りよく製造することができる。
【0031】実施例2 図3(a) 〜(d)、図4(a) 〜(c)および図5(a) 〜(c)は
請求項2の発明の一実施例を工程順に示す断面図であ
る。図3(a)に示すように、まず半導体基盤1上に形成
した半導体活性層2上面にSiN、SiONなどの絶縁
膜11を形成し、この絶縁膜11上にフォトレジスト1
2を塗布しパターニングを行なう。そして、このフォト
レジスト12をマスクにRIE法などのドライエッチン
グにて他の部分の絶縁膜11を除去し(図3(b))、次い
でフォトレジスト12を除去して図3(c)のように半導
体活性層2上にダミーゲート13を形成する。このダミ
ーゲート13の幅により、後で形成されるゲート電極の
長さLgが決定される。
【0032】次に、ダミーゲート13、および半導体活
性層2上の全面にダミーゲート13を構成する絶縁膜と
は異なる材質、例えばSiOを用いてプラズマCVDに
て絶縁膜14を図3(d) のように形成する。その後、E
CR(Electron Cyclotron Resonance) エッチングの如
きドライエッチングにてダミーゲート13上と半導体活
性層2上の両端の絶縁膜を除去することにより、ダミー
ゲート13の両側に所望の幅のサイドウォール15′,
15を図4(a) のように形成する。
【0033】次に、図4(b) に示すようにダミーゲート
13およびサイドウォール15、15の頭出しを行なわ
れるように半導体活性層2上にフォトレジスト16を塗
布する。次いで、RIE法によるドライエッチングにて
サイドウォール15、15のみを選択的に除去したの
ち、フォトレジスト16およびダミーゲート13をマス
クに半導体活性層2を酒石酸系またはリン酸系エッチン
グ液にてエッチングし、図4(c) のように上部リセス1
7およびダミーゲート18を形成する。
【0034】図4(c) におけるフォトレジスト16を一
旦除去したのち、図5(a) のようにダミーゲート18の
頭出しが行なわれるように半導体活性層2上に新たにフ
ォトレジスト19を塗布する。次に、このフォトレジス
ト19をマスクにしてダミーゲート13のみを緩衝フッ
酸液によるエッチングで選択的に除去したのち、引続い
てダミーゲート18及びその下の半導体活性層2を酒石
酸系またはリン酸系エッチング液を用いてエッチングし
ていき、図5(b) のように半導体活性層2内に下部リセ
ス20を形成することにより、上部リセス17と下部リ
セス20とにより2段リセス領域21が得られる。
【0035】その後、2段リセス領域21内およびフォ
トレジスト19上にゲート電極金属10aを蒸着し、不
要なゲート電極金属10aをフォトレジスト19ととも
にリフトオフすることにより、図5(c) に示すように、
2段リセス領域21内にゲート電極10を形成した半導
体装置が得られる。
【0036】このような本実施例2においては、実施例
1と同様2段リセス領域を上部リセス領域と下部リセス
領域の2つの工程に分けて形成するようにしたので、従
来の2段リセスの形成のように下部リセス幅が変動する
こともなく、2段リセスを安定して形成することができ
る。また、下部リセス形成のためのフォトレジスト19
をダミーゲート13をマスクとして基板をエッチングし
た空間を埋めるように形成しているので、やはりT型の
ゲート電極を容易に形成することができ、ゲート抵抗が
小さくかつ耐圧の向上した安定した性能の半導体装置を
歩留りよく製造するできる。
【0037】なお、上記実施例1,2において、酒石酸
系あるいはリン酸系、緩衝フッ酸などのエッチング液を
用いたウェットエッチングの工程は、それらに限定され
るものではなく、ドライエッチングによることも可能で
ある。また、ゲート電極金属としては、Al、WSi、
Ti/Al、Ti/Mo/Al、Ti/Mo/Ti/A
uなどの1種または2種以上の積層構造の金属を用いる
ことができる。
【0038】実施例3 以下、本発明の半導体装置の製造方法の一実施例を図に
ついて説明する。図6は該実施例による2段リセス型ゲ
ートを有する化合物半導体電界効果型トランジスタの断
面図、図7はその製造方法の主要工程を示す断面図であ
る。図6において、41はGaAs半導体基板、46は
半導体基板41上に形成された能動層、44は上段リセ
ス、45は下段リセス、42a,42bはオーミック電
極である。また図7において、50は絶縁膜、60はレ
ジストである。
【0039】次に、製造方法について説明する。図(a)
に示すように、半導体基板41の上面にSiO等の絶縁
膜を形成し、その上にフォトレジストを塗布し、これを
約1〜2μmの幅にパターニングを行い、このフォトレ
ジストパターンをマスクとして上記絶縁膜をエッチング
することにより、上段リセスに相当する大きさの1〜2
μm幅の絶縁膜50を形成する。次に、図(b) のよう
に、この上にレジスト60を約0.5μmの厚みに塗布
し、ゲート電極パターンに相当する約0.5μm幅のレ
ジスト60開口パターンを形成する。次に、図(c) のよ
うに、レジスト60をマスクに絶縁膜10をフッ酸を用
いたウエットエッチング,またはCHF3 +O2 ガス等
のドライエッチングによりエッチングして、該絶縁膜5
0にゲート電極パターンに相当する開口を形成する。こ
のとき絶縁膜50の開口幅は約0.6μmとなる。さら
に、この絶縁膜50をマスクに半導体基板1を酒石酸等
を用いたウエットエッチング,または塩素系ガスを用い
たドライエッチングによりエッチングし、深さ約0.1
μm,幅約0.5〜0.7μmのリセス47を形成す
る。ここで、ウエットエッチングを行った場合、深さ方
向にエッチングされると同時に、基板材料の面方位,エ
ッチング液等にもよるが、例えば1.0に対し0.7等
の割合で、横方向にもエッチングされ、リセス47の開
口幅は上記0.5μmの開口パターンより広がるため、
ここでのエッチングは寸法制御性向上の点からは上記絶
縁膜のエッチングも含めてドライエッチングを用いる方
がより望ましいものである。次に、図(d) のように、約
1〜2μmの幅の上記絶縁膜50をフッ酸等で全部除去
する。次に、図(e) に示すように、半導体基板1を酒石
酸等のエッチング液を用いたウエットエッチングにより
エッチングして、上記下段リセス47をさらに下方にほ
りこんだ深さ約0.3μm,幅約0.9μmの下段リセ
ス45,及び深さ約0.1μm,幅約1.4〜2.4μ
mの上段リセス44を形成する。次に、図(f) のよう
に、Ti/Au等のゲート電極43用金属を蒸着し、リ
フトオフすると、図(g) のように、2段リセスゲートが
形成できる。
【0040】このような本実施例においては2段リセス
を有する化合物半導体素子の製造方法において、絶縁膜
50を化合物半導体基板41上に所望の大きさにエッチ
ングして残しておき、これにレジスト60による開口を
利用して下段リセスを形成し、その後、該絶縁膜50を
エッチングした後、基板41をエッチングすることによ
り2段リセス44,45を形成して、上記絶縁膜50の
寸法により上段リセス44の寸法を規定するようにした
ので、リセス形状を寸法均一性よく形成することがで
き、これにより、素子性能を均一にできる。従って、良
品率を向上でき、ひいては素子の価格をより大きく低減
することができる。
【0041】実施例4 図8は請求項3発明の2段リセス型ゲートを有する化
合物半導体電界効果トランジスタ素子の製造方法の一実
施例の主要工程の断面図であり、図7と同一符号は同一
のものを示し、51はPMGI、61はレジストであ
る。
【0042】次に、製造方法について説明する。図(a)
に示すように、半導体基板41上にPMGI51を約
0.1μmの厚さに塗布し、波長300nm以下,特に
波長280nmの光(DeepUV光)を用いて1W/
cm2 の露光エネルギーで全面を露光を行う。PMGI
は後の工程で使用する光学露光用レジストと混合しにく
い性質を有するはかりでなく、DeepUV光に感光
し、一般的な光学露光用レジストと同じく、アルカリ現
像液で現像されるという性質を有するものである。次
に、図(b) においては、光学用レジスト61を約0.5
μm厚に塗布し、その後半導体基板41上にゲートパタ
ーンとなる約0.5μm幅の開口部を有するように、露
光/現像し、パターニングする。この時、PMGI51
はアルカリ現像液で現像されて開口する。
【0043】次に、図(c) のように、レジスト61をマ
スクにウエハ41を酒石酸等を用いたウエットエッチン
グ,または塩素系ガスを用いたドライエッチングにより
エッチングし、約0.1μm深さのリセス47を形成す
る。ここで、上記のように、寸法制御性向上の点からは
ドライエッチングを用いる方が望ましい。次に、図(d)
のように、PMGI51をTMAH(テトラメチルアン
モニウムハイドロオキシド)を2.38重量パーセント
含むアルカリ現像液で現像を行う。この際上記露光条件
で露光を行っていることにより、PMGIのアルカリ現
像液に対するエッチングレートを約100オングストロ
ーム/secレベルに制御することが可能であり、この
現像を、PMGIエッチング開口幅(約2〜8μm)と
して所望値が得られる時間、例えば0.2μm〜0.3
μm横方向に余分にエッチングを行いたい場合には20
〜30秒間エッチング液に浸漬して現像を行うことによ
り、所望幅のPMGIレジスト51開口を得ることがで
きる。次に、図(e) のように、レジスト61をマスクに
ウエハ41を酒石酸等でエッチングすると、深さ約0.
3μm,幅約0.9μmの下段リセス45、および深さ
約0.1μm,幅約1.4〜2.4μmの上段リセス4
4が形成される。以下は、ゲート電極用金属であるTi
/Au等を蒸着し、リフトオフ法を行うことにより、ゲ
ート幅約0.5μm,ゲート高さも約0.5μmのリセ
スゲート電極43を有する図6の構造が形成される。
【0044】このような本実施例においては、2段リセ
スを有する化合物半導体電界効果型トランジスタ素子の
製造方法において、上段リセス寸法を規定するのに、絶
縁膜の代わりにエッチングレートの制御性の高い、即
ち、アルカリ現像液に対するエッチングレートを100
オングストローム/secレベルまで制御することので
きるPMGIを用いたので、やはりリセス形状の寸法均
一性を大きく向上でき、素子性能を均一にでき、これに
より良品率を向上でき、ひいては素子の価格を大きく低
減できるという効果がある。
【0045】実施例5 図9は請求項発明の一実施例による半導体装置の製
造方法を示し、図において、71はGaAs等の半導体
基板、78は該半導体基板71上に形成された活性層、
72はソース,ドレイン電極を形成するオーミック電
極、75は下段の第1のリセス、76は上段の第2のリ
セス、77は下段リセス75上に形成されるショットキ
ー金属、84はレジストである。なお、図中の各部の寸
法は、活性層厚は2000〜6000オングストロー
ム、レジストの開口幅は0.1〜1μmでその上部開口
幅と下部開口幅との差は0.1〜0.3μm、第1リセ
スの深さは500〜1500オングストローム、第2リ
セス6の深さは1000〜2000オングストローム、
ゲート電極幅は上記レジストの上部開口幅と同じであ
る。
【0046】次に製造方法について説明する。図(a) に
おいて、半導体基板71上に形成された半導体活性層7
8上にソース,ドレイン,オーミック電極72を形成し
た後、ゲートショットキー電極を形成する部分の所望す
る領域を開口部とするレジストパターン84を形成す
る。ここで、レジストパターン84はオーバーハング形
状の断面プロファイルを持つように、即ち上部開口部A
が狭く、下部開口部Bが広くなるように形成する。
【0047】ここで上記レジスト14のオーバーハング
プロファイル形状は、該レジストにイメージリバーサル
レジストあるいはネガ型レジストを用いるとこれを容易
に得ることができる。これは、これらのレジストでは光
が当たった所がレジストが残るため、光を上方からレジ
ストに対しあてたとき、光は膜厚方向に減衰していき、
深い所では光のあたる範囲が狭くなるため、下部開口部
が広く上部開口部が狭いオーバーハングプロファイルを
容易に得られるためである。
【0048】また、このオーバーハング形状レジスト8
4を形成する際には、光の遮蔽性の向上を目的として、
レジスト84の上に任意の金属膜を形成するようにすれ
ば、該光が深い所に届く量がより少なくなり、オーバー
ハング形状をより容易に得ることができるものである。
【0049】次に光アシストエッチングを用いて上記半
導体活性層78をエッチングすることにより、図(b) に
示すような深さ約0.05〜0.15μmの第1のリセ
ス構造75を得る。この時、レジスト84がオーバーハ
ング形状であるため、エッチングはレジスト84の上部
開口幅Aの分だけ行なわれる。ここで、光アシストエッ
チングは、図12に示すように、光で励起されたときに
のみ半導体エッチング反応が進むような性質をもつ液9
1、例えば基板71,78がGaAsであれば、H2 S
O4 +H2 O,HCl水溶液,C6 H2 (OH)2 (S
O3 Na)2 +H2 O(酒石酸)などに浸漬した状態
で、被エッチング部に光を照射するようにして行なうも
のである。あるいは図13に示すように、光で励起され
たときにのみ半導体のエッチング反応が進むようなガ
ス、例えば基板71,78がGaAsであれば、常温C
l2 ガス雰囲気92内にウェハを設置し、被エッチング
部に光を照射することでエッチングを行なうこともでき
る。このいずれにおいても、用いる光としては波長70
00オングストローム以下の光を用いることができる。
【0050】次に、光を用いない通常のエッチングを、
例えば硫酸系エッチャント、H2 SO4 :H2 O2 :H
2 O=3:1:1により、上記オーバーハング形状レジ
スト84を用いて基板71に対し行うことにより、図
(c) に示すようにさらに深さ方向にほりこんだ第1のリ
セス75に加えて深さ約0.1〜0.2μmの第2のリ
セス76が2段リセスを得られる。この時、この第2の
リセスのエッチングはレジスト84の広い開口幅Bを持
つ下部開口部をマスクとして行なわれるため、先の第1
のリセス75より広いエッチングが行なわれ、結果とし
て上記下段リセス75と上段リセス76とからなる2段
リセス構造が得られる。
【0051】次に図(d) に示すように、ショットキー金
属77を全面蒸着し、リフトオフを行うことでゲート電
極73を形成し、図(e) に示すような所望のFETを得
る。
【0052】このような本実施例の製造方法では、光ア
シストエッチングを用いて第1のリセス75を形成した
後、次にウェットエッチングを用いて第2のリセス76
を形成するから、第2のリセス76の幅はフォトレジス
トパターン84の下部開口部の幅Bとウェットエッチン
グの等方性エッチングの性質とによって決まり、絶縁膜
をサイドエッチして第2のリセスを得る方法におけるよ
うな第2のリセス形状のばらつきは生じない。また、図
(b) から図(c) の工程で第1のリセス75の幅はウエッ
トエッチングの横方向への広がりによって広がるが、そ
の広がる前の該第1のリセス75の幅は光アシストエッ
チングにより規定されており、その広がりの割合もエッ
チングの種類によって決まってくるから、その広がりに
よるリセス形状のバラツキもほとんど生じない。従っ
て、本実施例では、2段リセス構造としてロット間,ウ
ェハ間で均一なものを安定して形成することができ、素
子特性の高均一化,素子価格の低下を図ることができ
る。
【0053】実施例6 図10は請求項の発明の一実施例による半導体装置の
製造方法を示し、上記実施例5では光アシストエッチン
グによる第1のリセス75の形成を先に行い、その後通
常のウェットエッチングにより第2のリセス76の形成
を行ったが、本実施例6は図10に示すように、ウェッ
トエッチングによる第2のリセス76の形成を先に(図
(b) において)行い、その後光アシストエッチングによ
る第1のリセス75の形成(図(c) において)を行うよ
うにしたものである。本実施例においても実施例5と同
様、第2のリセスの幅はフォトレジストパターン84の
下部開口部の幅Bと、ウェットエッチングによる横方向
へのエッチングの広がりの割合によって決まり、該リセ
ス形状のばらつきは生じない。従って、上記実施例5と
同様、2段リセス構造をロット間,ウェハ間で均一に安
定して形成でき、素子特性の高均一化,素子価格の低下
を図ることができる。さらに、本実施例では、下段の第
1のリセスの形成を、上段の第2のリセスの形成の後に
行っているので、該下段リセス75の幅はフォトレジス
トパターン84の上部開口幅Aのそのものとなり、より
2段リセス形状を安定に形成できる。
【0054】実施例7 図11は請求項7の発明の実施例による半導体装置の
製造方法を示し、本実施例7は、図9,10の(a)にお
けるオーバーハングレジストプロファイル形状を得るた
めの方法に関するものである。図11(a)に示すよう
に、まずテーパ形状を持つ絶縁膜90を形成した後、図
(b)に示すように、絶縁膜90の部分に開口部を有する
レジストパターン84を設ける。次に、150〜200
℃の熱処理を行なうことによってレジスト84の熱ダレ
を起こし、上記絶縁膜90との間の隙間を埋めることに
より、図(c)の状態を得る。次に絶縁膜90を適当なエ
ッチング方法、例えばHF水溶液30%に浸漬すること
により除去し、図(d)の状態を得るものである。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
2段リセス領域を上部リセス領域と下部リセス領域の2
つの工程に分けて形成するようにしたので、従来の2段
リセス形成のように下部リセス幅が変動することもな
く、2段リセスを安定して形成することができる。ま
た、ゲート電極の形成においてT型ゲート電極をも容易
に得ることができ、安定した性能の半導体装置を歩留り
よく製造することができる効果がある。
【0056】また、2段リセスを有する化合物半導体素
子の製造方法において、上段リセス寸法を規定する絶縁
膜を所望の大きさにエッチングするようにしたので、あ
るいは、絶縁膜の代わりに露光によりエッチングレート
の制御性を高くすることのできるPMGIを採用するよ
うにしたので、リセス形状の寸法均一性を向上でき、素
子性能を均一にでき、これにより良品率を向上でき、素
子の価格を大きく低減できるという効果がある。
【0057】さらに、この発明にかかる半導体素子の製
造方法によれば、2段リセス構造の第1のリセスを光ア
シストエッチングで行なうようにしたため、絶縁膜のサ
イドエッチンクを用いて第2リセスを形成する従来法に
おけるようにバラツキを生じることなく、2段リセス構
造を均一性良く製造することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) 〜図1(d) はこの発明の請求項1の半
導体装置の製造方法の一実施例(実施例1)を示す工程
断面図である。
【図2】図2(a) 〜図2(d) は実施例1の図1(a) 〜
(d) に続く工程断面図である。
【図3】図3(a) 〜図3(d) はこの発明の請求項2の半
導体装置の製造方法の一実施例(実施例2)を示す工程
断面図である。
【図4】図4(a) 〜図4(c) は実施例2の図3(a) 〜
(d) に続く工程断面図である。
【図5】図5(a) 〜図5(c) は実施例2の図4(a) 〜
(c) に続く工程断面図である。
【図6】この発明の実施例3,4の方法,よび従来例
2の方法によって得られる化合物半導体素子である2段
リセス型MOSFETの断面図である。
【図7】この発明の半導体装置の製造方法の一実施例
(実施例3)を示す工程断面図である。
【図8】この発明の請求項の半導体装置の製造方法の
一実施例(実施例4)を示す工程断面図である。
【図9】この発明の請求項の半導体装置の製造方法の
一実施例(実施例5)を示す工程断面図である。
【図10】この発明の請求項の半導体装置の製造方法
の一実施例(実施例6)を示す工程断面図である。
【図11】実施例5,6のオーバーハング形状のレジス
トパターンを製造するための製造工程を示す工程断面図
である。
【図12】実施例5,6における光アシストエッチング
の一例を示す図である。
【図13】実施例5,6における光アシストエッチング
の一例を示す図である。
【図14】図14(a) 〜図14(c) は従来の半導体装置
の製造方法を示す工程断面図である。
【図15】図15(a) 〜図15(c) は従来の半導体装置
の製造方法を示す図6(a) 〜図6(c) に続く工程断面図
である。
【図16】従来の半導体装置の製造方法の他の例の主要
製造工程の断面図である。
【図17】従来の半導体装置の製造方法の他の例の主要
製造工程の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 光徳 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 光・マイクロ波デバイス研 究所内 (72)発明者 石川 高英 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 光・マイクロ波デバイス研 究所内 (72)発明者 永井 豊 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社 光・マイクロ波デバイス研 究所内 (56)参考文献 特開 平3−227528(JP,A) 特開 平4−137737(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/338 H01L 29/812

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2段リセスの下段リセスにゲート電極を
    有する2段リセス型電界効果型トランジスタを製造する
    方法において、 半導体基板上に形成した半導体活性層上にフォトレジス
    トを塗布し、パターニングを行って上部リセスが形成さ
    れる位置にゲート電極が形成される位置を除いて開口部
    を形成する工程と、 上記フォトレジストをマスクとして開口部を通して上記
    半導体活性層をエッチングして所望の寸法のダミーゲー
    トをその中央に残すよう上部リセスの両側部に相当する
    凹部を形成する工程と、 該上部リセスの2つの凹部内に絶縁物を封入する工程
    と、 上記絶縁物を封入した上部リセス及び半導体活性層から
    なる面上に上記ダミーゲートより幅の広い開口部をフォ
    トレジストの塗布,パターニングによって形成する工程
    と、 上記フォトレジストをマスクとしてその開口部を通して
    ドライエッチングを行い上記2つの凹部内の絶縁物を一
    部除去する工程と、 残った絶縁膜をマスクとして上記ダミーゲート及びその
    下部の半導体層をエッチングして下部リセスを形成する
    ことにより2段リセスを得る工程と、 該2段リセスの下段リセス領域内にゲート電極金属を真
    空蒸着し、リフトオフしてゲート電極を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 2段リセスの下段リセスにゲート電極を
    有する2段リセス型電界効果型トランジスタを製造する
    方法において、 半導体基板上に形成した半導体活性層上に絶縁膜よりな
    るダミーゲートを形成する工程と、 該ダミーゲートの両側にダミーゲートとは異なる材質の
    絶縁膜よりなるサイドウォールを形成する工程と、 該サイドウォール両側の半導体活性層上にフォトレジス
    トを塗布したのち、サイドウォールのみを選択的にエッ
    チング除去して開口部を形成する工程と、 上記フォトレジスト及びダミーゲートをマスクに上記開
    口部を通して半導体活性層をエッチングして上部リセス
    の両側の凹部を形成する工程と、 該上部リセスを含む半導体活性層上にフォトレジストを
    塗布したのち該フォトレジストをマスクにダミーゲート
    を選択的にエッチング除去し、さらに半導体活性層をエ
    ッチングして下部リセスを形成することにより2段リセ
    スを得る工程と、 該2段リセス領域内にゲート電極金属を真空蒸着し、リ
    フトオフしてゲート電極を形成する工程とを含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 2段リセスの下段リセスにゲート電極を
    有する2段リセス型電界効果型トランジスタを製造する
    方法において、化合物半導体基板上に、PMGI(ポリ・メチル・グル
    タール・イミド)を塗布,露光する工程と、 上記基板上に、下段リセスの大きさに相当する開口部を
    有するレジストパターンを形成し、かつ、上記PMGI
    をエッチングして同じ程度の開口部を有するPMGIパ
    ターンを形成する工程と、 上記PMGIをマスクに基板をエッチングし、下段リセ
    スを形成する工程と、 上記PMGIの開口部を現像することにより、開口部寸
    法を上段リセスに相当する大きさに広げる工程と、 上記PMGIをマスクに基板をエッチングし、上段リセ
    ス,およびさらに深さを深くした下段リセスからなる2
    段リセスを形成する工程と、 上記2段リセスの下段リセス上に上記レジストを用いて
    蒸着リフトオフによりゲート電極を形成する工程とを含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 2段リセスの下段リセスにゲート電極を
    有する2段リセス型電界効果型トランジスタを製造する
    方法において、下段リセスである第1のリセスの形成を光アシストエッ
    チングを用いて行い2段リセス構造を得ることを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 半導体基板上の半導体活性層上にその開口形成部にオー
    バーハング形状を有するレジストパターンを形成する工
    程と、次いで光アシストエッチングを用いて上記レジストパタ
    ーンの上部開口部をマ スクとして上記半導体活性層をエ
    ッチングし、第1のリセスを得る工程と、 続いて光を用いない化学反応のみによるエッチングを上
    記レジストの開口部下部をマスクとして行い第2のリセ
    ス,およびさらに深さを深くした第1のリセスを得る工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、半導体基板の半導体活性層上にその開口形成部にオーバ
    ーハング形状を有するレジストパターンを形成する工程
    と、 次いで光を用いない化学反応のみによるエッチングを上
    記レジストの開口部下部をマスクとして行なうことによ
    り第2のリセスを得る工程と、 光アシストエッチングを上記レジストの開口部上部をマ
    スクとして行うことにより 第1のリセスを得る工程とを
    含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の半導体装置の製
    造方法において、オーバーハング形状のレジストの形成工程は、 テーパ状の断面形状を持つ絶縁膜を形成する工程と、 該絶縁膜パターン部分に開口部を持つレジストパターン
    を形成する工程と、 該レジストを加熱することにより熱ダレを生ぜしめ該絶
    縁膜側面に圧着させる工程と、 該絶縁膜をエッチング除去する工程とからなる ことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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