JP3103162B2 - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
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- JP3103162B2 JP3103162B2 JP03279712A JP27971291A JP3103162B2 JP 3103162 B2 JP3103162 B2 JP 3103162B2 JP 03279712 A JP03279712 A JP 03279712A JP 27971291 A JP27971291 A JP 27971291A JP 3103162 B2 JP3103162 B2 JP 3103162B2
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- Japan
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- compound
- polymerization
- ether
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- alkenyl ether
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線状ポリアルケニルエ
ーテル、三本鎖星型ポリアルケニルエーテル、四本鎖星
型ポリアルケニルエーテルなどの線状、三本鎖星型また
は四本鎖星型のアルケニル化合物を含むエポキシ系接着
剤組成物に関し、より詳細には、無溶剤で基材に塗布
し、硬化前は優れた粘着性を有し、硬化後は強力な接着
剤となりうる接着剤組成物に関する。
ーテル、三本鎖星型ポリアルケニルエーテル、四本鎖星
型ポリアルケニルエーテルなどの線状、三本鎖星型また
は四本鎖星型のアルケニル化合物を含むエポキシ系接着
剤組成物に関し、より詳細には、無溶剤で基材に塗布
し、硬化前は優れた粘着性を有し、硬化後は強力な接着
剤となりうる接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築材料、電子材料、自動車部品
などの分野に使用されている接着剤は、ゴム系接着剤な
ど溶剤を含むものが多い。しかし、使用された溶剤に起
因する大気汚染、火炎の危険性、人体への毒性などの問
題からこれらの接着剤を無溶剤化することが望ましい。
などの分野に使用されている接着剤は、ゴム系接着剤な
ど溶剤を含むものが多い。しかし、使用された溶剤に起
因する大気汚染、火炎の危険性、人体への毒性などの問
題からこれらの接着剤を無溶剤化することが望ましい。
【0003】これらの要望に答えるべく、多くの無溶剤
型接着剤が開発されている。たとえば、ポリオレフィン
系樹脂のホットメルト型接着剤や、エポキシ樹脂やウレ
タン樹脂などを主体とする無溶剤型反応性接着剤などの
提案がなされている(「11691の化学商品」、11
03〜1106頁、化学工業日報社発行)。
型接着剤が開発されている。たとえば、ポリオレフィン
系樹脂のホットメルト型接着剤や、エポキシ樹脂やウレ
タン樹脂などを主体とする無溶剤型反応性接着剤などの
提案がなされている(「11691の化学商品」、11
03〜1106頁、化学工業日報社発行)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
ついてはこれを用いて仮接着することができないという
問題があり、また後者については主剤と硬化剤の二液タ
イプのものが多く、作業性が悪く、また、仮接着するこ
ともできないなどの欠点がある。
ついてはこれを用いて仮接着することができないという
問題があり、また後者については主剤と硬化剤の二液タ
イプのものが多く、作業性が悪く、また、仮接着するこ
ともできないなどの欠点がある。
【0005】本発明の目的は、上記の点に鑑み、無溶剤
型であって、硬化前は粘着力と接着強度のバランスがと
れ、硬化後の剥離接着強度が大きく、したがって作業性
がよく、また仮接着も可能である接着剤組成物を提供す
るにある。
型であって、硬化前は粘着力と接着強度のバランスがと
れ、硬化後の剥離接着強度が大きく、したがって作業性
がよく、また仮接着も可能である接着剤組成物を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、特定構
造のアルケニルエーテル化合物とエポキシ樹脂とを組み
合わせることにより、上記目的に叶った接着剤組成物が
提供せられる。
造のアルケニルエーテル化合物とエポキシ樹脂とを組み
合わせることにより、上記目的に叶った接着剤組成物が
提供せられる。
【0007】すなわち、本発明による接着剤組成物は、 一般式
【0008】
【化2】
【0009】(式中、nは整数2、3または4、R1 は
水素原子またはメチル基、R2 はnが2のとき二価の有
機基、nが3のとき三価の有機基、nが4のとき四価の
有機基、R3 は水素原子またはメチル基、R4 は一価の
有機基、xは1〜10000をそれぞれ意味する)で表
されるアルケニルエーテル化合物とエポキシ樹脂とから
なるものである。
水素原子またはメチル基、R2 はnが2のとき二価の有
機基、nが3のとき三価の有機基、nが4のとき四価の
有機基、R3 は水素原子またはメチル基、R4 は一価の
有機基、xは1〜10000をそれぞれ意味する)で表
されるアルケニルエーテル化合物とエポキシ樹脂とから
なるものである。
【0010】まず、上記一般式で示される線状、三本鎖
星型または四本鎖星型のアルケニルエーテル化合物につ
いて説明する。
星型または四本鎖星型のアルケニルエーテル化合物につ
いて説明する。
【0011】本発明アルケニルエーテル化合物の構造式
の定義を詳述する。
の定義を詳述する。
【0012】nは整数2、3または4である。
【0013】R1 は水素原子またはメチル基である。
【0014】R2 として二価の有機基の具体例には下記
表1および表2に示すものが挙げられる。
表1および表2に示すものが挙げられる。
【0015】R2 として三価の有機基の具体例には下記
表3〜表8に示すものが挙げられる。
表3〜表8に示すものが挙げられる。
【0016】R2 として四価の有機基の具体例には下記
表9および表10に示すものが挙げられる。
表9および表10に示すものが挙げられる。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】
【0024】
【表8】
【0025】
【表9】
【0026】
【表10】
【0027】R3 は水素原子またはメチル基である。
【0028】R4 は一価の有機基である。
【0029】一価の有機基を示すR4 としては、下記の
ものが例示される。
ものが例示される。
【0030】すなわち、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−
ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチ
ル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、イソヘ
キシル、2−エチルブチル、1,3−ジメチルブチル、
n−ヘプチル、イソヘプチル、n−オクチル、1−メチ
ルヘプチル、2−エチルヘキシル、n−ノニル、2−メ
チルオクチル、n−デシル、1−ペンチルヘキシル、4
−エチル−1−メチルオクチル、n−ドデシル、n−テ
トラデシル、n−ヘキサデシル、n−オクタデシル、n
−エイコシル、n−ドコシルなどのアルキル基:シクロ
ヘキシルなどのシクロアルキル基:シクロヘキシルメチ
ル、テルペニル、メンチル、ボルニル、イソボルニルな
どのシクロアルキルアルキル基:ベンジル、p−メチル
ベンジル、p−クロロベンジル、p−フェニルベンジ
ル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、2−フ
ェニルプロピル、3−フェニルプロピル、1,1−ジメ
チルベンジル、ベンツヒドリル、3−フェニルプロパン
−2−イルなどのアラルキル基:シンナミル、1−メチ
ルシンナミル、3−メチルシンナミル、3−フェニルシ
ンナミル、2−フェニルアリル、1−メチル−2−フェ
ニルアリルなどのアリールアルケニル基:フェニル、o
−トリル、m−トリル、p−トリル、p−tert−ブ
チルフェニル、メシチル、p−イソヘキシルフェニル、
p−イソオクチルフェニル、o−クロロフェニル、m−
クロロフェニル、p−クロロフェニル、o−ブロモフェ
ニル、m−ブロモフェニル、p−ブロモフェニル、o−
メトキシフェニル、m−メトキシフェニル、p−メトキ
シフェニル、o−ニトロフェニル、m−ニトロフェニ
ル、p−ニトロフェニル、2,4−ジニトロフェニルな
どのアリール基:1−クロロエチル、2−クロロエチ
ル、2−ブロモエチル、2−ヨードエチル、2−フルオ
ロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、3−クロ
ロプロピルなどのハロアルキル基:メトキシエチル、エ
トキシエチル、2−エトキシエトキシエチルなどのアル
コキシアルキル基、フェノキシエチル、p−クロロフェ
ノキシエチル、p−ブロモフェノキシエチル、p−フル
オロフェノキシエチル、p−メトキシフェノキシエチル
などのアリールオキシアルキル基:2−アセトキシエチ
ル、2−ベンゾキシエチル、2−(p−メトキシベンゾ
キシ)エチル、2−(p−クロロベンゾキシ)エチルな
どのアシルオキシアルキル基:2−フタルイミノエチ
ル、2−(ジ−tert−ブチルカルボキシイミノ)エ
チルなどのイミノアルキル基:2−ジエチルマロニルエ
チル、2−ジフェニルマロニルエチルなどのマロニルア
ルキル基:2−アクリロキシエチル、2−メタクリロキ
シエチル、2−シンナミロキシエチル、2−ソルビロキ
シエチルなどのアリルオキシアルキル基などである。
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−
ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチ
ル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、イソヘ
キシル、2−エチルブチル、1,3−ジメチルブチル、
n−ヘプチル、イソヘプチル、n−オクチル、1−メチ
ルヘプチル、2−エチルヘキシル、n−ノニル、2−メ
チルオクチル、n−デシル、1−ペンチルヘキシル、4
−エチル−1−メチルオクチル、n−ドデシル、n−テ
トラデシル、n−ヘキサデシル、n−オクタデシル、n
−エイコシル、n−ドコシルなどのアルキル基:シクロ
ヘキシルなどのシクロアルキル基:シクロヘキシルメチ
ル、テルペニル、メンチル、ボルニル、イソボルニルな
どのシクロアルキルアルキル基:ベンジル、p−メチル
ベンジル、p−クロロベンジル、p−フェニルベンジ
ル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、2−フ
ェニルプロピル、3−フェニルプロピル、1,1−ジメ
チルベンジル、ベンツヒドリル、3−フェニルプロパン
−2−イルなどのアラルキル基:シンナミル、1−メチ
ルシンナミル、3−メチルシンナミル、3−フェニルシ
ンナミル、2−フェニルアリル、1−メチル−2−フェ
ニルアリルなどのアリールアルケニル基:フェニル、o
−トリル、m−トリル、p−トリル、p−tert−ブ
チルフェニル、メシチル、p−イソヘキシルフェニル、
p−イソオクチルフェニル、o−クロロフェニル、m−
クロロフェニル、p−クロロフェニル、o−ブロモフェ
ニル、m−ブロモフェニル、p−ブロモフェニル、o−
メトキシフェニル、m−メトキシフェニル、p−メトキ
シフェニル、o−ニトロフェニル、m−ニトロフェニ
ル、p−ニトロフェニル、2,4−ジニトロフェニルな
どのアリール基:1−クロロエチル、2−クロロエチ
ル、2−ブロモエチル、2−ヨードエチル、2−フルオ
ロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、3−クロ
ロプロピルなどのハロアルキル基:メトキシエチル、エ
トキシエチル、2−エトキシエトキシエチルなどのアル
コキシアルキル基、フェノキシエチル、p−クロロフェ
ノキシエチル、p−ブロモフェノキシエチル、p−フル
オロフェノキシエチル、p−メトキシフェノキシエチル
などのアリールオキシアルキル基:2−アセトキシエチ
ル、2−ベンゾキシエチル、2−(p−メトキシベンゾ
キシ)エチル、2−(p−クロロベンゾキシ)エチルな
どのアシルオキシアルキル基:2−フタルイミノエチ
ル、2−(ジ−tert−ブチルカルボキシイミノ)エ
チルなどのイミノアルキル基:2−ジエチルマロニルエ
チル、2−ジフェニルマロニルエチルなどのマロニルア
ルキル基:2−アクリロキシエチル、2−メタクリロキ
シエチル、2−シンナミロキシエチル、2−ソルビロキ
シエチルなどのアリルオキシアルキル基などである。
【0031】xは1〜10000、好ましくは1〜10
00である。
00である。
【0032】つぎに、アルケニルエーテル化合物の製造
法について説明する。
法について説明する。
【0033】アルケニルエーテル化合物は、 一般式
【0034】
【化3】
【0035】(式中、R1 は水素原子またはメチル基、
nは整数2、3または4、R2 はnが2のとき二価の有
機基、nが3のとき三価の有機基、nが4のとき四価の
有機基をそれぞれ意味する)で表される多官能アルケニ
ルエーテルとカチオン供給化合物との付加体を開始剤と
して用い、 一般式
nは整数2、3または4、R2 はnが2のとき二価の有
機基、nが3のとき三価の有機基、nが4のとき四価の
有機基をそれぞれ意味する)で表される多官能アルケニ
ルエーテルとカチオン供給化合物との付加体を開始剤と
して用い、 一般式
【0036】
【化4】
【0037】(式中、R3 は水素原子またはメチル基、
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるオ
レフィン化合物を重合させ、ついで重合停止剤として 一般式
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるオ
レフィン化合物を重合させ、ついで重合停止剤として 一般式
【0038】
【化5】
【0039】(式中、Mはアルカリ金属、R5 およびR
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって製造せられる。
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって製造せられる。
【0040】本製造方法のうち、まず、線状化合物の製
造方法について説明する。
造方法について説明する。
【0041】一般式 CHR1 =CH−O−R2 −O−CH=CHR1 ……[Ia] (式中、R1 は水素原子またはメチル基、R2 は二価の
有機基をそれぞれ意味する)で表される二官能アルケニ
ルエーテルとカチオン供給化合物との付加体を開始剤と
して用い、 一般式
有機基をそれぞれ意味する)で表される二官能アルケニ
ルエーテルとカチオン供給化合物との付加体を開始剤と
して用い、 一般式
【0042】
【化6】
【0043】(式中、R3 は水素原子またはメチル基、
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるア
ルケニルエーテルを重合させ、ついで重合停止剤として 一般式
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるア
ルケニルエーテルを重合させ、ついで重合停止剤として 一般式
【0044】
【化7】
【0045】(式中、Mはアルカリ金属、R5 およびR
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって、
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって、
【0046】
【化8】
【0047】(式中、xは1〜10000、R1 、
R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味を有する)で表
される線状アルケニルエーテルを製造する。
R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味を有する)で表
される線状アルケニルエーテルを製造する。
【0048】つぎに、三本鎖星型化合物の製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0049】一般式
【0050】
【化9】
【0051】(式中、R1 は水素原子またはメチル基、
R2は三価の有機基をそれぞれ意味する)で表される三
官能アルケニルエーテルとカチオン供給化合物との付加
体を開始剤として用い、 一般式
R2は三価の有機基をそれぞれ意味する)で表される三
官能アルケニルエーテルとカチオン供給化合物との付加
体を開始剤として用い、 一般式
【0052】
【化10】
【0053】(式中、R3 は水素原子またはメチル基、
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるア
ルケニルエーテルを重合させ、ついで重合停止剤とし
て、 一般式
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるア
ルケニルエーテルを重合させ、ついで重合停止剤とし
て、 一般式
【0054】
【化11】
【0055】(式中、Mはアルカリ金属、R5 およびR
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって、 一般式
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって、 一般式
【0056】
【化12】
【0057】(式中、xは1〜10000、R1 、
R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味を有する)で表
される三本鎖星型アルケニルエーテルを製造する。
R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味を有する)で表
される三本鎖星型アルケニルエーテルを製造する。
【0058】つぎに、四本鎖の星型化合物の製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0059】一般式
【0060】
【化13】
【0061】(式中、R1 は水素原子またはメチル基、
R2は四価の有機基をそれぞれ意味する)で表される四
官能アルケニルエーテルとカチオン供給化合物との付加
体を開始剤として用い、ルイス酸を活性化剤として用い
て、 一般式
R2は四価の有機基をそれぞれ意味する)で表される四
官能アルケニルエーテルとカチオン供給化合物との付加
体を開始剤として用い、ルイス酸を活性化剤として用い
て、 一般式
【0062】
【化14】
【0063】(式中、R3 は水素原子またはメチル基、
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるア
ルケニルエーテルを重合させ、ついで重合停止剤として 一般式
R4は一価の有機基をそれぞれ意味する)で表されるア
ルケニルエーテルを重合させ、ついで重合停止剤として 一般式
【0064】
【化15】
【0065】(式中、Mはアルカリ金属、R5 およびR
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって、 一般式
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させて末端にマロン酸エステルを有するアルケニ
ルエーテルを得、さらにエステルをアルカリ加水分解す
ることによって、 一般式
【0066】
【化16】
【0067】(式中、xは1〜10000、R1 、
R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味を有する)で表
される四本鎖星型アルケニルエーテルを製造する。
R2 、R3 およびR4 は上記と同じ意味を有する)で表
される四本鎖星型アルケニルエーテルを製造する。
【0068】線状化合物の製造において、二官能アルケ
ニルエーテル[Ia]の具体例は、前記表1〜2に記載
したものである。
ニルエーテル[Ia]の具体例は、前記表1〜2に記載
したものである。
【0069】三本鎖星型化合物の製造において、三官能
アルケニルエーテル[Ib]の具体例は、前記表3〜8
に記載したものである。
アルケニルエーテル[Ib]の具体例は、前記表3〜8
に記載したものである。
【0070】二官能アルケニルエーテル[Ia]および
三官能アルケニルエーテル[Ib]のうち、基R2 がエ
ーテル結合を有する化合物は、たとえば、対応する二官
能アルコールおよび三官能アルコールをそれぞれジメチ
ルスルフォキシド中で水酸化ナトリウムの存在下にクロ
ロエチルビニルエーテルまたはクロロエチルプロペニル
エーテルと反応させることにより得られる。
三官能アルケニルエーテル[Ib]のうち、基R2 がエ
ーテル結合を有する化合物は、たとえば、対応する二官
能アルコールおよび三官能アルコールをそれぞれジメチ
ルスルフォキシド中で水酸化ナトリウムの存在下にクロ
ロエチルビニルエーテルまたはクロロエチルプロペニル
エーテルと反応させることにより得られる。
【0071】また、二官能アルケニルエーテル[Ia]
および三官能アルケニルエーテル[Ib]のうち、基R
2 がエステル結合を有する化合物は、たとえば、2−ヒ
ドロキシエチルビニルエーテルまたは2−ヒドロキシエ
チルプロペニルエーテルをトルエン中で水酸化ナトリウ
ムないしは水素化ナトリウムによりナトリウム塩とし、
これを対応する三官能カルボン酸クロライドと反応させ
ることにより得られる。
および三官能アルケニルエーテル[Ib]のうち、基R
2 がエステル結合を有する化合物は、たとえば、2−ヒ
ドロキシエチルビニルエーテルまたは2−ヒドロキシエ
チルプロペニルエーテルをトルエン中で水酸化ナトリウ
ムないしは水素化ナトリウムによりナトリウム塩とし、
これを対応する三官能カルボン酸クロライドと反応させ
ることにより得られる。
【0072】四本鎖星型化合物の製造において、四官能
アルケニルエーテル[Ic]の具体例は、前記表9〜1
0に記載したものである。
アルケニルエーテル[Ic]の具体例は、前記表9〜1
0に記載したものである。
【0073】四官能アルケニルエーテル[Ic]は、た
とえば、テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサンを、ジメチルスルフォキシド中、水酸化ナトリ
ウムの存在下でクロロエチルビニルエーテルまたはクロ
ロエチルプロペニルエーテルと反応させることにより得
られる。
とえば、テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサンを、ジメチルスルフォキシド中、水酸化ナトリ
ウムの存在下でクロロエチルビニルエーテルまたはクロ
ロエチルプロペニルエーテルと反応させることにより得
られる。
【0074】本製造方法において、カチオン供給化合物
の例としては、CF3 COOH、CCl3 COOH、C
H3 COOH、HCOOH、H3 PO4 、HOPO(O
C4 H7 )2 、HOPO(OC6 H5 )2 、HOPO
(C6 H5 )2 、HI、HCl、HBrなどが挙げられ
る。
の例としては、CF3 COOH、CCl3 COOH、C
H3 COOH、HCOOH、H3 PO4 、HOPO(O
C4 H7 )2 、HOPO(OC6 H5 )2 、HOPO
(C6 H5 )2 、HI、HCl、HBrなどが挙げられ
る。
【0075】本方法では、多官能アルケニルエーテル
[I]とカチオン供給化合物との付加体、すなわち二官
能アルケニルエーテル[Ia]とカチオン供給化合物と
の付加体、三官能アルケニルエーテル[Ib]とカチオ
ン供給化合物との付加体、または四官能アルケニルエー
テル[Ic]とカチオン供給化合物との付加体を開始剤
として用いる。カチオン供給化合物をHAとして表す
と、この付加体は、 一般式
[I]とカチオン供給化合物との付加体、すなわち二官
能アルケニルエーテル[Ia]とカチオン供給化合物と
の付加体、三官能アルケニルエーテル[Ib]とカチオ
ン供給化合物との付加体、または四官能アルケニルエー
テル[Ic]とカチオン供給化合物との付加体を開始剤
として用いる。カチオン供給化合物をHAとして表す
と、この付加体は、 一般式
【0076】
【化17】
【0077】(式中、R1 、R2 およびnは前記と同意
味を有し、Aはカチオン供給化合物のカチオン供給残部
を意味する)で表される。
味を有し、Aはカチオン供給化合物のカチオン供給残部
を意味する)で表される。
【0078】この付加体[IV]の一般的合成法として
は、窒素気流下において、室温で、四塩化炭素、n−ヘ
キサン、トルエンなどの不活性溶媒(好ましくは重合反
応溶媒と同種のもの)中に多官能アルケニルエーテル
[I]を溶解させ、ここにカチオン供給化合物HAを当
量加えて反応させる方法が例示される。使用される二官
能アルケニルエーテル[Ia]とカチオン供給化合物H
Aとのモル比は実質的に1:2であり、三官能アルケニ
ルエーテル[Ib]とカチオン供給化合物HAとのモル
比は実質的に1:3であり、四官能アルケニルエーテル
[Ic]とカチオン供給化合物とのモル比は実質的に
1:4である。反応温度は通常−90℃〜100℃の範
囲で適宜設定される。反応圧力は通常は常圧であるが、
加圧にすることも可能である。反応時間は10秒〜24
時間、好ましくは5分〜1時間である。この合成法によ
ると、反応は速やかに進行して定量的に上記付加体[I
V]の溶液が得られる。さらに、この溶液から付加体[I
V]を単離してもよいが、これを単離せず上記溶液の状
態で重合に供することもできる。
は、窒素気流下において、室温で、四塩化炭素、n−ヘ
キサン、トルエンなどの不活性溶媒(好ましくは重合反
応溶媒と同種のもの)中に多官能アルケニルエーテル
[I]を溶解させ、ここにカチオン供給化合物HAを当
量加えて反応させる方法が例示される。使用される二官
能アルケニルエーテル[Ia]とカチオン供給化合物H
Aとのモル比は実質的に1:2であり、三官能アルケニ
ルエーテル[Ib]とカチオン供給化合物HAとのモル
比は実質的に1:3であり、四官能アルケニルエーテル
[Ic]とカチオン供給化合物とのモル比は実質的に
1:4である。反応温度は通常−90℃〜100℃の範
囲で適宜設定される。反応圧力は通常は常圧であるが、
加圧にすることも可能である。反応時間は10秒〜24
時間、好ましくは5分〜1時間である。この合成法によ
ると、反応は速やかに進行して定量的に上記付加体[I
V]の溶液が得られる。さらに、この溶液から付加体[I
V]を単離してもよいが、これを単離せず上記溶液の状
態で重合に供することもできる。
【0079】ポリマーの重合度は、アルケニルエーテル
[II]と付加体[IV]とのモル比(100%重合率)で
決まるので、付加体[IV]の使用量は重要である。所望
する重合度に応じてアルケニルエーテル[II]と付加体
[IV]とのモル比を決めることにより、分子量の設定が
なし得る。このモル比は二本鎖星型化合物を得る場合に
は2以上、三本鎖星型化合物を得る場合には3以上、四
本鎖星型化合物を得る場合には4以上で、所望重合度に
応じて適宜決められる。
[II]と付加体[IV]とのモル比(100%重合率)で
決まるので、付加体[IV]の使用量は重要である。所望
する重合度に応じてアルケニルエーテル[II]と付加体
[IV]とのモル比を決めることにより、分子量の設定が
なし得る。このモル比は二本鎖星型化合物を得る場合に
は2以上、三本鎖星型化合物を得る場合には3以上、四
本鎖星型化合物を得る場合には4以上で、所望重合度に
応じて適宜決められる。
【0080】アルケニルエーテル[II]は単独で用いて
も二種以上を併用してもよい。
も二種以上を併用してもよい。
【0081】アルケニルエーテル[II]を用いる方法に
おいては、重合(リビング重合)を促進させるための方
法をとることが好ましく、その方法として、次の二方法
がある。
おいては、重合(リビング重合)を促進させるための方
法をとることが好ましく、その方法として、次の二方法
がある。
【0082】第一の方法は、生長炭素カチオンをルイス
塩基で保護することにより副反応を防ぎ、有機アルミニ
ウムを触媒としてリビング重合を行う方法であり、第二
の方法は、生長炭素カチオンに対する対アニオンの求核
性をルイス酸によって調整し、副反応を防ぎ、リビング
重合を行う方法である。
塩基で保護することにより副反応を防ぎ、有機アルミニ
ウムを触媒としてリビング重合を行う方法であり、第二
の方法は、生長炭素カチオンに対する対アニオンの求核
性をルイス酸によって調整し、副反応を防ぎ、リビング
重合を行う方法である。
【0083】これらの方法をさらに詳細に説明する。
【0084】第一の方法では、ルイス塩基の存在下、触
媒として下記一般式[V]で表される有機アルミニウム
を用いる。
媒として下記一般式[V]で表される有機アルミニウム
を用いる。
【0085】R7 r AlXs ……[V] (式中R7 は一価の有機基を示し、Xはハロゲン原子を
示し、rおよびsは整数で、r+s=3、かつ、0≦r
<3、0≦s<3の関係にある。)有機アルミニウム化
合物[V]の例としては、たとえば、トリクロロアルミ
ニウム、トリブロモアルミニウム、エチルアルミニウム
ジクロリド、エチルアルミニウムジブロミド、ジエチル
アルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムブロミ
ド、エチルアルミニウムジヨード、エチルアルミニウム
ジフルオライド、メチルアルミニウムジクロリド、メチ
ルアルミニウムジブロミド、ジメチルアルミニウムクロ
リド、ジメチルアルミニウムブロミドなどが挙げられ
る。これらの有機アルミニウム化合物は単独で用いても
二種以上の組合せで使用してもよく、その使用量は、一
般にモル比でアルケニルエーテル[II]/有機アルミニ
ウム化合物[V]=2〜10000の範囲、好ましくは
10〜5000の範囲である。
示し、rおよびsは整数で、r+s=3、かつ、0≦r
<3、0≦s<3の関係にある。)有機アルミニウム化
合物[V]の例としては、たとえば、トリクロロアルミ
ニウム、トリブロモアルミニウム、エチルアルミニウム
ジクロリド、エチルアルミニウムジブロミド、ジエチル
アルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウムブロミ
ド、エチルアルミニウムジヨード、エチルアルミニウム
ジフルオライド、メチルアルミニウムジクロリド、メチ
ルアルミニウムジブロミド、ジメチルアルミニウムクロ
リド、ジメチルアルミニウムブロミドなどが挙げられ
る。これらの有機アルミニウム化合物は単独で用いても
二種以上の組合せで使用してもよく、その使用量は、一
般にモル比でアルケニルエーテル[II]/有機アルミニ
ウム化合物[V]=2〜10000の範囲、好ましくは
10〜5000の範囲である。
【0086】また、共存するルイス塩基の具体例として
は、たとえば、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸フェ
ニル、安息香酸エチル、p−クロロ安息香酸エチル、p
−メチル安息香酸エチル、p−メトキシ安息香酸エチ
ル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、酢酸t−ブチルな
どのエステル化合物:1,4−ジオキサン、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジ−n−ヘキシルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテ
ル、メトキシトルエン、プロピレンオキシド、1,2−
ジエトキシエタン、1,2−ジブトキシエタン、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエ
ーテル、アセタールなどのエーテル化合物:ピリジン、
2,6−ジメチルピリジン、2−メチルピリジン、2,
4,6−トリメチルピリジン、2,4−ジメチルピリジ
ン、2,6−ジ−t−ブチルピリジンなどのピリジン誘
導体が挙げられる。
は、たとえば、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸フェ
ニル、安息香酸エチル、p−クロロ安息香酸エチル、p
−メチル安息香酸エチル、p−メトキシ安息香酸エチ
ル、酢酸メチル、酢酸イソプロピル、酢酸t−ブチルな
どのエステル化合物:1,4−ジオキサン、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジ−n−ヘキシルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテ
ル、メトキシトルエン、プロピレンオキシド、1,2−
ジエトキシエタン、1,2−ジブトキシエタン、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエ
ーテル、アセタールなどのエーテル化合物:ピリジン、
2,6−ジメチルピリジン、2−メチルピリジン、2,
4,6−トリメチルピリジン、2,4−ジメチルピリジ
ン、2,6−ジ−t−ブチルピリジンなどのピリジン誘
導体が挙げられる。
【0087】これらのルイス塩基は、単独でまたは二種
以上の組合わせで使用することができる。また、これら
はバルク状態で或いは不活性溶媒中の溶液状態で使用で
きる。またこれらのルイス塩基はルイス塩基の使用量と
アルケニルエーテル[I]の使用量との次の関係の範囲
でルイス塩基の塩基性に応じた量で反応系に添加され
る。
以上の組合わせで使用することができる。また、これら
はバルク状態で或いは不活性溶媒中の溶液状態で使用で
きる。またこれらのルイス塩基はルイス塩基の使用量と
アルケニルエーテル[I]の使用量との次の関係の範囲
でルイス塩基の塩基性に応じた量で反応系に添加され
る。
【0088】0.001≦ルイス塩基の使用量/多官能
アルケニルエーテル[I]の使用量≦100 上記の関係において、ルイス塩基の使用量と多官能アル
ケニルエーテル[I]の使用量の比が、0.001未満
の場合、および100を超える場合には完全なリビング
系になり難く好ましくない。
アルケニルエーテル[I]の使用量≦100 上記の関係において、ルイス塩基の使用量と多官能アル
ケニルエーテル[I]の使用量の比が、0.001未満
の場合、および100を超える場合には完全なリビング
系になり難く好ましくない。
【0089】第二の方法では、生長炭素カチオンに対す
る対アニオンを適度に活性化するのにルイス酸を用いる
ものであるが、そのルイス酸の例としては、ヨウ素、ハ
ロゲン化亜鉛(II)、ハロゲン化スズ(II)などが挙げ
られ、特に、I2 、ZnI2 、ZnBr2 、ZnC
l2 、SnI2 、SnCl2 が好適に用いられる。この
ルイス酸は単独でまたは二種以上の組合せで用いられ
る。その使用量は、一般にモル比で多官能アルケニルエ
ーテル[I]/ルイス酸が2〜100000の範囲、好
ましくは10〜10000の範囲となる量である。
る対アニオンを適度に活性化するのにルイス酸を用いる
ものであるが、そのルイス酸の例としては、ヨウ素、ハ
ロゲン化亜鉛(II)、ハロゲン化スズ(II)などが挙げ
られ、特に、I2 、ZnI2 、ZnBr2 、ZnC
l2 、SnI2 、SnCl2 が好適に用いられる。この
ルイス酸は単独でまたは二種以上の組合せで用いられ
る。その使用量は、一般にモル比で多官能アルケニルエ
ーテル[I]/ルイス酸が2〜100000の範囲、好
ましくは10〜10000の範囲となる量である。
【0090】本発明において、重合反応形態としては、
通常、溶液重合法が採用されるが、バルク重合法その他
も採用可能である。溶液重合においては、溶媒として、
n−ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
四塩化炭素、塩化エチレンなどの不活性溶媒が用いられ
る。その反応温度は通常−40℃〜100℃の範囲で適
宜設定される。反応圧力は通常は常圧であるが、加圧に
することも可能である。反応時間は3秒〜7日、好まし
くは1分〜24時間である。
通常、溶液重合法が採用されるが、バルク重合法その他
も採用可能である。溶液重合においては、溶媒として、
n−ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、
四塩化炭素、塩化エチレンなどの不活性溶媒が用いられ
る。その反応温度は通常−40℃〜100℃の範囲で適
宜設定される。反応圧力は通常は常圧であるが、加圧に
することも可能である。反応時間は3秒〜7日、好まし
くは1分〜24時間である。
【0091】ポリマー末端へマロン酸を導入するには、
つぎの方法が行われる。
つぎの方法が行われる。
【0092】上記重合反応はリビング重合であるので、
重合を終結させ、かつポリマー末端に所望の官能基を導
入するために、官能性の重合停止剤として一般式
重合を終結させ、かつポリマー末端に所望の官能基を導
入するために、官能性の重合停止剤として一般式
【0093】
【化18】
【0094】(式中、Mはアルカリ金属、R5 およびR
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させる。
6 はアルキルまたはアラルキル基をそれぞれ意味する)
で表されるマロン酸エステルの金属塩を用いて重合反応
を停止させる。
【0095】アルカリ金属としては、ナトリウム、カリ
ウム、リチウムなどが例示される。R5 およびR6 のア
ルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチルなどが例示される。R5 およびR
6 のアラルキル基としては、ベンジル、フェネチルなど
が例示される。
ウム、リチウムなどが例示される。R5 およびR6 のア
ルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチルなどが例示される。R5 およびR
6 のアラルキル基としては、ベンジル、フェネチルなど
が例示される。
【0096】カチオン供給化合物HAに対する重合停止
剤すなわちマロン酸エステル金属塩のモル比は1〜10
000、好ましくは1〜1000である。
剤すなわちマロン酸エステル金属塩のモル比は1〜10
000、好ましくは1〜1000である。
【0097】上記重合停止により得られた、末端にマロ
ン酸エステルを有するアルケニルエーテルを、ついでエ
ステルのアルカリ加水分解に付す。たとえば、得られた
ポリマーを1,4−ジオキサンに溶解し、上記重合停止
剤に対してモル比で1〜100倍、好ましくは1〜5倍
の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを添加し、混
合液を室温で1〜2日撹拌した後、上記アルカリと当量
の酸たとえば塩酸を添加して液を中和する。こうして、
末端にジカルボン酸を有するアルケニルエーテルを得
る。
ン酸エステルを有するアルケニルエーテルを、ついでエ
ステルのアルカリ加水分解に付す。たとえば、得られた
ポリマーを1,4−ジオキサンに溶解し、上記重合停止
剤に対してモル比で1〜100倍、好ましくは1〜5倍
の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを添加し、混
合液を室温で1〜2日撹拌した後、上記アルカリと当量
の酸たとえば塩酸を添加して液を中和する。こうして、
末端にジカルボン酸を有するアルケニルエーテルを得
る。
【0098】アルケニルエーテル化合物における重合度
xは1〜10000、好ましくは4〜5000、さらに
好ましくは10〜1000の範囲である。
xは1〜10000、好ましくは4〜5000、さらに
好ましくは10〜1000の範囲である。
【0099】アルケニルエーテル化合物の重量平均分子
量Mwと数平均分子量との比Mw/Mnは好ましくは1
〜1.3である。
量Mwと数平均分子量との比Mw/Mnは好ましくは1
〜1.3である。
【0100】アルケニルエーテル化合物は、大気中の湿
分により架橋硬化するため、使用する時まで湿分のない
状態下に保存する方が好ましい。
分により架橋硬化するため、使用する時まで湿分のない
状態下に保存する方が好ましい。
【0101】つぎに、本発明による接着剤組成物の今一
つの成分であるエポキシ樹脂について説明する。
つの成分であるエポキシ樹脂について説明する。
【0102】エポキシ樹脂は、分子内に少なくとも2個
のエポキシ基を有するものであり、たとえばビスフェノ
ールA型、ビスフェノールF型あるいはテトラブロモビ
スフェノールA型のエポキシ樹脂およびその水素添加
物、脂肪族エポキシ樹脂、ポリグリコール型エポキシ樹
脂、ポリブタジエン変型エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂などである。
のエポキシ基を有するものであり、たとえばビスフェノ
ールA型、ビスフェノールF型あるいはテトラブロモビ
スフェノールA型のエポキシ樹脂およびその水素添加
物、脂肪族エポキシ樹脂、ポリグリコール型エポキシ樹
脂、ポリブタジエン変型エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂などである。
【0103】エポキシ樹脂とアルケニルエーテル化合物
の配合割合は、エポキシ樹脂100重量部に対してアル
ケニルエーテル化合物5〜100重量部が好ましく、さ
らに好ましくは10〜80重量部である。アルケニルエ
ーテル化合物の配合量が過少であると低温で流動しやす
く、過多であると硬化が不十分となる。
の配合割合は、エポキシ樹脂100重量部に対してアル
ケニルエーテル化合物5〜100重量部が好ましく、さ
らに好ましくは10〜80重量部である。アルケニルエ
ーテル化合物の配合量が過少であると低温で流動しやす
く、過多であると硬化が不十分となる。
【0104】本発明の組成物を硬化させるに当って、硬
化を促進する触媒を用いた方がよく、触媒としてはシラ
ノール縮合触媒が有効に使用され、特に、スズのカルボ
ン酸塩(たとえば、三共有機(株)のSB−65、DT
L、No2377、RG−40FT、およびジブチルス
ズフタレート系触媒)が好ましい。
化を促進する触媒を用いた方がよく、触媒としてはシラ
ノール縮合触媒が有効に使用され、特に、スズのカルボ
ン酸塩(たとえば、三共有機(株)のSB−65、DT
L、No2377、RG−40FT、およびジブチルス
ズフタレート系触媒)が好ましい。
【0105】また、硬化温度、硬化時間を変化するため
に、N,N' −ジメチルアニリン、N,N' −ジメチル
パラトルイジン、トリエチルアミン、トリエタノールア
ミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、
2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノー
ル、トリメチレンテトラミン、アンカミン、ジシアンジ
アミドなどの硬化助剤を添加してもよい。
に、N,N' −ジメチルアニリン、N,N' −ジメチル
パラトルイジン、トリエチルアミン、トリエタノールア
ミン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、
2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノー
ル、トリメチレンテトラミン、アンカミン、ジシアンジ
アミドなどの硬化助剤を添加してもよい。
【0106】本発明による接着剤組成物には、充填剤、
粘着付与剤、可塑剤、老化防止剤などの添加剤を任意に
加えることも可能である。
粘着付与剤、可塑剤、老化防止剤などの添加剤を任意に
加えることも可能である。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、無溶剤型であって、硬
化前は粘着力と接着強度のバランスがとれ、硬化後の剥
離接着強度が大きい接着剤を得ることができる。
化前は粘着力と接着強度のバランスがとれ、硬化後の剥
離接着強度が大きい接着剤を得ることができる。
【0108】また、アルケニルエーテル化合物の重合度
を所望値に調節したり、これに官能基を導入することが
できるので、親水性、疎水性、粘着性、接着力などを自
由に制御でき、高機能の接着剤を調製することができ
る。
を所望値に調節したり、これに官能基を導入することが
できるので、親水性、疎水性、粘着性、接着力などを自
由に制御でき、高機能の接着剤を調製することができ
る。
【0109】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。以下の実
施例において、モル濃度(モル/l)は重合反応系の全
容量に対する使用化合物のモルを示し、重量平均分子量
Mw、数平均分子量Mn、および比Mw/Mnは、光散
乱ゲルパーミエーション・クロマトグラフィGPC(東
ソー製、“LS8000システム”、カラム;昭和電工
製“ポリスチレンゲルKF−802,KF−803,K
F−804;内径8mm、長さ300mm)により求めた。
ポリマーの化学構造は 1H−NMR(日本電子製GSX
−270、270MHz)により決定した。赤外吸収は
赤外分光光度計(日立製作所製、「270−30」)
で、融点は微量融点測定機(柳本製作所製、「MP−S
3」)でそれぞれ測定した。
施例において、モル濃度(モル/l)は重合反応系の全
容量に対する使用化合物のモルを示し、重量平均分子量
Mw、数平均分子量Mn、および比Mw/Mnは、光散
乱ゲルパーミエーション・クロマトグラフィGPC(東
ソー製、“LS8000システム”、カラム;昭和電工
製“ポリスチレンゲルKF−802,KF−803,K
F−804;内径8mm、長さ300mm)により求めた。
ポリマーの化学構造は 1H−NMR(日本電子製GSX
−270、270MHz)により決定した。赤外吸収は
赤外分光光度計(日立製作所製、「270−30」)
で、融点は微量融点測定機(柳本製作所製、「MP−S
3」)でそれぞれ測定した。
【0110】各実施例で用いた多官能アルケニルエーテ
ル[I]とカチオン供給化合物との付加体は、室温で、
窒素気流下で、充分に精製乾燥した不活性溶媒(重合反
応溶媒と同種のもの)中に多官能アルケニルエーテル
[I]を溶解し、ここにカチオン供給化合物HAを当量
加え、15分間攪拌することにより調製したものであ
る。得られた付加体は、単離せずに、溶液状態で重合反
応に供した。
ル[I]とカチオン供給化合物との付加体は、室温で、
窒素気流下で、充分に精製乾燥した不活性溶媒(重合反
応溶媒と同種のもの)中に多官能アルケニルエーテル
[I]を溶解し、ここにカチオン供給化合物HAを当量
加え、15分間攪拌することにより調製したものであ
る。得られた付加体は、単離せずに、溶液状態で重合反
応に供した。
【0111】参考例1(三官能アルケニルエーテルの調
製) コンデンサーと攪拌機を備えたガラス製三つ口フラスコ
中で、窒素雰囲気下にトルエン50mlに2−ヒドロキ
シエチルビニルエーテル9.96g(113ミリモル)
を溶解させ、溶液に水素化ナトリウム粉末2.71g
(113ミリモル)を添加し、液を室温で1時間攪拌し
た。ついで、この液にトリメシン酸クロリド10.0g
(33.7ミリモル)とテトラ−n−ブチルアンモニウ
ムクロリド0.5gを加え、80℃で4時間反応を行っ
た。反応混合物をジエチルエーテルで抽出処理した後、
抽出液を乾燥し、粗結晶を得た。これをトルエン/ヘキ
サン(1:1)で再結晶し、1,3,5−ベンゼントリ
カルボン酸トリ(2−ビニロキシ)エチル(表3の1番
目の化合物)を得た。収率:70%、融点:32〜34
℃(淡黄色結晶)、赤外吸収スペクトル(Nujol) :ν
C=O =1740cm-1,ν C=C =1620cm-1,νPh=
830cm-1。
製) コンデンサーと攪拌機を備えたガラス製三つ口フラスコ
中で、窒素雰囲気下にトルエン50mlに2−ヒドロキ
シエチルビニルエーテル9.96g(113ミリモル)
を溶解させ、溶液に水素化ナトリウム粉末2.71g
(113ミリモル)を添加し、液を室温で1時間攪拌し
た。ついで、この液にトリメシン酸クロリド10.0g
(33.7ミリモル)とテトラ−n−ブチルアンモニウ
ムクロリド0.5gを加え、80℃で4時間反応を行っ
た。反応混合物をジエチルエーテルで抽出処理した後、
抽出液を乾燥し、粗結晶を得た。これをトルエン/ヘキ
サン(1:1)で再結晶し、1,3,5−ベンゼントリ
カルボン酸トリ(2−ビニロキシ)エチル(表3の1番
目の化合物)を得た。収率:70%、融点:32〜34
℃(淡黄色結晶)、赤外吸収スペクトル(Nujol) :ν
C=O =1740cm-1,ν C=C =1620cm-1,νPh=
830cm-1。
【0112】 1HNMRスペクトル(270MHz,C
DCl3 )の測定値:
DCl3 )の測定値:
【0113】
【化19】
【0114】δ(ppm) :ピーク c 4.00(t,6
H,−CH2 −) e 4.00と4.15(dd,6H,=CH2 ) b 4.50(t,6H,−CH2 −) d 6.30(dd,3H,=CH) a 8.80(s,3H,芳香族)参考例2 (三官能アルケニルエーテルの調製) コンデンサーと攪拌機を備えたガラス製三つ口フラスコ
中で、窒素雰囲気下にジメチルスルフォキシド75ml
に1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン10.0g(32.6ミリモル)を溶解させ、溶液に
水酸化ナトリウム粉末23.5g(587ミリモル)を
添加し、液を75℃で3時間攪拌した。ついで、この液
に2−クロロエチルビニルエーテル59.7ml(58
7ミリモル)を加え、80℃で5時間反応を行った。反
応混合物を参考例1と同様に精製処理し、1,1,1−
トリス[4−(2−ビニロキシ)エトキシフェニル]エ
タン(表4の2番目の化合物)を得た。収率:62%、
融点:92〜93℃(淡黄色結晶)、赤外吸収スペクト
ル(Nujol) :νC=C =1620cm-1,νPh=830cm
-1。
H,−CH2 −) e 4.00と4.15(dd,6H,=CH2 ) b 4.50(t,6H,−CH2 −) d 6.30(dd,3H,=CH) a 8.80(s,3H,芳香族)参考例2 (三官能アルケニルエーテルの調製) コンデンサーと攪拌機を備えたガラス製三つ口フラスコ
中で、窒素雰囲気下にジメチルスルフォキシド75ml
に1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン10.0g(32.6ミリモル)を溶解させ、溶液に
水酸化ナトリウム粉末23.5g(587ミリモル)を
添加し、液を75℃で3時間攪拌した。ついで、この液
に2−クロロエチルビニルエーテル59.7ml(58
7ミリモル)を加え、80℃で5時間反応を行った。反
応混合物を参考例1と同様に精製処理し、1,1,1−
トリス[4−(2−ビニロキシ)エトキシフェニル]エ
タン(表4の2番目の化合物)を得た。収率:62%、
融点:92〜93℃(淡黄色結晶)、赤外吸収スペクト
ル(Nujol) :νC=C =1620cm-1,νPh=830cm
-1。
【0115】 1HNMRスペクトル(270MHz,C
DCl3 )の測定値:
DCl3 )の測定値:
【0116】
【化20】
【0117】δ(ppm) :ピーク a 2.05(s,3
H,CH3 ) d 4.00(t,6H,−CH2 −) e 4.15(t,6H,−CH2 −) g 4.00と4.25(dd,6H,=CH2 ) f 6.50(dd,3H,=CH) b 6.80(d,6H,芳香族) c 7.00(d,6H,芳香族)参考例3 (四官能アルケニルエーテルの調製) コンデンサーと攪拌機を備えたガラス製三つ口フラスコ
中で、窒素雰囲気下にジメチルスルフォキシド75ml
に1,1,4,4−テトラキス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン10.0g(22.1ミリモル)を
溶解させ、溶液に水酸化ナトリウム粉末21.2g(5
30ミリモル)を添加し、液を75℃で3時間攪拌し
た。ついで、この液に2−クロロエチルビニルエーテル
53.9ml(530ミリモル)を加え、80℃で5時
間反応を行った。反応混合物を参考例1と同様に精製処
理し、1,1,4,4−テトラキス[4−(2−ビニロ
キシ)エトキシフェニル]シクロヘキサン(表9の1番
目の化合物)を得た。収率:48%、融点:137.5
〜139℃(淡黄色結晶)、赤外吸収スペクトル(Nujo
l) :νC=C =1620cm-1,νPh=830cm-1。
H,CH3 ) d 4.00(t,6H,−CH2 −) e 4.15(t,6H,−CH2 −) g 4.00と4.25(dd,6H,=CH2 ) f 6.50(dd,3H,=CH) b 6.80(d,6H,芳香族) c 7.00(d,6H,芳香族)参考例3 (四官能アルケニルエーテルの調製) コンデンサーと攪拌機を備えたガラス製三つ口フラスコ
中で、窒素雰囲気下にジメチルスルフォキシド75ml
に1,1,4,4−テトラキス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン10.0g(22.1ミリモル)を
溶解させ、溶液に水酸化ナトリウム粉末21.2g(5
30ミリモル)を添加し、液を75℃で3時間攪拌し
た。ついで、この液に2−クロロエチルビニルエーテル
53.9ml(530ミリモル)を加え、80℃で5時
間反応を行った。反応混合物を参考例1と同様に精製処
理し、1,1,4,4−テトラキス[4−(2−ビニロ
キシ)エトキシフェニル]シクロヘキサン(表9の1番
目の化合物)を得た。収率:48%、融点:137.5
〜139℃(淡黄色結晶)、赤外吸収スペクトル(Nujo
l) :νC=C =1620cm-1,νPh=830cm-1。
【0118】
【化21】
【0119】 1HNMRスペクトル(270MHz,C
DCl3 )の測定値: δ(ppm) :ピーク a 2.25(m,8H,シクロヘキサ
ン環) d 4.00(t,8H,−CH2 −) e 4.15(t,8H,−CH2 −) g 4.00と4.25(dd,8H,=CH2 ) f 6.50(dd,4H,=CH) b 6.80(d,8H,芳香族) c 7.00(d,8H,芳香族)実施例1 窒素雰囲気下で充分に精製乾燥したトルエン50ml中
に、イソブチルビニルエーテルを50ml(2.8モル
/l)溶解し、そこへ25mlの1,4−ジオキサンを
添加し、溶液の温度を0℃に保持した。そこへ、トルエ
ンで希釈した1,1,1−トリス[4−(2−ビニロキ
シ)エトキシフェニル]エタン(参考例2の化合物)と
トリフルオロ酢酸(CF3 COOH)との付加体5ml
(37ミリモル/l)、およびエチルアルミニウムジク
ロリドのヘキサン溶液5ml(37ミリモル/l)をこ
の順で添加して重合を開始し、0℃で30分間重合を継
続した。
DCl3 )の測定値: δ(ppm) :ピーク a 2.25(m,8H,シクロヘキサ
ン環) d 4.00(t,8H,−CH2 −) e 4.15(t,8H,−CH2 −) g 4.00と4.25(dd,8H,=CH2 ) f 6.50(dd,4H,=CH) b 6.80(d,8H,芳香族) c 7.00(d,8H,芳香族)実施例1 窒素雰囲気下で充分に精製乾燥したトルエン50ml中
に、イソブチルビニルエーテルを50ml(2.8モル
/l)溶解し、そこへ25mlの1,4−ジオキサンを
添加し、溶液の温度を0℃に保持した。そこへ、トルエ
ンで希釈した1,1,1−トリス[4−(2−ビニロキ
シ)エトキシフェニル]エタン(参考例2の化合物)と
トリフルオロ酢酸(CF3 COOH)との付加体5ml
(37ミリモル/l)、およびエチルアルミニウムジク
ロリドのヘキサン溶液5ml(37ミリモル/l)をこ
の順で添加して重合を開始し、0℃で30分間重合を継
続した。
【0120】その後、マロン酸ジエチルのナトリウム塩
の1,4−ジオキサン溶液10ml(74ミリモル/
l)を添加して、重合を停止させた。重合反応液から溶
媒その他を留去した後、1,4−ジオキサン溶液100
mlを加え、さらに水酸化ナトリウム水溶液20ml
(150ミリモル/l)を加え、混合液を室温で1日撹
拌した。その後、塩酸10ml(150ミリモル/l)
を加えて混合液を中和した。
の1,4−ジオキサン溶液10ml(74ミリモル/
l)を添加して、重合を停止させた。重合反応液から溶
媒その他を留去した後、1,4−ジオキサン溶液100
mlを加え、さらに水酸化ナトリウム水溶液20ml
(150ミリモル/l)を加え、混合液を室温で1日撹
拌した。その後、塩酸10ml(150ミリモル/l)
を加えて混合液を中和した。
【0121】反応混合物から溶媒その他を留去して、ポ
リマーを回収し乾燥させた。
リマーを回収し乾燥させた。
【0122】その結果、各末端にジカルボン酸を有する
三本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,
800、Mw/Mn=1.05)が得られた。
三本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,
800、Mw/Mn=1.05)が得られた。
【0123】 1HNMRスペクトル(270MHz,C
DCl3 )の測定値: <三官能性開始剤>
DCl3 )の測定値: <三官能性開始剤>
【0124】
【化22】
【0125】δ(ppm) :ピーク g 1.50(s,9
H,CH3 ) a 2.05(s,3H,CH3 ) d+e 4.00(m,12H,−CH2 −) f 6.15(q,3H,CH) b 6.70(d,6H,芳香族) c 6.90(d,6H,芳香族) <三本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル>
H,CH3 ) a 2.05(s,3H,CH3 ) d+e 4.00(m,12H,−CH2 −) f 6.15(q,3H,CH) b 6.70(d,6H,芳香族) c 6.90(d,6H,芳香族) <三本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル>
【0126】
【化23】
【0127】δ(ppm) :ピーク k 0.90(18x
H,CH3 ) f 1.20(9H,CH3 ) g+j 1.40〜2.00(9xH,−CH2 −,CH) a 2.10(3H,CH3 ) d,e,h,i,m 3.00〜4.00 c 4.10(6H,−CH2 −) b 6.75〜7.00(12H,芳香族) n 6.20〜7.20(6H,COOH) こうして得られたポリマー100重量部に対し、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製、
商品名「エピコート828」)を200重量部加え、さ
らに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノールを5重量部加え、全体を混合した。得られた混合
物を厚さ100μmになるようにシート基材に塗布した
後、100℃で30分かけて硬化させ、接着剤シートを
作成した。このシートについてSP粘着力、T剥離接着
力および剪断接着力を測定した。
H,CH3 ) f 1.20(9H,CH3 ) g+j 1.40〜2.00(9xH,−CH2 −,CH) a 2.10(3H,CH3 ) d,e,h,i,m 3.00〜4.00 c 4.10(6H,−CH2 −) b 6.75〜7.00(12H,芳香族) n 6.20〜7.20(6H,COOH) こうして得られたポリマー100重量部に対し、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製、
商品名「エピコート828」)を200重量部加え、さ
らに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノールを5重量部加え、全体を混合した。得られた混合
物を厚さ100μmになるようにシート基材に塗布した
後、100℃で30分かけて硬化させ、接着剤シートを
作成した。このシートについてSP粘着力、T剥離接着
力および剪断接着力を測定した。
【0128】また、上記ビスフェノールA型エポキシ樹
脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と同様
に行い、上記測定を行った。
脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と同様
に行い、上記測定を行った。
【0129】実施例2 この三本鎖星型ブロック共重合体の 1HNMRスペクト
ル(270MHz,CDCl3 )の測定値は、実施例2
の測定値と同じであった。
ル(270MHz,CDCl3 )の測定値は、実施例2
の測定値と同じであった。
【0130】重合停止剤としてマロン酸ジベンジルのカ
リウム塩を用いた点を除いて、実施例1と同じ操作を行
った。
リウム塩を用いた点を除いて、実施例1と同じ操作を行
った。
【0131】その結果、各末端にジカルボン酸を有する
三本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=8,
200、Mw/Mn=1.04)が得られた。
三本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=8,
200、Mw/Mn=1.04)が得られた。
【0132】この三本鎖星型ポリイソブチルビニルエー
テルの 1HNMRスペクトル(270MHz,CDCl
3 )の測定値は、実施例1のポリマーの測定値の対応す
る値と同じであった。
テルの 1HNMRスペクトル(270MHz,CDCl
3 )の測定値は、実施例1のポリマーの測定値の対応す
る値と同じであった。
【0133】こうして得られたポリマー100重量部に
対し、フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ社製、商品名「エピコート152」)を20
0重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合し
た。得られた混合物を厚さ100μmになるようにシー
ト基材に塗布した後、120℃で30分かけて硬化さ
せ、接着剤シートを作成した。このシートについてSP
粘着力、T剥離接着力および剪断接着力を測定した。
対し、フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ社製、商品名「エピコート152」)を20
0重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合し
た。得られた混合物を厚さ100μmになるようにシー
ト基材に塗布した後、120℃で30分かけて硬化さ
せ、接着剤シートを作成した。このシートについてSP
粘着力、T剥離接着力および剪断接着力を測定した。
【0134】また、上記フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と
同様に行い、上記測定を行った。
シ樹脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と
同様に行い、上記測定を行った。
【0135】実施例3 窒素雰囲気下で充分に精製乾燥したトルエン50ml中
に、エチルビニルエーテルを50ml(3.9モル/
l)溶解し、そこへ25mlの1,4−ジオキサンを添
加し、溶液の温度を0℃に保持した。そこへ、1,4−
ジビニロキシエトキシベンゼン(表1の3番目の化合
物)とトリフルオロ酢酸(CF3 COOH)との付加体
のトルエン溶液5ml(37ミリモル/l)、およびエ
チルアルミニウムジクロリドのヘキサン溶液5ml(3
7ミリモル/l)をこの順で添加して重合を開始し、0
℃で3時間重合を継続した。
に、エチルビニルエーテルを50ml(3.9モル/
l)溶解し、そこへ25mlの1,4−ジオキサンを添
加し、溶液の温度を0℃に保持した。そこへ、1,4−
ジビニロキシエトキシベンゼン(表1の3番目の化合
物)とトリフルオロ酢酸(CF3 COOH)との付加体
のトルエン溶液5ml(37ミリモル/l)、およびエ
チルアルミニウムジクロリドのヘキサン溶液5ml(3
7ミリモル/l)をこの順で添加して重合を開始し、0
℃で3時間重合を継続した。
【0136】その後、マロン酸ジエチルのナトリウム塩
の1,4−ジオキサン溶液10ml(74ミリモル/
l)を添加して、重合を停止させた。重合反応液から溶
媒その他を留去した後、1,4−ジオキサン溶液100
mlを加え、さらに水酸化ナトリウム水溶液20ml
(150ミリモル/l)を加え、混合液を室温で1日撹
拌した。その後、塩酸10ml(150ミリモル/l)
を加えて混合液を中和した。
の1,4−ジオキサン溶液10ml(74ミリモル/
l)を添加して、重合を停止させた。重合反応液から溶
媒その他を留去した後、1,4−ジオキサン溶液100
mlを加え、さらに水酸化ナトリウム水溶液20ml
(150ミリモル/l)を加え、混合液を室温で1日撹
拌した。その後、塩酸10ml(150ミリモル/l)
を加えて混合液を中和した。
【0137】反応混合物から溶媒その他を留去して、ポ
リマーを回収し乾燥させた。
リマーを回収し乾燥させた。
【0138】その結果、両末端にジカルボン酸を有する
線状ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,000、M
w/Mn=1.05)が得られた。
線状ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,000、M
w/Mn=1.05)が得られた。
【0139】 1HNMRスペクトル(270MHz,C
DCl3 )の測定値: <線状ポリエチルビニルエーテル>
DCl3 )の測定値: <線状ポリエチルビニルエーテル>
【0140】
【化24】
【0141】δ(ppm) :ピーク e 1.20(6H,
CH3 ) i 1.20(6xH,CH3 ) f 1.40〜2.00(4xH,−CH2 −) c,d,g,h,j 3.00〜4.00 b 4.10(4H,−CH2 −) a 8.00(4H,芳香族) k 6.20〜7.20(4H,COOH) こうして得られたポリマー100重量部に対し、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製、
商品名「エピコート828」)を200重量部加え、さ
らに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノールを5重量部加え、全体を混合した。得られた混合
物を厚さ100μmになるようにシート基材に塗布した
後、100℃で30分かけて硬化させ、接着剤シートを
作成した。このシートについてSP粘着力、T剥離接着
力および剪断接着力を測定した。
CH3 ) i 1.20(6xH,CH3 ) f 1.40〜2.00(4xH,−CH2 −) c,d,g,h,j 3.00〜4.00 b 4.10(4H,−CH2 −) a 8.00(4H,芳香族) k 6.20〜7.20(4H,COOH) こうして得られたポリマー100重量部に対し、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製、
商品名「エピコート828」)を200重量部加え、さ
らに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノールを5重量部加え、全体を混合した。得られた混合
物を厚さ100μmになるようにシート基材に塗布した
後、100℃で30分かけて硬化させ、接着剤シートを
作成した。このシートについてSP粘着力、T剥離接着
力および剪断接着力を測定した。
【0142】また、上記ビスフェノールA型エポキシ樹
脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と同様
に行い、上記測定を行った。
脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と同様
に行い、上記測定を行った。
【0143】実施例4 重合停止剤としてマロン酸ジベンジルのカリウム塩を用
いた点を除いて、実施例3と同じ操作を行った。
いた点を除いて、実施例3と同じ操作を行った。
【0144】その結果、両末端にジカルボン酸を有する
線状ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,300、M
w/Mn=1.04)が得られた。
線状ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,300、M
w/Mn=1.04)が得られた。
【0145】この線状ポリエチルビニルエーテルの 1H
NMRスペクトル(270MHz,CDCl3 )の測定
値は、実施例3のポリマーの測定値の対応する値と同じ
であった。
NMRスペクトル(270MHz,CDCl3 )の測定
値は、実施例3のポリマーの測定値の対応する値と同じ
であった。
【0146】こうして得られたポリマー100重量部に
対し、フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ社製、商品名「エピコート152」)を20
0重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合し
た。得られた混合物を厚さ100μmになるようにシー
ト基材に塗布した後、120℃で30分、180℃で2
時間かけて硬化させ、接着剤シートを作成した。このシ
ートについてSP粘着力、T剥離接着力および剪断接着
力を測定した。
対し、フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ社製、商品名「エピコート152」)を20
0重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合し
た。得られた混合物を厚さ100μmになるようにシー
ト基材に塗布した後、120℃で30分、180℃で2
時間かけて硬化させ、接着剤シートを作成した。このシ
ートについてSP粘着力、T剥離接着力および剪断接着
力を測定した。
【0147】また、上記フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と
同様に行い、上記測定を行った。
シ樹脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と
同様に行い、上記測定を行った。
【0148】実施例5 窒素雰囲気下で充分に精製乾燥したトルエン50ml中
に、イソブチルビニルエーテルを50ml(2.8モル
/l)溶解し、そこへ25mlの1,4−ジオキサンを
添加し、溶液の温度を0℃に保持した。そこへ、トルエ
ンで希釈した1,1,4,4−テトラキス[4−(2−
ビニロキシ)エトキシフェニル]シクロヘキサン(参考
例3の化合物)とトリフルオロ酢酸(CF3 COOH)
との付加体の1モル/lのトルエン溶液5ml(37ミ
リモル/l)、およびエチルアルミニウムジクロリドの
ヘキサン溶液5ml(37ミリモル/l)をこの順で添
加して重合を開始し、0℃で30分重合を継続した。
に、イソブチルビニルエーテルを50ml(2.8モル
/l)溶解し、そこへ25mlの1,4−ジオキサンを
添加し、溶液の温度を0℃に保持した。そこへ、トルエ
ンで希釈した1,1,4,4−テトラキス[4−(2−
ビニロキシ)エトキシフェニル]シクロヘキサン(参考
例3の化合物)とトリフルオロ酢酸(CF3 COOH)
との付加体の1モル/lのトルエン溶液5ml(37ミ
リモル/l)、およびエチルアルミニウムジクロリドの
ヘキサン溶液5ml(37ミリモル/l)をこの順で添
加して重合を開始し、0℃で30分重合を継続した。
【0149】その後、マロン酸ジエチルのナトリウム塩
の1,4−ジオキサン溶液10ml(148ミリモル/
l)を添加して、重合を停止させた。重合反応液から溶
媒その他を留去した後、1,4−ジオキサン溶液100
mlを加え、さらに水酸化ナトリウム水溶液40ml
(300ミリモル/l)を加え、混合液を室温で1日撹
拌した。その後、塩酸20ml(300ミリモル/l)
を加えて混合液を中和した。
の1,4−ジオキサン溶液10ml(148ミリモル/
l)を添加して、重合を停止させた。重合反応液から溶
媒その他を留去した後、1,4−ジオキサン溶液100
mlを加え、さらに水酸化ナトリウム水溶液40ml
(300ミリモル/l)を加え、混合液を室温で1日撹
拌した。その後、塩酸20ml(300ミリモル/l)
を加えて混合液を中和した。
【0150】反応混合物から溶媒その他を留去して、ポ
リマーを回収し乾燥させた。
リマーを回収し乾燥させた。
【0151】その結果、各末端にジカルボン酸を有する
四本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,
800、Mw/Mn=1.05)が得られた。
四本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,
800、Mw/Mn=1.05)が得られた。
【0152】 1HNMRスペクトル(270MHz,C
DCl3 )の測定値: <四官能性開始剤>
DCl3 )の測定値: <四官能性開始剤>
【0153】
【化25】
【0154】δ(ppm) :ピーク g 1.50(s,1
2H,CH3 ) a 2.25(m,8H,シクロヘキサン環) d+e 4.00(m,16H,−CH2 −) f 6.15(q,4H,CH) b 6.70(d,8H,芳香族) c 6.90(d,8H,芳香族) <四本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル>
2H,CH3 ) a 2.25(m,8H,シクロヘキサン環) d+e 4.00(m,16H,−CH2 −) f 6.15(q,4H,CH) b 6.70(d,8H,芳香族) c 6.90(d,8H,芳香族) <四本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル>
【0155】
【化26】
【0156】δ(ppm) :ピーク k 1.20(24x
H,CH3 ) g 1.40〜2.00(8xH,−CH2 −) a 2.10〜2.40(8H,シクロヘキサン環) d,e,h,i 3.00〜4.00 c 4.10(8H,−CH2 −) m 4.65(4H,CH) n 6.20〜7.20(6H,COOH) b 6.75〜7.00(16H,芳香族) こうして得られたポリマー100重量部に対し、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製、
商品名「エピコート828」)を200重量部加え、さ
らに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノールを5重量部加え、全体を混合した。得られた混合
物を厚さ100μmになるようにシート基材に塗布した
後、100℃で30分かけて硬化させ、接着剤シートを
作成した。このシートについてSP粘着力、T剥離接着
力および剪断接着力を測定した。
H,CH3 ) g 1.40〜2.00(8xH,−CH2 −) a 2.10〜2.40(8H,シクロヘキサン環) d,e,h,i 3.00〜4.00 c 4.10(8H,−CH2 −) m 4.65(4H,CH) n 6.20〜7.20(6H,COOH) b 6.75〜7.00(16H,芳香族) こうして得られたポリマー100重量部に対し、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製、
商品名「エピコート828」)を200重量部加え、さ
らに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノールを5重量部加え、全体を混合した。得られた混合
物を厚さ100μmになるようにシート基材に塗布した
後、100℃で30分かけて硬化させ、接着剤シートを
作成した。このシートについてSP粘着力、T剥離接着
力および剪断接着力を測定した。
【0157】また、上記ビスフェノールA型エポキシ樹
脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と同様
に行い、上記測定を行った。
脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と同様
に行い、上記測定を行った。
【0158】実施例6 実施例5におけるイソブチルビニルエーテルの代わりに
エチルビニルエーテルを50ml(3.9モル/l)用
い、重合反応時間を3時間とし、重合停止剤としてマロ
ン酸ジベンジルのカリウム塩を用いた点を除いて、実施
例1と同じ操作を行った。
エチルビニルエーテルを50ml(3.9モル/l)用
い、重合反応時間を3時間とし、重合停止剤としてマロ
ン酸ジベンジルのカリウム塩を用いた点を除いて、実施
例1と同じ操作を行った。
【0159】その結果、各末端にジカルボン酸を有する
四本鎖星型ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,20
0、Mw/Mn=1.05)が得られた。
四本鎖星型ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,20
0、Mw/Mn=1.05)が得られた。
【0160】この四本鎖星型ポリイソブチルビニルエー
テルの 1HNMRスペクトル(270MHz,CDCl
3 )の測定値は、実施例5のポリマーの測定値の対応す
る値と同じであった。
テルの 1HNMRスペクトル(270MHz,CDCl
3 )の測定値は、実施例5のポリマーの測定値の対応す
る値と同じであった。
【0161】こうして得られたポリマー100重量部に
対し、フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ社製、商品名「エピコート152」)を20
0重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合し
た。得られた混合物を厚さ100μmになるようにシー
ト基材に塗布した後、120℃で30分かけて硬化さ
せ、接着剤シートを作成した。このシートについてSP
粘着力、T剥離接着力および剪断接着力を測定した。
対し、フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ社製、商品名「エピコート152」)を20
0重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合し
た。得られた混合物を厚さ100μmになるようにシー
ト基材に塗布した後、120℃で30分かけて硬化さ
せ、接着剤シートを作成した。このシートについてSP
粘着力、T剥離接着力および剪断接着力を測定した。
【0162】また、上記フェノールノボラック型エポキ
シ樹脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と
同様に行い、上記測定を行った。
シ樹脂の添加量を400重量部に変え、その他を上記と
同様に行い、上記測定を行った。
【0163】比較例1 実施例1と同様の操作で重合を行った後、メタノールの
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
【0164】その結果、各末端にメトキシ基を有する三
本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,6
00、Mw/Mn=1.04)が得られた。
本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,6
00、Mw/Mn=1.04)が得られた。
【0165】該ポリマー100重量部に対し、上記ビス
フェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」を2
00重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合
した。得られた混合物を用い、実施例1と同様に接着剤
シートを作成し、このシートの物理特性を測定した。
フェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」を2
00重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合
した。得られた混合物を用い、実施例1と同様に接着剤
シートを作成し、このシートの物理特性を測定した。
【0166】比較例2 実施例3と同様の操作で重合を行った後、メタノールの
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
【0167】その結果、両末端にメトキシ基を有する線
状ポリエチルビニルエーテル(Mn=7,700、Mw
/Mn=1.04)が得られた。
状ポリエチルビニルエーテル(Mn=7,700、Mw
/Mn=1.04)が得られた。
【0168】該ポリマー100重量部に対し、上記ビス
フェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」を2
00重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合
した。得られた混合物を用い、実施例3と同様に接着剤
シートを作成し、このシートの物理特性を測定した。 比較例3 実施例5と同様の操作で重合を行った後、メタノールの
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
フェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」を2
00重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合
した。得られた混合物を用い、実施例3と同様に接着剤
シートを作成し、このシートの物理特性を測定した。 比較例3 実施例5と同様の操作で重合を行った後、メタノールの
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
【0169】その結果、各末端にメトキシ基を有する四
本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,6
00、Mw/Mn=1.04)が得られた。
本鎖星型ポリイソブチルビニルエーテル(Mn=7,6
00、Mw/Mn=1.04)が得られた。
【0170】該ポリマー100重量部に対し、上記ビス
フェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」を2
00重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合
した。得られた混合物を用い、実施例5と同様に接着剤
シートを作成し、このシートの物理特性を測定した。
フェノールA型エポキシ樹脂「エピコート828」を2
00重量部加え、さらに2,4,6−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノールを5重量部加え、全体を混合
した。得られた混合物を用い、実施例5と同様に接着剤
シートを作成し、このシートの物理特性を測定した。
【0171】比較例4 実施例6と同様の操作で重合を行った後、メタノールの
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
添加により重合を停止し、反応混合物から溶媒などを留
去して、粘稠な液体を回収した。
【0172】その結果、各末端にメトキシ基を有する四
本鎖ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,000、M
w/Mn=1.04)が得られた。
本鎖ポリエチルビニルエーテル(Mn=8,000、M
w/Mn=1.04)が得られた。
【0173】該ポリマー100重量部に対し、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社
製、商品名「エピコート152」)を200重量部加
え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチ
ル)フェノールを5重量部加え、全体を混合した。得ら
れた混合物を用い、実施例6と同様に接着剤シートを作
成し、このシートの物理特性を測定した。
ルノボラック型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社
製、商品名「エピコート152」)を200重量部加
え、さらに2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチ
ル)フェノールを5重量部加え、全体を混合した。得ら
れた混合物を用い、実施例6と同様に接着剤シートを作
成し、このシートの物理特性を測定した。
【0174】これらの測定結果を表11に示す。
【0175】
【表11】
【0176】表11中、SP粘着力は、ステンレススチ
ール板に幅15mmの試料を粘着し、さらに2kgのロール
の5往復によって押圧し、15分間放置後、180度の
折り返し角度で300mm/分の速度でステンレススチー
ル板から剥離した時の強度を示すものであり、粘着力と
凝縮力を表す。
ール板に幅15mmの試料を粘着し、さらに2kgのロール
の5往復によって押圧し、15分間放置後、180度の
折り返し角度で300mm/分の速度でステンレススチー
ル板から剥離した時の強度を示すものであり、粘着力と
凝縮力を表す。
【0177】T剥離接着力は、離型処理した両面剥離紙
の片面に接着剤組成物を塗布し、厚さ0.6mm、幅25
mmのアルミニウム板に上記粘着シートを貼り合せ、離型
紙を剥して他のアルミニウム板を貼り合せ、圧力2kg/
cm2 で2分間加圧して仮接着し、110℃で30分間の
条件で加熱硬化を行って試験片を用意し、この試験片に
ついてASTMD−1876に準拠して測定した値であ
る。
の片面に接着剤組成物を塗布し、厚さ0.6mm、幅25
mmのアルミニウム板に上記粘着シートを貼り合せ、離型
紙を剥して他のアルミニウム板を貼り合せ、圧力2kg/
cm2 で2分間加圧して仮接着し、110℃で30分間の
条件で加熱硬化を行って試験片を用意し、この試験片に
ついてASTMD−1876に準拠して測定した値であ
る。
【0178】剪断接着力は、厚さ1.5mmの2枚のアル
ミ板の間に25mm×13mmの面積に上記粘着シートを貼
り合せ、2kgのロールで5往復圧着し、110℃で30
分間の条件で加熱硬化せしめた後ASTMD−1002
に準拠して測定した。
ミ板の間に25mm×13mmの面積に上記粘着シートを貼
り合せ、2kgのロールで5往復圧着し、110℃で30
分間の条件で加熱硬化せしめた後ASTMD−1002
に準拠して測定した。
【0179】エピコート828:ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂 エピコート152:フェノールノボラック型エポキシ樹
脂
ポキシ樹脂 エピコート152:フェノールノボラック型エポキシ樹
脂
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−26349(JP,A) 特開 昭51−116844(JP,A) 特開 昭52−121644(JP,A) 特開 昭54−14440(JP,A) 特開 昭50−51598(JP,A) 特開 平6−239944(JP,A) 特開 平5−117340(JP,A) 特開 平5−43615(JP,A) 特開 平5−310836(JP,A) 特開 平5−247121(JP,A) 特開 平5−279414(JP,A) 特公 昭49−49199(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 1/00 - 201/10 C08G 59/00 - 59/72 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 【化1】 (式中、nは整数2、3または4、R1 は水素原子また
はメチル基、R2 はnが2のとき二価の有機基、nが3
のとき三価の有機基、nが4のとき四価の有機基、R3
は水素原子またはメチル基、R4 は一価の有機基、xは
1〜10000をそれぞれ意味する)で表されるアルケ
ニルエーテル化合物とエポキシ樹脂とからなる接着剤組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03279712A JP3103162B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03279712A JP3103162B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05117614A JPH05117614A (ja) | 1993-05-14 |
| JP3103162B2 true JP3103162B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=17614831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03279712A Expired - Fee Related JP3103162B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3103162B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP03279712A patent/JP3103162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05117614A (ja) | 1993-05-14 |
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Legal Events
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