JP3109869B2 - 電流センサ及びその製造方法 - Google Patents
電流センサ及びその製造方法Info
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- JP3109869B2 JP3109869B2 JP03244478A JP24447891A JP3109869B2 JP 3109869 B2 JP3109869 B2 JP 3109869B2 JP 03244478 A JP03244478 A JP 03244478A JP 24447891 A JP24447891 A JP 24447891A JP 3109869 B2 JP3109869 B2 JP 3109869B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路やモー
タ制御回路等の特に主として直流電流を検出するための
電流センサであって、特に磁気コアの磁路に磁気ギャッ
プを設け、磁気回路のギャップの間に磁気検出素子を設
け、磁気回路に巻線を施し前記巻線に被測定電流を流し
形成した電流センサ及びその製造方法に関する。
タ制御回路等の特に主として直流電流を検出するための
電流センサであって、特に磁気コアの磁路に磁気ギャッ
プを設け、磁気回路のギャップの間に磁気検出素子を設
け、磁気回路に巻線を施し前記巻線に被測定電流を流し
形成した電流センサ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電流センサは、図4に示す
ように軟磁性フェライトコアで作られた2分割した磁気
コア11a、磁気コア11bの一端のコア接合部15を
平面あるいは凹凸形に形成された接合部で接合し、他端
に磁気ギャップ16が形成され、磁気ギャップ16間に
磁気検出素子14を配置すると共に、前記磁気コア11
a、磁気コア11bからなる磁気回路に、検出する電流
を流す巻線12を巻回し、磁気検出素子14を基板13
に接着剤等で固着した構成であった。この様な構成を有
する従来の電流センサにおいては、巻線12に被検出電
流を流し、これによってホール素子等の磁気検出素子1
4により磁気ギャップ16に発生した磁界に比例した出
力電圧を検出し被検出電流の値を検出していた。しかし
ながら従来のこのような電流センサでは、磁気コアに形
成された磁気ギャップの他端のコア接合部15は、磁気
回路の突合せ接合となり、常に一定の条件でつき合わせ
ることが難しく、ギャップが入りやすく、所定の取付位
置からずれて固着されやすく、従って、コア接合部15
から磁気コア外部への磁束の漏れが大きくなり、個々の
電流センサ毎の被検出電流の値のばらつきが大きくな
り、コア接合部を接合する際には組立の精度が要求され
組立に工数を必要とするという欠点があった。
ように軟磁性フェライトコアで作られた2分割した磁気
コア11a、磁気コア11bの一端のコア接合部15を
平面あるいは凹凸形に形成された接合部で接合し、他端
に磁気ギャップ16が形成され、磁気ギャップ16間に
磁気検出素子14を配置すると共に、前記磁気コア11
a、磁気コア11bからなる磁気回路に、検出する電流
を流す巻線12を巻回し、磁気検出素子14を基板13
に接着剤等で固着した構成であった。この様な構成を有
する従来の電流センサにおいては、巻線12に被検出電
流を流し、これによってホール素子等の磁気検出素子1
4により磁気ギャップ16に発生した磁界に比例した出
力電圧を検出し被検出電流の値を検出していた。しかし
ながら従来のこのような電流センサでは、磁気コアに形
成された磁気ギャップの他端のコア接合部15は、磁気
回路の突合せ接合となり、常に一定の条件でつき合わせ
ることが難しく、ギャップが入りやすく、所定の取付位
置からずれて固着されやすく、従って、コア接合部15
から磁気コア外部への磁束の漏れが大きくなり、個々の
電流センサ毎の被検出電流の値のばらつきが大きくな
り、コア接合部を接合する際には組立の精度が要求され
組立に工数を必要とするという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの欠
点を除去するため、高い比透磁率特性を有する金属磁性
材からなる一体形の磁気コアを使用し、予めコイルボビ
ンに巻線を施し、巻線を施したコイルボビンを、内側に
V溝を設けた磁気コアの1つの磁脚に組み込んだ後、磁
気コアの内側に予め設けた2箇所のV溝の部分で磁気コ
アを内側に折り曲げて磁気ギャップを成形し、かつコイ
ルボビンの内径側に設けてあるストッパーと前記V溝を
嵌合して磁気コアの内側に設けた基板支持部と磁気ギャ
ップ下面とによりコイルボビンと磁気コアと基板とを位
置決めするように構成したもので、コア接合部がなく、
電流の検出精度に優れ、且つ磁気コアとコイルボビンと
基板との組立を容易にした電流センサ及びその製造方法
を提供するにある。
点を除去するため、高い比透磁率特性を有する金属磁性
材からなる一体形の磁気コアを使用し、予めコイルボビ
ンに巻線を施し、巻線を施したコイルボビンを、内側に
V溝を設けた磁気コアの1つの磁脚に組み込んだ後、磁
気コアの内側に予め設けた2箇所のV溝の部分で磁気コ
アを内側に折り曲げて磁気ギャップを成形し、かつコイ
ルボビンの内径側に設けてあるストッパーと前記V溝を
嵌合して磁気コアの内側に設けた基板支持部と磁気ギャ
ップ下面とによりコイルボビンと磁気コアと基板とを位
置決めするように構成したもので、コア接合部がなく、
電流の検出精度に優れ、且つ磁気コアとコイルボビンと
基板との組立を容易にした電流センサ及びその製造方法
を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による電流センサ
においては、磁気コアは、高い比透磁率特性を有する金
属磁性材からなり、一つの磁脚に、巻線を巻回したコイ
ルボビンを磁気ギャップ形成部から挿入後、磁気ギャッ
プを形成するためと磁気コアとコイルボビンと磁気検出
素子を載せた基板とを一体に固定するための磁気ギャッ
プに近い2段の第1のV溝と、磁脚の付け根に近く第2
のV溝を設けた2つのV溝を有する。巻線を巻回したコ
イルボビンを磁気コアのV溝を設けた磁脚に組み込み、
前記2つのV溝部分より磁気コアを内側に折り曲げ磁気
ギャップを形成し、磁気検出素子と増巾回路を実装した
基板を基板凹溝を先に磁気ギャップ方向より磁気コアに
組み込み、基板を磁気コアの基板支持部と磁気ギャップ
下面の磁気コア凸部と、巻線を巻回したコイルボビンの
ストッパーとにより、磁気コアと基板と巻線を巻回した
コイルボビンとを一体に組み込む。従って、従来の電流
センサに生じていた接合部の磁界の漏れによる電流の検
出精度低下の防止が可能となり、又組立が容易な電流セ
ンサ及びその製造方法が提供できる。
においては、磁気コアは、高い比透磁率特性を有する金
属磁性材からなり、一つの磁脚に、巻線を巻回したコイ
ルボビンを磁気ギャップ形成部から挿入後、磁気ギャッ
プを形成するためと磁気コアとコイルボビンと磁気検出
素子を載せた基板とを一体に固定するための磁気ギャッ
プに近い2段の第1のV溝と、磁脚の付け根に近く第2
のV溝を設けた2つのV溝を有する。巻線を巻回したコ
イルボビンを磁気コアのV溝を設けた磁脚に組み込み、
前記2つのV溝部分より磁気コアを内側に折り曲げ磁気
ギャップを形成し、磁気検出素子と増巾回路を実装した
基板を基板凹溝を先に磁気ギャップ方向より磁気コアに
組み込み、基板を磁気コアの基板支持部と磁気ギャップ
下面の磁気コア凸部と、巻線を巻回したコイルボビンの
ストッパーとにより、磁気コアと基板と巻線を巻回した
コイルボビンとを一体に組み込む。従って、従来の電流
センサに生じていた接合部の磁界の漏れによる電流の検
出精度低下の防止が可能となり、又組立が容易な電流セ
ンサ及びその製造方法が提供できる。
【0005】即ち本発明は、1.閉磁気回路の磁気コア
の一部に磁気ギャップを設け、磁気回路に被検出電流が
流れる巻線を巻回し、前記磁気ギャップに磁気検出素子
を設けた電流センサに於て、磁気コアは金属磁性材から
なる軟磁性板を打ち抜き積層した積層コアより成り、積
層コアの内側には、積層コアの磁脚を中にし周囲に巻線
を巻回したコイルボビンのストッパーに嵌合し積層コア
を内側に折れ曲げる少なくとも2箇所のV溝と、前記磁
気検出素子と磁気検出素子の出力を増巾する増巾回路を
載置した基板を位置決めする基板支持部とを設け、巻線
を巻回したコイルボビンをV溝を設けた磁脚に挿入し前
記V溝の位置で磁脚を折り曲げて磁気ギャップを形成
し、かつ前記基板支持部と磁気コアに形成された磁気ギ
ャップ部の凸部とにより前記基板とコイルボビンと磁気
コアとを一体に位置決めし構成したことを特徴とする電
流センサである。2.高い比透磁率特性を有する金属磁
性板を、磁気ギャップ形成部を開放するようにU字形に
し、一方の磁脚の内径側に前記磁気ギャップ形成部近く
に2段に形成された第1のV溝と、該磁脚の付け根に1
段の第2のV溝と、前記磁脚と対向する他方の磁脚の付
け根に基板支持部を形成し打ち抜き、前記金属磁性板に
熱処理を施し積層して磁気コアを形成し、前記第1のV
溝と対応する位置にストッパーを設け巻線を施したコイ
ルボビンを、前記一方の磁脚に挿入し、磁気検出素子と
増巾回路を実装した基板を、前記磁気ギャップ形成部よ
り挿入して前記基板支持部と磁気ギャップ下面で支持
し、前記第1のV溝の一方と第2のV溝とを折り曲げて
コイルボビンの前記ストッパーを前記第1のV溝の他方
に嵌合し、前記磁気コアとコイルボビンと基板とを位置
決めし固定することを特徴とする電流センサの製造方法
である。
の一部に磁気ギャップを設け、磁気回路に被検出電流が
流れる巻線を巻回し、前記磁気ギャップに磁気検出素子
を設けた電流センサに於て、磁気コアは金属磁性材から
なる軟磁性板を打ち抜き積層した積層コアより成り、積
層コアの内側には、積層コアの磁脚を中にし周囲に巻線
を巻回したコイルボビンのストッパーに嵌合し積層コア
を内側に折れ曲げる少なくとも2箇所のV溝と、前記磁
気検出素子と磁気検出素子の出力を増巾する増巾回路を
載置した基板を位置決めする基板支持部とを設け、巻線
を巻回したコイルボビンをV溝を設けた磁脚に挿入し前
記V溝の位置で磁脚を折り曲げて磁気ギャップを形成
し、かつ前記基板支持部と磁気コアに形成された磁気ギ
ャップ部の凸部とにより前記基板とコイルボビンと磁気
コアとを一体に位置決めし構成したことを特徴とする電
流センサである。2.高い比透磁率特性を有する金属磁
性板を、磁気ギャップ形成部を開放するようにU字形に
し、一方の磁脚の内径側に前記磁気ギャップ形成部近く
に2段に形成された第1のV溝と、該磁脚の付け根に1
段の第2のV溝と、前記磁脚と対向する他方の磁脚の付
け根に基板支持部を形成し打ち抜き、前記金属磁性板に
熱処理を施し積層して磁気コアを形成し、前記第1のV
溝と対応する位置にストッパーを設け巻線を施したコイ
ルボビンを、前記一方の磁脚に挿入し、磁気検出素子と
増巾回路を実装した基板を、前記磁気ギャップ形成部よ
り挿入して前記基板支持部と磁気ギャップ下面で支持
し、前記第1のV溝の一方と第2のV溝とを折り曲げて
コイルボビンの前記ストッパーを前記第1のV溝の他方
に嵌合し、前記磁気コアとコイルボビンと基板とを位置
決めし固定することを特徴とする電流センサの製造方法
である。
【0006】
【作用】本発明による電流センサの磁気コアは、金属磁
性材からなる磁気コアを使用するもので、板厚は直流又
は商用周波数範囲では0.5mm厚さ程の、又インバー
タ等に用いる動作周波数がkHzの範囲では0.1mm
厚さ程の78%Niパーマロイ、又は45%Niないし
36%Niパーマロイ板を打ち抜いて作る。磁気コアは
従って積層して形成するもので、勿論、磁気コアはコイ
ルボビンを実装する前には予め少なくとも900℃以上
の温度で高純度水素ガス中で熱処理が施され、磁気コア
は高い比透磁率特性を有し機械的特性も軟かくなり折り
曲げが容易な特性を保有する。磁気コアは予め磁気ギャ
ップ形成部分の間隔はコイルボビンが挿入できる大きさ
に形状はU字形に作られており、磁気コア内側には磁気
ギャップを形成するための折り曲げ位置を決め、又コイ
ルボビンのストッパーと基板とを共に一体に成形するた
めの2箇所にV溝と、及び位置決めのための基板支持部
を形成してある。磁気コアに巻線を巻回したコイルボビ
ンを磁気ギャップ側より挿入し、2つのV溝に沿い磁気
コアを内側へ2つのV溝位置で折れ曲げ、磁気検出素子
と磁気検出素子の検出電圧を増巾する増巾回路を搭載し
た基板を基板凹溝を先に磁気ギャップ部より磁気コアに
挿入し、基板支持部と磁気ギャップの下面に基板をの
せ、磁気コアの第1のV溝とコイルボビンのストッパー
を噛み合わせて第2のV溝より内側に折れ曲げ磁気ギャ
ップを形成すると共にコイルボビンと磁気コアと基板と
を固定する。磁気コア内側に設けた2つのV溝を折り曲
げ、磁気ギャップ成形後、磁気ギャップの間隔をより正
確に値を決めるため基板を挿入する前に磁気ギャップ対
向面を機械研削をしてもよい。
性材からなる磁気コアを使用するもので、板厚は直流又
は商用周波数範囲では0.5mm厚さ程の、又インバー
タ等に用いる動作周波数がkHzの範囲では0.1mm
厚さ程の78%Niパーマロイ、又は45%Niないし
36%Niパーマロイ板を打ち抜いて作る。磁気コアは
従って積層して形成するもので、勿論、磁気コアはコイ
ルボビンを実装する前には予め少なくとも900℃以上
の温度で高純度水素ガス中で熱処理が施され、磁気コア
は高い比透磁率特性を有し機械的特性も軟かくなり折り
曲げが容易な特性を保有する。磁気コアは予め磁気ギャ
ップ形成部分の間隔はコイルボビンが挿入できる大きさ
に形状はU字形に作られており、磁気コア内側には磁気
ギャップを形成するための折り曲げ位置を決め、又コイ
ルボビンのストッパーと基板とを共に一体に成形するた
めの2箇所にV溝と、及び位置決めのための基板支持部
を形成してある。磁気コアに巻線を巻回したコイルボビ
ンを磁気ギャップ側より挿入し、2つのV溝に沿い磁気
コアを内側へ2つのV溝位置で折れ曲げ、磁気検出素子
と磁気検出素子の検出電圧を増巾する増巾回路を搭載し
た基板を基板凹溝を先に磁気ギャップ部より磁気コアに
挿入し、基板支持部と磁気ギャップの下面に基板をの
せ、磁気コアの第1のV溝とコイルボビンのストッパー
を噛み合わせて第2のV溝より内側に折れ曲げ磁気ギャ
ップを形成すると共にコイルボビンと磁気コアと基板と
を固定する。磁気コア内側に設けた2つのV溝を折り曲
げ、磁気ギャップ成形後、磁気ギャップの間隔をより正
確に値を決めるため基板を挿入する前に磁気ギャップ対
向面を機械研削をしてもよい。
【0007】
【実施例】本発明による実施例を図1ないし図3を用い
説明する。図1は本発明による電流センサの構造を示す
外観斜視図。図2は図1に示す電流センサの縦断面図。
図3は金属磁性材を用いた磁気コアの打ち抜き形状を示
す正面図である。78%Niパーマロイ、45%Niな
いし36%Niパーマロイ板を図3の形状に打ち抜き、
少なくとも900℃以上の温度で水素雰囲気中で1時間
程の熱処理を施す。熱処理を施された磁気コアは、高い
比透磁率特性を有し、且機械的にも軟く、2段の形状に
成形した第1のV溝5aと1段のみの第2のV溝5bの
部分より容易に折れ曲げられる、又磁気コアには基板下
面を位置決めする基板支持部6が形成されている。磁気
コアは厚さが0.5mmないし0.1mmの金属磁性板
を積層した積層コアにし、磁気ギャップ1a側より、巻
線2を巻回したコイルボビン7に磁気コアのV溝を設け
た磁脚へ挿入する。次いで磁気コアの磁脚の付け根の部
分の第2のV溝5bを折り曲げ、又磁気ギャップに近い
第1のV溝5aを内側に折り曲げる。V溝5aは角度が
2段に切れ込んだV溝に形成されており、1段目はV溝
面が互いに一致するように、2段目は後述するコイルボ
ビン7のストッパー8が嵌合する凹部を形成する。従っ
て、2つの第1のV溝5a、第2のV溝5bを内側に折
れ曲げることにより、磁気ギャップ1aの空隙距離が形
成される。形成された磁気コアに図1に示す基板3を基
板凹溝9より磁気コアの内側が凹溝内端面に当接するま
で挿入して基板3は基板支持部6と磁気ギャップ下面上
にのせられ、コイルボビンのストッパー8と磁気コアの
第1のV溝5aは当接嵌合し、磁気コア、基板、コイル
ボビンは互いに嵌合し一体になる。電流センサはついで
ワニス等を塗布し、積層した磁性コアと回路基板とコイ
ルボビンはワニス処理により一体化する。
説明する。図1は本発明による電流センサの構造を示す
外観斜視図。図2は図1に示す電流センサの縦断面図。
図3は金属磁性材を用いた磁気コアの打ち抜き形状を示
す正面図である。78%Niパーマロイ、45%Niな
いし36%Niパーマロイ板を図3の形状に打ち抜き、
少なくとも900℃以上の温度で水素雰囲気中で1時間
程の熱処理を施す。熱処理を施された磁気コアは、高い
比透磁率特性を有し、且機械的にも軟く、2段の形状に
成形した第1のV溝5aと1段のみの第2のV溝5bの
部分より容易に折れ曲げられる、又磁気コアには基板下
面を位置決めする基板支持部6が形成されている。磁気
コアは厚さが0.5mmないし0.1mmの金属磁性板
を積層した積層コアにし、磁気ギャップ1a側より、巻
線2を巻回したコイルボビン7に磁気コアのV溝を設け
た磁脚へ挿入する。次いで磁気コアの磁脚の付け根の部
分の第2のV溝5bを折り曲げ、又磁気ギャップに近い
第1のV溝5aを内側に折り曲げる。V溝5aは角度が
2段に切れ込んだV溝に形成されており、1段目はV溝
面が互いに一致するように、2段目は後述するコイルボ
ビン7のストッパー8が嵌合する凹部を形成する。従っ
て、2つの第1のV溝5a、第2のV溝5bを内側に折
れ曲げることにより、磁気ギャップ1aの空隙距離が形
成される。形成された磁気コアに図1に示す基板3を基
板凹溝9より磁気コアの内側が凹溝内端面に当接するま
で挿入して基板3は基板支持部6と磁気ギャップ下面上
にのせられ、コイルボビンのストッパー8と磁気コアの
第1のV溝5aは当接嵌合し、磁気コア、基板、コイル
ボビンは互いに嵌合し一体になる。電流センサはついで
ワニス等を塗布し、積層した磁性コアと回路基板とコイ
ルボビンはワニス処理により一体化する。
【0008】
【発明の効果】以上述べたごとく本発明による電流セン
サ及びその製造方法は、磁気回路に磁気検出素子を置く
磁気ギャップを除き一体の磁気回路で構成されるので、
一体形の磁気コアを使用しコイルボビンに挿入後、磁気
コアに予め設けられた2つのV溝を支点とし内側に折り
曲げ磁気ギャップを形成する。磁気ギャップは必要な寸
法に調整することにより従来のような2分割の磁気コア
を使用することによる磁気ギャップ部の他端の磁気ギャ
ップによるギャップロスが発生するための検出特性への
ばらつきが少なく、又磁気コア同士を位置決めし、接合
する必要もないことから信頼性が向上し、組立が容易な
電流センサ及びその製造方法の提供が可能となった。
サ及びその製造方法は、磁気回路に磁気検出素子を置く
磁気ギャップを除き一体の磁気回路で構成されるので、
一体形の磁気コアを使用しコイルボビンに挿入後、磁気
コアに予め設けられた2つのV溝を支点とし内側に折り
曲げ磁気ギャップを形成する。磁気ギャップは必要な寸
法に調整することにより従来のような2分割の磁気コア
を使用することによる磁気ギャップ部の他端の磁気ギャ
ップによるギャップロスが発生するための検出特性への
ばらつきが少なく、又磁気コア同士を位置決めし、接合
する必要もないことから信頼性が向上し、組立が容易な
電流センサ及びその製造方法の提供が可能となった。
【図1】本発明による電流センサを示す外観斜視図。
【図2】図1に示す電流センサの縦断面図。
【図3】本発明に使用される磁気コアのコイルボビン挿
入前の形状を示す正面図。
入前の形状を示す正面図。
【図4】従来の電流センサを示す外観斜視図。
1 磁気コア 1a 磁気ギャップ 2 巻線 3 基板 4 磁気検出素子 5a 第1のV溝 5b 第2のV溝 6 基板支持部 7 コイルボビン 8 ストッパー 9 基板凹溝 10 増巾回路 11a,11b 磁気コア 12 巻線 13 基板 14 磁気検出素子 15 コア接合部 16 磁気ギャップ
Claims (2)
- 【請求項1】 閉磁気回路の磁気コアの一部に磁気ギャ
ップを設け、磁気回路に被検出電流が流れる巻線を巻回
し、前記磁気ギャップに磁気検出素子を設けた電流セン
サに於て、磁気コアは金属磁性材からなる軟磁性板を打
ち抜き積層した積層コアより成り、積層コアの内側に
は、積層コアの磁脚を中にし周囲に巻線を巻回したコイ
ルボビンのストッパーに嵌合し積層コアを内側に折れ曲
げる少なくとも2箇所のV溝と、前記磁気検出素子と磁
気検出素子の出力を増巾する増巾回路を載置した基板を
位置決めする基板支持部とを設け、巻線を巻回したコイ
ルボビンをV溝を設けた磁脚に挿入し、前記V溝の位置
で磁脚を折り曲げて磁気ギャップを形成し、かつ前記基
板支持部と磁気コアに形成された磁気ギャップ部の凸部
とにより前記基板とコイルボビンと磁気コアとを一体に
位置決めし構成したことを特徴とする電流センサ。 - 【請求項2】 高い比透磁率特性を有する金属磁性板
を、磁気ギャップ形成部を開放するようにU字形にし、
一方の磁脚の内径側に前記磁気ギャップ形成部近くに2
段に形成された第1のV溝と、該磁脚の付け根に1段の
第2のV溝と、前記磁脚と対向する他方の磁脚の付け根
に基板支持部を形成し打ち抜き、前記金属磁性板に熱処
理を施し積層して磁気コアを形成し、前記第1のV溝と
対応する位置にストッパーを設け巻線を施したコイルボ
ビンを、前記一方の磁脚に挿入し、磁気検出素子と増巾
回路を実装した基板を、前記磁気ギャップ形成部より挿
入して前記基板支持部と磁気ギャップ下面で支持し、前
記第1のV溝の一方と第2のV溝とを折り曲げてコイル
ボビンの前記ストッパーを前記第1のV溝の他方に嵌合
し、前記磁気コアとコイルボビンと基板とを位置決めし
固定することを特徴とする電流センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03244478A JP3109869B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 電流センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03244478A JP3109869B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 電流センサ及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552871A JPH0552871A (ja) | 1993-03-02 |
| JP3109869B2 true JP3109869B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=17119266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03244478A Expired - Fee Related JP3109869B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 電流センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3109869B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015210246A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 日本電産サンキョー株式会社 | 電流センサ |
| JP2015210247A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 日本電産サンキョー株式会社 | 電流センサ |
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1991
- 1991-08-28 JP JP03244478A patent/JP3109869B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH0552871A (ja) | 1993-03-02 |
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