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JP3115488B2 - 故障監視装置 - Google Patents
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JP3115488B2 - 故障監視装置 - Google Patents

故障監視装置

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JP3115488B2
JP3115488B2 JP06219049A JP21904994A JP3115488B2 JP 3115488 B2 JP3115488 B2 JP 3115488B2 JP 06219049 A JP06219049 A JP 06219049A JP 21904994 A JP21904994 A JP 21904994A JP 3115488 B2 JP3115488 B2 JP 3115488B2
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光憲 平山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、故障監視装置に関
し、特にプログラマブルコントローラの故障監視処理を
CPUによる処理とは独立して行わせるようにした故障
監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば実開平4−20147号公
報に開示された従来の故障監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。図において、1は通常の動作と並行して故
障監視対象、例えばプログラマブルコントローラの故障
を誘発する異常動作を検出する異常検出部であり、この
異常検出部1は故障監視対象の電源遮断を検出する電源
断検出回路11、異常発熱を検出する高温異常検出回路
12等から構成されている。
【0003】2はプログラマブルコントローラの通常の
処理を行うと共に、異常検出部1より異常検出信号ES
を入力時に異常時の処理動作を行うマイクロコンピュー
タを構成するCPUである。このCPU2は異常検出信
号ESが入力されると割込信号IS1,IS2を出力す
る割込発生回路21、割り込み信号IS1の入力により
処理中の制御データの退避処理等を行う演算処理部2
2、割り込み信号IS2の入力により故障データを周辺
装置であるCRT表示装置3及びプリンタ4に出力する
故障処理部23より構成されている。
【0004】次に、図6に示した従来の故障監視装置の
動作について説明する。例えば、異常検出部1の高温異
常検出回路が図示しない温度センサによりプログラマブ
ルコントローラの異常発熱を検出すると、異常検出信号
ESをCPU2の割込発生回路21へ出力する。
【0005】割込発生回路21は割込信号IS1を演算
処理部22へ、割込信号IS2を故障処理部23へ出力
する。この結果、CPU2は演算処理部22の通常の制
御処理を停止させて制御データの退避処理等を行わせ
る。そして、次に、CPU2は故障処理部23に高温異
常発生をCRT表示装置3に表示させたり、プリンタ4
に印字出力させる。この結果、CPU2は異常発生前の
制御データを保護できると共に、故障発生を記録させる
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の故障監視装置は
以上のように、通常はプログラマブルコントローラ等の
制御演算処理を行っているCPUが異常検出信号の入力
のもとに割込要求が入ると、制御データを一旦メモリに
退避させた後に処理を異常発生割込処理に入るため、通
常の制御演算処理の稼働率が低下すると共に、マイクロ
コンピュータのソフトウェア処理負担が大きくなるとい
う問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、マイクロコンピュータのソフト
ウェア負担を軽減して高機能な故障監視を行うことがで
きる故障監視装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る故
障監視装置は、CPU内蔵の電子機器に電源電圧を供給
する電源装置の本体中に設けられ、この電源装置の動作
を監視して故障を検出すると共に、前記電子機器に故障
発生の有無を知らせる故障検出手段と、この故障検出手
段より検出される検出データを故障データとして周期的
に収集し、収集された検出データより故障を判定する故
障データ収集手段と、この故障データ収集手段による故
障判定時に、故障データに基づき、発生した故障を特定
表示させる故障表示出力部とを備えたことを特徴とする
故障監視装置。
【0009】請求項2の発明に係る故障監視装置は、C
PU内蔵の電子機器に電源電圧を供給する電源装置の本
体中に設けられ、この電源装置の動作を監視して故障を
検出すると共に、前記電子機器に故障発生の有無を知ら
せる故障検出手段と、この故障検出手段より出力される
検出データを故障データとして周期的に収集し、収集さ
れた検出データより故障を判定する故障データ収集手段
と、この故障データ収集手段による故障判定時に、最初
に判定した故障を検出する初期故障検出手段と、この初
期故障検出手段で検出された最初の故障データを故障表
示部に出力して故障発生を点滅にて特定表示させ、後続
して故障データ収集手段で判定された故障を故障表示部
に故障箇所の名称に対応させて表示させる故障表示出力
部とを備えたものである。
【0010】請求項3の発明に係る故障監視装置は、C
PU内蔵の電子機器に電源電圧を供給する電源装置の本
体中に設けられ、この電源装置の動作を監視して故障を
検出すると共に、前記電子機器に故障発生の有無を知ら
せる故障検出手段と、この故障検出手段より出力される
検出データを故障データとして周期的に収集し、収集さ
れた検出データより故障を判定する故障データ収集手段
と、この故障データ収集手段による故障判定時に、故障
データを外部に送信する通信処理手段とを備えたもので
ある。
【0011】請求項4の発明に係る故障監視装置は、C
PU内蔵の電子機器に電源電圧を供給する電源装置の本
体中に設けられ、この電源装置の動作を監視して故障を
検出すると共に、前記電子機器に故障発生の有無を知ら
せる故障検出手段と、この故障検出手段より出力される
検出データを故障データとして周期的に収集し、収集さ
れた検出データより故障を判定する故障データ収集手段
と、この故障データ収集手段で判定された過去の故障履
歴をトレースして記憶する故障履歴記憶手段と、この故
障データ収集手段より故障データを入力時に、この故障
データと共に、故障履歴を故障履歴記憶手段より読み出
し外部に送信する通信処理手段とを備えたものである。
【0012】請求項5の発明に係る故障監視装置は、
作の監視を通して故障検出手段で検出された故障の重軽
度を判別して判別結果である重軽度判別信号を電子機器
に出力すると共に、この重軽度判別信号を故障データと
故障データ収集手段に収集させると共に、発生した故障
の重軽度を故障表示手段に表示させる重/軽故障判別手
段を備えたものである。
【0013】請求項6の発明に係る故障監視装置は、動
作の監視を通して重/軽度故障判別手段より出力された
故障の重軽度信号に基づいて、電子機器に対して動作を
制限させるものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明における故障監視装置は、コン
ピュータ制御による電子機器の電源装置中に、電源装置
の故障を検出して故障データを出力した後に、故障デー
タを処理して表示手段に表示させる手段を備えたので、
制御処理を行うコンピュータの処理負担を軽減させるこ
とができる。
【0015】請求項2の発明における故障監視装置は、
コンピュータ制御による電子機器の電源装置中に、電源
装置の最初の故障を検出して故障データを出力した後
に、故障データを処理して表示手段にフリッカ表示させ
る手段を備えので、最初の故障が他の故障に波及しても
故障の原因を把握することができる。
【0016】請求項3の発明における故障監視装置は、
コンピュータ制御による電子機器の電源装置中に、電源
装置の故障を検出して故障データを出力した後に、故障
データを処理して画面に表示させる手段を備えたので、
故障発生に伴うより多くの故障情報を表示することがで
きる。
【0017】請求項4の発明における故障監視装置は、
コンピュータ制御による電子機器の電源装置中に、電源
装置の故障検出結果を過去一定時間分記憶し、故障発生
が検出されたならば故障発生時点の故障データと過去一
定時間分の故障結果を共に、画面に表示させる手段を備
えたので、故障発生に至るまでの経過を把握することが
できる。
【0018】請求項5の発明における故障監視装置は、
発生した故障が重度の故障か、軽度の故障かを表示させ
ることで故障発生に対する対処を適確に決定できる。
【0019】請求項6の発明における故障監視装置は、
発生した故障が重度の故障か、軽度の故障かをコンピュ
ータに知らせることで、コンピュータは電子機器の制御
を故障の程度に合わせて決定できる。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1において、5Aはプログラマブルコントロ
ーラを構成する各ユニット基板に電源電圧を給電する電
源装置である。この電源装置5Aは通常の給電機能に加
えて、電源の停電復電等を検出する電源断検出回路1
1、図示しないシステムバスを介して他のユニットの温
度異常を検出する高温異常検出回路12、同じく図示し
ないシステムバスを介してユニット内の暖気を排気する
ファンの停止を検出するファン異常検出回路13等の各
種異常検出回路の外に、各種異常検出回路11〜13で
検出され異常が重度の故障に結び付くか、軽度の故障に
結び付くかを判別する重/軽故障判別回路51、各種異
常検出回路11〜13より出力された異常検出信号と共
に重/軽故障判別回路51より出力された重軽度判別信
号を故障データとして保持するラッチ回路52、ラッチ
回路52でラッチ出力された故障データを定周期でサン
プリングする故障データ収集部53、サンプリングされ
た故障データを外部に設けた故障表示部6Aに出力する
故障表示出力部54より構成されている。故障表示部6
Aは入力された故障データに基づき検出された異常をラ
ンプL1〜L3の点灯により特定表示するように構成され
ている。
【0021】尚、重/軽故障判別回路51は、例えば高
温異常検出回路12から異常検出信号を取り込んだなら
ば重故障として重故障信号を出力し、ファン異常検出回
路13から検出信号を取り込んだならば軽故障として軽
故障信号を出力する。そして、CPU2Aは割込発生回
路21において重或いは軽故障信号を割込信号として取
り込んだならば、故障信号を演算処理部22に出力す
る。
【0022】演算処理部22は取り込んだ故障信号が軽
故障信号であれば警報発生を行うのみで通常の制御演算
処理を継続する。しかし、故障信号が重故障信号であれ
ば制御データを一時メモリに退避させて処理動作をホー
ルドする処理に入る。
【0023】次に、本実施例の動作を図5のフローチャ
ートに基づいて説明する。例えば、高温異常検出回路1
2が異常を検出したならば(ステップST1)、異常検
出信号が入力された重/軽故障判別回路51は異常検出
信号の内容より重故障か軽故障かを判別する(ステップ
ST2)。この時、重/軽故障判別回路51は異常検出
信号より重故障を判別して重故障信号を割込発生回路2
1へ出力する。
【0024】割込発生回路21は重故障信号に基づく割
込信号を演算処理部22に出力する。演算処理部22は
通常、コントローラ用アプリケーションの制御処理演算
を行っているが、処理機能を一時ホールドするために制
御データの退避処理を行ってデータの保全を図る。
【0025】また、電源装置5Aにおいては、高温異常
検出回路12から出力された異常検出信号と重/軽故障
判別回路51から出力された重故障信号を故障データと
してラッチ回路52にラッチさせ、これらラッチされた
故障データは故障データ収集部53にて定周期でサンプ
リングされる。
【0026】故障データ収集部53ではサンプリングし
た故障データより高温異常を判別すると共に、重故障信
号から故障が重度の故障であることを判別し内蔵された
メモリに重故障である高温異常を故障データとして記憶
させる(ステップST3)。
【0027】更に、故障表示出力部54はメモリより故
障データを読みだし故障表示部6Aへ出力する。故障表
示部6Aは故障データに基づき重故障要因である高温異
常を特定するランプL2を点灯させる(ステップST
4)。
【0028】或いは、ファン異常検出回路13が異常を
検出したならば(ステップST1)、異常検出信号が入
力された重/軽故障判別回路51は異常検出信号の内容
より軽故障かを判別し(ステップST5)、軽故障信号
を割込発生回路21へ出力する。
【0029】割込発生回路21は軽故障信号に基づく割
込信号を演算処理部22に出力する。演算処理部22は
通常、コントローラ用アプリケーションの制御処理演算
を行っているが、この場合処理を継続して単に警報を発
するに止どめる。
【0030】また、電源装置5Aにおいては、ファン異
常検出回路13から出力された異常検出信号と重/軽故
障判別回路51から出力された軽故障信号を故障データ
としてラッチ回路52にラッチさせ、これらラッチされ
た故障データは故障データ収集部53にて定周期でサン
プリングされる。
【0031】故障データ収集部53ではサンプリングし
た異常検出信号よりファン異常を判別すると共に、軽故
障信号から故障が軽度であることを判別し内蔵されたメ
モリに軽故障の要因であるファン異常を故障データとし
て記憶させる(ステップST6)。
【0032】更に、故障表示出力部54はメモリより故
障データを読みだし故障表示部6Aへ出力する。故障表
示部6Aは故障データに基づき軽故障要因であるファン
異常を特定するランプL3を点灯させる(ステップST
7)。従って、CPU2Aの処理とは独立して電源装置
に重度の故障或いは軽度の故障が発生したかを表示でき
ると共に、発生した故障データをメモリに記憶させるこ
とができる。
【0033】実施例2.上記、実施例1では故障表示部
に発生した各故障を特定表示する場合について述べた
が、発生した各故障中、最初に発生した故障に関しては
その故障に該当するランプをフリッカ(点滅)表示させ
ても良い。
【0034】図2は本実施例に係る故障監視装置の構成
を示すブロック図である。尚、図中、図1と同一符号は
同一又は相当部分を示す。図において、5Bは本実施例
による電源装置であり、実施例1の電源装置5Aの構成
に加えて故障データ収集部53に記憶された各故障デー
タ中、最初に発生した故障を識別するファースト・フォ
ールト検出部55を備えている。
【0035】6Bは故障表示部であり、各故障要因に対
応したランプL1〜L3を備えると共に、最初に発生し
た故障要因に対応したランプをフリッカ表示させるファ
ースト・フォールト・モードを設定する第1スイッチS
1、フリッカ表示を解除するファースト・フォールト
・クリアを設定する第2スイッチSW2を備えている。
【0036】次に、本実施例の動作をファースト・フォ
ールト検出部56の動作を中心に説明する。先ず、故障
表示部6Bの第1スイッチSW1をオンしてファースト
・フォルト・モードを予め設定する。この状態におい
て、ファースト・フォールト検出部55は故障データ収
集部53に記憶された各故障データより最初に発生した
故障を識別して故障データを故障表示出力部54に出力
する。
【0037】故障表示出力部54は入力された故障デー
タを故障表示部6Aへ出力する。この時、入力された故
障がファン異常であれば、ファン異常を特定するランプ
3をフリッカさせる。その後、ファン異常が高温異常
に波及して高温異常が検出されたならば、高温異常を特
定するランプL2を点灯する。この結果、ファン異常が
他の異常に波及して複数の異常表示ランプが点灯しても
装置全体の故障原因を即座に特定できる。また、第2ス
イッチSW2をオンするとファースト・フォールト・モ
ードが解除されランプL2のフリッカが停止する。
【0038】実施例3.上記、実施例1,2では発生し
た故障をランプを点灯、或いはフリッカさせて特定表示
し、故障発生を操作員に喚起する場合について説明した
が、故障データ検出部53に各時刻毎に格納される異常
検出信号を時系列データにして連続表示させても良い。
【0039】図3は本実施例による故障監視装置の構成
を示すブロック図である。図において、5Cは本実施例
における電源装置であり、図1に示す電源装置5Aの構
成の一部である故障表示装置54に代えて通信処理部5
6を設けてある。この通信処理部56は故障データ収集
部53が1サンプリング周期に収集した故障データをシ
リアルデータにして送信する。尚、この場合故障データ
は各検出回路11〜13より出力された異常検出信号及
び異常の重軽度を判別した重故障信号或いは軽故障信号
を含んでいる。
【0040】6Cは故障表示装置であり、この故障表示
装置6Cは通信処理部56より送信されて来たシリアル
データを受信して表示用データに処理する通信処理部6
1と、表示用データを画面表示用のデータにしてCRT
表示装置3に出力したり、印字用データにしてプリンタ
4に出力する表示制御部62とを備えている。
【0041】次に、本実施例の動作を説明する。図5に
示すフローチャートに従って故障データ収集部がラッチ
回路より定周期で故障データをサンプリングしたなら
ば、通信処理部56はサンプリングした各故障データを
シリアルデータに変換して故障表示装置6Cへ送信す
る。
【0042】故障表示装置6Cでは送信されてきたシリ
アルデータを通信処理部61にて受信し、表示用データ
に変換して表示制御部62へ出力する。表示制御部62
はサンプリング周期に基づいて故障データをCRT表示
装置3及びプリンタ4に表示させることで、ランプ点灯
による故障表示以上により多くの情報を含んだ故障デー
タを表示できる。
【0043】実施例4.上記、実施例3では故障データ
収集部で定周期でサンプリングした故障データ中、異常
発生時の故障データを画面表示及びプリンタ表示した
が、故障データを過去に遡って表示しても良い。
【0044】図4は本実施例による故障監視装置の構成
を示すブロック図である。図において、5Dは本実施例
における電源装置であり、図3に示す電源装置5Cの構
成に加えて故障データ収集部53と通信処理部56の間
に故障データトレース部57が設けられている。この故
障データトレース部57は故障データ収集部53で定周
期でサンプリングされた故障データを一定時間分トレー
スし、故障データの履歴として図示しないメモリに時系
列データにして記憶する。
【0045】通信処理部56は故障発生時に、故障発生
時点より過去一定時間分の故障データを故障データトレ
ース部57より読み出しシリアルデータに変換して故障
表示部に送信する。
【0046】2Bは図3の故障表示装置の機能を有した
CPUである。次に、本実施例の動作を、故障データト
レース部57を中心に説明する。ラッチ回路52より出
力された故障データは故障データ収集部53により定周
期でサンプリングされた一旦メモリに格納され、ラッチ
回路52より故障データがサンプリングされる毎にメモ
リ内容は更新される。
【0047】そこで、故障データトレース部57はメモ
リよりサンプリング周期にあわせて故障データを読み出
し、過去の故障データをトレースして順次記憶して行
く。この結果、記憶された故障データを読み出すことで
故障データの履歴を読み取ることができる。尚、故障デ
ータの記憶方法としては、一定時間分の故障データを記
憶した後、一番古くなった故障データを次に古くなった
故障データで更新したり、新しい故障データほど時間間
隔を密にして記憶し、古くなった故障データほど時間間
隔を長くして記憶させてもよい。
【0048】このように、故障データトレース部57が
故障データをトレースしている最中に、故障データ収集
部53で故障データより異常発生を検出したならば、故
障データトレース部57は異常発生時点より過去一定時
間分の故障データを通信処理部56に送る。通信処理部
56は異常発生時点より過去一定時間分の故障データを
シリアルデータに変換してCPU2Bの通信処理部24
へ送信する。
【0049】通信処理部24は送信されてきたシリアル
データを表示用データに変換して故障処理部23へ出力
する。故障処理部23は過去一定時間分の故障データを
時系列でCRT表示装置3及びプリンタ4に表示させる
ことで、異常発生前の各故障監視対象の動作状況を把握
することができ、異常発生原因を精度高く解明すること
ができる。また、一定時間分の故障データの表示は異常
発生時から開始せず、一定時間毎に行うことで異常発生
の兆候を見い出すことができ、事故を未然に防止でき
る。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、請求項1の発
明に係る故障監視装置は、CPU内蔵の電子機器に電源
電圧を供給する電源装置の本体中に設けられ、この電源
装置の動作を監視して故障を検出すると共に、前記電子
機器に故障発生の有無を知らせる故障検出手段と、この
故障検出手段より検出される検出データを故障データと
して周期的に収集し、収集された検出データより故障を
判定する故障データ収集手段と、この故障データ収集手
段による故障判定時に、故障データに基づき、発生した
故障を特定表示させる故障表示出力部とを備えたので、
電子機器の制御を行うコンピュータのソフトウェア負担
を軽減して故障処理動作を行うことができるという効果
がある。
【0051】請求項2の発明によれば、請求項2の発明
に係る故障監視装置は、CPU内蔵の電子機器に電源電
圧を供給する電源装置の本体中に設けられ、この電源装
置の動作を監視して故障を検出すると共に、前記電子機
器に故障発生の有無を知らせる故障検出手段と、この故
障検出手段より出力される検出データを故障データとし
て周期的に収集し、収集された検出データより故障を判
定する故障データ収集手段と、この故障データ収集手段
による故障判定時に、最初に判定した故障を検出する初
期故障検出手段と、この初期故障検出手段で検出された
最初の故障データを故障表示部に出力して故障発生を点
滅にて特定表示させ、後続して故障データ収集手段で判
定された故障を故障表示部に故障箇所の名称に対応させ
て表示させる故障表示出力部とを備えたので、請求項1
の効果に加えそ発生した多くの故障より故障の第1原因
をより適確に把握できるという効果がある。
【0052】請求項3の発明によれば、CPU内蔵の電
子機器に電源電圧を供給する電源装置の本体中に設けら
れ、この電源装置の動作を監視して故障を検出すると共
に、前記電子機器に故障発生の有無を知らせる故障検出
手段と、この故障検出手段より出力される検出データを
故障データとして周期的に収集し、収集された検出デー
タより故障を判定する故障データ収集手段と、この故障
データ収集手段による故障判定時に、故障データを外部
に送信する通信処理手段とを備えたので、請求項1の効
果に加えて発生した故障に関する多くの故障情報を同時
に表示することができるという効果がある。
【0053】請求項4の発明によれば、請求項4の発明
に係る故障監視装置は、CPU内蔵の電子機器に電源電
圧を供給する電源装置の本体中に設けられ、この電源装
置の動作を監視して故障を検出すると共に、前記電子機
器に故障発生の有無を知らせる故障検出手段と、この故
障検出手段より出力される検出データを故障データとし
て周期的に収集し、収集された検出データより故障を判
定する故障データ収集手段と、この故障データ収集手段
で判定された過去の故障履歴をトレースして記憶する故
障履歴記憶手段と、この故障データ収集手段より故障デ
ータを入力時に、この故障データと共に、故障履歴を故
障履歴記憶手段より読み出し外部に送信する通信処理手
とを備えたので、故障発生に至るまでの経過を把握し
故障原因をより明確にすることができるという効果があ
る。
【0054】請求項5の発明によれば、動作の監視を通
して故障検出手段で検出された故障の重軽度を判別して
判別結果である重軽度判別信号を電子機器に出力すると
共に、この重軽度判別信号を故障データと故障データ収
集手段に収集させると共に、発生した故障の重軽度を故
障表示手段に表示させる重/軽故障判別手段を備えたの
で、請求項1あるいは4の効果に加えて発生した故障が
重度の故障か、軽度の故障かを表示させることで故障発
生に対する対処を適確に決定できるという効果がある。
【0055】請求項6の発明によれば、動作の監視を通
して重/軽度故障判別手段より出力された故障の重軽度
信号に基づいて、電子機器に対して動作を制限させる
で、請求項5の効果に加えて発生した故障が重度の故障
か、軽度の故障かをコンピュータに知らせることで、コ
ンピュータは電子機器の制御を故障の程度に合わせて決
定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による故障監視装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の他の実施例による故障監視装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の他の実施例による故障監視装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の他の実施例による故障監視装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】 各実施例における故障処理動作を説明するフ
ローチャートである。
【図6】 従来の故障監視装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
2A,2B CPU、3 CRT表示装置、4 プリン
タ、5A〜5D 電源装置、6A〜6C 故障表示部、
11 電源断検出回路、12 高温異常検出回路、13
ファン異常検出回路、51 重/軽故障判別回路、5
2 ラッチ回路、53 故障データ収集部、54 故障
表示部、56,61 通信処理部、62表示制御部、L
1〜L3 ランプ、SW1,SW2 第1,第2スイッチ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU内蔵の電子機器に電源電圧を供給
    する電源装置の本体中に設けられ、この電源装置の動作
    を監視して故障を検出すると共に、前記電子機器に故障
    発生の有無を知らせる故障検出手段と、この故障検出手
    段より検出される検出データを故障データとして周期的
    に収集し、収集された検出データより故障を判定する故
    障データ収集手段と、この故障データ収集手段による故
    障判定時に、故障データに基づき、発生した故障を特定
    表示させる故障表示出力部とを備えたことを特徴とする
    故障監視装置。
  2. 【請求項2】 CPU内蔵の電子機器に電源電圧を供給
    する電源装置の本体中に設けられ、この電源装置の動作
    を監視して故障を検出すると共に、前記電子機器に故障
    発生の有無を知らせる故障検出手段と、この故障検出手
    段より出力される検出データを故障データとして周期的
    に収集し、収集された検出データより故障を判定する故
    障データ収集手段と、この故障データ収集手段による故
    障判定時に、最初に判定した故障を検出する初期故障検
    出手段と、この初期故障検出手段で検出された最初の故
    障データを故障表示部に出力して故障発生を点滅にて特
    定表示させ、後続して故障データ収集手段で判定された
    故障を故障表示部に故障箇所の名称に対応させて表示さ
    せる故障表示出力部とを備えたことを特徴とする故障監
    視装置。
  3. 【請求項3】 CPU内蔵の電子機器に電源電圧を供給
    する電源装置の本体中に設けられ、この電源装置の動作
    を監視して故障を検出すると共に、前記電子機器に故障
    発生の有無を知らせる故障検出手段と、 この故障検出手段より出力される検出データを故障デー
    タとして周期的に収集し、収集された検出データより故
    障を判定する故障データ収集手段と、 この故障データ収集手段による故障判定時に、故障デー
    タを外部に送信する通信処理手段とを備えたことを特徴
    とする故障監視装置。
  4. 【請求項4】 CPU内蔵の電子機器に電源電圧を供給
    する電源装置の本体中に設けられ、この電源装置の動作
    を監視して故障を検出すると共に、前記電子機器に故障
    発生の有無を知らせる故障検出手段と、 この故障検出手段より出力される検出データを故障デー
    タとして周期的に収集し、収集された検出データより故
    障を判定する故障データ収集手段と、 この故障データ収集手段で判定された過去の故障履歴を
    トレースして記憶する故障履歴記憶手段と、前記 故障データ収集手段より故障データを入力時に、こ
    の故障データと共に、故障履歴を前記故障履歴記憶手段
    より読み出し外部に送信する通信処理手段とを備えた
    とを特徴とする故障監視装置。
  5. 【請求項5】 動作の監視を通して故障検出手段で検出
    された故障の重軽度を判別して判別結果である重軽度判
    別信号を電子機器に出力すると共に、この重軽度判別信
    号を故障データと故障データ収集手段に収集させると共
    に、発生した故障の重軽度を故障表示手段に表示させる
    重/軽故障判別手段を備えたことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の故障監視装置。
  6. 【請求項6】 動作の監視を通して重/軽度故障判別手
    段より出力された故障の重軽度信号に基づいて、電子機
    器に対して動作を制限させることを特徴とする請求項5
    に記載の故障監視装置。
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