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JP3132839B2 - 内視鏡装置 - Google Patents
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JP3132839B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP3132839B2
JP3132839B2 JP03033009A JP3300991A JP3132839B2 JP 3132839 B2 JP3132839 B2 JP 3132839B2 JP 03033009 A JP03033009 A JP 03033009A JP 3300991 A JP3300991 A JP 3300991A JP 3132839 B2 JP3132839 B2 JP 3132839B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像素子を内蔵し
た内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術及び高密度実装技術の
発達により、小型の固体撮像素子を用いたビデオカメラ
を備えた内視鏡装置や、固体撮像素子の小型、軽量とい
う特徴を生かして、内視鏡挿入部先端にこの固体撮像素
子を設けた内視鏡装置が広く用いられている。
【0003】このような固体撮像素子を設けた内視鏡装
置においては、内視鏡先端部に設けられた固体撮像素子
に外部の信号処理装置から駆動パルスが供給され、この
駆動パルスによって固体撮像素子が駆動されることによ
り固体撮像素子から撮像信号が得られる。
【0004】この場合、駆動パルスは内視鏡挿入部に設
けられた信号ケーブルを介して固体撮像素子に供給され
るが、この信号ケーブルはリアクタンスを有するため内
視鏡の長さによりリアクタンスが異なりこの影響で駆動
パルスに歪が生じたり、また固体撮像素子の入力容量及
び入力インピーダンス等のバラツキによる影響で駆動パ
ルスに歪が生じる。
【0005】これらを防止するために従来技術の内視鏡
装置は、特開昭60−244161号公報、特開昭61
−92080号公報、特開昭62−135091号公
報、特開昭62−213387号公報、特開昭63−2
40828号公報、特開昭63−283277号公報等
に提案されているように、内視鏡装置のコネクタ部また
は先端部に波形補正回路等を設けたり、これに加えて内
視鏡装置外部に信号処置装置に接続された内視鏡毎のバ
ラツキを補正する補正ユニットを設けている。
【0006】また、このような撮像信号から固体撮像素
子の駆動信号を制御する従来例を図面を用いて説明す
る。
【0007】図14及び図15は従来例に係わり、図1
4は第1の従来例の内視鏡装置の要部の構成を示す構成
図、図15は第1の従来例の変形例である第2の従来例
の内視鏡装置の要部の構成を示す構成図である。
【0008】第1の従来例の内視鏡装置は、図14に示
すように、内視鏡102と信号処理装置103より構成
されている。
【0009】この信号処理装置103において、内視鏡
102内の固体撮像素子、例えば、CCD107を駆動
する駆動パルス、例えば、アンチブルーミングパルス信
号(以下、ΦAB信号と称する)は次のように発生され
る。
【0010】すなわち、同期信号発生器(SSG)10
4で発生する基準クロック信号から、図示しないROM
やPLD等より構成されるΦAB波形発生器104によ
りΦAB信号のON/OFF信号が生成される。このO
N/OFF信号は次段のドライバー回路100によって
CCDの駆動に必要な振幅の電圧に変換されΦAB信号
となり、クランプコンデンサC1及び接続ケーブル10
5を介して内視鏡101に伝送される。
【0011】一方、内視鏡101側には、クランプダイ
オードD1とトリマ抵抗VR1が設けられている。この
クランプダイオードD1のカソード側は伝送されたΦA
B信号に接続され、アノード側は接続ケーブル109を
介して信号処理装置103内の可変出力3端子レギュレ
ータ106の出力端子に接続されている。
【0012】また、トリマ抵抗VR1の一端は接地さ
れ、他端は接続ケーブル111を介して前記可変出力3
端子レギュレータ106の電圧制御端子に接続されてい
る。この可変出力3端子レギュレータ106の電圧制御
端子と入力端子との間に固定抵抗R1が接続されてい
て、可変出力3端子レギュレータ106の出力電圧、つ
まり、ΦAB信号のクランプ電圧が固定抵抗R1とトリ
マ抵抗VR1との比により決定されるようになってい
る。
【0013】このように構成された第1の従来例の内視
鏡装置は、内視鏡104毎、あるいは、CCD107毎
に最適なΦAB信号のオフセット電圧を設定でき、ブル
ーミングや面ザラ等の発生を抑えることができる。
【0014】ここで、ΦAB信号のクランプ電圧発生用
の可変出力3端子レギュレータ106と固定抵抗R1を
信号処理装置103内に設けいるが、これらを内視鏡1
01内に設けることもできる。この場合、内視鏡101
側の回路は増加するものの、可変出力3端子レギュレー
タ及び固定抵抗のバラツキも含めて内視鏡側で調整でき
るので、より高精度に電圧レベルを管理することができ
る。
【0015】また、第1の従来例の変形例である第2の
従来例の内視鏡装置は、図15に示すように、第1の従
来例と異なる点は、図14で示したクランプコンデンサ
C1及びクランプダイオードD1がないことである。つ
まり、ΦAB信号は内視鏡101の直流伝送され、ΦA
B信号の振幅レベル及びオフセットレベルがドライバー
回路100の+、−の両電源電圧で決定される。この
+、−の両電源電圧は、内視鏡101側に設けられたト
リマ抵抗VR2、VR3と信号処理装置103側の可変
出力3端子レギュレータ108、110と固定抵抗R
2、R3により生成される。
【0016】このような第2の従来例の内視鏡装置は、
内視鏡101側のトリマ抵抗VR2、VR3によりΦA
B信号の波形の上端電圧、下端電圧のレベルを変えるこ
とができるので、オフセットレベルのみ調整可能な第1
の従来例に比べ振幅も調整でき、より最適なΦAB信号
を得ることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな第1及び第2の従来例の内視鏡装置では、ΦAB信
号の振幅レベルあるいはオフセットレベルの調整はトリ
マ抵抗等により手動で行われているが、このような調整
は特別な調整装置を必要とするため、工場出荷時あるい
はメンテナンス時に行われて、調整段階では適切に調整
されているが、これら内視鏡を操作する術者にとって
は、ΦAB信号の振幅レベルあるいはオフセットレベル
は実質的に固定されているので、内視鏡装置使用時に実
際の撮像信号に適合したΦAB信号の振幅レベルあるい
はオフセットレベルに調整することができない。
【0018】また、前述の従来例の内視鏡装置は、波形
補正回路や駆動信号制御回路を内視鏡先端部あるいはコ
ネクタ部に設けているので、先端部あるいはコネクタ部
の形状が大きくなり、挿入部を挿入することがむずかし
くなるだけでなく、患者に苦痛を与えるという問題点が
ある。さらに、信号処置装置に接続された内視鏡毎のバ
ラツキを補正する補正ユニットを設けた従来例では、内
視鏡を交換する毎に補正ユニットも交換しなけれがなら
ず、作業が繁雑になると共に、内視鏡毎に適合した補正
ユニットを設ける必要があるためコストアップとなる。
【0019】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、撮像信号に基づいて自動的に、固体撮像素子の
駆動信号の振幅レベル及びオフセットレベルを調整でき
る駆動信号制御回路を内視鏡装置の信号処理装置内に設
けることにより、内視鏡の小型化を実現できる内視鏡装
置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の内視鏡
装置は、被写体像を撮像する固体撮像素子を挿入部の先
端に設けた内視鏡と、前記固体撮像素子から出力された
撮像信号を複数の画面領域に分割する画面分割手段と、
前記画面分割手段で分割された前記複数の画面領域各々
の輝度レベルを検出する輝度レベル検出手段と、前記輝
度レベル検出手段で検出された前記複数の画面領域各々
の輝度レベルと前記固体撮像素子の飽和レベルに応じて
予め設定された変換情報とを比較する比較手段と、前記
比較手段の比較結果に基づき、前記複数の画面領域に対
するアンチブルーミング制御信号の値を決定する制御手
段と、前記制御手段で決定された値に応じて、前記固体
撮像素子のアンチブルーミング制御端子に入力されるア
ンチブルーミング制御信号を出力する出力手段と、を備
え、ブルーミングを防止することを特徴とする内視鏡装
置。
【0021】画面領域を複数に分割し、複数の画面領域
各々に対応するアンチブルーミング制御信号を生成し
て、固体撮像素子のブルーミングを制御する。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0023】図1ないし図4は本発明の第1実施例に係
わり、図1は内視鏡装置の概略の構成を示すブロック
図、図2は内視鏡装置の動作を説明する説明図、図3は
スタート/ストップコントロール回路の変形例の動作を
説明する説明図、図4はスタート/ストップコントロー
ル回路の変形例の信号波形を説明するタイミング図であ
る。
【0024】図1に示すように、内視鏡装置2は、内視
鏡4と、この内視鏡からの撮像信号を信号処理する信号
処理装置6とから構成されている。
【0025】前記信号処理装置6は、前記内視鏡2の先
端に配設された固体撮像素子、例えば、CCD8からの
撮像信号を増幅するプリアンプ14と、このプリアンプ
14で増幅された信号を信号処理し画像信号を生成する
信号処理回路16と、この信号処理回路16で生成され
た画像信号をA/D変換するA/D変換器20と、前記
画像信号から特徴ある信号レベル、例えば、飽和時のザ
ラレベルを検出しこの飽和時のザラレベルを検出すると
検出パルスを発生する特徴画像検出回路18とを備えて
いる。
【0026】また、特徴画像処理手段として、前記特徴
画像検出回路18からの検出パルスをカウントするUP
カウンタ24と、前記UPカウンタ24に対して検出パ
ルスの伝送をスイッチSW1により制御するスタート/
ストップコントロール回路22と、このスタート/スト
ップコントロール回路22により制御された前記UPカ
ウンタ24の検出パルスカウント値を記憶する記憶手段
26と、前記記憶手段26に記憶されたカウント値をD
/A変換するD/A変換器28とを設けている。
【0027】尚、この記憶手段26は、例えば、図示し
ないICメモリであるSRAM等で構成されている。
【0028】前記CCD8の駆動を制御するコントロー
ル回路22からの駆動制御信号によりCCD駆動回路1
2が生成する駆動信号、例えば、ΦAB信号に、前記D
/A変換器28でのD/A変換されたカウント値を乗算
器30で乗算できるようになっている。
【0029】尚、前記A/D変換器20の出力信号は、
図示しない画像信号処理部に伝送され信号処理された
後、図示しない表示モニタに表示できるようになってい
る。
【0030】このように構成された内視鏡装置2は、図
2(A)に示すように、例えば、飽和した入力信号a
(図2(B)−a参照)が特徴画像検出回路であるコン
パレータ34により電源36であらかじめ設定した基準
電圧Vref1に対して比較され、Vref1よりも大
きい場合、Hレベルを出力し(図2(B)−b参照)、
次段のUPカウンタである積分カウンタ38によりHか
らLに変化する立ち下がりエッジ数をカウントする。
【0031】このカウント値を図1に示した前記記憶手
段26に記憶し、記憶されたカウント値をD/A変換し
た後、前記CCD駆動回路12が生成する駆動信号、例
えば、ΦAB信号に乗算する。そして前記コントロール
回路22は、このカウント値がより小さくなるようにΦ
AB信号の振幅またはオフセットレベルを可変し最も小
さいところでΦAB信号の振幅またはオフセットレベル
を固定する。
【0032】したがって、本第1実施例の内視鏡装置2
は、撮像信号の飽和時のザラレベルに基づいて自動的
に、CCD8のΦAB信号の振幅レベル及びオフセット
レベルを調整でき、また、波形補正及び駆動信号の制御
を内視鏡装置2の信号処理装置6内で行っているので、
内視鏡4本体を小型化できる。
【0033】尚、前記スタート/ストップコントロール
回路22の変形例として、図3及び図4に示すように、
例えば、飽和した入力信号c(図4−c参照)が特徴画
像検出回路であるコンパレータ40により電源42であ
らかじめ設定した基準電圧Vref2に対して比較さ
れ、Vref2よりも大きい場合、Hレベルを出力し
(図4−d参照)、積分回路44で積分された後(図4
−e参照)、サンプルホールド回路46で図示しない同
期信号発生器からのクロックのタイミングにより(図4
−f参照)、1ラインの飽和時のザラレベルをDCレベ
ルに変換する。次段のコンパレータ48により電源50
であらかじめ設定した基準電圧Vref3と比較され
(図4−g参照)、ある程度飽和ザラの少ないレベルで
L信号を出力し(図4−h参照)、これに基づいて前記
UPカウンタ24の動作を制御するものである。
【0034】このように構成されたスタート/ストップ
コントロール回路の変形例では、スイッチ等によらずに
自動的に、UPカウンタ24の動作を制御できる。
【0035】図5及び図6は第2実施例に係わり、図5
は内視鏡装置の動作を説明する説明図、図6はブルーミ
ング検出用の白帯チャートを示す白帯チャート図であ
る。
【0036】第2実施例の内視鏡装置は、第1実施例に
おける特徴画像検出回路がブルーミングを検出する回路
により構成されて、その他の構成は第1実施例と同じで
あるので、異なる部分のみ説明する。
【0037】図示しない内視鏡で図6(A)に示す黒色
部66上に白帯68が描かれた白帯チャート64を撮像
し、この撮像信号を、図5に示す飽和領域検出器52入
力することにより白帯68の領域を検出し、スイッチ5
8をONすることによりメモリ54に記憶する。
【0038】次に、白帯チャート64に対して光量を多
くあて、撮像信号に図6(B)に示すようなブルーミン
グ70を生じさせ、この状態で図5に示すスイッチ60
をONにすることにより、差分処理回路56で前記メモ
リ54に記憶された白帯68の領域と比較し、ブルーミ
ング70の領域のみ次段の積分カウンタ62でパルス数
としてカウントされる。このカウント値がより小さくな
るようにΦAB信号の振幅またはオフセットレベルを可
変し最も小さいところでΦAB信号の振幅またはオフセ
ットレベルを固定する。
【0039】その他の作用及び効果は第1実施例と同じ
である。
【0040】図7は第3実施例に係る内視鏡装置の動作
を説明する説明図である。
【0041】第3実施例の内視鏡装置は、第1実施例に
おける特徴画像検出回路が暗時のザラレベルを検出する
回路により構成されて、その他の構成は第1実施例と同
じであるので、異なる部分のみ説明する。
【0042】図7(A)に示すように、暗時の入力信号
を電源71であらかじめ設定した基準電圧Vref4と
コンパレータ73で比較し(図7(B)−i参照)、V
ref4よりも大きい場合、Hレベルを出力し(図7
(B)−j参照)、積分カウンタ75によりHからLに
変化する立ち下がりエッジ数をカウントする。このカウ
ント値がより小さくなるようにΦAB信号の振幅または
オフセットレベルを可変し最も小さいところでΦAB信
号の振幅またはオフセットレベルを固定する。
【0043】その他の作用及び効果は第1実施例と同じ
である。
【0044】図8ないし図11は第4実施例に係わり、
図8はCCD板面照度とCCD出力レベルの関係を示す
グラフ、図9は信号処理装置の要部の構成を示す構成
図、図10は画像の分割の状態を説明する分割状態図、
図11は分割された各画像領域の飽和状態を説明する状
態図である。
【0045】ここで第4実施例に使用されるCCDのΦ
AB信号の振幅と特徴画像の関係は、表1に示される。
【0046】
【表1】
【0047】すなわち、図8に示すように、CCDのΦ
AB信号の振幅により、CCD板面照度に対してCCD
出力レベルは変化する。つまり、CCDのΦAB信号の
振幅が大きい場合、CCDからのリニアな出力レベルは
小さくなり、画素単位の飽和レベルにバラツキが生じ、
そのため飽和時ザラとなる。また、ΦAB信号の振幅が
小さい場合は、CCDからのリニアな出力レベルは大き
くなり、すなわち、ダイナッミクレンジを拡大できる
が、反面、ブルーミングが発生する。
【0048】そこで、第4実施例の内視鏡装置の特徴画
像処理手段は、図9に示すように、入力信号を画面分割
する画面分割回路72と、この画面分割回路72により
分割された領域毎の輝度レベルを検出する輝度レベルと
固体撮像素子の飽和レベルに応じて予め設定された変換
情報とを比較しΦAB信号の振幅及びオフセット電圧の
値を決める情報を制御するCPU76とを備えている。
そして、図9中に図示しないCCDの駆動を制御するコ
ントロール回路78からの駆動制御信号によりCCD駆
動回路80が生成するΦAB信号の振幅及びオフセット
電圧を可変できるようになっている。
【0049】尚、画面分割は、例えば、図10に示すよ
うに、画像領域84をA、B、C、D、E、F、G、
H、Iの9個の領域に分割する。
【0050】その他の構成は第1実施例と同じである。
【0051】このように構成された内視鏡装置の作用
を、図11に示すような画像に対して説明する。
【0052】体腔内挿入時の図示しない生体鉗子の画像
を示す図11(A)においては、ΦAB信号の駆動条件
が最適でない場合は、生体鉗子のコイルシース86の部
分からブルーミングが発生する。ここで、図10で示し
た領域Dのみが飽和レベルになっている場合、前記CP
U76はブルーミングの発生を防ぐためにΦAB信号の
振幅を大きくするように可変制御する。
【0053】また、図11(B)に示すように円筒型の
画像においては、例えば図10で示した領域Eがかなり
暗く、かつ、この領域E以外の領域が飽和しないレベル
で一様な明るさのときは、領域Eの暗時のザラノイズが
目立つため、これを防ぐため前記CPU76はΦAB信
号の振幅を大きくするように可変制御する。また、領域
E以外の領域が飽和レベルに達している場合は、飽和ザ
ラが目立たないように前記CPU76はΦAB信号の振
幅を小さくするように可変制御する。
【0054】さらに、図11(C)に示すような胃壁の
画像においては、例えば図10で示した領域A、B、D
がかなり暗く、かつ、領域F、H、Iがほうわしないレ
ベルで一様な明るさのときは、領域A、B、Dの暗示の
ザラノイズを防ぐため、前記CPU76はΦAB信号の
振幅を大きくするように可変制御する。またA、B、D
が少し明るく、かつF、H、Iが飽和レベルに達してい
る場合は、飽和ザラが目立たないように前記CPU76
はΦAB信号の振幅を小さくするように可変制御する。
【0055】このように、第4実施例の内視鏡装置で
は、被写体の状況に対して、ΦAB信号の振幅を最適に
可変することができるので、CCDのダイナッミクレン
ジを拡大することができる。
【0056】その他の作用及び効果は第1実施例と同じ
である。
【0057】図12及び図13は第5実施例に係わり、
図12は信号処理装置の要部の構成を示す構成図、図1
3は信号処理装置の外観を示す斜視図である。
【0058】第5実施例の内視鏡装置の信号処理装置
は、図5に示すように、図示しないCCDからの入力信
号飽和時のザラレベルを検出する飽和ザラ検出回路92
と、ブルーミングを検出するブルーミング検出回路94
と、暗時のザラレベルを検出する暗時ザラ検出回路96
と、これらの飽和ザラ検出回路92、ブルーミング検出
回路94、暗時ザラ検出回路96から出力された各レベ
ルをメンバーシップ関数として、ファッジー演算を行い
ΦAB信号の振幅とオフセット電圧の少なくとも一方を
可変するファッジー回路98とを備えている。その他の
構成は第1実施例と同じである。
【0059】このように構成された第5実施例の内視鏡
装置は、入力信号の特徴信号に対してファッジー演算す
るので、被写体の状況に対して、ΦAB信号の振幅を最
適に可変することができ、CCDのダイナッミクレンジ
を拡大することができる。
【0060】その他の作用、効果は第1実施例と同じで
ある。
【0061】ところで、図13に示すように、信号処理
装置6は、外部電源を供給する電源コネクタ114に接
続されたインレット112より電源供給を受けトランス
116を経て基板電源コネクタ124を介して内部回路
118が駆動されるようになっている。尚、このインレ
ット112はネジ134を介して信号処理装置6を接地
している。信号は基板コネクタ126から外部コネクタ
122へと送り出されるようになっている。前記内部回
路118は、回路のノイズを外部へ出すのを抑えるため
のシールドケース120で覆われている。前記基板コネ
クタ126も極力ノイズを抑えるために前記シールドケ
ース120と同電位のカバー115でほぼ覆われてい
る。さらに前記外部コネクタ122もノイズを抑えるた
めに導電性部材でできていて、前記シールドケース12
0と同電位に保たれるように、ネジ130、131、1
32、133により導通板128で低インピーダンスに
接続されている。
【0062】尚、本実施例では、CCDの駆動信号とし
てΦAB信号を用いて説明したが、本実施例はΦAB信
号に限らず、例えば、水平転送パルス、垂直転送パルス
等のすべてのCCD駆動パルスに対しても同様に制御で
きる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明の内視鏡装置は、被写体像を撮像する固体撮像素子
を挿入部の先端に設けた内視鏡と、前記内視鏡からの撮
像信号を信号処理する信号処理手段とを備えた内視鏡装
置において、前記信号処理装置は、前記固体撮像素子を
駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記
信号処理手段により信号処理された画像信号から前記固
体撮像素子の特徴的な現象を検出する検出手段と、前記
検出手段により検出された前記固体撮像素子の特徴的な
現象に基づき前記駆動信号を制御する制御手段とを備え
ているので、前記固体撮像素子の特徴的な現象に基づい
て自動的に、前記固体撮像素子の駆動信号の振幅レベル
及びオフセットレベルを調整及び制御する前記制御手段
を内視鏡装置の信号処理手段内に設けることにより、内
視鏡の小型化を実現できる
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る内視鏡装置の概略の構成を
示すブロック図である。
【図2】 第1実施例に係る内視鏡装置の動作を説明す
る説明図である。
【図3】 第1実施例に係るスタート/ストップコント
ロール回路の変形例の動作を説明する説明図である。
【図4】 第1実施例に係るスタート/ストップコント
ロール回路の変形例の信号波形を説明するタイミング図
である。
【図5】 第2実施例に係る内視鏡装置の動作を説明す
る説明図である。
【図6】 第2実施例に係るブルーミング検出用の白帯
チャートを示す白帯チャート図である。
【図7】 第3実施例に係る内視鏡装置の動作を説明す
る説明図である。
【図8】 第4実施例に係るCCD板面照度とCCD出
力レベルの関係を示すグラフである。
【図9】 第4実施例に係る信号処理装置の要部の構成
を示す構成図である。
【図10】第4実施例に係る画像の分割の状態を説明す
る分割状態図である。
【図11】第4実施例に係る分割された各画像領域の飽
和状態を説明する状態図である。
【図12】第5実施例に係る信号処理装置の要部の構成
を示す構成図である。
【図13】第5実施例に係る信号処理装置の外観を示す
斜視図である。
【図14】従来例に係る第1の従来例の内視鏡装置の要
部の構成を示す構成図である。
【図15】従来例に係る第1の従来例の変形例である第
2の従来例の内視鏡装置の要部の構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
8…CCD 12…CCD駆動回路 16…信号処理回路 18…特徴画像検出回路 22…スタート/ストップコントロール回路 24…UPカウンタ 34…コンパレータ 38…積分カウンタ
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 雅彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内久保 明伸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中川 雄大 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−69040(JP,A) 特開 昭63−232684(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像を撮像する固体撮像素子を挿入部
    の先端に設けた内視鏡と、 前記固体撮像素子から出力された撮像信号を複数の画面
    領域に分割する画面分割手段と、 前記画面分割手段で分割された前記複数の画面領域各々
    の輝度レベルを検出する輝度レベル検出手段と、 前記輝度レベル検出手段で検出された前記複数の画面領
    域各々の輝度レベルと前記固体撮像素子の飽和レベルに
    応じて予め設定された変換情報とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段の比較結果に基づき、前記複数の画面領域
    に対するアンチブルーミング制御信号の値を決定する制
    御手段と、 前記制御手段で決定された値に応じて、前記固体撮像素
    子のアンチブルーミング制御端子に入力されるアンチブ
    ルーミング制御信号を出力する出力 手段と、 を備え、ブルーミングを防止することを特徴とする内視
    鏡装置。
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