JP3159236B2 - 魚釣用電動リール - Google Patents
魚釣用電動リールInfo
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Description
係り、詳しくはスプールを駆動するスプール駆動モータ
の焼損防止を図った魚釣用電動リールの改良に関する。
に装着したスプール駆動モータによって、繰り出した釣
糸をスプールに巻き取るようになっているが、特開昭6
4−16216号公報等に開示されるように、昨今、こ
の種の魚釣用電動リールに於て、スプール駆動モータの
焼損を防止する様々なモータ焼損防止装置が提案されて
いる。
たモータ焼損防止装置は、リール本体のモータケース内
に収容したスプール駆動モータに温度センサを取り付
け、スプール駆動モータの温度が設定温度に達した時
に、スプール駆動モータへの給電を停止するようにした
ものである。
に装着されるスプール駆動モータは釣場の使用環境によ
り防水構造が要求されるため、温度センサをスプール駆
動モータに直接又はその近傍に取り付けることは防水性
の点で難しく、又、スプール内にスプール駆動モータを
内蔵した魚釣用電動リールにあっては、スプール自体が
回転することもあって、温度センサをスプール駆動モー
タ自体又はその近傍に取り付けることが更に困難である
といった指摘がなされていた。
で、温度センサによる温度管理によってスプール駆動モ
ータの性能を十分に発揮させるに当たり、リール本体へ
の温度センサの取付位置を変更してその取付性の向上を
図り、併せて当該温度センサによる温度管理によってス
プール駆動モータの焼損防止を図った魚釣用電動リール
を提供することを目的とする。
め、請求項1に係る魚釣用電動リールは、リール本体に
回転可能に支持したスプールを駆動するスプール駆動モ
ータと、リール本体に取り付け固定され、当該スプール
駆動モータの電源回路中に接続されてスプール駆動モー
タへの給電のON/OFFを行うスィッチング素子と、
当該スィッチング素子に直接装着された温度センサと、
スプール駆動モータの焼損危険領域温度として設定した
設定温度と温度センサからの検知温度を比較し、当該検
知温度が設定温度に達した時に、上記スィッチング素子
にOFF指令を発してスプール駆動モータへの給電を停
止し、検知温度が復帰温度まで低下すると給電停止を解
除する制御手段とを備えたことを特徴とする。
温度と温度センサからの検知温度を比較し、当該検知温
度が設定温度に達すると、スプール駆動モータへの給電
を停止してスプール駆動モータの焼損を防止する。そし
て、制御手段は、温度センサによる検知温度が復帰温度
まで低下すると、給電停止を解除する。
づき詳細に説明する。図1は請求項1に係る魚釣用電動
リールの一実施例を示し、図に於て、1はリール本体、
3,5はリール本体1の左右に装着した側板、7はスプ
ール9と軸線を一致させてスプール9に内蔵したスプー
ル駆動モータで、当該スプール駆動モータ7はモータホ
ルダー11を介してその一端が側板3に支持されてお
り、モータホルダー11の外周に、スプール9の一端が
軸受13によって回転可能に支持された構造となってい
る。
うにゴムからなるリング状の弾性体15と金属板17を
介して側板3に固定されており、斯様に側板3とモータ
ホルダー11との間に弾性体15を介装することによっ
て、スプール駆動モータ9の駆動時の振動による異音の
発生を防止し、又、金属板17を弾性体15に沿って介
在させることにより、弾性体15の挾着時の変形による
軸受13のフリー性能低下を防止している。
の回転軸7aを支持する軸受、21は側板3から突出す
るモータホルダー11の螺刻部11aに螺着されたナッ
トで、斯様にナット21を螺刻部11aに螺着すること
によって、モータホルダー11が側板3に固定されてい
る。
端は、これに固定したスプールギヤ23と、リール本体
1に取り付けたセットプレート25の軸受27によって
回転可能に支持されている。又、側板5側に突出するス
プール駆動モータ7の回転軸7aとスプール9間は、複
数のギヤからなる周知の動力伝達機構29により互いに
連結されて、スプール駆動モータ7の回転力をスプール
9に伝達できるようになっている。そして、当該動力伝
達機構29を構成するギヤキャリィ31のボス部31a
は、スプールギヤ23内に相対回転可能に嵌合されてい
る。
で、当該手動ハンドル33は、セットプレート25に回
転可能に取り付けたハンドル軸35の側板5外突出端に
連結されている。そして、ハンドル軸35には、従来と
同様、スプール逆転防止用の爪車37が取り付くと共に
ドライブギヤ39が回転可能に嵌挿されており、ドライ
ブギヤ39とハンドル軸35は周知のドラグ装置によっ
て摩擦結合されている。
するピニオンギヤで、当該ピニオンギヤ41はスプール
駆動モータ7の回転軸7aの軸線上に於て、ギヤキャリ
ィ31のボス部31aの中心と側板5間に横架状態に支
持したピニオン軸43に回転可能且つその軸方向へ移動
可能に支持されており、ピニオンギヤ41とこれに対向
するギヤキャリィ31のボス部31a間には、両者を係
脱するクラッチプレート45が装着されている。
タ7からの巻取り動力をスプール9に伝達/遮断させる
クラッチの一構成要素で、従来のクラッチと同様、リー
ル本体1に内蔵したクラッチモータによって作動する。
即ち、リール本体1の上部に装着した制御ボックス46
の操作パネル47上には、クラッチをON/OFFに切
り換えるクラッチスイッチ49が配設されている。そし
て、例えば釣糸の繰出しに際し、当該クラッチスイッチ
49を操作すると、図3に示すように、その信号を入力
した制御手段51の指令でクラッチモータ53が駆動す
るようになっており、クラッチモータ53で作動するク
ラッチプレート45が、ピニオンギヤ41とギヤキャリ
ィ31のボス部31aとの係合を解除(クラッチOF
F)させるようになっている。
埋設されたマグネット、57は当該マグネット55に対
向して側板3に配置されたリードスイッチで、これらは
スプール9の回転を電気信号に変換してスプール9の回
転速度に比例したパルスを発生するエンコーダ59を構
成するもので、このパルスが制御ボックス46内の制御
手段51で演算されて、その演算結果が釣糸の繰出し量
や巻取り量として操作パネル47上のデジタル表示器6
1に表示されるようになっている。
出願人が特願平3−324492号で開示した魚釣用電
動リールと同様、スプール駆動モータ7のモータ出力を
連続的に増減してその回転速度を可変させる調節レバー
63が所定の範囲に亘って回転操作可能に取り付けられ
ており、当該調節レバー63は側板5に内蔵されたポテ
ンショメータ65に連結されている。そして、図3に示
すように調節レバー63の操作によるポテンショメータ
65の抵抗値の変化が制御手段51に入力され、当該制
御手段51は、調節レバー63の変位量に応じたパルス
信号のデューティ比として、モータ駆動電流通電時間率
をスプール駆動モータ7のスィッチング電源回路中に接
続したスィッチング素子(パワーモス)67で可変制御
して、スプール駆動モータ7の回転速度をゼロから最大
速まで連続的に変更できるようになっている。
バー63の操作によるモータ速度を表示するモータ出力
表示部61aが設けられており、モータ速度の調節に応
じ当該モータ出力表示部61aのバー表示量の目盛りが
逐次変化するようになっている。尚、上記リール本体1
は、図示しない電源コードを介してバッテリ71や船電
源に接続され、そして、操作パネル47に設置したON
/OFFスイッチ73のON操作で、スプール駆動モー
タ7や制御手段51,クラッチモータ53等が起動する
ようになっている。
は、上述の如き従来と同様の構成に加え、温度センサに
よる温度管理によってスプール駆動モータ7の焼損防止
を図る目的で、上記スィッチング素子67に温度センサ
75を直接取り付けたことを特徴としている。即ち、既
述したように、一般にリール本体に装着されるスプール
駆動モータは釣場の使用環境により防水構造が要求され
るため、温度センサをスプール駆動モータに直接又はそ
の近傍に取り付けることは防水性の点で難しく、又、ス
プール内にスプール駆動モータを内蔵した魚釣用電動リ
ールにあっては、スプール自体が回転することもあっ
て、温度センサをスプール駆動モータ自体又はその近傍
に取り付けることが困難であった。
に温度センサ75を直接取り付けたもので、スィッチン
グ素子67は通常、リール本体1にねじ止めされるた
め、スィッチング素子67に温度センサ75を直接取り
付けることは、スプール9に内蔵されたスプール駆動モ
ータ7に温度センサを取り付ける場合に比しきわめて容
易である。そして、温度センサ75で検出された温度信
号は、図示しない増幅器を介して制御手段51に入力さ
れているが、当該制御手段51には、スィッチング素子
67自体の温度に対応させて、スプール駆動モータ7の
焼損危険領域温度とみなす設定温度が設定,記憶されて
おり、制御手段51は斯かる設定温度と温度センサ75
からの検知温度を比較し、当該検知温度が設定温度に達
した時に、上記スィッチング素子67に対しOFF指令
を発してスプール駆動モータ7への給電を停止させるよ
うになっている。
7とスィッチング素子67の温度上昇の相関を実験によ
り求めて設定したもので、例えばスプール駆動モータ7
の限界温度を70℃としたとき、スプール駆動モータ7
の温度が70℃まで上昇した時にスィッチング素子67
の温度が100℃まで上昇するならば、設定温度を10
0℃に設定し、そして、スィッチング素子67の温度が
90℃に低下すると、スプール駆動モータ7への給電を
復帰させるようになっている。そして、図1に示すよう
にデジタル表示器61には給電停止表示部61bが設け
られており、温度センサ75による検知温度が設定温度
に達した時、制御手段51は、スィッチング素子67に
対しOFF指令を発すると共に給電停止表示部61bに
給電停止を表示し、スィッチング素子67が90℃の復
帰温度まで低下すると、給電停止の表示を解除させるよ
うになっている。
FFスイッチ73のON操作でスプール駆動モータ7や
制御手段51と共に起動するようになっている。本実施
例に係る魚釣用電動リールはこのように構成されてお
り、次に、図4のフローチャートに基づいてその動作を
説明する。釣りを行うに当たり、リール本体1にバッテ
リ71を接続してON/OFFスイッチ73をON操作
すると(ステップ1)、スプール駆動モータ7や制御手
段51,クラッチモータ53等が起動する(ステップ
2)。
ラッチをOFFに切り換えれば、スプール9はフリーの
状態(クラッチOFF)となるから、仕掛けの重量で釣
糸はスプール9から繰り出され、スプール9の回転はエ
ンコーダ59により釣糸の繰出し長さに応じたパルスに
変換されて制御手段51に入力,演算される。そして、
その演算結果に基づく繰出し糸長がデジタル表示器61
に表示されるので、釣人はその表示を見乍ら予定の水深
でクラッチスイッチ49を操作してクラッチをONに切
り換えればよい。
の当たりがあった場合に、釣人はモータ出力表示部61
aを確認し乍ら調節レバー63を状況に応じ操作してス
プール駆動モータ7の出力を制御すれば、釣糸はその出
力に応じた速度で巻き上げられることとなる。そして、
巻上げを停止する場合には調節レバー63を戻せばよ
い。
動させて釣りを行っていくに伴い、スプール駆動モータ
7やスィッチング素子67は昇温していくが、ON/O
FFスイッチ73の操作と同時に温度センサ75はスィ
ッチング素子67の温度を検知し、制御手段51は温度
センサ75で検知された温度情報を設定温度と比較する
ことにより、スィッチング素子67の温度が設定温度に
達したか、即ち、スプール駆動モータ7の焼損危険領域
温度になったか否かを監視する(ステップ3)。
チング素子67の温度が設定温度に達したとステップ3
で判定されると、制御手段51はスィッチング素子67
に対しOFF指令を発してスプール駆動モータ7への給
電を停止するので(ステップ4)、スプール駆動モータ
7の焼損が未然に防止されることとなる。又、これと同
時に、制御手段51は給電停止表示部61bに給電停止
を表示する。
止されてスプール駆動モータ7が停止すると、スィッチ
ング素子67の温度は次第に低下してくるため、ステッ
プ5で制御手段51は、温度センサ75からの温度情報
を基にスィッチング素子67の温度が上記復帰温度まで
低下したか否かを判定する。そして、スィッチング素子
67の温度が復帰温度まで低下すると、ステップ6に於
て、制御手段51はスィッチング素子67に対しON指
令を発してスプール駆動モータ7への給電を復帰させる
と共に、給電停止表示部61bの給電停止の表示を解除
するので、釣人は調節レバー63を再度操作して、スプ
ール駆動モータ7による巻上げが可能となる。
スイッチ73をOFF操作すればよい。このように、本
実施例によっても、特開昭64−16216号公報等に
開示されるモータ焼損防止装置を装着した従来の魚釣用
電動リールと同様、温度センサ75による温度管理によ
ってスプール駆動モータ7の性能を十分に発揮させるこ
とが可能となり、而も、本実施例によれば、リール本体
1に固着されるスィッチング素子67に直接温度センサ
75を取り付けるため、スプールに内蔵されたスプール
駆動モータに温度センサを直接取り付ける従来例に比
し、温度センサ75をきわめて容易に取り付けることが
可能となった。
をスプール9に内蔵した魚釣用電動リールに本発明を適
用したものであるが、例えば実開平7−25766号公
報等に開示される魚釣用電動リールのように、スプール
駆動モータをスプールの前方や後方に配置した電動リー
ルに本発明を適用できることは勿論である。
の通電を制御してスプール駆動モータの保護を図るた
め、特開平7−50963号公報に於て、スプール駆動
モータの電流値を検出する電流検出手段と、スプール駆
動モータの電気回路を遮断するブレーカーと、予め設定
したモータ電流規定値毎の連続又は断続的な通電時間を
タイマで計測させて夫々の通電時間を累積し、各モータ
電流規定値とそれらの通電時間との累積値で予め設定し
たブレーカー作動条件に合致するとき、上記ブレーカー
を作動させてスプール駆動モータを停止させ、一方、電
流検出手段で検知する電流値が上記各モータ電流規定値
より低いときにその通電時間をタイマで計測してこれ
を、タイマで計測し累積していた全モータ電流規定値の
通電時間の累積値より減算していく制御手段とを備えた
魚釣用電動リールを開示したが、斯かる魚釣用電動リー
ルに本発明を適用し、ブレーカー作動条件に合致して
も、スプール駆動モータの焼損危険領域温度までスィッ
チング素子が昇温していなければ、スプール駆動モータ
を停止させないようにしてもよい。
ば、スプール駆動モータの性能をより極限まで引き出し
乍ら、スプール駆動モータの焼損を防止することが可能
となる。ところで、従来、上記実施例の如き魚釣用電動
リールの電源としては、鉛蓄電池(バッテリ)や船電源
(エンジン回転で発電)を用いていたが、鉛蓄電池にあ
っては、魚釣用電動リールの高出力化に伴いより大きな
ものが必要となって持ち運びが大変であるといった指摘
がなされている。
よる電圧変動が激しく、魚釣用電動リールの制御手段
(マイクロコンピュータ)に悪影響を及ぼす不具合があ
った。そこで、船電源を利用して充電可能な小型のバッ
テリ(例えば、鉛蓄電池,リチウム二次電池,Ni−水素
二次電池)で2Ah程度のものを用意すれば、重いバッテ
リを運ぶ必要もないし、安定した電圧をリールへ供給で
きマイクロコンピュータに悪影響を及ぼすこともなくな
る。
用電動リールによれば、モータ焼損防止装置を装着した
従来の魚釣用電動リールと同様、温度センサによる温度
管理によってスプール駆動モータの性能を十分に発揮さ
せることが可能となり、而も、本発明によれば、リール
本体に取り付け固定されるスィッチング素子に直接温度
センサを取り付けるため、スプール駆動モータに温度セ
ンサを直接取り付ける従来例に比し、温度センサをリー
ル本体内にきわめて容易に取り付けることが可能となっ
た。
一部切欠き平面図である。
である。
る。
作を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持したスプー
ルを駆動するスプール駆動モータと、 リール本体に取り付け固定され、上記スプール駆動モー
タの電源回路中に接続されてスプール駆動モータへの給
電のON/OFFを行うスィッチング素子と、 当該スィッチング素子に直接装着された温度センサと、 スプール駆動モータの焼損危険領域温度として設定した
設定温度と温度センサからの検知温度を比較し、当該検
知温度が設定温度に達した時に、上記スィッチング素子
にOFF指令を発してスプール駆動モータへの給電を停
止し、検知温度が復帰温度まで低下すると給電停止を解
除する制御手段と、 を備えたことを特徴とする魚釣用電動リール。
Priority Applications (1)
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| JP21608695A JP3159236B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 魚釣用電動リール |
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| JP21608695A JP3159236B2 (ja) | 1995-08-24 | 1995-08-24 | 魚釣用電動リール |
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1995
- 1995-08-24 JP JP21608695A patent/JP3159236B2/ja not_active Expired - Fee Related
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