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JP3195764B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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JP3195764B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP3195764B2
JP3195764B2 JP25508297A JP25508297A JP3195764B2 JP 3195764 B2 JP3195764 B2 JP 3195764B2 JP 25508297 A JP25508297 A JP 25508297A JP 25508297 A JP25508297 A JP 25508297A JP 3195764 B2 JP3195764 B2 JP 3195764B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄空間内におい
て、被洗浄物を洗浄する洗浄工程と、すすぎ水により被
洗浄物のすすぎを行うすすぎ工程と、被洗浄物を乾燥す
る乾燥工程とをそれぞれ実行するように作動を制御する
制御手段と、熱源機により加熱されて供給される温水に
よって前記すすぎ水を加熱する加熱手段と、前記すすぎ
水の温度を検出する温度検出手段とが設けられ、前記制
御手段は、前記すすぎ工程において、前記すすぎ水を加
熱するように前記加熱手段の作動を制御するとともに、
前記温度検出手段の検出情報に基づいて、前記すすぎ水
の温度が上限設定温度になると、前記すすぎ工程を終了
して、前記乾燥工程に移行するように構成されている食
器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような構成の食器洗浄機は、洗浄
後のすすぎ工程においてすすぎ水を加熱し、その後の乾
燥工程において、食器などの被洗浄物表面の湯水を蒸発
しやすい状態にして、被洗浄物の乾燥処理を能率よく行
えるようにしたもので、そのすすぎ水を加熱する加熱手
段として、熱源機により加熱されて供給される温水を用
いて加熱することにより、例えば、電気ヒータなどを用
いる場合に較べて、雰囲気温度が高温になることを回避
しながら、すすぎ水を加熱できるようにしたものであ
る。
【0003】ところで、従来、上記構成の食器洗浄機
は、温水によるすすぎ工程において、すすぎ水の温度が
上限設定温度に達するか、または、温水すすぎによるす
すぎを開始してから予め設定された設定時間が経過する
と、すすぎ工程を終了して乾燥工程に移行するように構
成され、前記設定時間として、外気温度が極めて低い場
合でも、すすぎ水の温度が上限設定温度にまで達するに
足りる充分長い時間に設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の食器洗浄機においては、すすぎ水を加熱する加熱手
段が、熱源機により加熱されて供給される温水を熱源と
するものであるから、下記のような問題があり、未だ改
善の余地があった。
【0005】つまり、前記熱源機としては、複数の端末
機器に対して各別に断続可能な状態で温水を供給する構
成のものが一般的で、例えば、複数の端末機器が同時に
運転されると、各端末機器の必要熱量の総量が、熱源機
による供給可能な熱量をオーバーすると、複数の端末機
器のひとつである前記加熱手段に供給される温水が、目
標温度よりも低い温度になって、すすぎ水の温度を上限
設定温度にまで上昇されることができなくなる虞れがあ
る。
【0006】また、前記熱源機が、バーナの燃焼により
水を加熱し、加熱後の温水を複数の端末機器に供給する
給湯器であると、複数の端末機器のうち、前記加熱手段
だけが運転されている場合、すすぎ水の温度上昇に伴っ
て前記加熱手段の必要燃焼量(端末機器の熱負荷)が少
なくなり、熱源機の最少運転能力以下になることがあ
り、それによって熱源機が運転停止状態(バーナの燃焼
停止状態)となって、すすぎ水の温度が上限設定温度に
まで達することができなくなる虞れがある。
【0007】このようにすすぎ水の温度が上限設定温度
にまで達することができないと、予め設定した設定時間
が経過するまでの間、すすぎ工程が継続して実行され
て、すすぎに要する処理時間が必要以上に長くなるとと
もに、すすぎ水の温度が上限設定温度にまで上昇しない
ため、その後の乾燥工程における乾燥効率も低下すると
いう欠点があった。
【0008】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、熱源機による加熱手段の加熱能
力が変動するような場合であっても、すすぎ工程の処理
時間が不必要に長くなることを抑制し、かつ、その後の
乾燥工程においても、乾燥効率の低下を防止して良好な
乾燥効果が得られる食器洗浄機を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、すすぎ工程におい
てすすぎ水を加熱するように加熱手段の作動を制御し、
かつ、そのすすぎ水の温度が上限設定温度になると、す
すぎ工程を終了して乾燥工程に移行するように制御する
制御手段が、前記すすぎ工程において、前記加熱手段に
よりすすぎ水の加熱を開始した後、すすぎ水の温度を検
出する温度検出手段の検出値が、前記上限設定温度より
も低い温度であっても、前記すすぎ工程終了の条件を満
たすと、すすぎ工程を終了して乾燥工程に移行するもの
であるから、すすぎ水の温度が適正な上限設定温度にま
で上昇した場合は勿論のこと、たとえ何らかの要因によ
って加熱手段に対する熱源機の能力が低下した場合であ
っても、すすぎ工程終了の条件を満たすと、乾燥工程に
移行することになり、すすぎ工程に要する処理時間が不
必要に長くなることが回避される。そして、そのすすぎ
工程終了時における前記温度検出手段の検出値に基づい
て、乾燥工程における乾燥時間を変更し、例えば、温度
検出手段の検出値が低い場合には乾燥時間を長くし、検
出値が高い場合には比較的短くすることで、上述のよう
にすすぎに要する時間を短縮しながら、極力良好な乾燥
効果を得ることができる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、前記制御
手段が、すすぎ工程において加熱手段によりすすぎ水の
加熱を開始した後、前記温度検出手段の検出値が、設定
時間経過後において前記上限設定温度よりも低い設定温
度に達すると、前記すすぎ工程終了の条件が満たされた
ものと判別するものであるから、前記設定時間と設定温
度とを適宜選択することにより、何らかの要因によって
加熱手段に対する熱源機の能力が低下していても、前記
設定時間が経過するまでの間に熱源機の能力が回復すれ
ば、すすぎ水の温度を上限設定温度にまで上昇させるこ
とができ、また、その設定時間が経過するまでの間に熱
源機の能力が回復しない場合には、すすぎ工程を終了し
て乾燥工程に移行し、すすぎ工程に要する処理時間の短
縮を図ることができる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、前記制御
手段が、すすぎ工程において加熱手段によりすすぎ水の
加熱を開始した後、前記温度検出手段の検出値が、設定
時間経過後において前記上限設定温度よりも低い設定温
度に達しないと、報知手段を作動するものであるから、
温水すすぎにおけるすすぎ水の温度が低すぎる場合に
は、その旨を使用者に知らせることができ、例えば、熱
源機の能力回復を待って再度温水すすぎを行うなどの後
処理が可能となる。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、前記加熱
手段が、乾燥工程において洗浄空間内を加熱するもので
あるから、すすぎ水加熱用と加熱乾燥用との加熱手段を
共用化でき、かつ、その乾燥工程が、前記加熱手段と乾
燥用ファンとによる加熱乾燥工程と、前記乾燥用ファン
のみによる送風乾燥工程とからなるため、加熱乾燥と送
風乾燥とを適宜使い分けて合理的な乾燥処理が可能とな
り、また、前記制御手段が、加熱乾燥工程と送風乾燥工
程との少なくとも一方の乾燥時間を変更することで、そ
のときの状況に対応した乾燥処理が可能となる。
【0013】請求項5に記載の発明によれば、前記熱源
機が、前記加熱手段とは異なる別の箇所へも温水を供給
する給湯器で構成されているため、食器洗浄機を使用し
ているときにも、別の箇所で温水を使用することがで
き、使い勝手のよいものとなり、しかも、上述したよう
に、その給湯器が、食器洗浄機と別の箇所との両方に温
水を供給しているときにも、食器洗浄機のすすぎ工程の
時間が不必要に長くなるなどの不都合を回避することが
可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る食器洗浄機に
ついて図面に基づいて説明する。図2、図3に本発明に
係る食器洗浄機が示されている。この食器洗浄機は、正
面が開放された略矩形箱状の本体ケース1に、下端部の
横軸芯周りで揺動開閉自在な扉2が備えられ、本体ケー
ス1の内部に、食器などの被洗浄物を洗浄するための洗
浄槽3が設けられている。この洗浄槽3は、正面が被洗
浄物の出入口Dとして広く開放されており、扉2を閉じ
ることにより扉2の内側面により洗浄槽3が密閉状に閉
塞される構成となっている。
【0015】この洗浄槽3により形成される密閉状の洗
浄空間Kの横側面には、支持レール4が設けられ、図1
に示すように、支持レール4にて取り外し可能にスライ
ド自在に支持された上下2つの網カゴ5a,5bの内部
に食器などの被洗浄物を収納した状態で、下側の網カゴ
5aの下方側に設けられた下噴出ノズル6a、上側の網
カゴ5bの下方側に設けられた中噴出ノズル6b、並び
に、上側の網カゴ5bの上方側に設けられた上噴出ノズ
ル6cのそれぞれに形成された多数の噴出孔7から洗浄
水を噴出させて、被洗浄物の洗浄を行うように構成され
ている。
【0016】この食器洗浄機には、前記洗浄槽3に対し
て洗浄水が供給される給水路8、洗浄槽3内の洗浄水を
外部に排出させる排出路9、洗浄槽3内に貯溜される洗
浄水を前記各洗浄ノズル6a,6b,6cまで搬送させ
る搬送路10のそれぞれが洗浄槽3に接続される状態で
備えられている。前記給水路8は、洗浄槽3の上下方向
中間位置付近において洗浄槽3の内部に開放される状態
で接続され、その途中部には運転作動中は開弁状態に設
定される手動開閉弁11と電磁式の給水弁12とが備え
られ、手動開閉弁11及び給水弁12が共に開弁される
と、水道などの給水源の給水圧により洗浄槽3内に給水
されることになる。前記排出路9は、その途中部に設け
られた排水ポンプ13にて洗浄槽3の底部に形成された
開口部14から洗浄水を吸引すると共に、洗浄槽3の横
側部に設けられた逆流防止用の鉛直経路部分9aを通過
した後に排出部9bより洗浄水を外部に排出させるよう
に構成されている。
【0017】この食器洗浄機には、洗浄槽3内に給水さ
れる際に洗浄槽3内に貯溜される水位が設定水位になっ
たか否かを検出する水位センサ15が備えられ、水位セ
ンサ15がONして設定水位に達したことが検出される
と、給水弁12が閉弁され、自動的に給水が停止される
ように構成されている。
【0018】前記搬送路10は、その途中部に備えられ
た循環ポンプ16の作動により洗浄槽3内に貯溜されて
いる洗浄水を、前記開口部14から吸引する吸引用搬送
路部分10aと、循環ポンプ16の下手側から下噴出ノ
ズル6aに向けて洗浄水を強制的に搬送させる第1搬送
路部分10bと、循環ポンプ16の下手側から上噴出ノ
ズル6cに向けて洗浄水を強制的に搬送させる第2搬送
路部分10cとで構成されている。
【0019】下噴出ノズル6aは、洗浄槽3の底面に対
して、長手方向中間部において縦軸芯周りで回動自在に
支持される構成となっており、中噴出ノズル6bは、網
カゴ5bに対して、縦軸芯周りで回動自在に支持される
構成となっている。また、各噴出ノズル6a,6b,6
cは、それぞれの噴出孔7が互いに逆向きの斜め上方に
洗浄水を噴出させるように構成され、下噴出ノズル6a
と中噴出ノズル6bは、洗浄水の噴出力の反作用によっ
て、噴出ノズル自体が縦軸芯周りで低速で回動するよう
に構成され、洗浄水が被洗浄物に対して隅々まで吹きつ
けられ、有効に洗浄が行われるようになっている。尚、
上噴出ノズル6cは洗浄槽3に対して位置固定状態で洗
浄水を噴出させるように構成され、中噴出ノズル6bに
対しては上噴出ノズル6cから噴出された洗浄水が給水
部6b1 より供給される構成となっている。
【0020】洗浄槽3の底部における前記開口部14に
は、図4に示すように、洗浄作用によって発生する残菜
などの塵埃を受け止めるフィルターFが設けられてい
る。このフィルターFは、網目が粗いものと、網目が細
かいものとで成り、洗浄作動時には、洗浄水が網目が粗
いフィルターFの後に網目が細かいフィルターFを通過
するように構成され、排出時には、洗浄水の流れが逆に
なり、網目が細かいフィルターFの内面に付着した塵が
除去されて排出されるように構成されている。このフィ
ルタFは、開口部14の内周縁に沿って載置支持されて
おり、容易に取り外すことができるように構成されてい
る。
【0021】洗浄槽3の底部には、洗浄工程において洗
浄槽3に供給された洗浄水を加熱すると共に、洗浄水が
排出された後の乾燥工程において洗浄槽3内部の空気を
加熱して被洗浄物を加熱乾燥させるための加熱用乾燥手
段としてのヒータ17が設けられている。このヒータ1
7は、バーナを備えたガス燃焼式の外部熱源機18によ
り加熱された温水が温水供給路19を通して通流供給さ
れることによって加熱乾燥させる温水ヒータ17で構成
され、前記外部熱源機18は、温水ヒータ17とは別の
端末機器にも温水を供給するように構成されている。さ
らに、温水ヒータ17による加熱乾燥中、または、加熱
乾燥後において、洗浄槽3内に乾燥用空気を供給し、被
洗浄物を送風乾燥するための乾燥用ファンとしての送風
機26が設けられている。
【0022】前記温水ヒータ17は、図4に示すよう
に、洗浄槽3の底部において広い領域にわたって屈曲状
態で配設され、その内部を温水が流動可能な管路で構成
されていて、図1に示すように、温水供給路19を通し
て熱源機18から供給された温水は、温水ヒータ17を
通流した後に、戻り路20を通して熱源機18に循環す
るように構成され、温水供給路19には、電磁開閉式の
温水弁22が備えられている。熱源機18より供給され
る温水は、約80°Cの温度で一定になるように構成さ
れ、前記温水弁22を開弁させることで、温水ヒータ1
7に温水供給を行うことができ、温水弁22を閉弁させ
ることで、温水ヒータ17への温水供給が停止されるよ
うに構成されている。
【0023】洗浄槽3の内部には、洗浄槽3内の温度を
検出する温度検出手段としての温度センサ24と、扉2
の開閉を検出する扉スイッチ25が備えられ、温度セン
サ24の検出情報に基づいて、すすぎ工程を終了させ
て、乾燥工程に移行するように構成されている。
【0024】そして、上述したような各部の動作を制御
する制御手段としてのマイクロコンピュータ利用の制御
装置27と、制御装置27に制御情報を指令する指令手
段としての操作部28とが備えられている。操作部28
は、図3に示すように、扉2の上部外面側に設けられ、
電源の入り切りを指令する電源スイッチ29、洗浄動作
開始を指令するスタートスイッチ30、リンスなどの仕
上げ剤を投入するか否かを選択する人為操作式の仕上げ
剤投入スイッチ31、乾燥時間を変更設定する時間設定
スイッチ32、報知手段としての報知ブザー33及び報
知ランプ34などが設けられている。
【0025】制御装置の制御動作について、図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。洗浄作動を開始するに
先立って、手作業にて、扉2を開けて洗浄槽3内に被洗
浄物としての食器などを網カゴ5a,5b内に収納する
と共に、専用の洗剤を洗浄槽3内に供給しておく。そし
て、扉2をしめると、扉スイッチ25がONして、運転
可能な状態にセットされる(ステップ1)。電源スイッ
チ29がON操作され、コーススイッチにて洗浄コース
を選び、さらに、リンスなどの仕上げ剤を投入する場合
であれば、仕上げ剤投入スイッチ31をON操作し、最
後に、スタートスイッチ30がON操作されると、運転
が開始され(ステップ2,3)、洗浄槽3内の洗浄水を
排出させる(ステップ4)。つまり、排水ポンプ13が
作動して水位センサ15がOFFすると、排水ポンプ1
3が停止する。その後、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工
程を順次実行していく。
【0026】次に、洗浄工程に移り、図6のフローチャ
ートに基づいて説明すると、給水弁12が開弁されて洗
浄槽3内に洗浄水が給水され(ステップ5)、水位セン
サ15がONして設定水位に達したことが検出されると
給水弁12が閉弁する。そして、循環ポンプ16を作動
させると共に、温水ヒータ17に約80°Cの湯を通湯
させる(ステップ6,7)。温度センサ24の検出値、
つまり、洗浄槽3内温度が約60°Cに維持されるよう
に、温水弁22の動作を制御して温水ヒータ17に対す
る通湯状態を調整する(ステップ8)。そして、設定時
間(約13分間)が経過すると、循環ポンプ16の作動
を停止させて温水ヒータ17への通湯を停止させると共
に、洗浄水を排出する(ステップ9,10,11)。こ
の洗浄工程においては、噴出孔7から噴霧状に噴出され
た洗浄水が温水ヒータ17に接触して効率よく加熱さ
れ、温水にて洗浄が実行される。また、上述したよう
に、下側及び中側の噴出ノズル6a,6bは、洗浄水の
噴出力にて縦軸芯周りで回転して、被洗浄物の隅々まで
確実に洗浄されるようになっている。
【0027】次に、すすぎ工程に移り、図7および図8
のフローチャートに基づいて説明すると、上述したよう
な給水作動が実行された後、循環ポンプ16を設定時間
(約1分間)作動させてすすぎを行い、その後、洗浄水
を排出させるという動作が、3回繰り返して実行される
(ステップ12〜17)。尚、すすぎの回数は3回に限
定されるものではない。このように3回のすすぎ動作が
終了すると、再び給水して4回目の温水によるすすぎを
行う。つまり、上述したような給水作動が実行された
後、温水ヒータ17に通湯され、循環ポンプ16の作動
が開始されて温水でのすすぎ洗浄が実行される(ステッ
プ18,19,20)。
【0028】なお、3回目のすすぎ動作が終了したとき
に、仕上げ剤投入スイッチ31がONされていると、報
知ブザー33や報知ランプ34などにより、使用者に仕
上げ剤を供給すべき状態であることを報知し、使用者の
手作業で仕上げ剤が供給される。この際に、必要に応じ
てフィルターFを取り外して回収されている残菜などの
除去物を取り除いてもよい。
【0029】このようにして温水すすぎが行われている
ときに、温度センサ24の検出値Txが上限設定温度
(例えば65℃)以上になると、温水ヒータ17への通
湯を停止して、設定時間(例えば1分間)経過すると、
循環ポンプ16の作動が停止されてすすぎ水が排出され
(ステップ21〜25)、すすぎ工程が終了されて、第
一乾燥モードによる乾燥工程に移行される。
【0030】そして、温度センサ24の検出値Txが上
限設定温度以上にならずに、温水すすぎ開始から設定時
間(たとえば18分間)経過した後(ステップ26)、
温度センサ24の検出値Txがすすぎ終了の第一条件で
ある第一設定温度(例えば62℃)以上になると、循環
ポンプ16の作動を停止させて温水ヒータ17への通湯
を停止させ、すすぎ水が排出され(ステップ27,2
8,29)、すすぎ工程が終了されて、第二乾燥モード
による乾燥工程に移行される。
【0031】温度センサ24の検出値Txが第一設定温
度以上にならずに、温水すすぎ開始から設定時間(例え
ば40分間)経過した後(ステップ30)において、温
度センサ24の検出値Txがすすぎ工程終了の第二条件
である第二設定温度(例えば56℃)以上であると、循
環ポンプ16の作動を停止させて温水ヒータ17への通
湯を停止させ、すすぎ水が排出され(ステップ31,3
3,34)、すすぎ工程が終了されて、第三乾燥モード
による乾燥工程に移行される。また、温度センサ24の
検出値Txが第二設定温度に達していないときには、報
知ブザー33を作動させ、報知ランプ34を点灯させ
て、報知作動して使用者にすすぎ工程における加熱手段
などの異常が発生していることを知らせる(ステップ3
2)。
【0032】乾燥工程は、乾燥時間がそれぞれに異なる
乾燥モードがあり、乾燥時間が短い方から、第一乾燥モ
ード、第二乾燥モード、第三乾燥モードと設定されてい
る。そして、乾燥工程は、各乾燥モードとも、温水ヒー
タ17への通湯をしながら、送風機26を作動させて被
洗浄物を乾燥する加熱乾燥工程と、温水ヒータ17への
通湯を停止して、送風機26のみを作動させて被洗浄物
を乾燥する送風乾燥工程とから構成されている。
【0033】第一乾燥モードによる乾燥工程は、図9の
フローチャートに基づいて説明すると、温水ヒータ17
への通湯を開始させると共に、送風機26を作動させ
て、温度センサ24の検出値Txが約70℃に維持され
るように通湯による加熱状態が調整制御され、洗浄槽3
内の空気が約70℃に加熱されて、被洗浄物の加熱乾燥
が行われる(ステップ35,36)。このような加熱乾
燥作動が開始されてから設定時間(例えば20分間)経
過すると、温水ヒータ17への通湯が停止されて加熱乾
燥工程が終了し(ステップ37,38)、送風機26の
みの作動による送風乾燥工程が実行される。そして、送
風乾燥用第一設定時間(例えば30分間)経過すると、
送風機26の作動が停止されて、送風乾燥工程が終了さ
れ、乾燥工程が終了される(ステップ39,40)。そ
の後、被洗浄物を冷ますために10分間経過するのを待
って、電源スイッチ29がOFF状態に切り換えられ運
転が終了する。
【0034】第二乾燥モードによる乾燥工程は、図10
のフローチャートに基づいて説明すると、温水ヒータ1
7への通湯を開始させると共に、送風機26を作動させ
て、温度センサ24の検出値Txが約70℃に維持され
るように通湯による加熱状態が調整制御され、洗浄槽3
内の空気が約70℃に加熱されて、被洗浄物の加熱乾燥
が行われる(ステップ41,42)。このような加熱乾
燥作動が開始されてから設定時間(例えば20分間)経
過すると、温水ヒータ17への通湯が停止されて加熱乾
燥工程が終了し(ステップ43,44)、送風機26の
みの作動による送風乾燥工程が実行される。そして、送
風乾燥用第二設定時間(例えば40分間)経過すると、
送風機26の作動が停止されて、送風乾燥工程が終了さ
れ、乾燥工程が終了される(ステップ45,46)。そ
の後、被洗浄物を冷ますために10分間経過するのを待
って、電源スイッチ29がOFF状態に切り換えられ運
転が終了する。
【0035】第三乾燥モードによる乾燥工程は、図11
のフローチャートに基づいて説明すると、温水ヒータ1
7への通湯を開始させると共に、送風機26を作動させ
て、温度センサ24の検出値Txが約70℃に維持され
るように通湯による加熱状態が調整制御され、洗浄槽3
内の空気が約70℃に加熱されて、被洗浄物の加熱乾燥
が行われる(ステップ47,48)。このような加熱乾
燥作動が開始されてから設定時間(例えば20分間)経
過すると、温水ヒータ17への通湯が停止されて加熱乾
燥工程が終了し(ステップ49,50)、送風機26の
みの作動による送風乾燥工程が実行される。そして、送
風乾燥用第三設定時間(例えば50分間)経過すると、
送風機26の作動が停止されて、送風乾燥工程が終了さ
れ、乾燥工程が終了される(ステップ51,52)。そ
の後、被洗浄物を冷ますために10分間経過するのを待
って、電源スイッチ29がOFF状態に切り換えられ運
転が終了する。
【0036】このようにして、温度センサ24の検出値
が上限設定値よりも低い温度であっても、すすぎ工程終
了の条件が満たされると、すすぎ工程を終了して乾燥工
程に移行し、すすぎ工程終了時の温度センサ24の検出
値に基づいて、乾燥時間を変更して乾燥工程を実行する
ので、すすぎ工程の時間を必要以上に長くすることな
く、その後の乾燥工程においても良好な乾燥効果を得る
ことができる。
【0037】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、すすぎ工程終了の条件を第一
条件、第二条件の二つに設定しているが、すすぎ工程終
了の条件をひとつに設定してもよく、三つ以上に設定し
てもよい。
【0038】(2)上記実施形態では、すすぎ工程終了
時の温度センサ24の検出値に基づいて、送風乾燥時間
のみを変更して、乾燥工程による乾燥時間を変更するよ
うに構成しているが、すすぎ工程終了時の温度センサ2
4の検出値に基づいて、加熱乾燥時間のみを変更して、
乾燥工程による乾燥時間を変更するように構成してもよ
く、すすぎ工程終了時の温度センサ24の検出値に基づ
いて、加熱乾燥時間と送風乾燥時間との両方とを変更し
て、乾燥工程による乾燥時間を変更するように構成して
もよい。また、加熱乾燥においては、温水ヒータ17に
通湯しながら送風機26を作動させる構成を示したが、
送風機26を作動させず、温水ヒータへの通湯のみで加
熱乾燥させることもできる。
【0039】(3)上記実施形態では、熱源機18が温
水ヒータ17と温水ヒータ17とは別の端末機器にも温
水を供給するように構成しているが、熱源機18が温水
ヒータ17のみに温水を供給するように構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】食器洗浄機の概略構成図
【図2】食器洗浄機の斜視図
【図3】食器洗浄機の斜視図
【図4】温水ヒータの配設状態を示す図
【図5】制御動作のフローチャート
【図6】洗浄工程のフローチャート
【図7】すすぎ工程のフローチャート
【図8】すすぎ工程のフローチャート
【図9】第一乾燥モードによる乾燥工程のフローチャー
【図10】第二乾燥モードによる乾燥工程のフローチャ
ート
【図11】第三乾燥モードによる乾燥工程のフローチャ
ート
【符号の説明】
17 加熱手段 18 熱源機 24 温度検出手段 26 乾燥用ファン 27 制御手段 33,34 報知手段 K 洗浄空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐宗 洋子 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 北村 淳一 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 西丸 玄郎 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 土居 弘明 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 丸笹 賢治 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (56)参考文献 特開 平9−24013(JP,A) 特開 平7−265251(JP,A) 実開 平3−95871(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/46 A47L 15/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄空間内において、被洗浄物を洗浄す
    る洗浄工程と、すすぎ水により被洗浄物のすすぎを行う
    すすぎ工程と、被洗浄物を乾燥する乾燥工程とをそれぞ
    れ実行するように作動を制御する制御手段と、熱源機に
    より加熱されて供給される温水によって前記すすぎ水を
    加熱する加熱手段と、前記すすぎ水の温度を検出する温
    度検出手段とが設けられ、前記制御手段は、前記すすぎ
    工程において、前記すすぎ水を加熱するように前記加熱
    手段の作動を制御するとともに、前記温度検出手段の検
    出情報に基づいて、前記すすぎ水の温度が上限設定温度
    になると、前記すすぎ工程を終了して、前記乾燥工程に
    移行するように構成されている食器洗浄機であって、 前記制御手段は、前記すすぎ工程において、前記加熱手
    段により前記すすぎ水の加熱を開始した後、前記温度検
    出手段の検出値が、前記上限設定温度よりも低い温度で
    あっても、前記すすぎ工程終了の条件を満たすと、前記
    すすぎ工程を終了して前記乾燥工程に移行するように構
    成されるとともに、前記すすぎ工程終了時における前記
    温度検出手段の検出値に基づいて、前記乾燥工程におけ
    る乾燥時間を変更するように構成されている食器洗浄
    機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記すすぎ工程におい
    て、前記加熱手段により前記すすぎ水の加熱を開始した
    後、前記温度検出手段の検出値が、設定時間経過後にお
    いて前記上限設定温度よりも低い設定温度に達すると、
    前記すすぎ工程終了の条件が満たされたものと判別する
    ように構成されている請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記すすぎ工程におい
    て、前記加熱手段により前記すすぎ水の加熱を開始した
    後、前記温度検出手段の検出値が、設定時間経過後にお
    いて前記上限設定温度よりも低い設定温度に達しない
    と、報知手段を作動するように構成されている請求項1
    または2に記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、前記乾燥工程において
    洗浄空間内を加熱するように構成され、前記乾燥工程
    は、前記加熱手段と乾燥用ファンとによる加熱乾燥工程
    と、前記乾燥用ファンのみによる送風乾燥工程とからな
    り、前記制御手段は、前記加熱乾燥工程と送風乾燥工程
    との少なくとも一方の乾燥時間を変更するように構成さ
    れている請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗浄
    機。
  5. 【請求項5】 前記熱源機は、前記加熱手段とは異なる
    別の箇所へも温水を供給する給湯器で構成されている請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
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