JP3200711B2 - ロールフィルム収納カートリッジ及びその組立方法 - Google Patents
ロールフィルム収納カートリッジ及びその組立方法Info
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真用の所謂35mm
ロールフィルム等のフィルムを収納するカートリッジ
(パトローネ)、及びその組立方法に関する。
ロールフィルム等のフィルムを収納するカートリッジ
(パトローネ)、及びその組立方法に関する。
【0002】
【発明の背景】所謂ワンテン(110)フィルムでは、
未撮影のフィルムを巻き込んでおく元巻き部と撮影済の
フィルムを巻き取る巻き取り部とがブリッジ部で一体化
されたダブルマガジンが利用されている。これに対し
て、所謂35mmロールフィルムは、パトローネと呼ば
れる金属製の容器が利用されており、撮影済の部分は順
次カメラ側の巻き取り軸に巻き取り、撮影完了と共に再
びパトローネ内に巻き戻す構成である。
未撮影のフィルムを巻き込んでおく元巻き部と撮影済の
フィルムを巻き取る巻き取り部とがブリッジ部で一体化
されたダブルマガジンが利用されている。これに対し
て、所謂35mmロールフィルムは、パトローネと呼ば
れる金属製の容器が利用されており、撮影済の部分は順
次カメラ側の巻き取り軸に巻き取り、撮影完了と共に再
びパトローネ内に巻き戻す構成である。
【0003】さて、ロールフィルムをどのような形態で
パトローネないしカートリッジ(本明細書ではカートリ
ッジで統一する)に収納するかは、製造段階、利用段
階、現像等処理段階のそれぞれで課題がある。
パトローネないしカートリッジ(本明細書ではカートリ
ッジで統一する)に収納するかは、製造段階、利用段
階、現像等処理段階のそれぞれで課題がある。
【0004】製造の段階では、主として製造能率が問題
となる。一番の問題は、フィルムの性質上からの制約で
暗室作業となる点であり、また、技術的には、フィルム
の基端のスプール軸への固定、或いは、カートリッジの
組立の問題である。更にまた省資源や廃棄物処理の面か
らはカートリッジの再利用の課題がある。
となる。一番の問題は、フィルムの性質上からの制約で
暗室作業となる点であり、また、技術的には、フィルム
の基端のスプール軸への固定、或いは、カートリッジの
組立の問題である。更にまた省資源や廃棄物処理の面か
らはカートリッジの再利用の課題がある。
【0005】利用の段階では、カメラへの装填の簡易性
・確実性が最重要な課題であるが、従来のカートリッジ
では、フィルムの先端がリーダーとして一部露出されて
いてこのリーダーの端部を手作業によりカメラの巻き取
り軸に巻きつけるか、或いは手作業で巻き取り軸部にセ
ットした後、カメラが自動的に巻き取る構成になってお
り、何れにしてもリーダー部を手作業で扱うと云う操作
が必要で、簡易性、確実性に欠けていた。
・確実性が最重要な課題であるが、従来のカートリッジ
では、フィルムの先端がリーダーとして一部露出されて
いてこのリーダーの端部を手作業によりカメラの巻き取
り軸に巻きつけるか、或いは手作業で巻き取り軸部にセ
ットした後、カメラが自動的に巻き取る構成になってお
り、何れにしてもリーダー部を手作業で扱うと云う操作
が必要で、簡易性、確実性に欠けていた。
【0006】最後に、現像等処理の段階では、フィルム
のカートリッジからの取り出しの問題がある。撮影完了
後にフィルムをカートリッジに巻き戻す際、リーダー部
分までカートリッジ内に巻き戻されている場合、専用の
治具を用いるか、カートリッジを破壊してフィルムを取
り出すことが必要となり、非常に煩雑で、作業能率を著
しく低下させている。
のカートリッジからの取り出しの問題がある。撮影完了
後にフィルムをカートリッジに巻き戻す際、リーダー部
分までカートリッジ内に巻き戻されている場合、専用の
治具を用いるか、カートリッジを破壊してフィルムを取
り出すことが必要となり、非常に煩雑で、作業能率を著
しく低下させている。
【0007】これらの問題を解決するために、米国特許
5,046,682号のようにリーダー部がカートリッ
ジ内に巻き込まれれており、スプール軸を回すことによ
りリーダー部をスリット口より送り出す構造のカートリ
ッジが提案されている。
5,046,682号のようにリーダー部がカートリッ
ジ内に巻き込まれれており、スプール軸を回すことによ
りリーダー部をスリット口より送り出す構造のカートリ
ッジが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記で提案されている
ようなカートリッジは、従来、組立工程全体を暗室内に
おくのが普通であり、そのため人間による組立、検査、
監視等は困難であった。そこで、本発明は、暗室内で行
う工程を必要最少限に押えることを可能とするカートリ
ッジの構造、及び、組立方法を明らかにすることを課題
とする。
ようなカートリッジは、従来、組立工程全体を暗室内に
おくのが普通であり、そのため人間による組立、検査、
監視等は困難であった。そこで、本発明は、暗室内で行
う工程を必要最少限に押えることを可能とするカートリ
ッジの構造、及び、組立方法を明らかにすることを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルムカ
ートリッジの組み立て方法は、スプール軸に取り付けら
れた一対のフランジにより、巻き込まれたフィルムのル
ープ拡大が阻止され、スプール軸の回転により収納され
ているフィルムがカートリッジから押し出される構造の
フィルムカートリッジの組み立て方法において、2分割
されるカートリッジパーツの接合部に配置された仮止め
機構を組み合わせてカートリッジを組み合わせ、次いで
接合状態に維持した前記カートリッジパーツ同士の固着
を行うことを特徴とする。
ートリッジの組み立て方法は、スプール軸に取り付けら
れた一対のフランジにより、巻き込まれたフィルムのル
ープ拡大が阻止され、スプール軸の回転により収納され
ているフィルムがカートリッジから押し出される構造の
フィルムカートリッジの組み立て方法において、2分割
されるカートリッジパーツの接合部に配置された仮止め
機構を組み合わせてカートリッジを組み合わせ、次いで
接合状態に維持した前記カートリッジパーツ同士の固着
を行うことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係るフィルムカートリッジ
は、スプール軸に取り付けられた一対のフランジによ
り、巻き込まれたフィルムのループ拡大が阻止され、ス
プール軸の回転により収納されているフィルムがカート
リッジから押し出される構造のフィルムカートリッジに
おいて、2分割されるカートリッジパーツが共に合成樹
脂から形成され、互いの接合部に、組み合わせた状態を
維持する仮止め機構を有することを特徴とする。
は、スプール軸に取り付けられた一対のフランジによ
り、巻き込まれたフィルムのループ拡大が阻止され、ス
プール軸の回転により収納されているフィルムがカート
リッジから押し出される構造のフィルムカートリッジに
おいて、2分割されるカートリッジパーツが共に合成樹
脂から形成され、互いの接合部に、組み合わせた状態を
維持する仮止め機構を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の具体的構成】次に、添付の図面に従って本発明
を更に詳細に説明する。図1には、本発明の方法で組み
立てられるカートリッジ10が示されている。カートリ
ッジ10は、二分割されて上パーツ11と下パーツ12
とからなり、両パーツの接合部分が超音波振動等の手法
などで熔接されて遮光状態に一体化される内部には、ス
プール軸13・長ハブ14・短ハブ15・一対のフラン
ジ16・16で形成される巻き取り構造、及び、ロール
フィルム20が収納される。
を更に詳細に説明する。図1には、本発明の方法で組み
立てられるカートリッジ10が示されている。カートリ
ッジ10は、二分割されて上パーツ11と下パーツ12
とからなり、両パーツの接合部分が超音波振動等の手法
などで熔接されて遮光状態に一体化される内部には、ス
プール軸13・長ハブ14・短ハブ15・一対のフラン
ジ16・16で形成される巻き取り構造、及び、ロール
フィルム20が収納される。
【0012】本発明の方法は、スプール軸13に回動自
在に取り付けられる一対のフランジ16により巻き込ま
れたフィルム20のループ拡大が阻止され、スプール軸
13の逆回転により、収納されているフィルム20がカ
ートリッジ10のスリットから押し出される構造のフィ
ルム収納カートリッジの組立において、上パーツ11と
下パーツ12とに2分割されているカートリッジ10の
接合部に仮止め機構を配置しておき、スプール軸13に
対するフランジ16の取り付け、スプール軸16のカー
トリッジ10内への組立、カートリッジの上パーツ11
と下パーツ12との合体・仮止め工程を明室で行って、
次いで、このカートリッジ10を暗室ないし遮光状態の
ラインに供給し、仮止めされたカートリッジ10の上パ
ーツ11の取り外しを行って、35mmフィルムの端部
をスプール軸13に固定して、再び上パーツ11の取り
付け・仮止めを行って、スプール軸13の回転によりフ
ィルム20のカートリッジ10内への巻き込みを行い、
更に、カートリッジ10の固着を行うことを特徴とす
る。
在に取り付けられる一対のフランジ16により巻き込ま
れたフィルム20のループ拡大が阻止され、スプール軸
13の逆回転により、収納されているフィルム20がカ
ートリッジ10のスリットから押し出される構造のフィ
ルム収納カートリッジの組立において、上パーツ11と
下パーツ12とに2分割されているカートリッジ10の
接合部に仮止め機構を配置しておき、スプール軸13に
対するフランジ16の取り付け、スプール軸16のカー
トリッジ10内への組立、カートリッジの上パーツ11
と下パーツ12との合体・仮止め工程を明室で行って、
次いで、このカートリッジ10を暗室ないし遮光状態の
ラインに供給し、仮止めされたカートリッジ10の上パ
ーツ11の取り外しを行って、35mmフィルムの端部
をスプール軸13に固定して、再び上パーツ11の取り
付け・仮止めを行って、スプール軸13の回転によりフ
ィルム20のカートリッジ10内への巻き込みを行い、
更に、カートリッジ10の固着を行うことを特徴とす
る。
【0013】上記したように、本発明の組立方法は、2
分割されているカートリッジ10の上パーツ11と下パ
ーツ12とを合体させるべく仮止めすることを特徴とし
ている。従って、この組立方法を実現するためにはカー
トリッジ10の上ピース11と下ピース12の接合部に
仮止めのための仮止め機構、例えば、図1に示すよう
に、上パーツ11の接合部に突起18を設け、下パーツ
12の接合部に対応する19を用意しておく態様、が好
ましく利用されるが、これに限定されず、ピンチを用い
る態様、接着テープを用いる態様、様々な態様が採用可
能であり、また、フィルムの巻き込みを完了し、カート
リッジ固着のための工程に移設する際における仮止めで
は、接着剤を利用ないし併用する態様であってもよい。
分割されているカートリッジ10の上パーツ11と下パ
ーツ12とを合体させるべく仮止めすることを特徴とし
ている。従って、この組立方法を実現するためにはカー
トリッジ10の上ピース11と下ピース12の接合部に
仮止めのための仮止め機構、例えば、図1に示すよう
に、上パーツ11の接合部に突起18を設け、下パーツ
12の接合部に対応する19を用意しておく態様、が好
ましく利用されるが、これに限定されず、ピンチを用い
る態様、接着テープを用いる態様、様々な態様が採用可
能であり、また、フィルムの巻き込みを完了し、カート
リッジ固着のための工程に移設する際における仮止めで
は、接着剤を利用ないし併用する態様であってもよい。
【0014】更に、カートリッジ10の上パーツ11と
下パーツ12の仮止めは、例えば図2に示すように、孔
19を2段に形成して、容易に再分解可能な仮止めと、
これよりも堅固な仮止めの2段にすることが好ましい。
このように構成することにより、緩やかな仮止めの状態
のカートリッジをフィルム巻き込みラインに供給してカ
ートリッジ10の上パーツ11を外して、内部に組み込
まれているスプール軸13にフィルム20の端部を係合
させ、再び、上パーツ12の取り付け・堅固な仮止めを
行ってからフィルム20の巻き込みを行えば、収納され
たフィルム20は光から防御されるので、必要に応じて
明室にてカートリッジ10の固着工程を行うことができ
る。
下パーツ12の仮止めは、例えば図2に示すように、孔
19を2段に形成して、容易に再分解可能な仮止めと、
これよりも堅固な仮止めの2段にすることが好ましい。
このように構成することにより、緩やかな仮止めの状態
のカートリッジをフィルム巻き込みラインに供給してカ
ートリッジ10の上パーツ11を外して、内部に組み込
まれているスプール軸13にフィルム20の端部を係合
させ、再び、上パーツ12の取り付け・堅固な仮止めを
行ってからフィルム20の巻き込みを行えば、収納され
たフィルム20は光から防御されるので、必要に応じて
明室にてカートリッジ10の固着工程を行うことができ
る。
【0015】また、上パーツの組み付けはスプール軸へ
のフィルム巻き取り終了後行ってもよい。なお、フィル
ム20の巻き込みに先立つ上パーツ11の取り外し、及
び、スプール軸13へのフィルム20の端部の係合は、
自動化装置により行うものを包含する。なおまた、カー
トリッジ10の上パーツ11と下パーツ12の接合面の
最終的な固着は、両者を接合状態に維持して超音波振動
を付与する方法で行うが、これと異なる手法で固着を行
うものを排除するものではない。
のフィルム巻き取り終了後行ってもよい。なお、フィル
ム20の巻き込みに先立つ上パーツ11の取り外し、及
び、スプール軸13へのフィルム20の端部の係合は、
自動化装置により行うものを包含する。なおまた、カー
トリッジ10の上パーツ11と下パーツ12の接合面の
最終的な固着は、両者を接合状態に維持して超音波振動
を付与する方法で行うが、これと異なる手法で固着を行
うものを排除するものではない。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るロールフィルム収納カート
リッジの組立方法によれば、フィルムの巻き込み工程だ
けを暗室ないし遮光下で行うだけでよく、他の工程を明
室で行うことができるので、組立ラインの設計・配置に
有益なだけでなく、組立作業の能率を大幅に向上させる
ことができ、頭記した課題が解決される。
リッジの組立方法によれば、フィルムの巻き込み工程だ
けを暗室ないし遮光下で行うだけでよく、他の工程を明
室で行うことができるので、組立ラインの設計・配置に
有益なだけでなく、組立作業の能率を大幅に向上させる
ことができ、頭記した課題が解決される。
【図1】ロールフィルム収納カートリッジの分解斜視図
【図2】仮止め機構の他の態様を示す断面図
10−カートリッジ 11−カートリッジの上パーツ 12−カートリッジの下パーツ 13−スプール軸 14−長ハブ 15−短ハブ 16−フランジ 17−フランジの立ち上がり部 18−突起 19−孔 20−フィルム
Claims (2)
- 【請求項1】スプール軸に取り付けられた一対のフラン
ジにより、巻き込まれたフィルムのループ拡大が阻止さ
れ、スプール軸の回転により収納されているフィルムが
カートリッジから押し出される構造のフィルムカートリ
ッジの組み立て方法において、 2分割されるカートリッジパーツの接合部に配置された
仮止め機構を組み合わせてカートリッジを組み合わせ、
次いで接合状態に維持した前記カートリッジパーツ同士
の固着を行うことを特徴とするフィルムカートリッジの
組み立て方法。 - 【請求項2】スプール軸に取り付けられた一対のフラン
ジにより、巻き込まれたフィルムのループ拡大が阻止さ
れ、スプール軸の回転により収納されているフィルムが
カートリッジから押し出される構造のフィルムカートリ
ッジにおいて、2分割されるカートリッジパーツが共に
合成樹脂から形成され、互いの接合部に、組み合わせた
状態を維持する仮止め機構を有することを特徴とするフ
ィルムカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19292892A JP3200711B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ロールフィルム収納カートリッジ及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19292892A JP3200711B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ロールフィルム収納カートリッジ及びその組立方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000114520A Division JP2000314943A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-17 | ロールフィルム収納カートリッジ及びその組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611799A JPH0611799A (ja) | 1994-01-21 |
| JP3200711B2 true JP3200711B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=16299326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19292892A Expired - Fee Related JP3200711B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ロールフィルム収納カートリッジ及びその組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3200711B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP19292892A patent/JP3200711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0611799A (ja) | 1994-01-21 |
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| Date | Code | Title | Description |
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