JP3206355B2 - リニアモータの速度補正装置 - Google Patents
リニアモータの速度補正装置Info
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- JP3206355B2 JP3206355B2 JP02760295A JP2760295A JP3206355B2 JP 3206355 B2 JP3206355 B2 JP 3206355B2 JP 02760295 A JP02760295 A JP 02760295A JP 2760295 A JP2760295 A JP 2760295A JP 3206355 B2 JP3206355 B2 JP 3206355B2
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Landscapes
- Control Of Linear Motors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアモータの速度補
正装置に関し、特に、複数の磁気検出センサを用いて可
動子の速度及び位置を検出して速度制御を行うリニアモ
ータの速度補正装置に関するものである。
正装置に関し、特に、複数の磁気検出センサを用いて可
動子の速度及び位置を検出して速度制御を行うリニアモ
ータの速度補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、リニアモータが自動ドアの開
閉、物品搬送装置等に用いられている。図8は、従来技
術に係る三相ブラシレス直流リニアモータの構造の概略
を示している。この三相ブラシレス直流リニアモータ
は、固定子レール40内に長手方向に沿って長さ24mm
の永久磁石48を複数配置している。また、固定子レー
ル40内には、可動子30が配置されている。可動子3
0には、可動子コイル32a、32b、32cが設けら
れ、これら可動子コイル32a、32b、32cは、ス
ター結線が成されている。また、可動子30には、ホー
ルICの磁気検出センサ34a,34b,34cが設け
られており、この磁気検出センサ34a〜34cのピッ
チは、永久磁石48の1/3である8mmに設定されてい
る。
閉、物品搬送装置等に用いられている。図8は、従来技
術に係る三相ブラシレス直流リニアモータの構造の概略
を示している。この三相ブラシレス直流リニアモータ
は、固定子レール40内に長手方向に沿って長さ24mm
の永久磁石48を複数配置している。また、固定子レー
ル40内には、可動子30が配置されている。可動子3
0には、可動子コイル32a、32b、32cが設けら
れ、これら可動子コイル32a、32b、32cは、ス
ター結線が成されている。また、可動子30には、ホー
ルICの磁気検出センサ34a,34b,34cが設け
られており、この磁気検出センサ34a〜34cのピッ
チは、永久磁石48の1/3である8mmに設定されてい
る。
【0003】ここで、従来技術のリニアモータ20の制
御回路150及びその動作について図9、図10及び図
11を参照して説明する。ホールIC34Aは、図10
に示すように永久磁石48の正弦波状に変化する磁束密
度A1を検出し、しきい値θ1を越える磁束密度に応答
して矩形状の出力信号B1を出力する。図11は、各ホ
ールIC34A、34B、34Cの出力信号B1、B
2,B3を示している。図9に示す制御回路150のパ
ルス発生器164は、この出力信号B1、B2,B3の
波形の立ち上がり及び立ち下がりを捕らえて、パルスP
1〜P7を発生する。位置カウンタ152は、ホールI
C34A、34B、34Cの出力信号B1、B2,B3
とパルスP1〜P7とが入力され、出力信号B1、B
2,B3によりパルス入力の数をカウントアップ・カウ
ントダウンして行くことにより可動子30の位置を検出
する。他方、速度検出器158は、各磁気検出センサ3
4a,34b,34cの間隔(8mm)を各パルスP1〜
P7の発生間隔時間で割っていくことにより速度を算出
する。CPU155は、位置カウンタ152の検出した
位置及び速度検出器158の検出した速度に基づき、モ
ータ駆動用のトランジスタ163を制御して選択的に可
動子30の可動子コイル32a,32b,32cを通電
することによりリニアモータの制御を行っている。
御回路150及びその動作について図9、図10及び図
11を参照して説明する。ホールIC34Aは、図10
に示すように永久磁石48の正弦波状に変化する磁束密
度A1を検出し、しきい値θ1を越える磁束密度に応答
して矩形状の出力信号B1を出力する。図11は、各ホ
ールIC34A、34B、34Cの出力信号B1、B
2,B3を示している。図9に示す制御回路150のパ
ルス発生器164は、この出力信号B1、B2,B3の
波形の立ち上がり及び立ち下がりを捕らえて、パルスP
1〜P7を発生する。位置カウンタ152は、ホールI
C34A、34B、34Cの出力信号B1、B2,B3
とパルスP1〜P7とが入力され、出力信号B1、B
2,B3によりパルス入力の数をカウントアップ・カウ
ントダウンして行くことにより可動子30の位置を検出
する。他方、速度検出器158は、各磁気検出センサ3
4a,34b,34cの間隔(8mm)を各パルスP1〜
P7の発生間隔時間で割っていくことにより速度を算出
する。CPU155は、位置カウンタ152の検出した
位置及び速度検出器158の検出した速度に基づき、モ
ータ駆動用のトランジスタ163を制御して選択的に可
動子30の可動子コイル32a,32b,32cを通電
することによりリニアモータの制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リニアモータが、病
院、オフィス等の内装用自動ドアエンジンとして好適に
用いられており、現在更に重いドアをも開閉し得るリニ
アモータが求められている。本発明者は、係る要請に答
えるべく、従来の倍の重量である100kgのドアを開
閉し得るリニアモータを製作した。しかしながら、この
高推力リニアモータは、定速駆動において振動が発生
し、円滑な開閉動を行えないばかりか、比較的大きな
「がた付き音」を生じた。
院、オフィス等の内装用自動ドアエンジンとして好適に
用いられており、現在更に重いドアをも開閉し得るリニ
アモータが求められている。本発明者は、係る要請に答
えるべく、従来の倍の重量である100kgのドアを開
閉し得るリニアモータを製作した。しかしながら、この
高推力リニアモータは、定速駆動において振動が発生
し、円滑な開閉動を行えないばかりか、比較的大きな
「がた付き音」を生じた。
【0005】そこでこの原因を突き止めるべくドアの速
度を測定したところ、図12に示すように一定速度でド
アを駆動しているつもりが周期的に速度が変動している
ことが判明した。さらに、この測定結果を検討したとこ
ろ、この速度変化が8mmピッチで発生していることが分
かった。
度を測定したところ、図12に示すように一定速度でド
アを駆動しているつもりが周期的に速度が変動している
ことが判明した。さらに、この測定結果を検討したとこ
ろ、この速度変化が8mmピッチで発生していることが分
かった。
【0006】以上の結果から、本発明者は、上記定速運
転時の振動を以下の理由によるものであることを突き止
めた。図10に示すように、ホールIC34A,34
B,34Cは永久磁石48の正弦波状に変化する磁束密
度A1(磁性)を検出して方形波状の出力信号B1,B
2,B3を発生する。ここで、ホールIC34A,34
B,34Cの磁気検出素子34a,34b,34cは、
出力極性を反転するために一定のしきい値θ1を越える
必要がある。このため、磁束の極性がS側からN側に切
り換わったタイミングt1から一定の遅延時間を経て、
しきい値θ1を越えたタイミングt2にて出力信号B1
が立ち上がる。他方、磁束密度A1がしきい値θ1を下
回ったタイミングt3にて出力信号B1が立ち下がり、
その後、タイミングt4において磁束の極性がN側から
S側に切り換わっている。即ち、磁束の極性がS側から
N側に切り換わった時点から遅れて出力信号B1が立ち
上がり、反対に、磁束の極性がN側からS側に切り換わ
るより早く出力信号B1が立ち下がっている。
転時の振動を以下の理由によるものであることを突き止
めた。図10に示すように、ホールIC34A,34
B,34Cは永久磁石48の正弦波状に変化する磁束密
度A1(磁性)を検出して方形波状の出力信号B1,B
2,B3を発生する。ここで、ホールIC34A,34
B,34Cの磁気検出素子34a,34b,34cは、
出力極性を反転するために一定のしきい値θ1を越える
必要がある。このため、磁束の極性がS側からN側に切
り換わったタイミングt1から一定の遅延時間を経て、
しきい値θ1を越えたタイミングt2にて出力信号B1
が立ち上がる。他方、磁束密度A1がしきい値θ1を下
回ったタイミングt3にて出力信号B1が立ち下がり、
その後、タイミングt4において磁束の極性がN側から
S側に切り換わっている。即ち、磁束の極性がS側から
N側に切り換わった時点から遅れて出力信号B1が立ち
上がり、反対に、磁束の極性がN側からS側に切り換わ
るより早く出力信号B1が立ち下がっている。
【0007】ここで、パルス発生器164は、図11に
示すように、各ホールIC34A,34B,34Cの出
力信号B1、B2,B3の立ち上がり及び立ち下がりを
捕らえてパルスP1〜P7を発生している。ホールIC
34Cの立ち上がりを捕らえたパルスP3と、ホールI
C34Aの立ち下がりを捕らえたパルスP4との間隔
は、パルスP3が遅れ、パルスP4が進んでいるため短
くなる。このためパルスP3、P4のタイミングに基づ
き速度を算出すると、算出速度が実速度よりも早くな
る。他方、ホールIC34Cの立ち下がりを捕らえたパ
ルスP6と、ホールIC34Aの立ち上がりを捕らえた
パルスP7との間隔は、パルスP6が進み、パルスP7
が遅れているため長くなる。このためパルスP6、P7
のタイミングに基づき速度を算出すると算出速度が実速
度よりも遅くなる。即ち、このように誤差のある算出速
度に基づき一定速度となるよう制御を行っているため
に、図12を参照して前述した速度むらの発生したこと
が判明した。
示すように、各ホールIC34A,34B,34Cの出
力信号B1、B2,B3の立ち上がり及び立ち下がりを
捕らえてパルスP1〜P7を発生している。ホールIC
34Cの立ち上がりを捕らえたパルスP3と、ホールI
C34Aの立ち下がりを捕らえたパルスP4との間隔
は、パルスP3が遅れ、パルスP4が進んでいるため短
くなる。このためパルスP3、P4のタイミングに基づ
き速度を算出すると、算出速度が実速度よりも早くな
る。他方、ホールIC34Cの立ち下がりを捕らえたパ
ルスP6と、ホールIC34Aの立ち上がりを捕らえた
パルスP7との間隔は、パルスP6が進み、パルスP7
が遅れているため長くなる。このためパルスP6、P7
のタイミングに基づき速度を算出すると算出速度が実速
度よりも遅くなる。即ち、このように誤差のある算出速
度に基づき一定速度となるよう制御を行っているため
に、図12を参照して前述した速度むらの発生したこと
が判明した。
【0008】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、可動子
の速度を正確に把握し、精密な速度制御を可能にするリ
ニアモータの速度補正装置を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、可動子
の速度を正確に把握し、精密な速度制御を可能にするリ
ニアモータの速度補正装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1のリニアモータの速度補正装置は、可動子
30と、固定子レール40と、可動子30又は固定子レ
ール40に配設された磁石列48の磁性を検出する複数
の磁気検出センサ32a,32b,32cと、該磁気検
出センサ32a,32b,32cの信号に基づき可動子
30を固定子レール40上に駆動する制御回路50とか
らなり、前記複数の磁気検出センサ32a,32b,3
2cが出力する信号の立ち上がり及び立ち下がりのエッ
ジでパルスを発生するパルス発生手段64と、前記パル
ス信号64に基づき可動子30の速度を算出する速度算
出手段58と、前記複数の磁気検出センサ32a,32
b,32cの出力状態から、前記磁気検出センサの検出
感度に起因して発生する、複数の磁気検出センサが出力
する信号の立ち上がり及び立ち下がりの磁石列48に対
するタイミングのずれを推定して、前記速度算出手段が
算出する速度を補正する補正手段59と、を有すること
を特徴とする。
め、請求項1のリニアモータの速度補正装置は、可動子
30と、固定子レール40と、可動子30又は固定子レ
ール40に配設された磁石列48の磁性を検出する複数
の磁気検出センサ32a,32b,32cと、該磁気検
出センサ32a,32b,32cの信号に基づき可動子
30を固定子レール40上に駆動する制御回路50とか
らなり、前記複数の磁気検出センサ32a,32b,3
2cが出力する信号の立ち上がり及び立ち下がりのエッ
ジでパルスを発生するパルス発生手段64と、前記パル
ス信号64に基づき可動子30の速度を算出する速度算
出手段58と、前記複数の磁気検出センサ32a,32
b,32cの出力状態から、前記磁気検出センサの検出
感度に起因して発生する、複数の磁気検出センサが出力
する信号の立ち上がり及び立ち下がりの磁石列48に対
するタイミングのずれを推定して、前記速度算出手段が
算出する速度を補正する補正手段59と、を有すること
を特徴とする。
【0010】また、請求項2のリニアモータの速度補正
装置は、請求項1において、前記検出手段59が、前記
複数の磁気検出センサ32a,32b,32cの出力状
態の組み合わせを基に、複数の磁気検出センサ32a,
32b,32cの出力の立ち上がりP3に続く立ち下が
りP4を検出し、前記速度補正手段59が、前記速度算
出手段58により算出される速度を、該検出手段59の
該立ち下がりP4の検出に基づき、遅くなるように補正
する。
装置は、請求項1において、前記検出手段59が、前記
複数の磁気検出センサ32a,32b,32cの出力状
態の組み合わせを基に、複数の磁気検出センサ32a,
32b,32cの出力の立ち上がりP3に続く立ち下が
りP4を検出し、前記速度補正手段59が、前記速度算
出手段58により算出される速度を、該検出手段59の
該立ち下がりP4の検出に基づき、遅くなるように補正
する。
【0011】更に、請求項3のリニアモータの速度補正
装置は、請求項1において、前記検出手段59が、前記
複数の磁気検出センサ32a,32b,32cの出力状
態の組み合わせを基に、複数の磁気検出センサ32a,
32b,32cの出力の立ち下がりP6に続く立ち上が
りP7を検出し、前記速度補正手段59が、前記速度算
出手段58により算出される速度を、該検出手段59の
該立ち上がりP7の検出に基づき、早くなるように補正
する。
装置は、請求項1において、前記検出手段59が、前記
複数の磁気検出センサ32a,32b,32cの出力状
態の組み合わせを基に、複数の磁気検出センサ32a,
32b,32cの出力の立ち下がりP6に続く立ち上が
りP7を検出し、前記速度補正手段59が、前記速度算
出手段58により算出される速度を、該検出手段59の
該立ち上がりP7の検出に基づき、早くなるように補正
する。
【0012】上記の目的を達成するため、請求項4のリ
ニアモータの速度補正装置は、可動子30と、固定子レ
ール40と、可動子30又は固定子レール40に配設さ
れた磁石列48の磁性を検出する複数の磁気検出センサ
32a,32b,32cと、該磁気検出センサ32a,
32b,32cの信号に基づき可動子30を固定子レー
ル40上に駆動する出力を送出する制御回路50とから
なり、前記複数の磁気検出センサ32a,32b,32
cからの出力の立ち上がり及び立ち下がりのタイミング
に基づき可動子30の速度を算出する速度算出手段58
と、前記複数の磁気検出センサ32a,32b,32c
の出力を基に可動子30の位置を算出する位置算出手段
52と、前記位置算出手段52により算出された位置を
基に、複数の磁気検出センサ32a,32b,32cの
出力の立ち上がり又は立ち下がりのタイミングがずれる
位置を検出する検出手段59と、前記速度算出手段58
により算出される速度を、前記検出手段59のずれの検
出に基づき補正する速度補正手段59と、を有すること
を特徴とする。
ニアモータの速度補正装置は、可動子30と、固定子レ
ール40と、可動子30又は固定子レール40に配設さ
れた磁石列48の磁性を検出する複数の磁気検出センサ
32a,32b,32cと、該磁気検出センサ32a,
32b,32cの信号に基づき可動子30を固定子レー
ル40上に駆動する出力を送出する制御回路50とから
なり、前記複数の磁気検出センサ32a,32b,32
cからの出力の立ち上がり及び立ち下がりのタイミング
に基づき可動子30の速度を算出する速度算出手段58
と、前記複数の磁気検出センサ32a,32b,32c
の出力を基に可動子30の位置を算出する位置算出手段
52と、前記位置算出手段52により算出された位置を
基に、複数の磁気検出センサ32a,32b,32cの
出力の立ち上がり又は立ち下がりのタイミングがずれる
位置を検出する検出手段59と、前記速度算出手段58
により算出される速度を、前記検出手段59のずれの検
出に基づき補正する速度補正手段59と、を有すること
を特徴とする。
【0013】また、請求項5のリニアモータの速度補正
装置は、請求項4において、前記検出手段59が、前記
位置算出手段52により算出された位置を基に、複数の
磁気検出センサ32a,32b,32cの出力の立ち上
がりP3に続く立ち下がりP4を検出し、前記速度補正
手段59が、前記速度算出手段58により算出される速
度を、該検出手段59の該立ち下がりP4の検出に基づ
き、遅くなるように補正する。
装置は、請求項4において、前記検出手段59が、前記
位置算出手段52により算出された位置を基に、複数の
磁気検出センサ32a,32b,32cの出力の立ち上
がりP3に続く立ち下がりP4を検出し、前記速度補正
手段59が、前記速度算出手段58により算出される速
度を、該検出手段59の該立ち下がりP4の検出に基づ
き、遅くなるように補正する。
【0014】更に、請求項6のリニアモータの速度補正
装置は、請求項4において、前記検出手段59が、前記
位置算出手段52により算出された位置を基に、複数の
磁気検出センサ32a,32b,32cの出力の立ち下
がりP6に続く立ち上がりP7を検出し、前記速度補正
手段59が、前記速度算出手段58により算出される速
度を、該検出手段59の該立ち上がりP7の検出に基づ
き、早くなるように補正する。
装置は、請求項4において、前記検出手段59が、前記
位置算出手段52により算出された位置を基に、複数の
磁気検出センサ32a,32b,32cの出力の立ち下
がりP6に続く立ち上がりP7を検出し、前記速度補正
手段59が、前記速度算出手段58により算出される速
度を、該検出手段59の該立ち上がりP7の検出に基づ
き、早くなるように補正する。
【0015】また更に、請求項7のリニアモータの速度
補正装置は、請求項1乃至6において、前記磁気検出セ
ンサが3個の磁気検出センサ32a,32b,32cか
らなる。
補正装置は、請求項1乃至6において、前記磁気検出セ
ンサが3個の磁気検出センサ32a,32b,32cか
らなる。
【0016】
【作用】請求項1のリニアモータの速度補正装置では、
速度算出手段58が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cからの出力の立ち上がり及び立ち下がりの
タイミングに基づき速度を検出する。出力を立ち上げ、
立ち下げる際に、磁気検出センサ32a,32b,32
cは、一定の磁束密度θ1を越える必要がある。従っ
て、図10に示すように立ち上がりt2は、本来のタイ
ミングt1よりも遅れ、他方、立ち下がりt3は、本来
のタイミングt4よりも進む。このため、立ち上がり及
び立ち下がりのタイミング(信号の周期)に基づき速度
を算出すると、立ち上がり信号に続く立ち下がり信号の
ときは、両信号間の周期が短くなり、反対に立ち下がり
信号に続く立ち上がり信号のときは、両信号間の周期が
長くなり、算出した速度は正しい値にならない。このた
め、検出手段59が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cの出力状態を監視し、複数の磁気検出セン
サ32a,32b,32cの出力から立ち上がり及び立
ち下がりのタイミングがずれる点を検出する。そして、
速度補正手段59が、速度算出手段58により算出され
る速度を、前記検出手段59のずれの検出に基づき補正
する。
速度算出手段58が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cからの出力の立ち上がり及び立ち下がりの
タイミングに基づき速度を検出する。出力を立ち上げ、
立ち下げる際に、磁気検出センサ32a,32b,32
cは、一定の磁束密度θ1を越える必要がある。従っ
て、図10に示すように立ち上がりt2は、本来のタイ
ミングt1よりも遅れ、他方、立ち下がりt3は、本来
のタイミングt4よりも進む。このため、立ち上がり及
び立ち下がりのタイミング(信号の周期)に基づき速度
を算出すると、立ち上がり信号に続く立ち下がり信号の
ときは、両信号間の周期が短くなり、反対に立ち下がり
信号に続く立ち上がり信号のときは、両信号間の周期が
長くなり、算出した速度は正しい値にならない。このた
め、検出手段59が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cの出力状態を監視し、複数の磁気検出セン
サ32a,32b,32cの出力から立ち上がり及び立
ち下がりのタイミングがずれる点を検出する。そして、
速度補正手段59が、速度算出手段58により算出され
る速度を、前記検出手段59のずれの検出に基づき補正
する。
【0017】請求項2のリニアモータの速度補正装置で
は、立ち上がりP3に続く立ち下がりP4のときは、信
号の周期が短くなり、算出した速度が早くなる。このた
め、検出手段59が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cの出力状態に基づき、立ち上がりP3に続
く立ち下がりP4を検出し、そして、速度補正手段59
が、該速度算出手段58により算出される速度を、遅く
なるように補正する。
は、立ち上がりP3に続く立ち下がりP4のときは、信
号の周期が短くなり、算出した速度が早くなる。このた
め、検出手段59が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cの出力状態に基づき、立ち上がりP3に続
く立ち下がりP4を検出し、そして、速度補正手段59
が、該速度算出手段58により算出される速度を、遅く
なるように補正する。
【0018】請求項3のリニアモータの速度補正装置で
は、立ち下がりP6に続く立ち上がりP7のときは、信
号の周期が長くなり、算出した速度が遅くなる。このた
め、検出手段59が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cの出力状態に基づき、立ち下がりP6に続
く立ち上がりP7を検出し、そして、速度補正手段59
が、該速度算出手段58により算出される速度を、早く
なるように補正する。
は、立ち下がりP6に続く立ち上がりP7のときは、信
号の周期が長くなり、算出した速度が遅くなる。このた
め、検出手段59が、複数の磁気検出センサ32a,3
2b,32cの出力状態に基づき、立ち下がりP6に続
く立ち上がりP7を検出し、そして、速度補正手段59
が、該速度算出手段58により算出される速度を、早く
なるように補正する。
【0019】請求項4のリニアモータの速度補正装置で
は、速度算出手段58が、複数の磁気検出センサ32
a,32b,32cからの出力の立ち上がり及び立ち下
がりのタイミング(信号の周期)に基づき速度を検出す
る。この際に、立ち上がり信号に続く立ち下がり信号の
ときは、両信号間の周期が短くなり、反対に立ち下がり
信号に続く立ち上がり信号のときは、両信号間の周期が
長くなり、算出した速度は正しい値にならない。このた
め、位置算出手段52が前記複数の磁気検出センサ32
a,32b,32cの出力を基に可動子30の位置を算
出し、検出手段59が、該算出された位置を基に、複数
の磁気検出センサ32a,32b,32cの出力の立ち
上がり及び立ち下がりのタイミングがずれる位置を検出
する。そして、速度補正手段59が、速度算出手段58
により算出される速度を、前記検出手段59のずれの検
出に基づき補正する。
は、速度算出手段58が、複数の磁気検出センサ32
a,32b,32cからの出力の立ち上がり及び立ち下
がりのタイミング(信号の周期)に基づき速度を検出す
る。この際に、立ち上がり信号に続く立ち下がり信号の
ときは、両信号間の周期が短くなり、反対に立ち下がり
信号に続く立ち上がり信号のときは、両信号間の周期が
長くなり、算出した速度は正しい値にならない。このた
め、位置算出手段52が前記複数の磁気検出センサ32
a,32b,32cの出力を基に可動子30の位置を算
出し、検出手段59が、該算出された位置を基に、複数
の磁気検出センサ32a,32b,32cの出力の立ち
上がり及び立ち下がりのタイミングがずれる位置を検出
する。そして、速度補正手段59が、速度算出手段58
により算出される速度を、前記検出手段59のずれの検
出に基づき補正する。
【0020】請求項5のリニアモータの速度補正装置で
は、立ち上がりP3に続く立ち下がりP4のときは、信
号の周期が短くなり、算出した速度が早くなる。このた
め、検出手段59が、位置算出手段52により算出され
た位置を基に、立ち上がりP3に続く立ち下がりP4を
検出し、そして、速度補正手段59が、該速度算出手段
58により算出される速度を、遅くなるように補正す
る。
は、立ち上がりP3に続く立ち下がりP4のときは、信
号の周期が短くなり、算出した速度が早くなる。このた
め、検出手段59が、位置算出手段52により算出され
た位置を基に、立ち上がりP3に続く立ち下がりP4を
検出し、そして、速度補正手段59が、該速度算出手段
58により算出される速度を、遅くなるように補正す
る。
【0021】請求項6のリニアモータの速度補正装置で
は、立ち下がりP6に続く立ち上がりP7のときは、信
号の周期が長くなり、算出した速度が遅くなる。このた
め、検出手段59が、位置算出手段52により算出され
た位置を基に、立ち下がりP6に続く立ち上がりP7を
検出し、そして、速度補正手段59が、該速度算出手段
58により算出される速度を、早くなるように補正す
る。
は、立ち下がりP6に続く立ち上がりP7のときは、信
号の周期が長くなり、算出した速度が遅くなる。このた
め、検出手段59が、位置算出手段52により算出され
た位置を基に、立ち下がりP6に続く立ち上がりP7を
検出し、そして、速度補正手段59が、該速度算出手段
58により算出される速度を、早くなるように補正す
る。
【0022】請求項7のリニアモータの速度補正装置で
は、3個の磁気検出センサ32a,32b,32cを用
いているため、磁気検出センサ32a,32b,32c
の出力の組み合わせ、例えば、オン、オン、オンの組み
合わせから、複数の磁気検出センサ32a,32b,3
2cの出力の立ち上がり及び立ち下がりのずれるタイミ
ング又は位置を容易に検出することができる。
は、3個の磁気検出センサ32a,32b,32cを用
いているため、磁気検出センサ32a,32b,32c
の出力の組み合わせ、例えば、オン、オン、オンの組み
合わせから、複数の磁気検出センサ32a,32b,3
2cの出力の立ち上がり及び立ち下がりのずれるタイミ
ング又は位置を容易に検出することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例について図
を参照して説明する。まず、本発明の第1実施例に係る
ブラシレス直流リニアモータの機械的構成について図2
及び図3を参照して説明する。図2は、第1実施例に係
るブラシレス直流リニアモータ20を構成するコイルユ
ニット32及び該コイルユニット32に一体的に付設さ
れるセンサユニット34とからなる可動子30の斜視図
である。コイルユニット32には、同一形状の3個の可
動子コイル32a、32b、32cが組み込まれてい
る。また、センサユニット34には、ホールICの3個
の磁気検出センサ34a、34b、34cが組み込まれ
ている。そして、各可動子コイル32a、32b、32
cへ通電するための給電線と、各磁気検出センサ34
a、34b、34cの信号線とが、図示しない電力線を
用いて後述する制御回路50へ接続されている。
を参照して説明する。まず、本発明の第1実施例に係る
ブラシレス直流リニアモータの機械的構成について図2
及び図3を参照して説明する。図2は、第1実施例に係
るブラシレス直流リニアモータ20を構成するコイルユ
ニット32及び該コイルユニット32に一体的に付設さ
れるセンサユニット34とからなる可動子30の斜視図
である。コイルユニット32には、同一形状の3個の可
動子コイル32a、32b、32cが組み込まれてい
る。また、センサユニット34には、ホールICの3個
の磁気検出センサ34a、34b、34cが組み込まれ
ている。そして、各可動子コイル32a、32b、32
cへ通電するための給電線と、各磁気検出センサ34
a、34b、34cの信号線とが、図示しない電力線を
用いて後述する制御回路50へ接続されている。
【0024】図3は、上記ブラシレス直流リニアモータ
20の断面を示している。上記可動子30は、アウター
レール42とインナレール44とから形成される固定子
レール40の走行部40’に移動自在に架装されて、コ
イル可動型の三相ブラシレス直流リニアモータ20を構
成している。アウターレール42とインナレール44と
の間には、ヨーク46を介在させて等長の永久磁石4
8、48を長手方向に複数配列した磁石体49が配置さ
れている。この永久磁石48、48は、長手方向に隣り
合うもの、及び向かい合うものを逆極性とし、向かい合
う永久磁石48、48の間に一様な磁界を形成するよう
になっている。
20の断面を示している。上記可動子30は、アウター
レール42とインナレール44とから形成される固定子
レール40の走行部40’に移動自在に架装されて、コ
イル可動型の三相ブラシレス直流リニアモータ20を構
成している。アウターレール42とインナレール44と
の間には、ヨーク46を介在させて等長の永久磁石4
8、48を長手方向に複数配列した磁石体49が配置さ
れている。この永久磁石48、48は、長手方向に隣り
合うもの、及び向かい合うものを逆極性とし、向かい合
う永久磁石48、48の間に一様な磁界を形成するよう
になっている。
【0025】図1は、第1実施例のブラシレス直流リニ
アモータ20を自動ドアの開閉に用いるための制御回路
50を示している。ここで、制御回路50は、図示しな
いCPUとメモリとからなり制御動作を司る主制御部5
5と、複数のトランジスタからなる通電装置63と、ホ
ールIC34A,34B,34Cから入力された出力信
号に基づきパルスを発生するパルス発生装置64とから
構成されているが、動作説明の便宜上、該主制御部55
の行う動作を56〜61の各ブロックで表している。
アモータ20を自動ドアの開閉に用いるための制御回路
50を示している。ここで、制御回路50は、図示しな
いCPUとメモリとからなり制御動作を司る主制御部5
5と、複数のトランジスタからなる通電装置63と、ホ
ールIC34A,34B,34Cから入力された出力信
号に基づきパルスを発生するパルス発生装置64とから
構成されているが、動作説明の便宜上、該主制御部55
の行う動作を56〜61の各ブロックで表している。
【0026】人体検出センサ54は、人体等を非接続で
検出する赤外線センサ、或いは、タッチセンサ、マット
スイッチ等から構成され、人体を検出すると制御回路5
0側へ検出信号を送出する。これに応じて主制御部55
は、可動子30を駆動するために後述する演算処理を行
い、通電装置63の各トランジスタTRa、TRb,T
Rc,TRa’,TRb’,TRc’を通電させて、可
動子30の可動子コイル32a,32b,32cを選択
的に通電し、可動子30を駆動する。
検出する赤外線センサ、或いは、タッチセンサ、マット
スイッチ等から構成され、人体を検出すると制御回路5
0側へ検出信号を送出する。これに応じて主制御部55
は、可動子30を駆動するために後述する演算処理を行
い、通電装置63の各トランジスタTRa、TRb,T
Rc,TRa’,TRb’,TRc’を通電させて、可
動子30の可動子コイル32a,32b,32cを選択
的に通電し、可動子30を駆動する。
【0027】可動子30の移動に伴い、磁気検出センサ
34a,34b,34cが、固定子レール40側に取り
付けられた永久磁石48の磁束密度を検出する。この動
作について図10を参照して説明する。ホールIC34
Aは、図10に示すように永久磁石48の正弦波状に変
化する磁束密度A1を検出し、しきい値θ1を越える磁
束密度に応答して矩形状の出力信号B1を出力する。こ
こで、ホールIC34A,34B,34Cの磁気検出素
子34a,34b,34cは、出力極性を反転するため
に一定のしきい値θ1を越える必要がある。このため、
磁束の極性がS側からN側に切り換わったタイミングt
1から一定の遅延時間を経てから、しきい値θ1を越え
たタイミングt2にて出力信号B1を立ち上げる。他
方、磁束密度A1がしきい値θ1を下回ったタイミング
t3にて出力信号B1を立ち下げ、その後、タイミング
t4において磁束の極性がN側からS側に切り換わる。
即ち、磁束の極性がS側からN側に切り換わった時点か
ら遅延して出力信号B1が立ち上がり、反対に、磁束の
極性がN側からS側に切り換わるより早く出力信号B1
が立ち下がる。
34a,34b,34cが、固定子レール40側に取り
付けられた永久磁石48の磁束密度を検出する。この動
作について図10を参照して説明する。ホールIC34
Aは、図10に示すように永久磁石48の正弦波状に変
化する磁束密度A1を検出し、しきい値θ1を越える磁
束密度に応答して矩形状の出力信号B1を出力する。こ
こで、ホールIC34A,34B,34Cの磁気検出素
子34a,34b,34cは、出力極性を反転するため
に一定のしきい値θ1を越える必要がある。このため、
磁束の極性がS側からN側に切り換わったタイミングt
1から一定の遅延時間を経てから、しきい値θ1を越え
たタイミングt2にて出力信号B1を立ち上げる。他
方、磁束密度A1がしきい値θ1を下回ったタイミング
t3にて出力信号B1を立ち下げ、その後、タイミング
t4において磁束の極性がN側からS側に切り換わる。
即ち、磁束の極性がS側からN側に切り換わった時点か
ら遅延して出力信号B1が立ち上がり、反対に、磁束の
極性がN側からS側に切り換わるより早く出力信号B1
が立ち下がる。
【0028】ここで、図11は、可動子30の移動に伴
う各ホールIC34A、34B、34Cの出力信号B
1、B2,B3を示している。図1に示すパルス発生装
置64には、この出力信号B1、B2,B3が加えら
れ、この波形の立ち上がり及び立ち下がりを捕らえて、
パルスP1〜P7を発生し、速度算出部58及び位置算
出部52に加える。
う各ホールIC34A、34B、34Cの出力信号B
1、B2,B3を示している。図1に示すパルス発生装
置64には、この出力信号B1、B2,B3が加えら
れ、この波形の立ち上がり及び立ち下がりを捕らえて、
パルスP1〜P7を発生し、速度算出部58及び位置算
出部52に加える。
【0029】このパルスP1〜P7の周期を基に速度算
出部58が可動子30の速度を算出する。そして、この
算出された速度に速度補正部59が補正を加える。この
処理について図4のフローチャートを参照して詳細に説
明する。ここでは、パルスP1〜P2が順次、速度算出
部58に加えられたときの処理について説明する。先
ず、可動子30の速度を算出する(S101)。ここで
は、磁気センサの間隔8mmをパルス間時間(パルスP1
からパルスP2までの時間)で割ることにより速度を求
める。そして、このパルスP2に基づき速度が算出され
たタイミングで、パルスP2入力前のホールIC34
A、34B、34Cの出力信号B1、B2,B3が全て
オンかを判断する(S103)。ここでは、ホールIC
34Bの出力信号B2がオフであるため該ステップ10
3がNoとなり、次に、パルスP2入力前のホールIC
34A、34B、34Cの出力信号B1、B2,B3が
全てオフかを判断する(S105)。ここで、ホールI
C34Aの出力信号B1がオンであるため、該ステップ
105がNoとなり、ステップ111に進み、ステップ
101で算出した速度をそのまま補正速度として出力演
算部57へ出力する。そして、上述したと同様な処理
が、パルスP3についても行われる。
出部58が可動子30の速度を算出する。そして、この
算出された速度に速度補正部59が補正を加える。この
処理について図4のフローチャートを参照して詳細に説
明する。ここでは、パルスP1〜P2が順次、速度算出
部58に加えられたときの処理について説明する。先
ず、可動子30の速度を算出する(S101)。ここで
は、磁気センサの間隔8mmをパルス間時間(パルスP1
からパルスP2までの時間)で割ることにより速度を求
める。そして、このパルスP2に基づき速度が算出され
たタイミングで、パルスP2入力前のホールIC34
A、34B、34Cの出力信号B1、B2,B3が全て
オンかを判断する(S103)。ここでは、ホールIC
34Bの出力信号B2がオフであるため該ステップ10
3がNoとなり、次に、パルスP2入力前のホールIC
34A、34B、34Cの出力信号B1、B2,B3が
全てオフかを判断する(S105)。ここで、ホールI
C34Aの出力信号B1がオンであるため、該ステップ
105がNoとなり、ステップ111に進み、ステップ
101で算出した速度をそのまま補正速度として出力演
算部57へ出力する。そして、上述したと同様な処理
が、パルスP3についても行われる。
【0030】ここで、パルスP4が速度算出部58に加
えられたときの処理について説明する。図11に示すよ
うにホールIC34Cの立ち上がりを捕らえたパルスP
3と、ホールIC34Aの立ち下がりを捕らえたパルス
P4との間隔は、パルスP3が遅れ、パルスP4が進ん
でいるため短くなり、上述したように8mmに設定してあ
る磁気センサの距離を、7mm程度として検出することに
なる。即ち、磁気センサの間隔8mmをパルス間時間(P
3からP4)で割る(S101)ことにより求めた算出
速度は、実際の速度より早くなる。そこで、ステップ1
03で、パルスP3入力前のホールIC34A、34
B、34Cの出力信号B1、B2,B3が全てオンかを
判断することにより、この立ち上がりを捕らえたパルス
P3に続く、立ち下がりを捕らえたパルスP4を検出す
る。即ち、パルスP3、パルスP4間で出力信号B1、
B2,B3が全てオンになるため(S103がYe
s)、ステップ107へ進み、ステップ101で算出し
た速度に、検出した距離7mm/磁気センサの間隔8mmを
掛けることにより補正速度を求める。その後、パルスP
5、P6について、上述したP2と同様に処理を進め
る。
えられたときの処理について説明する。図11に示すよ
うにホールIC34Cの立ち上がりを捕らえたパルスP
3と、ホールIC34Aの立ち下がりを捕らえたパルス
P4との間隔は、パルスP3が遅れ、パルスP4が進ん
でいるため短くなり、上述したように8mmに設定してあ
る磁気センサの距離を、7mm程度として検出することに
なる。即ち、磁気センサの間隔8mmをパルス間時間(P
3からP4)で割る(S101)ことにより求めた算出
速度は、実際の速度より早くなる。そこで、ステップ1
03で、パルスP3入力前のホールIC34A、34
B、34Cの出力信号B1、B2,B3が全てオンかを
判断することにより、この立ち上がりを捕らえたパルス
P3に続く、立ち下がりを捕らえたパルスP4を検出す
る。即ち、パルスP3、パルスP4間で出力信号B1、
B2,B3が全てオンになるため(S103がYe
s)、ステップ107へ進み、ステップ101で算出し
た速度に、検出した距離7mm/磁気センサの間隔8mmを
掛けることにより補正速度を求める。その後、パルスP
5、P6について、上述したP2と同様に処理を進め
る。
【0031】次に、パルスP7が速度算出部58に加え
られたときの処理について説明する。図11に示すよう
にホールIC34Cの立ち下がりを捕らえたパルスP6
と、ホールIC34Aの立ち上がりを捕らえたパルスP
7との間隔は、パルスP6が進み、パルスP7が遅れて
いるため長くなり、そして、上述したように8mmに設定
してある磁気センサの距離を、9mm程度として検出する
ことになる。即ち、磁気センサの間隔8mmをパルス間時
間(P6からP7)で割る(S101)ことにより求め
た算出速度は、実際の速度より遅くなる。そこで、ステ
ップ103の判断を経て、ステップ105で、パルスP
7入力前のホールIC34A、34B、34Cの出力信
号B1、B2,B3が全てオフかを判断することによ
り、立ち下がりを捕らえたパルスP6に続く、立ち上が
りを捕らえたパルスP7を検出する。即ち、パルスP
6、パルスP7間で出力信号B1、B2,B3が全てオ
フになるため(S105がYes)、ステップ109へ
進み、ステップ101で算出した速度に、検出した距離
9mm/磁気検センサの間隔8mmを掛けることにより補正
速度を求める。このようにして速度算出部58及び速度
補正部59は、速度を正確に算出して出力演算部57側
へ出力する。
られたときの処理について説明する。図11に示すよう
にホールIC34Cの立ち下がりを捕らえたパルスP6
と、ホールIC34Aの立ち上がりを捕らえたパルスP
7との間隔は、パルスP6が進み、パルスP7が遅れて
いるため長くなり、そして、上述したように8mmに設定
してある磁気センサの距離を、9mm程度として検出する
ことになる。即ち、磁気センサの間隔8mmをパルス間時
間(P6からP7)で割る(S101)ことにより求め
た算出速度は、実際の速度より遅くなる。そこで、ステ
ップ103の判断を経て、ステップ105で、パルスP
7入力前のホールIC34A、34B、34Cの出力信
号B1、B2,B3が全てオフかを判断することによ
り、立ち下がりを捕らえたパルスP6に続く、立ち上が
りを捕らえたパルスP7を検出する。即ち、パルスP
6、パルスP7間で出力信号B1、B2,B3が全てオ
フになるため(S105がYes)、ステップ109へ
進み、ステップ101で算出した速度に、検出した距離
9mm/磁気検センサの間隔8mmを掛けることにより補正
速度を求める。このようにして速度算出部58及び速度
補正部59は、速度を正確に算出して出力演算部57側
へ出力する。
【0032】他方、位置算出部52には、上述したよう
にホールIC34A、34B、34Cの出力信号B1、
B2,B3とパルスP1〜P7とが入力される。該位置
算出部52は、出力信号B1、B2,B3によりパルス
入力の数をカウントアップ・カウントダウンして行くこ
とにより可動子30の位置を検出し、主制御部55及び
目標算出部56へ出力する。
にホールIC34A、34B、34Cの出力信号B1、
B2,B3とパルスP1〜P7とが入力される。該位置
算出部52は、出力信号B1、B2,B3によりパルス
入力の数をカウントアップ・カウントダウンして行くこ
とにより可動子30の位置を検出し、主制御部55及び
目標算出部56へ出力する。
【0033】主制御部55は、ドアを動作させる目標位
置を出力する。目標速度演算部56は、主制御部55か
ら出力された目標位置と、位置算出部52からの現在位
置との差、及び、速度設定部53から設定速度とによ
り、動作すべき目標速度を算出する。出力演算部57
は、目標速度演算部56からの目標速度と、速度算出部
58及び速度補正部59で算出された実速度との差よ
り、可動子30の出力(推力)及び、その出力の方向を
演算する。PWM変換部60は、出力演算部57により
演算された出力値をPWM値(パルス幅変調値)に変換
する。トランジスタ設定装置61は、出力演算部57に
より示された出力(推力)の方向と、ホールIC34A
〜34Cからの出力信号B1,B2,B3(可動子30
と永久磁石48との相対位置)とにより、通電すべき可
動子コイル32a,32b,32cと、通電方向とを決
定し、通電装置63の各駆動トランジスタTRa〜TR
c’のオン/オフを設定する。そして、通電装置63
は、トランジスタ設定部61で示されたオンすべきトラ
ンジスタを、PWM変換部60で示されたPWM値に従
って駆動することで、出力演算部57で設定された出力
(推力)となるよう電流を各可動子コイル32a,32
b,32cに流す。
置を出力する。目標速度演算部56は、主制御部55か
ら出力された目標位置と、位置算出部52からの現在位
置との差、及び、速度設定部53から設定速度とによ
り、動作すべき目標速度を算出する。出力演算部57
は、目標速度演算部56からの目標速度と、速度算出部
58及び速度補正部59で算出された実速度との差よ
り、可動子30の出力(推力)及び、その出力の方向を
演算する。PWM変換部60は、出力演算部57により
演算された出力値をPWM値(パルス幅変調値)に変換
する。トランジスタ設定装置61は、出力演算部57に
より示された出力(推力)の方向と、ホールIC34A
〜34Cからの出力信号B1,B2,B3(可動子30
と永久磁石48との相対位置)とにより、通電すべき可
動子コイル32a,32b,32cと、通電方向とを決
定し、通電装置63の各駆動トランジスタTRa〜TR
c’のオン/オフを設定する。そして、通電装置63
は、トランジスタ設定部61で示されたオンすべきトラ
ンジスタを、PWM変換部60で示されたPWM値に従
って駆動することで、出力演算部57で設定された出力
(推力)となるよう電流を各可動子コイル32a,32
b,32cに流す。
【0034】上記制御回路50により制御されたブラシ
レス直流リニアモータによって、100Kgのドアを一
定速度(0.2m/s)で駆動した実験結果について図
7に示す。図12を参照して前述したように、比較的重
量の重いドアを駆動するためにリニアモータの推力を高
めると、「がた付き」が発生したが、この第1実施例で
は、上述したように正確に実速度を算出するため、なめ
らかにドアを駆動することができた。なお、ここには示
さないが、自動ドアの駆動は、駆動開始時に加速し、目
標速度に達したなら定速で送り、停止位置に近づくと減
速した後停止する一連の動作を行う。本実施例のリニア
モータの速度補正装置では、加速時及び減速時にも正確
に実速度を算出できるため、加速時に滑らかに加速でき
ると共に減速時にも滑らかに減速することが可能とな
る。
レス直流リニアモータによって、100Kgのドアを一
定速度(0.2m/s)で駆動した実験結果について図
7に示す。図12を参照して前述したように、比較的重
量の重いドアを駆動するためにリニアモータの推力を高
めると、「がた付き」が発生したが、この第1実施例で
は、上述したように正確に実速度を算出するため、なめ
らかにドアを駆動することができた。なお、ここには示
さないが、自動ドアの駆動は、駆動開始時に加速し、目
標速度に達したなら定速で送り、停止位置に近づくと減
速した後停止する一連の動作を行う。本実施例のリニア
モータの速度補正装置では、加速時及び減速時にも正確
に実速度を算出できるため、加速時に滑らかに加速でき
ると共に減速時にも滑らかに減速することが可能とな
る。
【0035】次に本発明の第2実施例に係るリニアモー
タの速度補正装置について図5及び図6を参照して説明
する。なお、この第2実施例に係るリニアモータは、図
2及び図3を参照して前述した第1実施例と同様である
ため、図示及び説明を省略する。図5は、第2実施例の
制御回路50を示している。ここで、図5中で第1実施
例の制御回路50と同様な構成の部材については同一の
参照符号を用いると共に説明を省略する。この第2実施
例では、速度補正を行うタイミングを、ホールIC34
A、34B、34Cの出力信号からではなく、位置算出
部52からの信号から判断するようにになっている。
タの速度補正装置について図5及び図6を参照して説明
する。なお、この第2実施例に係るリニアモータは、図
2及び図3を参照して前述した第1実施例と同様である
ため、図示及び説明を省略する。図5は、第2実施例の
制御回路50を示している。ここで、図5中で第1実施
例の制御回路50と同様な構成の部材については同一の
参照符号を用いると共に説明を省略する。この第2実施
例では、速度補正を行うタイミングを、ホールIC34
A、34B、34Cの出力信号からではなく、位置算出
部52からの信号から判断するようにになっている。
【0036】位置算出部52には、上記出力信号B1、
B2,B3とパルス発生装置64からのパルスP1〜P
7とが入力されている。該位置算出部52は、出力信号
B1、B2,B3によりパルス入力の数をカウントアッ
プ・カウントダウンして行くことにより可動子30の位
置を検出し、主制御部55、目標算出部56へ出力し、
更に、図11に示すように、磁気検出センサ34a,3
4b,34cに対する永久磁石48の位置を位置カウン
ト値1、2、3・・・として速度補正部59へ出力して
いる。
B2,B3とパルス発生装置64からのパルスP1〜P
7とが入力されている。該位置算出部52は、出力信号
B1、B2,B3によりパルス入力の数をカウントアッ
プ・カウントダウンして行くことにより可動子30の位
置を検出し、主制御部55、目標算出部56へ出力し、
更に、図11に示すように、磁気検出センサ34a,3
4b,34cに対する永久磁石48の位置を位置カウン
ト値1、2、3・・・として速度補正部59へ出力して
いる。
【0037】他方、速度算出部58には、第1実施例と
同様にパルスP1〜P7が入力され、この周期を基に可
動子30の速度を算出している。そして、この算出され
た速度に速度補正部59が補正を加えている。この処理
について図6のフローチャートを参照して説明する。こ
こでは、パルスP1〜P2が順次、速度算出部58に加
えられた処理について説明する。先ず、可動子30の速
度を算出する(S201)。ここでは、磁気センサの間
隔8mmをパルス間時間(パルスP1からパルスP2まで
の時間)で割ることにより速度を求める。そして、パル
スP2入力前の位置カウント値が6n−3(ここで、n
は1以上の整数)かを判断する(S203)。ここで
は、図11に示すように位置カウンタ値が“1”である
ため該ステップ203がNoとなり、次に、位置カウン
タ値が6nかを判断するが(S205)、該ステップ2
05もNoとなり、ステップ211に進み、ステップ2
01で算出した速度をそのまま補正速度として出力演算
部57側へ出力する。上述したと同様な処理が、パルス
P3についても行われる。
同様にパルスP1〜P7が入力され、この周期を基に可
動子30の速度を算出している。そして、この算出され
た速度に速度補正部59が補正を加えている。この処理
について図6のフローチャートを参照して説明する。こ
こでは、パルスP1〜P2が順次、速度算出部58に加
えられた処理について説明する。先ず、可動子30の速
度を算出する(S201)。ここでは、磁気センサの間
隔8mmをパルス間時間(パルスP1からパルスP2まで
の時間)で割ることにより速度を求める。そして、パル
スP2入力前の位置カウント値が6n−3(ここで、n
は1以上の整数)かを判断する(S203)。ここで
は、図11に示すように位置カウンタ値が“1”である
ため該ステップ203がNoとなり、次に、位置カウン
タ値が6nかを判断するが(S205)、該ステップ2
05もNoとなり、ステップ211に進み、ステップ2
01で算出した速度をそのまま補正速度として出力演算
部57側へ出力する。上述したと同様な処理が、パルス
P3についても行われる。
【0038】ここで、パルスP4が速度算出部58に加
えられたときの処理について説明する。図11に示すよ
うに出力信号B3の立ち上がりを捕らえたパルスP3
と、出力信号B1の立ち下がりを捕らえたパルスP4と
の間隔は、パルスP3が遅れ、パルスP4が進んでいる
ため短くなり、8mmに設定してある磁気センサの距離
を、7mm程度として検出することになる。即ち、磁気セ
ンサの間隔8mmをパルス間時間(P3からP4)で割る
(S201)ことにより求めた算出速度は、実際の速度
より早くなる。そこで、ステップ203で、パルスP3
入力前の位置カウント値が6n−3かを判断することに
より、この立ち上がりを捕らえたパルスP3に続く立ち
下がりを捕らえたパルスP4かを検出する。即ち、ここ
ではパルスP3入力前の位置カウント値“3”が入力さ
れ、6n−3=3となるため(S203がYes)、ス
テップ207へ進み、ステップ201で算出した速度
に、検出した距離7mm/磁気センサの間隔8mmを掛ける
ことにより補正速度を求める。その後、パルスP5、P
6について、上述したP2と同様に処理を進める。
えられたときの処理について説明する。図11に示すよ
うに出力信号B3の立ち上がりを捕らえたパルスP3
と、出力信号B1の立ち下がりを捕らえたパルスP4と
の間隔は、パルスP3が遅れ、パルスP4が進んでいる
ため短くなり、8mmに設定してある磁気センサの距離
を、7mm程度として検出することになる。即ち、磁気セ
ンサの間隔8mmをパルス間時間(P3からP4)で割る
(S201)ことにより求めた算出速度は、実際の速度
より早くなる。そこで、ステップ203で、パルスP3
入力前の位置カウント値が6n−3かを判断することに
より、この立ち上がりを捕らえたパルスP3に続く立ち
下がりを捕らえたパルスP4かを検出する。即ち、ここ
ではパルスP3入力前の位置カウント値“3”が入力さ
れ、6n−3=3となるため(S203がYes)、ス
テップ207へ進み、ステップ201で算出した速度
に、検出した距離7mm/磁気センサの間隔8mmを掛ける
ことにより補正速度を求める。その後、パルスP5、P
6について、上述したP2と同様に処理を進める。
【0039】次に、パルスP7が速度算出部58に加え
られたときの処理について説明する。図11に示すよう
に出力信号B3の立ち下がりを捕らえたパルスP6と、
出力信号B1の立ち上がりを捕らえたパルスP7との間
隔は、パルスP6が進み、パルスP7が遅れているため
長くなり、8mmに設定してある磁気センサの距離を、9
mm程度として検出することになる。即ち、磁気センサの
間隔8mmをパルス間時間(P6からP7)で割る(S2
01)ことにより求めた算出速度は、実際の速度より遅
くなる。そこで、ステップ203の判断を経て、ステッ
プ205で、パルスP7入力前の位置カウント値が6n
かを判断することにより、立ち下がりを捕らえたパルス
P6に続く、立ち上がりを捕らえたパルスP7を検出す
る。即ち、ここではパルスP7入力前の位置カウント値
“6”が入力されているため、ステップ205がYes
となりステップ209へ進み、ステップ201で算出し
た速度に、検出した距離9mm/磁気センサの間隔8mmを
掛けることにより補正速度を求める。
られたときの処理について説明する。図11に示すよう
に出力信号B3の立ち下がりを捕らえたパルスP6と、
出力信号B1の立ち上がりを捕らえたパルスP7との間
隔は、パルスP6が進み、パルスP7が遅れているため
長くなり、8mmに設定してある磁気センサの距離を、9
mm程度として検出することになる。即ち、磁気センサの
間隔8mmをパルス間時間(P6からP7)で割る(S2
01)ことにより求めた算出速度は、実際の速度より遅
くなる。そこで、ステップ203の判断を経て、ステッ
プ205で、パルスP7入力前の位置カウント値が6n
かを判断することにより、立ち下がりを捕らえたパルス
P6に続く、立ち上がりを捕らえたパルスP7を検出す
る。即ち、ここではパルスP7入力前の位置カウント値
“6”が入力されているため、ステップ205がYes
となりステップ209へ進み、ステップ201で算出し
た速度に、検出した距離9mm/磁気センサの間隔8mmを
掛けることにより補正速度を求める。
【0040】このようにして速度算出部58及び速度補
正部59は、速度を正確に算出して出力演算部57側へ
出力する。他方、目標速度演算部56は、主制御部55
から出力された目標位置と、位置算出部52からの現在
位置との差、及び、速度設定部53から設定速度とによ
り、動作すべき目標速度を算出している。出力演算部5
7は、目標速度演算部56からの目標速度と、速度算出
部28及び速度補正部59で算出された実速度との差よ
り、可動子30の出力(推力)及びその出力の方向を演
算する。これに基づきPWM変換部60及びトランジス
タ設定装置61が指令値を算出し、これに従い通電装置
63は、トランジスタを制御して可動子コイル32a,
32b,32cを励磁し、可動子30を駆動する。
正部59は、速度を正確に算出して出力演算部57側へ
出力する。他方、目標速度演算部56は、主制御部55
から出力された目標位置と、位置算出部52からの現在
位置との差、及び、速度設定部53から設定速度とによ
り、動作すべき目標速度を算出している。出力演算部5
7は、目標速度演算部56からの目標速度と、速度算出
部28及び速度補正部59で算出された実速度との差よ
り、可動子30の出力(推力)及びその出力の方向を演
算する。これに基づきPWM変換部60及びトランジス
タ設定装置61が指令値を算出し、これに従い通電装置
63は、トランジスタを制御して可動子コイル32a,
32b,32cを励磁し、可動子30を駆動する。
【0041】なお、前述した第1、第2実施例では、リ
ニアモータによりドアを駆動する例を挙げたが、本発明
はドアに限らず、物品を略直線状に搬送するもの、例え
ば、工場等で組立部品の搬送に用いられている物品搬送
装置等にも好適に適用できる。また、磁気検出センサと
して3個のセンサを用いる例を挙げたが、本発明は、2
以上のセンサが用いられる場合には好適に適用すること
ができる。また、上述した実施例では、可動子側にコイ
ルが、また固定子側に永久磁石が配置される構成を例に
挙げて説明したが、本発明は、固定子側にコイルが、そ
して、可動子側に永久磁石が配置されるリニアモータの
速度制御にも好適に用いることができる。更に、上述し
た実施例では、図4に示す処理において、ステップ10
1で予め速度を算出してから必要に応じてステップ10
7及びステップ109で補正を加えたが、各パルスP1
〜P7に対応させてそれぞれ速度算出することにより、
最初から補正された正確な速度を算出することも勿論可
能である。
ニアモータによりドアを駆動する例を挙げたが、本発明
はドアに限らず、物品を略直線状に搬送するもの、例え
ば、工場等で組立部品の搬送に用いられている物品搬送
装置等にも好適に適用できる。また、磁気検出センサと
して3個のセンサを用いる例を挙げたが、本発明は、2
以上のセンサが用いられる場合には好適に適用すること
ができる。また、上述した実施例では、可動子側にコイ
ルが、また固定子側に永久磁石が配置される構成を例に
挙げて説明したが、本発明は、固定子側にコイルが、そ
して、可動子側に永久磁石が配置されるリニアモータの
速度制御にも好適に用いることができる。更に、上述し
た実施例では、図4に示す処理において、ステップ10
1で予め速度を算出してから必要に応じてステップ10
7及びステップ109で補正を加えたが、各パルスP1
〜P7に対応させてそれぞれ速度算出することにより、
最初から補正された正確な速度を算出することも勿論可
能である。
【0042】また、上述した実施例では、図10を参照
してホールICのしきい値θ1は、出力信号B1を立ち
上げる際も、立ち下げる際も均一の値であるものとして
説明を行ったが、実際にはホール素子にヒステリシス特
性があるため、立ち上げと立ち下げで僅かに異なる。本
発明は、ヒステリシスによる誤差分をも含めて図4で参
照したステップ107及び109、或いは、図6で参照
したステップ207及び209で補正を行い、正しい速
度を算出している。
してホールICのしきい値θ1は、出力信号B1を立ち
上げる際も、立ち下げる際も均一の値であるものとして
説明を行ったが、実際にはホール素子にヒステリシス特
性があるため、立ち上げと立ち下げで僅かに異なる。本
発明は、ヒステリシスによる誤差分をも含めて図4で参
照したステップ107及び109、或いは、図6で参照
したステップ207及び209で補正を行い、正しい速
度を算出している。
【0043】
【効果】以上記述したように本発明のリニアモータの速
度補正装置によれば、算出速度が正確でないタイミング
において補正を行うことにより、可動子の速度を正確に
求めることが可能となる。このため、リニアモータの速
度を正しく制御し、重量物をも滑らかに搬送することが
できる。更に、本発明は、リニアモータの制御装置の制
御用プログラムに上述した機能を書き加えることにより
具現化可能であるため、部品コストを増大させることな
く容易に実施可能である。
度補正装置によれば、算出速度が正確でないタイミング
において補正を行うことにより、可動子の速度を正確に
求めることが可能となる。このため、リニアモータの速
度を正しく制御し、重量物をも滑らかに搬送することが
できる。更に、本発明は、リニアモータの制御装置の制
御用プログラムに上述した機能を書き加えることにより
具現化可能であるため、部品コストを増大させることな
く容易に実施可能である。
【図1】本発明の第1実施例に係る三相ブラシレス直流
リニアモータの制御回路の電気的構成を示すブロック図
である。
リニアモータの制御回路の電気的構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1実施例に係る三相ブラシレス直流
リニアモータの可動子を示す斜視図である。
リニアモータの可動子を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る三相ブラシレス直流
リニアモータを示す断面図である。
リニアモータを示す断面図である。
【図4】第1実施例の速度算出及び速度補正処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る三相ブラシレス直流
リニアモータの制御回路の電気的構成を示すブロック図
である。
リニアモータの制御回路の電気的構成を示すブロック図
である。
【図6】第2実施例の速度算出及び速度補正処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】本発明の第1実施例に係る三相ブラシレス直流
リニアモータの速度試験の結果を示すグラフである。
リニアモータの速度試験の結果を示すグラフである。
【図8】従来技術に係るリニアモータの構成を示す説明
図である。
図である。
【図9】従来技術に係るリニアモータの制御回路の回路
図である。
図である。
【図10】ホールICの出力を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図11】パルス発生装置の波形を示すタイムチャート
である。
である。
【図12】従来技術に係るリニアモータの速度試験の結
果を示すグラフである。
果を示すグラフである。
20 ブラシレス直流リニアモータ 30 可動子 32a 可動子コイル 34a 磁気検出センサ 40 固定子レール 48 永久磁石 50 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 可動子と、固定子レールと、可動子又は
固定子レールに配設された磁石列の磁性を検出する複数
の磁気検出センサと、該磁気検出センサの信号に基づき
可動子を固定子レール上に駆動する制御回路とからなる
リニアモータの速度補正装置であって、 前記複数の磁気検出センサが出力する信号の立ち上がり
及び立ち下がりのエッジでパルスを発生するパルス発生
手段と、前記パルス信号に基づき 可動子の速度を算出する速度算
出手段と、 前記複数の磁気検出センサの出力状態から、前記磁気検
出センサの検出感度に起因して発生する、複数の磁気検
出センサが出力する信号の立ち上がり及び立ち下がりの
磁石列に対するタイミングのずれを推定して、前記速度
算出手段が算出する速度を補正する補正手段と、を有す
ることを特徴とするリニアモータの速度補正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02760295A JP3206355B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | リニアモータの速度補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02760295A JP3206355B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | リニアモータの速度補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205572A JPH08205572A (ja) | 1996-08-09 |
| JP3206355B2 true JP3206355B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=12225480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02760295A Expired - Lifetime JP3206355B2 (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | リニアモータの速度補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3206355B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP02760295A patent/JP3206355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08205572A (ja) | 1996-08-09 |
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Legal Events
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