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JP3207514B2 - 壁 体 - Google Patents
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JP3207514B2 - 壁 体 - Google Patents

壁 体

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JP3207514B2
JP3207514B2 JP14013392A JP14013392A JP3207514B2 JP 3207514 B2 JP3207514 B2 JP 3207514B2 JP 14013392 A JP14013392 A JP 14013392A JP 14013392 A JP14013392 A JP 14013392A JP 3207514 B2 JP3207514 B2 JP 3207514B2
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパネル工法によるプレフ
ァブ建築に使用する壁体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パネル工法によるプレファブ建築
においては、床上に単一の壁パネルや複数の壁パネルを
連結してなる壁体を立設して壁を構築しているが、壁に
出入口として開口部を設け、該開口部に引込み戸(引込
み形式の引戸)を取り付ける場合に、既存の壁パネルで
はその内部に引込み戸を引き込むことができないため、
引込み戸を引き込んで収納する引込み戸収納壁部分に付
いては軸組工法で造作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、軸組工法で引
込み戸収納壁部分を造作するには、熟練した専門職人が
必要であるだけでなく、その造作に多大な時間を要し、
プレファブ建築の施工における工場化率を極力高めてよ
り一層工業化を図る上で非常に妨げとなるという問題点
があった。
【0004】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、開口部に引込み戸を取り付け得るよう
にされているとともに、簡便に立設することができる壁
体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の壁体においては、引込み戸を建て込む開口
部と、引込み戸を収脱自在に収納する収納部および該収
納部に引込み戸を引き込む引込み口を備えた一対の引込
み戸収納壁パネルと、該一対の引込み戸収納壁パネルと
一体化された下り壁パネルとを備え、前記引込み戸収納
壁パネルは、互いに平行に離間配置された竪芯材の上下
端部間にそれぞれ横の芯材を組み付けることで矩形枠状
に形成されたフレームと、該フレームの表裏面に設けら
れた壁面材とから成り、前記フレームの竪芯材は、引込
み戸収納壁パネルの左右の側縁部を構成するとともに、
前記収納部の左右の側縁部を構成し、 前記引込み口は、
前記竪芯材のうち前記開口部に隣接する側の竪芯材に設
けられ、前記フレームの竪芯材間に配置された横の芯材
のうち下端部間に配置された下端芯材の上面には、前記
一対の引込み戸収納壁パネルを床上に立設した際に、前
記引込み戸収納壁パネル間に設けられ、且つ引き戸の開
閉移動を案内する敷居との高さ調節のための調整材が設
けられた構成とした。さらに、片引き形式の引込み戸の
場合には、開口部の一方の側部に引込み戸収納壁パネル
を配設する一方、前記開口部の他方の側部には壁パネル
を配設してもよい。この壁パネルにおいて、前記開口部
に引込み戸が立て込まれた際に、該引込み戸が当たる面
には方立てが取り付けられる。また、予め、前記引込み
戸の開閉移動を案内する敷居を設けておいてもよいし、
鴨居を設けておいてもよい。さらに、予め、鴨居と敷居
との間に引込み戸を建て込んでおいてもよい。
【0006】
【作用】本発明に係る壁体によれば、引込み戸を建て込
む開口部と、引込み戸を収脱自在に収納する収納部およ
び該収納部に引込み戸を引き込む引込み口を備えた一対
の引込み戸収納壁パネルと、該一対の引込み戸収納壁パ
ネルと一体化された下り壁パネルとを備えているため、
床上にこの壁体を立設するだけで、引込み戸を建て込む
開口部を有する壁が構築される。さらに、前記引込み戸
収納壁パネルは、互いに平行に離間配置された竪芯材の
上下端部間にそれぞれ横の芯材を組み付けることで矩形
枠状に形成されたフレームと、該フレームの表裏面に設
けられた壁面材とから成り、前記フレームの竪芯材が、
引込み戸収納壁パネルの左右の側縁部を構成するととも
に、前記収納部の左右の側縁部を構成しているので、前
記竪芯材及び横の芯材を矩形枠状に組んでフレームを形
成し、該フレームの表裏面に壁面材を取り付けるだけ
で、引込み戸を収納する収納部を備えた引込み戸収納壁
パネルを製造することができる。また、前記引込み戸収
納壁パネルと前記収納部は、竪芯材、横芯材及び壁面材
により構成されており、前記引込み戸収納壁パネル内に
前記収納部の左右側縁部を構成する部材を設ける必要が
ないので、前記収納部を備える引込み戸収納壁パネルの
構造の簡易化を図ることができる。また、引込み戸収納
壁パネルの前記フレームを構成する下端芯材の上面に
は、前記一対の引込み戸収納壁パネルを床上に立設した
際に、前記引込み戸収納壁パネル間に設けられ、且つ引
き戸の開閉移動を案内する敷居との高さ調節のための調
整材が設けられているので、引込み戸収納壁パネルを床
上に立設し、前記引込み戸収納壁パネル間に敷居を配置
するだけで、敷居により開閉移動を案内される引き戸を
前記収納部に円滑に収脱できるものとなる。つまり、収
納部の下面を構成する調整材と敷居との高さ調節を行う
必要がないので、前記鴨居を配置する際に、床上に配置
された引込み戸収納壁パネル自体の高さを調節する必要
がなくなり、壁体の設置を容易に行うことができる。ま
た、前記調整材は引込み戸収納壁パネル内に配置された
状態となるので、外部に現れず引込み戸収納壁パネルの
意匠性を損なうことがないとともに、壁体自体の搬送時
にも調整材が邪魔になることがない。片引き形式の引込
み戸の場合には、開口部の一方の側部に引込み戸収納壁
パネルが配設されている一方、前記開口部の他方の側部
には壁パネルが配設されているため、床上にこの壁体を
立設するだけで、片引き形式の引込み戸を建て込む開口
部を有する壁が構築される。また、予め、壁体に前記引
込み戸の開閉移動を案内する敷居や鴨居を設けておけ
ば、現場へ搬入する部品点数が減るとともに、現場でこ
れら敷居や鴨居を取り付けずに済むだけでなく、開口部
の周側部が各パネルおよび敷居によって囲まれることに
よって、壁体の剛性が高まる。さらに、予め、敷居と鴨
居との間に引込み戸を建て込んでおけば、現場へ搬入す
る部品点数が減るとともに、現場で引込み戸を建て込ま
ずに済む。さらに、方引き形式の引き戸においても、引
込み戸収納壁パネル内には、前記調整材が設けられてい
るので、引込み戸収納壁パネルを床上に立設し、前記引
込み戸収納壁パネル間に敷居を設けるだけで、敷居によ
り開閉移動を案内される引き戸を円滑に収納部に収脱で
きる。また、前記調整材は引込み戸収納壁パネル内に配
置されているので、外部に現れず引込み戸収納壁パネル
の意匠性を損なうことがないとともに、壁体自体の搬送
時にも調整材が邪魔になることがない。つまり、鴨居と
の高さ調節を行うために床上に配置された引込み戸収納
壁パネル自体の高さを調節する必要がなくなり、壁体の
設置を容易に行うことができる。また、壁パネルにおい
て、前記開口部に引込み戸が立て込まれた際に、該引込
み戸が当たる面に方立てが取り付けられるので、壁パネ
ルの側端面により形成される前記開口部の他方の側部の
納まりが良いとともに、壁パネルの強度及び前記他方の
側部の強度の向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】本発明に係る壁体の第1実施例を図1乃至図
7に示し、以下に説明する。それらのうち、図1は壁体
の全体斜視図、図2は図1のII−IIにおける平面断面
図、図3は壁体の引込み戸収納壁パネルの全体斜視図、
図4は引込み戸収納壁パネルのフレームの全体斜視図、
図5は引込み戸収納壁パネルの引込み口側の側面図、図
6は引込み戸収納壁パネルと敷居との連結部分の要部斜
視図、図7は引込み戸収納壁パネルと鴨居との連結部分
の要部斜視図である。
【0008】この壁体100は、パネル工法によるプレ
ファブ建築において、出入口となる開口部110を有す
る間仕切壁となるもので、図1に示すように、開口部1
10の左右両側側部に夫々配設された一対の引込み戸収
納壁パネル1,1と、開口部110の上部で引込み戸収
納壁パネル1,1間に配設された下り壁パネル3とが一
体化されてできている。そして、引込み戸収納壁パネル
1,1間に敷居4および鴨居5が渡されているととも
に、それら敷居4および鴨居5の間に引込み戸2,2
(即ち、開口部110を開けた際に、壁の内部に収納さ
れる形式の引戸)が建て込まれている。引込み戸収納壁
パネル1、下り壁パネル3、敷居4、および鴨居5は、
例えば、相互に接着されているとともに、図示省略する
が、必要に応じて釘やステープルやボルト・ナット等で
相互に止着されている。壁体100を床上に立設して固
定する手段は、通常の壁パネルやその組合せからなる壁
体の立設および固定手段と同じである。
【0009】前記引込み戸収納壁パネル1は、図1およ
び図2に示すように、その内部に、引込み戸2を収納し
得るようになっているもので、引込み戸2を収脱自在に
収納する収納部10と、該収納部10に引込み戸2を引
き込ませる引込み口11とを備えている。この収納部1
0は、図2乃至図4に示すように、矩形状に組まれたフ
レーム12と該フレーム12の両側面に取り付けられた
壁面材13,13とに囲まれて形成されている。フレー
ム12は、少なくとも竪枠部となる竪芯材12A,12
Bと上端芯材12Cと下端芯材12Dとでできている
が、ここではさらに、敷居4との高さ調整のために下端
芯材12Dの上に取り付けられた調整材12Eと、引込
み戸収納壁パネル1の上側内部空間14と収納部10と
を画するとともに引込み戸収納壁パネル1の補強も兼ね
た中桟芯材12Fとが付加されて構成されている。そし
て、中桟芯材12Fと上端芯材12Cとは、上側内部空
間14を画成する上部竪芯材12G,12Hで相互に連
結されている。なお、図示省略するが、上側内部空間1
4には、引込み戸収納壁パネル1の補強となる芯材が必
要に応じて竪および横に配設されている。また、上側内
部空間14に断熱材等が詰め込まれるのはいうまでもな
い。前記引込み口11は、図2乃至図5に示すように、
敷居4および鴨居5に連結される側の前記竪芯材12A
が少なくとも引込み戸2の厚さ寸法分だけ離間させられ
た竪芯材要素12a,12bで構成されていることによ
って、調整材12Eから中桟芯材12Fに至るスリット
状に形成されている。引込み口11から引込み戸2を引
き出し易いように、竪芯材要素12a,12bには夫々
欠込み部12c,12cが設けられていて、この欠込み
部12c,12cに手を挿入して、収納部10に収納さ
せた引込み戸2の竪端部をつかむように配慮されてい
る。
【0010】前記引込み戸2は、矩形状に組まれたフレ
ームの両側面に面材が貼設されてできた所謂フラッシュ
ドアや襖や障子などである。引込み戸2の大きさは、開
口部110に建て込まれる枚数(ここでは2枚であ
る。)の引込み戸2によって開口部110を塞ぐことが
できるとともに、引込み戸収納壁パネル1内に丁度収納
され得る程度である。
【0011】前記下り壁パネル3は、開口部110と天
井との間の小壁部分を構成する壁パネルで、矩形状に組
まれたフレームの両側面に面材が貼設されてできてい
る。
【0012】前記敷居4は、その上端面4aが畳(通
常、約6cm程度の厚さである。)の畳表面と略面一にな
るように高さ調整されて取り付けられている。そして、
図1に示すように、床との間にはスペーサ6が介装され
る。このスペーサ6を予め敷居4に取り付けておいても
よい。また、敷居4には、その一端から他端に亘って、
引込み戸2の開閉移動を案内する案内溝40が少なくと
も一条刻設されている。そして、図6に示すように、こ
の案内溝40の底面40aと前記調整材12Eの上端面
12eとが面一にされていて、引込み戸2を円滑に収脱
させることができるようになっている。
【0013】前記鴨居5は、前記下り壁パネル3の下端
に取り付けられていて、その一端から他端に亘って、引
込み戸2の開閉移動を案内する案内溝50が少なくとも
一条刻設されている。この案内溝50の上面、即ち底面
50aは前記中桟芯材12Fの下端面12fよりも低い
高さ位置にされている。ここでは、図7に示すように、
案内溝50の底面50aと中桟芯材12Fの下端面12
fとは略面一になっている。また、案内溝50には、開
口部110を該開口部110の端から丁度半分だけ塞い
だ位置で引込み戸2を止めるストッパー(図示省略)が
設けられている。
【0014】上記第1実施例によれば、壁体100は、
引込み戸2を建て込む開口部110と、収納部10およ
び引込み口11を備えた引込み戸収納壁パネル1,1
と、該引込み戸収納壁パネル1,1と一体化された下り
壁パネル3とを備えているため、床上にこの壁体100
を立設するだけで、熟練者でなくても簡便に引込み戸2
を建て込む壁を構築することができ、プレファブ住宅の
工業化をより一層図ることができる。また、予め、敷居
4や鴨居5が設けられているため、現場へ搬入する部品
点数が減り、部品の管理がし易いとともに、現場でこれ
ら敷居4や鴨居5を取り付けずに済むので、現場での省
力化を図ることができるだけでなく、敷居4が取り付け
られていることによって、壁体100の剛性が高まり、
運搬や立設等の際に壁体100が歪んだり破損したりす
るのが防止される。さらに、予め、引込み戸2が建て込
まれているため、現場へ搬入する部品点数がさらに減
り、部品の管理がし易いとともに、現場で引込み戸2を
建て込まずに済むので、現場での省力化をさらに図るこ
とができる。
【0015】なお、上記第1実施例においては、壁体1
00には予め敷居4および鴨居5が取り付けられてい
て、それら敷居4と鴨居5との間に引込み戸2が建て込
まれているとしたが、これに限定されるものではなく、
現場で敷居4や鴨居5を取り付けて、引込み戸2を建て
込むようにしてもよいのはいうまでもない。
【0016】また、引込み戸収納壁パネル1は上記第1
実施例のものに限らず、収納部10と引込み口11を備
えていれば、フレーム12の構成等は問わない。例え
ば、竪芯材12Aと上部竪芯材12G、或は竪芯材12
Bと上部竪芯材12Hとが通し部材でできていてもよい
し、必ずしも中桟芯材12Fを設けなくてもよい。
お、調整材12Eについては、下端芯材12Dの高さ寸
法が丁度畳の厚さ寸法に相当する。
【0017】さらに、上記第1実施例においては、調整
材12Eと敷居4とを別部材としているが、調整材12
Eと敷居4とを同一の通し部材にして、その端部(調整
材12Eに相当する部分)を引込み戸収納壁パネル1内
に挿入させることによって、敷居4の取付けとともに、
その高さ調整がなされるようにしてもよい。
【0018】さらにまた、上記第1実施例においては、
一条の案内溝40,50に2枚の引込み戸2,2が建て
込まれている両引き戸の場合に付いて説明したが、これ
に限定されるものではなく、案内溝40,50を二条ず
つ設け、引込み戸2を2枚或は4枚建て込む2枚引違い
形式や4枚引違い形式にしてもよいし、案内溝40,5
0を三条ずつ設け、引込み戸2を3枚建て込む3枚引違
い形式にしてもよい。
【0019】本発明に係る壁体の第2実施例の全体斜視
図を図8に示し、以下に説明する。なお、説明の便宜
上、第1実施例と同一の点に付いては同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0020】第2実施例における壁体200が第1実施
例における壁体100と異なる点は、片引き形式の引込
み戸となっている点で、開口部210を挟んで引込み戸
収納壁パネル1の反対側には通常の壁パネル8が配設さ
れるとともに、壁パネル8の引込み戸2が当たる面には
方立て9が取り付けられている。
【0021】壁パネル8は矩形状に組まれたフレームの
両側面に面材が貼設されてできている。この壁パネル8
と下り壁パネル3や敷居4や鴨居5とは、例えば、相互
に接着されているとともに、図示省略するが、必要に応
じて釘やステープルやボルト・ナット等で相互に止着さ
れているのはいうまでもない。
【0022】方立て9は、所謂柱寄せとなるもので、帯
状の板材でできている。そして、壁パネル8の竪端面に
添って接着や釘打ち等により取り付けられている。予め
方立て9を壁体200に取り付けておいてから床上に壁
体200を立設する
【0023】上記第2実施例によれば、開口部210の
一方の側部に引込み戸収納壁パネル1が配設されている
一方、他方の側部には壁パネル8が配設されているた
め、床上にこの壁体200を立設するだけで、片引きの
引込み戸2を建て込む開口部210を有する壁が構築さ
れる。
【0024】なお、上記第2実施例においては、引込み
戸2を収納しない側には壁パネル8を用いているが、壁
パネル8の代わりに引込み戸収納壁パネル1を用いても
よいのはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る壁体によれば、引込み戸を
建て込む開口部と、引込み戸を収脱自在に収納する収納
部および該収納部に引込み戸を引き込む引込み口を備え
た一対の引込み戸収納壁パネルと、該一対の引込み戸収
納壁パネルと一体化された下り壁パネルとを備えている
ため、床上にこの壁体を立設するだけで、引込み戸を建
て込む開口部を有する壁が構築されるので、熟練者でな
くても簡便に引込み戸を建て込む壁を構築することがで
き、プレファブ建築の工業化をより一層図ることができ
る。また、前記引込み戸収納壁パネルは、互いに平行に
離間配置された竪芯材の上下端部間にそれぞれ横の芯材
を組み付けることで矩形枠状に形成されたフレームと、
該フレームの表裏面に設けられた壁面材とから成り、前
記フレームの竪芯材が、引込み戸収納壁パネルの左右の
側縁部を構成するとともに、前記収納部の左右の側縁部
を構成しているので、前記竪芯材及び横の芯材を矩形枠
状に組んでフレームを形成し、該フレームの表裏面に壁
面材を取り付けるだけで、引込み戸を収納する収納部を
備えた引込み戸収納壁パネルを製造することができる。
つまり、前記引込み戸収納壁パネル内部に前記収納部の
左右の側縁部を構成する部材を別途設ける必要がなく、
収納部を備えた引込み戸収納壁パネルの構造の簡易化を
図ることができる。 さらに、引込み戸収納壁パネルの前
記フレームを構成する下端芯材の上面には調整材が設け
られているので、引込み戸収納壁パネルを床上に立設
し、前記引込み戸収納壁パネル間に敷居を配置するだけ
で、敷居により開閉移動を案内される引き戸を前記収納
部に円滑に収脱できるものとなる。つまり、収納部の下
面を構成する調整材と敷居との高さ調節を行う必要がな
いので、前記鴨居を配置する際に、床上に配置された引
込み戸収納壁パネル自体の高さを調節する必要がなくな
り、壁体の設置を容易に行うことができる。片引き形式
の引込み戸の場合には、開口部の一方の側部に引込み戸
収納壁パネルが配設されている一方、前記開口部の他方
の側部には壁パネルが配設されているため、床上にこの
壁体を立設するだけで、片引き形式の引込み戸を建て込
む開口部を有する壁が構築される。さらに、方引き形式
の引き戸の場合、引込み戸収納壁パネルには、前記調整
材が設けられているので、引込み戸収納壁パネルを床上
に立設して、前記引込み戸収納壁パネル間に敷居を設け
るだけで、該敷居により開閉移動を案内される引き戸を
前記収納部に円滑に収脱させることができる。つまり、
鴨居との高さ調節を行うために床上に配置された引込み
戸収納壁パネル自体の高さを調節する必要がなくなり、
壁体の設置を容易に行うことができる。また、壁パネル
において、前記開口部に引込み戸が立て込まれた際に、
該引込み戸が当たる面に方立てが取り付けられるので、
壁パネルの側端面により形成される前記開口部の他方の
側部の納まりが良いとともに、壁パネルの強度及び前記
他方の側部の強度の向上を図ることができる。また、予
め、壁体に前記引込み戸の開閉移動を案内する敷居や鴨
居を設けておけば、現場へ搬入する部品点数が減り、部
品の管理がし易いとともに、現場でこれら敷居や鴨居を
取り付けずに済むので、現場での省力化を図ることがで
きるだけでなく、開口部の周側部が各パネルおよび敷居
によって囲まれることによって、壁体の剛性が高まり、
運搬や立設等の際に壁体が歪んだり破損したりするのが
防止される。さらに、予め、敷居と鴨居との間に引込み
戸を建て込んでおけば、現場へ搬入する部品点数がさら
に減り、部品の管理がし易いとともに、現場で引込み戸
を建て込まずに済むので、現場での省力化をさらに図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における壁体の全体斜視図である。
【図2】図1のII−IIにおける平面断面図である。
【図3】第1実施例における壁体の引込み戸収納壁パネ
ルの全体斜視図である。
【図4】第1実施例における引込み戸収納壁パネルのフ
レームの全体斜視図である。
【図5】第1実施例における引込み戸収納壁パネルの引
込み口側の側面図である。
【図6】第1実施例における引込み戸収納壁パネルと敷
居との連結部分の要部斜視図である。
【図7】第1実施例における引込み戸収納壁パネルと鴨
居との連結部分の要部斜視図である。
【図8】第2実施例における壁体の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 引込み戸収納壁パネル 2 引込み戸 3 下り壁パネル 4 敷居 5 鴨居 8 壁パネル 10 収納部 11 引込み口 100,200 壁体 110,210 開口部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/74 561 E04B 2/00 E06B 3/46

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引込み戸を建て込む開口部と、該開口部
    の左右両側側部に夫々配設され、且つ、引込み戸を収脱
    自在に収納する収納部および該収納部に引込み戸を引き
    込む引込み口を備えた一対の引込み戸収納壁パネルと、
    前記開口部の上部で前記一対の引込み戸収納壁パネル間
    に配設され、且つ、前記一対の引込み戸収納壁パネルと
    一体化された下り壁パネルとを備え 前記引込み戸収納壁パネルは、互いに平行に離間配置さ
    れた竪芯材の上下端部間にそれぞれ横の芯材を組み付け
    ることで矩形枠状に形成されたフレームと、該フレーム
    の表裏面に設けられた壁面材とから成り、 前記フレームの竪芯材は、引込み戸収納壁パネルの左右
    の側縁部を構成するとともに、前記収納部の左右の側縁
    部を構成し、 前記引込み口は、前記竪芯材のうち前記開口部に隣接す
    る側の竪芯材に設けられ、 前記フレームの竪芯材間に配置された横の芯材のうち下
    端部間に配置された下端芯材の上面には、前記一対の引
    込み戸収納壁パネルを床上に立設した際に、前記引込み
    戸収納壁パネル間に設けられ、且つ引き戸の開閉移動を
    案内する敷居との高さ調節のための調整材が設けられて
    いることを特徴とする壁体。
  2. 【請求項2】 引込み戸を建て込む開口部と、該開口部
    の一方の側部に配設され、且つ、引込み戸を収脱自在に
    収納する収納部および該収納部に引込み戸を引き込む引
    込み口を備えた引込み戸収納壁パネルと、前記開口部の
    他方の側部に配設された壁パネルと、前記開口部の上部
    で前記引込み戸収納壁パネルと前記壁パネルとの間に配
    設され、且つ、前記引込み戸収納壁パネルおよび前記壁
    パネルと一体化された下り壁パネルとを備え 前記引込み戸収納壁パネル内には、該引込み戸収納壁パ
    ネルを床上に立設した際に、前記引込み戸収納壁パネル
    間に設けられ、且つ引き戸の開閉移動を案内する敷居と
    の高さ調節のための調整材が設けられ、 前記壁パネルには、前記開口部に引込み戸が立て込まれ
    た際に、該引込み戸が当たる面に方立てが取り付けられ
    ている ことを特徴とする壁体。
  3. 【請求項3】 前記一対の引込み戸収納壁パネル間に前
    記引込み戸の開閉移動を案内する敷居が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の壁体。
  4. 【請求項4】 前記引込み戸収納壁パネルと前記壁パネ
    ルとの間に前記引込み戸の開閉移動を案内する敷居が設
    けられていることを特徴とする請求項2記載の壁体。
  5. 【請求項5】 前記下り壁パネルの下端に前記引込み戸
    の開閉移動を案内する鴨居が設けられていることを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載の壁体。
  6. 【請求項6】 前記下り壁パネルの下端に前記引込み戸
    の開閉移動を案内する鴨居が設けられているとともに、
    該鴨居と前記敷居との間に引込み戸が建て込まれている
    ことを特徴とする請求項3または4記載の壁体。
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