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JP3214601B2 - タクシーの付加料金制適用料金算出方法及びタクシーメータ - Google Patents
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JP3214601B2 - タクシーの付加料金制適用料金算出方法及びタクシーメータ - Google Patents

タクシーの付加料金制適用料金算出方法及びタクシーメータ

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JP3214601B2
JP3214601B2 JP23859295A JP23859295A JP3214601B2 JP 3214601 B2 JP3214601 B2 JP 3214601B2 JP 23859295 A JP23859295 A JP 23859295A JP 23859295 A JP23859295 A JP 23859295A JP 3214601 B2 JP3214601 B2 JP 3214601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシーの乗車料
金を算出する過程で、タクシーの営業走行に応じた運賃
に加算する、例えば、無線予約料金制等の付加料金制の
適用料金を算出する方法と、該方法を実施するのに好適
なタクシーメータに関する。
【0002】
【従来の技術】タクシーの乗車料金は、一般に、営業走
行距離等に応じたその後料金を基本料金に加算すること
で金額が変動する運賃と、営業走行距離に関係なく乗客
の乗車形態に応じて選択的に適用される金額の固定した
付加料金との合計により算出され、運賃の算出に適用す
る料金制や、乗客の乗車形態に応じて適用する前記付加
料金の料金制(付加料金制)は、タクシーメータのタリ
フボタンの操作により選択、設定される。前記運賃の料
金制としては、従来より、昼間等の通常時間帯に適用さ
れる賃走料金制や、深夜から早朝までの時間帯に適用さ
れる深夜早朝割増料金制等があり、前記付加料金制とし
ては、早朝予約料金制、無線配車料金制、迎車料金制等
がある。そして今後は、料金体系や乗客の乗車形態の多
元化、規制緩和等の状況変化に応じて、今までにはない
種々の新規料金制の導入が予想される。
【0003】例えば、運賃に関する新規の料金制として
は、運賃が所定の金額を超えた際にその超過分を一定の
率で割引したり、運賃の割りに乗車時間が短い場合に運
賃を一定の率で割引する割引料金制や、その反対に、所
定の条件が整った際に、運賃のうち前記条件が整った区
間の運賃だけ、即ち、運賃の一部、或は、乗車区間全
体、即ち、運賃の全部を一定の率で割増する割増料金制
等がある。また、付加料金制に関する新規の料金制とし
ては、例えば、ワゴンタイプの車両を無線配車した際に
徴収するワゴンタクシー料金制や、乗車人数が多い時に
加算徴収する人数料金制、トランクに積むような大きい
荷物がある時に加算徴収する荷物料金制等がある。
【0004】このような新規の料金制を導入するに当っ
ての問題というと、複数の割引料金制どうしや複数の割
増料金制どうしの重複適用、或は、規定上重複して徴収
することがないはずの複数の付加料金の重複徴収によ
り、タクシー業者、或は、乗客に金銭的な不利益をもた
らす可能性があるという点が挙げられる。そこで、本出
願人は、特願平7−10641号において、割増/割引
の種類が同じ複数の料金制が設定された場合に、乗務員
が自身で何らかのマニュアル操作を行わなくても、複数
設定された料金制のうち1つだけを自動的に適用して運
賃を算出する方法とタクシーメータを先に提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように先の提案は、運賃の算出に関与する料金制の重
複適用の防止を図ったもので、もう1つの、規定上重複
して適用することができない複数の付加料金制の重複適
用を防止する点については解決するに至っていなかっ
た。
【0006】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、タクシーの営業走行に応じて決定され
る運賃に加算する、複数種類の中から選択した付加料金
制の適用料金を算出するに当たり、規定上重複して適用
することができない複数の付加料金制の重複適用を確実
に防止することができるタクシーの付加料金制適用料金
算出方法と、該方法を実施するのに好適なタクシーメー
タとを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する請求
項1乃至請求項3記載の本発明は、タクシーの付加料金
制適用料金算出方法に関するもので、請求項4乃至請求
項10記載の本発明は、タクシーメータに関するもので
ある。そして、請求項1記載の本発明によるタクシーの
付加料金制適用料金算出方法は、タクシーの営業走行に
応じて決定される運賃に加算する、複数種類の中から選
択した付加料金制の適用料金を、タクシーメータにおい
て算出する方法において、前記複数種類の付加料金制
を、重複適用できない付加料金制どうしが同一グループ
に属するように分類し、前記各グループにおいて、該グ
ループ内の単一の付加料金制が選択された際に、該単一
の付加料金制の選択を有効とし、前記各グループにおい
て、該グループ内の複数種類の付加料金制が選択された
際に、該複数種類の付加料金制のうち単一の付加料金制
のみの選択を有効として、残りの付加料金制の選択を無
効とし、前記各グループ毎の選択を有効とした各付加料
金制の規定金額を合計することで前記適用料金を算出す
るようにしたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の本発明によるタクシ
ーの付加料金制適用料金算出方法は、前記各グループに
おいて、該グループ内の複数種類の付加料金制が選択さ
れた際に、該複数種類の付加料金制のうち前記規定金額
が最も高い単一の付加料金制のみの選択を有効とするよ
うにした。さらに、請求項3記載の本発明によるタクシ
ーの付加料金制適用料金算出方法は、前記各グループに
おいて、該グループ内の複数の付加料金制が順次選択さ
れた際に、該順次選択された複数の付加料金制のうち最
後に選択された単一の付加料金制のみの選択を有効とす
るようにした。
【0009】また、請求項4記載の本発明によるタクシ
ーメータは、図1に基本構成図で示すように、タクシー
の営業走行に応じて決定される運賃に加算する、複数種
類の中からタリフ操作手段307〜315の操作により
選択した付加料金制の適用料金を算出するタクシーメー
タにおいて、重複適用できない前記付加料金制どうしを
同一グループに分類した複数グループ分の、それぞれに
属する前記各付加料金制の分類データを保持する分類デ
ータ保持手段327Aと、前記各付加料金制の前記規定
金額のデータを保持する規定金額データ保持手段327
Bと、前記タリフ操作手段307〜315の操作により
選択された前記付加料金制を、前記分類データ保持手段
327Aの前記分類データに従って前記各グループ別に
分類する分類手段323Aと、前記分類手段323Aに
より分類された前記各グループの付加料金制から、適用
する前記付加料金制をそれぞれ1つずつ抽出する抽出手
段323Bとを備え、前記規定金額データ保持手段32
7Bが保持する前記規定金額のデータを基に、前記抽出
手段323Bが前記各グループ毎に抽出した前記各付加
料金制の規定金額を合計して、該付加料金制の前記適用
料金を算出することを特徴とする。
【0010】さらに、請求項5記載の本発明によるタク
シーメータは、前記抽出手段323Bが、前記規定金額
が最も高い前記付加料金制を抽出するものとした。ま
た、請求項6記載の本発明によるタクシーメータは、前
記抽出手段323Bが、前記タリフ操作手段307〜3
15により順次選択された前記付加料金制のうち最後に
選択された前記付加料金制を抽出するものとした。
【0011】さらに、請求項7記載の本発明によるタク
シーメータは、前記適用料金を表示する表示手段302
をさらに備えるものとした。また、請求項8記載の本発
明によるタクシーメータは、前記表示手段302が、前
記抽出手段323Bが前記各グループの付加料金制から
抽出した前記付加料金制の内容をさらに表示するものと
した。
【0012】さらに、請求項9記載の本発明によるタク
シーメータは、前記タクシーメータが、本体1と、該本
体1に接続された外付け料金表示装置3で構成され、前
記運賃は前記本体1で算出されると共に、前記適用料金
は前記外付け料金表示装置3で算出されるものとした。
また、請求項10記載の本発明によるタクシーメータ
は、前記付加料金制の適用料金を前記運賃の金額と共に
システムデータとして外部に出力するシステムデータ出
力手段323Cをさらに備えるものとした。
【0013】請求項1に記載のタクシーの付加料金制適
用料金算出方法によれば、複数種類の中から選択した付
加料金制が属するグループに、他にも選択した付加料金
制がある場合に、その同じグループ中から単一の付加料
金制の選択しか有効とされないことから、重複適用でき
ない付加料金制どうしが誤って重複適用されることがな
く、しかも、そのようにするために、付加料金制の選択
の際に特別な操作等を行う必要がなく手間がかからな
い。尚、請求項4に記載のタクシーメータによっても同
様の作用が生じる。
【0014】そして、同一グループ中で複数種類の付加
料金制が選択された場合に、そのうち選択を有効とする
1つの付加料金制を選ぶ際には、請求項2に記載の通
り、規定金額が最も高い付加料金制を選んでもよく、そ
のようにすれば、一方で、複数の付加料金制の重複適用
による金銭的な負担増を防いで乗客側の利益を確保しつ
つ、他方で、規定金額の高い方の付加料金制を選択する
ことで、重複適用を禁止することによるタクシー業者側
の収入減を最小限に防ぐことが可能となる。尚、請求項
5記載のタクシーメータによっても同様の作用が生じ
る。
【0015】また、請求項2に記載のタクシーの付加料
金制適用料金算出方法のように、規定金額が最も高い付
加料金制を選ぶ代わりに、請求項3に記載のタクシーの
付加料金制適用料金算出方法の通り、順次選択された複
数の付加料金制のうち最後に選択された付加料金制を選
んでもよく、そのようにすれば、同一グループ中で複数
種類の付加料金制を選択するような状態になった場合
に、本当に適用したい付加料金制を最後に選択すること
で、その付加料金制を確実に選択させることができる。
尚、請求項6記載のタクシーメータによっても同様の作
用が生じる。
【0016】さらに、請求項7記載のタクシーメータに
よれば、抽出手段323Bが各グループ毎に抽出した各
付加料金制の規定金額を合計した適用料金が表示手段3
02に表示されるので、算出した適用料金がいくらにな
ったか容易に確認することが可能となる。また、請求項
8記載のタクシーメータによれば、抽出手段323Bが
抽出した付加料金制の内容が表示手段302に表示され
るので、どの付加料金制が実際に抽出手段323Bで抽
出されたのかを確認することが可能となる。
【0017】さらに、請求項9記載のタクシーメータに
よれば、運賃を算出する本体1に接続され、この本体1
と共にタクシーメータを構成する外付け料金表示装置3
で適用料金を算出するので、新規に追加される付加料金
制を全て外付け料金表示装置3に対応させて、既存の料
金制に対応した装置をそのまま本体1として利用するこ
とが可能となる。また、請求項10記載のタクシーメー
タによれば、運賃の金額と共に付加料金制の適用料金が
システムデータ出力手段323Cによりシステムデータ
として外部に出力されるので、運賃と共に最終的な乗車
料金を算出するのに必要な適用料金のデータを、例え
ば、領収書発行器や運行情報収集装置等の後段の装置に
受け渡すことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるタクシーの付
加料金制適用料金算出方法を、タクシーメータと共に図
面に基づいて説明する。図2は本発明の一実施形態に係
るタクシーメータの概略構成を示す説明図で、本実施形
態のタクシーメータは、タクシーメータ本体1と、該タ
クシーメータ本体1に接続された外付け料金表示装置
(以下、料金表示装置と略記する)3で構成されてい
る。
【0019】図3に示すように、前記タクシーメータ本
体1の前面101には、料金表示部103と、タリフ状
態設定用の空車タリフ、実車タリフ、高速タリフ、支払
タリフ、並びに迎車タリフの5つのボタン105〜11
3と、指数表示用の累計ボタン115等が設けられてい
る。前記料金表示部103は、運賃が表示される主表示
領域103aと、迎車料金及び指数が表示される副表示
領域103bからなり、これら主副の各領域103a,
103bに表示される料金や指数は、前記各タリフボタ
ン105〜113や累計ボタン115の操作に応じ、タ
クシーメータ1内部のE2 PROM(Electrically Era
sable Programmable Read-Only Memory )117に格納
された料金制データに従って、該E2 PROM117に
接続したマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略記
する)118により計算される。また、前記高速タリフ
ボタン109の操作等により高速タリフ状態となった場
合は、料金表示部103の上方の前面101箇所のタリ
フ表示部116に「高速」の文字が発光表示される。
【0020】前記マイコン118は、図示を省略する
が、CPUと、該CPUが行う処理に用いるワークエリ
ア及び各種データを格納するデータエリアを有するRA
Mと、CPUの各種処理動作用の制御プログラムを格納
したROMで構成されている。前記CPUによる運賃の
計算処理は、前記実車、高速、及び支払の3つのタリフ
ボタン107,109,113の操作と、タクシーメー
タ1内部の時計装置(図示せず)が管理する現在時刻に
応じて設定される、運賃の算出に適用する料金制に応じ
た、前記E2 PROM117の料金制データに従って行
われる。尚、前記CPUが行う前記運賃の計算処理の詳
細な内容は、一般的なタクシーメータが行うのと同じ従
来公知の内容であるため説明を省略するが、基本的には
次の通りである。
【0021】まず、不図示の走行センサから入力される
走行パルスの周期或は単位時間当りのパルス数を基に走
行距離を割り出し、その走行距離が所定の基本距離に達
するまでは、前記運賃を一律に基本料金の金額とする。
次に、走行距離が基本距離を越えたならば、基本料金に
その後料金を加算し、以後は、所定のその後距離を走行
する毎にその後料金を加算して行く。これは、通常時間
帯の計算処理であり、深夜早朝割増時間帯には、走行パ
ルスの周期を通常時間帯の1/1.3倍とみなすか、或
は、走行パルスの単位時間当りのパルス数を通常時間帯
の1.3倍にみなして上述の計算処理を行う。これによ
り、通常時間帯の運賃を3割増した深夜早朝割増時間帯
の運賃が算出される。
【0022】尚、時間距離併用制が導入されている場
合、賃走タリフ時には、所定以下の低速走行、及び、停
止の積算時間が前記その後距離に見合った所定の換算時
間に達する毎に、その後料金が加算されて行く。また、
通常時間帯と深夜早朝割増時間帯の料金制の変更は、前
記不図示の時計装置の管理する現在時刻に応じて自動的
に行われる。
【0023】そして、上述の計算処理により運賃を算出
したCPUは、前記料金表示装置3の要求に応じて、前
記走行パルスを基にCPUが算出する各種走行情報の指
数データを含むシステムデータ、及び、現在設定中のタ
リフのデータを出力する。
【0024】図4は前記指数データを含む前記マイコン
118のCPUが出力可能なシステムデータの項目を示
す説明図で、項目番号1はタクシーメータ1が搭載され
たタクシーの車両コード、前記項目番号2は基本料金及
びその後料金を合計してCPUが算出し主表示領域10
3aに表示する乗車料金のデータをそれぞれ示し、項目
番号3〜10が指数データである。前記システムデータ
は、図2に示すように、システムデータ伝送ライン11
9を介してタクシーメータ本体1から料金表示装置3に
出力され、タリフデータはタリフデータ伝送ライン12
1及び入出力インタフェース123を介してタクシーメ
ータ本体1から料金表示装置3に出力される。
【0025】図5に示すように、前記料金表示装置3の
前面301には、第1及び第2の2つの料金表示部30
3,305と、ワゴン料金、予約料金、無線配車料金、
人数料金、荷物料金の5つの付加料金制の選択用のユニ
ットタリフボタン307〜315と、タクシーメータ1
で算出された運賃を割増及び割引するための2つのユニ
ットタリフボタン317,319と、前記第1及び第2
の2つの料金表示部303,305の表示金額の合計金
額を表示させる際に操作される合計ボタン321が設け
られている。また、前記前面301には、各ユニットタ
リフボタン307〜319に対応するユニットタリフの
適用時に点灯し、且つ、適用の設定時に、状況に応じて
点滅する、ワゴン料金、予約料金、無線配車料金、人数
料金、荷物料金、割増、及び、割引の7つのランプ30
7a〜319a等が設けられている。
【0026】ここで、ワゴン料金制とは、ワゴンタイプ
の車両を無線配車した際に徴収する付加料金制を意味
し、本実施形態ではワゴン料金が1000円に設定され
ている。また、予約料金制とは、早朝の時間帯(例えば
5時〜8時)を指定した予約配車時に徴収する付加料金
制を意味し、本実施形態では予約料金が400円に設定
されており、本実施形態では、前記ワゴン料金制と予約
料金制を重複して適用することが禁止されている。
【0027】さらに、無線配車料金制とは、電話による
申し込みで乗客の要求する場所に車両を回送して配車す
る時に徴収する付加料金制を意味し、本実施形態では無
線配車料金が300円に設定されている。また、人数料
金制とは、乗車人数が多い時に加算徴収する付加料金制
を意味し、本実施形態では人数料金が200円に設定さ
れており、本実施形態では、前記無線配車料金制と人数
料金制を重複して適用することが禁止されている。さら
に、荷物料金制とは、通常のキャブタイプの車両でトラ
ンクに積むような大きい荷物がある時に加算徴収する付
加料金制を意味し、本実施形態では荷物料金が100円
に設定されている。
【0028】また、割増及び割引料金とは、例えば運賃
に所定の割増掛け率及び割引掛け率を掛けた料金を意味
する。このうち割増とは、前記人数及び荷物の両付加料
金制と選択的に運用される料金制で、これら人数及び荷
物の両付加料金制のような定額料金を徴収するのではな
く、営業走行距離等に比例した変動料金として徴収する
際に適用される。一方、割引とは、例えば身体障害者の
乗車時や、運賃が所定の金額を超えた際、運賃の割りに
乗車時間が短い場合等に適用される。
【0029】前記第1料金表示部303は、各ユニット
タリフボタン307〜315の操作によるワゴン料金、
予約料金、無線配車料金、人数料金、及び、荷物料金の
各付加料金制の適用時に、運賃に加算して徴収されるこ
れらのワゴン料金、予約料金、無線配車料金、人数料
金、及び、荷物料金の合計金額を表示する。前記第2料
金表示部305は、前記タクシーメータ本体1の料金表
示部103に表示された運賃を表示すると共に、前記割
増、割引の各ユニットタリフボタン317,319の操
作による割増、割引ユニットタリフの適用時には、それ
らユニットタリフに対応する割増、割引料金制を適用し
た後の運賃を表示する。
【0030】尚、前記ユニットタリフボタン307〜3
15の重複操作により、複数の付加料金制が重複して指
定された場合の合計適用料金、及び、割増、割引ユニッ
トタリフの料金制を適用した後の運賃は、前記各ユニッ
トタリフボタン307〜319の操作に応じ、料金表示
装置3内部のE2 PROM327(図6)に格納された
料金制のデータに従って、該E2 PROM327に接続
したマイコン323(図6)により計算される。
【0031】次に、前記マイコン323のハードウェア
構成について、図6のブロック図を参照して説明する。
前記マイコン323は、CPU(Central Processing U
nit 、中央処理装置)323aと、RAM(Random Acc
ess Memory)323bと、ROM(Read-OnlyMemory)
323cとで構成されており、前記料金表示装置3の内
部に設けられている。
【0032】前記CPU323aには、前記各ユニット
タリフボタン307〜319と、合計ボタン321と、
2 PROM327と、第1、第2料金表示部303,
305及び各ランプ307a〜319aのドライバ30
3b〜319bが接続されている。前記RAM323b
には、図7にメモリエリアマップで示すように、各種デ
ータ記憶用のデータエリア及び各種処理作業に用いるワ
ークエリアを有し、データエリアには、料金制データエ
リアが設けられており、ワークエリアには、バッファエ
リア、演算エリア、運賃レジスタエリア、付加料金合計
適用金額レジスタエリア、フラグエリアa〜e等が設け
られている。前記ROM323cには、CPU323a
に各種処理動作を行わせるための制御プログラムが格納
されている。
【0033】前記E2 PROM327は、前記各ユニッ
トタリフボタン307〜319に対応する各ユニットの
料金制のデータと、ユニットタリフボタン307〜31
5に対応する付加料金制中の、重複適用が禁止されてい
る付加料金制どうしを同一グループに分類した分類デー
タとを記憶するもので、前記料金表示装置3の内部に設
けられている。
【0034】図8は前記ワゴン料金、予約料金、無線配
車料金、人数料金、及び、荷物料金の各付加料金制のデ
ータと分類データとのE2 PROM327における記憶
形態を示す説明図で、図に示すように、前記各付加料金
制のデータと分類データは、ワゴン料金、予約料金、無
線配車料金、人数料金、及び、荷物料金の各ユニットタ
リフボタン307〜315の名称、規定金額、並びに、
分類グループ番号からなるテーブルで構成されている。
【0035】このうち分類グループ番号は、前記分類デ
ータ中のグループに付けた謂わば背番号であり、本実施
形態では、先に説明したように、ワゴン料金制と予約料
金制の重複適用が禁止されている関係上、これら2つの
付加料金制の分類グループ番号として「1」が付与され
ており、同様に、無線配車料金制と人数料金制の重複適
用が禁止されている関係上、これら2つの付加料金制の
分類グループ番号として、ワゴン料金制及び予約料金制
とは異なる「2」が付与されている。尚、前記荷物料金
の分類グループ番号は「3」である。
【0036】このように構成された本実施形態の料金表
示装置3においては、前記各ユニットタリフボタン30
7〜315の操作により、対応する付加料金制が、運賃
に加算する付加料金制の適用料金の算出対象として設定
される。そして、本実施形態では、請求項中の複数種類
の中から付加料金制を選択する際に操作されるタリフ設
定手段が、ワゴン料金、予約料金、無線配車料金、人数
料金、及び、荷物料金の5つのユニットタリフボタン3
07〜315で構成され、分類データ保持手段327A
及び規定金額データ保持手段327BがE2 PROM3
27で構成され、表示手段が第1料金表示部303で構
成されている。
【0037】次に、料金表示装置3のワゴン料金制と予
約料金制の重複適用、並びに、無線配車料金制と人数料
金制の重複適用を避けるために、前記ROM323cに
格納された制御プログラムに従いCPU323aが行
う、第1料金表示部303の料金表示と、ワゴン料金、
予約料金、無線配車料金、人数料金、及び、荷物料金の
5つの付加料金制ユニットタリフに対応する各ランプ3
07a〜315aの点灯処理を中心に、図9乃至図16
のフローチャートを参照して説明する。
【0038】料金表示装置3の電源が入り、マイコン3
23が起動してプログラムがスタートすると、図9にメ
インルーチンのフローチャートで示すように、CPU3
23aは初期設定を行う(ステップS10)。この初期
設定では、前記E2 PROM327から各ボタン307
〜319に対応する各ユニットの料金制度の体系データ
を読み込んで、RAM323bの料金制データエリアに
格納すると共に、RAM323bのフラグエリアa〜e
のフラグFa〜Feをそれぞれ0に設定する。
【0039】前記フラグエリアaのフラグFaは、ワゴ
ン料金ユニットタリフボタン307の操作によりワゴン
料金ユニットタリフが設定されている時に「1」とし、
ワゴン料金ユニットタリフが設定されていない時に
「0」とするものである。また、前記フラグエリアbの
フラグFbは、予約料金ユニットタリフボタン307の
操作により予約料金ユニットタリフが設定されている時
に「1」とし、予約料金ユニットタリフが設定されてい
ない時に「0」とするものである。さらに、前記フラグ
エリアcのフラグFcは、無線配車料金ユニットタリフ
ボタン307の操作により無線配車料金ユニットタリフ
が設定されている時に「1」とし、無線配車料金ユニッ
トタリフが設定されていない時に「0」とするものであ
る。
【0040】また、前記フラグエリアdのフラグFd
は、人数料金ユニットタリフボタン307の操作により
人数料金ユニットタリフが設定されている時に「1」と
し、人数料金ユニットタリフが設定されていない時に
「0」とするものである。さらに、前記フラグエリアe
のフラグFeは、人数料金ユニットタリフボタン307
の操作により人数料金ユニットタリフが設定されている
時に「1」とし、人数料金ユニットタリフが設定されて
いない時に「0」とするものである。尚、この初期設定
の時点でタクシーメータ本体1は空車タリフ状態であ
る。
【0041】上述した初期設定が済むと、次のステップ
S11で、タリフデータ伝送ライン121及び入出力イ
ンタフェース123を介して、タクシーメータ本体1か
ら実車又は高速のどちらかのタリフデータが入力された
か否かを基に、タクシーメータ本体1が営業タリフ状態
であるか否かを確認する。タクシーメータ本体1が営業
タリフ状態である場合は(ステップS11でY)、後述
するステップS16Aに進み、営業タリフ状態でない場
合は(ステップS11でN)、タクシーメータ本体1か
ら迎車タリフデータが入力されたか否かを基に、タクシ
ーメータ本体1が迎車タリフ状態であるか否かを確認す
る(ステップS12A)。タクシーメータ本体1が迎車
タリフ状態でない場合は(ステップS12AでN)、後
述するステップS15Aに進み、迎車タリフ状態である
場合は(ステップS12AでY)、付加料金制ユニット
タリフボタン307〜315が操作されているか否かを
確認する(ステップS12B)。
【0042】付加料金制ユニットタリフボタン307〜
315が操作されていない場合は(ステップS12Bで
N)、ステップS10にリターンし、操作されている場
合は(ステップS12BでY)、操作された付加料金制
ユニットタリフボタン309,311に応じて運賃に加
算する付加料金制の合計適用金額の算出処理(その1)
を行う(ステップS13A)。
【0043】この付加料金制合計適用金額算出処理1で
は、図11にサブルーチンのフローチャートで示すよう
に、まず最初のステップSA1で予約料金ユニットタリ
フボタン309が操作されたか否かを確認し、操作され
ていない場合は(ステップSA1でN)、後述するステ
ップSA6に進み、操作されている場合は(ステップS
A1でY)、RAM323bのフラグエリアbのフラグ
Fbが「0」であるか否かを確認する(ステップSA
2)。フラグFbが「0」でない場合は(ステップSA
2でN)、後述するステップSA5に進み、「0」であ
る場合は(ステップSA2でY)、フラグFbを「1」
に設定し(ステップSA3)、予約料金ランプ309a
を点灯させた後(ステップSA4)、ステップSA5に
進む。ステップSA5では、RAM323bのフラグエ
リアcのフラグFcが「0」であるか否かを確認し(ス
テップSA5)、フラグFcが「0」である場合は(ス
テップSA5でY)、後述するステップSA11に進
み、「0」でない場合は(ステップSA5でN)、後述
するステップSA12に進む。
【0044】また、ステップSA1で予約料金ユニット
タリフボタン309が操作されていない場合に進むステ
ップSA6では、無線配車料金ユニットタリフボタン3
11が操作されたか否かを確認し、操作されていない場
合は(ステップSA6でN)、メインルーチンに戻り、
操作されている場合は(ステップSA6でY)、フラグ
エリアcのフラグFcが「0」であるか否かを確認する
(ステップSA7)。フラグFcが「0」でない場合は
(ステップSA7でN)、ステップSA10に進み、
「0」である場合は(ステップSA7でY)、フラグF
cを「1」に設定し(ステップSA8)、無線配車料金
ランプ311aを点灯させた後(ステップSA9)、ス
テップSA10に進む。
【0045】ステップSA10では、フラグエリアbの
フラグFbが「0」であるか否かを確認し、フラグFb
が「0」でない場合は(ステップSA10でN)、ステ
ップSA12に進み、「0」である場合は(ステップS
A10でY)、後述するステップSA13に進む。
【0046】ステップSA11では、RAM323bの
付加料金合計適用金額レジスタエリアの格納値を「40
0」とし、ステップSA12では、前記格納値を「70
0」とし、ステップSA13では、前記格納値を「30
0」とし、いずれもその後、メインルーチンに戻る。
【0047】図9のメインルーチンに話を戻し、ステッ
プS13Aの付加料金制合計適用金額算出処理1が済ん
だならば、付加料金合計適用金額レジスタエリアに格納
した合計適用金額を第1料金表示部303に表示させ
(ステップS13B)、次に、タクシーメータ本体1が
営業タリフ状態であるか否かを確認する(ステップS1
4)。タクシーメータ本体1が営業タリフ状態である場
合は(ステップS14でY)、ステップS16Aに進
み、営業タリフ状態でない場合は(ステップS14で
N)、ステップS10にリターンする。また、ステップ
S12でタクシーメータ本体1が迎車タリフ状態でない
場合(N)に進むステップS15では、第1料金表示部
303の表示をクリアし、その後、後述するステップS
31に進む。
【0048】また、ステップS11及びステップS14
において、タクシーメータ本体1が営業タリフ状態であ
る場合(Y)に進むステップS16Aでは、RAM32
3bに格納された料金制データを基に、第2料金表示部
305に基本料金を表示させ、次に、RAM323bの
運賃レジスタの格納値を基本料金に更新した後(ステッ
プS16B)、後述するステップS17に進む。
【0049】ステップS17では、図10のフローチャ
ートに示すように、システムデータ伝送ライン119を
介してタクシーメータ本体1にシステムデータの出力要
求信号を送出し、次に、タクシーメータ本体1からのシ
ステムデータを受信し(ステップS18)、続いて、割
増、割引どちらかのユニットタリフボタン317,31
9が操作されたか否かを確認する(ステップS19)。
割増、割引どちらかのユニットタリフボタン317,3
19が操作されていない場合は(ステップS19で
N)、運賃レジスタの格納値を、受信したシステムデー
タ中の運賃データで規定された、タクシーメータ本体1
で算出された運賃に更新した後(ステップS20A)、
後述するステップS21に進む。また、割増、割引どち
らかのユニットタリフボタン317,319が操作され
た場合は(ステップS19でY)、ステップS18で受
信したシステムデータと、RAM323bに格納した割
増、割引の各ユニットタリフボタン317,319に対
応する各ユニットの料金制のデータを基に、割増、割引
のうち実際に操作されたユニットタリフボタン317,
319に対応する割増/割引後の運賃を算出し、この算
出した割増/割引後の運賃に運賃レジスタの格納値を更
新した後(ステップS20B)、ステップS21に進
む。
【0050】ステップS21では、第2料金表示部30
5の運賃表示を運賃レジスタの格納値に更新し、続い
て、付加料金制ユニットタリフボタン307〜315が
操作されたか否かを確認する(ステップS22)。付加
料金制ユニットタリフボタン307〜315が操作され
ていない場合は(ステップS22でN)、後述するステ
ップS24に進み、操作された場合は(ステップS22
でY)、操作された付加料金制ユニットタリフボタン3
07〜315に応じて、ステップS13Aの付加料金制
合計適用金額算出処理1と似た内容の付加料金制合計適
用金額算出処理(その2)を行う(ステップS23
A)。
【0051】この付加料金制合計適用金額算出処理2で
は、図12にサブルーチンのフローチャートで示すよう
に、まず最初のステップSB1でワゴン料金ユニットタ
リフボタン307が操作されたか否かを確認し、操作さ
れていない場合は(ステップSB1でN)、後述するス
テップSB8に進み、操作されている場合は(ステップ
SB1でY)、RAM323bのフラグエリアaのフラ
グFaが「0」であるか否かを確認する(ステップSB
2)。フラグFaが「0」でない場合は(ステップSB
2でN)、後述するステップSB5に進み、「0」であ
る場合は(ステップSB2でY)、フラグFaを「1」
に設定し(ステップSB3)、ワゴン料金ランプ307
aを点灯させた後(ステップSB4)、ステップSB5
に進む。ステップSB5では、フラグエリアbのフラグ
Fbが「0」であるか否かを確認し(ステップSB
5)、フラグFbが「0」である場合は(ステップSB
5でY)、後述するステップSB15に進み、「0」で
ない場合は(ステップSB5でN)、フラグFbを
「0」に設定し(ステップSB6)、予約料金ランプ3
09aを消灯させた後(ステップSB7)、ステップS
B15に進む。
【0052】また、ステップSB1でワゴン料金ユニッ
トタリフボタン307が操作されていない場合(N)に
進むステップSB8では、予約料金ユニットタリフボタ
ン309が操作されたか否かを確認し、操作されていな
い場合は(ステップSB8でN)、後述するステップS
B15に進み、操作されている場合は(ステップSB8
でY)、フラグエリアbのフラグFbが「0」であるか
否かを確認する(ステップSB9)。フラグFbが
「0」でない場合は(ステップSB9でN)、後述する
ステップSB12に進み、「0」である場合は(ステッ
プSB9でY)、フラグFbを「1」に設定し(ステッ
プSB10)、予約料金ランプ309aを点灯させた後
(ステップSB11)、ステップSB12に進む。ステ
ップSB12では、フラグエリアaのフラグFaが
「0」であるか否かを確認し、フラグFaが「0」であ
る場合は(ステップSB12でY)、ステップSB32
に進み、「0」でない場合は(ステップSB12で
N)、フラグFaを「0」に設定し(ステップSB1
3)、ワゴン料金ランプ307aを消灯させた後(ステ
ップSB14)、ステップSB32に進む。
【0053】また、ステップSB8で予約料金ユニット
タリフボタン309が操作されていない場合に進むステ
ップSB15では、図13のフローチャートに示すよう
に、無線配車料金ユニットタリフボタン311が操作さ
れたか否かを確認し、操作されていない場合は(ステッ
プSB15でN)、後述するステップSB22に進み、
操作されている場合は(ステップSB15でY)、フラ
グエリアcのフラグFcが「0」であるか否かを確認す
る(ステップSB16)。フラグFcが「0」でない場
合は(ステップSB16でN)、ステップSB19に進
み、「0」である場合は(ステップSB16でY)、フ
ラグFcを「1」に設定し(ステップSB17)、無線
配車料金ランプ311aを点灯させた後(ステップSB
18)、ステップSB19に進む。ステップSB19で
は、RAM323bのフラグエリアdのフラグFdが
「0」であるか否かを確認し、「0」である場合は(ス
テップSB19でN)、ステップSB32に進み、
「0」でない場合は(ステップSB19でY)、フラグ
Fdを「0」に設定し(ステップSB20)、人数料金
ランプ311aを消灯させた後(ステップSB21)、
ステップSB32に進む。
【0054】また、ステップSB15で無線配車料金ユ
ニットタリフボタン311が操作されていない場合
(N)に進むステップSB22では、人数料金ユニット
タリフボタン313が操作されたか否かを確認し、操作
されていない場合は(ステップSB22でN)、後述す
るステップSB29に進み、操作されている場合は(ス
テップSB22でY)、RAM323bのフラグエリア
dのフラグFdが「0」であるか否かを確認する(ステ
ップSB23)。フラグFdが「0」でない場合は(ス
テップSB23でN)、後述するステップSB26に進
み、「0」である場合は(ステップSB23でY)、フ
ラグFdを「1」に設定し(ステップSB24)、人数
料金ランプ313aを点灯させた後(ステップSB2
5)、ステップSB26に進む。ステップSB26で
は、フラグエリアcのフラグFcが「0」であるか否か
を確認し、フラグFcが「0」である場合は(ステップ
SB26でY)、ステップSB32に進み、「0」でな
い場合は(ステップSB26でN)、フラグFcを
「0」に設定し(ステップSB27)、無線配車料金ラ
ンプ311aを消灯させた後(ステップSB28)、ス
テップSB32に進む。
【0055】さらに、ステップSB22で人数料金ユニ
ットタリフボタン313が操作されていない場合(N)
に進むステップSB29では、RAM323bのフラグ
エリアeのフラグFeが「0」であるか否かを確認し、
「0」でない場合は(ステップSB29でN)、ステッ
プSB32に進み、「0」である場合は(ステップSB
29でY)、フラグFeを「1」に設定し(ステップS
B30)、荷物料金ランプ315aを点灯させた後(ス
テップSB31)、ステップSB32に進む。
【0056】ステップSB32では、図14のフローチ
ャートに示すように、フラグエリアaのフラグFaが
「0」であるか否かを確認し、「0」である場合は(ス
テップSB32でY)、後述するステップSB43に進
み、「0」でない場合は(ステップSB32でN)、フ
ラグエリアcのフラグFcが「0」であるか否かを確認
する(ステップSB33)。フラグFcが「0」である
場合は(ステップSB33でY)、後述するステップS
B35に進み、「0」でない場合は(ステップSB33
でN)、フラグエリアeのフラグFeが「0」であるか
否かを確認し(ステップSB34)、「0」でない場合
は(ステップSB34でN)、後述するステップSB3
8に進み、「0」である場合は(ステップSB34で
Y)、後述するステップSB39に進む。
【0057】ステップSB33でフラグエリアcのフラ
グFcが「0」である場合(Y)に進むステップSB3
5では、フラグエリアdのフラグFdが「0」であるか
否かを確認し、「0」でない場合は(ステップSB35
でN)、後述するステップSB37に進み、「0」であ
る場合は(ステップSB35でY)、フラグエリアeの
フラグFeが「0」であるか否かを確認し(ステップS
B36)、「0」でない場合は(ステップSB36で
N)、ステップSB39に進み、「0」である場合は
(ステップSB36でY)、後述するステップSB40
に進む。
【0058】ステップSB35でフラグエリアdのフラ
グFdが「0」である場合(Y)に進むステップSB3
7では、フラグエリアeのフラグFeが「0」であるか
否かを確認し、「0」でない場合は(ステップSB37
でN)、後述するステップSB41に進み、「0」であ
る場合は(ステップSB37でY)、後述するステップ
SB42に進む。
【0059】ステップSB38では、付加料金合計適用
金額レジスタエリアの格納値を「1400」とし、ステ
ップSB39では、前記格納値を「1300」とし、ス
テップSB40では、前記格納値を「1200」とし、
ステップSB41では、前記格納値を「1100」と
し、ステップSB42では、前記前記格納値を「100
0」とした後、それぞれメインルーチンに戻る。
【0060】また、ステップSB32で、フラグエリア
aのフラグFaが「0」である場合(Y)に進むステッ
プSB43では、図15のフローチャートに示すよう
に、フラグエリアbのフラグFbが「0」であるか否か
を確認し、「0」である場合は(ステップSB43で
Y)、後述するステップSB54に進み、「0」でない
場合は(ステップSB43でN)、フラグエリアcのフ
ラグFcが「0」であるか否かを確認する(ステップS
B44)。フラグFcが「0」である場合は(ステップ
SB44でY)、後述するステップSB46に進み、
「0」でない場合は(ステップSB44でN)、フラグ
エリアeのフラグFeが「0」であるか否かを確認し
(ステップSB45)、「0」でない場合は(ステップ
SB45でN)、後述するステップSB49に進み、
「0」である場合は(ステップSB49でY)、後述す
るステップSB50に進む。
【0061】ステップSB44でフラグエリアcのフラ
グFcが「0」である場合(Y)に進むステップSB4
6では、フラグエリアdのフラグFdが「0」であるか
否かを確認し、「0」でない場合は(ステップSB46
でN)、後述するステップSB48に進み、「0」であ
る場合は(ステップSB46でY)、フラグエリアeの
フラグFeが「0」であるか否かを確認し(ステップS
B47)、「0」でない場合は(ステップSB47で
N)、ステップSB50に進み、「0」である場合は
(ステップSB47でY)、後述するステップSB51
に進む。
【0062】ステップSB46でフラグエリアdのフラ
グFdが「0」である場合(Y)に進むステップSB4
8では、フラグエリアeのフラグFeが「0」であるか
否かを確認し、「0」でない場合は(ステップSB48
でN)、後述するステップSB52に進み、「0」であ
る場合は(ステップSB48でY)、後述するステップ
SB53に進む。
【0063】ステップSB49では、付加料金合計適用
金額レジスタエリアの格納値を「700」とし、ステッ
プSB51では、前記格納値を「600」とし、ステッ
プSB52では、前記格納値を「500」とし、ステッ
プSB53では、前記格納値を「400」とした後、そ
れぞれメインルーチンに戻る。
【0064】また、ステップSB43で、フラグエリア
bのフラグFbが「0」である場合(Y)に進むステッ
プSB54では、図16のフローチャートに示すよう
に、フラグエリアcのフラグFcが「0」であるか否か
を確認する。フラグFcが「0」である場合は(ステッ
プSB54でY)、後述するステップSB56に進み、
「0」でない場合は(ステップSB54でN)、フラグ
エリアeのフラグFeが「0」であるか否かを確認し
(ステップSB55)、「0」でない場合は(ステップ
SB55でN)、後述するステップSB59に進み、
「0」である場合は(ステップSB59でY)、後述す
るステップSB60に進む。
【0065】ステップSB54でフラグエリアcのフラ
グFcが「0」である場合(Y)に進むステップSB5
6では、フラグエリアdのフラグFdが「0」であるか
否かを確認し、「0」でない場合は(ステップSB56
でN)、後述するステップSB58に進み、「0」であ
る場合は(ステップSB56でY)、フラグエリアeの
フラグFeが「0」であるか否かを確認し(ステップS
B57)、「0」でない場合は(ステップSB57で
N)、ステップSB60に進み、「0」である場合は
(ステップSB57でY)、後述するステップSB61
に進む。
【0066】ステップSB56でフラグエリアdのフラ
グFdが「0」である場合(Y)に進むステップSB5
8では、フラグエリアeのフラグFeが「0」であるか
否かを確認し、「0」でない場合は(ステップSB58
でN)、後述するステップSB62に進み、「0」であ
る場合は(ステップSB58でY)、メインルーチンに
リターンする。
【0067】ステップSB59では、付加料金合計適用
金額レジスタエリアの格納値を「400」とし、ステッ
プSB60では、前記格納値を「300」とし、ステッ
プSB61では、前記格納値を「200」とし、ステッ
プSB62では、前記格納値を「100」とした後、そ
れぞれメインルーチンに戻る。
【0068】図10のメインルーチンに話を戻し、ステ
ップS23Aの付加料金制合計適用金額算出処理2が済
んだならば、付加料金合計適用金額レジスタエリアに格
納した合計適用金額を第1料金表示部303に表示させ
(ステップS23B)、次に、タクシーメータ本体1か
らその後信号が入力したか否かを確認し(ステップS2
4)、入力した場合は(ステップS24でY)、ステッ
プS17にリターンし、入力していない場合は(ステッ
プS24でN)、タクシーメータ本体1から支払タリフ
データが入力されたか否かを基に、タクシーメータ本体
1が支払タリフ状態であるか否かを確認する(ステップ
S25)。タクシーメータ本体1が支払タリフ状態でな
い場合は(ステップS25でN)、ステップS22にリ
ターンし、支払タリフ状態である場合は(ステップS2
5でY)、合計ボタン321が操作されたか否かを確認
する(ステップS26)。合計ボタン321が操作され
ていない場合は(ステップS26でN)、後述するステ
ップS29に進み、操作された場合は(ステップS26
でY)、第1及び第2の両料金表示部303,305に
それぞれ表示されている付加料金制の合計適用金額と、
割増/割引後運賃との合計を、RAM323bの運賃及
び付加料金合計適用金額の両レジスタの格納値を基に算
出し(ステップS27)、その算出合計金額を第2料金
表示部305に表示した後(ステップS28)、ステッ
プS29に進む。
【0069】ステップS29では、タクシーメータ本体
1から空車タリフデータが入力されたか否かを基に、タ
クシーメータ本体1が空車タリフ状態であるか否かを確
認し、空車タリフ状態でない場合は(ステップS29で
N)、ステップS22にリターンし、空車タリフ状態で
ある場合は(ステップS29でY)、第1及び第2料金
表示部303,305に表示中の全表示をクリアした後
(ステップS30)、ステップS31に進む。
【0070】ステップS31では、図9に示すように、
点灯中の付加料金制に関する全ランプ307a〜315
aを消灯し、次に、タクシーメータ本体1からのシステ
ムデータに付加料金制の適用回数や適用金額等の指数デ
ータ等、新たな項目を追加した追加システムデータを出
力し(ステップS32)、フラグエリアa〜eの各フラ
グFa〜Feを全て「0」に設定すると共に(ステップ
S33)、RAM323bの運賃及び付加料金合計適用
金額の両レジスタの格納値をクリアした後(ステップS
34)、ステップS11にリターンする。
【0071】尚、本実施形態では、CPU323aによ
り請求項中の分類手段323A及び抽出手段323Bが
構成されており、特に、分類手段323Aが図11のフ
ローチャートにおけるステップSA1及びステップSA
6と、図12のフローチャートにおけるステップSB1
及びステップSB8と、図13のフローチャートにおけ
るステップSB15及びステップSB22で構成されて
いる。また、抽出手段323Bは、図11中のステップ
SA3及びステップSA8と、図12のフローチャート
におけるステップSB3、ステップSB6、ステップS
B10、並びに、ステップSB13と、図13のフロー
チャートにおけるステップSB17、ステップSB2
0、ステップSB24、ステップSB27、並びに、ス
テップSB30で構成されている。
【0072】次に、上述のように構成された本実施形態
の料金表示装置3の動作(作用)について説明する。ま
ず、タクシーメータ本体1が実車タリフに入る前の迎車
タリフである間、としては、迎車に関連する予約料金と
無線配車料金の2種類のユニットタリフがある。従っ
て、例えばここで、予約料金ユニットタリフボタン30
9が操作されると、第1料金表示部303に予約料金の
規定金額である「400」が表示されると共に、予約料
金が選択されたことを示す予約料金ランプ309aが点
灯する。また、無線配車料金ユニットタリフボタン31
1が操作されると、第1料金表示部303に無線配車料
金の規定金額である「300」が表示されると共に、無
線配車料金が選択されたことを示す無線配車料金ランプ
311aが点灯する。
【0073】尚、予約料金ユニットタリフボタン309
及び無線配車料金ユニットタリフボタン311のうちど
ちらかの操作により予約料金及び無線配車料金のどちら
か一方が選択された時点で、残りのもう一方が既に選択
されている場合には、予約料金と無線配車料金の重複適
用が禁止されていないことから、第1料金表示部303
の表示金額が、予約料金と無線配車料金の両規定金額を
足した「700」となると共に、予約料金及び無線配車
料金の両ランプ309a,311aが共に点灯する。そ
して、タクシーメータ本体1のタリフ状態が、迎車タリ
フからその後に実車タリフに移行した場合には、第1料
金表示部303の表示金額と、予約料金及び無線配車料
金の各ランプ309a,311aの点灯状態がそのまま
継続され、一方、配車のキャンセル等によりタリフ状態
が迎車タリフからその後に空車タリフに移行した場合に
は、第1料金表示部303の表示がクリアされると共
に、予約料金及び無線配車料金の両ランプ309a,3
11aが消灯される。
【0074】次に、タクシーメータ本体1が実車タリフ
に入った後には、ワゴン料金、予約料金、無線配車料
金、人数料金、及び、荷物料金の5つの付加料金制ユニ
ットタリフ全てが選択可能となる。従って、例えばここ
で、ワゴン料金ユニットタリフボタン307が操作され
ると、このワゴン料金が予約料金との重複適用を禁止さ
れていることから、この時点で既に予約料金ユニットタ
リフが設定されている場合には、後から設定されたワゴ
ン料金ユニットタリフが適用されて予約料金ユニットタ
リフがキャンセルされ、第1料金表示部303には、予
約料金ユニットタリフを除いた他の既に設定されている
ユニットタリフの規定金額を合計した金額に、ワゴン料
金の規定金額である「1000」を加算した金額が表示
される。これと共に、現在表示されているランプ309
a〜315aと一緒に、ワゴン料金ユニットタリフが選
択されたことを示すためにワゴン料金ランプ307aが
点灯し、もし、予約料金ランプ309aが点灯している
場合には、ワゴン料金ランプ307aが点灯した代わり
に、予約料金ランプ309aが消灯する。
【0075】尚、予約料金ユニットタリフが適用されて
いない状態でワゴン料金ユニットタリフボタン307が
操作された場合には、第1料金表示部303の表示金額
にワゴン料金の規定金額「1000」を加算した金額へ
の表示更新と、ワゴン料金ランプ307aの追加点灯が
行われる。
【0076】また、予約料金ユニットタリフボタン30
9が操作されると、ワゴン料金ユニットタリフボタン3
07の操作の際と同様に、このワゴン料金との重複適用
が禁止されていることから、この時点で既にワゴン料金
ユニットタリフが設定されている場合には、後から設定
された予約料金ユニットタリフが適用されてワゴン料金
ユニットタリフがキャンセルされ、第1料金表示部30
3には、ワゴン料金ユニットタリフを除いた他の既に設
定されているユニットタリフの規定金額を合計した金額
に、予約料金の規定金額である「400」を加算した金
額が表示される。これと共に、ワゴン料金ユニットタリ
フを除いた他の既に設定されているユニットタリフに対
応するランプ311a〜315aと一緒に、予約料金ユ
ニットタリフが選択されたことを示すために予約料金ラ
ンプ309aが点灯し、もし、ワゴン料金ランプ307
aが点灯している場合には、予約料金ランプ309aが
点灯した代わりに、ワゴン料金ランプ307aが消灯す
る。
【0077】尚、ワゴン料金ユニットタリフが適用され
ていない状態で予約料金ユニットタリフボタン309が
操作された場合には、第1料金表示部303の表示金額
に予約料金の規定金額「400」を加算した金額への表
示更新と、予約料金ランプ309aの追加点灯が行われ
る。
【0078】さらに、無線配車料金と人数料金の2つの
ユニットタリフボタン311,313のうちどちらか一
方が操作されると、これら2つの料金どうしの重複適用
が禁止されていることから、この時点で既にもう一方の
ユニットタリフが設定されている場合には、今回操作し
たユニットタリフボタン311,313に対応する料金
のユニットタリフが適用されて、それ以前から適用され
ていたもう一方のユニットタリフがキャンセルされる。
【0079】従って、無線配車料金ユニットタリフボタ
ン311が操作された場合には、第1料金表示部303
には、人数料金ユニットタリフを除いた他の既に設定さ
れているユニットタリフの規定金額を合計した金額に、
無線配車料金の規定金額である「300」を加算した金
額が表示される。これと共に、人数料金ユニットタリフ
を除いた他の既に設定されているユニットタリフに対応
するランプ307a,309a,315aと一緒に、無
線配車料金ユニットタリフが選択されたことを示すため
に無線配車料金ランプ311aが点灯し、もし、人数料
金ランプ313aが点灯している場合には、無線配車料
金ランプ311aが点灯した代わりに、人数料金ランプ
313aが消灯する。
【0080】反対に、人数料金ユニットタリフボタン3
13が操作された場合には、第1料金表示部303に
は、無線配車料金ユニットタリフボタン311の操作の
際と同様に、この無線配車料金との重複適用が禁止され
ていることから、この時点で既に無線配車料金ユニット
タリフが設定されている場合には、後から設定された人
数料金ユニットタリフが適用されて無線配車料金ユニッ
トタリフがキャンセルされ、第1料金表示部303に
は、現在の表示金額から無線配車料金ユニットタリフの
規定金額を差し引いた、他の既に設定されているユニッ
トタリフの規定金額を合計した金額に、人数料金の規定
金額である「200」を加算した金額が表示される。こ
れと共に、無線配車料金ユニットタリフを除いた他の既
に設定されているユニットタリフに対応するランプ30
7a,309a,315aと一緒に、人数料金ユニット
タリフが選択されたことを示すために人数料金ランプ3
13aが点灯し、もし、無線配車料金ランプ311aが
点灯している場合には、人数料金ランプ313aが点灯
した代わりに、無線配車料金ランプ311aが消灯す
る。
【0081】尚、人数料金ユニットタリフが適用されて
いない状態で無線配車料金ユニットタリフボタン311
が操作された場合には、第1料金表示部303の表示金
額に無線配車料金の規定金額「300」を加算した金額
への表示更新と、無線配車料金ランプ311aの追加点
灯が行われ、反対に、無線配車料金ユニットタリフが適
用されていない状態で人数料金ユニットタリフボタン3
13が操作された場合には、第1料金表示部303の表
示金額に人数料金の規定金額「200」を加算した金額
への表示更新と、人数料金ランプ313aの追加点灯が
行われる。
【0082】また、荷物料金ユニットタリフボタン31
5が操作されると、この荷物料金が他の付加料金との重
複適用を禁止されていないことから、この時点で既に他
のどんなユニットタリフが設定されていたとしても、そ
のユニットタリフがキャンセルされることはなく、今回
操作された荷物料金ユニットタリフボタン315に対応
する第1料金表示部303の表示金額に荷物料金の規定
金額「100」を加算した金額への表示更新と、荷物料
金ランプ315aの追加点灯だけが行われる。
【0083】従って、ワゴン料金、予約料金、無線配車
料金、人数料金、及び、荷物料金の各ユニットタリフボ
タン307〜315の操作に応じた、各ユニットタリフ
の重複適用パターンは、図17に各重複適用パターンに
対応する第1料金表示部303の表示金額のパターンと
共に示すように、全部で17通りになる。尚、図中で
は、ワゴン料金、予約料金、無線配車料金、人数料金、
及び、荷物料金の各ユニットタリフを、「A」、
「B」、「C」、「D」、「E」とそれぞれ略記してい
る。
【0084】以上の付加料金制の重複適用に関する料金
表示装置3の動作を経た後、タクシーメータ本体1が営
業タリフ状態から空車タリフ状態に移行すると、この時
点までに適用された付加料金制の適用回数や適用金額等
の指数データ等、新たな項目を、タクシーメータ本体1
からのシステムデータに追加した追加システムデータ
が、不図示の領収書発行器や運行情報収集装置等、後段
の装置に対して出力される。
【0085】このように本実施形態のタクシーメータに
よれば、料金表示装置3側でユニットタリフボタン30
7〜315の操作により設定されるワゴン料金、予約料
金、無線配車料金、人数料金、及び、荷物料金の各付加
料金制のうち、重複適用が禁止されているワゴン料金と
予約料金にそれぞれ対応するユニットタリフボタン30
7,309が両方操作された場合、同じく、重複適用が
禁止されている無線配車料金と人数料金にそれぞれ対応
するユニットタリフボタン307,309が両方操作さ
れた場合に、先のボタン操作により既に適用されている
一方のユニットタリフを、後からのボタン操作によりも
う一方のユニットタリフが適用された時点でキャンセル
する構成とした。
【0086】このため、重複適用が禁止されているワゴ
ン料金と予約料金や、無線配車料金と人数料金が誤って
両方共設定されてそれぞれの規定金額がダブって徴収さ
れるのを防止することができる。
【0087】しかも、本実施形態のタクシーメータによ
れば、重複適用が禁止されている付加料金制に対応する
複数のユニットタリフボタンのうち、最後に操作したユ
ニットタリフボタンに対応する付加料金制が、その前に
操作したユニットタリフボタンに対応する付加料金制に
代わって適用される。このため、重複適用が禁止されて
いる付加料金制の適用条件が共に揃った場合に、どちら
の付加料金制を適用するかを決めた後にその適用する付
加料金制とは異なる付加料金制のユニットタリフボタン
を例え誤って操作したとしても、その後に、適用すると
決めた本来の付加料金制のユニットタリフボタンを操作
し直すことで、誤った付加料金制の適用設定を本来適用
すべき付加料金制の適用設定に切り換えることを、簡単
且つ確実、しかも容易に行うことができる。
【0088】また、本実施形態のタクシーメータによれ
ば、タクシーメータ本体1が営業タリフに入った後の空
車タリフへの移行に合わせて、料金表示装置3が、タク
シーメータ本体1からのシステムデータに付加料金制の
適用回数や適用金額等の指数データ等、新たな項目を追
加した追加システムデータを出力するので、料金表示装
置3で新たに付加されて運賃と共に乗客から徴収される
金額のデータを、例えば、領収書発行器や運行情報収集
装置等の後段の装置に受け渡すことができる。
【0089】次に、本発明の第2実施形態に係るタクシ
ーメータについて説明する。本実施形態に係るタクシー
メータは、第1実施形態のタクシーメータと同様に、タ
クシーメータ本体1と料金表示装置3で構成されてお
り、料金表示装置3側でマイコン323のCPU323
aが行う、図10中のステップS23Aの付加料金制合
計適用金額算出処理2の内容が、第1実施形態のタクシ
ーメータとは異なっており、その他の点については、第
1実施形態のタクシーメータと同様に構成されている。
【0090】即ち、ユニットタリフボタン307〜31
5の操作により設定される付加料金制のうち、重複適用
が禁止されているワゴン料金と予約料金にそれぞれ対応
するユニットタリフボタン307,309や、同じく、
重複適用が禁止されている無線配車料金と人数料金にそ
れぞれ対応するユニットタリフボタン311,313が
両方共操作された場合に、第2実施形態のタクシーメー
タでは、第1実施形態のタクシーメータにおいて行う図
10中のステップS23Aの付加料金制合計適用金額算
出処理2とは内容が異なる、図18及び図19に示す、
第2実施形態独自の付加料金制合計適用金額算出処理2
を、料金表示装置3のマイコン323が行う。
【0091】まず、マイコン323は、図18のフロー
チャートに示すように、まず、第1実施形態のマイコン
323のCPU323aが行う図12のステップSB1
の処理と同様に、ワゴン料金ユニットタリフボタン30
7が操作されたか否かを確認し(ステップSC1)、操
作されていない場合は(ステップSC1でN)、後述す
るステップSC8に進み、操作されている場合は(ステ
ップSC1でY)、以下のステップSC2〜ステップS
C7において、図12のステップSB2〜ステップSC
7と同様の処理を行い、ステップSC7を行った後に
は、図14のステップSB32に進む。
【0092】また、ステップSC1でワゴン料金ユニッ
トタリフボタン307が操作されていない場合(N)に
進むステップSC8では、第1実施形態における図12
のステップSB8の処理と同様に、予約料金ユニットタ
リフボタン309が操作されたか否かを確認し、操作さ
れていない場合は(ステップSC8でN)、後述するス
テップSC13に進み、操作されている場合は(ステッ
プSC8でY)、フラグエリアaのフラグFaが「0」
であるか否かを確認する。フラグFaが「0」でない場
合は(ステップSC9でN)、図14のステップSB3
2に進み、「0」である場合は(ステップSC9で
Y)、以下のステップSC10〜ステップSC12にお
いて、図12のステップSB9〜ステップSB11と同
様の処理を行い、ステップSC12を行った後には、図
14のステップSB32に進む。
【0093】さらに、ステップSC8で予約料金ユニッ
トタリフボタン309が操作されていない場合に進むス
テップSC13では、図19のフローチャートに示すよ
うに、無線配車料金ユニットタリフボタン311が操作
されたか否かを確認し、操作されていない場合は(ステ
ップSC13でN)、後述するステップSC20に進
み、操作されている場合は(ステップSC13でY)、
以下のステップSC14〜ステップSC19において、
図13のステップSB16〜ステップSB21と同様の
処理を行い、ステップSC19を行った後には、図14
のステップSB32に進む。
【0094】また、ステップSC13で無線配車料金ユ
ニットタリフボタン311が操作されていない場合
(N)に進むステップSC20では、人数料金ユニット
タリフボタン313が操作されたか否かを確認し、操作
されていない場合は(ステップSC20でN)、後述す
るステップSC24に進み、操作されている場合は(ス
テップSC20でY)、フラグエリアcのフラグFcが
「0」であるか否かを確認する(ステップSC21
A)。フラグFcが「0」でない場合は(ステップSC
21AでN)、図14のステップSB32に進み、
「0」である場合は(ステップSC21AでY)、以下
のステップSC21B、ステップSC22、及び、ステ
ップSC23において、図13のステップSB23〜ス
テップSB25と同様の処理を行い、ステップSC23
を行った後には、図14のステップSB32に進む。
【0095】さらに、ステップSC20で人数料金ユニ
ットタリフボタン313が操作されていない場合(N)
に進むステップSB24では、RAM323bのフラグ
エリアeのフラグFeが「0」であるか否かを確認し、
「0」でない場合は(ステップSB24でN)、図14
のステップSB32に進み、「0」である場合は(ステ
ップSB24でY)、図13のステップSB30及びス
テップSB31と同様に、フラグFeを「1」に設定し
(ステップSC25)、荷物料金ランプ315aを点灯
させた後(ステップSC26)、図14のステップSB
32に進む。
【0096】次に、上述のように構成された第2実施形
態のタクシーメータの動作(作用)について説明する。
まず、タクシーメータ本体1の迎車タリフ中には、迎車
に関連する予約料金と無線配車料金の2種類のユニット
タリフボタン309,311の操作のみが有効となる。
従って、予約料金と無線配車料金の両付加料金制が共に
適用されていない状態で、予約料金ユニットタリフボタ
ン309及び無線配車料金ユニットタリフボタン311
のうちどちらか一方が操作されると、第1料金表示部3
03に予約料金の規定金額である「400」及び無線配
車料金の規定金額である「300」のうちどちらか一方
が表示されると共に、予約料金が選択されたことを示す
予約料金ランプ309a、及び、無線配車料金が選択さ
れたことを示す無線配車料金ランプ311aのうちどち
らか一方が点灯する。
【0097】また、予約料金ユニットタリフボタン30
9及び無線配車料金ユニットタリフボタン311のうち
どちらかの操作により予約料金及び無線配車料金のどち
らか一方が選択された時点で、残りのもう一方が既に選
択されている場合には、第1実施形態と同様に、第1料
金表示部303の表示金額が、予約料金と無線配車料金
の両規定金額を足した「700」となると共に、予約料
金及び無線配車料金の両ランプ309a,311aが共
に点灯する。尚、タクシーメータ本体1のタリフ状態
が、迎車タリフからその後に実車タリフに移行した場合
には、第1料金表示部303の表示金額と、予約料金及
び無線配車料金の各ランプ309a,311aの点灯状
態がそのまま継続され、一方、配車のキャンセル等によ
りタリフ状態が迎車タリフからその後に空車タリフに移
行した場合には、第1料金表示部303の表示がクリア
されると共に、予約料金及び無線配車料金の両ランプ3
09a,311aが消灯される。
【0098】次に、タクシーメータ本体1が実車タリフ
に入った後には、ワゴン料金、予約料金、無線配車料
金、人数料金、及び、荷物料金の5つの付加料金制ユニ
ットタリフ全てが選択可能となる。従って、例えばここ
で、ワゴン料金ユニットタリフボタン307が操作され
ると、このワゴン料金が予約料金との重複適用を禁止さ
れていることから、この時点で既に予約料金ユニットタ
リフが設定されている場合には、規定金額が高い方のワ
ゴン料金ユニットタリフが適用されて予約料金ユニット
タリフがキャンセルされ、第1料金表示部303には、
予約料金ユニットタリフを除いた他の既に設定されてい
るユニットタリフの規定金額を合計した金額に、ワゴン
料金の規定金額である「1000」を加算した金額が表
示される。これと共に、現在表示されているランプ30
9a〜315aと一緒に、ワゴン料金ユニットタリフが
選択されたことを示すためにワゴン料金ランプ307a
が点灯し、もし、予約料金ランプ309aが点灯してい
る場合には、ワゴン料金ランプ307aが点灯した代わ
りに、予約料金ランプ309aが消灯する。
【0099】尚、予約料金ユニットタリフが適用されて
いない状態でワゴン料金ユニットタリフボタン307が
操作された場合には、第1料金表示部303の表示金額
にワゴン料金の規定金額「1000」を加算した金額へ
の表示更新と、ワゴン料金ランプ307aの追加点灯が
行われる。
【0100】また、予約料金ユニットタリフボタン30
9が操作されると、ワゴン料金ユニットタリフボタン3
07の操作の際とは異なる。即ち、予約料金ユニットタ
リフボタン309の操作の時点で、ワゴン料金ユニット
タリフが既に設定されている場合には、このワゴン料金
との重複適用が禁止されていることから、規定金額が高
い方のワゴン料金ユニットタリフが適用され、今回の予
約料金ユニットタリフボタン309の操作による予約料
金ユニットタリフの適用が見送られ、ワゴン料金ユニッ
トタリフがそのまま適用され続ける。従って、第1料金
表示部303の表示金額と、各ランプ307a〜315
aの点灯状態は、今回の予約料金ユニットタリフボタン
309の操作を行う前と変わらない。
【0101】尚、ワゴン料金ユニットタリフが適用され
ていない状態で予約料金ユニットタリフボタン309が
操作された場合には、第1料金表示部303の表示金額
に予約料金の規定金額「400」を加算した金額への表
示更新と、予約料金ランプ309aの追加点灯が行われ
る。
【0102】さらに、無線配車料金ユニットタリフボタ
ン311が操作されると、この無線配車料金が人数料金
との重複適用を禁止されていることから、この時点で既
に人数料金ユニットタリフが設定されている場合には、
規定金額が高い方の無線配車料金ユニットタリフが適用
されて人数料金ユニットタリフがキャンセルされ、第1
料金表示部303には、人数料金ユニットタリフを除い
た他の既に設定されているユニットタリフの規定金額を
合計した金額に、無線配車料金の規定金額である「30
0」を加算した金額が表示される。これと共に、現在表
示されているランプ307a,309a,313a,3
15aと一緒に、無線配車料金ユニットタリフが選択さ
れたことを示すために無線配車料金ランプ311aが点
灯し、もし、人数料金ランプ313aが点灯している場
合には、無線配車料金ランプ311aが点灯した代わり
に、人数料金ランプ313aが消灯する。
【0103】尚、人数料金ユニットタリフが適用されて
いない状態で無線配車料金ユニットタリフボタン311
が操作された場合には、第1料金表示部303の表示金
額に無線配車料金の規定金額「300」を加算した金額
への表示更新と、無線配車料金ランプ311aの追加点
灯が行われる。
【0104】また、人数料金ユニットタリフボタン31
3が操作されると、無線配車料金ユニットタリフボタン
311の操作の際とは異なる。即ち、人数料金ユニット
タリフボタン313の操作の時点で、無線配車料金ユニ
ットタリフが既に設定されている場合には、この無線配
車料金との重複適用が禁止されていることから、規定金
額が高い方の無線配車料金ユニットタリフが適用され、
今回の人数料金ユニットタリフボタン313の操作によ
る人数料金ユニットタリフの適用が見送られ、無線配車
料金ユニットタリフがそのまま適用され続ける。従っ
て、第1料金表示部303の表示金額と、各ランプ30
7a,309a,311a,315aの点灯状態は、今
回の人数料金ユニットタリフボタン313の操作を行う
前と変わらない。
【0105】尚、無線配車料金ユニットタリフが適用さ
れていない状態で人数料金ユニットタリフボタン313
が操作された場合には、第1料金表示部303の表示金
額に人数料金の規定金額「200」を加算した金額への
表示更新と、人数料金ランプ313aの追加点灯が行わ
れる。また、荷物料金ユニットタリフボタン315が操
作された場合には、第1実施形態のタクシーメータと同
様の動作が行われる。
【0106】従って、ワゴン料金、予約料金、無線配車
料金、人数料金、及び、荷物料金の各ユニットタリフボ
タン307〜315の操作に応じた、各ユニットタリフ
の重複適用パターンは、第1実施形態のタクシーメータ
と同じく、全部で17通りになるが、各重複適用パター
ンに至る各ユニットタリフボタン307〜315の操作
パターンは、第1実施形態のタクシーメータとは異な
る。
【0107】上述した第2実施形態のタクシーメータに
よれば、料金表示装置3側でユニットタリフボタン30
7〜315の操作により設定されるワゴン料金、予約料
金、無線配車料金、人数料金、及び、荷物料金の各付加
料金制のうち、重複適用が禁止されているワゴン料金と
予約料金にそれぞれ対応するユニットタリフボタン30
7,309が両方操作された場合、同じく、重複適用が
禁止されている無線配車料金と人数料金にそれぞれ対応
するユニットタリフボタン307,309が両方操作さ
れた場合に、規定金額が高いワゴン料金や無線配車料金
のユニットタリフを優先して適用し、規定金額が低い予
約料金や人数料金のユニットタリフの適用をキャンセル
する構成とした。
【0108】このため、第1実施形態と同様に、重複適
用が禁止されているワゴン料金と予約料金や、無線配車
料金と人数料金が誤って両方共設定されてそれぞれの規
定金額がダブって徴収されるのを防止することができ
る。しかも、本実施形態のタクシーメータによれば、重
複適用が禁止されている付加料金制に対応する複数のユ
ニットタリフボタンのうち、規定金額が高いユニットタ
リフボタンに対応する付加料金制が、それよりも規定金
額が低い他のユニットタリフボタンに対応する付加料金
制に代わって適用されるため、重複適用が禁止されてい
る付加料金制の適用条件が共に揃った場合に、どちらの
付加料金制の方が規定金額が高いのかを記憶していなく
ても、各付加料金制の適用条件が揃う毎にその付加料金
制に対応するユニットタリフボタンを単純に操作するだ
けで、タクシー業者の収益上有利な、規定金額が最も高
い付加料金制の適用設定を、簡単且つ確実、しかも容易
に行うことができる。
【0109】また、本実施形態のタクシーメータによっ
ても、タクシーメータ本体1が営業タリフに入った後の
空車タリフへの移行に合わせて、料金表示装置3が、タ
クシーメータ本体1からのシステムデータに付加料金制
の適用回数や適用金額等の指数データ等、新たな項目を
追加した追加システムデータを出力するので、料金表示
装置3で新たに付加されて運賃と共に乗客から徴収され
る金額のデータを、例えば、領収書発行器や運行情報収
集装置等の後段の装置に受け渡すことができる。
【0110】尚、上述した各実施形態では、適用されて
いる付加料金制を表示するランプ307a〜315aを
設けたが、これらは省略してもよく、或は、他の重複適
用が禁止された付加料金制の適用により適用がキャンセ
ルされた付加料金制に対応するランプ307a〜313
aを例えば点滅させる等、これらランプ307a〜31
3aにより適用時とは異なる点灯パターンで適用のキャ
ンセルを知らせるように構成してもよい。
【0111】また、上述した各実施形態で、タクシーメ
ータ本体1が営業タリフに入った後の空車タリフへの移
行に合わせて、料金表示装置3が、タクシーメータ本体
1からのシステムデータに付加料金制の適用回数や適用
金額等の指数データ等、新たな項目を追加した追加シス
テムデータを出力するようにした構成は、省略してもよ
い。さらに、上述した各実施形態では、タクシーメータ
をタクシーメータ本体1と料金表示装置3に分けて構成
したが、本発明は、単体で構成されたタクシーメータに
も適用可能であることは言うまでもない。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た本発明のタクシーの付加料金制適用料金算出方法によ
れば、タクシーの営業走行に応じて決定される運賃に加
算する、複数種類の中から選択した付加料金制の適用料
金を、タクシーメータにおいて算出する方法において、
前記複数種類の付加料金制を、重複適用できない付加料
金制どうしが同一グループに属するように分類し、前記
各グループにおいて、該グループ内の単一の付加料金制
が選択された際に、該単一の付加料金制の選択を有効と
し、前記各グループにおいて、該グループ内の複数種類
の付加料金制が選択された際に、該複数種類の付加料金
制のうち単一の付加料金制のみの選択を有効として、残
りの付加料金制の選択を無効とし、前記各グループ毎の
選択を有効とした各付加料金制の規定金額を合計するこ
とで前記適用料金を算出するようにした。
【0113】また、請求項4に記載した本発明のタクシ
ーメータによれば、タクシーの営業走行に応じて決定さ
れる運賃に加算する、複数種類の中からタリフ操作手段
の操作により選択した付加料金制の適用料金を算出する
タクシーメータにおいて、重複適用できない前記付加料
金制どうしを同一グループに分類した複数グループ分
の、それぞれに属する前記各付加料金制の分類データを
保持する分類データ保持手段と、前記各付加料金制の前
記規定金額のデータを保持する規定金額データ保持手段
と、前記タリフ操作手段の操作により選択された前記付
加料金制を、前記分類データ保持手段の前記分類データ
に従って前記各グループ別に分類する分類手段と、前記
分類手段により分類された前記各グループの付加料金制
から、適用する前記付加料金制をそれぞれ1つずつ抽出
する抽出手段とを備え、前記規定金額データ保持手段が
保持する前記規定金額のデータを基に、前記抽出手段が
前記各グループ毎に抽出した前記各付加料金制の規定金
額を合計して、該付加料金制の前記適用料金を算出する
構成とした。
【0114】このため、複数種類の中から選択した付加
料金制が属するグループに、他にも選択した付加料金制
がある場合に、その同じグループ中から単一の付加料金
制の選択しか有効とされることがなく、従って、重複適
用できない付加料金制どうしが誤って重複適用されるの
を防止することができ、しかも、そのようにするため
に、付加料金制の選択の際に特別な操作等を行う必要が
なく手間をかけずにすませることができる。
【0115】さらに、請求項2に記載した本発明のタク
シーの付加料金制適用料金算出方法によれば、前記各グ
ループにおいて、該グループ内の複数種類の付加料金制
が選択された際に、該複数種類の付加料金制のうち前記
規定金額が最も高い単一の付加料金制のみの選択を有効
とするようにした。また、請求項5に記載した本発明の
タクシーメータによれば、前記抽出手段が、前記規定金
額が最も高い前記付加料金制を抽出するものとした。こ
のため、一方で、複数の付加料金制の重複適用による金
銭的な負担増を防いで乗客側の利益を確保しつつ、他方
で、規定金額の高い方の付加料金制を選択することで、
重複適用を禁止することによるタクシー業者側の収入減
を最小限に防ぐことができる。
【0116】さらに、請求項3に記載した本発明のタク
シーの付加料金制適用料金算出方法によれば、前記各グ
ループにおいて、該グループ内の複数の付加料金制が順
次選択された際に、該順次選択された複数の付加料金制
のうち最後に選択された単一の付加料金制のみの選択を
有効とするようにした。また、請求項6に記載した本発
明のタクシーメータによれば、前記抽出手段が、前記タ
リフ操作手段により順次選択された前記付加料金制のう
ち最後に選択された前記付加料金制を抽出するものとし
た。このため、同一グループ中で複数種類の付加料金制
を選択するような状態になった場合に、本当に適用した
い付加料金制を最後に選択することで、その付加料金制
を確実に選択させることができる。
【0117】さらに、請求項7に記載した本発明のタク
シーメータによれば、前記適用料金を表示する表示手段
をさらに備える構成としたので、算出した適用料金がい
くらになったか容易に確認することが可能となる。
【0118】また、請求項8に記載した本発明のタクシ
ーメータによれば、前記表示手段が、前記抽出手段が前
記各グループの付加料金制から抽出した前記付加料金制
の内容をさらに表示する構成としたので、どの付加料金
制が実際に抽出手段で抽出されたのかを確認することが
できる。
【0119】さらに、請求項9に記載した本発明のタク
シーメータによれば、前記タクシーメータが、本体と、
該本体に接続された外付け料金表示装置で構成され、前
記運賃は前記本体で算出されると共に、前記適用料金は
前記外付け料金表示装置で算出される構成としたので、
新規に追加される付加料金制を全て外付け料金表示装置
に対応させて、既存の料金制に対応した装置をそのまま
本体として利用することができる。
【0120】また、請求項10に記載した本発明のタク
シーメータによれば、前記付加料金制の適用料金を前記
運賃の金額と共にシステムデータとして外部に出力する
システムデータ出力手段をさらに備える構成としたの
で、運賃の金額と共に、最終的な乗車料金を算出するの
に必要な適用料金のデータを、例えば、領収書発行器や
運行情報収集装置等の後段の装置に受け渡すことができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタクシーメータの基本構成図である。
【図2】本発明の第1及び第2実施形態に係るタクシー
メータの概略構成を示す説明図である。
【図3】図2のタクシーメータの正面図である。
【図4】図3のマイクロコンピュータが出力するシステ
ムデータの項目を示す説明図である。
【図5】図2の外付け料金表示装置の正面図である。
【図6】図2に示す外付け料金装置のマイクロコンピュ
ータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図7】図2に示す外付け料金装置のマイクロピュータ
のRAMのメモリエリアマップである。
【図8】図6に示すE2 PROM327による各付加料
金制のデータと分類データとの記憶形態を示す説明図で
ある。
【図9】本発明の第1及び第2実施形態に係り、図2に
示す外付け料金装置のマイクロピュータのROMに格納
された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の第1及び第2実施形態に係り、図2
に示す外付け料金装置のマイクロピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の第1実施形態に係り、図9のフロー
チャート中の付加料金制合計適用金額算出処理1のサブ
ルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1実施形態に係り、図10のフロ
ーチャート中の付加料金制合計適用金額算出処理2のサ
ブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1実施形態に係り、図10のフロ
ーチャート中の付加料金制合計適用金額算出処理2のサ
ブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第1実施形態に係り、図10のフロ
ーチャート中の付加料金制合計適用金額算出処理2のサ
ブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第1実施形態に係り、図10のフロ
ーチャート中の付加料金制合計適用金額算出処理2のサ
ブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第1実施形態に係り、図10のフロ
ーチャート中の付加料金制合計適用金額算出処理2のサ
ブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図17】図5に示す付加料金制の選択にかかわる各ユ
ニットタリフボタンの操作に応じた各ユニットタリフの
重複適用パターンと、各重複適用パターンに対応する図
5の第1料金表示部による表示金額のパターンとを示す
説明図である。
【図18】本発明の第2実施形態に係り、図10のフロ
ーチャート中の付加料金制合計適用金額算出処理2のサ
ブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第2実施形態に係り、図10のフロ
ーチャート中の付加料金制合計適用金額算出処理2のサ
ブルーチンの内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 タクシーメータ本体 3 外付け料金表示装置 302 表示手段 307〜315 タリフ操作手段 323 マイクロコンピュータ 323a CPU 323b RAM 323c ROM 323A 分類手段 323B 抽出手段 323C システムデータ出力手段 327 E2 PROM 327A 分類データ保持手段 327B 規定金額データ保持手段

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タクシーの営業走行に応じて決定される運
    賃に加算する、複数種類の中から選択した付加料金制の
    適用料金を、タクシーメータにおいて算出する方法にお
    いて、 前記複数種類の付加料金制を、重複適用できない付加料
    金制どうしが同一グループに属するように分類し、 前記各グループにおいて、該グループ内の単一の付加料
    金制が選択された際に、該単一の付加料金制の選択を有
    効とし、 前記各グループにおいて、該グループ内の複数種類の付
    加料金制が選択された際に、該複数種類の付加料金制の
    うち単一の付加料金制のみの選択を有効として、残りの
    付加料金制の選択を無効とし、 前記各グループ毎の選択を有効とした各付加料金制の規
    定金額を合計することで前記適用料金を算出するように
    した、 ことを特徴とするタクシーの付加料金制適用料金算出方
    法。
  2. 【請求項2】 前記各グループにおいて、該グループ内
    の複数種類の付加料金制が選択された際に、該複数種類
    の付加料金制のうち前記規定金額が最も高い単一の付加
    料金制のみの選択を有効とするようにした請求項1記載
    のタクシーの付加料金制適用料金算出方法。
  3. 【請求項3】 前記各グループにおいて、該グループ内
    の複数の付加料金制が順次選択された際に、該順次選択
    された複数の付加料金制のうち最後に選択された単一の
    付加料金制のみの選択を有効とするようにした請求項1
    記載のタクシーの付加料金制適用料金算出方法。
  4. 【請求項4】 タクシーの営業走行に応じて決定される
    運賃に加算する、複数種類の中からタリフ操作手段の操
    作により選択した付加料金制の適用料金を算出するタク
    シーメータにおいて、 重複適用できない前記付加料金制どうしを同一グループ
    に分類した複数グループ分の、それぞれに属する前記各
    付加料金制の分類データを保持する分類データ保持手段
    と、 前記各付加料金制の前記規定金額のデータを保持する規
    定金額データ保持手段と、 前記タリフ操作手段の操作により選択された前記付加料
    金制を、前記分類データ保持手段の前記分類データに従
    って前記各グループ別に分類する分類手段と、 前記分類手段により分類された前記各グループの付加料
    金制から、適用する前記付加料金制をそれぞれ1つずつ
    抽出する抽出手段とを備え、 前記規定金額データ保持手段が保持する前記規定金額の
    データを基に、前記抽出手段が前記各グループ毎に抽出
    した前記各付加料金制の規定金額を合計して、該付加料
    金制の前記適用料金を算出する、 ことを特徴とするタクシーメータ。
  5. 【請求項5】 前記抽出手段は、前記規定金額が最も高
    い前記付加料金制を抽出する請求項4記載のタクシーメ
    ータ。
  6. 【請求項6】 前記抽出手段は、前記タリフ操作手段に
    より順次選択された前記付加料金制のうち最後に選択さ
    れた前記付加料金制を抽出する請求項4記載のタクシー
    メータ。
  7. 【請求項7】 前記適用料金を表示する表示手段をさら
    に備える請求項4、5又は6記載のタクシーメータ。
  8. 【請求項8】 前記表示手段は、前記抽出手段が前記各
    グループの付加料金制から抽出した前記付加料金制の内
    容をさらに表示する請求項7記載のタクシーメータ。
  9. 【請求項9】 前記タクシーメータは、本体と、該本体
    に接続された外付け料金表示装置で構成され、前記運賃
    は前記本体で算出されると共に、前記適用料金は前記外
    付け料金表示装置で算出される請求項4、5、6、7又
    は8記載のタクシーメータ。
  10. 【請求項10】 前記付加料金制の適用料金を前記運賃
    の金額と共にシステムデータとして外部に出力するシス
    テムデータ出力手段をさらに備える請求項4、5、6、
    7、8又は9記載のタクシーメータ。
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