JP3246963B2 - シート搬送経路切換え装置 - Google Patents
シート搬送経路切換え装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機やプリ
ンタ等の画像形成装置のシート搬送経路に設けられた分
岐部の搬送経路切換え装置に関する。
ンタ等の画像形成装置のシート搬送経路に設けられた分
岐部の搬送経路切換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機やプリンタ等の画像形成
装置では、図9に例示する如く、給紙部34から給紙さ
れ画像形成部30で片面に画像が形成された記録紙は分
岐部35で機外の排紙部31に至る第1搬送経路2か、
あるいは裏面に画像を形成するため反転部32を有する
再給紙部33に至る第2搬送経路3のいずれかに選択的
に搬送され、再給紙部33から画像形成部30に再給紙
された場合は、裏面に画像を形成された記録紙は、第1
搬送経路2を経て、排紙部31に排出される。
装置では、図9に例示する如く、給紙部34から給紙さ
れ画像形成部30で片面に画像が形成された記録紙は分
岐部35で機外の排紙部31に至る第1搬送経路2か、
あるいは裏面に画像を形成するため反転部32を有する
再給紙部33に至る第2搬送経路3のいずれかに選択的
に搬送され、再給紙部33から画像形成部30に再給紙
された場合は、裏面に画像を形成された記録紙は、第1
搬送経路2を経て、排紙部31に排出される。
【0003】さて、上述の如く、分岐部35において、
第1、第2搬送経路2、3にシートの搬送方向を切換え
る装置としては、従来、図10に示すような切換爪50
を分岐部35に設け、図示しないソレノイドにより、切
換爪50の位置を切換えて、分岐部の上流側の搬送ロー
ラ5より搬送されてくるシート4を選択した搬送経路に
搬送するゲート方式が広く採用されている。分岐爪50
を実線で示す如く第2搬送経路3を塞ぐ位置にした場合
はシート4は第1搬送経路2に送り込まれ、分岐爪50
を破線で示す如く、第1搬送経路2を塞ぐ位置にした場
合はシート4は第2搬送経路3に送り込まれる。
第1、第2搬送経路2、3にシートの搬送方向を切換え
る装置としては、従来、図10に示すような切換爪50
を分岐部35に設け、図示しないソレノイドにより、切
換爪50の位置を切換えて、分岐部の上流側の搬送ロー
ラ5より搬送されてくるシート4を選択した搬送経路に
搬送するゲート方式が広く採用されている。分岐爪50
を実線で示す如く第2搬送経路3を塞ぐ位置にした場合
はシート4は第1搬送経路2に送り込まれ、分岐爪50
を破線で示す如く、第1搬送経路2を塞ぐ位置にした場
合はシート4は第2搬送経路3に送り込まれる。
【0004】しかし、この方式の搬送経路切換え装置で
は、分岐部1にシートが搬送されている状態の時に、分
岐爪50の切換えを行なうと、搬送中のシートが分岐爪
50の先端とガイド板とによって強く挾まれ、ジャムや
シートの損傷が発生するので、大きなシート間隔を取っ
てシートの給送を行なう必要があり、高速切換えには不
適当である。
は、分岐部1にシートが搬送されている状態の時に、分
岐爪50の切換えを行なうと、搬送中のシートが分岐爪
50の先端とガイド板とによって強く挾まれ、ジャムや
シートの損傷が発生するので、大きなシート間隔を取っ
てシートの給送を行なう必要があり、高速切換えには不
適当である。
【0005】この点を改善し、高速切換えを可能とした
エア吸引方式の用紙切換え装置が、特開昭60−524
55号公報に開示されている。この装置は、分岐部の上
流側直近の搬送路の両側に吸引口を設け、シート先端が
この位置を通過する時、選択された経路の側の吸引口を
作動させてシート先端をその方に引寄せることにより、
シートを選択された経路に案内するものである。
エア吸引方式の用紙切換え装置が、特開昭60−524
55号公報に開示されている。この装置は、分岐部の上
流側直近の搬送路の両側に吸引口を設け、シート先端が
この位置を通過する時、選択された経路の側の吸引口を
作動させてシート先端をその方に引寄せることにより、
シートを選択された経路に案内するものである。
【0006】この方式は高速切換えが可能であるが、吸
引装置のため装置の大型化、コストアップ、騒音発生等
の不利益が大きく、実用的とは云えない。
引装置のため装置の大型化、コストアップ、騒音発生等
の不利益が大きく、実用的とは云えない。
【0007】分岐爪によるゲート方式やエア吸引方式の
上記の問題点にかんがみ、本出願人は、さきに、図11
に示す如く、分岐部35に正逆回転可能な切換えローラ
1を設け、その上流側の搬送ローラ対5より搬送されて
くるシート4の先端をいずれかの方向に回転する切換え
ローラ1の周面に衝接させ、シート先端と切換えローラ
51との間の作用力により、シートを選択時に一方の搬
送経路に案内する搬送経路切換え装置を提案した。
上記の問題点にかんがみ、本出願人は、さきに、図11
に示す如く、分岐部35に正逆回転可能な切換えローラ
1を設け、その上流側の搬送ローラ対5より搬送されて
くるシート4の先端をいずれかの方向に回転する切換え
ローラ1の周面に衝接させ、シート先端と切換えローラ
51との間の作用力により、シートを選択時に一方の搬
送経路に案内する搬送経路切換え装置を提案した。
【0008】図において、切換えローラ1が実線の矢印
で示す如く反時計方向に回転する場合は、先端がこれに
衝接するシート4は実線で示す如く第1搬送経路2に案
内され、切換えローラ1が破線の矢印で示す如く時計方
向に回転する場合は、先端がこれに衝接するシート4は
破線で示す如く第2搬送経路3に案内される。
で示す如く反時計方向に回転する場合は、先端がこれに
衝接するシート4は実線で示す如く第1搬送経路2に案
内され、切換えローラ1が破線の矢印で示す如く時計方
向に回転する場合は、先端がこれに衝接するシート4は
破線で示す如く第2搬送経路3に案内される。
【0009】切換えローラの回転方向の切換えにより搬
送経路の切換えを行なうようにしたので、分岐部にシー
トが存在すると否とにかかわらず切換え動作を実行する
ことができ、シート間隔によらず高速切換えができる。
又、ソレノイドの吸引動作がないので、突発音の発生が
なく、低コストで信頼性の高い切換え装置が実現でき
る。
送経路の切換えを行なうようにしたので、分岐部にシー
トが存在すると否とにかかわらず切換え動作を実行する
ことができ、シート間隔によらず高速切換えができる。
又、ソレノイドの吸引動作がないので、突発音の発生が
なく、低コストで信頼性の高い切換え装置が実現でき
る。
【0010】しかし、上記の切換えローラは案内しよう
とする搬送経路に応じて回転方向を正逆に切換える必要
があるので、駆動源の構成が若干複雑となり、コストが
高くなり、いずれの経路にシートを案内する時も切換え
ローラを駆動する必要があると云う欠点が有った。
とする搬送経路に応じて回転方向を正逆に切換える必要
があるので、駆動源の構成が若干複雑となり、コストが
高くなり、いずれの経路にシートを案内する時も切換え
ローラを駆動する必要があると云う欠点が有った。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のシー
ト搬送経路切換え装置の上記の実情にかんがみ、高速で
切換えが可能な切換えローラを使用したシート搬送経路
切換え装置において、低コストで電力消費が少なく、確
実かつ高速、高信頼度で搬送経路を切換えることのでき
る搬送経路切換え装置を提供することを課題とする。
ト搬送経路切換え装置の上記の実情にかんがみ、高速で
切換えが可能な切換えローラを使用したシート搬送経路
切換え装置において、低コストで電力消費が少なく、確
実かつ高速、高信頼度で搬送経路を切換えることのでき
る搬送経路切換え装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、分岐部に設けられた切換えローラは一方
向にのみ回転可能であり、該切換えローラが停止してい
る状態で、搬送されてくるシート先端の該切換えローラ
の周面に衝接する角度によりシートを第1搬送経路に案
内し、切換えローラが回転している場合は、回転してい
るローラの周面とこれに衝接するシート先端との間の作
用力によりシートを第2搬送経路に案内するようにした
ことを特徴とする。
解決するため、分岐部に設けられた切換えローラは一方
向にのみ回転可能であり、該切換えローラが停止してい
る状態で、搬送されてくるシート先端の該切換えローラ
の周面に衝接する角度によりシートを第1搬送経路に案
内し、切換えローラが回転している場合は、回転してい
るローラの周面とこれに衝接するシート先端との間の作
用力によりシートを第2搬送経路に案内するようにした
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の如く構成したことにより、切換えローラ
は第2搬送経路にシートを案内する時にのみ一方向に回
転させればよく、切換えローラの駆動手段及び制御手段
が簡単になり、小型化することができ、消費電力が少な
く、かつ寿命及び信頼性が向上する。又、切換えローラ
を用いているのでソレノイドを用いる場合のような突発
音の発生はなくなる。
は第2搬送経路にシートを案内する時にのみ一方向に回
転させればよく、切換えローラの駆動手段及び制御手段
が簡単になり、小型化することができ、消費電力が少な
く、かつ寿命及び信頼性が向上する。又、切換えローラ
を用いているのでソレノイドを用いる場合のような突発
音の発生はなくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0015】図1(a)は、本発明の実施例を示す図で
ある。図において、第1搬送経路2と、第2搬送経路3
との分岐部に設けられた切換えローラ1は、分岐部の上
流側搬送経路に設けられた搬送ローラ対5により搬送さ
れてくるシート4の先端がローラ1の軸心より上方に衝
接して上方へ滑るような位置に設けられている。
ある。図において、第1搬送経路2と、第2搬送経路3
との分岐部に設けられた切換えローラ1は、分岐部の上
流側搬送経路に設けられた搬送ローラ対5により搬送さ
れてくるシート4の先端がローラ1の軸心より上方に衝
接して上方へ滑るような位置に設けられている。
【0016】したがって分岐点の上流側搬送ローラ5に
よって搬送されてきたシート4は回転を停止している切
換えローラ1の周面に衝接すると、上方に滑ってローラ
1の周面に摺接して第1搬送経路2の方に案内される。
よって搬送されてきたシート4は回転を停止している切
換えローラ1の周面に衝接すると、上方に滑ってローラ
1の周面に摺接して第1搬送経路2の方に案内される。
【0017】図1の(b)はシート4を第2搬送経路3
に案内する場合を示し、切換えローラ1は、図中に矢印
で示す如く、時計方向に回転駆動され、分岐点の上流側
より搬送されてくるシート4の先端が回転している切換
えローラ1に衝接するとシート先端はローラ1と間の作
用力によりローラ1の回転に連行されて図に示す如く第
2搬送経路3の方へ案内される。シート先端とローラ1
の周面とを滑らないように係合させる作用力としては材
料の摩擦力を利用するのが簡単であり、切換えローラ1
の材質をゴムの如き摩擦係数の大きい材料を選択するこ
とが望ましい。又、図に示す如くブラシ状の植毛をする
ことも効果がある。しかしその場合はシート先端が捕捉
されて第1搬送経路へのシート先端の移動を阻害するこ
とのないように配慮する必要がある。
に案内する場合を示し、切換えローラ1は、図中に矢印
で示す如く、時計方向に回転駆動され、分岐点の上流側
より搬送されてくるシート4の先端が回転している切換
えローラ1に衝接するとシート先端はローラ1と間の作
用力によりローラ1の回転に連行されて図に示す如く第
2搬送経路3の方へ案内される。シート先端とローラ1
の周面とを滑らないように係合させる作用力としては材
料の摩擦力を利用するのが簡単であり、切換えローラ1
の材質をゴムの如き摩擦係数の大きい材料を選択するこ
とが望ましい。又、図に示す如くブラシ状の植毛をする
ことも効果がある。しかしその場合はシート先端が捕捉
されて第1搬送経路へのシート先端の移動を阻害するこ
とのないように配慮する必要がある。
【0018】図2はその対策の1例を示すもので、ブラ
シ立毛方向を例えばスキーの下面に貼るシールや一方に
滑らせることにより衣服のほこりを取るブラシの如く第
1搬送方向へ滑り易いように傾けることが考えられる。
シ立毛方向を例えばスキーの下面に貼るシールや一方に
滑らせることにより衣服のほこりを取るブラシの如く第
1搬送方向へ滑り易いように傾けることが考えられる。
【0019】しかし、そうした場合は、シートを第2搬
送経路に導く場合の作用力が若干低下することは否めな
い。
送経路に導く場合の作用力が若干低下することは否めな
い。
【0020】この問題を解決するには、切換えローラの
停止する位置が一定の回転角位置になるようにし、切換
えローラがその位置で停止しているときにシート先端と
切換えローラ周面との間の、シート先端を第1搬送経路
にシートを導く作用力が増すようにすればよい。
停止する位置が一定の回転角位置になるようにし、切換
えローラがその位置で停止しているときにシート先端と
切換えローラ周面との間の、シート先端を第1搬送経路
にシートを導く作用力が増すようにすればよい。
【0021】図3(a)、(b)に夫々そのようにした
実施例を示す。図3(a)に示す実施例ではローラ1は
その一部を切り欠かれて欠円状断面となっており、かつ
欠円部には植毛されておらず、停止状態では欠円部の平
面が上流側より搬送されてくるシート4の先端に斜に衝
接し、円滑に滑って第1搬送経路に案内する。ローラ1
の他の周面は植毛されており、ローラ1が回転すれば、
上流側より搬送されてくるシート4の先端は植毛により
滑ることなく第2搬送経路にもたらされる。
実施例を示す。図3(a)に示す実施例ではローラ1は
その一部を切り欠かれて欠円状断面となっており、かつ
欠円部には植毛されておらず、停止状態では欠円部の平
面が上流側より搬送されてくるシート4の先端に斜に衝
接し、円滑に滑って第1搬送経路に案内する。ローラ1
の他の周面は植毛されており、ローラ1が回転すれば、
上流側より搬送されてくるシート4の先端は植毛により
滑ることなく第2搬送経路にもたらされる。
【0022】図3(b)に示す実施例では、ローラ1は
偏平な楕円形の断面を有し、停止位置では、分岐部上流
より搬送されてきたシートの案内方向にローラの断面の
長径の方向が概ね一致するようにされている。そして、
長径の両端付近にのみ植毛されている。したがって、ロ
ーラ1の停止時には、上流側より搬送されてくるシート
4はローラ1の概ね偏平な面により第1搬送経路2に案
内され、ローラ1の時計方向の回転により、シート4の
先端はローラ1の植毛部に連行されて、第2搬送経路3
に導かれる。
偏平な楕円形の断面を有し、停止位置では、分岐部上流
より搬送されてきたシートの案内方向にローラの断面の
長径の方向が概ね一致するようにされている。そして、
長径の両端付近にのみ植毛されている。したがって、ロ
ーラ1の停止時には、上流側より搬送されてくるシート
4はローラ1の概ね偏平な面により第1搬送経路2に案
内され、ローラ1の時計方向の回転により、シート4の
先端はローラ1の植毛部に連行されて、第2搬送経路3
に導かれる。
【0023】停止時、切換えローラ1を図3の(a)、
(b)に示す所定の姿勢になる回転角位置で停止させる
には、図示しない検知手段によりローラの回転駆動手段
を制御して行なうようにすればよい。あるいはローラ1
に偏心荷重を付けて、所定の停止回転角位置を保持する
ことができるようにしてもよい。
(b)に示す所定の姿勢になる回転角位置で停止させる
には、図示しない検知手段によりローラの回転駆動手段
を制御して行なうようにすればよい。あるいはローラ1
に偏心荷重を付けて、所定の停止回転角位置を保持する
ことができるようにしてもよい。
【0024】シート先端と切換えローラ周面との間の作
用力をローラ停止時と回転時で夫々所期の方向にシート
を案内する力を増すようにした構成の他の例を図4に示
す。図4の(a)は切換えローラ停止時の該ローラの駆
動系の位置を示す。図(a’)はそのときの切換えロー
ラ1の位置を示す。切換えローラ1は駆動ギヤ11の中
心を支点とするレバー10の自由端に回動自在に軸支さ
れ、その軸端に設けられた従動ギヤ12が駆動ギヤ11
と噛合うことによって駆動される。駆動ギヤ11を軸支
する側板には、レバー10の可動範囲を規制する2つの
ストッパ13、14が植設されており、駆動ギヤ11が
停止している状態では、レバー10は切換えローラ1及
び従動ギヤ12の自重により、ストッパ14に当接した
位置に保持され、その結果、切換えローラ1は(a’)
図に示すように、第1搬送経路2の上側ガイド板との間
隔が開いた位置に保持され、分岐点の上流側搬送路から
搬送されてくるシート4は円滑に第1搬送経路2の方へ
導かれる。
用力をローラ停止時と回転時で夫々所期の方向にシート
を案内する力を増すようにした構成の他の例を図4に示
す。図4の(a)は切換えローラ停止時の該ローラの駆
動系の位置を示す。図(a’)はそのときの切換えロー
ラ1の位置を示す。切換えローラ1は駆動ギヤ11の中
心を支点とするレバー10の自由端に回動自在に軸支さ
れ、その軸端に設けられた従動ギヤ12が駆動ギヤ11
と噛合うことによって駆動される。駆動ギヤ11を軸支
する側板には、レバー10の可動範囲を規制する2つの
ストッパ13、14が植設されており、駆動ギヤ11が
停止している状態では、レバー10は切換えローラ1及
び従動ギヤ12の自重により、ストッパ14に当接した
位置に保持され、その結果、切換えローラ1は(a’)
図に示すように、第1搬送経路2の上側ガイド板との間
隔が開いた位置に保持され、分岐点の上流側搬送路から
搬送されてくるシート4は円滑に第1搬送経路2の方へ
導かれる。
【0025】(b)図及び(b’)図は夫々駆動ギヤ1
1を駆動した時の駆動系とレバー10の位置及び切換え
ローラ1の位置を示す図である。駆動ギヤ11が回転す
ると、従動ギヤ12は両ギヤの噛合いにより回転される
とともに、図においてレバー10の支点を中心として反
時計方向に回動させるモーメントを受け、レバー10は
ストッパ13に当接した位置に保持され、その結果、切
換えローラ1は(b’)図に示す如く第2搬送経路3へ
の通路を大きく開く位置に変位し、分岐点上流側搬送経
路から搬送されてくるシートは切換えローラ1の作用力
を受けて有利に第2搬送経路3の方へ案内される。
1を駆動した時の駆動系とレバー10の位置及び切換え
ローラ1の位置を示す図である。駆動ギヤ11が回転す
ると、従動ギヤ12は両ギヤの噛合いにより回転される
とともに、図においてレバー10の支点を中心として反
時計方向に回動させるモーメントを受け、レバー10は
ストッパ13に当接した位置に保持され、その結果、切
換えローラ1は(b’)図に示す如く第2搬送経路3へ
の通路を大きく開く位置に変位し、分岐点上流側搬送経
路から搬送されてくるシートは切換えローラ1の作用力
を受けて有利に第2搬送経路3の方へ案内される。
【0026】図5に示す実施例では、切換えローラ1は
回転軸1bが偏心して取付けられ、切換えローラの停止
時には(a)図に示す如く切換えローラ1はその幾何学
的中心と一致する重心が偏心した回転軸1bの真下にく
る位置に保持され、第1搬送経路2の上側案内板と大き
く離れ、上流側の搬送ローラ5により搬送されてくるシ
ート4を円滑に第1搬送経路2に案内する。
回転軸1bが偏心して取付けられ、切換えローラの停止
時には(a)図に示す如く切換えローラ1はその幾何学
的中心と一致する重心が偏心した回転軸1bの真下にく
る位置に保持され、第1搬送経路2の上側案内板と大き
く離れ、上流側の搬送ローラ5により搬送されてくるシ
ート4を円滑に第1搬送経路2に案内する。
【0027】搬送ローラ1の回転時は、(b)図に示す
如く、搬送ローラ1は偏心した回転軸1bからの最大半
径を半径とする図中に破線で示す円を外周面とする円筒
状軌跡を画いて回転し、上流側搬送ローラ5により分岐
部に搬送されてくるシート4に確実に作用し、シート4
を第2搬送経路3に案内する。
如く、搬送ローラ1は偏心した回転軸1bからの最大半
径を半径とする図中に破線で示す円を外周面とする円筒
状軌跡を画いて回転し、上流側搬送ローラ5により分岐
部に搬送されてくるシート4に確実に作用し、シート4
を第2搬送経路3に案内する。
【0028】図6に示す他の実施例では、切換えローラ
1の回転軸を偏心させる代りに、切換えローラ1に固定
されたアームの先端にウエイト20を取付け、切換えロ
ーラ1の停止時には(a)図に示す如く、ウエイト20
が切換えローラ1の軸の真下にくる位置に保持され、切
換えローラ1の回転時には、(b)図に示す如く、ウエ
イト20は切換えローラ1の軸を中心として破線で示す
円を外周とする円筒状の軌跡を画いて回転し、停止時に
はシートを第1搬送経路へ、回転時には第2搬送経路
へ、円滑にかつ確実に案内することができる。なお、図
6(a)に示す如く、切換えローラに欠円部を設け、停
止時シート先端がこれに斜に衝接して滑るようにすれば
なお効果がある。
1の回転軸を偏心させる代りに、切換えローラ1に固定
されたアームの先端にウエイト20を取付け、切換えロ
ーラ1の停止時には(a)図に示す如く、ウエイト20
が切換えローラ1の軸の真下にくる位置に保持され、切
換えローラ1の回転時には、(b)図に示す如く、ウエ
イト20は切換えローラ1の軸を中心として破線で示す
円を外周とする円筒状の軌跡を画いて回転し、停止時に
はシートを第1搬送経路へ、回転時には第2搬送経路
へ、円滑にかつ確実に案内することができる。なお、図
6(a)に示す如く、切換えローラに欠円部を設け、停
止時シート先端がこれに斜に衝接して滑るようにすれば
なお効果がある。
【0029】図7に示す実施例では、切換えローラ1の
表面には、自立できない程度に柔軟なある程度長い毛1
aが植毛されたブラシ状となっており、切換えローラ1
の停止時には、(a)図に示す如く毛1aは頭髪状に先
端が下方を向くように垂れ下り、第1搬送経路2の上側
ガイド板との間が大きく開き、上流側搬送ローラ5によ
り搬送されてくるシート4を円滑に第1搬送経路2の方
に案内する。切換えローラ1を回転させると、毛1aは
遠心力で切換えローラ周面の法線方向に延び、その先端
は切換えローラ1の軸を中心とする円筒状になり、実質
的な切換えローラ径が増加し、分岐点上流側より搬送さ
れてくるシート4に第2搬送経路3に向わせる作用力を
及ぼし、シート4は確実に第2搬送経路3に案内され
る。なお、図示の如く、各々の毛の先に小さな玉を形成
することも効果がある。
表面には、自立できない程度に柔軟なある程度長い毛1
aが植毛されたブラシ状となっており、切換えローラ1
の停止時には、(a)図に示す如く毛1aは頭髪状に先
端が下方を向くように垂れ下り、第1搬送経路2の上側
ガイド板との間が大きく開き、上流側搬送ローラ5によ
り搬送されてくるシート4を円滑に第1搬送経路2の方
に案内する。切換えローラ1を回転させると、毛1aは
遠心力で切換えローラ周面の法線方向に延び、その先端
は切換えローラ1の軸を中心とする円筒状になり、実質
的な切換えローラ径が増加し、分岐点上流側より搬送さ
れてくるシート4に第2搬送経路3に向わせる作用力を
及ぼし、シート4は確実に第2搬送経路3に案内され
る。なお、図示の如く、各々の毛の先に小さな玉を形成
することも効果がある。
【0030】ところで、第1搬送経路にシートの搬送方
向を切換えるときには切換えローラを停止させる本発明
の搬送経路切換え装置では、第1搬送経路にシートを搬
送する際切換えローラは単に案内板、そらせ板の役割し
か期待できずシート先端との間の作用力はシートをガイ
ドする上で効果的ではなく、むしろシートの腰の強さに
よる直進力が重要となる。
向を切換えるときには切換えローラを停止させる本発明
の搬送経路切換え装置では、第1搬送経路にシートを搬
送する際切換えローラは単に案内板、そらせ板の役割し
か期待できずシート先端との間の作用力はシートをガイ
ドする上で効果的ではなく、むしろシートの腰の強さに
よる直進力が重要となる。
【0031】そこで図8に示す如く、腰の強さによる直
進力による搬送を助成するため、第1搬送経路2の延び
る方向を分岐点の上流側搬送経路とほぼ一直線をなすよ
うに設定し、第2搬送経路3の方向を上流側の搬送路の
方向に対して偏向するように配置すれば、第1搬送経路
を選択した時には、シート自身の腰の強さで直進して、
円滑に第1搬送経路に案内され、かつ第2搬送経路に誤
って入ることを防止することができ、又第2搬送経路を
選択した時には、(b)図に示す如く、回転する切換え
ローラ1とシート4の先端との間の作用力により、シー
ト4を確実に第2搬送経路に案内することができる。
進力による搬送を助成するため、第1搬送経路2の延び
る方向を分岐点の上流側搬送経路とほぼ一直線をなすよ
うに設定し、第2搬送経路3の方向を上流側の搬送路の
方向に対して偏向するように配置すれば、第1搬送経路
を選択した時には、シート自身の腰の強さで直進して、
円滑に第1搬送経路に案内され、かつ第2搬送経路に誤
って入ることを防止することができ、又第2搬送経路を
選択した時には、(b)図に示す如く、回転する切換え
ローラ1とシート4の先端との間の作用力により、シー
ト4を確実に第2搬送経路に案内することができる。
【0032】ところで、図9に例示したような、両面記
録が可能な複写機やプリンタ等の画像形成装置でも、通
常の画像形成では表面だけの片面画像形成が圧倒的に多
いので、シート搬送経路の分岐部から再給紙経路にシー
トを案内する機会は、機外の排紙部に至る搬送経路にシ
ートを導く機会に比較して実際には極めて少ない。
録が可能な複写機やプリンタ等の画像形成装置でも、通
常の画像形成では表面だけの片面画像形成が圧倒的に多
いので、シート搬送経路の分岐部から再給紙経路にシー
トを案内する機会は、機外の排紙部に至る搬送経路にシ
ートを導く機会に比較して実際には極めて少ない。
【0033】そこで、シートの案内に際して経路切換え
ローラの回転駆動を必要とする第2搬送経路を再給紙経
路への搬送経路に、第1搬送経路を機外への排出経路に
すれば、経路切換えローラの回転駆動の必要は最小限度
に限定され、装置の寿命及び信頼性が一段と向上する。
ローラの回転駆動を必要とする第2搬送経路を再給紙経
路への搬送経路に、第1搬送経路を機外への排出経路に
すれば、経路切換えローラの回転駆動の必要は最小限度
に限定され、装置の寿命及び信頼性が一段と向上する。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、シート搬
送路の分岐点での搬送方向の切換えを高速切換えが可能
な切換えローラを使って行ない、かつ一方の搬送路への
案内時にのみ切換えローラを回転駆動し、他方の搬送路
への案内時には切換えローラを停止した状態で行なうよ
うにしたので、シート間隔にかかわらず、シートの搬送
方向の切換えを高速確実に行なうことができるととも
に、消費電力の節約、寿命及び信頼性の向上に効果が得
られる。
送路の分岐点での搬送方向の切換えを高速切換えが可能
な切換えローラを使って行ない、かつ一方の搬送路への
案内時にのみ切換えローラを回転駆動し、他方の搬送路
への案内時には切換えローラを停止した状態で行なうよ
うにしたので、シート間隔にかかわらず、シートの搬送
方向の切換えを高速確実に行なうことができるととも
に、消費電力の節約、寿命及び信頼性の向上に効果が得
られる。
【図1】本発明の実施例の、(a)は切換えローラ停止
時、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示す断面図で
ある。
時、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図3】(a)、(b)は夫々本発明の更に他の実施例
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の更に他の実施例の、(a)は切換えロ
ーラ停止時の該ローラ支持レバーの位置を、(a’)は
切換えローラの位置を示し、(b)は切換えローラ駆動
時のレバーの位置を、(b’)は切換えローラの位置を
示す側面図である。
ーラ停止時の該ローラ支持レバーの位置を、(a’)は
切換えローラの位置を示し、(b)は切換えローラ駆動
時のレバーの位置を、(b’)は切換えローラの位置を
示す側面図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の、(a)は切換えロ
ーラ停止時の、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示
す断面図である。
ーラ停止時の、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示
す断面図である。
【図6】本発明の更に他の実施例の、(a)は切換えロ
ーラ停止時の、(b)は切換えローラ駆動時の切換えロ
ーラとウエイトの状態を示す側面図である。
ーラ停止時の、(b)は切換えローラ駆動時の切換えロ
ーラとウエイトの状態を示す側面図である。
【図7】本発明の更に他の実施例の、(a)は切換えロ
ーラ停止時の、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示
す断面図である。
ーラ停止時の、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示
す断面図である。
【図8】本発明を適用したシート搬送経路分岐部の搬送
経路の望ましい配置の1例の、(a)は切換えローラ停
止時、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示す断面図
である。
経路の望ましい配置の1例の、(a)は切換えローラ停
止時、(b)は切換えローラ駆動時の状態を示す断面図
である。
【図9】シート搬送経路に分岐部を有する画像形成装置
のシート搬送経路の全体配置を示す図式図である。
のシート搬送経路の全体配置を示す図式図である。
【図10】従来のゲート方式のシート搬送経路切換え装
置の1例の断面図である。
置の1例の断面図である。
【図11】従来の切換えローラ方式のシート搬送経路切
換え装置の1例の断面図である。
換え装置の1例の断面図である。
1 切換えローラ 2 第1搬送経路 3 第2搬送経路 4 シート 5 搬送ローラ 10 レバー 11 駆動ギヤ 12 従動ギヤ 13、14 ストッパ 20 ウエイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝木 弘幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 実開 昭64−18059(JP,U) 実開 昭63−183157(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/60
Claims (6)
- 【請求項1】 第1搬送経路と第2搬送経路との分岐部
を有するシート搬送路の分岐部に回転可能な切換えロー
ラを有し、搬送されてくるシートの先端と上記切換えロ
ーラ表面との作用力によりシートの搬送経路を切換える
シート搬送経路切換え装置において、 上記の切換えローラは一方向にのみ回転可能であり、該
切換えローラが停止している状態で、搬送されてくるシ
ート先端の該切換えローラの周面に衝接する角度に基づ
く作用力によりシートを第1搬送経路に案内し、切換え
ローラが回転している場合は、回転しているローラの周
面とこれに衝接するシート先端との間の係合による作用
力によりシートを第2搬送経路に案内するようにしたこ
とを特徴とするシート搬送経路切換え装置。 - 【請求項2】 上記の切換えローラが停止している状態
でシート先端を第1搬送経路に案内することを補助する
案内補助手段を上記切換えローラに設けたことを特徴と
する請求項1に記載のシート搬送経路切換え装置。 - 【請求項3】 上記の切換えローラの停止位置が一定の
回転角位置になる手段を設け、切換えローラのその停止
位置でシートの先端と該切換えローラ周面との間の、シ
ートを第1搬送経路に導く作用力が増すようにしたこと
を特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送経路切
換え装置。 - 【請求項4】 上記の切換えローラの停止位置を一定の
回転角位置とする手段として、上記の切換えローラの重
心位置を回転中心より偏倚させ、停止状態では自重によ
り、重心が回転中心の下にくる位置で停止するようにし
たことを特徴とする請求項3に記載のシート搬送経路切
換え装置。 - 【請求項5】 上記切換えローラの実効半径が回転時は
遠心力の作用で停止時より大きくなるようにしたことを
特徴とする請求項1に記載のシート搬送経路切換え装
置。 - 【請求項6】 上記の第1搬送経路が分岐点より上流側
の搬送経路と略一直線上に配置され、上記の第2搬送経
路が分岐点より上流側の搬送経路に対して偏向するよう
に経路を配置したことを特徴とする請求項1に記載のシ
ート搬送経路切換え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30409292A JP3246963B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | シート搬送経路切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30409292A JP3246963B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | シート搬送経路切換え装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06156848A JPH06156848A (ja) | 1994-06-03 |
| JP3246963B2 true JP3246963B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=17928928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30409292A Expired - Fee Related JP3246963B2 (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | シート搬送経路切換え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3246963B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP30409292A patent/JP3246963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06156848A (ja) | 1994-06-03 |
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