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JP3249569B2 - 室内収納庫設置構造 - Google Patents
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JP3249569B2 - 室内収納庫設置構造 - Google Patents

室内収納庫設置構造

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JP3249569B2
JP3249569B2 JP06908592A JP6908592A JP3249569B2 JP 3249569 B2 JP3249569 B2 JP 3249569B2 JP 06908592 A JP06908592 A JP 06908592A JP 6908592 A JP6908592 A JP 6908592A JP 3249569 B2 JP3249569 B2 JP 3249569B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内収納庫設置構造に
関し、特に室内の設置位置を変更可能にする室内収納庫
設置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的な建物の平面図が示されて
おり、図示のように床部10上の外縁部に外壁12が形
成されて建物の基本的部分が構成されている。また、外
壁12の対向する辺間に間仕切壁14が設けられ、室内
空間を2つに分割している。
【0003】更に、この間仕切壁14はほぼ中間位置に
て屈曲され、分割されたそれぞれの室内空間を他方の室
内空間側へ所定スペース引込めた凹部100が形成され
ている。
【0004】そして、この部分を収納庫設置のためのス
ペースとし、建築現場において凹部100の部分を収納
庫として構成するための施工を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の室内収納庫設置構造では、建築現場において凹部1
00の部分に収納庫を形成するための施工を行うので、
その建築現場における作業性の効率が低下している。
【0006】すなわち、その凹部100にウォークイン
クローゼットや物入等種々の機能の収納庫を形成する場
合、その凹部100の開口部分に枠を取付けたり、ある
いは内面部分に内面仕上げ作業を行なう必要がある。従
って、その仕上げのための作業に熟練を要し、しかも労
力並びに時間を要するという問題があった。
【0007】また、従来の収納庫は建物にくくりつけた
状態で形成されるため、取外しができず、移動できない
ため、後に収納庫の位置を変更しようとしても対応でき
ないものであった。
【0008】更に、室内の間仕切りに固定の間仕切壁を
用いる場合には、室内レイアウトを変更しようとして
も、間仕切壁を取り壊さなければ変更することができ
ず、室内レイアウトの変更に容易に対応できないもので
あった。
【0009】この発明は、前記事情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、建築現場における収納庫の設置を
簡単かつ迅速に行うことを可能とし、かつ収納庫の設置
位置や間仕切りの設置位置を容易に変更することのでき
る室内収納庫設置構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る室内収納庫設置構造は、建築物の室内
にて床部上に収納庫を設置する室内収納庫設置構造にお
いて、内部を収納庫として形成した筐体の下面に室内の
床部上で前記筐体を任意の方向に移動可能にする無軌道
の移動手段を有し、かつ前記筐体の上面と天井面との間
に筐体移動用の所定の隙間確保される高さを有する複
数の収納庫ユニットと、前記収納庫ユニットの上面と前
記天井面との間に介在して設置されるように前記隙間に
全体にわたって充填される充填部材と、所定位置で床部
上に固定されて前記収納庫ユニットを固定する固定用部
材と、を有し、前記収納庫ユニットを移動手段により所
定の設置位置に移動させて複数の収納庫ユニットを適宜
の形状に組み合わせ、その設置位置で固定用部材を床部
上に固定して収納庫ユニットを固定し、収納庫ユニット
と天井面との間に充填部材を組み込んで隙間全体を覆う
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明の他の室内収納庫設置構造
は、建築物の室内にて床部上に収納庫を設置する室内収
納庫設置構造において、内部を収納庫として形成した筐
体の下面に室内の床部上で前記筐体を任意の方向に移動
可能にする無軌道の移動手段を有し、かつ前記筐体の上
面と天井面との間に筐体移動用の所定の隙間確保され
る高さを有する複数の収納庫ユニットと、前記収納庫ユ
ニット設置後の前記収納庫ユニットの上面と天井面との
に介在して設置されるように前記隙間に全体にわたっ
て充填される充填部材と、前記収納庫ユニットの設置位
置で前記移動手段と対応して前記床部に設けられ、前記
移動手段を落込んで前記収納庫ユニットを固定する落込
み穴と、を有し、前記収納庫ユニットを移動手段により
所定の設置位置に移動させて複数の収納庫ユニットを適
宜の形状に組み合わせ、移動手段を落込み穴に落込んで
前記収納庫ユニットを固定し、その位置で収納庫ユニッ
トと天井面との間に充填部材を組み込んで隙間全体を
うことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成の室内収納庫設置構造によれば、複数
の収納庫ユニットは筐体下面に任意の方向に移動可能な
無軌道の移動手段を有し、かつ筐体上面と天井面との間
に移動用の隙間を有する状態となっているため、これを
建築現場において室内床面上に載置し、所定の位置まで
移動させることにより、収納庫ユニットの室内への設置
が、既に天井が形成された状態で簡単に行なうことが可
能である。
【0013】また、収納庫ユニットの設置位置で、床部
上に固定用部材を固定するか、移動手段を床部の落込み
穴に落込むことで、容易かつ確実に収納庫ユニットを固
定して位置ずれを防止することができる。更に、収納庫
ユニットを室内の所定の設置場所に設置した状態で、筐
体上面と天井面との間の隙間に充填部材を組み込んで充
填し該隙間全体を覆うことにより、収納庫ユニットの取
付けが完了する。
【0014】また、収納庫ユニットの前記取付け状態か
ら筐体上部の充填部材を取外し、筐体上面と天井面との
間に隙間を空けるとともに、固定用部材の固定を外す
か、移動手段を落ち込み穴から引き抜くことによって、
収納庫ユニットは筐体下面の移動手段によって床面上を
移動し得る状態となるため、後に収納庫設置場所を変更
しようとする場合には、前述の移動可能な状態にして収
納庫ユニットを所望の移動位置へ動かせば簡単に変更が
なし得る。
【0015】更に、前記収納庫ユニットを間仕切りとし
て用いることにより、簡単に間仕切りを形成することが
でき、しかも簡単に収納庫ユニットを移動させて間仕切
壁位置を調整することができる。従って、その移動動作
によって室内の分割割合を調整することができる。
【0016】特に、複数の収納庫ユニットは任意の方向
に移動可能な無軌道の移動手段を有しているため、収納
庫ユニットを自由に移動させて適宜形状に組み合わせる
ことができ、間仕切形状を任意に変形させることがで
き、間仕切形状の自由度を高めることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0018】図1は実施例の概略構成を示す説明図であ
り、室内200には、その室内200を仕切るように収
納庫ユニット20及び22が設置されている。この収納
庫ユニット20、22は工場段階において予め基本的構
成がなされている。すなわち筐体21として予め収納庫
を形成するように構成され、例えば扉25の部分のみを
建築現場において取り付けるような構成とされている。
【0019】また、これら収納庫ユニット20及び22
の内面部分も工場段階において予め内面仕上げがなされ
ている。従って、このように収納庫ユニット20及び2
2を室内200の壁部間にそれぞれの壁部に密接した状
態で設置することによって収納庫の基本的部分の設置が
終了する。
【0020】また、本実施例では、収納庫ユニット2
0、22の筐体21底面部には移動手段としてローラ2
8が取付けられており、このローラ28によって床部1
0上をスムーズに移動させることができるようにしてい
る。
【0021】このようにローラ28を取り付けて移動の
容易化を図った場合、設置後における位置ずれ防止のた
めの構造が必要となるが、図2(A)及び(B)はその
収納庫ユニット20、22の設置の安定化を図るための
構造の例が示されている。
【0022】同図(A)は収納庫ユニット20を所定位
置に設置した後収納庫ユニット20の前面及び背面に当
接させた状態で固定用部材30を床部10上に固定する
ようにした例を示している。これによって収納庫ユニッ
トは前後に移動することが完全に防止される。また、収
納庫ユニットの両側面方向の位置ずれについては、その
収納庫ユニット20が一方の壁部と隣接する収納庫ユニ
ット22の側面との間に密着した状態で設置されるの
で、完全に防止されている。
【0023】同図(B)は設置の安定化のための他の構
成を示しており、図示のように収納庫ユニット20が適
正な位置に移動した時にローラ28が落込み穴32に落
ち込むように構成している。これによって、収納庫ユニ
ット20は適正位置にきたときにその底面が床部10上
に接するところまで落ち込み完全に位置ずれが防止され
る。
【0024】更に、収納庫ユニット20及び22は筐体
21の上面27が天井面29に接することなく所定の隙
間23が確保されるような高さに形成されている。従っ
て、21に取付けたローラ28にて収納庫ユニット2
0,22を床部10上で移動させる際、収納庫ユニット
20,22が天井面29に引っかかって移動を妨げるよ
うなことがなく、スムーズな移動がなし得ることとな
る。
【0025】そして、収納庫ユニット20,22が所定
位置に安定して設置された後、その隙間23部分に充填
部材24及び26を組み込んで設置し、収納庫ユニット
20、22の上面27と天井面29との間の隙間23を
完全に覆うようにしている。なお、これら充填部材2
4、26は必要に応じて取り外すことができるように設
置されるものである。
【0026】また、収納庫ユニット20、22は互いに
反対方向を向けて設置されており、2つの仕切られた空
間のそれぞれの収納庫として機能するものである。そし
て、各収納庫ユニット20、22の背面部20a及び2
2aは工場段階において予め壁面仕上げがなされてい
る。
【0027】従って、収納庫ユニット20及び22が図
1のように設置された状態ではそれぞれの背面部20a
及び22aは通常の間仕切壁としての機能を果すことと
なる。このため、室内200に予め間仕切壁が設けられ
ていない場合でも収納庫ユニット20、22が設置され
ることにより間仕切壁も同時に設置されたこととなる。
また、上記充填部材24及び26についても収納庫ユニ
ット20及び22の背面側に位置する面については同様
に壁面仕上げを行っておくのが好適である。
【0028】このように、本実施例によれば、建築現場
において予め内壁仕上げなどの基本的構成のなされた収
納庫ユニットを所定位置に設置し、これを固定する作業
を行うだけで収納庫の形成が簡単に終了する。そして、
その筐体21の上面27と天井面29との間を充填部材
24、26によって充填することによって、収納庫ユニ
ット20,22の背面部20a、22aとその充填部材
24、26によって室内の間仕切壁としての機能も奏す
ることができる。
【0029】また、上記のように各収納庫ユニット2
0、22は設置状態で天井面に密着する構成ではなく、
所定の隙間を確保し得る大きさに形成されている。従っ
て、充填部材24、26を取り外し、前記隙間を確保す
ることによって、上方へ持ち上げることが可能である。
即ち、図2(B)に示した例では上方に持ち上げること
によって落込み穴32からローラ28を外へ出すことが
可能となる。従って、収納庫ユニット20または22を
室内の他の位置へ移動させることが可能となっている。
【0030】なお、上記図2(B)に示したような落込
み穴32を用いている場合にはその落込み穴32を塞ぐ
ための蓋部等を予め設けておくのが好適である。また、
図2(A)のような場合には、固定用部材30を取外す
ことによって収納庫ユニット20,22がそのまま移動
可能となる。
【0031】そして、上記収納庫ユニット20、22を
簡単に移動させ室内200の間仕切位置を変更すること
ができる。これによって例えば仕切られた2つの部屋の
広さの調整が可能であり、更に図3に示したようにほぼ
共通の面積の2つの部屋300及び400を収納庫ユニ
ット20、22の移動により広い1つの部屋500と小
さい納戸600とに分けるような変更を容易に行うこと
ができる。
【0032】従って、室内の大掛りな改造工事を行うこ
となく収納庫ユニット20、22の移動動作を行うこと
のみによって室内の間仕切デザインの変更をも行うこと
ができる。
【0033】また、上記のように収納庫ユニット20、
22については工場段階において予めその基本的構成が
なされるので、その収納庫の種類を複数設けておくこと
によって利用者の希望に応じた機能の収納庫を簡単に設
置することができる。
【0034】例えば、ウォークインクローゼットや物
入、更に長物専用の物入や小物専用の物入など種々のバ
リエーションに富んだ収納庫を簡単に設置することが可
能となる。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能で
ある。
【0036】例えば、1つの室内200に設置される収
納庫ユニットの数は上記実施例のように2つに限定され
るものではなく壁部間全長に渡って1つの収納庫ユニッ
トで仕切るようにすることも可能であり、また3個以上
の収納庫ユニットを用いることも可能である。
【0037】また、収納庫ユニットは必ずしも間仕切兼
用とする必要はなく、収納庫のみの機能を有するもので
あっても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る室内
収納庫設置構造によれば、建築現場に収納庫の設置を極
めて簡単な動作により迅速に行うことができる。また、
収納庫ユニットの背面部を間仕切壁として用いることに
より、間仕切壁を予め設置することなく収納庫ユニット
の設置によって同時に室内を仕切ることも可能である。
更に、一旦設置した収納庫ユニットを再度室内の他の場
所へ簡単に移動させることができるので、収納庫の設置
位置の変更や室内の仕切位置のデザイン変更を簡単に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の概略構成を示す斜視図である。
【図2】 (A)及び(B)は実施例の収納庫ユニット
の設置の安定化を図るための構造の例をそれぞれ示す側
面図である。
【図3】 実施例の間仕切の変更例を示す平面図であ
る。
【図4】 従来の室内収納庫の設置構造を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10…床部、20,22…収納庫ユニット、21…筐
体、20a,22a…背面部、23…隙間、24、26
…充填部材、27…上面、28…ローラ、29…天井
面、30…固定用部材、32…落込み穴、200…室
内。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の室内にて床部上に収納庫を設置
    する室内収納庫設置構造において、 内部を収納庫として形成した筐体の下面に室内の床部上
    で前記筐体を任意の方向に移動可能にする無軌道の移動
    手段を有し、かつ前記筐体の上面と天井面との間に筐体
    移動用の所定の隙間確保される高さを有する複数の収
    納庫ユニットと、 前記収納庫ユニットの上面と前記天井面との間に介在し
    て設置されるように前記隙間に全体にわたって充填され
    充填部材と、 所定位置で床部上に固定されて前記収納庫ユニットを固
    定する固定用部材と、を有し、 前記収納庫ユニットを移動手段により所定の設置位置に
    移動させて複数の収納庫ユニットを適宜の形状に組み合
    わせ、その設置位置で固定用部材を床部上に固定して収
    納庫ユニットを固定し、収納庫ユニットと天井面との間
    に充填部材を組み込んで隙間全体を覆うことを特徴とす
    る室内収納庫設置構造。
  2. 【請求項2】 建築物の室内にて床部上に収納庫を設置
    する室内収納庫設置構造において、 内部を収納庫として形成した筐体の下面に室内の床部上
    で前記筐体を任意の方向に移動可能にする無軌道の移動
    手段を有し、かつ前記筐体の上面と天井面との間に筐体
    移動用の所定の隙間確保される高さを有する複数の収
    納庫ユニットと、 前記収納庫ユニット設置後の前記収納庫ユニットの上面
    と天井面との間に介在して設置されるように前記隙間に
    全体にわたって充填される充填部材と、 前記収納庫ユニットの設置位置で前記移動手段と対応し
    て前記床部に設けられ、前記移動手段を落込んで前記収
    納庫ユニットを固定する落込み穴と、を有し、 前記収納庫ユニットを移動手段により所定の設置位置に
    移動させて複数の収納庫ユニットを適宜の形状に組み合
    わせ、移動手段を落込み穴に落込んで前記収納庫ユニッ
    トを固定し、その位置で収納庫ユニットと天井面との間
    に充填部材を組み込んで隙間全体を覆うことを特徴とす
    る室内収納庫設置構造。
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