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JP3282016B2 - レインダストガード空気膜屋根状物 - Google Patents
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JP3282016B2 - レインダストガード空気膜屋根状物 - Google Patents

レインダストガード空気膜屋根状物

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JP3282016B2
JP3282016B2 JP33252095A JP33252095A JP3282016B2 JP 3282016 B2 JP3282016 B2 JP 3282016B2 JP 33252095 A JP33252095 A JP 33252095A JP 33252095 A JP33252095 A JP 33252095A JP 3282016 B2 JP3282016 B2 JP 3282016B2
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勇 雑賀
隆 村山
正武 飯田
浩二 江田
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Teijin Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶の修理、塗
装、建築工事場、仮設展示物、球技場などに、風のある
とき、ほこりの多い場所、雨天時など、作業ができない
ようなときに、全体を覆って作業ができるようにするた
めの取扱い易く軽量なレインダストガード空気膜屋根状
物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、屋外などにおける作業は、雨
天などの際は作業を中止し、雨が止むのを待って作業の
続行を行っている。このような雨天時の作業空間を確保
する方法として、小型の場合は傘からシート状テントな
どの手段を利用することがこれまで行われている。ま
た、100m2 以上のような大きな作業空間を必要とす
る場合は、エアーチューブ構造からなるテントを固定し
て使用する固定型エアーチューブテントがあるが、重量
があり組み立てなどが面倒で時間を要している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、雨天時には、例
えば100m2 以上のような作業空間を要する船舶の修
理塗装、建築工事、イベントの展示などは中止してい
る。現在ある空気膜は、面積100m2 以上の大型の場
合、膜体の重量が重く(600g/m2 以上)、取り付
け、取り外しは難しく、一度取り付けると3〜6ケ月取
り外すことのないものでないと使用されていない。本発
明者らは、このような現状に鑑み種々検討を重ねた結
果、面積が100m2 以上の大型の場合でも、軽量で、
組み立て取り外しがし易く、しかも運搬し易くかつ収納
スペースも少なく、毎日でも取り外しができる空気膜屋
根状物を発明することにより、これらの問題を解消する
ことを可能にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、全表面積が1
00〜500m であるエアー注入型の作業用軽量レイ
ンダストガードであって、重量30〜200g/m
通気度0.1cc/sec・cm以下の膜材を使用
し、2重構造になしたエアー注入部分の表面積の合計が
全表面積の30%以上であり、該2重構造部にその
面膜と下面膜をつなぐ長尺なリブ状ホホヅエ膜が複数個
取り付けられ、該ホホヅエ膜の単体には、合計面積がホ
ホヅエ膜単体の面積の1/400〜1/2となる、円
形、楕円形又はタマゴ形の複数の空隙部が形成され、
ホヅエ膜の幅方向を縦方向と見て、該空隙部各単体の
の長さがホホヅエ膜の幅の約2/3以下、横の長さが縦
の長さ1に対して2以下であるとともに、2重構造部お
よびリブ状ホホヅエ膜が柔らかい材質(JIS L 1
096 カンチレバー法による5〜20cm)で形成さ
れていることを特徴とするレインダストガード空気膜屋
根状物である。この場合、ポリエステル繊維、ポリアミ
ド繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ポリオレフィン繊
維、およびポリアリレート繊維の群から選ばれた少なく
とも1種の繊維からなる織編物の片面または両面に樹脂
加工され、通気度を0.1cc/sec・cm以下に
した膜材を使用し、各2重構造部の側面にはエアー注入
出口を1つ以上設けたもので、空気膜屋根状物の全表面
を100〜500mとするのが好ましい。
【0005】また、2重構造部には、その上面膜下面
をつなぐ長尺なリブ状ホホヅエ膜を複数個取り付け、
このリブ状ホホヅエ膜の材質を2重構造部の材質と同一
かやや硬い、伸度が本体より低い材質を使用するととも
に、リブ状ホホヅエ膜の単体には、合計面積がホホヅエ
膜単体の面積(空隙部を含む面積で全面積とも言う)の
1/400〜1/2の空隙部、特に円形状空隙部を設け
るのがよい。空隙部は、前記したように、ホホヅエ膜の
幅方向を縦方向と見て、空隙部各単体の縦の長さがホホ
ヅエ膜の幅の約2/3以下で、また横の長さが縦の長さ
1に対して2以下とすることが必要である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のレインダストガード空気
膜屋根状物は、30〜200g/m2 、好ましくは50
g/m2 以下の重量(目付)、通気度0.1cc/se
c・cm2 以下、好ましくは0.02cc/sec・c
2 以下の膜材が使用される。重量が200g/m2
超えると、取り付け取り外しなどが難しく、その作業が
面倒で時間を要し、一方30g/m2 未満であると、強
力や通気性に問題があり安定した使用が難しい。特に、
軽量化された大型のものに対しては、30〜50g/m
2 とするのが好ましい。通気度は、0.1cc/sec
・cm2 を超えると、本発明のように表面積が大きくな
るとその形態保持性がでなくなって好ましくなく、0.
1cc/sec・cm2 以下、特に0.02cc/se
c・cm2 以下とするのが好ましく、実質的に0である
のがさらに好ましい。
【0007】また、空気膜屋根状物の全表面積は、10
0〜500mとするのがよい。この全表面積が、50
0mを超えると強力の点から問題があり、一方100
未満では小規模となるため利用性などが低くなるな
どの問題がある。膜材の材質は、ポリエステル繊維、ポ
リアミド繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ポリオレフィ
ン繊維、、ポリアリレート繊維、そのほか強力合成繊維
であれば何でもよいが、好ましくはポリエステル繊維、
アラミド繊維であり、各繊維で織編された布帛に、ポリ
ウレタン、アクリルゴム、フッ素ゴム、塩化ビニル系樹
脂などの樹脂と複合化し、通気性を上記のように0.1
cc/sec・cm以下になした膜材が使用される。
【0008】2重構造になした部分は、全表面積の30
%以上に構成することが必要であり、30%未満では空
気を注入して立ち上げるにあたり、空気柱部が少なく、
立ち上げが難しく好ましくない。2重構造部を複数にし
た場合、2重構造部を連通する如くなすのがよく、形態
保持、安定性、組み立てあるいは取り外しなどに効果的
である。また、2重構造部には、少なくとも1以上のエ
アー注入出口が一辺に設けられる。このエアー注入出口
は、多いほど、畳む際に早く畳めることができて好まし
いが、その数は2重膜の構造により適宜決めるのがよ
い。
【0009】2重膜構造には、特に全表面積を2重膜構
造とした場合は、各20〜100cm間隔にリブ状ホホ
ヅエ(方杖)膜材を入れることが好ましい。リブ状ホホ
ヅエ膜材は、2重膜構造と同一素材かまたは硬さが同一
か、またはやや硬いもの(JIS L 1096 カン
チレバー法で3倍以内とするのがよく、3倍を超える硬
さになると収納が容易に行えなくなる)が好ましい。従
来は、例えばネット状のものがパラグライダーなどに使
用されているが、2重膜の形態が安定せず好ましくな
い。また、大型空気膜材には、ロープ状物で上面膜材と
下面膜材が固定されているケースもあるが、やはり寸法
安定性が悪く、膜材の形が空気投入により一定し難い。
【0010】これに対して、本発明では、前記のように
本体と同一またはやや硬いもの、および/または伸度が
本体膜材より低いものを使用することにより、寸法安定
性も良く、収納時も折り畳み易くコンパクトになる。ま
た、膜材の柔らかいもの(カンチレバー法 5〜20c
m)を使用することにより、さらに折り畳み易くコンパ
クトになって効果的である。また、リブ状ホホヅエ膜材
には、対応するその単体の面積の1/400〜1/2の
大きさで、かつ該膜材の幅方向の長さの少なくとも2/
3以下の長さの円形、楕円形又はタマゴ形の円形状の空
隙(穴)が設けられる。
【0011】空隙の形状において、リブ状物の幅方向
縦とした場合、空隙縦の長さを1とした場合、横の長さ
を2以下で0.1以上にするのが好ましい。この比を外
れる場合、空隙が変形し、さらには膜本体が変形、破壊
の恐れがある。さらに、複数の空隙の合計面積が、ホホ
ヅエ膜材単体の面積の1/2を超え、あるいは空隙単体
の縦の長さが膜の幅の2/3を超える長さでは、強度が
弱くなり変形し易く、また複数の空隙の合計面積が膜材
単体の面積の1/400未満では、空気注入、排出に時
間がかかる。空隙の形状としては、好ましくは、円形、
楕円形、タマゴ形などの円形状のものが好ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
【0013】実施例1 40デニール/20フィラメントのポリエステルフィラ
メントの糸を、経緯とも、114本/インチの密度で製
織した布帛に、ウレタン樹脂〔セイコー化成(株)製、
ポリエステル系ポリウレタン U−1468に、硬化剤
として、日本ポリウレタン(株)製のイソシアネート
系、コロネートHLを使用〕をディップコートし、通気
度0.02cc/sec・cm2 、重さ48g/m2
強力;経47kg/5cm、緯45kg/5cm、硬さ
BR>5cm(JIS 1096、カンチレバー法)を使
用し、図1に示すような形のエアー注入型作業用軽量レ
インダストガード空気膜屋根状物(幅15m、奥行き1
0mの円弧型)を作った。
【0014】本体1は、上面膜2、下面膜3、リブ状ホ
ホヅエ膜を形成する内側リブ4および外側リブ(空隙な
し)5を含んで構成される。内側リブ4は、50cm間
隔で本体奥行き方向へ19枚配置し、各内側リブ4には
その幅(縦方向)80cmに対し、直径40cmの円形
の空隙(穴)6を等間隔に18個空け、全体が連通する
ようにしてある。また、本体1の両側面には、直径40
cmの空気注入出口7を10ケ所(片側5ケ所)取り付
けた。これに、圧力1.05kg/cmの空気圧で注
入したところ、立ち上げは約5分で完了した。また、全
空気の排出に約7分、収納まで約15分で完了できた。
【0015】実施例2 実施例1と同素材を使用し、図2に示すように、上面膜
12、下面膜13、リブ状ホホヅエ膜を形成する内側リ
ブ14および外側リブ(空隙なし)15を有する本体1
1から構成される、円形型のエアー注入型イベント用軽
量レインダストガード空気膜屋根状物(直径9.2m、
高さ4m)を作った。リブ幅は下部60cmより形状に
合わせて徐々に小さくし、内側リブ14は等間隔で30
枚配置し、そのリブ幅に対し1/2の直径の円形空隙1
6をそれぞれ4〜6個空け、実施例1と同じく全体を連
通させ、外側側面に直径40cmの空気注入出口17を
12個取り付けた。
【0016】これに圧力1.05kg/cm2 の空気圧
で注入したとき、立ち上げは約3分で完了した。また、
空気排出、取り外し収納まで約5分と短時間で作業が完
了した。立ち上げ後、風速10m/秒まで本体形状に著
しい影響はなく安定していた。雨に対しては、本体上で
溜まりになることなくスムーズに流れ落ち、何らの問題
を生じることはなかった。
【0017】比較例1 実施例1と同一のもので、内側リブ4の空隙の形を図3
(a)のように、各々頂点の角度が25度の二等辺三角
形31、30度の二等辺三角形32、45度の二等辺三
角形33、および60度の正三角形34、図3(b)の
縦楕円35,36、正円37および横楕円38、図3
(c)のI型スリット39,40およびXスリット4
1,42などにして、空気を注入し本体の形状変化の具
合を調べたところ、図3(a)、図3(c)のものの場
合、頂点角度の変形を示し、またリブの裂けるものが生
じた。
【0018】図3(b)の楕円形や円形のものにおいて
は、リブの幅方向を縦方向と見た場合に空隙の縦の長さ
1に対して横の長さを2以下で0.1以上が良く、これ
を外れる場合は本体の形状変化が著しい。空隙形状にお
いては、正円から縦楕円が最も良く、理想の本体形状を
維持し安定していた。
【0019】比較例2 実施例1と同一のもので、内側リブ4の空隙43を正円
形において、図4に示すように、大きさ別に本体を作
り、空気の流れ方と本体形状変化について調べた。空隙
43の大きさはリブ4の幅800mmに対してその中央
位置を中心として、直径750mmφから50mmφま
では50mm間隔、50mmφから10mmφまでは1
0mm間隔で、空隙の相互間は1m間隔として配置し、
それぞれ立ち上げて本体の形状変化と空気の注入、排出
の効率を計測した。
【0020】その結果、リブ幅800mmに対して55
0mmφ以上においては、本体の変形および表面に皺の
発生することが確認されたが、500mmφ以下ではこ
のような問題は全くなく、リブ幅に対し長さを2/3以
下とすればよいことが判った。直径50mmφ未満にお
いては、すなわち空隙面積がリブ面積の1/400未満
では、空気の流通がスムーズにいかず、全体の圧力が均
一化され難く、また空気の注入および排出に30分以上
を要した。このような傾向は他の形状においても同様で
あった。よって、内側リブに空隙を設ける場合、リブ幅
に対し長さを2/3以下とし、空隙の面積は内側リブ面
積の1/400以上にすることが好ましい。
【0021】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明によれば、
全表面積が100m 〜500m という大型のもので
ありながらも、軽量で、組み立て取り外しがし易く、し
かも運搬し易くかつ収納スペースも少なく、毎日でも取
り外しができ、また長期間に亙って安定かつ簡易に使用
できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部断面を含む斜視図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例を示す一部断面を含む斜視
図である。
【図3】比較例を説明するための内側リブの模式図であ
る。
【図4】他の比較例を説明するための内側リブの模式図
である。
【符号の説明】
1 本体 2 上面膜 3 下面膜 4 内側リブ 5 外側リブ 6 空隙 7 空気注入出口 11 本体 12 上面膜 13 下面膜 14 内側リブ 15 外側リブ 16 空隙 17 空気注入出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 隆 大阪府大阪市中央区南本町1丁目6番7 号 帝人株式会社内 (72)発明者 飯田 正武 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社 長崎造船所内 (72)発明者 江田 浩二 長野県飯山市大字寿字西長峰73−1 フ ァルホーク株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−187259(JP,U) 実開 平5−73172(JP,U) 実公 昭11−3614(JP,Y1)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全表面積が100〜500m である
    アー注入型の作業用軽量レインダストガードであって、
    重量30〜200g/m、通気度0.1cc/sec
    ・cm以下の膜材を使用し、2重構造になしたエアー
    注入部分の表面積の合計が全表面積の30%以上であ
    り、該2重構造部にその上面膜と下面膜をつなぐ長尺
    リブ状ホホヅエ膜が複数個取り付けられ、該ホホヅエ
    の各単体には、合計面積がホホヅエ膜単体の面積の1
    /400〜1/2となる、円形、楕円形又はタマゴ形の
    複数の空隙部が形成され、ホホヅエ膜の幅方向を縦方向
    と見て、該空隙部各単体の縦の長さがホホヅエ膜の幅の
    約2/3以下、横の長さが縦の長さ1に対して2以下で
    あるとともに、2重構造部およびリブ状ホホヅエ膜が柔
    らかい材質(JIS L 1096 カンチレバー法に
    よる5〜20cm)で形成されていることを特徴とする
    レインダストガード空気膜屋根状物。
  2. 【請求項2】 膜材がポリエステル繊維、ポリアミド繊
    維、アラミド繊維、炭素繊維、ポリオレフィン繊維、お
    よびポリアリレート繊維の群から選ばれた少なくとも1
    種の繊維からなる織編物の片面または両面に樹脂加工さ
    れている請求項1記載のレインダストガード空気膜屋根
    状物。
  3. 【請求項3】 重量が30〜50g/mである請求項
    1〜2のいずれか1項記載のレインダストガード空気膜
    屋根状物。
  4. 【請求項4】 各2重構造部の側面にエアー注入出口を
    1つ以上設けた請求項1〜3のいずれか1項記載のレイ
    ンダストガード空気膜屋根状物。
  5. 【請求項5】 リブ状ホホヅエ膜が20〜100cmの
    間隔で取り付けられている請求項1〜4のいずれか1項
    記載のレインダストガード空気膜屋根状物。
  6. 【請求項6】 リブ状ホホヅエ膜が2重構造部と同一か
    やや硬い材質である請求項1〜5のいずれか1項記載
    レインダストガード空気膜屋根状物。
  7. 【請求項7】 船舶塗装用である請求項1〜6のいずれ
    か1項記載のレインダストガード空気膜屋根状物。
  8. 【請求項8】 建設工事用である請求項1〜6のいずれ
    か1項記載のレインダストガード空気膜屋根状物。
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GB2519552A (en) * 2013-10-24 2015-04-29 Hot Pod Yoga Ltd Inflatable Exercise Chamber
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