JP3282928B2 - グローブボックス構造 - Google Patents
グローブボックス構造Info
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- JP3282928B2 JP3282928B2 JP25838794A JP25838794A JP3282928B2 JP 3282928 B2 JP3282928 B2 JP 3282928B2 JP 25838794 A JP25838794 A JP 25838794A JP 25838794 A JP25838794 A JP 25838794A JP 3282928 B2 JP3282928 B2 JP 3282928B2
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- glove box
- reinforcing
- inner door
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用インストルメン
トパネルの開口部に開閉可能に配設されてなるグローブ
ボックスに係り、詳しくは、ボックス本体、インナドア
パネル及びアウタドアパネルを備えてなるグローブボッ
クス構造に関するものである。
トパネルの開口部に開閉可能に配設されてなるグローブ
ボックスに係り、詳しくは、ボックス本体、インナドア
パネル及びアウタドアパネルを備えてなるグローブボッ
クス構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車室内のインストルメント
パネルの助手席に対応する位置には、グローブボックス
と呼ばれる収納手段が設けられている。ところで、自動
車にとって何らかの加速度変動があった場合、助手席に
着座している搭乗者の膝部がグローブボックスに当たる
おそれがある。かかる場合の衝撃を吸収する方策として
次の2つのものが考えられる。すなわち、1つは、グロ
ーブボックスのドアパネル自体が変形することにより衝
撃力を吸収するものである(実開平4−109650号
公報等)。また、他の1つは、インストルメントパネル
の内側に衝撃吸収手段を設けておき、グローブボックス
のドアパネル自体をできるだけ変形させないものである
(特開平4−63745号公報等)。そして、前記衝撃
吸収手段の変形により、グローブボックス全体の移動が
許容されるのである。
パネルの助手席に対応する位置には、グローブボックス
と呼ばれる収納手段が設けられている。ところで、自動
車にとって何らかの加速度変動があった場合、助手席に
着座している搭乗者の膝部がグローブボックスに当たる
おそれがある。かかる場合の衝撃を吸収する方策として
次の2つのものが考えられる。すなわち、1つは、グロ
ーブボックスのドアパネル自体が変形することにより衝
撃力を吸収するものである(実開平4−109650号
公報等)。また、他の1つは、インストルメントパネル
の内側に衝撃吸収手段を設けておき、グローブボックス
のドアパネル自体をできるだけ変形させないものである
(特開平4−63745号公報等)。そして、前記衝撃
吸収手段の変形により、グローブボックス全体の移動が
許容されるのである。
【0003】後者の例をより詳しく説明すると、図8,
9に示すように、例えばグローブボックス51は、ボッ
クス本体52と、ドア53とを備えている。ドア53は
樹脂製のインナドアパネル54及びアウタドアパネル5
5を備えているとともに、その内部には、鉄板製の補強
用インサート56が設けられている。また、インストル
メントパネル57の内部には、一端が別途固定され、他
端がグローブボックス51に当接している衝撃吸収手段
58が設けられている。
9に示すように、例えばグローブボックス51は、ボッ
クス本体52と、ドア53とを備えている。ドア53は
樹脂製のインナドアパネル54及びアウタドアパネル5
5を備えているとともに、その内部には、鉄板製の補強
用インサート56が設けられている。また、インストル
メントパネル57の内部には、一端が別途固定され、他
端がグローブボックス51に当接している衝撃吸収手段
58が設けられている。
【0004】かかる構造において衝撃があった場合、グ
ローブボックス51自体は前記補強用インサート56の
存在により変形せず、その応力が衝撃吸収手段58に伝
達される。そして、衝撃吸収手段58が変形することに
よりグローブボックス51全体が前方(図9の左方)へ
移動し、衝撃力が吸収されるのである。このような技術
によれば、ドア53は所定の剛性を有し、変形されにく
いことから、両ドアパネル54,55、特にアウタドア
パネル55は変形されにくい。
ローブボックス51自体は前記補強用インサート56の
存在により変形せず、その応力が衝撃吸収手段58に伝
達される。そして、衝撃吸収手段58が変形することに
よりグローブボックス51全体が前方(図9の左方)へ
移動し、衝撃力が吸収されるのである。このような技術
によれば、ドア53は所定の剛性を有し、変形されにく
いことから、両ドアパネル54,55、特にアウタドア
パネル55は変形されにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記後
者の従来技術では、鉄板製の補強用インサート56が設
けられていたため、重量が著しく増大してしまってい
た。このため、グローブボックス51の開閉を許容する
ヒンジ部(回動軸周囲)に負荷がかかることとなり、当
該部分の強度を強く設定しなければならなかた。また、
グローブボックス51全体の重量が増大することから、
開閉操作がしづらい場合があった。
者の従来技術では、鉄板製の補強用インサート56が設
けられていたため、重量が著しく増大してしまってい
た。このため、グローブボックス51の開閉を許容する
ヒンジ部(回動軸周囲)に負荷がかかることとなり、当
該部分の強度を強く設定しなければならなかた。また、
グローブボックス51全体の重量が増大することから、
開閉操作がしづらい場合があった。
【0006】さらに、部品点数が多くなってしまい、コ
ストの増大及び組付作業性の悪化を招来していた。本発
明は上記問題点を解決するためになされたものであっ
て、その目的は、剛性の低下を招くことなく、軽量化を
図り、コストの低減及び組付作業性の向上を図ることの
できるグローブボックス構造を提供することにある。
ストの増大及び組付作業性の悪化を招来していた。本発
明は上記問題点を解決するためになされたものであっ
て、その目的は、剛性の低下を招くことなく、軽量化を
図り、コストの低減及び組付作業性の向上を図ることの
できるグローブボックス構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、ボックス本体
と、同ボックス本体に一体的に又は接合状態で設けられ
た樹脂製のインナドアパネルと、同インナドアパネルに
対し外側に取着された樹脂製のアウタドアパネルとを備
え、車両用インストルメントパネルの開口部に開閉可能
に配設されてなるグローブボックスの構造であって、前
記インナドアパネル及びアウタドアパネルの少なくとも
一方には、他方のドアパネルの方へ突出し、前記両パネ
ル全体を補強する補強用リブを一体的に設け、かつ、前
記補強用リブと前記他方のドアパネルとの間には隙間を
設けたことをその要旨としている。
め、請求項1に記載の発明においては、ボックス本体
と、同ボックス本体に一体的に又は接合状態で設けられ
た樹脂製のインナドアパネルと、同インナドアパネルに
対し外側に取着された樹脂製のアウタドアパネルとを備
え、車両用インストルメントパネルの開口部に開閉可能
に配設されてなるグローブボックスの構造であって、前
記インナドアパネル及びアウタドアパネルの少なくとも
一方には、他方のドアパネルの方へ突出し、前記両パネ
ル全体を補強する補強用リブを一体的に設け、かつ、前
記補強用リブと前記他方のドアパネルとの間には隙間を
設けたことをその要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載のグローブボックス構造において、前記
補強用リブは格子状に形成されていることをその要旨と
している。
請求項1に記載のグローブボックス構造において、前記
補強用リブは格子状に形成されていることをその要旨と
している。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明において
は、請求項1に記載のグローブボックス構造において、
前記補強用リブは複数本からなり、かつ、相互に平行に
延びるよう形成されていることをその要旨としている。
は、請求項1に記載のグローブボックス構造において、
前記補強用リブは複数本からなり、かつ、相互に平行に
延びるよう形成されていることをその要旨としている。
【0010】併せて、請求項4に記載の発明において
は、請求項1又は請求項3に記載のグローブボックス構
造において、前記補強用リブの先端は、前記他方のドア
パネルに形成された凹部に収容されていることをその要
旨としている。
は、請求項1又は請求項3に記載のグローブボックス構
造において、前記補強用リブの先端は、前記他方のドア
パネルに形成された凹部に収容されていることをその要
旨としている。
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】上記請求項1に記載の発明によれば、ボックス
本体と、同ボックス本体に一体的に又は接合状態で設け
られたインナドアパネルと、同インナドアパネルに対し
外側に取着されたアウタドアパネルとにより構成された
グローブボックスは、車両用インストルメントパネルの
開口部に配設され、開閉されうる。そして、ボックス本
体内には、種々の品物が収納されうる。
本体と、同ボックス本体に一体的に又は接合状態で設け
られたインナドアパネルと、同インナドアパネルに対し
外側に取着されたアウタドアパネルとにより構成された
グローブボックスは、車両用インストルメントパネルの
開口部に配設され、開閉されうる。そして、ボックス本
体内には、種々の品物が収納されうる。
【0014】本発明においては、インナドアパネル及び
アウタドアパネルの少なくとも一方には、他方のドアパ
ネルの方へ突出する補強用リブが一体的に設けられてい
る。このため、当該リブによりインナドアパネル及びア
ウタドアパネルの剛性が確保され、両パネル全体が補強
される。また、リブはインナドアパネル又はアウタドア
パネルと同様樹脂により構成されるので、リブの存在に
より重量が著しく増すことがない。併せて、補強用リブ
と他方のドアパネルとの間には隙間が設けられているた
め、インナドアパネル及びアウタドアパネルの接合に際
して、寸法精度がさほど厳格なものでなくとも接合が可
能となる。すなわち、寸法上多少の誤差が生じたとして
もその誤差が隙間により吸収されうる。
アウタドアパネルの少なくとも一方には、他方のドアパ
ネルの方へ突出する補強用リブが一体的に設けられてい
る。このため、当該リブによりインナドアパネル及びア
ウタドアパネルの剛性が確保され、両パネル全体が補強
される。また、リブはインナドアパネル又はアウタドア
パネルと同様樹脂により構成されるので、リブの存在に
より重量が著しく増すことがない。併せて、補強用リブ
と他方のドアパネルとの間には隙間が設けられているた
め、インナドアパネル及びアウタドアパネルの接合に際
して、寸法精度がさほど厳格なものでなくとも接合が可
能となる。すなわち、寸法上多少の誤差が生じたとして
もその誤差が隙間により吸収されうる。
【0015】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載のグローブボックス構造の作用に加えて、
補強用リブは格子状に形成されているので、上記剛性が
より確実なものとなる。
求項1に記載のグローブボックス構造の作用に加えて、
補強用リブは格子状に形成されているので、上記剛性が
より確実なものとなる。
【0016】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1に記載のグローブボックス構造の作用に加え
て、補強用リブは複数本からなり、かつ、相互に平行に
延びるよう形成されているので、成形が容易に行われう
るとともに、成形用の金型構造が簡素なものとなる。
請求項1に記載のグローブボックス構造の作用に加え
て、補強用リブは複数本からなり、かつ、相互に平行に
延びるよう形成されているので、成形が容易に行われう
るとともに、成形用の金型構造が簡素なものとなる。
【0017】
【0018】
【0019】さらにまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、請求項1又は請求項3に記載の作用に加えて、補強
用リブの先端は、前記他方のドアパネルに形成された凹
部に収容されているので、両者間でのずれがより一層起
こりにくくなる。そのため、上記剛性がより確実なもの
となる。
ば、請求項1又は請求項3に記載の作用に加えて、補強
用リブの先端は、前記他方のドアパネルに形成された凹
部に収容されているので、両者間でのずれがより一層起
こりにくくなる。そのため、上記剛性がより確実なもの
となる。
【0020】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1〜図4に基づいて説明する。
図1〜図4に基づいて説明する。
【0021】自動車の車室内の前部には、図1に示すよ
うに、樹脂製のインストルメントパネル(以下、単に
「インパネ」という)1が設けられ、このインパネ1に
おいて、助手席に対向する部位の下部には、開口部2が
形成されている。この開口部2には、種々の品物を収納
するためのグローブボックス3が配設されている。
うに、樹脂製のインストルメントパネル(以下、単に
「インパネ」という)1が設けられ、このインパネ1に
おいて、助手席に対向する部位の下部には、開口部2が
形成されている。この開口部2には、種々の品物を収納
するためのグローブボックス3が配設されている。
【0022】グローブボックス3は、ポリプロピレンよ
りなるボックス本体4と、ボックス本体4に取着されて
なるドア5とを備えている。ボックス本体4は、最も奥
部に位置する内壁部6と、内壁部6の両端縁から外方に
延びる側壁部7とからなっており、この内部に種々の品
物を収納することができるようになっている。また、ド
ア5は、インナドアパネル8と同インナドアパネル8に
対し外側に取着された同じくポリプロピレン製のアウタ
ドアパネル9とを備えている。なお、本実施例では、イ
ンナドアパネル8は前記ボックス本体4に対し一体的に
形成されている。
りなるボックス本体4と、ボックス本体4に取着されて
なるドア5とを備えている。ボックス本体4は、最も奥
部に位置する内壁部6と、内壁部6の両端縁から外方に
延びる側壁部7とからなっており、この内部に種々の品
物を収納することができるようになっている。また、ド
ア5は、インナドアパネル8と同インナドアパネル8に
対し外側に取着された同じくポリプロピレン製のアウタ
ドアパネル9とを備えている。なお、本実施例では、イ
ンナドアパネル8は前記ボックス本体4に対し一体的に
形成されている。
【0023】前記アウタドアパネル9の下端部には、軸
孔11が形成されている。一方、自動車本体には取付部
材12がボルト13で固定されており、その一部には軸
孔が形成されている。そして、両軸孔11が位置合わせ
されるとともに、両軸孔11には軸15が挿通されてい
る。グローブボックス3はこの軸15を中心に回動可能
となっている。
孔11が形成されている。一方、自動車本体には取付部
材12がボルト13で固定されており、その一部には軸
孔が形成されている。そして、両軸孔11が位置合わせ
されるとともに、両軸孔11には軸15が挿通されてい
る。グローブボックス3はこの軸15を中心に回動可能
となっている。
【0024】また、ドア5の上部中央には、開閉用のノ
ブ16が設けられるようになっている。一方、車両本体
側には図示しないフック等が設けられており、これらフ
ック及び前記ノブ16等によりロック機構が構成されて
いる。なお、当該機構については公知の技術であるた
め、ここでの詳細な説明は省略する。そして、本実施例
ではノブ16を上方へ傾動操作等することによりロック
機構が解除され、グローブボックス3は軸15を中心に
図1の時計方向へ回動され、インパネ1に対し開放され
うるのである。
ブ16が設けられるようになっている。一方、車両本体
側には図示しないフック等が設けられており、これらフ
ック及び前記ノブ16等によりロック機構が構成されて
いる。なお、当該機構については公知の技術であるた
め、ここでの詳細な説明は省略する。そして、本実施例
ではノブ16を上方へ傾動操作等することによりロック
機構が解除され、グローブボックス3は軸15を中心に
図1の時計方向へ回動され、インパネ1に対し開放され
うるのである。
【0025】また、本実施例では、インパネ1の内側に
は、グローブボックス3の周囲に当接するようにして、
図示しない衝撃吸収手段が設けられている。そして、何
らかの衝撃があった場合には、ドア5からの応力が衝撃
吸収手段に伝達されうる。さらに、この衝撃吸収手段が
変形することにより、グローブボックス3全体が前方へ
移動し、衝撃力が吸収される構成となっている。
は、グローブボックス3の周囲に当接するようにして、
図示しない衝撃吸収手段が設けられている。そして、何
らかの衝撃があった場合には、ドア5からの応力が衝撃
吸収手段に伝達されうる。さらに、この衝撃吸収手段が
変形することにより、グローブボックス3全体が前方へ
移動し、衝撃力が吸収される構成となっている。
【0026】次に、本実施例の特徴的部分について説明
する。図1に示すように、前記インナドアパネル8とア
ウタドアパネル9との間には空間部が設けられている。
そして、図2,3に示すように、インナドアパネル8に
は、アウタドアパネル9の方へ突出する補強用リブ18
が格子状に一体形成されている。補強用リブ18は、例
えば格子間のピッチが「15mm」程度に形成されると
ともに、厚さ「1.5〜2.5mm」程度に形成されて
いる。より詳しく説明すると、図4に示すように、補強
用リブ18の付け根部分の厚さは先端部分の厚さよりも
大きく形成されており、断面略台形状に形成されてい
る。また、本実施例では、補強用リブ18は、インナド
アパネル8の周囲を除く部分に一体形成されている。そ
して、インナドアパネル8の周囲の部分は、前記アウタ
ドアパネル9に対して例えば振動融着により接合されて
いる。さらに、前記補強用リブ18の先端部とアウタド
アパネル9との間には「1mm」程度のクリアランスが
設けられている。
する。図1に示すように、前記インナドアパネル8とア
ウタドアパネル9との間には空間部が設けられている。
そして、図2,3に示すように、インナドアパネル8に
は、アウタドアパネル9の方へ突出する補強用リブ18
が格子状に一体形成されている。補強用リブ18は、例
えば格子間のピッチが「15mm」程度に形成されると
ともに、厚さ「1.5〜2.5mm」程度に形成されて
いる。より詳しく説明すると、図4に示すように、補強
用リブ18の付け根部分の厚さは先端部分の厚さよりも
大きく形成されており、断面略台形状に形成されてい
る。また、本実施例では、補強用リブ18は、インナド
アパネル8の周囲を除く部分に一体形成されている。そ
して、インナドアパネル8の周囲の部分は、前記アウタ
ドアパネル9に対して例えば振動融着により接合されて
いる。さらに、前記補強用リブ18の先端部とアウタド
アパネル9との間には「1mm」程度のクリアランスが
設けられている。
【0027】次に、上記の如く構成されてなる本実施例
のグローブボックス3の作用及び効果について説明す
る。走行中等において、所定の衝撃力がドア5に加わっ
た場合には、そのエネルギーが衝撃吸収手段に伝達され
うる。さらに、この衝撃吸収手段が変形することによ
り、グローブボックス3全体が前方(図1の左方)へ移
動し、衝撃力が吸収される。このとき、インナドアパネ
ル8には補強用リブ18が一体的に設けられているた
め、当該リブ18によりドア5の剛性が確保される。
のグローブボックス3の作用及び効果について説明す
る。走行中等において、所定の衝撃力がドア5に加わっ
た場合には、そのエネルギーが衝撃吸収手段に伝達され
うる。さらに、この衝撃吸収手段が変形することによ
り、グローブボックス3全体が前方(図1の左方)へ移
動し、衝撃力が吸収される。このとき、インナドアパネ
ル8には補強用リブ18が一体的に設けられているた
め、当該リブ18によりドア5の剛性が確保される。
【0028】また、本実施例において補強用リブ18は
インナドアパネル8と同様ポリプロピレンにより構成さ
れるので、鉄板製の補強用インサートが設けられていた
従来技術とは異なり、リブ18の存在により重量が著し
く増すことがない。その結果、著しい軽量化を図ること
ができ、軸15近傍における厳格な剛性確保をさほど考
慮しなくてもよくなる。また、部品点数の削減を図るこ
とができ、ひいては組付作業性の著しい向上を図ること
ができる。
インナドアパネル8と同様ポリプロピレンにより構成さ
れるので、鉄板製の補強用インサートが設けられていた
従来技術とは異なり、リブ18の存在により重量が著し
く増すことがない。その結果、著しい軽量化を図ること
ができ、軸15近傍における厳格な剛性確保をさほど考
慮しなくてもよくなる。また、部品点数の削減を図るこ
とができ、ひいては組付作業性の著しい向上を図ること
ができる。
【0029】さらに、本実施例における補強用リブ18
は格子状に形成されているので、剛性の確保をより確実
なものとすることができる。このため、上記の効果をよ
り確実なものとすることができる。
は格子状に形成されているので、剛性の確保をより確実
なものとすることができる。このため、上記の効果をよ
り確実なものとすることができる。
【0030】併せて、補強用リブ18は前記インナドア
パネル8のうちの周囲を除く部位に設けられるととも
に、補強用リブ18とアウタドアパネル9との間にはク
リアランスが設けられている。このため、インナドアパ
ネル8及びアウタドアパネル9間は周囲において接合さ
れるのみでよい。従って、両者8,9の接合に際して、
寸法精度がさほど厳格なものでなくとも接合が可能とな
る。また、補強用リブ18とアウタドアパネル9との間
には隙間が設けられているため、寸法上多少の誤差が生
じたとしてもその誤差がクリアランスにより吸収されう
る。
パネル8のうちの周囲を除く部位に設けられるととも
に、補強用リブ18とアウタドアパネル9との間にはク
リアランスが設けられている。このため、インナドアパ
ネル8及びアウタドアパネル9間は周囲において接合さ
れるのみでよい。従って、両者8,9の接合に際して、
寸法精度がさほど厳格なものでなくとも接合が可能とな
る。また、補強用リブ18とアウタドアパネル9との間
には隙間が設けられているため、寸法上多少の誤差が生
じたとしてもその誤差がクリアランスにより吸収されう
る。
【0031】(第2実施例)次に、本発明を具体化した
第2実施例をついて図5及び図6に従って説明する。但
し、本実施例において、前記第1実施例と重複する部分
については、その説明を省略するとともに、主として相
違する点を中心に説明することとする。
第2実施例をついて図5及び図6に従って説明する。但
し、本実施例において、前記第1実施例と重複する部分
については、その説明を省略するとともに、主として相
違する点を中心に説明することとする。
【0032】図5,6に示すように、インナドアパネル
21とアウタドアパネル22との間には空間部が設けら
れている。そして、インナドアパネル21には、アウタ
ドアパネル22の方へ突出する複数本の補強用リブ23
が縦方向に互いに平行に一体形成されている。また、本
実施例における補強用リブ23の先端部分は、インナド
アパネル21の周囲先端部分とともに、アウタドアパネ
ル22に対して例えば熱融着により接合されている。
21とアウタドアパネル22との間には空間部が設けら
れている。そして、インナドアパネル21には、アウタ
ドアパネル22の方へ突出する複数本の補強用リブ23
が縦方向に互いに平行に一体形成されている。また、本
実施例における補強用リブ23の先端部分は、インナド
アパネル21の周囲先端部分とともに、アウタドアパネ
ル22に対して例えば熱融着により接合されている。
【0033】本実施例においても、上記第1実施例とほ
ぼ同等の作用及び効果を奏する外に、以下の作用効果を
奏する。すなわち、補強用リブ23は複数本からなり、
かつ、相互に平行に延びるよう形成されているので、第
1実施例の場合に比べて成形が容易に行われうるととも
に、成形用の金型構造が簡素なものとなる。従って、そ
の分製造コストの低減を図ることができる。
ぼ同等の作用及び効果を奏する外に、以下の作用効果を
奏する。すなわち、補強用リブ23は複数本からなり、
かつ、相互に平行に延びるよう形成されているので、第
1実施例の場合に比べて成形が容易に行われうるととも
に、成形用の金型構造が簡素なものとなる。従って、そ
の分製造コストの低減を図ることができる。
【0034】また、本実施例では、補強用リブ23とア
ウタドアパネル22との間とが接合されるので、両者2
2,23間の接合面積、ひいては接合強度が増加し、衝
撃力が加わったときに両者22,23間でのずれが起こ
りにくくなる。そのため、上記剛性がより一層確実なも
のとすることができる。
ウタドアパネル22との間とが接合されるので、両者2
2,23間の接合面積、ひいては接合強度が増加し、衝
撃力が加わったときに両者22,23間でのずれが起こ
りにくくなる。そのため、上記剛性がより一層確実なも
のとすることができる。
【0035】(第3実施例)次に、本発明を具体化した
第3実施例をついて図7に従って説明する。但し、本実
施例においても、前記第1、第2実施例と重複する部分
については、その説明を省略するとともに、主として相
違する点を中心に説明することとする。
第3実施例をついて図7に従って説明する。但し、本実
施例においても、前記第1、第2実施例と重複する部分
については、その説明を省略するとともに、主として相
違する点を中心に説明することとする。
【0036】図7に示すように、インナドアパネル31
とアウタドアパネル32との間には空間部が設けられて
いる。そして、インナドアパネル31には、アウタドア
パネル32の方へ突出する複数本の補強用リブ33が縦
方向に互いに平行に一体形成されている。また、本実施
例においては、アウタドアパネル32には、前記補強用
リブ33に対応する位置に、当該リブ33を丁度挟みこ
むようにして一対の突起34が一体的に形成されるとと
もに、これら一対の突起34により補強用リブ33の先
端部分を収容する凹部35が形成されている。
とアウタドアパネル32との間には空間部が設けられて
いる。そして、インナドアパネル31には、アウタドア
パネル32の方へ突出する複数本の補強用リブ33が縦
方向に互いに平行に一体形成されている。また、本実施
例においては、アウタドアパネル32には、前記補強用
リブ33に対応する位置に、当該リブ33を丁度挟みこ
むようにして一対の突起34が一体的に形成されるとと
もに、これら一対の突起34により補強用リブ33の先
端部分を収容する凹部35が形成されている。
【0037】本実施例においても、上記第2実施例とほ
ぼ同等の作用及び効果を奏する外に、以下の作用効果を
奏する。すなわち、補強用リブ33の先端は、前記アウ
タドアパネル32に形成された凹部35内に収容されて
いるので、両者間でのずれがより一層起こりにくくな
る。そのため、上記剛性がより確実なものとすることが
できる。
ぼ同等の作用及び効果を奏する外に、以下の作用効果を
奏する。すなわち、補強用リブ33の先端は、前記アウ
タドアパネル32に形成された凹部35内に収容されて
いるので、両者間でのずれがより一層起こりにくくな
る。そのため、上記剛性がより確実なものとすることが
できる。
【0038】尚、本発明は上記各実施例に限定されず、
例えば次の如く構成してもよい。 (1)前記第2及び第3実施例では、補強用リブ23,
33を縦方向に延びるようにしたが、横方向に延びる構
成としてもよい。
例えば次の如く構成してもよい。 (1)前記第2及び第3実施例では、補強用リブ23,
33を縦方向に延びるようにしたが、横方向に延びる構
成としてもよい。
【0039】また、補強用リブの形状は、各実施例に記
載したものに限定されるものではなく、例えば舌片状の
多数のリブを設けるような構成としてもよい。 (2)前記第1実施例では、相互のドアパネル8,9の
接合方法として振動融着を、第2実施例では相互のドア
パネル21,22の接合方法として熱融着を採用した
が、その他の融着方法を採用してもよいし、また接着剤
や取付治具を介しての接合方法を採用してもよい。
載したものに限定されるものではなく、例えば舌片状の
多数のリブを設けるような構成としてもよい。 (2)前記第1実施例では、相互のドアパネル8,9の
接合方法として振動融着を、第2実施例では相互のドア
パネル21,22の接合方法として熱融着を採用した
が、その他の融着方法を採用してもよいし、また接着剤
や取付治具を介しての接合方法を採用してもよい。
【0040】(3)前記第1実施例等におけるピッチ間
隔、厚さ等の数値はあくまでも例示であり、上記数値に
何ら限定されるものではない。 (4)前記各実施例では、補強用リブ18,23,33
はいずれもインナドアパネル8,21,31に対し一体
形成する構成としたが、アウタドアパネル9,22,3
2側に一体形成するようにしてもよい。
隔、厚さ等の数値はあくまでも例示であり、上記数値に
何ら限定されるものではない。 (4)前記各実施例では、補強用リブ18,23,33
はいずれもインナドアパネル8,21,31に対し一体
形成する構成としたが、アウタドアパネル9,22,3
2側に一体形成するようにしてもよい。
【0041】(5)前記第3実施例では、凹部35を、
一対の突起34を形成することにより形成するようにし
たが、当該突起34を形成することなくアウタドアパネ
ル32に直接的に凹部を形成するようにしてもよい。
一対の突起34を形成することにより形成するようにし
たが、当該突起34を形成することなくアウタドアパネ
ル32に直接的に凹部を形成するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のグローブ
ボックス構造によれば、剛性の低下を招くことなく、軽
量化を図り、コストの低減及び組付作業性の向上を図る
ことができ、また、寸法精度をさほど厳格に考慮しなく
ても済み、寸法上多少の誤差が生じたとしてもその誤差
を吸収することができるという優れた効果を奏する。
ボックス構造によれば、剛性の低下を招くことなく、軽
量化を図り、コストの低減及び組付作業性の向上を図る
ことができ、また、寸法精度をさほど厳格に考慮しなく
ても済み、寸法上多少の誤差が生じたとしてもその誤差
を吸収することができるという優れた効果を奏する。
【0043】特に、請求項2又は4に記載の発明によれ
ば、上記効果に加えてグローブボックス自体の剛性の確
保をより確実ならしめることができるという優れた効果
を奏する。
ば、上記効果に加えてグローブボックス自体の剛性の確
保をより確実ならしめることができるという優れた効果
を奏する。
【0044】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
上記効果の外に、成形を容易に行い金型構造の簡素化を
図ることができるという優れた効果を奏する。
上記効果の外に、成形を容易に行い金型構造の簡素化を
図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のグローブボックス構造を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図2】 第1実施例のグローブボックスの分解斜視図
である。
である。
【図3】 第1実施例のグローブボックス構造を示す横
断面図である。
断面図である。
【図4】 第1実施例の補強用リブ等を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図5】 第2実施例のグローブボックスの分解斜視図
である。
である。
【図6】 第2実施例の補強用リブ等を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図7】 第3実施例の補強用リブ等を拡大して示す断
面図である。
面図である。
【図8】 従来技術におけるグローブボックスの分解斜
視図である。
視図である。
【図9】 従来技術のグローブボックス構造を示す縦断
面図である。
面図である。
1…インストルメントパネル、2…開口部、3…グロー
ブボックス、4…ボックス本体、8,21,31…イン
ナドアパネル、9,22,32…アウタドアパネル、1
8,23,33…補強用リブ、35…凹部。
ブボックス、4…ボックス本体、8,21,31…イン
ナドアパネル、9,22,32…アウタドアパネル、1
8,23,33…補強用リブ、35…凹部。
フロントページの続き (72)発明者 甲野藤 俊 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日 野自動車工業 株式会社 内 (72)発明者 渡部 進 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日 野自動車工業 株式会社 内 (56)参考文献 特開 平7−32945(JP,A) 特開 平7−61307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/06
Claims (4)
- 【請求項1】 ボックス本体(4)と、 同ボックス本体(4)に一体的に又は接合状態で設けら
れた樹脂製のインナドアパネル(8,31)と、 同インナドアパネル(8,31)に対し外側に取着され
た樹脂製のアウタドアパネル(9,32)とを備え、車
両用インストルメントパネル(1)の開口部(2)に開
閉可能に配設されてなるグローブボックスの構造であっ
て、 前記インナドアパネル(8,31)及びアウタドアパネ
ル(9,32)の少なくとも一方には、他方のドアパネ
ルの方へ突出し、前記両パネル全体を補強する補強用リ
ブ(18,33)を一体的に設け、かつ、前記補強用リ
ブ(18,33)と前記他方のドアパネルとの間には隙
間を設けたことを特徴とするグローブボックス構造。 - 【請求項2】 前記補強用リブ(18)は格子状に形成
されていることを特徴とする請求項1に記載のグローブ
ボックス構造。 - 【請求項3】 前記補強用リブ(33)は複数本からな
り、かつ、相互に平行に延びるよう形成されていること
を特徴とする請求項1に記載のグローブボックス構造。 - 【請求項4】 前記補強用リブ(33)の先端は、前記
他方のドアパネル(32)に形成された凹部(35)に
収容されていることを特徴とする請求項1又は請求項3
に記載のグローブボックス構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25838794A JP3282928B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | グローブボックス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25838794A JP3282928B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | グローブボックス構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08119040A JPH08119040A (ja) | 1996-05-14 |
| JP3282928B2 true JP3282928B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=17319540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25838794A Ceased JP3282928B2 (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | グローブボックス構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282928B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002347565A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Takata Corp | 車両乗員保護装置 |
| JP2006329169A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Daikyoo Nishikawa Kk | 衝撃吸収パネル及び該パネルの内燃機関への取付構造 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3750426B2 (ja) * | 1999-07-07 | 2006-03-01 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両用フロアコンソール |
| JP4598232B2 (ja) * | 2000-04-25 | 2010-12-15 | 富士重工業株式会社 | 車両のグローブボックス構造 |
| JP2003200786A (ja) * | 2002-01-08 | 2003-07-15 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両用グローブボックス |
| JP5498921B2 (ja) | 2010-11-22 | 2014-05-21 | 本田技研工業株式会社 | 車両用グローブボックス構造 |
| JP2018047857A (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 日本プラスト株式会社 | グローブボックス |
| JP2020130711A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 株式会社Lixil | 浴室内装部材 |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP25838794A patent/JP3282928B2/ja not_active Ceased
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002347565A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Takata Corp | 車両乗員保護装置 |
| JP2006329169A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Daikyoo Nishikawa Kk | 衝撃吸収パネル及び該パネルの内燃機関への取付構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08119040A (ja) | 1996-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RVOP | Cancellation by post-grant opposition |