JP3314811B2 - インクカートリッジのインク充填方法、及びその装置 - Google Patents
インクカートリッジのインク充填方法、及びその装置Info
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Description
録ヘッドにインクを供給する着脱可能なインクカートリ
ッジへのインク充填技術に関する。
給流路を介してインクカートリッジに接続され、インク
カートリッジからインクの供給を受けるように構成され
ている。このようにキャリッジに搭載されるインクカー
トリッジは、キャリッジの移動によるインク液面の変動
を防止するため、通常、インクを含浸させた多孔質材を
大気連通口が形成された容器に収容して構成され、容器
に設けられたインク供給口から記録ヘッドにインクを流
下させるように構成されている。
填する際には、インク供給口周辺に充分にインクが充填
されていないと、インクの使用途中で大気連通口から侵
入した空気がインク供給口に入り込みやすく、インクカ
ートリッジ内部にインク供給口から排出されずに残留す
るインクが増えたり、記録ヘッドに空気が侵入して印刷
品質の劣化を招くなどの不具合が発生することがある。
ものに交換されて破棄されているが、資源保護の観点か
ら再利用するのが望ましい。
うに、大気連通口からインクを圧入するインク充填技術
が提案されている。
部のインクの蒸発を抑制する目的で、一般的に流体抵抗
の大きな流路、例えばキャピラリを介して大気に開放さ
れているため、インク供給、補給に時間を要するばかり
でなく、インクの充填後に大気連通孔にインクが残留し
やすく、このインクが乾燥、固化して大気連通孔を封止
してしまい印刷に支障を来す等の問題がある。
するため、記録ヘッドへのインクの排出特性を支配する
インク供給口近傍のインク充填率が低く、記録ヘッドへ
のインクの供給が不安定となったり、またインクが消費
された段階では多孔質材の空孔にはインクと置換してエ
アが入り込んでいるため、カートリッジ全体への充填率
が低いという問題がある。
ンク含浸用多孔質体を収容するとともに、バネで常時弾
接された弁体と、該弁体が当接する弁座部とからなる弁
手段をインク供給口に備えたインクカートリッジのイン
ク充填方法において、前記インク供給口から充填用イン
クを前記容器に供給することによってインクカートリッ
ジにインクを充填する。
注入管により弁体が押し上げられ、インク供給流路が開
放されるので、インクを注入するとインク供給口からイ
ンクが流れ込んで減圧されている多孔質体に吸収され
る。
で、しかもインク供給口の近傍に確実に充填することが
できるインクカートリッジの製造方法を提案することで
ある。
装置を提供することである。
一実施例を、記録装置のキャリッジに装着した状態で示
す図である。第2図は、本発明のインク充填装置の一実
施例を示す図である。第3図(a)、(b)は、それぞ
れ同上インク充填装置へのインクカートリッジの装着工
程を示す図である。
供給口の他の実施例を示す断面図である。
す図であり、第6図(a)、(b)は、それぞれ同上充
填装置の充填工程を示す図である。
す図であり、第8図(a)、(b)は、それぞれ同上イ
ンクカートリッジに付帯されている記憶手段の表裏の構
造を示す図であり、また第9図は、同上インクカートリ
ッジが記録装置のキャリッジに装着された状態を示す断
面図である。
の他の実施例を、排気状態、及びインク充填状態として
示す図である。
て説明する。
ンクカートリッジの一実施例を、キャリッジに搭載され
た状態で示すものであって、インクカートリッジ1は、
インク室2と連通するインク供給口3がその一側面に形
成され、また上面には大気連通口1aが形成されてい
て、記録ヘッド6を固定するキャリッジ4の所定位置に
搭載されたとき、記録ヘッド6に連通するインク供給針
5がインク供給口3に液密に結合してインク室2のイン
ク、この実施例ではインク室2に収容されている多孔質
体2aに含浸されているインクと記録ヘッド6に供給す
る。
と液密に係合可能な筒状通孔を備えたパッキン10が陥
入されている。パッキン10のインク室2側にはインク
供給針5の挿入により拡開し、かつ後述する弁体11に
より封止される弁座部10aが形成されている。
2に連通する筒状のインク誘導室12が形成されてい
る。弁体11は、軸方向に移動可能に圧縮バネ13によ
り弁座部10aに常時付勢されてインク誘導室12に取
付けられている。また、インク供給口3の上端には、多
孔質体2aと接するようにフィルタが固定されている。
填装置の一実施例を示すものであって、インク貯蔵タン
ク20は、上面にインクカートリッジを規定の位置にセ
ットできる台部20aを備え、ここにインクカートリッ
ジ1のインク供給口3と気密的に接合可能で、かつ下端
がインクKに連通する注入管21が垂設されている。イ
ンク注入管21の上部は、記録ヘッドに連通するインク
供給針5と同様に、テーパ状に形成され、ここにインク
流出口21aが穿設され、また突出長さはカートリッジ
1がセットされたとき、弁体11を弁座部10aから離
間させる程度の長さに調整されている。
上部の大気連通口1aに負圧を作用させる吸引手段22
が、インクカートリッジ1の載置に障害とならない位置
に設けられた支柱23に上下方向(図中矢印A)に移動
可能に設けられている。吸引手段22は、一端にインク
カートリッジ1の大気連通口1aに気密的に弾接する接
続口24aを有する吸引管24を備え、他端には図示し
ない吸引ポンプが接続されている。
ッジ4に装着されると、第1図に示したようにインク供
給針5の先端により弁体11が押し上げられ、インク供
給流路が開放され、記録ヘッド6での消費に見合うイン
クをインク室2から供給する。
ッジ4からインクカートリッジ1を取り外し、第2図に
示したインク充填装置に装着する。すなわち、インク供
給口3を注入管21に位置合わせし(第3図(a))、
インクカートリッジ1を台部20aにセットすると(第
3図(b))、注入管21の先端により弁体11がバネ
13に抗して押し上げられ、インク供給流路が開放され
る。
大気連通口1aに位置合わせして吸引手段22を降下せ
ると、接続口24aが大気連通口1aに気密的に接続さ
れる。この状態で、図示しない吸引ポンプを作動させる
と、インク室2に負圧が供給され、多孔質体2aに含ま
れている大気が排除される。このようにしてインクカー
トリッジ1と貯蔵タンク20との水頭差以上の負圧が作
用すると、インクが流れ込み、多孔質体2aの毛細管力
により多孔質体2aに徐々に吸収されていく。
による負圧の供給を停止して、インクカートリッジ1を
注入管21から取り外すと、バネ13に押された弁体1
1が追従移動して弁座部10aに弾圧されるから(第3
図(a))、インク供給口3が弁体11で閉塞されてイ
ンク充填後のインクの漏洩が防止される。
適したインクカートリッジの一実施例を示すものであっ
て、インク供給口3の開口12aの多孔質側の壁面が、
多孔質側に拡開するように斜面12bとして形成されて
いる。
ンクが、斜面12bに沿って多孔質体2aが存在する側
に流れるため、開口12aの空間やフィルター14に停
滞している気泡を多孔質体2a側に押し流しつつ、イン
ク供給口3から十分に離れた領域までインクを流れ込ま
せることができる。
るインクカートリッジに例を採って説明したが、キャリ
ッジに記録ヘッドだけを搭載する一方、インクカートリ
ッジを函体側に設置してインク供給チューブによりカー
トリッジのインクを記録ヘッドに供給する記録装置にお
けるインクカートリッジとインク供給チューブとの接合
機構に適用しても同様の作用を奏することは明らかであ
る。また、上述の実施例においては、カートリッジにイ
ンクをリフィールする場合に例を採って説明したが、イ
ンクカートリッジに最初にインクを充填する場合にも同
様の方法で効率的にインクを充填できることは言うまで
もない。
インクカートリッジ内の空気を吸引しつつ、インクKを
インク貯蔵タンク20から吸い上げているが、一旦、イ
ンクカートリッジ内の空気を排出して所定圧まで減圧し
た後、インク貯蔵タンクに接続して別工程としてインク
を注入するようにすることもできる。
ルムなどを熱溶着して封止してから、吸引ポンプに連通
した排気管をインク供給口3に気密的に挿入して弁体1
1を押し上げてインクカートリッジの内部を減圧し、所
定圧まで減圧した段階で排気管を引き抜く。排気管が引
き抜かれると弁体11によりインク供給口3が封止され
て内部の減圧状態が維持される。
1をインク供給口3に挿入することにより、カートリッ
ジ内部とインク貯蔵タンク20と間の差圧によりインク
がカートリッジ内に流れ込み充填される。これによれ
ば、インク供給口側にのみ接続機構を用意するだけでイ
ンクが充填できるので、装置の小型化、簡素化を図るこ
とができる。
あって、インク充填装置は、大気連通口1aを閉鎖する
密閉手段30を備え、またインクカートリッジ1のイン
ク供給口3と気密的に接合可能な注入管21の下端に、
負圧を作用させる図示しない吸引ポンプに連通した負圧
供給管31と、インク連通管32とを選択的に連通させ
る手段、この実施例では三方バルブ33を介して接続さ
れている。
トリッジ1をインク充填装置に装着すると、第2図及び
第3図に示したごとくに弁体11が注入管21により押
し上げられてインク供給流路が開放される。ついで、バ
ルブ33により注入管21と負圧供給管31を連通させ
ると、吸引手段の負圧がインク室2に供給され、多孔質
体2a内の空気が排除される。インク室2が充分に減圧
された段階で、バルブ33を操作してインク連通管32
を注入管21に連通させると、インクKがインク室2に
流れ込んみ、カートリッジにインクが充填される。
トリッジ内の空気を排出するため、この近傍の空気をよ
り確実に排除して、インク供給口の領域にインクを確実
に充填することができ、記録ヘッド6への気泡の流れ込
みを防止して、記録ヘッドにインクをより確実に供給で
きるカートリッジを製造することができる。
インク室2に対して充分に強い負圧を、充分な時間を掛
けて作用させて、多孔質体2aの空気を確実に排出させ
ることができる。なお、このような十分な空気の排除
は、前述の第2図に示した方法においても、注入管21
の途中に止弁を設けることによって容易に実現すること
ができる。
て直ちにインクを充填する場合について説明したが、イ
ンク含浸用多孔質体2aを親水化処理、または親インク
化処理してからインクを充填すれば、減圧を行わなくと
もインク含浸用多孔質体2aの毛細管力によりインクを
充填することが可能である。
は、水、エチレングリコールやグリセリンなどの多価ア
ルコールまたはその水溶液、界面活性剤またはその水溶
液、あるいはこれらの複合溶液をインク含浸用多孔質体
2aに含浸させた後、脱水および/または乾燥させるこ
とによって実現できる。したがってインクが消費された
後のインクカートリッジのインク含浸用多孔質体2a
は、依然として親水性を備えているため、減圧工程を必
要とすることなく、毛細管力によりインクを充填するこ
とができる。なお、インク含浸用多孔質体2aに揮発性
成分が揮発した後のインクが残留している場合には、通
水するなどにより成分調整を行うと、より特性の安定し
たインクカートリッジを製造することができる。
れた気水分離ユニットを通過させたり、テフロン等の沸
石に接触させたりしてインクに溶存している気体を脱離
させた脱気処理後のインクを収容すればより、インク含
浸用多孔質体2aに対する浸透性が向上して、多孔質体
2a全体に均一にインクを充填することができ、充填率
が向上する。
ッジ側の負圧や、毛細管力によりインクを注入している
が、減圧処理されたインクカートリッジのインク供給口
から注入用インクを加圧ポンプによりインクを圧送して
供給しても同様の作用を奏することは明らかである。
と、充填終了間際にはインクが大気連通口1aの近傍に
まで上昇して大気連通口1aからから噴き出す虞があ
る。このため、少なくとも注入工程の終盤には大気連通
口1aから空気を注入したり、またインク注入工程の終
了間際には大気連通口1aを蓋体等により封止して内部
空間の空気圧を上昇させるのが望ましい。
クを注入するために、インク注入の初期にはインクの流
速を例えば10g/min程度と高く設定しておく。こ
のようにインクの流速が高い場合には、第6図(a)に
示したようにフィルタ14に停滞している気泡15が、
インクの動圧によりインク含浸用多孔質体2aに移動す
る。同時に、インクの流速が速いため、カートリッジの
底部から突出したインク供給口3からインク室2に噴出
するインクは、インク供給口3の直上に位置する多孔質
体2aに大きな流体抵抗を受けて図中矢印で示すように
水平方向に広がり、インク供給口3よりも下部にも回り
込んで、インク供給口3の下部に生じた空間16にも確
実にインクが流れ込む。これにより、たとえインク供給
口近傍に多孔質体2aが存在しない領域が存在しても、
インク供給口近傍に確実にインクを充填することができ
る。
ジ容量の1/2のインクが流入した段階で、インクの流
速を例えば1/2程度、この実施例では5g/minま
で下げる。これにより、インクが多孔質体2aに徐々に
吸収されるため、インク供給口近傍から追い出された気
泡15は、第6図(b)に示したように上昇するインク
の壁17によりカートリッジの上部空間に追いやられ、
大気連通孔1aから外部に排出される。
たインクを注入すると、たとえインク供給口3の近傍の
多孔質体2aに気泡が停滞、残留していても気泡がイン
クに溶解されるため、印刷途中でのインク切れを防止す
ることができる。
に注入してから、インクが規定量となるように過剰分を
インク供給口3から吸引して排出すると、インク供給口
近傍の気泡が溶け込んだインクを除去することができ
る。このときにも、上述したように最後に十分に脱気し
たインクをインクカートリッジの容量よりも過剰となる
ように注入してから、過剰分を吸引により排出すれば、
気泡を溶解させたインクを排出して、インクカートリッ
ジのインクの脱気度を高い状態に維持することができ
る。
の成分濃度が低いインクを注入し、その後に成分濃度が
高いインクを注入すると、注入初期には成分濃度が低
く、比較的浸透しやすいインクが、初期状態ではインク
の吸収が比較的低い多孔質体2aのインク供給口3の領
域から中ほどの領域まで確実に浸透する。このようにし
て多孔質体2aがインク溶媒により濡れてインクが浸透
しやすくなった段階で、成分濃度の高いインクが流入す
るため、多孔質体2aへに気泡の残留率を極めて低く抑
えつつインクの注入が可能となる。
多孔質体2aのインク供給口側には成分濃度の高いイン
クが、また上部には成分濃度の低いインクが偏って存在
するものの、工場から出荷されてから消費者の手に渡る
までの期間に、拡散現象により混合されて印刷に適した
均一な濃度のインクとなる。
製造年月日、型番等のカートリッジ情報の他に、インク
の改良等による印刷条件の変更を記録装置に反映させる
ため、印刷条件を規定したデータを格納した記録手段を
付帯させたものが存在する。
ラーインク用のインクカートリッジの一例を示すもので
あって、カートリッジ40を構成する容器41は、壁に
より複数、この実施例では5つの部屋42、42、42
に分割され、それぞれの部屋42にはインク供給口43
が形成され、側面には上述のカートリッジ情報等のデー
タを格納した記憶手段44が取付けられている。
の表面に外部の接点46と接続可能な電極47を形成す
るとともに、この電極47に接続する半導体記憶素子4
8を実装して構成されている。
うにキャリッジ4に搭載されて規定位置に装着される
と、記憶手段44の電極47がキャリッジ4に設けられ
ている接点46とコンタクトを形成して記録装置の制御
手段により半導体記憶素子48のデータが取り込まれ、
情報等が更新される。
40を、消費者から回収してリサイクルする場合には、
記憶手段44にインク充填時の情報等を追加した最新の
情報に更新する。これにより、適切な情報を格納するリ
サイクルしたインクカートリッジを提供することができ
る。
排気を行ってインクカートリッジの内部を減圧している
が、第10図、第11図に示したようにカートリッジ全
体を真空空間に収容するようにしてもよい。
本体51に開口52、53を形成し、これら開口52、
53を図示しない吸引ポンプ、及び大気開放弁に接続し
てインク注入領域54を構成する。そして、インク注入
領域54の底部には駆動機構55により水平方向(図
中、矢印Xで示す方向)に移動可能な基台56を配置
し、この基台56にはチューブ57によりインク貯蔵タ
ンク58に接続する前述の注入管21と、同様な構造で
他端がインク注入領域54に開放された排気管59と基
台56の移動方向線上に植設し、また上部には下端に把
持具60を備えた昇降機構61を配置して注入装置を構
成する。
きインクカートリッジ1を把持具60に固定し、排気管
59がインク供給口3と対向する位置に基台56を駆動
機構55により移動させる。ついで、昇降機構61によ
りカートリッジ1を所定の位置まで降下させると、第1
0図に示したように排気管59がインク供給口3に挿入
され、カートリッジ1の弁体11が排気管59に押し上
げられて開放される。
クカートリッジ1の空気が下部のインク供給口3、及び
上部の大気連通口1aから排気される。所定の圧力まで
減圧が進んだ段階で、昇降機構61によりインクカート
リッジ1を引き上げ、ついで駆動機構55によりインク
注入管21をインク供給口3に対向する位置に移動さ
せ、最後に昇降機構61によりカートリッジ1を所定の
位置まで降下させると、第11図に示したようにインク
注入管21がインク供給口3に挿入される。
の止弁62を開放することにより、大気との差圧により
加圧されたインク貯蔵タンク58のインクがインク注入
管21からカートリッジ1に流れ込む。インクが所定量
近くまで注入された段階で、図示しない大気開放弁によ
りインク注入領域54の圧力を上昇させると、前述した
ように大気連通口1aからのインクの漏れ出しを防止す
ることができる。
1aの形成面に封止フィルムを貼着して大気連通口1a
を封止しておくと、上述のような圧力調整工程を必要と
することなく、インクの漏れ出しを防止することができ
る。このように封止フィルムにより大気連通孔1aが封
止されたカートリッジであっても、前述したごとく排気
管59がインク供給口3に挿入されているから、カート
リッジの内部は、十分に減圧できる。
54を介してインクカートリッジの減圧が終了した時点
からインクを注入するようにしているが、所定圧力まで
減圧した後、インク注入領域54の圧力を上昇させ、再
度減圧という工程、つまり、減圧、大気圧戻しの工程を
1回以上行ってから、インク注入用の減圧を行うと、圧
力衝撃を受けてインクカートリッジの内部空間や多孔質
体2aの空気が確実に排出される。
圧して大気との差圧によりインクを注入するようにして
いるが、カートリッジを排気した段階で、ポンプにより
インクを加圧して注入するようにすることもできる。
ートリッジをインク注入管21、及び排気管59に離脱
させているが、カートリッジを上部の一定位置に固定さ
せ、基台56を上下方向、及び水平方向に移動させるよ
うに構成しても同様の作用を奏することは明らかであ
る。
ンク含浸用多孔質体を収容するとともに、バネで常時弾
接された弁体と、弁体が当接する弁座部とからなる弁手
段をインク供給口に備えたインクカートリッジを、イン
ク供給口から充填用インクを供給することによってイン
クカートリッジにインクを充填するようにしたので、イ
ンク供給口に注入管にセットすると、注入管により弁体
が押し上げられ、インク供給流路が開放され、インクが
インク供給口側から多孔質体に吸収さるため、記録ヘッ
ドへのインクの供給特性を大きく支配するインク供給口
近傍のインク充填率を高めることができる。 また、記
録ヘッドへのインクの供給流路と同一の流路を介してイ
ンクを注入するため、大気連通孔からインクを注入する
場合に比較して短時間で、しかも大気連通孔をインクで
目詰まりさせることなくインクを注入することができ
る。
Claims (26)
- 【請求項1】インク含浸用多孔質体を収容した容器に、
バネで常時弾接された弁体と、該弁体が当接する弁座部
とからなる弁手段をインク供給口に備えたインクカート
リッジに、前記インク供給口から充填用インクを前記容
器に供給して前記インク含浸用多孔質体にインクを吸収
させるインクカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項2】前記容器を減圧した後に、インクを注入す
る請求の範囲1に記載のインクカートリッジのインク充
填方法。 - 【請求項3】前記容器の減圧に合わせてインクを注入す
る請求の範囲1に記載のインクカートリッジのインク充
填方法。 - 【請求項4】前記減圧を、前記容器の空気を前記容器の
内部に連通する大気連通孔から吸引除去して行う請求の
範囲2または請求の範囲3に記載のインクカートリッジ
のインク充填方法。 - 【請求項5】前記減圧を、前記容器の空気を前記インク
供給口から吸引除去して行う請求の範囲2または請求の
範囲3に記載のインクカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項6】大気開放した充填用インクを収容した容器
に前記インク供給口を気密的に接合させて前記インク含
浸用多孔質体に吸収させる請求の範囲1乃至請求の範囲
5のいずれかに記載のインクカートリッジのインク充填
方法。 - 【請求項7】インク供給口から充填用インクを圧入する
請求の範囲1乃至請求の範囲5のいずれかに記載のイン
クカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項8】前記インク含浸用多孔質体を親インク化処
理した後にインクを充填する請求の範囲1に記載のイン
クカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項9】前記インク含浸用多孔質体の親インク化処
理が、水、多価アルコールまたはその水溶液、界面活性
剤またはその水溶液、あるいはこれらの複合溶液を前記
インク含浸用多孔質体に含浸させる工程と、親インク化
処理剤を脱水または/および乾燥させる工程とにより行
われる請求の範囲8に記載のインクカートリッジのイン
ク充填方法。 - 【請求項10】前記インク供給口から充填するインクの
充填速度が、後半の方が遅くなるように設定されている
請求の範囲1に記載のインクカートリッジのインク充填
方法。 - 【請求項11】前記インク供給口から充填用インクの注
入時において前記インクカートリッジの内部の圧力を調
整する請求の範囲1に記載のインクカートリッジのイン
ク充填方法。 - 【請求項12】前記インクカートリッジの内部の圧力
を、外部からのエアの供給により増大させる請求の範囲
11に記載のインクカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項13】前記インクカートリッジの内部の圧力
を、前記カートリッジの大気連通孔を封止することによ
り増大させる請求の範囲11に記載のインクカートリッ
ジのインク充填方法。 - 【請求項14】充填用インクを注入した後、前記インク
供給口からインクを吸引により排出させる工程を含む請
求の範囲1に記載のインクカートリッジのインク充填方
法。 - 【請求項15】インク充填の終了時に、既注入されてい
るインクよりも脱気度が高いインクを注入する請求の範
囲1に記載のインクカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項16】インク充填の終了時に、既注入されてい
るインクよりも脱気度が高いインクを注入し、前記イン
ク供給口からインクを吸引により排出させる工程を含む
請求の範囲15に記載のインクカートリッジのインク充
填方法。 - 【請求項17】前記充填用インクとして成分濃度が異な
る少なくとも2種類のインクを用意し、成分濃度が低い
順番にインクを充填する請求の範囲1に記載のインクカ
ートリッジのインク充填方法。 - 【請求項18】外気から遮断可能なインク注入領域に前
記インクカートリッジを収容し、前記インク注入領域を
減圧して大気との差圧により前記インクを注入する請求
の範囲1に記載のインクカートリッジのインク充填方
法。 - 【請求項19】外気から遮断可能なインク注入領域に前
記インクカートリッジを収容し、前記インク注入領域を
減圧した後、前記インク注入領域の圧力を上昇させる工
程を少なくとも1回経た後、前記インクカートリッジに
インク供給口からインクを注入する請求の範囲1に記載
のインクカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項20】外気から遮断可能なインク注入領域に前
記インクカートリッジを収容し、前記インク注入領域を
減圧した後、前記インク注入領域の圧力を上昇させる工
程を少なくとも1回経た後、前記インク注入領域を減圧
して前記インクカートリッジにインク供給口から大気と
の差圧によりインクを注入する請求の範囲1に記載のイ
ンクカートリッジのインク充填方法。 - 【請求項21】外気から遮断可能なインク注入領域に前
記インクカートリッジを収容し、前記インク注入領域を
減圧した後、前記インク注入領域の圧力を上昇させる工
程を少なくとも1回経た後、インクを加圧して前記イン
クカートリッジのインク供給口からインクを注入する請
求の範囲1に記載のインクカートリッジのインク充填方
法。 - 【請求項22】大気連通口により大気に連通する容器に
インク含浸用多孔質体を収容するとともに、バネで常時
弾接された弁体と、該弁体が当接する弁座部とからなる
弁手段をインク供給口に備えたインクカートリッジのイ
ンク充填装置において、 前記インクカートリッジのインク供給口と気密的に接合
可能で、かつ下端が充填用インクに連通する注入管を、
前記弁体を弁座部から離間させる程度の長さに突出させ
て前記インクカートリッジを規定の位置にセットできる
基台に設け、また前記インクカートリッジの大気連通口
に負圧を供給する吸引手段を設けてなるインク充填装
置。 - 【請求項23】大気連通口により大気に連通する容器に
インク含浸用多孔質体を収容するとともに、バネで常時
弾接された弁体と、該弁体が当接する弁座部とからなる
弁手段をインク供給口に備え、大気連通口を着脱可能に
封止する封止手段を備えたインクカートリッジのインク
充填装置において、 前記インクカートリッジのインク供給口と気密的に接合
可能で、かつ下端が負圧を供給する吸引手段に連通する
排気管を、前記弁体を弁座部から離間させる程度の長さ
に突出させて前記インクカートリッジを規定の位置にセ
ットできる基台に設けてなるインクカートリッジの空気
排出部と、 前記インクカートリッジのインク供給口と気密的に接合
可能で、かつ下端が充填用インクに連通する注入管を、
前記弁体を弁座部から離間させる程度の長さに突出させ
て前記インクカートリッジを規定の位置にセットできる
基台に設けてなるインクカートリッジのインク充填部と
からなるインク充填装置。 - 【請求項24】大気連通口により大気に連通する容器に
インク含浸用多孔質体を収容するとともに、バネで常時
弾接された弁体と、該弁体が当接する弁座部とからなる
弁手段をインク供給口に備えたインクカートリッジのイ
ンク充填装置において、 前記インクカートリッジのインク供給口と気密的に接合
可能で、かつ下端が充填用インクに連通し、また負圧を
供給する吸引手段に連通する注入管を、前記弁体を弁座
部から離間させる程度の長さに突出させて前記インクカ
ートリッジを規定の位置にセットできる基台に設け、さ
らに前記インクカートリッジの大気連通口を閉鎖する密
閉手段を設けてなるインク充填装置。 - 【請求項25】大気連通口により大気に連通する容器に
インク含浸用多孔質体を収容するとともに、バネで常時
弾接された弁体と、該弁体が当接する弁座部とからなる
弁手段をインク供給口に備えたインクカートリッジのイ
ンク充填装置において、 前記インクカートリッジのインク供給口と気密的に接合
可能で、かつ前記弁体を弁座部から離間させる程度の長
さに突出させた充填用インクタンクに連通する排気管
と、前記インクカートリッジのインク供給口と気密的に
接合可能で、かつ前記弁体を弁座部から離間させる程度
の長さに突出させた充填用インクタンクに連通する注入
管と、前記排気管と注入管とを前記インク供給口に挿通
させる手段をインク注入領域を形成する容器に収容して
なるインク充填装置。 - 【請求項26】前記容器が、前記インク注入領域を減圧
する排気手段と、弁を介して大気とに連通されている請
求の範囲25に記載のインク充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000607830A JP3314811B2 (ja) | 1999-03-29 | 2000-03-27 | インクカートリッジのインク充填方法、及びその装置 |
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|---|---|---|---|
| JP8636099 | 1999-03-29 | ||
| JP11-86360 | 1999-03-29 | ||
| JP2000607830A JP3314811B2 (ja) | 1999-03-29 | 2000-03-27 | インクカートリッジのインク充填方法、及びその装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPWO2000058100A1 JPWO2000058100A1 (ja) | 2002-07-09 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7393088B2 (en) | 2004-06-14 | 2008-07-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of filling ink cartridge, cartridge filler, jig, and ink supply system |
| JP5786936B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-09-30 | ブラザー工業株式会社 | 再生液体カートリッジの製造方法及び液体カートリッジの製造方法 |
| JP5786935B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-09-30 | ブラザー工業株式会社 | 再生液体カートリッジの製造方法及び液体カートリッジの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997030849A1 (en) | 1996-02-21 | 1997-08-28 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge |
-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000607830A patent/JP3314811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997030849A1 (en) | 1996-02-21 | 1997-08-28 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge |
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| US7393088B2 (en) | 2004-06-14 | 2008-07-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of filling ink cartridge, cartridge filler, jig, and ink supply system |
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