JP3330766B2 - 苗載台の不等速横送り装置 - Google Patents
苗載台の不等速横送り装置Info
- Publication number
- JP3330766B2 JP3330766B2 JP01412895A JP1412895A JP3330766B2 JP 3330766 B2 JP3330766 B2 JP 3330766B2 JP 01412895 A JP01412895 A JP 01412895A JP 1412895 A JP1412895 A JP 1412895A JP 3330766 B2 JP3330766 B2 JP 3330766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- speed
- planting
- lateral
- seedlings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機の植付部におけ
る苗載台の横送り速度に関する。
る苗載台の横送り速度に関する。
【0002】
【従来の技術】田植機の植付部において、苗載台を横方
向に往復動させ、苗載台下端の苗取り口から植付爪によ
って一定量の苗を切り取り、苗を下方へ搬送して圃場に
植え付けていた。この苗載台の横方向の移動は従来等速
であったが、近年、歯車の加工技術の発達によって非円
形歯車が使用できるようになり、苗載台の横送り駆動
部、つまり植付ミッションケース内に非円形歯車を配置
して、苗載台の横方向の移動速度を不等速として、植付
爪によって切り取る時に、苗載台の横移動速度をできる
だけ遅くして、植付姿勢が安定するように構成されてき
ている。
向に往復動させ、苗載台下端の苗取り口から植付爪によ
って一定量の苗を切り取り、苗を下方へ搬送して圃場に
植え付けていた。この苗載台の横方向の移動は従来等速
であったが、近年、歯車の加工技術の発達によって非円
形歯車が使用できるようになり、苗載台の横送り駆動
部、つまり植付ミッションケース内に非円形歯車を配置
して、苗載台の横方向の移動速度を不等速として、植付
爪によって切り取る時に、苗載台の横移動速度をできる
だけ遅くして、植付姿勢が安定するように構成されてき
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように苗載台の横
送り速度を不等速にして、植付爪が苗載台より苗取りす
る際に横送り速度が最低速度となるようにして、植付爪
の苗取りを確実にするようにし、それ以外では、早く次
の苗取り・植付けに移行すべく、苗載台を速く横送りす
るようにしていたのである。
送り速度を不等速にして、植付爪が苗載台より苗取りす
る際に横送り速度が最低速度となるようにして、植付爪
の苗取りを確実にするようにし、それ以外では、早く次
の苗取り・植付けに移行すべく、苗載台を速く横送りす
るようにしていたのである。
【0004】しかし、苗載台の横送り速度と加速度との
関係、及び、苗の位置関係を考慮すれば、図5に示すよ
うに、横送り速度は植付爪の回動に同期しているので周
期的に変化され、その最高速の位置は加速から減速に変
わる位置であり、最低速の位置が減速から加速に変わる
位置となる。つまり、苗取り時に横送り速度を最低速に
するということは、苗取り直後から加速されていくこと
になり、苗取り口から苗を切り取って下方へ搬送し、苗
ガイドの通過時には、苗載台上の苗取り口では、次に苗
取りされる苗が送られてきて、その苗載台の横送り速度
は加速されて速くなっており、植付爪に把持された苗は
葉の部分が通過しており、この下方へ搬送される苗に次
の苗取りされる苗が急速に接近して擦れ合い、植えつけ
る苗が引っ張られて、植付姿勢を乱すことがあったので
ある。
関係、及び、苗の位置関係を考慮すれば、図5に示すよ
うに、横送り速度は植付爪の回動に同期しているので周
期的に変化され、その最高速の位置は加速から減速に変
わる位置であり、最低速の位置が減速から加速に変わる
位置となる。つまり、苗取り時に横送り速度を最低速に
するということは、苗取り直後から加速されていくこと
になり、苗取り口から苗を切り取って下方へ搬送し、苗
ガイドの通過時には、苗載台上の苗取り口では、次に苗
取りされる苗が送られてきて、その苗載台の横送り速度
は加速されて速くなっており、植付爪に把持された苗は
葉の部分が通過しており、この下方へ搬送される苗に次
の苗取りされる苗が急速に接近して擦れ合い、植えつけ
る苗が引っ張られて、植付姿勢を乱すことがあったので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、田植機の植付部における苗載台の横送り速度を、植
付爪の回転に対応して不等速とする構成において、植付
爪が苗分割を行う手前に苗載台の横送り速度の最大位置
を設定し、苗分割から植付開始までの略中間位置に横送
り速度の最小位置を設定して、両位置間を減速区間と
し、前記植付爪による苗分割時に、苗載台の横送り速度
の減速量が最大となり、平均速度となるように設定し、
また、前記植付爪先端が苗取り口より下方へ延設した苗
ガイドの通過時に、苗載台の横送り速度を最低速度とな
るように設定するように構成する。
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、田植機の植付部における苗載台の横送り速度を、植
付爪の回転に対応して不等速とする構成において、植付
爪が苗分割を行う手前に苗載台の横送り速度の最大位置
を設定し、苗分割から植付開始までの略中間位置に横送
り速度の最小位置を設定して、両位置間を減速区間と
し、前記植付爪による苗分割時に、苗載台の横送り速度
の減速量が最大となり、平均速度となるように設定し、
また、前記植付爪先端が苗取り口より下方へ延設した苗
ガイドの通過時に、苗載台の横送り速度を最低速度とな
るように設定するように構成する。
【0006】
【作用】このような手段を用いることによって、苗載台
の苗取り口において、植付爪によって苗マットから苗を
切り取るときには、苗載台の横送り速度は、平均速度ま
で減速されており、この時の減速の度合い(マイナスの
加速度)は大きい、つまりブレーキ力が大きいが、切り
取られた苗と次の苗との間に植付爪が位置するので、擦
れ合う影響は小さく、苗取りは安定する。その後も切り
取られた苗は茎の部分が擦れるが、茎の部分は横方向の
広がりは小さく摩擦も小さいので、擦れ合う影響は小さ
い。そして、その後に横送り速度が最低速度となり、切
り取られた苗が苗ガイド下端に至るときまでは加速度が
小さいので、苗取り口における切り取られた苗と次の苗
との間の擦れ合いは比較的抑えられて、引っ掛かりも小
さくなる。その後は、横送り速度は早くなり加速は大き
くなるが、切り取られた苗の上端の葉先部分が苗取り口
を通過して抜けるので、擦れ合う影響が減少し、そし
て、苗が植えつけられる。
の苗取り口において、植付爪によって苗マットから苗を
切り取るときには、苗載台の横送り速度は、平均速度ま
で減速されており、この時の減速の度合い(マイナスの
加速度)は大きい、つまりブレーキ力が大きいが、切り
取られた苗と次の苗との間に植付爪が位置するので、擦
れ合う影響は小さく、苗取りは安定する。その後も切り
取られた苗は茎の部分が擦れるが、茎の部分は横方向の
広がりは小さく摩擦も小さいので、擦れ合う影響は小さ
い。そして、その後に横送り速度が最低速度となり、切
り取られた苗が苗ガイド下端に至るときまでは加速度が
小さいので、苗取り口における切り取られた苗と次の苗
との間の擦れ合いは比較的抑えられて、引っ掛かりも小
さくなる。その後は、横送り速度は早くなり加速は大き
くなるが、切り取られた苗の上端の葉先部分が苗取り口
を通過して抜けるので、擦れ合う影響が減少し、そし
て、苗が植えつけられる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の構成の実施例を、添付の図面
を基にして説明する。図1は田植機の植付部の側面図一
部断面図、図2は植付ミッションケースと植付伝動ケー
スの側面図、図3は植付ミッションケースの正面断面
図、図4は植付爪の回動位置に対する苗載台の横送り速
度比を表した側面図、図5は苗載台の横送り速度と加速
度の関係を示す図である。
を基にして説明する。図1は田植機の植付部の側面図一
部断面図、図2は植付ミッションケースと植付伝動ケー
スの側面図、図3は植付ミッションケースの正面断面
図、図4は植付爪の回動位置に対する苗載台の横送り速
度比を表した側面図、図5は苗載台の横送り速度と加速
度の関係を示す図である。
【0008】図1乃至図3より田植機の植付部Bの構成
について説明する。田植機は、走行車体の後部に植付部
Bを装着し、走行車体側の動力取出軸より植付部の植付
ミッションケースMに動力が伝動される。この動力は苗
載台12の横搬送駆動、該苗載台12の下端部に配設さ
れている苗送りベルト13の搬送駆動、及び、植付ミッ
ションケースMより後方に突設されている複数の植付伝
動ケース18を介して、その後端部に配設したロータリ
ーケース19を回転駆動し、該ロータリーケース19の
先端に配設した植付爪20を駆動して圃場に苗を植付け
るようにしている。また、植付部の最下部には、フロー
ト22を昇降可能に吊設している。
について説明する。田植機は、走行車体の後部に植付部
Bを装着し、走行車体側の動力取出軸より植付部の植付
ミッションケースMに動力が伝動される。この動力は苗
載台12の横搬送駆動、該苗載台12の下端部に配設さ
れている苗送りベルト13の搬送駆動、及び、植付ミッ
ションケースMより後方に突設されている複数の植付伝
動ケース18を介して、その後端部に配設したロータリ
ーケース19を回転駆動し、該ロータリーケース19の
先端に配設した植付爪20を駆動して圃場に苗を植付け
るようにしている。また、植付部の最下部には、フロー
ト22を昇降可能に吊設している。
【0009】前記植付ミッションケースMは、その前端
中央部より入力軸1が前方へ突出されている。該植付ミ
ッションケースM内において、該入力軸1の終端部にベ
ベルギア1aが付設されていて、左右方向に軸架された
伝動軸2のベベルギア2aに噛合している。該伝動軸2
には、スプロケット2b及び非円形歯車2cが固設され
ており、該スプロケット2bからは、植付駆動用出力軸
4に固設したスプロケット4aにチェーンを巻回して伝
動する。
中央部より入力軸1が前方へ突出されている。該植付ミ
ッションケースM内において、該入力軸1の終端部にベ
ベルギア1aが付設されていて、左右方向に軸架された
伝動軸2のベベルギア2aに噛合している。該伝動軸2
には、スプロケット2b及び非円形歯車2cが固設され
ており、該スプロケット2bからは、植付駆動用出力軸
4に固設したスプロケット4aにチェーンを巻回して伝
動する。
【0010】一方、非円形歯車2cは、該伝動軸2に平
行に軸架した横送り変速軸3に固設した非円形従動歯車
3aに噛合し、該横送り変速軸3を後述する苗送り速度
となるように緩急を付けて回転駆動可能としている。該
植付ミッションケースM内において、該横送り変速軸3
の他側には複数個の変速歯車10a・10b・10c・
10dが遊嵌されており、また、該横送り変速軸3の軸
心方向の外周部に溝部3bを穿設して、その中にシフタ
ー5を摺動可能に嵌入しており、更に、シフター5は、
横送り変速レバーに連結されて、その手動操作にて該シ
フター5を摺動させて、変速歯車10a・10b・10
c・10dの中の一つと内側から嵌合させることによ
り、シフター5を介して横送り変速軸3に一体回転でき
るように構成している。なお、本実施例では、変速歯車
10a・10b・10c・10dを四個設けて四段階に
変速できるようにしているが、変速段は限定するもので
はない。
行に軸架した横送り変速軸3に固設した非円形従動歯車
3aに噛合し、該横送り変速軸3を後述する苗送り速度
となるように緩急を付けて回転駆動可能としている。該
植付ミッションケースM内において、該横送り変速軸3
の他側には複数個の変速歯車10a・10b・10c・
10dが遊嵌されており、また、該横送り変速軸3の軸
心方向の外周部に溝部3bを穿設して、その中にシフタ
ー5を摺動可能に嵌入しており、更に、シフター5は、
横送り変速レバーに連結されて、その手動操作にて該シ
フター5を摺動させて、変速歯車10a・10b・10
c・10dの中の一つと内側から嵌合させることによ
り、シフター5を介して横送り変速軸3に一体回転でき
るように構成している。なお、本実施例では、変速歯車
10a・10b・10c・10dを四個設けて四段階に
変速できるようにしているが、変速段は限定するもので
はない。
【0011】各変速歯車10a・10b・10c・10
dは、各々、該横送り変速軸3に平行状に軸架した横送
り軸6の植付ミッションケースM内における他側に固設
した従動歯車17a・17b・17c・17dに噛合し
ており、前記のシフター5を当接させた変速歯車10a
・10b・10c・10dに噛合した従動歯車17a・
17b・17c・17dが従動して、横送り軸6が回転
駆動するように構成されている。また、該植付ミッショ
ンケースM内において、該横送り軸6の一側にスプロケ
ット6aを固設しており、該スプロケット6aより、同
じく該植付ミッションケースM内にて軸架した縦送り軸
7に固設したスプロケット7bにチェーン巻回して、縦
送り軸7を横送り軸6に連動させている。
dは、各々、該横送り変速軸3に平行状に軸架した横送
り軸6の植付ミッションケースM内における他側に固設
した従動歯車17a・17b・17c・17dに噛合し
ており、前記のシフター5を当接させた変速歯車10a
・10b・10c・10dに噛合した従動歯車17a・
17b・17c・17dが従動して、横送り軸6が回転
駆動するように構成されている。また、該植付ミッショ
ンケースM内において、該横送り軸6の一側にスプロケ
ット6aを固設しており、該スプロケット6aより、同
じく該植付ミッションケースM内にて軸架した縦送り軸
7に固設したスプロケット7bにチェーン巻回して、縦
送り軸7を横送り軸6に連動させている。
【0012】また、前記横送り変速機構は、図6、図7
のように構成することも可能である。即ち、前記伝動軸
2には、スプロケット2b及び複数の非円形歯車2c・
2c・・・を固設し、該非円形歯車2c・2c・・・
は、該伝動軸2に平行に軸架した横送り変速軸3に遊嵌
した非円形従動歯車3a・3a・・・に噛合している。
該非円形歯車2c・2c・・・はそれぞれ同じ形状であ
り、非円形従動歯車3a・3a・・・もそれぞれ同じ形
状として、ギア比を同一として、それぞれの歯車はプレ
ス加工等で大量に生産できるようにしている。そして、
非円形従動歯車3a・3a・・・には変速用の歯数がそ
れぞれ異なる正円の変速歯車10a・10b・10c・
10dがそれぞれ一対づつ側面同士で平行に固定され、
この非円形従動歯車と変速歯車10を一対とした歯車を
横送り変速軸3に回転自在に遊嵌している。
のように構成することも可能である。即ち、前記伝動軸
2には、スプロケット2b及び複数の非円形歯車2c・
2c・・・を固設し、該非円形歯車2c・2c・・・
は、該伝動軸2に平行に軸架した横送り変速軸3に遊嵌
した非円形従動歯車3a・3a・・・に噛合している。
該非円形歯車2c・2c・・・はそれぞれ同じ形状であ
り、非円形従動歯車3a・3a・・・もそれぞれ同じ形
状として、ギア比を同一として、それぞれの歯車はプレ
ス加工等で大量に生産できるようにしている。そして、
非円形従動歯車3a・3a・・・には変速用の歯数がそ
れぞれ異なる正円の変速歯車10a・10b・10c・
10dがそれぞれ一対づつ側面同士で平行に固定され、
この非円形従動歯車と変速歯車10を一対とした歯車を
横送り変速軸3に回転自在に遊嵌している。
【0013】該横送り変速軸3に平行に軸架した横送り
軸6上の、植付ミッションケースM内の一側に正円の従
動ギア17a・17b・17c・17dが固設されて、
前記変速歯車10a・10b・10c・10dとそれぞ
れ噛合している。また、前記伝動軸2の非円形歯車2c
・2c・・・外嵌部における軸心方向の外周部に溝部2
dが穿設され、該溝部2d中にシフター5を摺動可能に
嵌入しており、該シフター5を摺動させて、非円形歯車
2c・2c・・・の中の一つと内側から嵌合させること
により変速でき、該非円形歯車2cから非円形従動歯車
3aが回動され、該非円形従動歯車3aに固定した変速
歯車10のいずれかが同時回動され、この回転速度は不
等速で回転駆動される。この変速歯車10に噛合した従
動ギア17に動力が伝えられて、横送り軸6が回転駆動
するように構成されている。
軸6上の、植付ミッションケースM内の一側に正円の従
動ギア17a・17b・17c・17dが固設されて、
前記変速歯車10a・10b・10c・10dとそれぞ
れ噛合している。また、前記伝動軸2の非円形歯車2c
・2c・・・外嵌部における軸心方向の外周部に溝部2
dが穿設され、該溝部2d中にシフター5を摺動可能に
嵌入しており、該シフター5を摺動させて、非円形歯車
2c・2c・・・の中の一つと内側から嵌合させること
により変速でき、該非円形歯車2cから非円形従動歯車
3aが回動され、該非円形従動歯車3aに固定した変速
歯車10のいずれかが同時回動され、この回転速度は不
等速で回転駆動される。この変速歯車10に噛合した従
動ギア17に動力が伝えられて、横送り軸6が回転駆動
するように構成されている。
【0014】前記非円形歯車2cと非円形従動歯車3a
の噛み合い位置は植付爪20を所定位置(例えば苗取り
位置)に位置させて、苗載台12も苗取り口11aの位
置(現実には歯車のポンチマーク位置)を合わせて非円
形歯車2c、非円形従動歯車3a、変速歯車10、従動
歯車17を組み立てる。前者では非円形歯車と正円歯車
の位置が離れ、正円歯車でタイミング合わせをしていた
ので組み立て時に間違いが生じ、横送りと植付爪の回動
のタイミングがズレ易かったが、後者の実施例では非円
形歯車と正円歯車がペアとなっているので、間違いが生
じ難くしているのである。
の噛み合い位置は植付爪20を所定位置(例えば苗取り
位置)に位置させて、苗載台12も苗取り口11aの位
置(現実には歯車のポンチマーク位置)を合わせて非円
形歯車2c、非円形従動歯車3a、変速歯車10、従動
歯車17を組み立てる。前者では非円形歯車と正円歯車
の位置が離れ、正円歯車でタイミング合わせをしていた
ので組み立て時に間違いが生じ、横送りと植付爪の回動
のタイミングがズレ易かったが、後者の実施例では非円
形歯車と正円歯車がペアとなっているので、間違いが生
じ難くしているのである。
【0015】前記該横送り軸6の植付ミッションケース
Mより突出した部分には、図示しない螺旋形の溝が往復
状に穿設されていて、該溝上をスベリ子受けが摺動自在
に外嵌されて、該スベリ子受けに連結部材を介して苗載
台12に連結されている。よって、横送り軸6が回転す
ると溝に沿ってスベリ子受けが左右に往復摺動し、苗載
台12がガイドレール11上で左右往復摺動するのであ
る。
Mより突出した部分には、図示しない螺旋形の溝が往復
状に穿設されていて、該溝上をスベリ子受けが摺動自在
に外嵌されて、該スベリ子受けに連結部材を介して苗載
台12に連結されている。よって、横送り軸6が回転す
ると溝に沿ってスベリ子受けが左右に往復摺動し、苗載
台12がガイドレール11上で左右往復摺動するのであ
る。
【0016】一方、前記縦送り軸7の植付ミッションケ
ースM外の軸上には縦送りカム7a・7aが突設され、
該縦送りカム7a・7aの先端部の回転軌跡内には、図
2に示すように、前記苗載台12の苗送りベルト13を
回転させる搬送軸14にワンウェイクラッチを介して付
設する従動カム15先端が臨むように配設している。従
って、前記縦送り軸7が前記横送り軸6の回転駆動に同
調して回転駆動すると、横送り軸6上のスベリ子受けが
摺動左右端位置に達した時に、縦送りカム7aが従動カ
ム15に当接して、該従動カム15を回動させ、苗送り
ベルト13を駆動させ、その上にセットされた苗マット
を一定量下降させ、苗載台12下端を載置するガイドレ
ール11上に送り込む。そして、前記植付用出力軸4か
らは植付伝動ケース18の後端部に配設した、植付爪2
0を付設するロータリーケース19に伝動され、植付爪
20を回動する。
ースM外の軸上には縦送りカム7a・7aが突設され、
該縦送りカム7a・7aの先端部の回転軌跡内には、図
2に示すように、前記苗載台12の苗送りベルト13を
回転させる搬送軸14にワンウェイクラッチを介して付
設する従動カム15先端が臨むように配設している。従
って、前記縦送り軸7が前記横送り軸6の回転駆動に同
調して回転駆動すると、横送り軸6上のスベリ子受けが
摺動左右端位置に達した時に、縦送りカム7aが従動カ
ム15に当接して、該従動カム15を回動させ、苗送り
ベルト13を駆動させ、その上にセットされた苗マット
を一定量下降させ、苗載台12下端を載置するガイドレ
ール11上に送り込む。そして、前記植付用出力軸4か
らは植付伝動ケース18の後端部に配設した、植付爪2
0を付設するロータリーケース19に伝動され、植付爪
20を回動する。
【0017】前記ガイドレール11には、各植付条毎に
苗取り口11aが設けられていて、その下方に植付爪2
0にて挟持した苗を搬送するときに安定させるための苗
ガイド11bが垂設されており、植付爪20が該苗取り
口11a上に位置する苗を把持し、苗ガイド11b内に
植付爪20先端が案内されて、苗を下方に搬送し圃場で
放出して植えつける。苗載台12は、横移動によって、
ガイドレール11上に載置された苗マットを横摺動さ
せ、次に分割すべき苗を苗取り口11a上に送り込む。
こうして、順次ガイドレール11上に載置された苗を苗
載台12が苗取り口11a上に送り込み、苗載台12が
横移動終端位置に達すると、該ガイドレール11上に載
置された一つの苗マットの横幅分全ての苗が植付終了さ
れており、この時に苗送りベルト13を駆動して苗マッ
トを下方搬送し、ガイドレール11上にその下端を載置
し、今度は苗載台12を反対側に横移動させて植付を行
う。これを繰り返して、植付作業を行うものである。
苗取り口11aが設けられていて、その下方に植付爪2
0にて挟持した苗を搬送するときに安定させるための苗
ガイド11bが垂設されており、植付爪20が該苗取り
口11a上に位置する苗を把持し、苗ガイド11b内に
植付爪20先端が案内されて、苗を下方に搬送し圃場で
放出して植えつける。苗載台12は、横移動によって、
ガイドレール11上に載置された苗マットを横摺動さ
せ、次に分割すべき苗を苗取り口11a上に送り込む。
こうして、順次ガイドレール11上に載置された苗を苗
載台12が苗取り口11a上に送り込み、苗載台12が
横移動終端位置に達すると、該ガイドレール11上に載
置された一つの苗マットの横幅分全ての苗が植付終了さ
れており、この時に苗送りベルト13を駆動して苗マッ
トを下方搬送し、ガイドレール11上にその下端を載置
し、今度は苗載台12を反対側に横移動させて植付を行
う。これを繰り返して、植付作業を行うものである。
【0018】次に、本発明の要部である苗載台12の横
送り速度のタイミングについて説明する。前述の如く、
苗載台12の横送り速度は、不等速となっているが、こ
れは、植付爪20が苗取り口11aを通過していない時
には苗マットの横送りに干渉しないので苗載台12の横
送りを速くする一方、植付爪20が苗載台12より苗を
切り取り搬送する際には、苗取り口11aにおいて、分
割した苗と次に送りこまれる苗との間で擦れ合うので、
植え付ける苗の姿勢が崩れないようにして正確に圃場へ
植えつけられるように、分割した苗が苗載台12の苗取
り口11aを通過する時に横送り速度を遅くする必要が
ある。
送り速度のタイミングについて説明する。前述の如く、
苗載台12の横送り速度は、不等速となっているが、こ
れは、植付爪20が苗取り口11aを通過していない時
には苗マットの横送りに干渉しないので苗載台12の横
送りを速くする一方、植付爪20が苗載台12より苗を
切り取り搬送する際には、苗取り口11aにおいて、分
割した苗と次に送りこまれる苗との間で擦れ合うので、
植え付ける苗の姿勢が崩れないようにして正確に圃場へ
植えつけられるように、分割した苗が苗載台12の苗取
り口11aを通過する時に横送り速度を遅くする必要が
ある。
【0019】従って、植付爪20が回動している各位置
における苗載台12の横送り速度を図4、図5に示すよ
うに設定している。つまり、本実施例では横送り速度比
の平均値を1.0とし、最高速度を1.5、最低速度を
0.5程度としている。図5は横送り速度Vと加速度A
の関係を示している。そして、ロータリ式植付装置の場
合、一つの植付爪が一回転する間に二回植付を行うの
で、最高速度となる位置Hを植付爪20先端が苗取り口
11aを通過する前の略上昇端に位置する時と植付位置
手前に設定し、最低速度となる位置Lを植付爪20先端
が苗取り口11aと苗取りが完了する時の略中間位置、
つまり、苗ガイド11bの中途部を通過する位置と植付
後上昇する途中に設定し、平均速度となる位置をPと
し、苗取り位置P1と、苗ガイド11b下端通過後P2
と、植付位置の通過後P3と、上昇端手前P4に設定し
ている。
における苗載台12の横送り速度を図4、図5に示すよ
うに設定している。つまり、本実施例では横送り速度比
の平均値を1.0とし、最高速度を1.5、最低速度を
0.5程度としている。図5は横送り速度Vと加速度A
の関係を示している。そして、ロータリ式植付装置の場
合、一つの植付爪が一回転する間に二回植付を行うの
で、最高速度となる位置Hを植付爪20先端が苗取り口
11aを通過する前の略上昇端に位置する時と植付位置
手前に設定し、最低速度となる位置Lを植付爪20先端
が苗取り口11aと苗取りが完了する時の略中間位置、
つまり、苗ガイド11bの中途部を通過する位置と植付
後上昇する途中に設定し、平均速度となる位置をPと
し、苗取り位置P1と、苗ガイド11b下端通過後P2
と、植付位置の通過後P3と、上昇端手前P4に設定し
ている。
【0020】このように、最高速度位置H、最低速度位
置L、平均速度位置Pを設定することで、植付爪20先
端が苗取り口11aに至り苗載台12から苗を取る位置
では、苗載台12の横移動速度は最高速度から減速され
て平均速度となって、減速されている過程であり、マイ
ナスの加速度が大きい状態である。しかし、この位置で
は分割された苗と次に苗取り口11aに送られてくる苗
との間に植付爪20が位置するので、分割された苗自体
は擦れ合う影響は小さい。
置L、平均速度位置Pを設定することで、植付爪20先
端が苗取り口11aに至り苗載台12から苗を取る位置
では、苗載台12の横移動速度は最高速度から減速され
て平均速度となって、減速されている過程であり、マイ
ナスの加速度が大きい状態である。しかし、この位置で
は分割された苗と次に苗取り口11aに送られてくる苗
との間に植付爪20が位置するので、分割された苗自体
は擦れ合う影響は小さい。
【0021】その後は、マイナスの加速度が小さくなり
横送り速度が最低速度となり、苗ガイド11b下端に至
るまでの加速度(プラス)は小さいので、分割された苗
の苗取り口から上方に残る部分は、次に苗取り口11a
へ送られてくる苗との間で擦れ合いが生じるが、比較的
軽微となり、引っ掛かりも小さい。その後は、横送り速
度は速くなり加速も増加するが、切り取られた苗は上端
の葉先部分のみであり、速やかに苗取り口を通過して抜
ける(苗取りが完了する)ので、擦れ合う影響も軽微と
なる。そして、苗が植え付けられるが、この時から回動
軌跡の上端に至るまでは横送り速度とは関係なく、ロー
タリーケース19の他方に設けた植付爪20による苗取
りした苗が前記同様に苗載台12の苗送り速度と係わ
る。なお、上記横送り速度の速度比の位置関係は前記非
円形歯車2cと非円形従動歯車3aの形状によって決ま
る。
横送り速度が最低速度となり、苗ガイド11b下端に至
るまでの加速度(プラス)は小さいので、分割された苗
の苗取り口から上方に残る部分は、次に苗取り口11a
へ送られてくる苗との間で擦れ合いが生じるが、比較的
軽微となり、引っ掛かりも小さい。その後は、横送り速
度は速くなり加速も増加するが、切り取られた苗は上端
の葉先部分のみであり、速やかに苗取り口を通過して抜
ける(苗取りが完了する)ので、擦れ合う影響も軽微と
なる。そして、苗が植え付けられるが、この時から回動
軌跡の上端に至るまでは横送り速度とは関係なく、ロー
タリーケース19の他方に設けた植付爪20による苗取
りした苗が前記同様に苗載台12の苗送り速度と係わ
る。なお、上記横送り速度の速度比の位置関係は前記非
円形歯車2cと非円形従動歯車3aの形状によって決ま
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏する。即ち、請求項1の如く、苗載
台の横送り速度が最高速度位置から減速して苗を分割
し、最低速度となってから加速度が大きくなる手前で苗
取りを完了するようにしたので、植付爪によって苗を分
割して下方へ搬送する時に、苗載台の横送り速度のブレ
ーキ力が最大となり、安定して苗の分割ができ、苗がば
らけたり、腰折れが減少し、植付姿勢を向上することが
できたのである。
次のような効果を奏する。即ち、請求項1の如く、苗載
台の横送り速度が最高速度位置から減速して苗を分割
し、最低速度となってから加速度が大きくなる手前で苗
取りを完了するようにしたので、植付爪によって苗を分
割して下方へ搬送する時に、苗載台の横送り速度のブレ
ーキ力が最大となり、安定して苗の分割ができ、苗がば
らけたり、腰折れが減少し、植付姿勢を向上することが
できたのである。
【0023】また、請求項2,3の如く、苗取り口で苗
載台の横送り速度を減速過程における平均速度となるよ
うにしたので、分割する苗は植付爪によって斜め方向に
食い込まれる力が比較的大きくなく、苗取り口に至る次
の苗との間の擦れ合い力も初期段階であって小さく、切
り取った苗姿勢を乱すこともないのである。
載台の横送り速度を減速過程における平均速度となるよ
うにしたので、分割する苗は植付爪によって斜め方向に
食い込まれる力が比較的大きくなく、苗取り口に至る次
の苗との間の擦れ合い力も初期段階であって小さく、切
り取った苗姿勢を乱すこともないのである。
【0024】また、請求項4の如く、植付爪先端が苗取
り口より下方へ延設した苗ガイドの通過時に、苗載台の
横送り速度を最低速度とし加速度も小さくしたので、苗
取り口を通過する分割した苗は、次の苗による横方向へ
押される力が減少されて、擦れ合う力も減少され、苗の
姿勢を乱す力が抑えられて、植付姿勢を向上することが
できる。
り口より下方へ延設した苗ガイドの通過時に、苗載台の
横送り速度を最低速度とし加速度も小さくしたので、苗
取り口を通過する分割した苗は、次の苗による横方向へ
押される力が減少されて、擦れ合う力も減少され、苗の
姿勢を乱す力が抑えられて、植付姿勢を向上することが
できる。
【図1】田植機の植付部の側面図一部断面図である。
【図2】植付ミッションケースと植付伝動ケースの側面
図である。
図である。
【図3】植付ミッションケースの正面断面図である。
【図4】植付爪の回動位置に対する苗載台の横送り速度
比を表した側面図である。
比を表した側面図である。
【図5】苗載台の横送り速度と加速度の関係を示す図で
ある。
ある。
【図6】植付ミッションケースの他の実施例を示す正面
断面図である。
断面図である。
【図7】非円形歯車の側面図である。
11 ガイドレール 11a 苗取り口 11b 苗ガイド 12 苗載台 20 植付爪
Claims (4)
- 【請求項1】 田植機の植付部における苗載台の横送り
速度を、植付爪の回転に対応して不等速とする構成にお
いて、植付爪が苗分割を行う手前に苗載台の横送り速度
の最大位置を設定し、苗分割から植付開始までの略中間
位置に横送り速度の最小位置を設定して、両位置間を減
速区間としたことを特徴とする苗載台の不等速横送り装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の苗載台の不等速横送り装
置において、植付爪による苗分割時に、苗載台の横送り
速度の減速量が最大となるように設定したことを特徴と
する苗載台の不等速横送り装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の苗載台の不等速横送り装
置において、植付爪による苗分割時に、苗載台の横送り
速度の平均速度となるように設定したことを特徴とする
苗載台の不等速横送り装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の苗載台の不等速横送り装
置において、植付爪先端が苗取り口より下方へ延設した
苗ガイドの通過時に、苗載台の横送り速度を最低速度と
なるように設定したことを特徴とする苗載台の不等速横
送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01412895A JP3330766B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 苗載台の不等速横送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01412895A JP3330766B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 苗載台の不等速横送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205643A JPH08205643A (ja) | 1996-08-13 |
| JP3330766B2 true JP3330766B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=11852500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01412895A Expired - Lifetime JP3330766B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 苗載台の不等速横送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3330766B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP01412895A patent/JP3330766B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08205643A (ja) | 1996-08-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000333515A (ja) | 甘藷挿苗機 | |
| JP3330766B2 (ja) | 苗載台の不等速横送り装置 | |
| JP5832458B2 (ja) | 苗移植機 | |
| JP3416399B2 (ja) | 移植方法及びその装置 | |
| JP2015008716A (ja) | 移植機 | |
| JP3333663B2 (ja) | 苗載台の不等速横送り装置 | |
| EP0937666A1 (en) | Transmission for product transfer unit | |
| JP2000014211A (ja) | 移植機 | |
| JP3689149B2 (ja) | 苗移植機 | |
| JP3997344B2 (ja) | 苗移植機 | |
| JP2934058B2 (ja) | 立体軌跡苗植付け装置 | |
| JP2509846Y2 (ja) | 苗取出し機構 | |
| JP4126142B2 (ja) | 野菜移植機 | |
| JP3532666B2 (ja) | 野菜移植機の苗取出装置 | |
| JPH0642421Y2 (ja) | 植付装置 | |
| JP3743435B2 (ja) | 苗移植機 | |
| JPH03168011A (ja) | 苗植機 | |
| JP2001204206A (ja) | 移植機における苗トレイの縦送り装置 | |
| JPH0444019Y2 (ja) | ||
| JPH0523025A (ja) | 苗植機における苗移送装置 | |
| JP2509849Y2 (ja) | 移植機における苗取出し機構 | |
| JPH10215623A (ja) | 移植機 | |
| JP2667603B2 (ja) | 苗植付け用伝動構造 | |
| JPH0383508A (ja) | 田植機の苗植付装置 | |
| JP3725302B2 (ja) | 田植機における苗取り量の調節装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 8 |