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JP3341682B2 - 屋外建造物 - Google Patents
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JP3341682B2 - 屋外建造物 - Google Patents

屋外建造物

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JP3341682B2
JP3341682B2 JP18729998A JP18729998A JP3341682B2 JP 3341682 B2 JP3341682 B2 JP 3341682B2 JP 18729998 A JP18729998 A JP 18729998A JP 18729998 A JP18729998 A JP 18729998A JP 3341682 B2 JP3341682 B2 JP 3341682B2
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慎一 井上
治雄 中西
真理子 常木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に屋外に設ける
カーポート、サイクルポート、屋外通路等の屋外建造物
に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のカーポートは、
柱と梁の部材結合部に、コーナーカバーを取付け、コー
ナーカバーに屋根の桁材等を略水平に当接するのが一般
的である。コーナーカバーは図7の如く、第一カバー1
0と第二カバー20とに2分割され、両カバー10,2
0の接合部に相互に重なるフインf1,f2を備え、固
定ネジNによって取付けている。近年、カーポート、サ
イクルポート、ウォークウェー(シェルター、通路とも
称する)等の屋根として、湾曲屋根、合掌屋根等を用い
られるに至っているが、柱と梁との部材結合部に取付け
るコーナーカバーを、湾曲屋根等の傾斜に合わせて形成
すると、コーナーカバーの取付時に、取付方向を選択し
て取付けなければならない問題点があった。即ち、例え
ばカーポートの両側部の部材結合部にコーナーカバーを
取付ける場合、一側部と他側部とで反対向きにしなけれ
ばならない問題点があった。そこでこの発明は、従来技
術の備えるこのような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、柱と梁との部材結合部に
2分割のコーナーカバーを取付け、コーナーカバーに屋
根の桁材等を傾斜して当接しても、コーナーカバーが外
れない屋外建造物を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の屋外建造物は、屋根と、屋根を支持する複
数の柱と、柱に接続する梁と、柱と梁との部材結合部に
取付けたコーナーカバーとを備え、屋根は梁と直交して
柱間に架設する傾斜部材を備え、傾斜部材は両端部から
中間部に向けて高くなり、中間部を中心にして長手方向
に対称を成しており、コーナーカバーは、傾斜部材の下
位側に位置する第一カバーと傾斜部材の上位側に位置す
る第二カバーとから成り、第一カバーの上面部には、部
材結合部の中心部より傾斜部材の下位側に向って下降傾
斜して傾斜部材に当接する当接部を有し、第二カバーの
上面部には当接部と対称を成すように、部材結合部の中
心部より傾斜部材の上位側に向って下降傾斜し傾斜部材
と間隔をあけて位置する非当接部を有しており、第一カ
バーは第二カバーの係合部を備え、第二カバーは係合部
に対応する被係合部を備え、被係合部は、係合部の外面
側に位置する突部と、係合部の内面側に位置する支持部
とを備え、突部と支持部との間に係合部を挟んでいる
ここで柱とは、地面や路面等に直立するものを言い、梁
とは、柱の上端部に片持ち支持するもの、隣接柱の上端
部間に架設するもの言う。ここで部材結合部とは、柱の
上端部と、梁の柱側端部と、柱と梁とに跨がって取付け
る連結部材を言う。ここで傾斜部材とは、屋根板を支持
する側桁、前桁、後桁等を言う。傾斜部材が両端部から
中間部に向けて高くなるとは、長手方向に対して全体が
上向きに湾曲するもの、全体が合掌を成すもの、或いは
湾曲部と傾斜部とを備えて中間部が高くなるものを言
う。
【0004】ここで第一カバーとは、部材結合部の半
分、例えば部材結合部の中心部より傾斜部材の下位側を
保護するものを言い、部材結合部に対して下位側に位置
する側面部(以下、下位側面部とする)に、第二カバー
との接合部(以下、第一接合部とする)を備え、第一接
合部は傾斜部材側に上面部と、梁より下側に上面部に相
対する下面部と、上下面部に連続する梁直交面部とを備
え、上面部に傾斜部材の嵌合部(以下、第一嵌合部とす
る)と当接部を傾斜部材の長手方向に備え、上下面部と
梁直交面部の少なくとも一方に第二カバーの係合部を備
え、第一接合部の内部に第二カバーの固定部(以下、第
一固定部とする)を有するものを言う。ここで第二カバ
ーとは、部材結合部の残り半分、例えば部材結合部の中
心部より傾斜部材の上位側を保護するものを言い、第一
カバーの下位側面部に相対し、部材結合部の上位側に位
置する上位側面部に、第一接合部に対応する第二接合部
を備え、第二接合部は第一接合部と同様に、上面部と下
面部と梁直交面部とを備え、上面部に第一嵌合部に連続
する傾斜部材の第二嵌合部と非当接部を備え、且つ係合
部に対応する被係合部と、第一固定部に対応する第二固
定部とを備え、全体が第一カバーと略対称を成してい
る。
【0005】ここで第一カバーの当接部とは、部材結合
部の中心部より傾斜部材の長手方向の下位側に下降傾斜
するものを言い、第二カバーの非当接部とは、部材結合
部の中心部より傾斜部材の長手方向の上位側に下降傾斜
するものを言い、第一カバーと第二カバーの取付時に、
第一嵌合部と第二嵌合部とが連続し、当接部が傾斜部材
の長手方向の下位側に当接し、非当接部が傾斜部材の長
手方向の上位側から離れている。当接部と非当接部とが
傾斜部材の長手方向に対して対称していることにより、
例えば、部材結合部に対する第一カバーと第二カバーの
取付時に、第一カバーと第二カバーの取付け位置が反対
になっても、即ち、第二カバーを部材結合部の中心部よ
り傾斜部材の下位側に取付け、第一カバーを部材結合部
の中心部より傾斜部材の上位側に取付けた場合、第二カ
バーの非当接部が傾斜部材に当接して当接部となり、第
一カバーの当接部が傾斜部材より離れて非当接部とな
る。即ち、第一カバーと第二カバーとの取付時に、取付
方向の選択が不要になる利点がある。
【0006】ここで第一カバーの係合部とは、第一接合
部の第二カバー側に設けるもので、少なくとも上面部の
全範囲に設けるもの、上面部に分散して設けるものを言
う。ここで第二カバーの被係合部とは、第二接合部の第
一カバー側に、係合部と対応して設けるもので、少なく
とも上面部の全範囲に設けるもの、上面部に分散して設
けるものを言い、係合部と係合した時、係合部を上下方
向から挟み、係合部の離脱を阻止するものを言う。ここ
で被係合部が係合部と係合した時、係合部を上下方向か
ら挟むとは、第一カバーに上下方向の圧力が加わって
も、係合部と離脱しないものを言い、例えば係合部に向
けて開口する溝、一方の溝壁が長くて他方の溝壁が短い
もの、一方の溝壁と他方の溝壁が位置ずれしているもの
等を言う。また係合部を溝壁分だけ内面側寄りに設ける
か、第一接合部の外面側に溝壁分の切欠部を設け、切残
し部分を係合部とし、被係合部の溝に係合部が係合した
時、第一接合部と溝壁の外面が面一に揃うようにすれ
ば、外観が良くなる。ここで被係合部の突部とは、第二
接合部から第一カバーに向けて突出し、係合部と係合し
た時、係合部の外面側に重なるように位置するものを言
い、被係合部の支持部とは、突部の第二接合部内側から
第一カバーに向けて突出し、突部と間隔を有して相対
し、係合部と係合した時、係合部の内面側に重なるよう
に位置するものを言う。この突部と支持部は、係合部の
形成範囲に設けることも可能であるが、突部と支持部の
少なくとも一方を部分的に設けると、係合部と被係合部
との係合抵抗が少なくなり、係合が軽くなる。第一カバ
ーと第二カバーは、下面部に柱断面に相当する柱挿入口
を跨がって設け、梁直交面部の一方に、梁断面に相当す
る梁挿入口を跨がって設けている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による屋外建造物の実施形
態を図1〜6の如くカーポートに基づき説明する。請求
項1に記載の屋外建造物は、屋根Aと、屋根Aを支持す
る複数の柱Pと、柱Pに接続する梁Hと、柱Pと梁Hと
の部材結合部に取付けたコーナーカバー1とを備え、屋
根Aは梁Hと直交して柱P,P間に架設する傾斜部材B
を備え、コーナーカバー1は、部材結合部の中心部より
傾斜部材Bの下位側に上面部1aを当接する第一カバー
10と、部材結合部の中心部より傾斜部材Bの上位側に
非当接する第二カバー20とから成り、第一カバー10
は第二カバー20との係合部14を備え、第二カバー2
0は係合部14に対応する被係合部24を備え、被係合
部24が、第一カバー10と第二カバー20の取付時に
係合部14と係合し、係合部14を上下方向から挟んで
いる。
【0008】柱Pは角柱、または角筒柱であり、地面や
路面等に直立し、梁Hは、柱Pの上端部に連結部材Dを
用いて片持ちに固定するか、隣接柱P,Pの上端部間に
連結部材Dを用いて取付ける。屋根Aを構成する傾斜部
材Bは、矩形断面の長尺桁材、または長尺中空桁材等で
あり、屋根Aの側桁、前桁、後桁等として用い、長手方
向において中間部が高くなるように全体が湾曲し、又は
合掌を成し、或いは一部に湾曲部を有して中間部が高く
なる。コーナーカバー1は、柱Pと梁Hの部材結合部、
即ち、柱Pの上端部と、梁Hの柱側部と、柱Pと梁Hと
に跨がって固定した連結部材Dとを保護するもので、部
材結合部の中心部より傾斜部材Bの下位側を保護する第
一カバー10と、部材結合部の中心部より傾斜部材Bの
上位側を保護する第二カバー20とに2分割されてい
る。
【0009】第一カバー10は図4(A)の如く、部材
結合部の下位側を位置する下位側面部11に、上位側に
向けて突出する第一接合部12を備え、第一接合部12
は傾斜部材B側に上面部1aと、梁Hより下側において
上面部1aに相対する下面部1bと、上下面部1a,1
bに連続する梁直交面部1c,1dとを備え、上面部1
aに傾斜部材Bの第一嵌合部13を、傾斜部材幅Lで傾
斜部材Bの長手方向に備え、且つ第一接合部12の少な
くとも上面部1aに係合部14を備え、第一接合部12
の内部に、下位側面部11から第二カバー20に向けて
突出する第一固定部17を設けている。第二カバー20
は図4(B)の如く、第一カバー10の下位側面部11
に相対する上位側面部21に、第一接合部12に対応す
る第二接合部22を備え、第二接合部22は第一接合部
12と同様で、上面部2aと下面部2bと梁直交面部2
c,2dとを備え、上面部2aに第一嵌合部13に連続
する第二嵌合部23を、第一嵌合部13と同幅に備え、
且つ係合部14に対応する被係合部24と、第一固定部
17に対応する第二固定部27とを設け、全体が第一カ
バー10と略対称を成している。
【0010】第一カバー10の係合部14は、第一接合
部12の第二カバー20側に設けるもので、例えば第一
接合部12の全範囲に設けることも可能であるが、上下
面部2a,2bの一方と、梁直交面部2c,2dの一方
に分散して設け、特に傾斜部材Bが当接する上面部1a
に設けることが望ましい。第二カバー20の被係合部2
4は、第二接合部22の第一カバー10側において、係
合部14の形成範囲に対応して設けるもので、係合部1
4と係合した時、係合部14を上下から挟み、例え第一
カバー10に下向きの圧力が加わっても、係合部14を
下方から支持するものである。この被係合部24は、係
合部14を広範囲に設ける場合に分散して設け、係合部
14を分散して設ける場合に広範囲に設けることが望ま
しいが、係合部14の分散に合わせて分散することも可
能である。第一カバー10と第二カバー20は、下面部
1b,2bに柱断面に相当する柱挿入口6を跨がって設
け、一方の梁直交面部1c,2c、又は他方の梁直交面
部1d,2dに、梁断面に相当する梁挿入口16を跨が
って設けている。
【0011】さらに本発明の屋外建造物は、図1の如く
傾斜部材Bが両端部から中間部に向けて高くなり、中間
部を中心にして長手方向に対称を成し、第一カバー10
が上面部1aに傾斜部材Bの当接部3aを備え、第二カ
バー20が上面部2aに傾斜部材Bの非当接部3bを備
え、当接部3aと非当接部3bとが傾斜部材Bの長手方
向に対して対称を成し、被係合部24が係合部14との
係合時に、係合部14の外面側に位置する突部4aと、
係合部14の内面側に位置する支持部4bとを備え、突
部4aと支持部4bとの間に係合部14を挟んでいる。
第一カバー10の当接部3aは、部材結合部の中心部よ
り傾斜部材Bの長手方向の下位側に向けて下降傾斜し、
第二カバー20の非当接部3bは、部材結合部の中心部
より傾斜部材Bの長手方向の上位側に向けて下降傾斜
し、第一カバー10と第二カバー20の取付時に、第一
嵌合部13と第二嵌合部23とが連続し、当接部3aと
非当接部3bとが対称し、当接部3aが柱P,P間に架
設した傾斜部材Bに当接し、非当接部3bが傾斜部材B
から離れている。第二カバー20の被係合部24は、突
部4aを上面部2aから第一接合部12に向けて突出
し、支持部4bを突部4aの第二接合部22内側から第
一接合部12に向けて突出し、突部4aと支持部4bは
上下方向に相対し、係合部14と係合した時、突部4a
と支持部4bの間に係合部14が挟まれ、第一カバー1
0に下向きの圧力が加わった時、支持部4bで係合部1
4を受け、係合部14の離脱を阻止する。第一カバー1
0と第二カバー20との取付時に、当接部3aと非当接
部3bとが対称を成し、被係合部24が係合部14を上
下方向から挟むので、第一カバー10と第二カバー20
の取付けが反対になっても、即ち、第二カバー20を部
材結合部の中心部より傾斜部材Bの下位側に取付け、第
一カバー10を部材結合部の中心部より傾斜部材Bの上
位側に取付けた場合、第二カバー20の非当接部3bが
傾斜部材Bに当接して当接部3aとなり、反対に第一カ
バー10の当接部3aが傾斜部材Bより離れた非当接部
3bとなる。
【0012】本発明の屋外建造物は上記の通りであるか
ら、予め、柱Pと梁Hとを、連結部材Dを用いて固定
し、梁Hに第一カバー10の第一固定部17と、第二カ
バー20の第二固定部27に対応する貫通穴を穿設して
おき、先ず柱Pと梁Hとの部材結合部の中心部より傾斜
部材Bの下位側に第一カバー10を嵌挿し、部材結合部
の中心部より傾斜部材Bの上位側に第二カバー20を嵌
挿し、第一カバー10の第一接合部12と、第二カバー
20の第二接合部22とを近付け、係合部14と被係合
部24とを相互に係合すれば、第一カバー10の第一嵌
合部13と、第二カバー20の第二嵌合部23とが連続
し、第一固定部17と第二固定部27とが相対するの
で、第一固定部17と第二固定部27とを固定ネジNで
固定し、部材結合部をコーナーカバー1で保護をする。
次いで柱P,P間の上に傾斜部材Bを架設すると、傾斜
部材Bはコーナーカバー1の第一嵌合部13と第二嵌合
部23との上に位置し、部材結合部の中心部より傾斜部
材Bの下位側が第一カバー10の当接部3aに当接し、
部材結合部の中心部より傾斜部材Bの上位側が第二カバ
ー20の非当接部3bから離れている。
【0013】
【実施例】係合部14を第一接合部12の内面側寄りに
設け、係合部14と被係合部24の係合時に、被係合部
24の突部4aが係合部14の外面側に重なり、支持部
4bが係合部14の内面側に重なるように設け、第一接
合部12と突部4aの外面が面一に揃うようにすれば、
外観が良くなるし、係合部14を梁直交面部1cに備
え、被係合部24を梁直交面部2cに備えると、傾斜部
材Bの長手方向にずれない。また第二接合部22に係合
部14を設け、第一接合部12に被係合部24を設けて
も同様の目的を達成する。第一カバー10の係合部1
4、及び第二カバー20の被係合部24として、例えば
図5(B)の如く第一接合部12に係止部15を設け、
第二接合部22に被係止部25を設けることも可能で、
係合部14は第一接合部12の内面側に突出し、或いは
第一接合部12の内面側から第二接合部22に向けて突
出し、被係合部24は第二接合部22の内面側に突出
し、或いは第二接合部22の内面側から第一接合部12
に向けて突出し、且つ第一カバー10と第二カバー20
との取付状態において、第一カバー10が下向きの圧力
を受けた時、梁直交面部1cの係止部15が梁直交面部
2cの被係止部25に当接し、係止部15を支持する。
第一カバー10と第二カバー20の上面部1a,2a
に、傾斜部材Bの長手方向に圧力を受けた時に当接する
係止部15と被係止部25とを設けると、第一カバー1
0と第二カバー20は傾斜部材Bの長手方向にずれな
い。
【0014】第一カバー10と第二カバー20との取付
手段は、実施例に限定されるものではなく、例えば部材
結合部の中心部より傾斜部材Bの下位側に第二カバー2
0を取付け、部材結合部の中心部より傾斜部材Bの上位
側に第一カバー10を取付けても同様の目的を達成する
し、第二カバー20を先に嵌挿し、第一カバー10を後
から嵌挿しても同様の目的を達成するばかりか、傾斜部
材Bの全体が一方向に傾斜して架設する場合にも用いる
ことができる。第一カバー10と第二カバー20の下面
部1b,2bに跨がって設ける柱挿入口6は、下面部1
b,2bに柱幅Tの略1/2づつ設け、第一カバー10
と第二カバー20の梁直交面部1c,2cに跨がって設
ける梁挿入口16は、梁直交面部1c,2cに梁幅Sの
略1/2づつ設ける。傾斜部材Bと梁Hは、主に金属
製、特にアルミニウム合金製が好ましく、柱Pは金属
製、特にアルミニウム合金製が好ましいが、木製、コン
クリート製、或いは複合材であっても構わない。第一カ
バー10と第二カバー20は、合成樹脂にて形成するも
ので、当接部3aと非当接部3bとを、正確に対称に形
成することが望ましいが、成形上の誤差や、成形後の変
形程度であれば、使用可能である。本発明の屋外建造物
をカーポートにおいて説明したが、屋外に構築する簡易
屋根建造物、例えばサイクルポート、屋外通路等におい
ても応用し得る。
【0015】
【発明の効果】本発明の屋外建造物は上記の通りである
から、次に記載する効果を奏する。本発明の屋外建造物
は、コーナーカバーの第一カバーが傾斜部材に当接し、
第二カバーが傾斜部材に当接せず、第一カバーだけに下
向きの圧力が作用しても、第一カバーの係合部を第二カ
バーの被係合部の突部と支持部の間に挟んで上下方向に
係合しているので、係合部と被係合部とは、ずれたり外
れることがない。その結果、柱と梁の部材結合部の水密
性が向上する。さらに本発明の屋外建造物は、第一カバ
ーと第二カバーの上面部に傾斜部材の当接部と非当接部
を対称に有しているので、コーナーカバーを傾斜部材が
長手方向の中間部で高くなる部材結合部に取付ける場
合、コーナーカバーの取付け方向を選択する必要がな
く、簡単に取付け得るし、例えば傾斜部材の両側に位置
する部材結合部にも兼用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋外建造物の使用例を示すカーポート
の側面図である。
【図2】(A)(B) コーナーカバーの使用例を示す要部縦断面図と平面図で
ある。
【図3】コーナーカバーの使用例を示す要部側面図であ
る。
【図4】(A)(B) 第一カバーと第二カバーの側面図である。
【図5】(A)(B) 第一カバーと第二カバーの組合わせ時の縦断面図であ
る。
【図6】(A)(B) 係合部と被係合部の構造例を示す要部斜視図と要部側面
図である。
【図7】(A)(B) 従来コーナーカバーの取付例を示す斜視図と、使用例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 コーナーカバー 10 第一カバー 20 第二カバー 12 接合部(第一接合部)、22 第二接合部 13 嵌合部(第一嵌合部)、23 第二嵌合部 3a 当接部、3b 非当接部 14 係合部、24 被係合部、4a 突部、4b 支
持部 15 係止部、25 被係止部 6 柱挿入口、16 梁挿入口 17 固定部(第一固定部)、27 第二固定部 A 屋根、B 傾斜部材 P 柱、H 梁 D 連結部材、N 固定ネジ L 傾斜部材幅、T 柱幅、S 梁幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−18784(JP,A) 実開 平7−4706(JP,U) 実開 昭63−179260(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/343 E04B 1/58 506 E04H 6/02 E04H 1/12 E04H 12/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根と、屋根を支持する複数の柱と、柱
    に接続する梁と、柱と梁との部材結合部に取付けたコー
    ナーカバーとを備え、屋根は梁と直交して柱間に架設す
    る傾斜部材を備え、傾斜部材は両端部から中間部に向け
    て高くなり、中間部を中心にして長手方向に対称を成し
    ており、コーナーカバーは、傾斜部材の下位側に位置す
    る第一カバーと傾斜部材の上位側に位置する第二カバー
    とから成り、第一カバーの上面部には、部材結合部の中
    心部より傾斜部材の下位側に向って下降傾斜して傾斜部
    材に当接する当接部を有し、第二カバーの上面部には当
    接部と対称を成すように、部材結合部の中心部より傾斜
    部材の上位側に向って下降傾斜し傾斜部材と間隔をあけ
    て位置する非当接部を有しており、第一カバーは第二カ
    バーの係合部を備え、第二カバーは係合部に対応する被
    係合部を備え、被係合部は、係合部の外面側に位置する
    突部と、係合部の内面側に位置する支持部とを備え、突
    部と支持部との間に係合部を挟んでいることを特徴とす
    る屋外建造物。
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