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JP3344401B2 - ゆらぎバッファ制御装置 - Google Patents
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JP3344401B2 - ゆらぎバッファ制御装置 - Google Patents

ゆらぎバッファ制御装置

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JP3344401B2
JP3344401B2 JP2000058242A JP2000058242A JP3344401B2 JP 3344401 B2 JP3344401 B2 JP 3344401B2 JP 2000058242 A JP2000058242 A JP 2000058242A JP 2000058242 A JP2000058242 A JP 2000058242A JP 3344401 B2 JP3344401 B2 JP 3344401B2
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    • H04L2012/5653Cell construction, e.g. including header, packetisation, depacketisation, assembly, reassembly using the ATM adaptation layer [AAL]
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  • Multimedia (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゆらぎバッファ制御
装置に係わり、例えば非同期転送モード網と同期転送モ
ード網とで構成されたネットワークにおいて非同期転送
モード網から同期転送モード網への転送セルのゆらぎを
吸収するゆらぎ吸収バッファの制御に好適なゆらぎバッ
ファ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話等の既存のサービスを提供する加入
者網は、サービス内容の多様化に伴い、網の末端部分に
おける既存の設備等が流用され一定のフレーム周期でデ
ータ転送を行う同期転送モード(Synchronous Transfer
Mode:以下、STMと略す。)網と、これらSTM網
間を中継するためのセルと呼ばれる固定パケット単位に
データ転送を行う非同期転送モード(Asynchronous Tra
nsfer Mode:以下、ATMと略す。)網とから構成され
ている。このため、STM網とATM網との間のインタ
フェース部分では、サーキットエミュレーションサービ
ス(Circuit Emulation service:以下、CEと略
す。)において、STM網の転送単位であるSTMフレ
ームとATM網の転送単位であるATMセルとの間の変
換が行われる。このCEは、ATM専用線上でSTMを
エミュレーションする。
【0003】ATM網内で転送されるセルは、それぞれ
転送経路が異なるため、CEで受信されるセルは、所定
の基準位相に対して遅延変動が発生してしまう。このよ
うな非同期のATMセルと同期のSTMフレームとの間
の変換処理を行うため、CEはこの遅延変動であるゆら
ぎを吸収するためのゆらぎ吸収バッファを備え、非同期
の遅延変動に起因するタイミングを調整する。
【0004】CEにおいて、同期網であるSTM網から
STMフレームを受信した場合、送出すべきATMセル
は非同期で良いためこのようなゆらぎ吸収バッファは必
要ではない。しかし、ATM網からATMセルを非同期
に受信した場合、STMフレームに変換してSTM網に
送出するタイミングが規定されているため、CEにおい
てゆらぎ吸収バッファにより遅延変動分を調整する必要
がある。以下では、このようなゆらぎ吸収バッファによ
る非同期のATMセルと同期のSTMフレームとの間の
変換処理を行うものをゆらぎバッファ制御装置と呼ぶ。
【0005】ゆらぎバッファ制御装置では、ゆらぎ吸収
バッファに蓄積されたATMセルからSTMフレームを
構成し、これを規定されたタイミングで送出できない場
合、エンドユーザから通信不具合として苦情が生じ、サ
ービスの信頼性を著しく低下させてしまう。その一方
で、このゆらぎの検出は、実際の運用状態に依存するた
め、運用側での把握が困難とされている。したがって、
あらかじめ設定されるゆらぎ吸収バッファの容量が過大
となって有効に使用されなかったり、過小となってゆら
ぎを吸収できない場合が生じる。そこで、このゆらぎ吸
収バッファ内で吸収すべき遅延変動を調整することがで
きるゆらぎバッファ制御装置に関する技術が種々提案さ
れている。
【0006】例えば特開平4−331529号公報「ゆ
らぎ吸収バッファの制御装置」には、セルの廃棄率を算
出し、この算出したセル廃棄率に基づいてゆらぎ吸収幅
を制御するゆらぎバッファ制御装置に関する技術が開示
されている。
【0007】また、特開平9−102772号公報「A
TM/STM変換装置」には、ATM伝送路におけるセ
ルデータのゆらぎを検出し、この検出結果に基づいてゆ
らぎ吸収バッファからATMセルを送出させることで、
遅延変動の変動幅が大きくなるような通信環境下であっ
ても必要とするゆらぎバッファの容量を必要以上に大き
くしてしまうことによるデータ遅延の増大を回避する技
術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
特開平4−331529号公報に開示された技術を適用
したゆらぎバッファ制御装置では、廃棄が許容されてい
るATMセルをSTMフレームに変換する場合にのみ適
用することができるという問題がある。ATMセルによ
るATM通信は、そのサービスの種類に依存しないネッ
トワークを構築できることを特徴としているため、セル
廃棄を許容するサービスのみならず、セル廃棄が許容さ
れないデータ通信の分野でも適用され得る。したがっ
て、ATMセルをSTMフレームに変換する際に、でき
るだけセル廃棄を行わずに、ゆらぎ吸収バッファ内で吸
収すべき遅延変動を調整することができるゆらぎ制御バ
ッファ装置が望ましい。また、上述したゆらぎバッファ
制御装置では、セル廃棄が行わなければ適切な遅延変動
を調整することができないという不都合がある。
【0009】さらにまた上述した特開平9−10277
2号公報に開示された技術を適用したゆらぎバッファ制
御装置では、ゆらぎ吸収バッファ内の遅延変動の変動幅
が大きくなるような通信環境下であっても吸収すべき遅
延変動を調整することができるものの、実際のデータ通
信に先立って試験セルを用い、セルのゆらぎ量を測定す
る必要があることから、必ずしも実際のネットワーク運
用状態に依存した吸収すべき遅延変動を検出することが
できず、適切な調整を行うことができないという問題が
ある。
【0010】そこで本発明の目的は、実際のネットワー
ク運用状態に依存する吸収すべき遅延変動を、適切に調
整することができるゆらぎバッファ制御装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)データを蓄積する蓄積手段と、(ロ)所定の
読出タイミングごとにこの蓄積手段からデータを読み出
すとき蓄積手段が空き状態であるか否かを検出する空き
検出手段と、(ハ)この空き検出手段によって空き状態
が検出される連続回数をカウントするカウント手段と、
(ニ)空き状態が終了したときカウント手段によってカ
ウントされた連続回数に対応した時間だけ読出タイミン
グを遅延させる読出制御手段とをゆらぎバッファ制御装
置に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、データ
を蓄積手段で一旦蓄積し、所定の読出タイミングごとに
読出制御手段でデータの読み出しを行うゆらぎバッファ
制御装置において、空き検出手段により蓄積手段からデ
ータを読み出すとき蓄積手段が空き状態であるか否かを
検出し、カウント手段でこの空き検出手段によって空き
状態が検出される連続回数をカウントさせる。そして、
空き状態が終了したときカウント手段によってカウント
された連続回数に対応した時間だけ読出タイミングを遅
延させて蓄積手段に蓄積されたデータの読み出しを行わ
せる。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)データを
蓄積する蓄積手段と、(ロ)データを読み出すとき蓄積
手段が空き状態であるか否かを検出する空き検出手段
と、(ハ)第1の読出周期で蓄積手段に蓄積されたデー
タの読み出しを行う読出制御手段と、(ニ)空き検出手
段によって空き状態が検出される連続回数をカウントす
るカウント手段と、(ホ)空き検出手段により空き状態
が検出されず、連続回数が零ではないとき、カウント手
段によってカウントされた連続回数分だけ第1の読出周
期を加算した第2の読出周期を第1の読出周期として補
正する補正手段と、(ヘ)空き検出手段により空き状態
が検出されず、連続回数が零のとき、第1の読出周期を
これより短いあらかじめ決められた第3の読出周期に初
期化する初期化手段とをゆらぎバッファ制御装置に具備
させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、データ
を蓄積手段で一旦蓄積し、第1の読出周期で読出制御手
段によりデータの読み出しを行うゆらぎバッファ制御装
置において、空き検出手段により蓄積手段からデータを
読み出すとき蓄積手段が空き状態であるか否かを検出
し、カウント手段でこの空き検出手段によって空き状態
が検出される連続回数をカウントさせる。そして、空き
検出手段により空き状態が検出されず、連続回数が零で
はないときは、補正手段により、カウント手段によって
カウントされた連続回数分だけ第1の読出周期を加算し
た第2の読出周期を第1の読出周期として補正し、空き
検出手段により空き状態が検出されず、検出の連続回数
が零のときは、初期化手段により、第1の読出周期をこ
れより短いあらかじめ決められた第3の読出周期に初期
化するようにした。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載のゆらぎバッファ制御装置で、カウント手
段によってカウントされた連続回数とあらかじめ決めら
れた許容最大回数とを比較する比較手段と、この比較手
段によって連続回数が許容最大回数を超えたときゆらぎ
発生回数オーバとして検出するゆらぎ発生回数オーバ検
出手段とを備えることを特徴としている。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、カウン
ト手段によってカウントされた空き状態が検出される連
続回数があらかじめ決められた許容最大回数を超えたと
き、ゆらぎ発生回数オーバとして検出するようにした。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
ゆらぎバッファ制御装置で、ゆらぎ発生回数オーバ検出
手段によってゆらぎ発生回数オーバが検出されたとき所
定の自律メッセージとして通知するゆらぎ発生回数オー
バ通知手段を備えることを特徴としている。
【0018】すなわち請求項4記載の発明では、検出さ
れたゆらぎ発生回数オーバを、所定のメッセージとして
自律的に通知するようにした。
【0019】請求項5記載の発明では、請求項2記載の
ゆらぎバッファ制御装置で、補正手段で第2の読出周期
による補正が行われたときその旨を所定の自律メッセー
ジとして通知する補正通知手段を備えることを特徴とし
ている。
【0020】すなわち請求項5記載の発明では、第2の
ゆらぎバッファ値に補正されたとき、所定のメッセージ
として自律的に通知するようにした。
【0021】請求項6記載の発明では、請求項1〜請求
項5記載のゆらぎバッファ制御装置で、データは非同期
転送モードセルであって、読出制御手段によって読み出
されたデータを所定の同期転送モードフレームに変換す
るセル分解手段を備えることを特徴としている。
【0022】すなわち請求項6記載の発明では、ATM
セルのゆらぎを吸収し、STMフレームに変換するよう
にしたので、既存のTDMを用いてATM網に収容され
たATMノードに適用することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例におけるゆらぎ
バッファ制御装置を適用したネットワークシステムの構
成の概要を表わしたものである。本実施例におけるネッ
トワークシステムは、既存の時分割多重化装置(Time D
ivision Multiplexer:以下、TDMと略す。)を用い
た専用線ネットワークをATM網に移行し、既存のTD
MをそのままATM回線の配下に収容している。
【0026】すなわち、本実施例におけるネットワーク
システムは、固定長パケットのATMセルを転送単位と
してデータ通信が行われるATM網10を介して、AT
Mノード111、112とが接続されている。ATMノー
ド111、112は、それぞれ既存のTDM121、122
と接続され、各TDMは構内交換機(Private BranchEx
change:以下、PBXと略す。)131、132と、ホス
ト141、142とが接続されている。
【0027】さらにATMノード111、112は、保守
運用端末151、152が接続され、ノード内で各種設定
およびゆらぎの監視が行われるようになっている。ま
た、ATMノード111、112およびATM網10で構
成されるネットワーク内を管理するため、ATMノード
111、112にはネットワーク管理システム(NetworkM
anagement System:以下、NMSと略す。)16が接続
されている。
【0028】このような構成のネットワークシステムに
おいて、PBX131、132に収容されている図示しな
いローカルのネットワークあるいはホスト141、142
において、一定周期のSTMフレームにより同期通信が
行われる。そして、このSTMフレームがATMセルに
変換されて、ATMノード間でATM網10を介したA
TMセルによる非同期通信が行われる。このため、AT
M網10に接続されたATMノード111、112は、C
E171、172を有し、ゆらぎバッファ制御装置として
機能するようになっている。
【0029】ゆらぎバッファ制御装置としてのCE17
1、172は、それぞれATM網10から受信した非同期
のATMセルを一旦蓄積するゆらぎ吸収バッファを備
え、ゆらぎ吸収バッファ内で吸収すべき遅延変動を調整
して、STMフレームを構成してTDM121、122
送出することができるようになっている。以下では、C
E171、172は同一構成をなすものとして、CE17
1についてのみ説明する。
【0030】図2は、図1に示したCE171の構成要
部の概要を表わしたものである。本実施例におけるCE
171は、ATM網10から受信したATMセルを蓄積
するゆらぎ吸収バッファ201と、ATMセルをSTM
フレームに組み立てまたはSTMフレームをATMセル
に分解するセル組立分解装置(Cell Assembly and Disa
ssembly:以下、CLADと略す。)211と、これらの
制御を司る制御部22 1とを備えている。
【0031】ゆらぎ吸収バッファ201は、制御部221
によって制御されるゆらぎバッファ値(ミリ秒)を周期
として、ATM網10から受信したATMセルをCLA
D211に対して送出する。CLAD211は、ゆらぎ吸
収バッファ201から受信したATMセルから、所定フ
ォーマットのSTMフレームを構成し、TDM121
対して送出する。一方、CLAD211は、TDM121
からSTMフレームを受信したとき、これをATMセル
に変換し、直接ATM網10に対して送出する。本実施
例における制御部221は、ゆらぎ吸収バッファ201
ら読み出されるべきATMセルがバッファ内に存在する
か否かを監視し、CLAD211においてセル到着が遅
れたことを“ゆらぎ発生”として検出し、この“ゆらぎ
発生”の連続発生回数の統計結果に応じてゆらぎ吸収バ
ッファで遅延させるゆらぎバッファ値を調整することを
特徴としている。以下、この本実施例における制御部2
1について説明する。
【0032】図3は、図2に示した制御部の機能ブロッ
クの構成の概要を表わしたものである。本実施例におけ
る制御部221は、監視部301と、統計部311と、補
正部321と、通知部331とを有している。監視部30
1は、設定されているゆらぎバッファ値(ミリ秒)が経
過したときゆらぎ吸収バッファ201においてバッファ
が空きであるときにゆらぎ発生を検出する。統計部31
1は、監視部301から通知されるゆらぎ発生検出の連続
回数を統計するとともに、その連続発生回数に応じた適
正ゆらぎバッファ値を算出し、補正部321および通知
部331に対して通知する。補正部321は、通知された
適正ゆらぎバッファ値(ミリ秒)を新たなゆらぎバッフ
ァ値として補正し、ゆらぎ吸収バッファ201からCL
AD211に対して送出する際に遅延させるべき吸収幅
とする。すなわち、これ以降、適正ゆらぎバッファ値
(ミリ秒)を新たな読出周期とする。そして、その補正
完了を通知部331に対して通知する。通知部331は、
統計部311あるいは補正部321からの通知に応じて、
自律的にメッセージを生成し、保守運用端末151およ
びNMS16に対して送信することができるようになっ
ている。
【0033】このような制御部221は、図示しない中
央処理装置(Central Processing Unit:CPU)を有
し、読み出し専用メモリ(Read Only Memory:ROM)
等の所定の記憶装置に格納されたプログラムにしたがっ
て上述した制御を実行できるようになっている。
【0034】図4は、本実施例における制御部によるゆ
らぎ吸収バッファのゆらぎバッファ値の補正処理の処理
内容の概要を表わしたものである。制御部221は、そ
の時点で設定されているゆらぎバッファ値(ミリ秒)の
経過を監視し(ステップS40:N)、これを検出した
とき(ステップS40:Y)、監視部301にゆらぎ吸
収バッファ201が空き状態であって、CLAD211
セル到着が遅れたことを示すゆらぎ発生か否かを検出さ
せる(ステップS41)。監視部301は、ゆらぎ発生
を検出したか否かを示す検出通知を統計部311に送信
する。
【0035】統計部311は、受信した検出通知によ
り、ゆらぎ発生を検出した旨が通知されたとき(ステッ
プS41:Y)、監視部301から通知されるゆらぎ発
生の通知の連続発生回数を統計し(ステップS42)、
あらかじめ決められた規定回数を超えたか否かを検出す
る(ステップS43)。この規定回数を超えて連続して
ゆらぎ発生の通知が受信されたとき(ステップS43:
Y)、“ゆらぎ発生回数オーバ”として通知部331
通知し(ステップS44)、通知部331に自律メッセ
ージにより保守運用端末151およびNMS16に通知
させる(ステップS45)。その後、再び、監視部30
1により、設定されたゆらぎバッファ値の経過を監視さ
せる(リターン)。
【0036】ステップS43で、ゆらぎ発生の通知の連
続回数が規定回数以下であると検出されたとき(ステッ
プS43:N)、ゆらぎ吸収バッファ201に読み出す
べきセルがないことから、再び、監視部301により、
設定されたゆらぎバッファ値の経過を監視させる(リタ
ーン)。
【0037】一方、統計部311は、ステップS41で
監視部301から受信した検出通知により、ゆらぎ発生
を検出しなかった旨が通知されたとき(ステップS4
1:N)、ゆらぎ発生連続発生回数が“0回”であるか
否かを検出する(ステップS46)。ゆらぎ発生の連続
回数が“0回”ではないとき(ステップS46:N)、
すなわち、ゆらぎ発生の連続回数が“1回”以上のと
き、それまで発生していたゆらぎが終了したものと判断
できることから、ゆらぎ吸収バッファ内のセルを送出し
(ステップS47)、補正部321により新たに算出し
た適正ゆらぎバッファ値でゆらぎバッファ値を補正させ
る(ステップS48)。補正部321は、その補正完了
後、その旨を通知部331に通知し、通知部331から自
律メッセージによりその旨を保守運用端末151および
NMS16に通知させる(ステップS45)。その後、
再び、監視部301により、設定されたゆらぎバッファ
値の経過を監視させる(リターン)。
【0038】ステップS46で、ゆらぎ発生の連続回数
が“0回”のとき(ステップS46:Y)、その時点に
おいてゆらぎの発生が検出されず、さらにそれまでのゆ
らぎが検出されないことから、あらかじめ決められてい
るゆらぎバッファ値(ミリ秒)の初期値を一定周期とし
て、ゆらぎ吸収バッファ201からセルをCLAD211
に対して送出させる(ステップS49)。その後、再
び、監視部301により、設定されたゆらぎバッファ値
の経過を監視させる(リターン)。
【0039】次に、統計部311によって算出される適
正ゆらぎバッファ値(ミリ秒)について説明するため、
統計部311にのみ着目して説明する。ここでは、変数
Xを適正ゆらぎバッファ値(ミリ秒)、変数Yをゆらぎ
発生受信回数、変数Zを現在のゆらぎバッファ値、変数
Aをゆらぎ発生許容最大値、変数Bをゆらぎバッファ最
小補正値とする。なお、ゆらぎバッファ最小補正値は、
ゆらぎ吸収バッファ201がその容量およびATM網1
0に依存して定まる吸収すべき最低限のゆらぎ吸収量で
ある。ゆらぎバッファ値(ミリ秒)は、初期値として、
あらかじめ決められた基本ゆらぎバッファ値を現在のゆ
らぎバッファ値としている。
【0040】図5は、本実施例における統計部の統計処
理の処理内容を表わしたものである。統計部311は、
設定されたゆらぎバッファ値を周期としてゆらぎ吸収バ
ッファ201から読み出すべきセルが読み出せなかった
とき、監視部301により通知される検出通知から、
“ゆらぎ発生”を監視し(ステップS50)、これを検
出したとき(ステップS50:Y)、ゆらぎ発生受信回
数を示す変数Yをカウントアップする(ステップS5
1)。続いて、変数Yが、ゆらぎ発生許容最大値を示す
変数Aを超えたか否かを検出する(ステップS52)。
変数Yが変数Aを超えたと検出されたとき(ステップS
52:Y)、“ゆらぎ発生回数オーバ”として通知部3
1に通知するとともに(ステップS53)、変数Yを
リセットする(ステップS54)。その後、再び監視部
301からのゆらぎ発生の検出通知の受信を監視する
(リターン)。
【0041】ステップS50で、監視部301により通
知される検出通知から、ゆらぎ発生が検出されないとき
(ステップS50:N)、変数Yが“0”であるか否か
を判別する(ステップS55)。変数Yが“0”ではな
いと判別されたとき(ステップS55:N)、それまで
発生していたゆらぎが終了したと判断し、その時点で補
正すべき適正ゆらぎバッファ値を示す変数Xを(X=Y
×Z+B)算出する(ステップS56)。この適正ゆら
ぎバッファ値は、次の(1)式で示される。
【0042】 (適正ゆらぎバッファ値)=(ゆらぎ発生連続回数)×(現在のゆらぎバッフ ァ値)+(ゆらぎバッファ最小補正値) …(1)
【0043】続いて、統計部311は、算出した適性ゆ
らぎバッファ値でゆらぎバッファ値を補正するように、
補正部321に対して通知するとともに(ステップS5
7)、変数Yをリセットする(ステップS54)。その
後、再び監視部301からのゆらぎ発生の検出通知の受
信を監視する(リターン)。
【0044】ステップS55で、変数Yが“0”である
と判別されたとき(ステップS55:Y)、現在のゆら
ぎバッファ値をあらかじめ決められている基本ゆらぎバ
ッファ値(ミリ秒)に初期化し(ステップS58)、そ
の後、再び監視部301からのゆらぎ発生の検出通知の
受信を監視する(リターン)。
【0045】上述したように、ゆらぎバッファ値はゆら
ぎ発生の検出状況に応じて、基本ゆらぎバッファ値から
次第に大きくなるが、ゆらぎ発生が検出されず、検出連
続発生回数が“0”のとき、再び基本ゆらぎバッファ値
を一定周期として、ゆらぎ吸収バッファ201からセル
をCLAD211に対して送出させる。これにより、ゆ
らぎ発生が検出されたとき適正ゆらぎバッファ値による
吸収幅を変動させる一方、ゆらぎ発生が検出されないと
きにはできるだけゆらぎ吸収バッファ201に蓄積され
るATMセルの遅延量を小さくすることができる。
【0046】図6は、本実施例における制御部によるゆ
らぎバッファ値が上述した適正ゆらぎバッファ値に補正
される場合のシーケンスの概要を表わしたものである。
監視部301は、ゆらぎ吸収バッファ201から読み出す
べきセルが読み出せなかったときを“ゆらぎ発生”とし
て検出し(検出60)、そのゆらぎ発生が検出されたか
否かを示す検出通知61を統計部311に対して送信す
る。
【0047】統計部311は図5に示したように検出通
知からそれまで発生していた“ゆらぎ発生”が終了した
ことを判別すると、(1)式にしたがって適正ゆらぎバ
ッファ値を算出し(計算62)、この算出した値ととも
に通知部321に対してゆらぎバッファ値として補正す
るように通知する(補正通知63)。
【0048】補正部321は、補正通知63にしたがっ
てゆらぎバッファ値をこの算出された適正ゆらぎバッフ
ァ値で補正し(補正64)、補正完了の旨を補正完了通
知65として通知部331に対して通知する。
【0049】通知部331は、補正完了通知65を受信
すると、あらかじめ決められているフォーマットのメッ
セージを生成(生成66)し、保守運用端末151およ
びNMS16に対して自律メッセージ67、68として
通知する。この自律メッセージとしては、例えば、どの
フローにおいて発生したゆらぎについて、補正部32 1
でどれだけ補正したかが保守運用端末151およびNM
S16で認識できるようになっている。
【0050】図7は、本実施例における制御部による上
述したゆらぎ発生回数オーバが検出された場合のシーケ
ンスの概要を表わしたものである。監視部301は、ゆ
らぎ吸収バッファ201から読み出すべきセルが読み出
せなかったときを“ゆらぎ発生”として検出し(検出7
0)、そのゆらぎ発生が検出されたか否かを示す検出通
知71を統計部311に対して送信する。
【0051】統計部311は図5に示したように検出通
知から“ゆらぎ発生”を検出し、その結果ゆらぎ発生の
連続回数があらかじめ決められたゆらぎ発生許容最大値
を超えたと判別すると、その旨をゆらぎ発生回数オーバ
通知73として通知部321に対して通知する。
【0052】通知部331は、ゆらぎ発生回数オーバ通
知73を受信すると、あらかじめ決められているフォー
マットのメッセージを生成(生成74)し、保守運用端
末151およびNMS16に対して自律メッセージ7
5、76として通知する。この自律メッセージとして
は、例えば、どのフローにおいてゆらぎが発生し、どれ
だけ連続しているかかが保守運用端末151およびNM
S16で認識できるようになっている。
【0053】このように本実施例におけるゆらぎバッフ
ァ制御装置では、受信されたATMセルを設定されてい
るゆらぎバッファ値(ミリ秒)を周期としてゆらぎ吸収
バッファ201から読み出されるべきATMセルがない
ことを示すゆらぎ発生を検出し、その検出したゆらぎ発
生の連続回数を統計するようにした。そして、ゆらぎの
発生がなくなったとき、その連続発生回数に応じて
(1)式にしたがって算出される適正ゆらぎバッファ値
(ミリ秒)でゆらぎバッファ値を補正する。この補正が
完了したとき、あるいはゆらぎの発生連続回数が規定回
数を超えたとき、保守運用端末151、152およびNM
S16に、その旨を自律メッセージで通知する。これに
より、実際のネットワークの運用状況に応じて迅速に適
切なゆらぎバッファ値に補正することができる。さら
に、自律メッセージによりゆらぎバッファ値の補正を運
用側で把握することができるので、ネットワークに負荷
をかけることなく保守性を向上させることができる。さ
らにまた、自律メッセージによりゆらぎ発生回数オーバ
を通知し、そのままゆらぎバッファ値の補正を行わない
ようにしたので、ネットワークに負荷をかけることな
く、それまでの設定に影響を与えずに迅速に保守作業を
行うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、データ通信に先立って試験セルを用いること
なく、迅速に適切なゆらぎバッファ値に補正し、実際の
ネットワークの運用状況に応じて非同期通信網から同期
通信網への効率良いデータ通信を行うことができる。
【0055】また請求項2記載の発明によれば、ゆらぎ
の発生が検出されないときより短い周期で読出が行われ
るように初期化するようにしたので、蓄積手段における
不要なデータ遅延を省くことができ、リアルタイム性の
要求されるデータ通信にも適用することができる。
【0056】さらに請求項3記載の発明によれば、ゆら
ぎ発生回数オーバを検出し、ゆらぎバッファ値の補正を
行わないようにしたので、それまでの設定に影響を与え
ずに迅速に保守作業を行うことができる。
【0057】さらにまた請求項4記載の発明によれば、
自律メッセージによりゆらぎ発生回数オーバを通知し、
そのままゆらぎバッファ値の補正を行わないようにした
ので、ネットワークに負荷をかけることなく、それまで
の設定に影響を与えずに迅速に保守作業を行うことがで
きる。
【0058】さらに請求項5記載の発明によれば、自律
メッセージによりゆらぎバッファ値の補正を運用側で把
握することができるので、ネットワークに負荷をかける
ことなく保守性を向上させることができる。
【0059】さらにまた請求項6記載の発明によれば、
ATMセルのゆらぎを吸収し、STMフレームに変換す
るようにしたので、既存のTDMを用いてATM網に収
容されたATMノードに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバッファ制御装置を
適用したネットワークシステムの構成の概要を示す構成
図である。
【図2】本実施例におけるゆらぎバッファ制御装置の機
能を有するCEの構成要部の概要を示すブロック図であ
る。
【図3】本実施例における制御部の機能ブロックの構成
の概要を示すブロック図である。
【図4】本実施例における制御部によるゆらぎ吸収バッ
ファのゆらぎバッファ値の補正処理の処理内容の概要を
示す流れ図である。
【図5】本実施例における統計部の統計処理の処理内容
を示す流れ図である。
【図6】本実施例における制御部によるゆらぎバッファ
値が適正ゆらぎバッファ値に補正される場合のシーケン
スの概要を示すシーケンス図である。
【図7】本実施例における制御部によるゆらぎ発生回数
オーバが検出された場合のシーケンスの概要を示すシー
ケンス図である。
【符号の説明】
10 ATM網 111、112 ATMノード 121、122 TDM 131、132 PBX 141、142 ホスト 151、152 保守運用端末 16 NMS 171、172 CE 201 ゆらぎ吸収バッファ 211 CLAD 221 制御部 301 監視部 311 統計部 321 補正部 331 通知部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを蓄積する蓄積手段と、 所定の読出タイミングごとにこの蓄積手段から前記デー
    タを読み出すとき前記蓄積手段が空き状態であるか否か
    を検出する空き検出手段と、 この空き検出手段によって前記空き状態が検出される連
    続回数をカウントするカウント手段と、 前記空き状態が終了したとき前記カウント手段によって
    カウントされた前記連続回数に対応した時間だけ前記読
    出タイミングを遅延させる読出制御手段とを具備するこ
    とを特徴とするゆらぎバッファ制御装置。
  2. 【請求項2】 データを蓄積する蓄積手段と、 前記データを読み出すとき前記蓄積手段が空き状態であ
    るか否かを検出する空き検出手段と、 第1の読出周期で前記蓄積手段に蓄積された前記データ
    の読み出しを行う読出制御手段と、 前記空き検出手段によって前記空き状態が検出される連
    続回数をカウントするカウント手段と、 前記空き検出手段により前記空き状態が検出されず、前
    記連続回数が零ではないとき、前記カウント手段によっ
    てカウントされた前記連続回数分だけ前記第1の読出周
    期を加算した第2の読出周期を前記第1の読出周期とし
    て補正する補正手段と、 前記空き検出手段により前記空き状態が検出されず、前
    記連続回数が零のとき、前記第1の読出周期をこれより
    短いあらかじめ決められた第3の読出周期に初期化する
    初期化手段とを具備することを特徴とするゆらぎバッフ
    ァ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記カウント手段によってカウントされ
    た前記連続回数とあらかじめ決められた許容最大回数と
    を比較する比較手段と、この比較手段によって前記連続
    回数が前記許容最大回数を超えたときゆらぎ発生回数オ
    ーバとして検出するゆらぎ発生回数オーバ検出手段とを
    備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    ゆらぎバッファ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ゆらぎ発生回数オーバ検出手段によ
    って前記ゆらぎ発生回数オーバが検出されたとき所定の
    自律メッセージとして通知するゆらぎ発生回数オーバ通
    知手段を備えることを特徴とする請求項3記載のゆらぎ
    バッファ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段で前記第2の読出周期によ
    る補正が行われたときその旨を所定の自律メッセージと
    して通知する補正通知手段を備えることを特徴とする請
    求項2記載のゆらぎバッファ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記データは非同期転送モードセルであ
    って、前記読出制御手段によって読み出された前記デー
    タを所定の同期転送モードフレームに変換するセル分解
    手段を備えることを特徴とする請求項1〜請求項5記載
    のゆらぎバッファ制御装置。
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