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JP3346544B2 - 給紙搬送用無端ベルト - Google Patents
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JP3346544B2 - 給紙搬送用無端ベルト - Google Patents

給紙搬送用無端ベルト

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、電子写真
装置、プリンターなどの自動給紙部やファクシミリ(F
AX)の給紙部などに用いられる給紙搬送用無端ベルト
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、電子写真装置、プリンタ
ーなどの自動給紙部やファクシミリ(FAX)の給紙部
などには給紙用ロール、あるいは給紙用無端ベルトが用
いられている。この種のベルトとしては、ナイロンやポ
リエステルの織布を芯体にしたゴムベルト、又は搬送面
に薄いゴム層を被覆したナイロン編物を有すると共にポ
リエステル又は綿の糸を巻いて芯体としたゴムベルトが
一般的に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のベルトは平ベルトであるため、特に、高速化が
図られた場合、プーリーとの間の滑りにより、搬送む
ら、回転遅れが発生するという問題がある。
【0004】そこで、本発明はこのような事情に鑑み、
搬送むら、回転遅れの発生しない給紙搬送用無端ベルト
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の態様は、ゴム硬度がJIS Aで20〜50
°のゴム状弾性体からなる無端ベルトであって、前記ゴ
ム状弾性体の内部には糸状芯体が設けられると共に、プ
ーリー接触面には歯付きプーリーと噛み合う複数の歯を
有し、当該プーリー接触面に近接して伸縮性織布から
り且つベルト長方向の伸縮性に対して幅方向の伸縮性が
1/5以下である芯体が設けられていることを特徴とす
る給紙搬送用無端ベルトにある。
【0006】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記伸縮性織布は、ベルト幅方向に配置される高撚
り数の高強力糸の縦糸と、ベルト長方向に配置される仮
撚り糸の横糸とを、綾織りにしているものであることを
特徴とする給紙搬送用無端ベルトにある。
【0007】本発明の第3の態様は、第2の態様におい
て、前記伸縮性織布は、ベルト幅方向に配置される縦糸
が、少なくともナイロン糸又はポリエステル糸からなる
50d〜150dのフィラメント糸を用いると共に撚り
数が200〜800の高強力糸であり、ベルト長方向に
配置される横糸が、100d〜200dのフィラメント
糸を用いた仮撚り糸であることを特徴とする給紙搬送用
無端ベルトにある。
【0008】本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、表面の摩擦係数が1.3以上であるこ
とを特徴とする給紙搬送用無端ベルトにある。
【0009】本発明の第5の態様は、第4の態様におい
、前記ゴム状弾性体が、EPDM(エチレン・プロピ
レン三量体)、NBR(アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム)、水添NBR及びポリウレタンから選択され、ゴ
ム硬度がJIS Aで20〜50°であることを特徴と
する給紙搬送用無端ベルトにある。
【0010】本発明の第6の態様は、ゴム硬度がJIS
Aで20〜50°のゴム状弾性体からなる無端ベルト
であって、前記ゴム状弾性体の内部には糸状芯体が設け
られると共に、プーリー接触面には歯付きプーリーと噛
み合う複数の歯を有し、当該プーリー接触面に近接して
伸縮性織布からなる芯体が設けられており、前記伸縮性
織布は、ベルト幅方向に配置される高撚り数の高強力糸
の縦糸と、ベルト長方向に配置される仮撚り糸の横糸と
を、綾織りにしているものであり、且つベルト幅方向に
配置される縦糸が、少なくともナイロン糸又はポリエス
テル糸からなる50d〜150dのフィラメント糸を用
いると共に撚り数が200〜800の高強力糸であり、
ベルト長方向に配置される横糸が、100d〜200d
のフィラメント糸を用いた仮撚り糸であることを特徴と
する給紙搬送用無端ベルトにある。
【0011】本発明の第7の態様は、ゴム硬度がJIS
Aで20〜50°のゴム状弾性体からなる無端ベルト
であって、前記ゴム状弾性体が、EPDM(エチレン・
プロピレン三量体)からなると共にEPDM100重量
部に対して加硫促進剤を6重量部以上添加して加硫した
ものであり、前記ゴム状弾性体の内部には糸状芯体が設
けられると共に、プーリー接触面には歯付きプーリーと
噛み合う複数の歯を有し、当該プーリー接触面に近接し
て伸縮性織布からなる芯体が設けられており、且つ表面
の摩擦係数が1.3以上であることを特徴とする給紙搬
送用無端ベルトにある。
【0012】本発明の第8の態様は、第7の態様におい
て、前記加硫促進剤がチウラム系であることを特徴とす
る給紙搬送用無端ベルトにある。
【0013】本発明の第9の態様は、第1〜8の何れか
の態様において、前記糸状芯体が、ナイロン糸、ポリエ
ステル糸、綿糸及び芳香族ポリアミド糸から選択される
糸であることを特徴とする給紙搬送用無端ベルトにあ
る。
【0014】かかる本発明の給紙搬送用無端ベルトは、
プーリー接触面に歯付きプーリーと噛み合う歯を有し、
且つ当該プーリー接触面近傍には伸縮性織布からなる芯
体を有することにより、プーリーとの間に滑りが発生せ
ず、追従性がよく、搬送むら、回転遅れ等の不具合がな
い。
【0015】ここで、「プーリー接触面に近接して」又
は「プーリー接触面近傍に」伸縮性織布からなる芯体が
あるとは、プーリー接触面に伸縮性織布が露出している
状態又は伸縮性織布の一部又は全体が薄いゴム層で覆わ
れている状態を示す。
【0016】本発明では、第1の芯体として、プーリー
接触面近傍に、ベルト長方向に伸縮性を有するがベルト
幅方向には実質的に伸縮性を有さない伸縮性織布、特
に、少なくともベルト幅方向に配置される縦糸にナイロ
ン糸又はポリエステル糸を使用してベルト長方向には伸
縮性を有するがベルト幅方向には実質的に伸縮性を有さ
ないものを用いる。すなわち、ベルト長方向の伸縮性に
対して幅方向の伸縮性が1/5以下、好ましくは1/1
0〜1/20の範囲にある織布を用いるのが好ましい。
ここで、伸縮性織布は、ベルト幅方向に配置される高撚
り数の高強力糸の縦糸と、ベルト長方向に配置される仮
撚り糸の横糸とを、綾織りにしているものを用いるのが
好ましく、特に、ベルト幅方向に配置される縦糸が、少
なくともナイロン糸又はポリエステル糸からなる50d
〜150dのフィラメント糸を用いると共に撚り数が2
00〜800の高強力糸であり、ベルト長方向に配置さ
れる横糸が、100d〜200dのフィラメント糸を用
いた仮撚り糸であるものを用いるのが好ましい。
【0017】このように、ベルト長方向に伸縮性を有す
るが、ベルト幅方向に実質的に伸縮性を有さない織布を
用いることにより、斜め方向への応力に対して強くな
り、ジャムなどのトラブルの際にベルトが外れる等の問
題が生じ難くなる。すなわち、縦横両方向に伸縮性を有
する織物や編物を用いると、ジャムなどのトラブルでベ
ルトが容易に外れてしまい、実際上使用できないという
問題が生ずる。一方、縦横両方向にほとんど伸縮性を有
さない通常の織布を用いると、本発明のように歯付きベ
ルトのプーリー接触面に近接して織布を配置することは
できない。
【0018】第2の芯体である糸状芯体としては、例え
ば、ナイロン糸、ポリエステル糸、綿糸及び芳香族ポリ
アミド糸から選択される糸を用いることができる。
【0019】本発明では、第1の芯体にベルト長方向の
みに伸縮性を有する織布を用い、且つ第2の芯体でベル
ト長方向の必要以上の伸びを抑えるようにしたので、歯
付きプーリーと噛み合うプーリー接触面に沿って織布を
設けることができ、且つベルト長方向の伸びを抑えると
共にベルト幅方向の伸びを規制して斜め方向の応力に対
抗できるゴムベルトを得ることができる。
【0020】また、このような織布を歯付きプーリーと
噛み合うプーリー接触面に設けたので、埃やゴミが付着
しても歯付きプーリーとの滑りがほぼ完全に回避され、
搬送むら、回転遅れが防止される。
【0021】本発明では、無端ベルト本体を構成するゴ
ム組成物のゴム硬度は、JIS Aで20〜50°、好
ましくは30〜40°である。これは、ベルト表面が適
正な摩擦係数、好ましくはμ=1.3以上のものとし、
所定の搬送性を確保するためである。
【0022】ゴム弾性体としては、EPDM、NBR、
水添NBR、ポリウレタンなどを用いることができる。
但し、温度変化や耐オゾン性等の使用環境に対する安定
性を考慮すると、EPDMを用いるのが特に好ましく、
耐久性をさらに向上させるためには、加硫促進剤を6重
量部以上添加したEPDMを用いるのが好ましい。
【0023】しかしながら、EPDMは、耐摩耗性につ
いては不十分な点があるので、EPDMで高耐摩耗性を
得るために、後述するように加硫促進剤を6重量部以上
添加したものを用いるのが好ましい。なお、本発明のよ
うな歯付きベルトを給紙ベルトとした場合、紙づまり等
の際に強制的に回転させられて過剰の摩擦が生じる場合
があり、通常より耐摩耗性が要求される。
【0024】このように本発明では、特に、EPDM1
00重量部に対して加硫促進剤、特にチウラム系の加硫
促進剤を6重量部以上、好ましくは8重量部以上添加し
て加硫したものとするのが好ましい。
【0025】これは、通常、2乃至3重量部程度用いら
れる加硫促進剤を従来では考えられないような6重量部
以上、好ましくは8重量部以上用いると、ゴム硬度がほ
ぼ維持され、搬送性が維持されたまま、耐摩耗性を著し
く向上させることができ、歯付きベルトからなる給紙ベ
ルトに好適であるという知見に基づくものである。
【0026】なお、本発明で加硫促進剤としては、チウ
ラム系のものが好適であるが、一般的な加硫促進剤であ
ってもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。
【0028】(実施例1)本発明の一実施例に係る給紙
搬送用無端ベルトの概略図を図1に示す。この給紙搬送
用無端ベルト10は、プーリーと接触するプーリー接触
面に、等間隔で歯11を有し、各歯11の間には歯付き
プーリーの歯と噛み合う溝12を有する。また、プーリ
ー接触面の表面近傍には、伸縮性織布からなる芯体13
が歯11及び溝12の表面に沿うように設けられてい
る。さらに、歯11の付け根近傍には、糸状芯体14が
長手方向に沿うように設けられている。
【0029】ここで、芯体13としては、縦横糸共にポ
リエステル糸からなり、縦糸が100dのフィラメント
糸で撚り数が300回/m、横糸が150dのフィラメ
ント糸の仮撚り糸であり、織り密度156本/インチの
組成であり、横糸方向のみに伸縮性を有する伸縮性織布
を用いた(横方向の伸縮性:縦方向の伸縮性=約1:1
0)。また、糸状芯体14としては、♯30(糸の太さ
0.2〜0.3mm程度)のポリエステル(PET)製
の糸を0.8mmのピッチで配置した。
【0030】このような無端ベルト10は、以下のよう
にして製造した。
【0031】まず、歯11に対応する溝を有する溝付き
芯金に、伸縮性織布を被せる。このとき、横糸が芯金の
軸方向と直交するように配置する。この上に糸状芯体を
0.8mmのピッチでスパイラル状に巻回し、これの上
から、ベルト本体で使用するEPDMを溶剤(例えば、
トルエンなど)に15倍程度に希釈溶解したゴム糊を共
糊として塗布した。また、接着剤を混ぜてもよい。
【0032】次いで、これを乾燥した後、これにEPD
Mを押し出し成形したゴムチューブを2〜2.5mmの
厚さに被せた。
【0033】その後、その上からフィルムを巻いて加硫
缶に入れて蒸気加硫し、無端ベルト用チューブ素材を得
た。このとき、フィルムとしてはルミラーフィルム(ポ
リエステルフィルム:商品名)を用い、10kg程度の
圧力がかかるように巻き付けて加硫する。これにより、
伸縮性織布からなる芯体13及びゴム層は溝付き芯金の
溝の中に押し込まれて成形され、歯11及び溝12が形
成される。このとき、歯11が設けられたプーリー接触
面には、伸縮性織布が配置され、表面に薄いゴム層で覆
われた状態であった。
【0034】なお、EPDMの配合は以下の通りであ
り、加硫促進剤は5重量部配合されている。
【0035】この素材を研磨機によって表面研磨し、所
定の幅で突っ切りして、ゴム硬度約35°の無端ベルト
を得た。ベルト幅は約25mm、研磨面の表面粗さはR
z=30±20とした。
【0036】なお、製造方法はこれに限定されず、ゴム
チューブ本体はプレス成形等で形成してもよい。また、
研磨工程は必要に応じて行えばよく、表面にしぼ加工や
型模様等を付与してもよい。
【0037】
【表1】
【0038】(実施例2)EPDMの配合で加硫促進剤
を8重量部とした以外は実施例1と同様に製造した。な
お、ゴム硬度は40°であった。
【0039】(実施例3)EPDMの代わりに水添NB
Rを用いた以外は実施例1と同様に製造した。ゴム硬度
は40°であった。
【0040】(実施例4)EPDMの代わりにポリウレ
タンを用いた以外は実施例1と同様に製造した。ゴム硬
度は40°であった。
【0041】(比較例1)EPDMの配合を上記のもの
とした以外は実施例1と同様に製造した。なお、ゴム硬
度は60°であった。
【0042】(比較例2)EPDMの配合を上記のもの
とした以外は実施例1と同様に製造した。なお、ゴム硬
度は15°であった。
【0043】(比較例3)EPDMの代わりにブチルゴ
ム(IIR)を用いた以外は実施例1と同様に製造し
た。ゴム硬度は40°であった。
【0044】(比較例4)表面が平滑な芯金にウーリー
ナイロンを編んだ編物を挿入した以外は、上述した実施
例と同様にして比較例1の無端ベルトとした。
【0045】(比較例5)実施例と同様な溝付き芯金に
比較例1と同様な編物を巻き付けた以外は、上述した実
施例と同様にして比較例2の無端ベルトとした。しかし
ながら、ベルトの成形面には、ゴムが流れ込んでしまっ
て編物による歯形が成形できず、歯付きプーリーとうま
く噛み合わなかった。
【0046】(試験例1)実施例1〜4及び比較例1、
2、4で作製した無端ベルトを歯付きプーリー及び通常
のプーリーに巻きかけて搬送試験を行った。
【0047】この結果、比較例4のベルトでは、搬送む
らや紙のジャムが生じたが、実施例の無端ベルトでは安
定して搬送できた。また、比較例4のベルトは、紙のジ
ャム等によるトラブルで横から紙を引っ張ると、簡単に
外れてしまうが、実施例の無端ベルトはプーリーから外
れることがなかった。
【0048】(試験例2)実施例1〜4及び比較例1〜
3のベルトについて、20000枚の通試試験を行い、
通紙前と通紙後との摩擦係数を比較した。この結果は下
記表2に示す。
【0049】この結果、EPDMを用いた実施例1及び
2、並びにポリウレタンを用いた実施例4では、通紙前
後で摩擦係数に差がないが、水添NBRを用いた実施例
3では、通紙後に摩擦係数が大きく減少する結果となっ
た。また、ポリウレタンはこの試験例では問題が発生し
なかったが、長期的な耐久性を考慮すると、水添NBR
及びポリウレタンより、EPDM、特に加硫促進剤を6
重量部以上添加したEPDMとするのが好ましいことが
確認された。
【0050】また、ゴム硬度が60°のEPDMを用い
た比較例1では、通紙前においても摩擦係数が小さく、
搬送力の点で不十分であり、一方、ゴム硬度が15°の
EPDMを用いた比較例2では、耐摩耗性の点で不十分
であった。
【0051】さらに、通常配合のEPDMを用いた実施
例1と比較して、過剰の加硫促進剤を添加したEPDM
を用いた実施例2では、摩耗係数が大きく、搬送性が向
上していることが確認された。
【0052】
【表2】
【0053】(試験例3)実施例1及び2のベルトにつ
いて、20000枚通紙試験を行い、5000枚毎に摩
耗量(g)を測定した。この結果は図2に示す。
【0054】この結果より、通常配合のEPDMを用い
た実施例1と比較して、過剰の加硫促進剤を添加したE
PDMを用いた実施例2では、耐摩耗性が20%程度向
上していることがわかった。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給紙搬送
用無端ベルトは、第1の芯体として伸縮性織布を用い、
第2の芯体として糸状芯体を用い且つプーリー面に歯付
きプーリーと噛み合う歯を有するので、搬送むらや回転
遅れなどの不具合が解消されるという効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る給紙搬送用無端ベル
トの概略図である。
【図2】本発明の試験例3の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10 給紙搬送用無端ベルト 11 歯 12 溝 13 芯体 14 糸状芯体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム硬度がJIS Aで20〜50°の
    ゴム状弾性体からなる無端ベルトであって、前記ゴム状
    弾性体の内部には糸状芯体が設けられると共に、プーリ
    ー接触面には歯付きプーリーと噛み合う複数の歯を有
    し、当該プーリー接触面に近接して伸縮性織布からなり
    且つベルト長方向の伸縮性に対して幅方向の伸縮性が1
    /5以下である芯体が設けられていることを特徴とする
    給紙搬送用無端ベルト。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記伸縮性織布は、
    ベルト幅方向に配置される高撚り数の高強力糸の縦糸
    と、ベルト長方向に配置される仮撚り糸の横糸とを、綾
    織りにしているものであることを特徴とする給紙搬送用
    無端ベルト。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記伸縮性織布は、
    ベルト幅方向に配置される縦糸が、少なくともナイロン
    糸又はポリエステル糸からなる50d〜150dのフィ
    ラメント糸を用いると共に撚り数が200〜800の高
    強力糸であり、ベルト長方向に配置される横糸が、10
    0d〜200dのフィラメント糸を用いた仮撚り糸であ
    ることを特徴とする給紙搬送用無端ベルト。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3 の何れかにおいて、表面の
    摩擦係数が1.3以上であることを特徴とする給紙搬送
    用無端ベルト。
  5. 【請求項5】 請求項4において 、前記ゴム状弾性体
    が、EPDM(エチレン・プロピレン三量体)、NBR
    (アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、水添NBR及
    びポリウレタンから選択され、ゴム硬度がJIS Aで
    20〜50°であることを特徴とする給紙搬送用無端ベ
    ルト。
  6. 【請求項6】 ゴム硬度がJIS Aで20〜50°の
    ゴム状弾性体からなる無端ベルトであって、前記ゴム状
    弾性体の内部には糸状芯体が設けられると共に、プーリ
    ー接触面には歯付きプーリーと噛み合う複数の歯を有
    し、当該プーリー接触面に近接して伸縮性織布からなる
    芯体が設けられており、前記伸縮性織布は、ベルト幅方
    向に配置される高撚り数の高強力糸の縦糸と、ベルト長
    方向に配置される仮撚り糸の横糸とを、綾織りにしてい
    るものであり、且つベルト幅方向に配置される縦糸が、
    少なくともナイロン糸又はポリエステル糸からなる50
    d〜150dのフィラメント糸を用いると共に撚り数が
    200〜800の高強力糸であり、ベルト長方向に配置
    される横糸が、100d〜200dのフィラメント糸を
    用いた仮撚り糸であることを特徴とする給紙搬送用無端
    ベルト。
  7. 【請求項7】 ゴム硬度がJIS Aで20〜50°の
    ゴム状弾性体からなる無端ベルトであって、前記ゴム状
    弾性体が、EPDM(エチレン・プロピレン三量体)か
    らなると共にEPDM100重量部に対して加硫促進剤
    を6重量部以上添加して加硫したものであり、前記ゴム
    状弾性体の内部には糸状芯体が設けられると共に、プー
    リー接触面には歯付きプーリーと噛み合う複数の歯を有
    し、当該プーリー接触面に近接して伸縮性織布からなる
    芯体が設けられており、且つ表面の摩擦係数が1.3以
    上であることを特徴とする給紙搬送用無端ベルト。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記加硫促進剤がチ
    ウラム系であることを特徴とする給紙搬送用無端ベル
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかにおいて、前記糸
    状芯体が、ナイロン糸、ポリエステル糸、綿糸及び芳香
    族ポリアミド糸から選択される糸であることを特徴とす
    る給紙搬送用無端ベルト。
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