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JP3346845B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents
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JP3346845B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JP3346845B2
JP3346845B2 JP20761293A JP20761293A JP3346845B2 JP 3346845 B2 JP3346845 B2 JP 3346845B2 JP 20761293 A JP20761293 A JP 20761293A JP 20761293 A JP20761293 A JP 20761293A JP 3346845 B2 JP3346845 B2 JP 3346845B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体メモリ装置に関
し、特に、メモリセルから読出された小振幅の複数の読
出データを中振幅差動信号を経てCMOSレベルの大振
幅信号に徐々に増幅して出力部に出力するデータバスを
備え、このデータバスをテストするためのテストモード
を備えたような半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のテストモードを備えた半導
体メモリ装置の入出力線からリードデータバスを通り、
読出データが外部ピンに出力されるまでの経路を示した
図である。図8において、入出力データ線IO1,ZI
O1,IO2,ZIO2…IOn,ZIOnは差動増幅
器P1,P2…Pnに与えられる。これらの差動増幅器
P1,P2…Pnは入出力データ線に入力された数百m
Vの小振幅差動信号を600mV〜1V未満の中振幅差
動信号に増幅するものであり、差動増幅器P1,P2…
Pnの出力は相補構成されたリードデータバス線R1,
ZR1,R2,ZR2…Rn,ZRnを介して差動増幅
器PP1,PP2…PPnに与えられる。差動増幅器P
P1,PP2…PPnは中振幅の差動信号を「H」レベ
ル=Vcc,「L」レベル=0VのCMOSレベルの大
振幅差動信号に増幅する。差動増幅器PP1,PP2…
PPnの出力はデータ線RR1,ZRR1,RR2,Z
RR2…RRn,ZRRnを介してセレクタ53に与え
られる。セレクタ53はデータ線RR1,ZRR1,R
R2,ZRR2…RRn,ZRRnのうちのいずれかを
選択して、出力制御回路60の入力OD,ZODに出力
する。
【0003】出力制御回路60は、電源電圧+Vccと
接地間に直列接続されたMOSトランジスタ54と55
とを含む。NANDゲート56は、テストモード時にリ
ードバスが正常に動作しているか否かを検出するもので
あって、差動増幅器PP1,PP2…PPnの出力が与
えられる。さらに、NANDゲート56には、テストモ
ード時に「L」レベルになるZTE信号がインバータ6
3で反転されて与えられる。NANDゲート56の出力
のZT信号はセレクタ53に与えられるとともに、イン
バータ64で反転され、T信号としてセレクタ53に与
えられる。
【0004】次に、図8に示したリードデータバスの動
作について説明する。まず、ノーマルリード時には、Z
TE信号は「H」レベルに設定されている。このため、
NANDゲート56が閉じられる。n組の入出力データ
線のうち、入出力データ線IO1に読出データが入力さ
れると、この入出力データ線IO1に図示しないメモリ
セルから読出されたデータが小振幅差動信号として与え
られる。この小振幅差動信号が初段の差動増幅器P1で
中振幅差動信号に増幅されてリードデータバスR1,Z
R1に出力される。差動増幅器PP1は、リードデータ
バスR1,ZR1の中振幅差動信号を大振幅差動信号に
増幅して、次のデータバスRR1,ZRR1に出力す
る。そして、セレクタ53はこのデータバスRR1,Z
RR1を選択して、出力制御回路60の入力OD,ZO
Dに出力する。このOD,ZODを受けたnチャネルM
OSトランジスタ54,55で構成された出力制御回路
60は外部に読出データを出力する。すなわち、ノーマ
ルリード時では、小振幅差動信号である読出データが差
動増幅器P1で高速に中振幅の差動信号に増幅され、次
段の差動増幅器PP1で中振幅差動信号から大振幅差動
信号へと増幅することによって、MOS RAM回路の
全体として高速に読出データを出力する。ここで、読出
データに無関係の他の差動増幅器P2…PnおよびPP
2…PPnは動作せず、差動増幅器P1とPP1の2個
のみが動作している。
【0005】次に、テストモード時の動作について説明
する。nビット縮退のテストモードでは、入出力データ
線IO1からnまでのn組のデータが入力される。ここ
で、nビットに「H」レベルのデータを書込んで「H」
レベルデータを読出すテストモードを考える。すべて正
しく「H」レベルデータが読出される場合、n個の差動
増幅器P1〜Pnが動作し、この出力を受け、n個の差
動増幅器PP1〜PPnが動作してその出力がNAND
回路56に入力される。ここで、テストモード時はZT
E信号は「L」レベルになっている。mビット全部から
正しく「H」レベルデータが読出されると、NANDゲ
ート56の出力のZT信号は「L」レベルになり、T信
号は「H」レベルとなり、セレクタ回路53によって
T,ZTが出力制御回路60の入力OD,ZODに出力
され、出力制御回路60の出力Doutが「H」レベル
になって正常動作のフラグが立つことになる。しかし、
1ビットでも誤動作して、「L」レベルデータが読出さ
れると、NANDゲート56の出力であるZT信号は
「H」レベルになり、T信号は「L」レベルになり、出
力制御回路60の出力Doutには「L」レベルデータ
が出力されて誤動作のフラグが立つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
半導体メモリ装置では、ノーマルモード時に動作する差
動増幅器はP1とPP1の2個のみであるが、nビット
縮退のテストモードではP1〜Pnまでのn個の差動増
幅器と、PP1〜PPnまでのn個の差動増幅器のすべ
てを動作させる必要があり、ノーマルモードのn倍個の
差動増幅器が動作することになり、テストモードでの消
費電流が激増する。消費電流が増加すると、回路動作に
よって発生する接地や電源線のノイズが大きくなり、回
路が誤動作し、ノーマルモード時のリードとの相関が取
りにくくなるという欠点があった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、テ
ストモード時における消費電流を抑制でき、ノイズによ
る誤動作を少なくし、ノーマルモード時のリードとの相
関を取ることのできるような半導体メモリ装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体メ
モリ装置は、複数のメモリ回路が正常か否かをテストす
るテストモードを有する半導体メモリ装置であって、そ
れぞれ複数のメモリ回路に対応して設けられ、各々が、
ノーマルモード時は対応のメモリ回路から読出されたデ
ータ信号を増幅して第1の振幅電圧を有するデータ信号
を出力し、テストモード時は対応のメモリ回路から読出
されたデータ信号を増幅して第1の振幅電圧よりも大き
な第2の振幅電圧を有するデータ信号を出力する複数の
第1の増幅回路と、それらの一方端がそれぞれ複数の第
1の増幅回路の出力データ信号を受ける複数のデータ線
と、テストモード時に活性化され、複数のデータ線の電
圧に基づいて複数のメモリ回路が正常か否かを判定する
判定回路と、それぞれ複数のデータ線の他方端に接続さ
れ、各々が、ノーマルモード時は対応のデータ線を介し
て与えられたデータ信号を増幅して第1の振幅電圧より
も大きな第3の振幅電圧のデータ信号を出力し、テスト
モード時は非活性化される複数の第2の増幅回路とを備
えたものである。
【0009】好ましくは、第1の増幅回路は、対応のメ
モリ回路から読出されたデータ信号を増幅して第2の振
幅電圧を有するデータ信号を出力する差動増幅器と、ノ
ーマルモード時は対応の信号伝達線の振幅電圧を第1の
振幅電圧に制限し、テストモード時は非活性化される振
幅制限回路とを含む。
【0010】
【作用】この発明に係る半導体メモリ装置は、複数の
メモリ回路と、それぞれ複数のメモリ回路に対応して設
けられ、各々が、ノーマルモード時は対応のメモリ回路
から読出されたデータ信号を増幅して第1の振幅電圧を
有するデータ信号を出力し、テストモード時は対応のメ
モリ回路から読出されたデータ信号を増幅して第1の振
幅電圧よりも大きな第2の振幅電圧を有するデータ信号
を出力する複数の第1の増幅回路と、それらの一方端が
それぞれ複数の第1の増幅回路の出力データ信号を受け
る複数のデータ線と、テストモード時に活性化され、複
数のデータ線の電圧に基づいて複数のメモリ回路が正常
か否かを判定する判定回路と、それぞれ複数のデータ線
の他方端に接続され、各々が、ノーマルモード時は対応
のデータ線を介して与えられたデータ信号を増幅して第
1の振幅電圧よりも大きな第3の振幅電圧のデータ信号
を出力し、テストモード時は非活性化される複数の第2
の増幅回路とが設けられる。したがって、テストモード
時は複数の第2の増幅回路が非活性化されるので、消費
電流が小さくてすみ、ノイズによる誤動作が少なくな
り、ノーマルモード時のリードとの相関を取ることがで
きる。また、ノーマルモード時はデータ線の振幅電圧を
小さく抑えるので、データ信号を高速に伝達することが
できる。 好ましくは、第1の増幅回路は、対応のメモリ
回路から読出されたデータ信号を増幅して第2の振幅電
圧を有するデータ信号を出力する差動増幅器と、ノーマ
ルモード時は対応の信号伝達線の振幅電圧を第1の振幅
電圧に制限し、テストモード時は非活性化される振幅制
限回路とを含む。この場合は、第1の増幅回路を容易に
構成することができる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の半導体メモリ装
置における入出力線から外部ピンに至る経路の結線図で
ある。図1において、データバスは、差動増幅器P1,
P2…PnとPP1,PP2…PPnとの間に振幅制限
回路101,102…10nが接続されている以外は前
述の図8と同様にして構成される。
【0012】さらに、図1に示した半導体メモリ装置
は、行デコーダ1と列デコーダ31,32…3nとセン
スアンプ21,22…とを含む。行デコーダ1はワード
線WL1a,WL1b…を活性化する。ワード線WL1
aにはnチャネルのセルトランジスタ41,42…のゲ
ートが接続され、セルトランジスタ41,42…のソー
スにはメモリセルキャパシタ51,52…が接続されて
いる。セルトランジスタ41,42…のドレインはビッ
ト線BL1,BL2…に接続され、ビット線対BL1と
ZBL1,BL2とZBL2にはセンスアンプ21,2
2…が接続されている。さらに、ビット線対BL1とZ
BL1,BL2とZBL2はnチャネルトランジスタ1
11,112,113,114…を介して入出力線IO
1,ZIO1,IO2,ZIO2…に接続されている。
これらのトランジスタ111,112,113,114
…のゲートには列デコーダ31,32…からコラム信号
CSL1,CSL2…が与えられている。
【0013】図2は図1に示した振幅制限回路の一例を
示す回路図である。図2において、振幅制限回路はリー
ドデータバスR1とZR1との間に直列接続されたnチ
ャネルトランジスタ8,9を含み、nチャネルトランジ
スタ8,9の各ドレインには電源電圧Vccが与えら
れ、それぞれのゲートにはZTE信号が与えられる。n
チャネルトランジスタ8,9はZTE信号が「H」レベ
ルになるとオンし、クランプ回路として動作し、リード
データバスR1,ZR1の電位がVcc−Vth以下に
なろうとすると、電源電圧Vccから正の電荷を供給
し、Vcc−Vth以下になるのを防止する。ここで、
Vthはnチャネルトランジスタ8,9のしきい値電圧
である。
【0014】図3は図1に示したセレクタの具体的な回
路図である。セレクタ53はpチャネルトランジスタと
nチャネルトランジスタとをそれぞれ組合わせたスイッ
チング回路531〜536を含み、制御信号S1…S
n,ZS1…ZSn信号に応じて、これらのスイッチン
グ回路531〜534がオンし、リードデータバスRR
1,ZRR1…RRn,ZRRnに出力された読出デー
タをOD,ZODに出力する。ZTE信号が「L」レベ
ルになると、スイッチング回路535,536がオン
し、NAND回路56の出力信号T,ZTがOD,ZO
Dに出力される。なお、制御信号S1,ZS1信号は後
述の図4に示す列デコーダから出力される。
【0015】図4は、図1に示した列デコーダから出力
される制御信号を説明するための図である。図4におい
て、Yアドレス信号はYアドレスバッファ200にスト
アされ、Yアドレス信号が列デコーダ31,32…3n
に与えられ、デコード出力CSL1,CSL2…CSL
n、S1,S2…Sn、ZS1,ZS2…ZSnが出力
される。
【0016】図5は図1に示した差動増幅器の一例を示
す電気回路図である。この図1に示した差動増幅器は、
pチャネルトランジスタ27と28およびnチャネルト
ランジスタ23と24からなるカレントミラー回路と、
pチャネルトランジスタ29と30およびnチャネルト
ランジスタ25と26とからなるカレントミラー回路と
によって構成されている。そして、nチャネルトランジ
スタ24,25のゲートとpチャネルトランジスタ2
3,26のゲートに、たとえばリードデータバスIO
1,ZIO1が接続され、nチャネルトランジスタ2
7,29のソースから出力が取出される。
【0017】図6は図1の動作を説明するためのタイム
チャートであり、図7はリードデータバスの電位変化を
説明するための図である。
【0018】次に、図1〜図7を参照して、この発明の
一実施例の具体的な動作について説明する。まず、ノー
マルモード時の読出動作について説明する。図6(a)
に示す時刻t1において行デコーダ1で選択されたワー
ド線WL1aが「H」レベルになるとビット線対BLi
(i=1,2…n),ZBLiに図6(b)に示すよう
にメモリセルのデータが読出され、センスアンプ2iで
増幅される。このとき、図4に示すようにYアドレスバ
ッファ200にYアドレス信号がストアされ、図6
(c)に示すアドレス信号に応じて、列デコーダ3iか
らデコード信号として図6(d)に示すコラム選択信号
CSLiと制御信号Si,ZSiが発生される。
【0019】図6では、内部アドレスY0を受けて、n
個のデコーダのうち、列デコーダ31が動作して、時刻
t1にコラム選択信号CSL1が「H」レベル,制御信
号S1が「H」レベル,ZS1が「L」レベルになる動
作を示している。時刻t1において列デコーダ31でコ
ラム選択信号CSL1が出力されると、nチャネルトラ
ンジスタ111,112が導通し、ビット線BL1,Z
BL1のデータが図6(e)に示すように、入出力線対
IO1,ZIO1に数百mV程度の小振幅差動信号とし
て伝わる。n対の入出力線対のうち、IO1,ZIO1
にデータが読出され、差動増幅器P1によって、入出力
線対IO1,ZIO1の小振幅の「L」レベルまたは
「H」レベルの読出データが増幅され、図6(f)に示
すように、リードデータバスR1,ZR1に中振幅差動
信号として出力される。
【0020】ここで、ノーマルモード時には、ZTE信
号が「H」レベルであるので、相補構成されているリー
ドデータバスR1,ZR1に接続されている振幅制限回
路101のnチャネルトランジスタ8,9がオンする。
これらの2つのトランジスタ8,9はクランプとして働
き、リードデータバスR1およびZR1の電位がVcc
−Vth以下になろうとすると、nチャネルトランジス
タ8,9から正の電荷が供給され、リードデータバスR
1,ZR1の電位はVcc−Vth以下にならない。こ
のときのリードデータバスの電位変化は図7に示すよう
になる。
【0021】図7(a)においては、読出データが
「H」レベルの場合を示しているが、入出力線対IO
1,ZIO1の100mVの小振幅の「H」レベルのデ
ータが振幅制限回路101に与えられると、リードデー
タバスR1,ZR1にnチャネルトランジスタ8,9の
しきい値電圧(600〜800mV)の中振幅の「H」
レベルのデータが読出される。次に、差動増幅器PP1
が動作し、リードデータバスR1,ZR1の中振幅の
「H」レベル信号を受けて、リードデータバスRR1,
ZRR1に、RR1=Vcc,ZRR1=0VのCMO
Sレベルの大振幅の「H」レベルデータが出力される。
ここで、セレクタ53は制御信号S1が「H」レベルに
なり、ZS1が「L」レベルになると、スイッチング回
路531,532が導通し、読出経路に関与するリード
データバスRR1,ZRR1のみが図6(h)に示すよ
うに、出力制御回路60の入力OD,ZODに与えられ
る。このようにセレクタ53で選択されたリードデータ
バスのデータが伝わり、図6(i)に示すように、出力
制御回路60に「H」レベルのデータが外部に出力され
る。
【0022】図1において、リードデータバスRi,Z
Riはメモリセルアレイ周辺から出力制御回路60にま
で長くなっているので配線容量が大きくなる。ここで、
もしリードデータバスRi,ZRiの振幅を抑えること
なく大振幅させると、配線容量の大きいリードデータバ
スを充放電するために遅延が生じる。このため、この発
明の一実施例では、振幅制限回路10を設けることによ
って、リードデータバスの振幅を抑え、それによってリ
ードデータバスの配線容量充放電量を小さくし、その結
果高速に読出データを伝えることができる。すなわち、
メモリセルアレイから出力制御回路60までの読出経路
が長い場合においては、小振幅差動信号から中振幅差動
信号へと高速に増幅し、次段の差動増幅回路PPiで中
振幅差動信号から大振幅差動信号へと増幅することによ
って、半導体メモリ回路の全体としての読出を高速化す
ることができる。
【0023】次に、テストモードについて説明する。ワ
ード線WL1aが行デコーダ1によって選択され、列デ
コーダ31…3nが動作し、n組の入出力線IO1…I
Onにメモリセルの読出データが伝わるようなnビット
縮退のテストモード時について考える。ノーマルリード
時と同様にして、入出力線IO1,ZIO1…IOn,
ZIOnの小振幅差動信号が差動増幅器P1…Pnによ
って増幅される。このとき、ZTE信号は「L」レベル
になっている。このため、振幅制限回路101…10n
におけるリードデータバスの電位レベルをクランプする
トランジスタ8,9がオフになる。それによって、差動
増幅器P1…Pnで増幅された差動振幅信号が、図7
(b)に示すように、ノーマルモード時の場合よりも大
きくなり、差動振幅が電源電圧+Vccのレベルにまで
振れる。大振幅になったリードデータバスの信号がNA
ND回路56に入力される。テストモード時には、差動
増幅器PP1…PPnは動作しない。たとえば、すべて
のメモリセルに「H」レベル信号が書込まれている場
合、「H」レベルのデータが読出されるかのテストをす
る場合について考える。読出の誤りがなく、すべて
「H」レベルの読出データが出力されると、NAND回
路56の出力信号ZTが「H」レベルになり、T信号が
「L」レベルになる。「H」レベルのデータがメモリセ
ルに書込まれず、読出データが「L」レベルのビットが
1つでもあれば、NAND回路56の出力が「H」レベ
ルになってエラーフラグが立てられる。そして、T,Z
Tはセレクタ53によって出力制御回路60の入力O
D,ZODに与えられ、テスト結果が出力制御回路60
から出力される。
【0024】ここで、ノーマルリード時にはリードデー
タバスRi,ZRiの差動振幅をしきい値電圧Vthま
で増幅するだけで十分であり、差動増幅器P1…Pnの
利得は小さくされている。この利得が小さいと、テスト
モード時にリードデータバスRi,ZRiの差動振幅を
電源電圧Vccレベルまで増幅されるのに時間がかかる
が、NAND回路56が「H」レベルまたは「L」レベ
ルを感知できるレベルまで増幅すれば十分であるため、
実際にはNAND回路56から信号出力されるまでの時
間は、NAND回路56が「H」レベルまたは「L」レ
ベルを感知できるレベルに増幅されるまでの時間で済
み、遅延時間は少なくて済む。
【0025】このように図1に示したこの発明の一実施
例によるテストモード回路では、テストモード時におい
て振幅制限回路101…10nが動作しないようにして
いるため、n組の入出力線対の小振幅差動信号がn個の
差動増幅器p1…pnによって増幅され、リードデータ
バスRi,ZRiの振幅がノーマルリード時よりも大き
くなり、電源電圧+Vccレベル近くまで振幅するた
め、リードデータバスR1…RnをNAND回路56で
受けることができ、テストモード回路CMOSロジック
で簡単に構成できる。また、テストモード時には、差動
増幅器PP1…PPnが動作しないため、リードデータ
バスRi,ZRiの読出データがNAND回路56に入
力され、データの一致,不一致を出力することにより、
図8に示した従来例より差動増幅器PP1…PPnの回
路動作分の差だけ消費電流を少なくできる。
【0026】このように、この実施例では、ノーマルモ
ード時には、入出力線IOi,ZIOiの小振幅差動信
号を差動増幅器P1…Pnで中振幅差動信号に増幅し、
次段の差動増幅器PP1…PPnでさらに中振幅差動信
号を大振幅差動信号に増幅してデータを転送し、テスト
モード時には入出力線IOi,ZIOiの小振幅差動信
号である読出データを初段の差動増幅器P1…Pnでリ
ードデータバスRi,ZRiをノーマルリード時の中振
幅より大きな振幅を持つ差動信号に増幅することによ
り、NAND回路56でデータの一致,不一致を検出で
きる。
【0027】なお、上述の実施例においては、ノーマル
リード時には、振幅制限回路101…10nのnチャネ
ルトランジスタ8,9をクランプトランジスタとして機
能させてリードデータバスRi,ZRiの差動信号の振
幅を抑え、テストモード時にはトランジスタ8,9をオ
フすることによってリードデータバスRi,ZRiの振
幅を大きくするようにしたが、ノーマルリード時にリー
ドデータバスRi,ZRiの差動信号振幅を小さくし、
テストモード時に大振幅となるような動作を備える回路
であればどのようなものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体メ
モリ装置では、複数のメモリ回路と、それぞれ複数のメ
モリ回路に対応して設けられ、各々が、ノーマルモード
時は対応のメモリ回路から読出されたデータ信号を増幅
して第1の振幅電圧を有するデータ信号を出力し、テス
トモード時は対応のメモリ回路から読出されたデータ信
号を増幅して第1の振幅電圧よりも大きな第2の振幅電
圧を有するデータ信号を出力する複数の第1の増幅回路
と、それらの一方端がそれぞれ複数の第1の増幅回路の
出力データ信号を受ける複数のデータ線と、テストモー
ド時に活性化され、複数のデータ線の電圧に基づいて複
数のメモリ回路が正常か否かを判定する判定回路と、そ
れぞれ複数のデータ線の他方端に接続され、各々が、ノ
ーマルモード時は対応のデータ線を介して与えられたデ
ータ信号を増幅して第1の振幅電圧よりも大きな第3の
振幅電圧のデータ信号を出力し、テストモード時は非活
性化される複数の第2の増幅回路とが設けられる。した
がって、テストモード時は複数の第2の増幅回路が非活
性化されるので、消費電流が小さくてすみ、ノイズによ
る誤動作が少なくなり、ノーマルモード時のリードとの
相関を取ることができる。また、ノーマルモード時はデ
ータ線の振幅電圧を小さく抑えるので、データ信号を高
速に伝達することができる。 好ましくは、第1の増幅回
路は、対応のメモリ回路から読出されたデータ信号を増
幅して第2の振幅電圧を有するデータ信号を出力する差
動増幅器と、ノーマルモード時は対応の信号伝達線の振
幅電圧を第1の振幅電圧に制限し、テストモード時は非
活性化される振幅制限回路とを含む。この場合は、第1
の増幅回路を容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の半導体メモリにおける入
出力線から外部ピンに出力されるまでの経路の結線図で
ある。
【図2】図1に示した振幅制限回路の一例を示す回路図
である。
【図3】図1に示したセレクタの具体的な回路図であ
る。
【図4】図1に示した列デコーダから出力される制御信
号を説明するための図である。
【図5】図1に示した差動増幅器の一例を示す電気回路
図である。
【図6】図1の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図7】リードデータバスの電位変化を説明するための
図である。
【図8】従来のテストモードを備えた半導体メモリの入
出力線からリードデータバスを通り、読出データが外部
ピンに出力されるまでの結線を示した図である。
【符号の説明】
1 行デコーダ 21,22 センスアンプ 31,32…3n 列デコーダ 41,42 メモリセルトランジスタ 51,52 メモリセルキャパシタ 53 セレクタ 60 出力制御回路 P1…Pn,PP1…PPn 差動増幅器 101…10n 振幅制限回路 IO1,ZIO1…IOn,ZIOn 入出力線 R1,ZR1…Rn,ZRn,RR1…RRn,ZRR
1…ZRRn リードデータバス 200 Yアドレスバッファ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリ回路が正常か否かをテスト
    するテストモードを有する半導体メモリ装置であって、 それぞれ前記複数のメモリ回路に対応して設けられ、各
    々が、ノーマルモード時は対応のメモリ回路から読出さ
    れたデータ信号を増幅して第1の振幅電圧を有するデー
    タ信号を出力し、前記テストモード時は対応のメモリ回
    路から読出されたデータ信号を増幅して前記第1の振幅
    電圧よりも大きな第2の振幅電圧を有するデータ信号を
    出力する複数の第1の増幅回路、 それらの一方端がそれぞれ前記複数の第1の増幅回路の
    出力データ信号を受ける複数のデータ線、 前記テストモード時に活性化され、前記複数のデータ線
    の電圧に基づいて前記複数のメモリ回路が正常か否かを
    判定する判定回路、および それぞれ前記複数のデータ線
    の他方端に接続され、各々が、前記ノーマルモード時は
    対応のデータ線を介して与えられたデータ信号を増幅し
    て前記第1の振幅電圧よりも大きな第3の振幅電圧のデ
    ータ信号を出力し、前記テストモード時は非活性化され
    る複数の第2の増幅回路を備え る、半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の増幅回路は、 対応のメモリ回路から読出されたデータ信号を増幅して
    前記第2の振幅電圧を有するデータ信号を出力する差動
    増幅器、および ノーマルモード時は対応の信号伝達線の
    振幅電圧を前記第1の振幅電圧に制限し、前記テストモ
    ード時は非活性化される振幅制限 回路を含む、請求項1
    に記載の半導体メモリ装置。
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