JP3355741B2 - 分割式ブラケット及び分割式ブラケットを用いた部材の組立方法 - Google Patents
分割式ブラケット及び分割式ブラケットを用いた部材の組立方法Info
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Description
れる分割式のブラケット及びこのブラケットを用いた部
材の組立方法に関する。
にあっては、部品の組立順序や、自動車組立上の制約、
または組立スペースの制約から機能上は必要としない継
手部品を用いる場合がある。図8及び図9は自動車の運
転室(キャブ)の前部にとりつけられるインストルメン
トパネルのサブ組立状態のモジュールを示すもので、全
体を符号1で示すモジュールは、インストルメントパネ
ル10に対してステアリングシャフト12、ブレーキ及
びクラッチペダル14、アクセルペダル16、ヒーター
ユニット20、フロワーユニット30、ウォッシャータ
ンク40等を有する。
ジュールには、キャブ側の電気配線を束にしたキャブハ
ーネス50が組付けられる。キャブハーネス50は、イ
ンストルメントパネルやキャブ内の各部への配線52と
フレーム側の接続配線54を有するが、このキャブハー
ネス50は、最終組立時には車体側のフレームハーネス
60に接続される。このために、このキャブハーネス5
0の接続配線54の端部には多極コネクター55がとり
つけられ、フレームハーネス60側の多極コネクターに
接続される。
ブハーネス50とフレームハーネス60の接続部をイン
ストルメントパネルの中央部に装備されるヒーターユニ
ットの背面部等のスペースに限定される場合がある。こ
のような場合には、キャブハーネスをヒーターユニット
に固定しておくことにより、組立作業を能率化すること
ができるが、ヒーターユニットは、修理等の際には単独
で着脱交換を行えることが必要となる。図10〜図12
は、以上のような制約の下でのキャブハーネスとフレー
ムハーネスとの連結手段を示す。
要を示し、キャブのフロントパネル5の直後にインスト
ルメントパネルサブ組立モジュール1がロボット等によ
り自動搭載される。キャブのフロワーパネル7には貫通
穴7aを設けておき、予め延長ハーネス70の一方の多
極コネクター72をとりつけておく。インストルメント
パネルサブ組立モジュール1が自動搭載された後に、キ
ャブハーネス50の多極コネクター55をヒーターユニ
ット20のキャブ室内側のスペースにおいて延長ハーネ
ス70の多極コネクター55に継続する。フロワーパネ
ルの貫通穴7aにつりつけた多極コネクター72はフレ
ームハーネス60が接続される。この構成によりキャブ
ハーネスとフレームハーネスの接続作業に要する作業ス
ペースを確保することができる。この場合に、キャブハ
ーネス50はヒーターユニット20以外の構造部品につ
りつけておくことでヒーターユニット20を単独に着脱
する交換することができる。
レームハーネス60とキャブハーネス50を直接に接続
する手段を示す。キャブのフロワーパネル7に設けた貫
通穴にはグロメット64を介してフレームハーネス60
がとりつけられ、フレームハーネス60はその多極コネ
クター62がヒーターユニット20の前方に位置するよ
うにフロワーパネル7上に予め配置されている。インス
トルメントパネルサブ組立モジュール1を自動搭載した
後に、キャブハーネスの多極コネクター55をフレーム
ハーネス50の多極コネクター62に接続することによ
り組立が完了する。この場合にも、キャブハーネス50
はヒーターユニット20とは別体に支持されている。
ユニット20裏側に配設する構成を示す。キャブのフロ
ントパネル5の内側に搭載されるインストルメントパネ
ルサブ組立モジュール1はインストルメントパネルを補
強する部材2が配設されている。この補強部材2に対し
て大型のブラケット80をとりつけ、このブラケット8
0の下端部にキャブハーネス50の多極コネクター55
をとりつけてある。この多極コネクター55にフレーム
ハーネス側の多極コネクターを接続する。この構成によ
りヒーターユニットを単独で着脱交換でき、しかもキャ
ブハーネスをヒーターユニット20の裏側に配設するこ
とができる。
た従来の構造にあっては、キャブハーネスとフレームハ
ーネスを接続する作業のために、延長ハーネスを用いた
り、ハーネスそのものを延長させる必要がある。そのた
めに各種コネクターを増設したり、長いハーネスを必要
とする等の不具合があった。また、図12に示したもの
にあっては、大型のブラケットを装備する必要があっ
て、重量増加をまねく等の不具合があった。そこで本発
明は、以上のような従来の不具合を解消するブラケット
を提供するものである。
トは基本的な手段として、金属材料でつくられる第1の
ブラケット部材と、金属材料でつくられる第2のブラケ
ット部材と、第1のブラケット部材と第2のブラケット
部材を結合する結合手段とを有する。そして、結合手段
は第1のブラケット部材を他の部材に固着する手段によ
り分割されるものである。また、ブラケット部材は合成
樹脂材料でつくることもできる。結合手段としては、両
面接着テープや接着剤が用いられるが、はめ込み構造等
の機械的な結合でもよい。
を相手部材に固着するためのボルトが用いられる。この
分割式ブラケットを用いた部材の組立方法は、分割ブラ
ケットを第2のブラケット部材を介してサブ組立モジュ
ールに固着する工程と、サブ組立モジュールを相手部材
に搭載する工程と、第1のブラケット部材を相手部材に
固着することにより第2のブラケット部材が第1のブラ
ケット部材から分割される工程との各工程を有する。組
立方法は自動車の組立に応用される。
て結合されている。従って、このブラケットを用いてワ
イヤーハーネス等の部材を相手部材に取り付けることが
できる。ブラケットを取り付けた部材を組立てた後に、
ブラケットを構成する一方のブラケット部材を固着手段
により固着すると、この固着手段により結合部が分割さ
れる。従って、ブラケットを当初取り付けた部材側に
は、分割された他方のブラケット部材が残るが、第1の
ブラケット部材と、第2のブラケット部材を取り付けた
相手部材は互いに単独で交換等が可能となる。そこで、
この分割式のブラケットを用いることにより、自動車等
の組立作業を効率化することができる。
示す説明図である。全体を符号100で示す本発明のブ
ラケットは、金属板材を折り曲げ加工してつくられる第
1のブラケット部材110と、第1のブラケット部材1
10に対して接着部160により接着固定される第2の
ブラケット部材140とを有する。図2は第1のブラケ
ット部材110の平面図、図3は正面図、図4は図3の
C矢視図、図5は第2のブラケット部材140の3面図
である。第1のブラケット部材110は、2個の貫通穴
112,114を有し、ブレーキとクラッチのパイプ1
4を支持する。また、折り曲げて形成したフランジ13
5の上面には2個のナット120,122を備え、2本
のボルト172でキャブハーネスの多極コネクター55
が貫通穴55a,55bを利用して第1のブラケット部
材110に固着される。
1のブラケット部材110をキャブのフロワーパネルに
対して固着するための3個の取付用ナット116,11
7,118が設けられている。第1のブラケット部材1
10の水平方向の底面の一方の端部には、折り曲げられ
た壁部130が設けられ、壁部130の上端はさらに折
り曲げられて水平方向の接着用フランジ部132を形成
する。このフランジ部132の一方の端部は、さらに上
方に折り曲げられて接着用側壁部134を形成する。
取付用の貫通穴142を有し、取付穴142とは反対側
の端部は折り曲げられて接着用フランジ部144が形成
される。この接着用フランジ部144の一方の側には接
着用の側壁部146が設けられると共に、接着用フラン
ジ部144の先端には押圧部150が設けられる。第1
のブラケット部材110の接着用フランジ部132およ
び側壁部134と、第2のブラケット部材140に対応
する接着用フランジ部144および側壁部146はそれ
ぞれ接着手段160,162で接着される。接着手段1
60,162は第1のブラケット部材110と第2のブ
ラケット部材140とを組立中に、仮に接着しておく接
着力を有すればよい。従って、接着手段160,162
としては、両面テープや接着力が弱く剥離し易い接着
剤、カシメによる接合や、磁石等の接着手段が利用でき
る。
を示す説明図である。自動車のインストルメントパネル
サブ組立モジュール1を組立てる際に、分割式ブラケッ
ト100を第2のブラケット部材140の取付穴142
を利用してボルト170でヒーターユニット20の取付
部22に固着する。分割式ブラケット100の第1のブ
ラケット部材110は、ブレーキとクラッチのパイプ1
4やキャブハーネスの多極コネクター55を保持するの
で、インストルメントパネルサブ組立モジュール1はキ
ャブハーネス等を確実に保持し、取扱い易いモジュール
を構成する。
立モジュール1を、例えば、ロボット等によってキャブ
のフロントパネル5とフロワーパネル7に対して所定の
位置に自動搭載する。自動搭載された分割式ブラケット
100の第1のブラケット部材110は、その3個のナ
ット部材116,117,118に向けてフロワーパネ
ル7の下面側から挿入される3本の取付ボルト174に
よりフロワーパネル7上面に固定される。
対向して配設されたナット部材118にねじ込まれるボ
ルト174は、その先端が第2のブラケット部材140
の押圧部150を押し上げる。この押し上げ力により、
第2のブラケット部材140の押圧部150には支点1
50aを中心として、上方へ押し曲げられ、接着部16
0が剥離する。この作用によって、ヒーターユニット2
0側に固着された第2のブラケット部材140とフロワ
ーパネル7側に固着された第1のブラケット部材110
は分割される。従って、組立て完了後は、ヒーターユニ
ット20は単体で脱着でき、交換等に支障はない。
られた空間に多くの部品からなるサブ組立モジュールを
組立る際に、分割式のブラケットにより合理的に部品を
支持し、組立作業を容易にすると共に、部品点数等を削
減することができる。なお、上述した実施例にあって
は、第2のブラケット部材140をボルト170でヒー
ターユニット20の取付部22に対して固定し、押圧部
150は折曲部150aを支点として上方へ折り曲がる
構成としたが、第2のブラケット部材140のボルト穴
142を上下方向の長穴としておけば、押圧部150が
折り曲がることにかえて、第2のブラケット部材140
全体が上方へスライドして接着部160が剥離する。側
壁部に形成した接着部162も同様に剥離する。
の分割式ブラケット200は第1のブラケット部材21
0と第2のブラケット部材240を合成樹脂材料で形成
したものである。フロワーパネル側に固着される第1の
ブラケット部材210はフランジ部215を有する。第
2のブラケット部材240はこのフランジ部215を保
持するはめ込み式の結合部242,243を有する、押
圧部250を備える。
設けて折れ曲がり易くしておくことができる。分割式ブ
ラケット200全体を第2のブラケット部材240を利
用して、例えば、ヒーターユニットに固定しておき、第
1のブラケット部材210を貫通するボルトや、樹脂ク
リップ270で押圧部250を押し上げることにより、
第2のブラケット部材240を第1のブラケット部材2
10から分離させることができる。
1のブラケット部材と第2のブラケット部材を結合して
一体のブラケットになる構成を有する。このブラケット
を相手部材にとりつけた後に、必要に応じてブラケット
を結合部において分割することができるので、ブラケッ
トをとりつけた相手部材は互に独立して脱着することが
可能となる。ブラケット部材の結合手段としては、両面
接着テープ等の接着手段を用いるので、容易に結合、分
割することができる。また、接着にかえて機械的なはめ
込み構造とすることができる。
成樹脂材料とすることができる。このブラケットを用い
ることによって、自動車等を組立てる際に、サブ組立モ
ジュールにハーネス等をとりつけておき、ブラケットを
車体のフロワーパネル等に固着することによって、ブラ
ケットを分割してサブ組立モジュールから分離する。そ
こで、モジュール側の部材を単独に着脱することができ
るので、組立後には作業が困難な部材を支持するのに効
果を発揮する。また、組立工程も簡素化され、作業能率
も向上する。
説明図。
ネルサブ組立モジュールの説明図。
Claims (9)
- 【請求項1】 部材を支持する手段と他の部材に固着す
る手段を有するブラケットであって、金属材料でつくら
れる第1のブラケット部材と、金属材料でつくられる第
2のブラケット部材と、第1のブラケット部材と第2の
ブラケット部材を結合する結合手段とを有し、結合手段
は第1のブラケット部材を他の部材に固着する手段によ
り分割されることを特徴とする分割式ブラケット。 - 【請求項2】 部材を支持する手段と他の部材に固着す
る手段を有するブラケットであって、合成樹脂材料でつ
くられる第1のブラケット部材と、合成樹脂材料でつく
られる第2のブラケット部材と、第1のブラケット部材
と第2のブラケット部材を結合する結合手段とを有し、
結合手段は第1のブラケット部材を他の部材に固着する
手段により分割されることを特徴とする分割式ブラケッ
ト。 - 【請求項3】 結合手段は、接着剤であることを特徴と
する請求項1または2記載の分割式ブラケット。 - 【請求項4】 結合手段は、両面接着テープであること
を特徴とする請求項1または2記載の分割式ブラケッ
ト。 - 【請求項5】 結合手段は、分割可能なはめ込み構造で
あることを特徴とする請求項1または2記載の分割式ブ
ラケット。 - 【請求項6】 第1のブラケットを他の部材に固着する
手段は、ボルトであることを特徴とする請求項1または
2記載の分割式ブラケット。 - 【請求項7】 第1のブラケットを他の部材に固着する
手段は、合成樹脂材料製のクリップであることを特徴と
する請求項1または2記載の分割式ブラケット。 - 【請求項8】 請求項1または2記載の分割式ブラケッ
トを用いた部材の組立方法であって、 分割ブラケットを第2のブラケット部材を介してサブ組
立モジュールに固着する工程と、 サブ組立モジュールを相手部材に搭載する工程と、 第1のブラケット部材を相手部材に固着することにより
第2のブラケット部材が第1のブラケット部材から分割
される工程と、を備えることを特徴とする部材の組立方
法。 - 【請求項9】 分割式ブラケットが固着されるサブ組立
モジュールは、自動車のインストルメントパネルサブ組
立モジュールであり、第1のブラケット部材が固着され
る相手部材は自動車のフロワーパネルであることを特徴
とする請求項8記載の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33451593A JP3355741B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 分割式ブラケット及び分割式ブラケットを用いた部材の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33451593A JP3355741B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 分割式ブラケット及び分割式ブラケットを用いた部材の組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07187035A JPH07187035A (ja) | 1995-07-25 |
| JP3355741B2 true JP3355741B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=18278273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33451593A Expired - Lifetime JP3355741B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 分割式ブラケット及び分割式ブラケットを用いた部材の組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3355741B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102490007A (zh) * | 2011-12-07 | 2012-06-13 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种用于制动油管分装装配的分装拼台 |
| CN104723099A (zh) * | 2015-03-09 | 2015-06-24 | 河南瑞创通用机械制造有限公司 | 用于多路阀总成的装配工装和装配该多路阀总成的方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33451593A patent/JP3355741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07187035A (ja) | 1995-07-25 |
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