JP3359928B2 - アンモニアの精製方法 - Google Patents
アンモニアの精製方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01C—AMMONIA; CYANOGEN; COMPOUNDS THEREOF
- C01C1/00—Ammonia; Compounds thereof
- C01C1/02—Preparation, purification or separation of ammonia
- C01C1/024—Purification
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
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- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンモニアの精製方法に
関し、さらに詳細にはアンモニア中に不純物として含ま
れる酸素を極低濃度まで除去しうるアンモニアの精製方
法に関する。アンモニアは、シリコン半導体製造プロセ
スにおいて窒化珪素膜生成のためにシランとともに使用
され、また、トリエチルガリウムなどとともに窒化ガリ
ウムなどの化合物半導体製造に使用されており、成膜技
術の進歩とともに不純物の極めて少ないものが要求され
ている。
関し、さらに詳細にはアンモニア中に不純物として含ま
れる酸素を極低濃度まで除去しうるアンモニアの精製方
法に関する。アンモニアは、シリコン半導体製造プロセ
スにおいて窒化珪素膜生成のためにシランとともに使用
され、また、トリエチルガリウムなどとともに窒化ガリ
ウムなどの化合物半導体製造に使用されており、成膜技
術の進歩とともに不純物の極めて少ないものが要求され
ている。
【0002】
【従来の技術】半導体製造時に使用されるアンモニアは
一般的には純アンモニアの他、水素ガスまたは不活性ガ
スで希釈された形態で市販されており、通常はガスの状
態で半導体製造装置に供給される。これらのアンモニア
中には不純物として酸素および水分などが含有され、通
常は原料アンモニアの蒸留などによって精製される。ま
た、水分についてはこの他に合成ゼオライトなどの脱湿
剤により除去することが可能である。市販の精製アンモ
ニア中の酸素含有量は通常は10ppm以下であるが、
最近のボンベ入りのアンモニアでは、その酸素含有量
0.5〜1.0ppmと比較的低いものも市販されてい
る。
一般的には純アンモニアの他、水素ガスまたは不活性ガ
スで希釈された形態で市販されており、通常はガスの状
態で半導体製造装置に供給される。これらのアンモニア
中には不純物として酸素および水分などが含有され、通
常は原料アンモニアの蒸留などによって精製される。ま
た、水分についてはこの他に合成ゼオライトなどの脱湿
剤により除去することが可能である。市販の精製アンモ
ニア中の酸素含有量は通常は10ppm以下であるが、
最近のボンベ入りのアンモニアでは、その酸素含有量
0.5〜1.0ppmと比較的低いものも市販されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酸素含
有量が1ppmを切る程度では最近の半導体製造プロセ
スにおける要求に充分に対応することはできず、0.1
ppm以下、さらには、0.01ppm以下とすること
が強く望まれている。また、最近、半導体製造時にアン
モニアと同時に使用されるシランなどは高純度に精製す
ることが可能となり、例えば不純物として含有する酸素
は0.01ppm以下まで除去することが可能となって
いる。このため、アンモニアについても酸素含有量の極
めて低いものが要望されつつある。また、これらアンモ
ニアはボンベの接続時や配管の切替時など半導体装置へ
の供給過程において空気など不純物の混入による汚染も
あるため、装置の直前で不純物を最終的に除去すること
が望ましい。しかしながら、このように高純度アンモニ
アに対する需要は年々増加しているが、アンモニア中に
含有される酸素を効率よく除去して高純度のアンモニア
系のガスを半導体製造プロセスなどに供給する方法につ
いての公知技術はほとんど見あたらない。
有量が1ppmを切る程度では最近の半導体製造プロセ
スにおける要求に充分に対応することはできず、0.1
ppm以下、さらには、0.01ppm以下とすること
が強く望まれている。また、最近、半導体製造時にアン
モニアと同時に使用されるシランなどは高純度に精製す
ることが可能となり、例えば不純物として含有する酸素
は0.01ppm以下まで除去することが可能となって
いる。このため、アンモニアについても酸素含有量の極
めて低いものが要望されつつある。また、これらアンモ
ニアはボンベの接続時や配管の切替時など半導体装置へ
の供給過程において空気など不純物の混入による汚染も
あるため、装置の直前で不純物を最終的に除去すること
が望ましい。しかしながら、このように高純度アンモニ
アに対する需要は年々増加しているが、アンモニア中に
含有される酸素を効率よく除去して高純度のアンモニア
系のガスを半導体製造プロセスなどに供給する方法につ
いての公知技術はほとんど見あたらない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アンモニ
ア中に含有される酸素を極低濃度まで効率よく除去する
べく鋭意研究を重ねた結果、アンモニアを還元処理した
ニッケルを主成分とする精製剤と接触させることによ
り、酸素濃度を0.1ppm以下、さらには0.01p
pm以下まで除去しうることを見いだし、本発明を完成
した。すなわち本発明は、粗アンモニアを、還元処理し
たニッケルを主成分とする精製剤と接触させて、該粗ア
ンモニアに含有される酸素を除去することを特徴とする
アンモニアの精製方法である。本発明はアンモニア単
独、水素(水素ガスベース)および窒素、アルゴンなど
の不活性ガス(不活性ガスベース)で希釈されたアンモ
ニア(以下総称して粗アンモニアと記す)中に含有され
る酸素の除去に適用される。
ア中に含有される酸素を極低濃度まで効率よく除去する
べく鋭意研究を重ねた結果、アンモニアを還元処理した
ニッケルを主成分とする精製剤と接触させることによ
り、酸素濃度を0.1ppm以下、さらには0.01p
pm以下まで除去しうることを見いだし、本発明を完成
した。すなわち本発明は、粗アンモニアを、還元処理し
たニッケルを主成分とする精製剤と接触させて、該粗ア
ンモニアに含有される酸素を除去することを特徴とする
アンモニアの精製方法である。本発明はアンモニア単
独、水素(水素ガスベース)および窒素、アルゴンなど
の不活性ガス(不活性ガスベース)で希釈されたアンモ
ニア(以下総称して粗アンモニアと記す)中に含有され
る酸素の除去に適用される。
【0005】本発明において用いられる精製剤は金属ニ
ッケルまたはニッケルの酸化物など還元され易いニッケ
ル化合物を還元処理したものを主成分とするものであ
る。また、ニッケル以外の金属成分としてクロム、鉄、
コバルト、銅などの金属が少量含まれているものであっ
てもよい。これらのニッケルは単独で用いられてもよ
く、また、担体などに担持させた形体で用いてもよい
が、ニッケルの表面とガスとの接触効率を高める目的な
どから、通常は担体などに担持させた形態で使用するこ
とが好ましい。ニッケルを担体に担持させる方法として
は、例えば、ニッケル塩の水溶液中に珪藻土、アルミ
ナ、シリカアルミナ、アルミノシリケートおよびカルシ
ウムシリケートなどの担体粉末を分散させ、さらにアル
カリを添加して担体の粉末上にニッケル成分を沈澱さ
せ、次いで濾過し必要に応じて水洗して得たケーキを1
20〜150℃で乾燥後、300℃以上で焼成し、この
焼成物を粉砕する、あるいはNiCO3、Ni(OH)
2、Ni(NO3)2などの無機塩、NiC2O4、N
i(CH3COO)2などの有機塩を焼成し、粉砕した
後、これに耐熱性セメントを混合し、焼成するなどが挙
げられる。これらは、通常は、押出成型、打錠成型など
で成型体とされ、そのまま、あるいは必要に応じて適当
な大きさに破砕して使用される。成型方法としては乾式
法あるいは湿式法を用いることができ、その際、少量の
水、滑剤などを使用してもよい。また、ニッケル系触媒
として例えば水蒸気変成触媒、C11−2−03(Ni
O−セメント)、C11−2−06(NiO−耐火
物)、C11−2(Ni−カルシウムアルミネート)、
C11−9(Ni−アルミナ);水素化触媒、C46−
7(Ni−珪藻土)、C46−8(Ni−シリカ)、C
36(Ni−Co−Cr−アルミナ);ガス化触媒、X
C99(NiO);水素化変成触媒、C20−7(Ni
−Mo−アルミナ)〔以上、東洋CCI(株)製〕およ
び水素化触媒、N−111(Ni−珪藻土);ガス化変
成触媒、N−174(NiO);ガス化触媒、N−18
5(NiO)〔以上、日揮(株)製〕など種々なものが
あるのでそれらから選択したものを使用してもよい。要
は、還元ニッケル、酸化ニッケルなどが微細に分散され
て、その表面積が大きくガスとの接触効率の高い形態の
ものであればよい。
ッケルまたはニッケルの酸化物など還元され易いニッケ
ル化合物を還元処理したものを主成分とするものであ
る。また、ニッケル以外の金属成分としてクロム、鉄、
コバルト、銅などの金属が少量含まれているものであっ
てもよい。これらのニッケルは単独で用いられてもよ
く、また、担体などに担持させた形体で用いてもよい
が、ニッケルの表面とガスとの接触効率を高める目的な
どから、通常は担体などに担持させた形態で使用するこ
とが好ましい。ニッケルを担体に担持させる方法として
は、例えば、ニッケル塩の水溶液中に珪藻土、アルミ
ナ、シリカアルミナ、アルミノシリケートおよびカルシ
ウムシリケートなどの担体粉末を分散させ、さらにアル
カリを添加して担体の粉末上にニッケル成分を沈澱さ
せ、次いで濾過し必要に応じて水洗して得たケーキを1
20〜150℃で乾燥後、300℃以上で焼成し、この
焼成物を粉砕する、あるいはNiCO3、Ni(OH)
2、Ni(NO3)2などの無機塩、NiC2O4、N
i(CH3COO)2などの有機塩を焼成し、粉砕した
後、これに耐熱性セメントを混合し、焼成するなどが挙
げられる。これらは、通常は、押出成型、打錠成型など
で成型体とされ、そのまま、あるいは必要に応じて適当
な大きさに破砕して使用される。成型方法としては乾式
法あるいは湿式法を用いることができ、その際、少量の
水、滑剤などを使用してもよい。また、ニッケル系触媒
として例えば水蒸気変成触媒、C11−2−03(Ni
O−セメント)、C11−2−06(NiO−耐火
物)、C11−2(Ni−カルシウムアルミネート)、
C11−9(Ni−アルミナ);水素化触媒、C46−
7(Ni−珪藻土)、C46−8(Ni−シリカ)、C
36(Ni−Co−Cr−アルミナ);ガス化触媒、X
C99(NiO);水素化変成触媒、C20−7(Ni
−Mo−アルミナ)〔以上、東洋CCI(株)製〕およ
び水素化触媒、N−111(Ni−珪藻土);ガス化変
成触媒、N−174(NiO);ガス化触媒、N−18
5(NiO)〔以上、日揮(株)製〕など種々なものが
あるのでそれらから選択したものを使用してもよい。要
は、還元ニッケル、酸化ニッケルなどが微細に分散され
て、その表面積が大きくガスとの接触効率の高い形態の
ものであればよい。
【0006】精製剤の比表面積としては通常は、BET
法で10〜300m2/gの範囲のもの、好ましくは3
0〜250m2/gの範囲のものである。また、ニッケ
ルの含有量は金属ニッケル換算で通常は、5〜95wt
%、好ましくは20〜95wt%である。ニッケルの含
有量が5wt%よりも少なくなると脱酸素能力が低くな
り、また95wt%よりも高くなると水素による還元の
際にシンタリングが生じて活性が低下する恐れがある。
精製剤を活性化するためには通常は水素還元を行う。水
素還元に際しては、例えば350℃以下程度で水素−窒
素の混合ガスを空筒線速度(LV)5cm/sec程度
で通すことによっておこなうことができるが、発熱反応
であるため温度が急上昇しないよう注意が必要である。
法で10〜300m2/gの範囲のもの、好ましくは3
0〜250m2/gの範囲のものである。また、ニッケ
ルの含有量は金属ニッケル換算で通常は、5〜95wt
%、好ましくは20〜95wt%である。ニッケルの含
有量が5wt%よりも少なくなると脱酸素能力が低くな
り、また95wt%よりも高くなると水素による還元の
際にシンタリングが生じて活性が低下する恐れがある。
精製剤を活性化するためには通常は水素還元を行う。水
素還元に際しては、例えば350℃以下程度で水素−窒
素の混合ガスを空筒線速度(LV)5cm/sec程度
で通すことによっておこなうことができるが、発熱反応
であるため温度が急上昇しないよう注意が必要である。
【0007】アンモニアの精製は、通常は、還元処理し
たニッケルを主成分とする精製剤が充填された精製筒に
粗アンモニアを通すことによって行われ、粗アンモニア
が精製剤と接触することによって粗アンモニア中に不純
物として含有される酸素が除去される。本発明に適用さ
れる粗アンモニア中の酸素濃度は通常は100ppm以
下である。酸素濃度がこれよりも高くなると発熱量が増
加するため条件によっては除熱手段が必要となる。精製
筒に充填される精製剤の充填長は、実用上通常は50〜
1500mmとされる。充填長が50mmよりも短くな
ると酸素除去率が低下する恐れがあり、また、1500
mmよりも長くなると圧力損失が大きくなり過ぎる恐れ
が生ずる。精製時の粗アンモニアの空筒線速度(LV)
は供給されるアンモニア中の酸素濃度および操作条件な
どによって異なり一概に特定できないが、通常は100
cm/sec以下、好ましくは30cm/sec以下で
ある。アンモニアと精製剤の接触温度は精製筒の入口に
供給されるガスの温度で、200℃以下、好ましくは1
00℃以下であり、通常は常温でよく、特に加熱や冷却
を必要としない。精製剤との接触時の圧力にも特に制限
はなく常圧、減圧、加圧のいずれでも処理が可能である
が、通常は20kg/cm2abs以下、好ましくは
0.1〜10kg/cm2absである。また、アンモ
ニア中に少量の水分が含有されていても脱酸素能力には
特に悪影響を及ぼすことはなく、さらに精製剤に担体な
どを用いている場合には、その種類によっては水分も同
時に除去される。本発明において精製剤による酸素除去
工程に、必要に応じて合成ゼオライトなどの脱湿剤によ
る水分除去工程を適宜組み合わせることも可能であり、
これによって水分も完全に除去され、極めて高純度のア
ンモニアを得ることができる。
たニッケルを主成分とする精製剤が充填された精製筒に
粗アンモニアを通すことによって行われ、粗アンモニア
が精製剤と接触することによって粗アンモニア中に不純
物として含有される酸素が除去される。本発明に適用さ
れる粗アンモニア中の酸素濃度は通常は100ppm以
下である。酸素濃度がこれよりも高くなると発熱量が増
加するため条件によっては除熱手段が必要となる。精製
筒に充填される精製剤の充填長は、実用上通常は50〜
1500mmとされる。充填長が50mmよりも短くな
ると酸素除去率が低下する恐れがあり、また、1500
mmよりも長くなると圧力損失が大きくなり過ぎる恐れ
が生ずる。精製時の粗アンモニアの空筒線速度(LV)
は供給されるアンモニア中の酸素濃度および操作条件な
どによって異なり一概に特定できないが、通常は100
cm/sec以下、好ましくは30cm/sec以下で
ある。アンモニアと精製剤の接触温度は精製筒の入口に
供給されるガスの温度で、200℃以下、好ましくは1
00℃以下であり、通常は常温でよく、特に加熱や冷却
を必要としない。精製剤との接触時の圧力にも特に制限
はなく常圧、減圧、加圧のいずれでも処理が可能である
が、通常は20kg/cm2abs以下、好ましくは
0.1〜10kg/cm2absである。また、アンモ
ニア中に少量の水分が含有されていても脱酸素能力には
特に悪影響を及ぼすことはなく、さらに精製剤に担体な
どを用いている場合には、その種類によっては水分も同
時に除去される。本発明において精製剤による酸素除去
工程に、必要に応じて合成ゼオライトなどの脱湿剤によ
る水分除去工程を適宜組み合わせることも可能であり、
これによって水分も完全に除去され、極めて高純度のア
ンモニアを得ることができる。
【0008】
実施例1 (ニッケルの還元処理)市販のニッケル触媒(日揮
(株)製、N−111)を用いた。このものの組成はN
i+NiOの形であり、Niとして45〜47wt%、
Cr2〜3wt%、Cu2〜3wt%、珪藻土27〜2
9wt%および黒鉛4〜5wt%、比表面積が150m
2 /gであり、直径5mm、高さ4.5mmの成型体で
ある。このニッケル触媒を8〜10meshに破砕した
もの63mlを内径16.4mm、長さ400mmのス
テンレス製の精製筒に充填長300mm(充填密度:
1.0g/ml)に充填した。これに水素を常圧で温度
150℃、流量595ml/min(LV=3.6cm
/sec)で3時間還元処理を行った後、常温に冷却し
た。 (アンモニアの精製)引き続き、この精製筒にアンモニ
ア10vol%および不純物として0.53ppmの酸
素を含有する水素ベースの粗アンモニアを、常温(20
℃)において633ml/min(LV=5cm/se
c)の速度で流して黄燐発光式酸素分析計(測定下限濃
度0.01ppm)を用いて出口ガス中の酸素濃度を測
定した結果、酸素は検出されず0.01ppm以下であ
った。また、ガスを流し始めてから100分後において
も出口ガス中の酸素濃度は、0.01ppm以下であっ
た。、
(株)製、N−111)を用いた。このものの組成はN
i+NiOの形であり、Niとして45〜47wt%、
Cr2〜3wt%、Cu2〜3wt%、珪藻土27〜2
9wt%および黒鉛4〜5wt%、比表面積が150m
2 /gであり、直径5mm、高さ4.5mmの成型体で
ある。このニッケル触媒を8〜10meshに破砕した
もの63mlを内径16.4mm、長さ400mmのス
テンレス製の精製筒に充填長300mm(充填密度:
1.0g/ml)に充填した。これに水素を常圧で温度
150℃、流量595ml/min(LV=3.6cm
/sec)で3時間還元処理を行った後、常温に冷却し
た。 (アンモニアの精製)引き続き、この精製筒にアンモニ
ア10vol%および不純物として0.53ppmの酸
素を含有する水素ベースの粗アンモニアを、常温(20
℃)において633ml/min(LV=5cm/se
c)の速度で流して黄燐発光式酸素分析計(測定下限濃
度0.01ppm)を用いて出口ガス中の酸素濃度を測
定した結果、酸素は検出されず0.01ppm以下であ
った。また、ガスを流し始めてから100分後において
も出口ガス中の酸素濃度は、0.01ppm以下であっ
た。、
【0009】実施例2 (ニッケル触媒の調製)3Lの水にAl(NO3 )3 9
H2 O、454gを溶解し、氷浴で5〜10℃に冷却し
た。激しくかき混ぜながら、これにNaOH、200g
を1Lの水に溶解して5〜10℃に冷却した溶液を2時
間かけて滴下し、アルミン酸ナトリウムとした。次に、
Ni(NO3 )2 ・6H2 O、101gを600mlの
水に溶解し、これに45mlの濃硝酸を加えて5〜10
℃に冷却したものを、アルミン酸ナトリウム溶液に激し
くかき混ぜながら1時間かけて加えた。生じた沈澱を濾
過し、得られた沈澱を2Lの水中で15分間かき混ぜて
洗う操作を6回繰り返して中性とした。得られた沈澱物
を細分して空気浴中で105℃で16時間乾燥してから
粉砕し、これをふるい分けて12〜24meshのもの
を集めた。このものは29.5wt%の酸化ニッケル
(NiO)を含有していた。 (ニッケルの還元処理)このものを、実施例1で使用し
たと同じ精製筒に63ml充填し(充填密度:0.77
g/ml)、これに水素を常圧で温度350℃、流量1
65cc/min(LV=1cm/sec)で16時間
流して還元処理をおこなった後、常温に冷却した。 (アンモニアの精製)引き続いて、アンモニアの精製を
おこなった。実施例1で使用した約0.53ppmの酸
素を含む10vol%のアンモニア(水素ベース)を、
常温(20℃)において精製筒に633ml/min
(LV=5cm/sec)の速度で流して出口ガス中の
酸素濃度を測定した結果、0.01ppm以下であっ
た。精製を始めてから100分後においても出口ガスの
酸素濃度は0.01ppm以下であった。
H2 O、454gを溶解し、氷浴で5〜10℃に冷却し
た。激しくかき混ぜながら、これにNaOH、200g
を1Lの水に溶解して5〜10℃に冷却した溶液を2時
間かけて滴下し、アルミン酸ナトリウムとした。次に、
Ni(NO3 )2 ・6H2 O、101gを600mlの
水に溶解し、これに45mlの濃硝酸を加えて5〜10
℃に冷却したものを、アルミン酸ナトリウム溶液に激し
くかき混ぜながら1時間かけて加えた。生じた沈澱を濾
過し、得られた沈澱を2Lの水中で15分間かき混ぜて
洗う操作を6回繰り返して中性とした。得られた沈澱物
を細分して空気浴中で105℃で16時間乾燥してから
粉砕し、これをふるい分けて12〜24meshのもの
を集めた。このものは29.5wt%の酸化ニッケル
(NiO)を含有していた。 (ニッケルの還元処理)このものを、実施例1で使用し
たと同じ精製筒に63ml充填し(充填密度:0.77
g/ml)、これに水素を常圧で温度350℃、流量1
65cc/min(LV=1cm/sec)で16時間
流して還元処理をおこなった後、常温に冷却した。 (アンモニアの精製)引き続いて、アンモニアの精製を
おこなった。実施例1で使用した約0.53ppmの酸
素を含む10vol%のアンモニア(水素ベース)を、
常温(20℃)において精製筒に633ml/min
(LV=5cm/sec)の速度で流して出口ガス中の
酸素濃度を測定した結果、0.01ppm以下であっ
た。精製を始めてから100分後においても出口ガスの
酸素濃度は0.01ppm以下であった。
【0010】比較例 活性炭(椰子殻炭)を8〜24meshに破砕したもの
48gを実施例1に置けると同じ精製筒に300mm
(充填密度0.57g/ml)充填し、ヘリウム気流中
270〜290℃で時間加熱処理した後、室温に冷却し
た。この精製筒に実施例1で用いたと同じ約0.53p
pmの酸素を含む10vol%のアンモニア(水素ベー
ス)を精製筒に633ml/min(LV=5cm/s
ec)で流して出口ガス中の酸素濃度を測定した結果、
0.53ppmであり、この状態で2時間流し続けたが
酸素濃度の変化は見られなかった。
48gを実施例1に置けると同じ精製筒に300mm
(充填密度0.57g/ml)充填し、ヘリウム気流中
270〜290℃で時間加熱処理した後、室温に冷却し
た。この精製筒に実施例1で用いたと同じ約0.53p
pmの酸素を含む10vol%のアンモニア(水素ベー
ス)を精製筒に633ml/min(LV=5cm/s
ec)で流して出口ガス中の酸素濃度を測定した結果、
0.53ppmであり、この状態で2時間流し続けたが
酸素濃度の変化は見られなかった。
【0011】
【発明の効果】本発明によって、従来除去が困難であっ
たアンモニア中の酸素を0.1ppm以下、さらには
0.01ppm以下のような極低濃度まで除去すること
ができ、超高純度のアンモニアを得ることが可能となっ
た。
たアンモニア中の酸素を0.1ppm以下、さらには
0.01ppm以下のような極低濃度まで除去すること
ができ、超高純度のアンモニアを得ることが可能となっ
た。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−292413(JP,A) 特開 昭55−124538(JP,A) 特開 昭57−184435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01C 1/02 B01J 20/02
Claims (3)
- 【請求項1】 粗アンモニアを、還元処理したニッケル
を主成分とする精製剤と接触させて、該粗アンモニアに
含有される酸素を除去することを特徴とするアンモニア
の精製方法。 - 【請求項2】 精製剤が、金属換算で5〜95wt%の
ニッケルを含有し、かつ比表面積がBET法で10〜3
00m2/gである請求項1に記載のアンモニアの精製
方法。 - 【請求項3】 アンモニアと精製剤との接触温度が20
0℃以下である請求項1に記載のアンモニアの精製方
法。
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|---|---|---|---|
| JP28986791A JP3359928B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | アンモニアの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP28986791A JP3359928B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | アンモニアの精製方法 |
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Family Applications (1)
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