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JP3360403B2 - 車両用経路誘導装置 - Google Patents
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JP3360403B2 - 車両用経路誘導装置 - Google Patents

車両用経路誘導装置

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JP3360403B2
JP3360403B2 JP6342094A JP6342094A JP3360403B2 JP 3360403 B2 JP3360403 B2 JP 3360403B2 JP 6342094 A JP6342094 A JP 6342094A JP 6342094 A JP6342094 A JP 6342094A JP 3360403 B2 JP3360403 B2 JP 3360403B2
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寛 津田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の出発地から目的
地までの推奨経路を演算し、この推奨経路に従って車両
を目的地まで誘導する車両用経路誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の出発地から目的地まで経路探索を
行って推奨経路を求め、その推奨経路と車両の現在地と
をディスプレイに表示して経路誘導を行う車両用経路誘
導装置が知られている。この種の従来の装置として、例
えばディスプレイ上に異なる縮尺率の道路地図を同時に
表示させる、いわゆるスーパインポーズ表示を行う車両
用経路誘導装置が知られている。図8は現在地周辺の交
差点状況をディスプレイの右上隅に拡大表示する例を示
す。この装置によれば、運転者は現在地を中心とした広
い範囲の地図を確認できるとともに、現在地周辺の道路
状況を詳細に知ることもできる。ところがこの装置は、
ディスプレイの右上隅に道路地図を拡大表示するため、
その部分に本来表示されるべき道路地図が表示できなく
なってしまう。このため、例えば運転者が右折する場合
等には、右折先の道路状況が確認できないという問題が
ある。
【0003】このような問題を解決するため、例えば道
路地図を鳥瞰図表示させることが考えられる。この表示
は、道路地図を上空から斜めに見下ろしたようにディス
プレイに表示させるものであり、例えばフライトシミュ
レータ等で広く用いられている。図9は、鳥瞰図表示の
概要を説明する図である。図9は、道路地図をXY平面
とし、XY平面に直交するZ軸上に視点Eを置いた例を
示す。図示の長方形abcdはディスプレイの表示範囲
を示し、図示の視点Eから長方形abcdを通して見る
ことができる道路地図範囲は台形ABCDで示される。
図示のように、視点位置からは、長方形abcdの範囲
よりもはるかに広い範囲の道路地図データを見ることが
できる。
【0004】このように、図示の視点位置から、あたか
も図示の台形領域ABCDを見ているかのような画像を
ディスプレイ上に表示させる表示方式を、一般に鳥瞰図
表示方式と呼ぶ。この鳥瞰図表示方式には、視点に近い
側がより拡大して表示されるという特徴がある。例え
ば、ディスプレイ表示範囲を示す長方形abcdの中心
位置fに対応する台形ABCD上の位置はFで示され、
この点Fは辺CDよりも辺AB側に近い位置にある。す
なわち、辺ABから点Fまでの領域がディスプレイの下
半分に表示される。また、辺ABは辺CDよりも短く、
その分だけ辺AB側は拡大して表示される。
【0005】図10(a)は、車両の現在地から目的地
までの推奨経路周辺の道路地図を、鳥瞰図表示方式を用
いてディスプレイに表示させた例である。この図は、現
在地を基準として目的地と反対方向の上空に視点を置
き、そこから目的地方向を見下ろしたものである。この
ような位置に視点を置くと、図示のように目的地から現
在地に近づくにつれ、地図の縮尺率が連続的に増加する
画像が表示される。すなわち現在地周辺が拡大表示され
るとともに、推奨経路が目的地近くまで表示される。図
10(b)は図10(a)とほぼ同様の位置に車両マー
クが表示されている場合の従来の表示画面例である。図
10(b)に比べて図10(a)は現在地周辺が拡大表
示され、また太線で示す推奨経路も図10(b)より長
く表示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鳥瞰図
表示方式によって道路地図を表示する場合、視点をどこ
に設定するかによって、ディスプレイに表示される地図
範囲が変化し、視点の設定位置によっては推奨経路が一
部表示されなくなるおそれがある。例えば、車両の現在
地から目的地までの推奨経路が途中で大きくUターンす
る場合、視点の設定位置によっては図11に示すよう
に、太線で示す推奨経路の一部がディスプレイに表示さ
れなくなる。また、図12に示すように推奨経路が大き
く曲がりくねっている場合も、推奨経路の一部が表示さ
れなくなる。このような場合、ディスプレイに表示され
ない箇所を、操作者のスクロール操作によって表示でき
るようにするのが望ましい。
【0007】また、鳥瞰図表示方式では、目的地方向ほ
ど縮小して表示するため、目的地方向の道路地図を正確
に把握することはできない。しかし、操作者が希望する
場合には、目的地近くに視点を定めて目的地方向を拡大
表示できるようにするのが望ましい。この他、車両停止
中においては、CD−ROM等の地図記憶メモリに格納
されている任意の地域の道路地図を表示させてスクロー
ルも自由にできるようにするのが望ましい。
【0008】このようなスクロールを行う方法として、
ディスプレイ上の道路地図を上下左右方向それぞれにス
クロールさせるスイッチを設けることも考えられるが、
決まった方向にしか道路地図をスクロールさせることが
できないため、操作性がよくない。また、鳥瞰図表示方
式では、視点の高さを変えることによってディスプレイ
に表示される道路地図を任意に拡大・縮小できるが、視
点の高さの変更を指示するスイッチが別途必要となり、
そのスイッチの操作も煩わしい。
【0009】本発明の目的は、道路地図を鳥瞰図表示す
る際の視点位置または視線方向を、複数方向に操作可能
な操作部材によって任意に変更できるようにし、任意の
範囲の道路地図をディスプレイに表示できるようにした
車両用経路誘導装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、道路地図に関す
る道路地図データを記憶する道路地図記憶手段3と、道
路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向の上空
に視点を置き、この視点から道路地図の所定方向を見下
ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段4と、作成され
た鳥瞰図をディスプレイ8に表示させる表示制御手段4
とを備える車両用経路誘導装置であって、互いに直交す
る2軸を含む複数方向に操作可能な操作部材10と、こ
の操作部材10の操作方向および操作量を検出する操作
検出手段4とを備え、検出された操作方向および操作量
に応じて視点の位置を変更するとともに視点から見下ろ
す方向を平行に移動し、道路地図上の異なる範囲の鳥瞰
図を作成するように鳥瞰図作成手段4を構成することに
より、上記目的を達成する。請求項2に記載の発明は、
道路地図に関する道路地図データを記憶する道路地図記
憶手段3と、道路地図上の現在地を基準として目的地と
反対方向の上空に視点を置き、この視点から道路地図の
所定方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段
4と、作成された鳥瞰図をディスプレイ8に表示させる
表示制御手段4とを備える車両用経路誘導装置であっ
て、互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操
作部材10と、この操作部材10の操作方向および操作
量を検出する操作検出手段4とを備え、検出された操作
方向および操作量に応じて視点の位置を変えずに視点か
ら見下ろす方向を変更し、道路地図上の異なる範囲の鳥
瞰図を作成するように鳥瞰図作成手段4を構成すること
により、上記目的を達成する。請求項3に記載の発明
は、道路地図に関する道路地図データを記憶する道路地
図記憶手段3と、道路地図上の現在地を基準として目的
地と反対方向の上空に視点を置き、この視点から道路地
図の所定方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成
手段4と、作成された鳥瞰図をディスプレイ8に表示さ
せる表示制御手段4とを備える車両用経路誘導装置であ
って、互いに直交する2軸を含む方向およびこれら2軸
に直交する軸の方向に操作可能な操作部材10と、操作
部材10の操作方向および操作量を検出する操作検出手
段4とを備え、検出された2軸の操作方向および操作量
に応じて道路地図上の異なる範囲の鳥瞰図を作成し、2
軸に直交する軸の操作方向および操作量に応じて鳥瞰図
に対する拡大/縮小を行うように鳥瞰図作成手段4を構
成することにより、上記目的を達成する。請求項4に記
載の発明は、道路地図に関する道路地図データを記憶す
る道路地図記憶手段3と、道路地図上の現在地を基準と
して目的地と反対方向の上空に視点を置き、この視点か
ら道路地図の所定方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥
瞰図作成手段4と、作成された鳥瞰図をディスプレイ8
に表示させる表示制御手段4とを備える車両用経路誘導
装置であって、互いに直交する2軸を含む複数方向に操
作可能な操作部材10と、この操作部材10の操作方向
および操作量を検出する操作検出手段4とを備え、操作
部材10によって操作された複数方向のうち所定方向へ
の操作量に応じて現在地を中心として視点を回転させ、
道路地図上の異なる範囲の鳥瞰図を作成するように鳥瞰
図作成手段4を構成することにより、上記目的を達成す
る。請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両用
経路誘導装置において、操作部材10が所定方向に操作
される前に、所定方向とは異なる方向に操作されたか否
かを判定するモード切り替え判定手段4をさらに備え、
鳥瞰図作成手段4は、モード切り替え判定手段4の判定
結果に基づいて、所定方向への操作量に応じて現在地を
中心として視点を回転させるか、あるいは道路地図を見
下ろす方向を変えずに視点の位置を変更するかを切り替
えることを特徴とする。請求項6に記載の発明は、道路
地図に関する道路地図データを記憶する道路地図記憶手
段3と、道路地図上の現在地を基準として目的地と反対
方向の上空に視点を置き、この視点から道路地図の所定
方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段4
と、作成された鳥瞰図をディスプレイ8に表示させる表
示制御手段4とを備える車両用経路誘導装置であって、
互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操作部
材10と、操作部材10の操作方向および操作量を検出
する操作検出手段4と、操作部材10によって操作され
た複数方向のうち所定方向への操作量が所定量を越えた
か否かを判定する操作量判定手段4とを備え、(1)操作
量判定手段4によって所定量を越えたと判定されていな
いとき、複数方向のうち所定方向への操作量に応じて、
道路地図を見下ろす方向を変えずに視点の位置を移動
し、(2)操作量判定手段4によって所定量を越えたと判
定されているとき、複数方向のうち所定方向への操作量
に応じて、視点を所定方向に移動することにより、道路
地図上の異なる範囲の鳥瞰図を作成するように鳥瞰図作
成手段4を構成することにより、上記目的を達成する。
請求項7に記載の発明は、道路地図に関する道路地図デ
ータを記憶する道路地図記憶手段3と、道路地図上の現
在地を基準として目的地と反対方向の上空に視点を置
き、この視点から道路地図の所定方向を見下ろした鳥瞰
図を作成する鳥瞰図作成手段4と、作成された鳥瞰図を
ディスプレイ8に表示させる表示制御手段4とを備える
車両用経路誘導装置であって、互いに直交する2軸を含
む複数方向に操作可能かつ複数方向のうち所定方向を中
心軸として回転操作可能な操作部材10と、この操作部
材10の操作方向および操作量と、回転操作方向および
回転操作量とを検出する操作検出手段4とを備え、検出
された回転操作方向および回転操作量に応じて現在地を
中心として視点を回転させ、検出された操作方向および
操作量に応じて道路地図上の異なる範囲の鳥瞰図を作成
するように鳥瞰図作成手段4を構成することにより、上
記目的を達成する。請求項8に記載の発明は、道路地図
に関する道路地図データを記憶する道路地図記憶手段3
と、道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
の上空に視点を置き、この視点から道路地図の所定方向
を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段4と、作
成された鳥瞰図をディスプレイ8に表示させる表示制御
手段4とを備える車両用経路誘導装置であって、互いに
直交する2軸を含む複数方向に操作可能かつ複数方向の
うち所定方向を中心軸として回転操作可能な操作部材1
0と、この操作部材10の操作方向および操作量と、回
転操作方向および回転操作量とを検出する操作検出手段
4とを備え、検出された回転操作方向および回転操作量
に応じて視点の位置を変えずに視点から見下ろす方向を
変更し、検出された操作方向および操作量に応じて道路
地図上の異なる範囲の鳥瞰図を作成するように鳥瞰図作
成手段4を構成することにより、上記目的を達成する。
請求項9に記載の発明は、道路地図に関する道路地図デ
ータを記憶する道路地図記憶手段3と、道路地図上の現
在地を基準として目的地と反対方向の上空に視点を置
き、この視点から道路地図の所定方向を見下ろした鳥瞰
図を作成する鳥瞰図作成手段4と、作成された鳥瞰図を
ディスプレイ8に表示させる表示制御手段4とを備える
車両用経路誘導装置であって、互いに直交する2軸を含
む複数方向に操作可能な操作部材10と、この操作部材
10の操作方向および操作量を検出する操作検出手段4
と、車両が走行を開始したか否かを判定する走行開始判
定手段4とを備え、検出された操作方向および操作量に
応じて、道路地図上の異なる範囲の鳥瞰図を作成するよ
うに鳥瞰図作成手段4を構成し、走行開始判定手段4に
よって車両が走行を開始したと判定されると、操作部材
10が操作される直前に表示させていた鳥瞰図をディス
プレイ8に表示させるように表示制御手段4を構成する
ことにより、上記目的を達成する。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明では、ディスプレイ8に
道路地図の鳥瞰図を表示する場合に、複数方向に操作可
能な操作部材10の操作方向および操作量を操作検出手
段4によって検出する。鳥瞰図作成手段4は、検出され
た操作方向および操作量に応じて鳥瞰図の視点の位置を
変更するとともに視点から見下ろす方向を平行に移動
し、道路地図上の異なる範囲の鳥瞰図を作成する。請求
項2に記載の発明では、ディスプレイ8に道路地図の鳥
瞰図を表示する場合に、複数方向に操作可能な操作部材
10の操作方向および操作量を操作検出手段4によって
検出する。鳥瞰図作成手段4は、検出された操作方向お
よび操作量に応じて鳥瞰図の視点の位置を変えずに視点
から見下ろす方向を変更し、道路地図上の異なる範囲の
鳥瞰図を作成する。請求項3に記載の発明では、ディス
プレイ8に道路地図の鳥瞰図を表示する場合に、2軸を
含む方向およびこれら2軸に直交する方向に操作可能な
操作部材10の操作方向および操作量を操作検出手段4
によって検出する。鳥瞰図作成手段4は、検出された2
軸の操作方向および操作量に応じて道路地図上の異なる
範囲の鳥瞰図を作成し、検出された2軸に直交する軸の
操作方向および操作量に応じて鳥瞰図を拡大/縮小す
る。請求項4に記載の発明では、ディスプレイ8に道路
地図の鳥瞰図を表示する場合に、複数方向に操作可能な
操作部材10の操作方向および操作量を操作検出手段4
によって検出する。鳥瞰図作成手段4は、操作された複
数方向のうち所定の方向への操作量に応じて現在地を中
心として鳥瞰図の視点を回転し、道路地図上の異なる範
囲の鳥瞰図を作成する。請求項5に記載の発明では、操
作部材10が所定方向とは異なる方向に操作されたか否
かをモード切り替え判定手段4によって判定し、この判
定結果に基づいて、操作部材10が所定方向に操作され
た場合のスクロール方法を変える。請求項6に記載の発
明では、ディスプレイ8に道路地図の鳥瞰図を表示する
場合に、複数方向に操作可能な操作部材10の操作方向
および操作量を操作検出手段4によって検出する。鳥瞰
図作成手段4は、操作された複数方向のうち所定の方向
への操作量に応じて鳥瞰図の見下ろす方向を変えずに視
点を移動する。また、所定方向への操作量が所定量を越
えたことが操作量判定手段4で判定されると、操作量に
応じて視点を所定方向に移動する。請求項7に記載の発
明では、ディスプレイ8に道路地図の鳥瞰図を表示する
場合に、複数方向に操作可能かつ複数方向のうち所定方
向を中心軸として回転操作可能な操作部材10の操作方
向および操作量と、回転操作方向および回転操作量とを
操作検出手段4によって検出する。鳥瞰図作成手段4
は、検出された操作方向および操作量に応じて道路地図
上の異なる範囲の鳥瞰図を作成し、検出された回転操作
方向および回転操作量に応じて、現在地を中心として鳥
瞰図の視点を回転する。請求項8に記載の発明では、デ
ィスプレイ8に道路地図の鳥瞰図を表示する場合に、複
数方向に操作可能かつ複数方向のうち所定方向を中心軸
として回転操作可能な操作部材10の操作方向および操
作量と、回転操作方向および回転操作量とを操作検出手
段4によって検出する。鳥瞰図作成手段4は、検出され
た操作方向および操作量に応じて道路地図上の異なる範
囲の鳥瞰図を作成し、検出された回転操作方向および回
転操作量に応じて視点の位置を変えずに視点から見下ろ
す方向を変更する。請求項9に記載の発明では、ディス
プレイ8に道路地図の鳥瞰図を表示する場合に、走行開
始判定手段4によって車両が走行を開始したと判定され
ると、表示制御手段4は操作部材10が操作される直前
に表示させていた鳥瞰図をディスプレイ8に表示させ
る。
【0012】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0013】
【実施例】
−第1の実施例− 図1は本発明による車両用経路誘導装置の一実施例のブ
ロック図である。図1において、1は車両の進行方位を
検出する方位センサである。2は車速センサであり、例
えば車両のトランスミッションに取り付けられ、車速に
応じて所定数のパルス信号を出力する。3は交差点ネッ
トワークデータを含む道路地図データを記憶する地図記
憶メモリであり、交差点やカーブ地点を示すノードの位
置情報、ノード間を接続する道路(リンク)の経路長お
よび地名等の文字情報等を記憶する。4は、後述する図
4の処理を行うCPU、5はCPU4が実行する制御プ
ログラム等を記憶するROM、6はCPU4による演算
結果を記憶するRAMである。7はCPU4によって作
成された鳥瞰図表示データを記憶するV−RAMであ
り、このV−RAM7の記憶内容に応じてディスプレイ
8に絵文字情報が表示される。
【0014】図2に示すように、ディスプレイ8の脇に
は目的地等を入力する操作ボード9と、ディスプレイ8
上の道路地図データをスクロールさせるためのジョイス
ティック10が設けられている。このジョイスティック
10の下端部は、ゴムやバネ等による伸縮部材11を介
してディスプレイパネル12の上面に接続されており、
一方ジョイスティック10の先端部には球面形状の取っ
手13が配設されている。このジョイスティック10
は、下端部を中心にして半球面状に回転させることがで
き、その回転量によって図示のX軸方向、Y軸方向それ
ぞれの操作量が指示される。例えば図3(a)のよう
に、Z軸に対してθ度、X軸に対してφ度回転させた場
合、ジョイスティック10のX軸方向の操作量ΔXおよ
びY軸方向の操作量ΔYは、それぞれ(1),(2)式
で示される。なお、Lはジョイスティック10のスティ
ック長である。
【数1】 ΔX=L・sinθ・cosφ ・・・(1) ΔY=L・sinθ・sinφ ・・・(2)
【0015】また、ジョイスティック10をZ軸方向に
操作すると、ジョイスティック10下端部の伸縮部材1
1が伸縮し、その伸縮量によってZ軸方向の操作量が指
示される。例えば、図3(b)に示すようにジョイステ
ィック10をZ軸方向の負の方向、すなわちディスプレ
イパネル12に向かってZ1だけ押すと、ジョイスティ
ック10の操作量ΔZは(3)式で示される。
【数2】ΔZ=Z1 ・・・(3)
【0016】図1に戻って、14はインタフェース回路
であり、方位センサ1、車速センサ2、地図記憶メモリ
3、CPU4、ROM5、RAM6、V−RAM7、デ
ィスプレイ8、操作ボード9およびジョイスティック1
0の間での信号の受け渡しを行う。
【0017】図1のように構成された車両用経路誘導装
置において、不図示のイグニションキーがACC,IG
N,STARTのいずれかに操作されると、CPU4は
図4のフローチャートの処理を開始する。以下、図4の
フローチャートに基づいて本実施例の動作を説明する。
図4のステップS1では操作ボード9によって入力され
た目的地を読み込む。ステップS2では、公知のダイク
ストラ法(特開昭62-86499号公報参照)等を用いて出発
地から目的地まで経路探索を行って推奨経路を演算す
る。なお、出発地はステップS1と同様に操作ボード9
から入力してもよく、あるいはGPS(Global Positio
ning System)信号を受信して出発地を特定してもよ
い。
【0018】ステップS3では、車速センサ2から出力
される単位時間当たりのパルス数またはパルス周期を測
定して車両の走行速度を検出するとともに、パルス数を
計測して車両の走行距離を検出する。次に、検出した車
両走行距離と方位センサ1により検出される車両の進行
方位とに基づいて車両の走行軌跡を演算し、地図記憶メ
モリ3に記憶されている道路地図データとマップマッチ
ングを行って車両の現在地を特定する。なお、上記のよ
うに車速センサ2の検出結果を利用して現在地を特定す
る代わりに、GPS信号を受信して現在地を特定しても
よい。
【0019】ステップS4では、鳥瞰図表示する際の視
点Eと視線方向EFを定める。ジョイスティック10が
操作される前は、道路地図上の現在地を視線方向の先端
Fとし、現在地を基準に目的地と反対方向の上空から現
在地の方向を見下ろした場合に、推奨経路が最も長く見
える位置を視点Eとする。なお、本明細書では、視線方
向EFを示すベクトルを視線方向ベクトルと呼び、以下
ではスカラー値と区別する意味でベクトルを表す場合に
は下線を施す。
【0020】ステップS5では、ディスプレイ8に表示
する地図範囲を演算する。すなわち、図9の台形ABC
Dが道路地図上のどこに相当するかを演算する。ステッ
プS6では、ステップS5で演算した範囲内の道路地図
データを地図記憶メモリ3から読み込む。ステップS7
では、ステップS6で読み込んだ道路地図データを鳥瞰
図表示データに変換する。すなわち、図9の台形ABC
Dの範囲内の道路地図データを、ディスプレイ表示領域
を示す図9の長方形abcdの中に縮小表示させるため
の画像データに変換する。その際、ステップS2で求め
た推奨経路については、通常の道路地図データと区別で
きるように異なる色の画像データにし、またステップS
3で求めた車両の現在地に対応する位置には、車両マー
クデータを合成する。
【0021】ステップS8では、ステップS7で作成し
た画像データをV−RAM7に転送する。これにより、
台形ABCD内の道路地図データが鳥瞰図表示データに
変換されてディスプレイ8に表示される。ステップS9
では、車両が所定距離移動したか否かを判定する。この
判定は、前述したように、車速センサ2の出力に基づい
て、またはGPS信号を受信して判定する。判定が肯定
されるとステップS4に戻り、車両が停止する直前に表
示していた鳥瞰図と同じ視点Eと視線方向を選択する。
ステップS9の判定が否定されるとステップS10に進
み、ジョイスティック10が操作されたか否かを判定す
る。判定が否定されるとステップS9に戻り、判定が肯
定されるとステップS11に進む。
【0022】ステップS11では、前述した(1)〜
(3)式に基づいてジョイスティック10の操作量(Δ
X,ΔY,ΔZ)を演算した後、(4)〜(6)式に基
づいてスクロール量(Sx,Sy,Sz)を演算する。
なお、(4)〜(6)式の係数k1は正の定数値であ
る。
【数3】Sx=k1・ΔX ・・・(4) Sy=k1・ΔY ・・・(5) Sz=k1・ΔZ ・・・(6) 上記(4)〜(6)式では、ΔX,ΔY,ΔZに共通の
係数k1を掛けているが、(7)〜(9)式のように、
各方向ごとに異なる係数を掛けてもよい。
【数4】Sx=kx・ΔX ・・・(7) Sy=ky・ΔY ・・・(8) Sz=kz・ΔZ ・・・(9)
【0023】ステップS12では、ステップS11で求
めたスクロール量だけ視点Eをずらす。例えばジョイス
ティック10がX軸方向にΔX操作されると、図5
(a)のように視点EをX軸方向にSx移動させた点E
xを視点位置とする。また、この場合の視線方向は視線
ベクトルEFと平行なベクトルExFxにする。同様
に、ジョイスティック10がY軸方向、Z軸方向にそれ
ぞれΔY、ΔZ操作されると、視点EをそれぞれEy、
Ez移動させる。ステップS12の処理が終了するとス
テップS5に戻って鳥瞰図表示の書き換えを行う。
【0024】このように、第1の実施例では、ジョイス
ティック10の操作に応じて視点Eの位置をずらすた
め、視点Eを任意に変化させることができ、任意の範囲
の道路地図をディスプレイ8に表示できる。また、ジョ
イスティック10の操作に応じて視線方向を平行に移動
させるため、視点Eをどこに定めてもディスプレイ8に
表示させる地図面積をすべて共通にすることができ、距
離関係が把握しやすくなる。さらに、ジョイスティック
10を操作した方向に視点Eを移動させるようにしたた
め、操作者の直感と合致しやすく、操作者の意思に沿っ
た表示が行える。
【0025】−第2の実施例− 以下に説明する第2の実施例は、視線ベクトルEFの視
線ベクトル先端Fの位置をジョイスティック10の移動
に応じて変化させるものである。この第2の実施例は、
第1の実施例と同様の構成を有し、またCPU4の処理
も図4のステップS12以外は共通するため、以下では
図5(b)を用いてステップS12の処理のみを説明す
る。ジョイスティック10によってX軸方向へのスクロ
ール量Sxが指示されると、図示のように先端地点Fを
X軸方向にSx移動させた点Fxを新たな視線ベクトル
先端Fとする。同様に、ジョイスティック10がY方
向、Z方向にそれぞれΔY、ΔZ移動されると、視線ベ
クトル先端FをそれぞれFy、Fzに移動させる。
【0026】このように、第2の実施例は、ジョイステ
ィック10の操作に応じて視点位置を共通にして視線方
向を変更するため、例えば車両の現在地周辺の道路地図
を確認したい場合等に都合がよい。また、ジョイスティ
ック10の操作方向と視線ベクトル先端の移動方向を一
致させたため、操作者の直感に合致し、操作者の意図に
沿った表示が行える。
【0027】−第3の実施例− 以下に説明する第3の実施例は、ジョイスティック10
の操作に応じて視点Eを回転させ、またモード切り替え
手段を設けて、モードが切り替えられると、ジョイステ
ィック10の操作に応じて視線ベクトル先端Fを移動ま
たは回転させるようにしたものである。この第3の実施
例も第1の実施例と同様の構成を有し、またCPU4の
処理も図3のステップS12以外は共通するため、以下
では図6を用いてステップS12の処理のみを説明す
る。図6では、簡略化のために視線ベクトルEFのX軸
方向成分をゼロ、視線ベクトルEFのY軸方向成分をR
としている。この第3の実施例では、ジョイスティック
10の操作に応じて、図6(a)に示すように、平面X
Yに平行な半径Rの円Cの外周(図示の点線部)に沿っ
て視点Eを回転させる。具体的には、ジョイスティック
10がX軸の正方向にΔX操作されると、視点Eを円C
に沿ってX軸の負方向にk2・ΔX(k2>0とする)
だけ回転させる。そして、回転後の視点E’と点Fとを
結ぶ線分を新たな視線ベクトルE’Yとする。
【0028】このように、第3の実施例は、ジョイステ
ィック10を操作した方向と逆方向に視点Eを回転させ
るため、視線方向は常にジョイスティック10を操作し
た方向に一致する。
【0029】一方、ジョイスティック10がZ軸方向に
操作されると、視点Eを視線ベクトルEFの延長線上に
移動させる。例えば、ジョイスティック10がZ軸の負
方向に操作される、すなわちディスプレイパネル12方
向に押されると、視点Eを点Fに近い位置、例えば図6
(b)の点Aに移動させる。したがって、ジョイスティ
ック10を強く押すほど道路地図は拡大表示される。逆
にジョイスティック10がZ軸の正方向に引かれると、
視点Eを点Fから遠い位置に移動させる。したがって、
ジョイスティック10を強く引くほど道路地図は縮小表
示される。
【0030】また、ジョイスティック10がZ軸の正方
向にある程度以上引かれると、視点EをZ軸の正方向、
例えば図6(b)の点Bに移動させる。これにより、真
上に近い方向から道路地図を見下ろしたような表示、す
なわち通常の道路地図に近い表示を行う。
【0031】図6(c)はジョイスティック10のZ軸
方向の操作によってディスプレイ8に表示される道路地
図範囲が変化する様子を示す図であり、視点が図6
(b)のA,E,Bに置かれると、それぞれの地図範囲
は図6(c)に示すA1,E1,B1になる。
【0032】このように、第3の実施例では、ジョイス
ティック10のZ軸方向の操作によって鳥瞰図の縮尺率
を任意に変更し、またジョイスティック10をある程度
以上引っ張った場合には、真上に近い方向から道路地図
を見下ろすような表示を行う。
【0033】一方、ジョイスティック10を−Y方向ま
たは+Y方向に操作した後、X方向に操作すると、視点
Eを移動させる代わりに視線ベクトル先端Fを操作量に
応じて移動させる。すなわち、ジョイスティック10の
Y軸方向の操作によってモード切り替えが指示され、ジ
ョイスティック10をX軸方向に操作した場合のスクロ
ール方法が変化する。例えば、ジョイスティック10が
X軸方向にΔX操作されると、図6(d)に示すよう
に、視線ベクトル先端FをX軸に平行にk3・ΔX移動
させる。これにより、視点Eの位置を共通にして視線ベ
クトル先端Fの位置のみを変更することができる。な
お、視線ベクトル先端Fの位置を移動させる代わりに、
図6(e)に示すように、視線ベクトル先端Fをジョイ
スティック10の操作に応じて回転させてもよい。
【0034】このように、第3の実施例によれば、ジョ
イスティック10の操作によって、視点Eの回転、視点
Eの視線ベクトル上の移動および視線ベクトル先端Fの
移動ができるようにしたため、第1の実施例や第2の実
施例に比べて、より融通性のあるスクロールが可能とな
る。また、ジョイスティック10をX軸方向に操作する
だけで視点Eを回転させることができるため、例えばX
軸方向にしか操作できないような安価なジョイスティッ
クを用いても、視点Eを回転させることができ、コスト
軽減が図れる。さらに、ジョイスティック10の特定の
操作、例えばY軸方向への操作によってモード切り替え
ができるようにしたため、モード切り替えのためのスイ
ッチ等が不要となり、やはりコスト軽減が図れる。
【0035】−第4の実施例− 第4の実施例は、ジョイスティックをねじった大きさ
(以下、ねじり量と呼ぶ)に応じてスクロールさせるも
のである。この第4の実施例のジョイスティック10A
は、第1〜第3の実施例のジョイスティック10と同様
の形状をしているが、図3(c)に示すように、ジョイ
スティック10AのZ軸を中心として、ねじることがで
きる。このようにジョイスティック10Aをねじると、
ねじり量がCPU4によって検出される。なお、このね
じり量は、例えば一定量ねじるごとにパルスを発生する
パルス発生部材をジョイスティック10Aの下端部に備
え、このパルス数を計測して検出する。この第4の実施
例も第1の実施例と同様の構成を有し、またCPU4の
処理も図4のステップS12以外は共通するため、以下
ではステップS12の処理のみを説明する。この第4の
実施例は、ジョイスティック10Aが所定方向に操作さ
れた場合には、第1の実施例と同様に、操作量に応じて
視点Eの位置を移動させる。一方、ジョイスティック1
0Aがねじられた場合、そのねじり量をΔθとすると、
視線ベクトル先端Fをk4・Δθ(rad)回転させ
る。
【0036】このように、第4の実施例では、ジョイス
ティック10Aをねじる以外の通常の操作を行うと視点
Eの位置を移動させ、ジョイスティック10Aをねじる
と視線ベクトル先端Fを回転させる。これにより、視点
Eと視線ベクトル先端Fを双方とも移動させることがで
き、融通性のあるスクロールが可能となる。
【0037】上記第4の実施例では、ジョイスティック
10Aのねじり量に応じて視線ベクトル先端Fを回転さ
せる例を示したが、ねじり量に応じて視点Eを回転させ
てもよい。また、ジョイスティック10Aをねじる以外
の操作をした場合、上記第2の実施例または第3の実施
例と同様のスクロールを行ってもよい。上記各実施例で
は、任意の角度に操作できるジョイスティック10Aを
用いる例を説明したが、決まった方向、例えば8方向の
みに操作できるジョイスティックを用いてもよい。ある
いは、図7に示すように、スクロール方向を指示する複
数のスイッチ群15と、地図縮尺の変更を指示するスイ
ッチ16とを組み合わせてスクロール方向を指示しても
よい。上記各実施例では、ジョイスティック10の操作
方向だけでなく、操作量を検出してスクロール量を決定
しているが、ジョイスティック10では操作量の検出を
行わずに操作方向だけを指示し、スクロール量は常に一
定にしてもよい。また、モード切り替えスイッチやジョ
イスティックの特定の操作によって、上記第1〜第4の
実施例のスクロールが選択的にできるようにしてもよ
い。
【0038】このように構成した実施例にあっては、地
図記憶メモリ3が道路地図記憶手段に、図4のステップ
S4〜S7の処理が鳥瞰図作成手段に、図4のステップ
S8の処理が表示制御手段に、ジョイスティック10が
操作部材に、図4のステップS11の処理が操作検出手
段に、CPU4がモード切り替え判定手段と操作量判定
手段と走行開始判定手段に、それぞれ対応する。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数方向に操作可能な操作部材の操作方向および
操作量に応じて鳥瞰図の視点の位置を変更するとともに
視点から見下ろす方向を平行に移動し、道路地図上の異
なる範囲の鳥瞰図を作成するようにしたため、ディスプ
レイに任意の範囲の道路地図を表示できる。請求項2に
記載の発明によれば、複数方向に操作可能な操作部材の
操作方向および操作量に応じて鳥瞰図の視点の位置を変
えずに視点から見下ろす方向を変更し、道路地図上の異
なる範囲の鳥瞰図を作成するようにしたため、ディスプ
レイに任意の範囲の道路地図を表示できる。請求項3に
記載の発明によれば、2軸を含む方向およびこれら2軸
に直交する軸の方向に操作可能な操作部材の2軸の操作
方向および操作量に応じて道路地図上の異なる範囲の鳥
瞰図を作成し、2軸に直交する軸の操作方向および操作
量に応じて鳥瞰図に対する拡大/縮小を行うようにした
ため、ディスプレイに任意の範囲の道路地図を任意の大
きさで表示できる。請求項4に記載の発明によれば、複
数方向に操作可能な操作部材の所定方向への操作量に応
じて鳥瞰図の視点を現在地を中心として回転させるよう
にしたので、任意の方向の道路地図を同一縮尺で表示で
きる。請求項5に記載の発明によれば、操作部材を所定
方向に操作した場合のスクロール(表示範囲の変更)方
法を、所定方向と異なる方向への操作部材の操作によっ
て変更するようにしたため、モード切り替えスイッチ等
を設けなくてもスクロール方法を変更できる。請求項6
に記載の発明によれば、操作部材の所定方向への操作に
よって、道路地図を見下ろす方向を変えずに視点の位置
を変更するようにしたため、ディスプレイ上の道路地図
の縮尺率を任意に変更できる。また、操作部材が所定方
向に所定量以上操作されると、視点を操作部材の操作方
向と同一方向に移動させるようにしたため、操作者の直
感に合致したスクロール表示が可能となる。請求項7に
記載の発明によれば、操作部材を所定方向を中心軸とし
て回転操作することによって、鳥瞰図の視点の位置を現
在地を中心として回転させるようにしたため、簡単な操
作で任意の方向の道路地図を同一縮尺で表示できる。請
求項8に記載の発明によれば、操作部材を所定方向を中
心軸として回転操作することによって、鳥瞰図の視点の
位置を変えずに視点から見下ろす方向を変更するように
したため、簡単な操作で任意の方向の道路地図を表示で
きる。請求項9に記載の発明によれば、車両が走行を開
始すると、操作部材を操作する前の鳥瞰図をディスプレ
イに表示するようにしたため、操作者の負担が軽減す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用経路誘導装置の一実施例の
ブロック図である。
【図2】ディスプレイパネルの正面図である。
【図3】ジョイスティックの操作を示す図である。
【図4】CPUの動作を示すフローチャートである。
【図5】(a)は第1の実施例の視点の移動を示す図、
(b)は第2の実施例の視線ベクトル先端の移動を示す
図である。
【図6】第3の実施例の視点と視線方向の移動を示す図
である。
【図7】ジョイスティックを持たないディスプレイパネ
ルの正面図である。
【図8】従来の車両用経路誘導装置の表示画面を示す図
である。
【図9】鳥瞰図表示方式を説明する図である。
【図10】(a)は道路地図を鳥瞰図表示させた図、
(b)は従来の道路地図表示を示す図である。
【図11】推奨経路の一部にUターン経路がある例を示
す図である。
【図12】推奨経路の一部が表示されない例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 方位センサ 2 車速センサ 3 地図記憶メモリ 4 CPU 5 ROM 6 RAM 7 V−RAM 8 ディスプレイ 9 操作ボード 10 ジョイスティック 14 I/F回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢次 義考 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−244188(JP,A) 特開 平5−241502(JP,A) 特開 昭61−62177(JP,A) 特開 平3−74778(JP,A) 実開 昭62−37357(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 - 21/36 G08G 1/0969 G09B 29/00 - 29/10 G06T 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、 この視点から前記道路地図の所定方向を見下ろした鳥瞰
    図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操作部
    材と、 この操作部材の操作方向および操作量を検出する操作検
    出手段とを備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された操作方向および
    操作量に応じて前記視点の位置を変更するとともに前記
    視点から見下ろす方向を平行に移動し、前記道路地図上
    の異なる範囲の前記鳥瞰図を作成することを特徴とする
    車両用経路誘導装置。
  2. 【請求項2】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、 この視点から前記道路地図の所定方向を見下ろした鳥瞰
    図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操作部
    材と、 この操作部材の操作方向および操作量を検出する操作検
    出手段とを備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された操作方向および
    操作量に応じて前記視点の位置を変えずに前記視点から
    見下ろす方向を変更し、前記道路地図上の異なる範囲の
    前記鳥瞰図を作成することを特徴とする車両用経路誘導
    装置。
  3. 【請求項3】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、この視点から前記道路地図の所定
    方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む方向およびこれら2軸に直交
    する軸の方向に操作可能な操作部材と、 前記操作部材の操作方向および操作量を検出する操作検
    出手段とを備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された前記2軸の操作
    方向および操作量に応じて前記道路地図上の異なる範囲
    の前記鳥瞰図を作成し、前記2軸に直交する軸の操作方
    向および操作量に応じて前記鳥瞰図に対する拡大/縮小
    を行うことを特徴とする車両用経路誘導装置。
  4. 【請求項4】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、この視点から前記道路地図の所定
    方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操作部
    材と、 この操作部材の操作方向および操作量を検出する操作検
    出手段とを備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記操作部材によって操作され
    た複数方向のうち所定方向への操作量に応じて前記現在
    地を中心として前記視点を回転させ、前記道路地図上の
    異なる範囲の前記鳥瞰図を作成することを特徴とする車
    両用経路誘導装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の車両用経路誘導装置にお
    いて、 前記操作部材が前記所定方向に操作される前に、前記所
    定方向とは異なる方向に操作されたか否かを判定するモ
    ード切り替え判定手段をさらに備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記モード切り替え判定手段の
    判定結果に基づいて、前記所定方向への操作量に応じて
    前記現在地を中心として前記視点を回転させるか、ある
    いは前記道路地図を見下ろす方向を変えずに前記視点の
    位置を変更するかを切り替えることを特徴とする車両用
    経路誘導装置。
  6. 【請求項6】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、この視点から前記道路地図の所定
    方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操作部
    材と、 前記操作部材の操作方向および操作量を検出する操作検
    出手段と、 前記操作部材によって操作された複数方向のうち所定方
    向への操作量が所定量を越えたか否かを判定する操作量
    判定手段とを備え、 前記鳥瞰図作成手段は、(1)前記操作量判定手段によっ
    て前記所定量を越えたと判定されていないとき、前記複
    数方向のうち所定方向への操作量に応じて、前記道路地
    図を見下ろす方向を変えずに前記視点の位置を移動し、
    (2)前記操作量判定手段によって前記所定量を越えたと
    判定されているとき、前記複数方向のうち所定方向への
    操作量に応じて、前記視点を前記所定方向に移動するこ
    とにより、前記道路地図上の異なる範囲の前記鳥瞰図を
    作成することを特徴とする車両用経路誘導装置。
  7. 【請求項7】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、この視点から前記道路地図の所定
    方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能かつ前記
    複数方向のうち所定方向を中心軸として回転操作可能な
    操作部材と、 この操作部材の操作方向および操作量と、前記回転操作
    方向および回転操作量とを検出する操作検出手段とを備
    え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された回転操作方向お
    よび回転操作量に応じて前記現在地を中心として前記視
    点を回転させ、前記検出された操作方向および操作量に
    応じて前記道路地図上の異なる範囲の前記鳥瞰図を作成
    することを特徴とする車両用経路誘導装置。
  8. 【請求項8】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、この視点から前記道路地図の所定
    方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能かつ前記
    複数方向のうち所定方向を中心軸として回転操作可能な
    操作部材と、 この操作部材の操作方向および操作量と、前記回転操作
    方向および回転操作量とを検出する操作検出手段とを備
    え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された回転操作方向お
    よび回転操作量に応じて前記視点の位置を変えずに前記
    視点から見下ろす方向を変更し、前記検出された操作方
    向および操作量に応じて前記道路地図上の異なる範囲の
    前記鳥瞰図を作成することを特徴とする車両用経路誘導
    装置。
  9. 【請求項9】道路地図に関する道路地図データを記憶す
    る道路地図記憶手段と、 前記道路地図上の現在地を基準として目的地と反対方向
    の上空に視点を置き、この視点から前記道路地図の所定
    方向を見下ろした鳥瞰図を作成する鳥瞰図作成手段と、 前記作成された鳥瞰図をディスプレイに表示させる表示
    制御手段とを備える車両用経路誘導装置であって、 互いに直交する2軸を含む複数方向に操作可能な操作部
    材と、 この操作部材の操作方向および操作量を検出する操作検
    出手段と、 車両が走行を開始したか否かを判定する走行開始判定手
    段とを備え、 前記鳥瞰図作成手段は、前記検出された操作方向および
    操作量に応じて、前記道路地図上の異なる範囲の前記鳥
    瞰図を作成し、 前記表示制御手段は、前記走行開始判定手段によって車
    両が走行を開始したと判定されると、前記操作部材が操
    作される直前に表示させていた鳥瞰図を前記ディスプレ
    イに表示させることを特徴とする車両用経路誘導装置。
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