JP3366786B2 - 二種類の結晶形のテトラゾール誘導体の製造方法並びに前記誘導体の新規な結晶形 - Google Patents
二種類の結晶形のテトラゾール誘導体の製造方法並びに前記誘導体の新規な結晶形Info
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Description
結晶形の2−n−ブチル−4−スピロシクロペンタン−
1−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル]メチル]−2−イミダゾリン−5−オンの
製造方法、この生成物の新規な結晶形、および前記新規
な結晶形を含有する薬学的組成物に関する。特に、本発
明は、2−n−ブチル−4−スピロシクロペンタン−1
−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−
4−イル]メチル]−2−イミダゾリン−5−オンを、
対応するニトリルと、アルカリアジド(alkaline azid
e)およびトリエチルアミン塩酸塩との反応によって製
造すること、並びに二種類の異なった結晶形の前記2−
n−ブチル−4−スピロシクロペンタン−1−[[2’
−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]
メチル]−2−イミダゾリン−5−オンを単離すること
に関する。
タン−1−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル]メチル]−2−イミダゾリン−5−
オンまたは2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾ
ール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オンは、強力なアンギオテンシンII受容体拮抗剤であ
る。これらの化合物は、2−n−ブチル−1−[(2’
−シアノビフェニル−4−イル)メチル]−4−スピロ
シクロペンタン−2−イミダゾリン−5−オンまたは2
−n−ブチル−3−[(2’−シアノビフェニル−4−
イル)メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ
−1−エン−4−オンを、トリブチルスズアジドおよび
トリフェニルクロロメタンとキシレン中で還流し、トリ
フェニルメチル保護基を脱離し、更に十分に乾燥された
酢酸エチル溶液から単離するか(EP−A−04545
11)、またはトリブチルスズアジドと直接にキシレン
中で還流し、十分に乾燥されたジクロロメタン溶液から
単離する(C.A. Bernhart et al., J. Med. Chem., 199
3, 36, 3371-3380)ことによって製造される。このよう
にして製造された化合物は、式(A)の特徴を有してお
り、安定な形、即ち何れの分解もすることなく保存およ
び製剤化することができる非吸湿性の針状晶として存在
する。しかし、上記の方法に従って得られる2−n−ブ
チル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ
[4.4]ノナ−1−エン−4−オンは、その粉末が、
その高い静電性のために例えばふるい、パンチ若しくは
ミキサー壁のような装置に付着したまま残る傾向がある
ので、非常に注意深く製剤化する必要がある。
2−n−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル−
1−[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−
4−イル]イミダゾールのカリウム塩が2種類の多形体
で存在することが知られている。その1つ(フォーム
I)は、製造方法の最後で常に得られ、他の1つ(フォ
ームII)は、フォームIを250℃で加熱することによ
って得られる。ロザルタンのフォームIは室温で安定で
あり、一方フォームIIは高温で安定である。従って、フ
ォームIIは、室温で熱力学的により安定なフォームIに
徐々に変化する(K. Raghavan et al., Pharm. Res., 1
993, 10, 900-904; L.S. Wuet al., Pharm. Res., 199
3, 10, 1793-1795)。
塩との反応によってニトリルをテトラゾールに変換する
ことは文献に開示されている。
acek, Synthesis, 1987, 1133-1134の論文において、ニ
トリルをテトラゾールに変換する異なった方法が再検討
され、前記変換の改善された条件が提案されている。特
に、この論文では、ナトリウムアジドとトリエチルアミ
ン塩酸塩との反応が、ジメチルホルムアミドで行われた
場合、出発物質と分解生成物の両方と供に「有意な」生
成物の形成が観測された。該著者らによって提案された
改善された条件は、約150℃の温度で溶媒として1−
メチルピロリジン−2−オンを使用すること(即ち、こ
の温度で該溶媒の還流が観測される)よりなる。これら
の条件下で、収率は生成物に依存して非常に変化しうる
(再結晶の前で60から98%、および再結晶後で43
から76%)。
キサミノ)エチル]フェノキシメチル}−(1H)−テ
トラゾール(DE3829431に開示されている)を
製造する場合、出発物質であるニトリルを1−メチルピ
ロリジン−2−オン中、150℃の温度で8時間ナトリ
ウムアジドおよびトリエチルアミン塩酸塩と反応する。
リエン拮抗剤であるテトラゾールの5種類の製造が開示
されており、この製造は、ジメチルホルムアミド中、1
30〜135℃から160℃の温度で、ナトリウムアジ
ドおよびトリエチルアミン塩酸塩との反応によって対応
するニトリルから出発する。前記製造の最終生成物の収
率は与えられていないが、P.R. Bernstein and E.P. Va
cek の上記論文では、テトラゾールの収率は、ジメチル
ホルムアミド中で操作した場合は低いことが示されてい
る。
記C.A. Bernhart et al.およびEP0454511の記
載に従えば、最終生成物は溶媒のエバポレーションおよ
び任意の結晶化によって単離される。
なった結晶形の2−n−ブチル−4−スピロシクロペン
タン−1−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル]メチル]−2−イミダゾリン−5−
オンの製造方法、この生成物の新規な結晶形、および前
記新規な結晶形を含有する薬学的組成物を提供すること
を目的とする。特に、本発明は、2−n−ブチル−4−
スピロシクロペンタン−1−[[2’−(テトラゾール
−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−2−イ
ミダゾリン−5−オンを、対応するニトリルと、アルカ
リアジド(alkaline azide)およびトリエチルアミン塩
酸塩との反応によって製造すること、並びに二種類の異
なった結晶形の前記2−n−ブチル−4−スピロシクロ
ペンタン−1−[[2’−(テトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル]メチル]−2−イミダゾリン−
5−オンを単離することを目的とする。
[[2’−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−
イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ
−1−エン−4−オンを多少水の少ない溶媒中で結晶化
すると、2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,
3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オン
が、上記C.A. Bernhart et al., またはEP−A−04
54511で得られた生成物の結晶形に対応する結晶形
(これ以後「フォームA」と称する。)で、または、2
−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザ
スピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンが非常に安
定でうまく構造が明らかにされた新規な結晶形(これ以
後「フォームB」と称する。)で得られることがわかっ
た。特に、2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾ
ール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オン(フォームB)の新規な結晶形が、EP−A−04
54511およびJ. Med. Chem., 1993, 36, 3371-3380
に開示されたフォームAと少なくとも同程度の安定性で
あること、並びに先に知られているフォームAに自発的
に変化せず、更にフォームAよりもかなり静電的でない
ことが見出された。従って、薬学的な技術の通常の条件
下での何れの処理もより容易に行うことができる。モノ
クリスタル固体のX−線回折分析によって、2−n−ブ
チル−3−[[(2’−テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ
[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの新規な結晶形
が、式(B)によって表されるテトラゾール環の2位に
水素原子を有する純粋な互変異性体の三斜晶系の結晶で
構成されることが、予期せずに観測された。
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンが、スズ
誘導体を用いずに、不活性非プロトン性極性溶媒中にお
いて2−n−ブチル−3−[(2’−シアノビフェニル
−4−イル)メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンと、アルカリアジド及び
トリエチルアミン塩酸塩とを反応し、そのアルカリ金属
塩の1つを水性媒体中で中和し、そのフォームA若しく
はそのフォームBの何れかとしてこれを単離することに
よって高収率で得ることができる。特に、フォームA若
しくはフォームBの収率(少なくとも99.8%の純度
である。)は、80%以上である。
n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]−1,3−ジアザスピロ
[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの製造方法に関す
る。この方法は、 (a)2−n−ブチル−3−[(2’−シアノビフェニ
ル−4−イル)メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンと、アルカリアジド及び
トリエチルアミン塩酸塩を不活性非プロトン性極性溶媒
中で処理し、次にこのようにして得られた2−n−ブチ
ル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェ
ニル−4−イル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノ
ナ−1−エン−4−オンを水性媒体中でそのアルカリ塩
の1つの形態で回収すること; (b)このようにして得られた2−n−ブチル−3−
[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4
−イル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−
エン−4−オンのアルカリ塩を、水性媒体中で4.7か
ら5.3のpHまで中和し、 (c)このようにして沈殿された生成物を、 − 10容量%以下の水を含有する溶媒中で2−n−ブ
チル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]
ノナ−1−エン−4−オンをそのフォームAとして、 − または10容量%以上の水を含有する水を混和しう
る溶媒中で2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾ
ール−5−イル)ビフェニル−4−イル]−1,3−ジ
アザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンをその
フォームBとして結晶化することを具備する。
n−ブチル−3−[(2’−シアノビフェニル−4−イ
ル)メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−
1−エン−4−オンを、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキ
シド、1−メチルピロリジン−2−オンの様な不活性非
プロトン性極性溶媒中で、アルカリアジド、好ましくは
アジ化ナトリウム及びトリエチルアミン塩酸塩と混合す
る。このステップにおいて使用される非プロトン性極性
溶媒の中で、ジメチルホルムアミドおよび1−メチルピ
ロリジン−2−オンが特に有利である。
度を使用することで、還流中に若干のアジド化合物が冷
却管に付くのが防げるので、(安全性のリスクを含め
て)より低い温度を用いることは、この方法の経済性に
とって有利であることが観測されている。
低い温度、有利には還流温度よりも10〜30℃低い温
度、より好ましくは、ジメチルホルムアミド若しくは1
−メチルピロリジン−2−オンを溶媒として使用した場
合、110から140℃の温度で加熱する。ジメチルホ
ルムアミドでは、反応は一般に115〜125℃で行わ
れ、1−メチルピロリジン−2−オンでは、温度を14
0℃にすることができる場合でも最適な反応温度は12
0〜130℃である。
ウムとトリエチルアミン塩酸塩を使用し、これを出発の
ニトリル1モルあたり1.5から5モルの割合、有利に
はニトリル1モルあたり約2から約4モルの割合で使用
する。これらの条件下で、出発のニトリル1モルあたり
0.6から7リットルの溶媒を用いて濃い媒体中で操作
することができる。
反応混合物を常法によって処理する。特に、この混合物
を塩基、例えば水酸化アルカリの水溶液を添加すること
によって中和し、塩、特に塩化物およびアジ化物を含む
水層を除去する。反応副生成物を除去するために、有機
層を水および有機溶媒、例えばトルエン、酢酸エチル、
または2種類の異なった溶媒で必要に応じて順次処理す
る。
ル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェ
ニル−4−イル]メチル−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンのアルカリ塩を含有する
水層をステップ(b)に供する。このステップ(b)
は、好ましくは塩酸を添加して、4.7から5.3、好
ましくは4.8から5.2のpHに酸性化し、粗製の2
−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザ
スピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オン(これは、
生成物から溶媒を十分に除去した後、十分な程度の純度
をすでに有している。)を得ることより成る。
は、非常に高い(理論量の80〜90%までであ
る。)。
−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−
4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]
ノナ−1−エン−4−オンをそのフォームA若しくはそ
のフォームBの何れかで得るために、上記のようにして
得られた生成物の結晶化を行う。
して得られた生成物を10容量%以下の水を含む溶媒、
好ましくは無水の溶媒(このような量の水の存在は、重
要ではない。)から結晶化する。好ましい溶媒は、アル
コール、特に95%エタノール若しくはイソプロパノー
ルであり、結晶化の条件は、このタイプの操作で通常使
用されるものである。
(b)の最後で得られた生成物を、約10%よりも多い
量の水を含有する水を混和しうる溶媒中で撹拌下に結晶
化する。この結晶化に対しては、水の存在は重要であ
る。使用しうる水を混和しうる有機溶媒は、例えばアル
コール、特にメタノール、エタノールおよびイソプロパ
ノール、ケトン、特にアセトン、テトラヒドロフラン若
しくはジオキサンのようなエーテル、ニトリル、特にア
セトニトリルである。また、フォームBを得るための技
術は結晶化の操作として通常使用されるものである。
なり依存し、スピーディに行うことが有効であるが、本
質的なものではない。
AおよびフォームBを製造するための最大量および最小
量としてそれぞれ約10%に固定されているが、このパ
ーセンテージは境界の値を表しており、この値はまた、
使用される溶媒に依存する。例えば、アセトン/水の混
合物をフォームBの製造に使用する場合は、100%の
フォームBを得るには9〜11%の量の水で十分であ
る。しかし、フォームBを製造するためには、少なくと
も15%、好ましくは15から50%の容積の水を存在
させて使用することが有利である。同様な方法で、例え
ばイソプロパノールをフォームAの製造に使用する場合
は、前記フォームAは、有機溶媒が9〜11%の水を含
む場合でさえも得られる。特に、100%のフォームA
が95%エタノールで得られる場合でさえも、無水溶媒
を使用することが好ましい。
とが重要であるという事実から、上記の条件下での結晶
化によって一方の結晶形から他方の結晶形へ変化させる
ことが可能である。実際に、フォームAは、例えば水性
アルコール溶媒(hydroalcolic solvent)中で再結晶す
ることによって、フォームBに変換され、一方例えばイ
ソプロパノール中で再結晶すると、フォームBの種結晶
を加えた後でさえ再びフォームAが得られる。同様に、
フォームBはイソプロパノール中で再結晶することによ
ってフォームAに変換される。
hart et al. の文献およびEP−A−0454511で
開示された公知の方法によって得られたフォームAから
出発して、または2−n−ブチル−3−[[2’−(テ
トラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチ
ル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン
−4−オンのアルカリ塩、特にカリウム塩から出発し
て、2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−
ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフ
ォームBを製造する方法を開発することができる。
は、2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−
ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフ
ォームBを製造するための方法であって、原料としての
2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンまたはそ
のフォームAを、少なくとも10%の水を含有する水を
混和しうる溶媒から再結晶することを具備した方法に関
する。
[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4
−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノ
ナ−1−エン−4−オンが未精製の生成物の形態である
場合は、結晶化は一般に先に説明した条件下、即ち少な
くとも10%、有利には少なくとも15%、好ましくは
15〜50%の水の存在下で、アルコール、アセトン、
テトラヒドロフラン若しくはアセトニトリルのような溶
媒を使用する条件下で行われる。出発物質として使用さ
れる未精製の生成物としての2−n−ブチル−3−
[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4
−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノ
ナ−1−エン−4−オンは、水に溶解した後、酸で4.
7から5.3のpHに中和し、沈殿を濾過することによ
って、2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール
−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3
−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの
アルカリ塩から得たものであり得る。2−n−ブチル−
3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンをそのアルカリ金属塩、
好ましくはそのカリウム塩の1つの形態で保存する場合
に、この手順が考慮されうる。
(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メ
チル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エ
ン−4−オンがそのフォームAである場合は、結晶化の
条件は、存在する水の量(通常少なくとも10%)が、
10%から100%まで変化しうるので、非常に柔軟性
に富んでいる。これは、出発のフォームAがすでに非常
に純粋であり、従って、有機溶媒がもはや必要でないと
いう事実による。しかしながら、水のみで操作した場
合、変換が非常にゆっくりであり、2〜3のpHまで塩
酸のような酸を添加することによって変換を促進しなけ
ればならないこと、即ち塩酸塩のような酸付加塩の形成
を起こさないようにすることを考慮しなければならな
い。
によって単離することができる。
ゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オンのフォームBの形成には、水の存在が重要である
が、フォームAからフォームBへの変換は、薬学的な製
剤化の通常の条件下では全く観測されない。特に例え
ば、フォームBの形成はフォームAの湿潤粉末化の間に
は全く観測されない。
は、表Iに示されたX−線粉末回折パターンを有する2
−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザ
スピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォーム
Bを提供する。
(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メ
チル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エ
ン−4−オンのフォームBはまた、示差走査型熱量測定
法(differntial scanning calorimetry)(DSC)に
よって決定された185〜186℃の融点および153
7、1200および745cm-1での特徴的な赤外吸収に
よって特徴づけられる。
チル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ
[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの新規な結晶形
(フォームB)の挙動は、上記のC.A. Bernhart et al.
およびEP0454511に開示されたフォームAのも
のと完全に異なっている。これは従来の方法および技術
に従って2つの形態を試験することによって明らかにさ
れる。
D500TT回折計を用いて確認した。5°から40°(2−
シータ)までの角度での特徴的な走査を、フォームBに
対しては図1に、フォームAに対しては図2示した。図
1の有意なラインを表Iに示し、図2の有意なラインを
表IIに示した。
スであり、I/I0 は最も強い強度線のパーセントで表
した相対強度である。
は、Perkin Elmer DSC7装置を用い、インジウムとシク
ロヘキサンを基準にして較正することによって、比較し
て行われた。熱量測定分析には、先が曲げられ、穴のあ
けられたアルミニウムサンプルホルダー内において例2
で得られたフォームA若しくはフォームBの3から6mg
を使用し、10℃/分の加熱速度で20から200℃の
温度範囲を用いた。融点および融解エンタルピーを表II
I に示した。融点は、DSCによって得られる特徴的な
融解温度に対応する。この値はまた、DSCによって観
測されるベースラインと融解ピークの立ち上がりに対す
る接線との交点に対応する温度として定義される。
安定であることがわかる。
ゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オンの新規なフォームBと公知のフォームAとの間の違
いは、赤外スペクトル法によっても示される。4000
cm-1から600cm-1までのフーリエー変換赤外(FTI
R)スペクトルを、4cm-1の分解能のNicolet 5PC 分光
計で得た。2mgのフォームA若しくはフォームBと20
0mgのKBrを混合し、次いでこの混合物全部に2分間
2トンの圧力をかけることによりサンプルを調製した。
各サンプルを32回の積算後に検討した。
の比較を表IVに示した。
45、1200および1537cm-1で特徴的な吸収を示
すことがわかった。
5−イル構造が、SHELXS-90 およびSG IRIS Indigoワー
クステーションのSHELXS-93 ソフトウェアーを備えたMS
C-Rigaka AFC6S回折計を用いるモノクリスタルのX−線
回折によって示された。C−H水素の位置は0.95オ
ングストロームの距離にあった。
b、c)、角度(α、β、γ)および各ユニットセルの
容積を表Vに示した。
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォー
ムBの原子座標を表VIに、結合の長さを表VII に、結合
角を表VIIIに、また特徴的なねじれ角を表IXに示した。
の原子座標、表VII の結合の長さ、表VIIIの結合角およ
び表IXの特徴的なねじれ角によって、図3に示された提
案された構造(B)が立証される。
の事実によって支持される。
ーリエーマップに見られる; − N(25)−H...N(3)[−x、1−y、−
1−z]分子間水素結合が、結晶格子(図5)内に存在
する; − N(24)−N(25)−N(26)の角が、4つ
の環内X−N−Y結合角のうち最も大きい(114.4
°)が、他の3つは全て110°より小さい(図4)。
V.S.E.P.R 理論に従えば、孤立された電子対の反発はN
−H結合の反発よりも強い。
1,2,3,4−テトラゾール互変異性型で存在する。
ームAのモノクリスタルを得る試みは失敗している。顕
微鏡試験では、新規なフォームBの結晶が形態学的にフ
ォームAの結晶とは異なっていることが示された。
[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4
−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノ
ナ−1−エン−4−オンのフォームBは、アンギオテン
シンII受容体拮抗薬として知られたフォームAと同程度
の活性があり、少なくとも前記フォームAと同程度に生
物適合性である。フォームAの静電性が弱いために、こ
れは、アンギオテンシンII拮抗剤が必要である全ての疾
患、特に高血圧を治療するための薬学的組成物を製造す
るのに特に有効である。
は、表Iに示されるX−線粉末回折パターンによって特
徴づけられる2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラ
ゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オンのフォームBを活性成分として含有する薬学的組成
物に関する。
ル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェ
ニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ
[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォームBは、
単位投与量あたり1から500mgの活性成分を薬学的賦
形剤と混合して含有する経口で使用するための薬学敵組
成物として製剤化される。
主活性成分を、ゼラチン、澱粉、ラクトース、ステアリ
ン酸マグネシウム、タルク、アラビアゴム等の様な薬学
的ビヒクル(pharmaceutical vehicle)と混合する。該
錠剤は、蔗糖若しくは他の適切な物質でコートされうる
か、さもなければ活性を延ばすか若しくは遅らせるよう
に、および予め決められた量の活性成分を連続的に放出
するように処理されうる。
成分と希釈剤を混合し、軟質若しくは硬質ゼラチンカプ
セルに詰めることによって得られる。
ビニルピロリドンのような分散剤若しくは湿潤剤、また
は懸濁剤、並びに甘味料若しくは味矯正剤と混合された
活性成分を含有しうる。
は、直腸温度で融解する結合剤、例えばココアバター若
しくはポリエチレングリコールを用いて坐薬を調製す
る。
食塩水溶液または無菌で注射可能な溶液であって、薬理
学的に適合した分散剤および/または湿潤剤、例えばポ
リエチレングリコール若しくはブチレングリコールを含
有するものを使用する。
体若しくは添加剤と供にマイクロカプセルの形態でも製
剤化されうる。
であるが、これを制限することを意図したものではな
い。略称THFはテトラヒドロフランを意味する。
kgの2−n−ブチル−3−[(2’−シアノビフェニル
−4−イル]メチル−1,3−ジアザスピロ[4.4]
ノナ−1−エン−4−オン、713gのトリエチルアミ
ン塩酸塩、337gのアジ化ナトリウムの混合物を12
1〜123℃の温度で撹拌しながら12時間加熱し、次
いで40〜50℃の温度にした。これに水酸化ナトリウ
ムの35%水溶液および水を加え、20〜40℃の温度
で30分撹拌を続けた。撹拌を止め、溶液(medium)を
安定化させ、水層を除き、有機層を水/トルエン5/2
の混合物で処理した。溶液を20〜30℃で30分撹拌
し、次いで撹拌を止め、溶液を安定化させ、有機層を除
き、水層に酢酸エチルを撹拌下に加えることによって水
層を洗浄し、2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラ
ゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オンのナトリウム塩を含有する水層を回収した。
に、36%塩酸を4.7〜5.3のpHになるまでゆっ
くり加えた。塩酸の添加の終点で、2−n−ブチル−3
−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−
4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]
ノナ−1−エン−4−オンの沈殿が完了する。懸濁液を
20〜25℃で1時間撹拌し、生成物を回収し、20〜
25℃で搾り機にかけ、水で洗浄した。500mlのイソ
プロパノールと4.5lの水の混合物をこのようにして
得られた生成物に加え、溶液を50〜55℃で1時間加
熱し、次いで20〜25℃に冷却した。この温度で1時
間後、生成物をよく搾り、結晶を水で洗浄し60℃で乾
燥した。この製造で、949gの部分的に非晶質の粗製
の2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5
−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジ
アザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オン(これ
は98%の純度である。)を得た(収率86%)。
物に16lのイソプロパノールを加え、次に得られた混
合物を生成物が完全に溶解するまで還流温度で加熱し
た。この混合物を室温に冷却し、次に結晶を濾別し、水
で洗浄し、乾燥した。同じ製造で、C.A. Bernhart et a
l., J. Med. Chem. 1993, 36, 3371-3380 によって開示
された生成物と同一の、901.6gの2−n−ブチル
−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニ
ル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンのフォームAを得た。こ
のようにして得られた結晶は非常に静電性である。
で説明した条件下で、970gの部分的に非晶質の粗製
の2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5
−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジ
アザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オン(これ
は98%の純度である。)を得た(収率88%)。
1.94lの水をこのようにして得られた生成物に加え
た。この混合物を還流して10分間加熱し、加熱を中断
して若干のフォームBの結晶を種結晶として加えた。こ
の混合物を撹拌下に室温まで冷却し、次いで15℃まで
冷却した。この生成物を1/4エタノール/水混合物で
洗浄し、搾り、減圧下60℃で乾燥した。この製造で、
185.6℃の融点と上記表Iに与えられているX−線
回折分析パターンを有する、905.8g(93.4
%)の2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール
−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3
−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの
フォームBを得た。フォームBの結晶は結局、全く静電
的ではなかった。
2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォー
ムAに加え、このようにして得られた混合物を、該溶液
が均一になるまで10分間還流した。この混合物を撹拌
下に室温に冷却し、次いで15℃まで冷却した。この生
成物を1/4エタノール/水混合物で洗浄し、搾り、6
0℃で乾燥した。この調製で、例2の生成物の特徴と同
じ特徴を有する8.9g(89%)の2−n−ブチル−
3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンのフォームBを得た。
−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3
−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの
フォームAに、塩酸でpH2に酸性にされた100mlの
水溶液を加え、次いでこの混合物を24時間室温(20
〜25℃)で撹拌した。結晶を濾別し、減圧下に室温で
乾燥した。このようにして例3の生成物と同一の2−n
−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピ
ロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォームBを
得た。
−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]
メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−
エン−4−オンのフォームBに45mlのイソプロパノー
ルを加えた。この混合物を10分間還流し、撹拌下に室
温に冷却し、更に15℃まで冷却した。生成物を濾別
し、搾り、減圧下に60℃で乾燥した。このようにして
2−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォー
ムAを得た。
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォー
ムAから出発して、例5で説明した様な操作を行った
が、10分間還流した後、混合物に若干のフォームBの
種結晶を加え、結晶化の操作を前記例で説明したように
続けた。微量のフォームBを含有する2−n−ブチル−
3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンのフォームAを得た。
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォー
ムAから出発し、95%エタノール/水の比を変化させ
て例3で説明した手順に従い、表Xに示された結果を得
た。
−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3
−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの
フォームAに30mlのイソプロパノールと15mlの水を
加え、この溶液を10分間還流し、例3で説明した様な
操作を行った。このようにして2−n−ブチル−3−
[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4
−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノ
ナ−1−エン−4−オンのフォームBを得た。
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンのフォー
ムAから出発し、有機溶媒とv/vの比(出発のフォー
ムAの1mgあたりの溶媒のml)を変化させて例3に説明
した手順に従い、表XIに与えられた結果を得た。
ゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オンのカリウム塩の水30ml溶液へ塩酸の溶液をpH
4.7になるまで加えた。この混合物を撹拌し、次いで
このようにして沈殿された粗製の2−n−ブチル−3−
[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4
−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノ
ナ−1−エン−4−オンを回収し、減圧下55℃で乾燥
した。
物に、24mlの95%エタノールと6mlの水を加え、混
合物を10分間還流した。例3で説明したように更に操
作することによって2−n−ブチル−3−[[2’−
(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メ
チル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エ
ン−4−オンのフォームBを得た。
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4
−オンのフォームBを含有する経口投与のための薬学的
組成物。
密に混合し、2回ふるいにかけた。最後に、273mgの
上記組成物(これは25mgの活性成分に相当する。)を
含有するようにサイズNo.0のカプセルにこのように
得られた混合物を充填した。
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4
−オンの新規な結晶形(フォームB)と、上記C.A. Ber
nhart et al.によって開示されたフォームAとの間の違
いは、図1および2の実験から明かとなる。一方、図3
から5は、フォームBの結晶における2−n−ブチル−
3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンの構造を示す。
トラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチ
ル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン
−4−オン、フォームBのX−線粉末回折スペクトルで
あり、11.22オングストロームの網状間スペース
(interreticular spacing)で最大強度を、また5.6
0および4.17オングストロームで高強度を示した。
トラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチ
ル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン
−4−オン、フォームAのX−線粉末回折スペクトルで
あり、18.99オングストロームの網状間スペース
(interreticular spacing)で最大強度を、また7.1
3および4.58オングストロームで相対的に強い強度
を示した。
トラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチ
ル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン
−4−オン、フォームBの明らかにされた式であり、こ
れが結晶形Bで存在する場合の原子の番号が付されてい
る。
トラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチ
ル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン
−4−オン、フォームBの結晶における空間配置であ
る。
(3)によって形成されるフォームBの三斜晶系での2
−n−ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザ
スピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの環状二量
体を示す。2分子の2−n−ブチル−3−[[2’−
(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メ
チル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エ
ン−4−オンはフォームBの結晶中で配列され「二量
体」を形成する(二量体の語は、この2分子が共有結合
によって結合されないので不適切であるが、これら2つ
の分子が、テトラゾールの2位の水素原子とイミダゾー
ル環の3位の窒素原子との間で水素結合によって二量体
を形成するので二量体の語を使用する)。
Claims (8)
- 【請求項1】 表I: 【表1】 に示すX線粉末回折パターンを有するその結晶形Bの状
態にある2−n.ブチル−3−[[2’−(テトラゾー
ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,
3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オン
の結晶の製造方法であって、 (a)2−n.ブチル−3−[(2’−シアノビフェニ
ル−4−イル)メチル]−1,3−ジアザスピロ[4.
4]ノナ−1−エン−4−オンを、不活性非プロトン性
極性溶媒中においてアルカリアジド及びトリエチルアミ
ン塩酸塩と処理し、このようにして得られた2−n.ブ
チル−3−[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフ
ェニル−4−イル]メチル−1,3−ジアザスピロ
[4.4]ノナ−1−エン−4−オンを、水溶液中にお
いてそのアルカリ塩の1つの形態で回収すること; (b)このようにして得られた2−n.ブチル−3−
[[2’−(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4
−イル]メチル−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ
−1−エン−4−オンのアルカリ塩を、4.7から5.
3までのpHで水性媒体中で中和すること;および (c)このようにして沈殿された生成物を、10容量%
から50容量%の水を含有する水と混和し得る溶媒中に
おいて結晶化して、その結晶形Bの状態にある2−n.
ブチル−3−[[2’―(テトラゾール−5−イル)ビ
フェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジアザスピロ
[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの結晶を単離する
こと; のステップを具備する方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、ステッ
プ(a)において、該反応を、アジ化ナトリウムと共
に、ジメチルホルムアミドおよび1−メチルピロリジン
−2−オンからなる群より選択された溶媒中で、110
から140℃の間の温度で実施する方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の方法であって、ステッ
プ(c)において、エタノール/水混合物が使用される
方法。 - 【請求項4】 2−n.ブチル−3−[[2’−(テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4
−オンの結晶形Bの状態にある結晶の製造方法であっ
て、10から50容量%の水を含有する水と混和しうる
溶媒中において2−n.ブチル−3−[[2’−(テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル−
1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−
オンを粗生成物形態で、または10容量%から100容
量%の水を含有する水と混和しうる溶媒中において、表
II; 【表2】 に示すX線粉末回折パターンを有するその結晶形Aで再
結晶化することを具備する方法。 - 【請求項5】 表Iに示したX線粉末回折パターンを有
する2−n.ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−
5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−
ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの結
晶形Bの状態にある結晶。 - 【請求項6】 − 融点が185−186℃; − 1537、1200および745cm−1でのIR
の特徴的吸収; を有することによって特徴づけられる請求項5に記載の
2−n.ブチル−3−[[2’−(テトラゾール−5−
イル)ビフェニル−4−イル]メチル]−1,3−ジア
ザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4−オンの結晶形
Bの状態にある結晶。 - 【請求項7】 請求項1から4の何れか1項に記載の方
法に従って得られる2−n.ブチル−3−[[2’−
(テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メ
チル]−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エ
ン−4−オンの結晶形Bの状態にある結晶。 - 【請求項8】 活性成分として、請求項5から7の何れ
か1項に記載の2−n.ブチル−3−[[2’−(テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル]
−1,3−ジアザスピロ[4.4]ノナ−1−エン−4
−オンの結晶形Bの状態にある結晶を含有する薬学的組
成物。
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