JP3373306B2 - スピーチ処理装置を有する移動無線装置 - Google Patents
スピーチ処理装置を有する移動無線装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers
- H04R3/005—Circuits for transducers for combining the signals of two or more microphones
-
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- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/32—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
- H04R1/40—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by combining a number of identical transducers
- H04R1/406—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by combining a number of identical transducers microphones
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- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2430/00—Signal processing covered by H04R, not provided for in its groups
- H04R2430/20—Processing of the output signals of the acoustic transducers of an array for obtaining a desired directivity characteristic
- H04R2430/23—Direction finding using a sum-delay beam-former
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【0002】“Proceedings Intern
al on Acoustics,Speech, a
nd Signal Processing(ICAS
SP),pp,2578−2581,New Yor
k,April 1988,IEEE”において、四角
で床の平坦な部屋の4角に配置された4つのマイクロフ
ォンからなるマイクロフォンアレイが論議されている。
これのマイクロフォン信号は、スピーチ信号に重畳され
たノイズ信号の影響を低減するように処理される。この
ためにマイクロフォン信号はまず、個々のマイクロフォ
ンに関連するスピーカの遅延時間差を補償するために相
互に時間に関してシフトされる。したがってインフェー
ズのスピーチ成分を有するマイクロフォン信号は加算装
置によって和信号に重畳される。これによりマイクロフ
ォン信号の非相関ノイズ成分は重畳されるときに減少さ
れる。非均質なノイズ信号エリアが存在する場合、この
減少は理想的でない。このような場合は異なるノイズ信
号パワーがマイクロフォンの配置された個所に発生す
る。重畳されたマイクロフォン信号は、平均値を取るた
めに使用される相関係数によってそれらの信号が一旦減
少されると適応形フィルタ(Wiener filte
r)に供給される。このフィルタはインフェーズのマイ
クロフォン信号によって設定され、ノイズ信号のさらな
る抑圧を行う。
al on Acoustics,Speech, a
nd Signal Processing(ICAS
SP),pp,2578−2581,New Yor
k,April 1988,IEEE”において、四角
で床の平坦な部屋の4角に配置された4つのマイクロフ
ォンからなるマイクロフォンアレイが論議されている。
これのマイクロフォン信号は、スピーチ信号に重畳され
たノイズ信号の影響を低減するように処理される。この
ためにマイクロフォン信号はまず、個々のマイクロフォ
ンに関連するスピーカの遅延時間差を補償するために相
互に時間に関してシフトされる。したがってインフェー
ズのスピーチ成分を有するマイクロフォン信号は加算装
置によって和信号に重畳される。これによりマイクロフ
ォン信号の非相関ノイズ成分は重畳されるときに減少さ
れる。非均質なノイズ信号エリアが存在する場合、この
減少は理想的でない。このような場合は異なるノイズ信
号パワーがマイクロフォンの配置された個所に発生す
る。重畳されたマイクロフォン信号は、平均値を取るた
めに使用される相関係数によってそれらの信号が一旦減
少されると適応形フィルタ(Wiener filte
r)に供給される。このフィルタはインフェーズのマイ
クロフォン信号によって設定され、ノイズ信号のさらな
る抑圧を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加算
装置の出力側で得られる和信号のノイズ成分の抑圧をさ
らに改善することである。
装置の出力側で得られる和信号のノイズ成分の抑圧をさ
らに改善することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、マイクロフォン信号経路には、前記マイクロフォン
信号を遅延するための遅延手段と、前記マイクロフォン
信号を重み付け係数により重み付けするための重み付け
手段とが設けられており、さらに評価ユニットが設けら
れており、該評価ユニットによって、前記マイクロフォ
ン信号が受信され、ノイズ成分が評価され、スピーチ成
分が、マイクロフォン信号の1つと当該マイクロフォン
信号に対する推定ノイズ成分との差形成によって評価さ
れ、マイクロフォン信号の1つが基準信号として選択さ
れ、ここで該基準信号は基準ノイズ成分と基準スピーチ
成分を含み、スピーチ信号比が、推定スピーチ成分を推
定基準スピーチ成分により除算することによって形成さ
れ、ノイズ信号比が、推定ノイズ成分のパワーを推定基
準ノイズ成分のパワー)により除算することによって形
成され、重み付け係数が、各スピーチ信号比を関連する
ノイズ信号比により除算することによって検出されるよ
うに構成して解決される。
り、マイクロフォン信号経路には、前記マイクロフォン
信号を遅延するための遅延手段と、前記マイクロフォン
信号を重み付け係数により重み付けするための重み付け
手段とが設けられており、さらに評価ユニットが設けら
れており、該評価ユニットによって、前記マイクロフォ
ン信号が受信され、ノイズ成分が評価され、スピーチ成
分が、マイクロフォン信号の1つと当該マイクロフォン
信号に対する推定ノイズ成分との差形成によって評価さ
れ、マイクロフォン信号の1つが基準信号として選択さ
れ、ここで該基準信号は基準ノイズ成分と基準スピーチ
成分を含み、スピーチ信号比が、推定スピーチ成分を推
定基準スピーチ成分により除算することによって形成さ
れ、ノイズ信号比が、推定ノイズ成分のパワーを推定基
準ノイズ成分のパワー)により除算することによって形
成され、重み付け係数が、各スピーチ信号比を関連する
ノイズ信号比により除算することによって検出されるよ
うに構成して解決される。
【0005】SN比は、和信号中のスピーチ成分のパワ
ーの、ノイズ成分のパワーに対する比に相応する。ノイ
ズ信号エリアが非均質であることの作用は最小化され
る。小さなノイズ成分を含むマイクロフォン信号は、大
きなノイズ成分を含むマイクロフォン信号に比例して増
幅される。スピーチ信号は相互に相関し、ノイズ信号は
相関しないという事実に基づき、このことから加算装置
の出力側で得られる和信号はノイズ成分が低減されてい
るか、またはSN比がそれぞれ上昇している。これによ
り和信号のスピーチの可聴性が改善される。
ーの、ノイズ成分のパワーに対する比に相応する。ノイ
ズ信号エリアが非均質であることの作用は最小化され
る。小さなノイズ成分を含むマイクロフォン信号は、大
きなノイズ成分を含むマイクロフォン信号に比例して増
幅される。スピーチ信号は相互に相関し、ノイズ信号は
相関しないという事実に基づき、このことから加算装置
の出力側で得られる和信号はノイズ成分が低減されてい
るか、またはSN比がそれぞれ上昇している。これによ
り和信号のスピーチの可聴性が改善される。
【0006】コストの点で有利な、重み付け係数の計算
によってSN比は上昇し、スピーチの可聴性が改善され
る。重み付け係数の効率的な計算によって、スピーチ処
理でしばしば要求されるリアルタイム計算が可能にな
る。これにより、会話保持中にスピーチ処理装置を介し
た遅延に悩まされることがない。
によってSN比は上昇し、スピーチの可聴性が改善され
る。重み付け係数の効率的な計算によって、スピーチ処
理でしばしば要求されるリアルタイム計算が可能にな
る。これにより、会話保持中にスピーチ処理装置を介し
た遅延に悩まされることがない。
【0007】本発明の別の実施例では重み付け係数が、
ノイズ成分の時間依存変化に適応される。
ノイズ成分の時間依存変化に適応される。
【0008】定常的でないノイズ信号統計値、すなわち
時間に依存するノイズ信号統計値と一定の重み付け係数
を使用すると、信号統計値が変化するときにノイズ抑圧
度が悪化する。重み付け係数の適応によってこのことが
回避される。重み付け係数は、ノイズ信号の信号統計値
が満足すべき一定性を有すると仮定される期間の間は一
定に保持される。この期間の長さはノイズ信号エリアの
形態に依存する。
時間に依存するノイズ信号統計値と一定の重み付け係数
を使用すると、信号統計値が変化するときにノイズ抑圧
度が悪化する。重み付け係数の適応によってこのことが
回避される。重み付け係数は、ノイズ信号の信号統計値
が満足すべき一定性を有すると仮定される期間の間は一
定に保持される。この期間の長さはノイズ信号エリアの
形態に依存する。
【0009】本発明の別の実施例では、マイクロフォン
信号経路が割り当てられたマイクロフォン信号のスペク
トルを変換するための変換装置を有する。この変換装置
には、マイクロフォン信号の各スペクトル領域の区分ご
とに重み付け係数を形成するための評価回路が配置され
ており、マイクロフォン経路はスペクトル領域区分を重
み付けするための重み付け手段と逆変換装置とをこの順
序で有する。
信号経路が割り当てられたマイクロフォン信号のスペク
トルを変換するための変換装置を有する。この変換装置
には、マイクロフォン信号の各スペクトル領域の区分ご
とに重み付け係数を形成するための評価回路が配置され
ており、マイクロフォン経路はスペクトル領域区分を重
み付けするための重み付け手段と逆変換装置とをこの順
序で有する。
【0010】各マイクロフォン信号のノイズ成分スペク
トルは一般的には同じ大きさのスペクトル値を有しな
い。この理由から、マイクロフォン信号の重み付け係数
を検出し、重み付けを時間にではなくスペクトル領域に
関連して行うと有利である。このためにはマイクロフォ
ン信号を例えばフーリエ変換により変換することが必要
である。スペクトル領域は少なくとも1つのスペクトル
値を有する区分に分割される。スペクトル領域の各区分
ごとに重み付け係数が検出され、これによりマイクロフ
ォン信号のスペクトル値が重み付けされる。マイクロフ
ォン信号のノイズ成分はさらに低減され、スピーチの可
聴性はさらに改善される。
トルは一般的には同じ大きさのスペクトル値を有しな
い。この理由から、マイクロフォン信号の重み付け係数
を検出し、重み付けを時間にではなくスペクトル領域に
関連して行うと有利である。このためにはマイクロフォ
ン信号を例えばフーリエ変換により変換することが必要
である。スペクトル領域は少なくとも1つのスペクトル
値を有する区分に分割される。スペクトル領域の各区分
ごとに重み付け係数が検出され、これによりマイクロフ
ォン信号のスペクトル値が重み付けされる。マイクロフ
ォン信号のノイズ成分はさらに低減され、スピーチの可
聴性はさらに改善される。
【0011】
【実施例】スピーチ処理装置が図1に示されており、こ
の装置は例えば自動車のハンドフリー装置に組み込まれ
ている。この装置はN個のマイクロフォンMi(i=
1,..,N)を有する。マイクロフォンは、スピーチ
成分とノイズ成分とからなる音響信号を電気マイクロフ
ォン信号xi=si+ni(i=1,..,N)に変換す
る。電気マイクロフォン信号はアナログ/ディジタル変
換器1により後続処理のためディジタル化される。xi
はマイクロフォンMiにより形成されたマイクロフォン
信号であり、siはこれに含まれるスピーチ成分、niは
i番目のマイクロフォン信号経路中のノイズ成分であ
る。同様の符号が以下のディジタル信号およびアナログ
信号に適用される。ノイズ信号は通常、例えばスピーチ
処理装置が自動車に使用される場合、エンジンまたは風
切り音により形成されるノイズ信号である。アナログ/
ディジタル変換器1の出力側はプロセッサユニット2の
N個の入力側に接続されている。後者は各マイクロフォ
ン信号経路に対して、遅延素子T1,..,TNを有す
る。これによりスピーチ信号源からマイクロフォン
M1,..,Mnまでの遅延時間差は補償される遅延素子
T1,..,TNは遅延時間差に適合するよう調整され
る。プロセッサユニット2の出力側は可制御乗算器3に
接続されている。これらの乗算器はマイクロフォン信号
経路で重み付け係数ci(i=1,..,N)により重
み付けを行う。重み付け係数c1,..,cNは評価ユニ
ット4により設定され、評価ユニットは後で説明するス
キーマに従って重み付け係数をマイクロフォン信号
x1,..,xNの評価によって検出する。ノイズ成分n
iの統計的特性が時間に依存して近似的に一定であるこ
とが仮定される場合は、重み付け係数の簡単な計算で十
分である。乗算器3の出力側は加算装置5のN個の入力
側と接続されている。乗算器3の出力側は同時にマイク
ロフォン信号経路の出力側である。加算装置5は和信号
x=s+nを乗算器3の出力信号から形成する。この和
信号は適応形フィルタ6、例えばWienerフィルタ
として構成されたFIRフィルタに供給される。フィル
タ6はマイクロフォン信号の(例えば冒頭に述べた形式
の)評価に応じて評価ユニット4により設定される。
の装置は例えば自動車のハンドフリー装置に組み込まれ
ている。この装置はN個のマイクロフォンMi(i=
1,..,N)を有する。マイクロフォンは、スピーチ
成分とノイズ成分とからなる音響信号を電気マイクロフ
ォン信号xi=si+ni(i=1,..,N)に変換す
る。電気マイクロフォン信号はアナログ/ディジタル変
換器1により後続処理のためディジタル化される。xi
はマイクロフォンMiにより形成されたマイクロフォン
信号であり、siはこれに含まれるスピーチ成分、niは
i番目のマイクロフォン信号経路中のノイズ成分であ
る。同様の符号が以下のディジタル信号およびアナログ
信号に適用される。ノイズ信号は通常、例えばスピーチ
処理装置が自動車に使用される場合、エンジンまたは風
切り音により形成されるノイズ信号である。アナログ/
ディジタル変換器1の出力側はプロセッサユニット2の
N個の入力側に接続されている。後者は各マイクロフォ
ン信号経路に対して、遅延素子T1,..,TNを有す
る。これによりスピーチ信号源からマイクロフォン
M1,..,Mnまでの遅延時間差は補償される遅延素子
T1,..,TNは遅延時間差に適合するよう調整され
る。プロセッサユニット2の出力側は可制御乗算器3に
接続されている。これらの乗算器はマイクロフォン信号
経路で重み付け係数ci(i=1,..,N)により重
み付けを行う。重み付け係数c1,..,cNは評価ユニ
ット4により設定され、評価ユニットは後で説明するス
キーマに従って重み付け係数をマイクロフォン信号
x1,..,xNの評価によって検出する。ノイズ成分n
iの統計的特性が時間に依存して近似的に一定であるこ
とが仮定される場合は、重み付け係数の簡単な計算で十
分である。乗算器3の出力側は加算装置5のN個の入力
側と接続されている。乗算器3の出力側は同時にマイク
ロフォン信号経路の出力側である。加算装置5は和信号
x=s+nを乗算器3の出力信号から形成する。この和
信号は適応形フィルタ6、例えばWienerフィルタ
として構成されたFIRフィルタに供給される。フィル
タ6はマイクロフォン信号の(例えば冒頭に述べた形式
の)評価に応じて評価ユニット4により設定される。
【0012】以下、評価ユニット4が重み付け係数ci
を検出するために使用するスキーマを説明する。マイク
ロフォン信号xiのサンプリング値が評価ユニット4に
配置されたバッファメモリに書き込まれる。ノイズ成分
niの振幅に対する推定値は、スピーチ成分siが発生し
ないか、または無視できるほど小さい期間からバッファ
メモリに記憶されたマイクロフォン信号xiのサンプリ
ング値の評価によって得られる。このようなスピーチ休
止は、スピーチ信号のノイズ信号に対する顕著な信号波
形またはスペクトルからそれぞれ検知することができ
る。検出されたノイズ信号niの振幅の推定値を、スピ
ーチ休止外のマイクロフォン信号xi(スピーチ成分si
を含む)の振幅の推定値(この推定値もバッファメモリ
に記憶されたサンプリング値から検出される)から減算
することによって、スピーチ成分siの振幅の推定値が
検出される。
を検出するために使用するスキーマを説明する。マイク
ロフォン信号xiのサンプリング値が評価ユニット4に
配置されたバッファメモリに書き込まれる。ノイズ成分
niの振幅に対する推定値は、スピーチ成分siが発生し
ないか、または無視できるほど小さい期間からバッファ
メモリに記憶されたマイクロフォン信号xiのサンプリ
ング値の評価によって得られる。このようなスピーチ休
止は、スピーチ信号のノイズ信号に対する顕著な信号波
形またはスペクトルからそれぞれ検知することができ
る。検出されたノイズ信号niの振幅の推定値を、スピ
ーチ休止外のマイクロフォン信号xi(スピーチ成分si
を含む)の振幅の推定値(この推定値もバッファメモリ
に記憶されたサンプリング値から検出される)から減算
することによって、スピーチ成分siの振幅の推定値が
検出される。
【0013】重み付け係数c1,..,cNは、加算装置
5の出力側における和信号xのSN比が最大になるよう
に設定される。SN比は、和信号x中のスピーチ成分の
パワー(分散)のノイズ成分のパワー(分散)に対する
比である。
5の出力側における和信号xのSN比が最大になるよう
に設定される。SN比は、和信号x中のスピーチ成分の
パワー(分散)のノイズ成分のパワー(分散)に対する
比である。
【0014】SN比=σs 2/σn 2
σsとσnは、和信号xのスピーチ成分sおよびノイズ成
分nの標準偏差である。さらに、 si=ai・s1, i=1,..,N であるから、スピーチ信号比aiは、スピーチ成分siの
推定振幅と、x1が基準マイクロフォン信号として使用
される場合、基準スピーチ成分としてのスピーチ成分s
1の推定振幅との比によって決定される。この場合n1は
基準ノイズ信号として使用される。基準変数は制約条件
なしに、指数i≠1のすべての他のマイクロフォン信号
またはスピーチおよびノイズ成分である。ノイズ成分n
iが相関せず、平均値がないと仮定すれば次式があては
まる。
分nの標準偏差である。さらに、 si=ai・s1, i=1,..,N であるから、スピーチ信号比aiは、スピーチ成分siの
推定振幅と、x1が基準マイクロフォン信号として使用
される場合、基準スピーチ成分としてのスピーチ成分s
1の推定振幅との比によって決定される。この場合n1は
基準ノイズ信号として使用される。基準変数は制約条件
なしに、指数i≠1のすべての他のマイクロフォン信号
またはスピーチおよびノイズ成分である。ノイズ成分n
iが相関せず、平均値がないと仮定すれば次式があては
まる。
【0015】E{ni nj}=0 すべてのi≠jに
対して かつ E{ni 2}=σni 2=bi 2 σn1 2 ここでE{}は推定値演算子として使用され、σn1 2は
基準ノイズパワーとして使用される。このことは、ノイ
ズ信号比bi 2をノイズ成分の推定パワーσn1 2と基準ノ
イズ成分の推定パワーσn1 2との比によって定義する。
対して かつ E{ni 2}=σni 2=bi 2 σn1 2 ここでE{}は推定値演算子として使用され、σn1 2は
基準ノイズパワーとして使用される。このことは、ノイ
ズ信号比bi 2をノイズ成分の推定パワーσn1 2と基準ノ
イズ成分の推定パワーσn1 2との比によって定義する。
【0016】さらに、スピーチ成分とノイズ成分とは相
互に相関せず、次式により表される平均値がないと仮定
される。
互に相関せず、次式により表される平均値がないと仮定
される。
【0017】E{si nj}=0 すべてのi,jに
対して その結果、以下の式が和信号xのSN比に対して得られ
る。
対して その結果、以下の式が和信号xのSN比に対して得られ
る。
【0018】
【数1】
【0019】重み付け係数ciに関してこの数式の最大
値をとると、 ci=ai/bi 2 この結果は例えば、上記SN比に対する数式の偏導関数
の形成に対して得られる。重み付け係数ciの計算に対
する非常に簡単な数式が得られる。
値をとると、 ci=ai/bi 2 この結果は例えば、上記SN比に対する数式の偏導関数
の形成に対して得られる。重み付け係数ciの計算に対
する非常に簡単な数式が得られる。
【0020】図2および図3に示されたスピーチ処理装
置は、図1に示されたスピーチ処理装置の実施例を表
す。プロセッサユニット2のN個の出力信号はマイクロ
フォン信号x1,..,xNのサンプリング信号を表す。
この出力信号はスペクトル変換装置7により、例えばフ
ーリエ変換(FFT)を用いてスペクトル領域に変換さ
れる。スペクトル領域はMの区分に分割される。この区
分は少なくとも1つのスペクトル値を有する。スペクト
ル値はN個の乗算装置8に供給され、乗算装置は各スペ
クトル領域区分を固有の重み付け係数cijで重み付けす
る。各重み付け係数cijは各スペクトル領域区分ごとに
別個の算出され、同じように乗算される。iはマイクロ
フォン信号経路の指数であり、jは各スペクトル領域区
分のスペクトルないし周波数指数を表す。図3は乗算装
置8の1つの基本構造を示す。この乗算装置はマイクロ
フォン信号経路のスペクトル領域区分を重み付け係数c
ijで乗算する。スペクトル領域はM個のスペクトル区分
を有し、したがって各マイクロフォン信号経路に対して
M個の乗算器が必要である。重み付け係数cijは評価ユ
ニット9により設定される。重み付け係数cijは個別の
スペクトル領域区分でのSN比を最大にすることによっ
て決定される。これは図1に関連して説明した重み付け
係数ciの計算と同じである。時間変域内のスピーチ成
分siおよびノイズ成分niの振幅の推定値は、周波数変
域内の適切な推定値によって置換することができる。こ
のようにして重み付けされたスペクトル値は逆変換装置
10に供給される。逆変換装置はマイクロフォン信号経
路の重み付けされたスペクトルを時間変域に逆変換す
る。このようにして得られた信号は図1の加算装置5に
より相互に加算され、適応形フィルタ6に供給される。
このフィルタは評価ユニット11により設定されてい
る。評価ユニット11は、図1の評価ユニット4とまっ
たく同じようにしてアナログ/ディジタル変換器1の出
力側で得られるマイクロフォン信号xiを評価する。
置は、図1に示されたスピーチ処理装置の実施例を表
す。プロセッサユニット2のN個の出力信号はマイクロ
フォン信号x1,..,xNのサンプリング信号を表す。
この出力信号はスペクトル変換装置7により、例えばフ
ーリエ変換(FFT)を用いてスペクトル領域に変換さ
れる。スペクトル領域はMの区分に分割される。この区
分は少なくとも1つのスペクトル値を有する。スペクト
ル値はN個の乗算装置8に供給され、乗算装置は各スペ
クトル領域区分を固有の重み付け係数cijで重み付けす
る。各重み付け係数cijは各スペクトル領域区分ごとに
別個の算出され、同じように乗算される。iはマイクロ
フォン信号経路の指数であり、jは各スペクトル領域区
分のスペクトルないし周波数指数を表す。図3は乗算装
置8の1つの基本構造を示す。この乗算装置はマイクロ
フォン信号経路のスペクトル領域区分を重み付け係数c
ijで乗算する。スペクトル領域はM個のスペクトル区分
を有し、したがって各マイクロフォン信号経路に対して
M個の乗算器が必要である。重み付け係数cijは評価ユ
ニット9により設定される。重み付け係数cijは個別の
スペクトル領域区分でのSN比を最大にすることによっ
て決定される。これは図1に関連して説明した重み付け
係数ciの計算と同じである。時間変域内のスピーチ成
分siおよびノイズ成分niの振幅の推定値は、周波数変
域内の適切な推定値によって置換することができる。こ
のようにして重み付けされたスペクトル値は逆変換装置
10に供給される。逆変換装置はマイクロフォン信号経
路の重み付けされたスペクトルを時間変域に逆変換す
る。このようにして得られた信号は図1の加算装置5に
より相互に加算され、適応形フィルタ6に供給される。
このフィルタは評価ユニット11により設定されてい
る。評価ユニット11は、図1の評価ユニット4とまっ
たく同じようにしてアナログ/ディジタル変換器1の出
力側で得られるマイクロフォン信号xiを評価する。
【0021】次のように構成されたスピーチプロセッサ
によって和信号xのSN比をさらに増大し、スピーチ可
聴性をさらに改善することができる。というのはこのス
ピーチプロセッサは、スペクトル領域中のノイズ成分の
パワーは均一ではなく、すべてのスペクトル値にわたっ
て分布していることを考慮しているからである。
によって和信号xのSN比をさらに増大し、スピーチ可
聴性をさらに改善することができる。というのはこのス
ピーチプロセッサは、スペクトル領域中のノイズ成分の
パワーは均一ではなく、すべてのスペクトル値にわたっ
て分布していることを考慮しているからである。
【0022】時間により変化するノイズ信号統計値、す
なわち標準偏差σniが近似的に時間独立性を示さない統
計値の場合に対しては、重み付け係数ciとcijがそれ
ぞれ恒常的に再計算されリセットされる。これは各ノイ
ズ信号エリアの形態に依存する。例えば、自動車が静止
位置から加速するときは自動車のノイズ信号統計値が非
常に変化する。なぜなら、風切り音によりノイズが上昇
するからである。
なわち標準偏差σniが近似的に時間独立性を示さない統
計値の場合に対しては、重み付け係数ciとcijがそれ
ぞれ恒常的に再計算されリセットされる。これは各ノイ
ズ信号エリアの形態に依存する。例えば、自動車が静止
位置から加速するときは自動車のノイズ信号統計値が非
常に変化する。なぜなら、風切り音によりノイズが上昇
するからである。
【0023】図4には移動無線装置12が示されてい
る。この無線装置にはスピーチプロセッサユニット13
が組み込まれており、このプロセッサユニットには3つ
のマイクロフォンM1,M2,M3のアレイを介してマイ
クロフォン信号が供給される。スピーチプロセッサユニ
ット13の構造は図1または図2および図3の記載から
明らかである。スピーチプロセッサユニット13の出力
信号は機能ブロック14に供給される。機能ブロック
は、移動無線装置12の別の機能ユニットを結合する。
この機能ブロック14には音響スピーカ15およびアン
テナ16が接続されている。マイクロフォンM1,M2,
M3、スピーチプロセッサ13および音響スピーカ15
は機能ブロック14と共に、移動無線装置12のハンド
フリー装置の一部として動作する。
る。この無線装置にはスピーチプロセッサユニット13
が組み込まれており、このプロセッサユニットには3つ
のマイクロフォンM1,M2,M3のアレイを介してマイ
クロフォン信号が供給される。スピーチプロセッサユニ
ット13の構造は図1または図2および図3の記載から
明らかである。スピーチプロセッサユニット13の出力
信号は機能ブロック14に供給される。機能ブロック
は、移動無線装置12の別の機能ユニットを結合する。
この機能ブロック14には音響スピーカ15およびアン
テナ16が接続されている。マイクロフォンM1,M2,
M3、スピーチプロセッサ13および音響スピーカ15
は機能ブロック14と共に、移動無線装置12のハンド
フリー装置の一部として動作する。
【0024】
【発明の効果】本発明により、加算装置の出力側で得ら
れる和信号のノイズ成分の抑圧がさらに改善される。
れる和信号のノイズ成分の抑圧がさらに改善される。
【図1】ノイズ信号低減のための装置を有するスピーチ
処理装置のブロック回路図。
処理装置のブロック回路図。
【図2】スペクトル領域処理によるスピーチ処理装置の
実施例のブロック回路図。
実施例のブロック回路図。
【図3】図2のスピーチ処理装置の回路図。
【図4】スピーチ処理装置が組み込まれた移動無線装置
のブロック回路図。
のブロック回路図。
1 アナログ/ディジタル変換器
2 プロセッサユニット
3 乗算器
4 評価ユニット
5 加算装置
6 適応形フィルタ
7 スペクトル変換装置
8 乗算装置
9 評価ユニット
10 逆変換装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ヴァルター ケラーマン
ドイツ連邦共和国 エッケンタール ミ
ュールヴェーア 2
(56)参考文献 特開 平3−27698(JP,A)
特開 平1−105700(JP,A)
特開 昭59−72295(JP,A)
米国特許4802227(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04R 3/00 320
G10L 15/20
G10L 21/02
H04B 7/26
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも2つのマイクロフォン
(M1,..,MN)を有するスピーチ処理装置を有する
移動無線装置であって、 前記マイクロフォン(M1,..,MN)はマイクロフォ
ン信号(xi,..,xN)をマイクロフォン経路に供
給するものであり、 前記マイクロフォン信号(xi,..,xN)は、スピ
ーチ成分(s1,..,sN)とノイズ成分
(n1,..,nN)により形成され、 前記マイクロフォン経路は、和信号(x)を形成するた
めに使用される加算装置(5)の入力側と接続されてい
る、スピーチ処理装置を有する移動無線装置において、 マイクロフォン信号経路には、前記マイクロフォン信号
(xi,..,xN)を遅延するための遅延手段
(T1,..,TN)と、前記マイクロフォン信号
(xi,..,xN)を重み付け係数(c1,..,cN)
により重み付けするための重み付け手段(3)とが設け
られており、 さらに評価ユニット(4)が設けられており、該評価ユ
ニットによって、 前記マイクロフォン信号(xi,..,xN)が受信さ
れ、 ノイズ成分(n1,..,nN)が推定され、 スピーチ成分(s1,..,sN)が、マイクロフォン信
号(xi)の1つと当該マイクロフォン信号(xi)に対
する推定ノイズ成分(ni)との差形成によって推定さ
れ、 マイクロフォン信号(xi)の1つが基準信号(x1)と
して選択され、ここで該基準信号は基準ノイズ成分(n
1)と基準スピーチ成分(s1)を含み、 スピーチ信号比(a1,..,aN)が、推定スピーチ成
分(s1,..,sN)を推定基準スピーチ成分(s1)
により除算することによって形成され、 ノイズ信号比(b1 2,..,bN 2)が、推定ノイズ成分
(n1,..,nN)のパワー(σn1 2,..,σnN 2)を
推定基準ノイズ成分(n1)のパワー(σn1 2)により除
算することによって形成され、 重み付け係数(c1,..,cN)が、各スピーチ信号比
(a1,..,aN)を関連するノイズ信号比(bi 2)に
より除算することによって検出されることを特徴とす
る、スピーチ処理装置を有する移動無線装置。 - 【請求項2】 スピーチ処理装置はハンドフリー装置に
組み込まれている請求項1記載の移動無線装置。 - 【請求項3】 重み付け係数(c1,..,cN)は、ノイ
ズ成分(n1,..,nN)の時間依存変化に適応される
請求項1または2記載の移動無線装置。 - 【請求項4】 各マイクロフォン信号経路は、割り当て
られたマイクロフォン信号(xi)のスペクトルを変換
するための変換装置(7)を有し、 評価ユニット(9)は、マイクロフォン信号
(x1,..,xN)のスペクトル領域の各区分に対して
重み付け係数(cij)を形成するように構成されてお
り、 各マイクロフォン信号経路は、スペクトル領域区分を重
み付けするための重み付け手段(8)と逆変換装置とを
この順序で有する請求項1から3までのいずれか1項記
載の移動無線装置。 - 【請求項5】 少なくとも2つのマイクロフォン
(M1,..,MN)を有するスピーチ処理装置であっ
て、 前記マイクロフォン(M1,..,MN)はマイクロフォ
ン信号(xi,..,xN)をマイクロフォン経路に供給
するものであり、 前記マイクロフォン信号(xi,..,xN)は、スピー
チ成分(s1,..,sN)とノイズ成分(n1,..,
nN)により形成され、 前記マイクロフォン経路は、和信号(x)を形成するた
めに使用される加算装置(5)の入力側と接続されてい
るスピーチ処理装置において、 マイクロフォン信号経路には、前記マイクロフォン信号
(xi,..,xN)を遅延するための遅延手段
(T1,..,TN)と、前記マイクロフォン信号
(xi,..,xN)を重み付け係数(c1,..,cN)
により重み付けするための重み付け手段(3)とが設け
られており、 さらに評価ユニット(4)が設けられており、該評価ユ
ニットによって、 前記マイクロフォン信号(xi,..,xN)が受信さ
れ、 ノイズ成分(n1,..,nN)が推定され、 スピーチ成分(s1,..,sN)が、マイクロフォン信
号(xi)の1つと当該マイクロフォン信号(xi)に対
する推定ノイズ成分(ni)との差形成によって推定さ
れ、 マイクロフォン信号(xi)の1つが基準信号(x1)と
して選択され、ここで該基準信号は基準ノイズ成分(n
1)と基準スピーチ成分(s1)を含み、 スピーチ信号比(a1,..,aN)が、推定スピーチ成
分(s1,..,sN9を推定基準スピーチ成分(s1)
により除算することによって形成され、 ノイズ信号比(b1 2,..,bN 2)が、推定ノイズ成分
(n1,..,nN)のパワー(σn1 2,..,σnN 2)を
推定基準ノイズ成分(n1)のパワー(σn1 2)により除
算することによって形成され、 重み付け係数(c1,..,cN)が、各スピーチ信号比
(a1,..,aN)を関連するノイズ信号比(bi 2)に
より除算することによって検出されることを特徴とする
スピーチ処理装置。
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