JP3378634B2 - カメラ用シャッタの羽根作動位置検出装置 - Google Patents
カメラ用シャッタの羽根作動位置検出装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ用シャッタにお
ける羽根作動位置検出装置に関する。
ける羽根作動位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光開口の一側部に枢着されたシャッタ
羽根を往復作動させ、それにより露光開口を開閉するよ
うにすると共にその開閉時間を電子回路によって制御す
るようにしたカメラ用シャッタが知られている。そし
て、この種のシャッタは、通常、シャッタ羽根の作動位
置を検出するために作動位置検出手段を備えている。そ
の理由にはいろいろあって、例えば、シャッタ羽根がそ
の開き作動において所定の位置に達したとき前記電子回
路を始動させるようにするためであり、またシャッタ羽
根の所定位置から全開位置に達するまでの時間を測定
し、その時間が所定の時間になるように駆動源を調整す
るようにするためであり、更にはシャッタ羽根が開き作
動の途中で何らかの理由で停止したり不規則な動きをし
たとき、その位置を知ることができるようにするためや
所定の位置でフラッシュ回路を作動させるようにするた
めなどである。
羽根を往復作動させ、それにより露光開口を開閉するよ
うにすると共にその開閉時間を電子回路によって制御す
るようにしたカメラ用シャッタが知られている。そし
て、この種のシャッタは、通常、シャッタ羽根の作動位
置を検出するために作動位置検出手段を備えている。そ
の理由にはいろいろあって、例えば、シャッタ羽根がそ
の開き作動において所定の位置に達したとき前記電子回
路を始動させるようにするためであり、またシャッタ羽
根の所定位置から全開位置に達するまでの時間を測定
し、その時間が所定の時間になるように駆動源を調整す
るようにするためであり、更にはシャッタ羽根が開き作
動の途中で何らかの理由で停止したり不規則な動きをし
たとき、その位置を知ることができるようにするためや
所定の位置でフラッシュ回路を作動させるようにするた
めなどである。
【0003】又、シャッタ羽根の作動位置を検出する手
段としては機械的スイッチを用いたものもあるが、最近
ではフォトリフレクタやフォトインタラプタなどの光電
スイッチを用いる場合が多くなってきた。そして、この
光電スイッチは、シャッタ羽根の枢着部からみて露光開
口の略反対側に配置されていることが多く、それに応じ
てシャッタ羽根の形状もその自由端から外周部にかけて
張出部を特設し、光電スイッチはこの張出部を検出した
り、この張出部に設けられた切欠き又は孔を検出するよ
うにしていた。
段としては機械的スイッチを用いたものもあるが、最近
ではフォトリフレクタやフォトインタラプタなどの光電
スイッチを用いる場合が多くなってきた。そして、この
光電スイッチは、シャッタ羽根の枢着部からみて露光開
口の略反対側に配置されていることが多く、それに応じ
てシャッタ羽根の形状もその自由端から外周部にかけて
張出部を特設し、光電スイッチはこの張出部を検出した
り、この張出部に設けられた切欠き又は孔を検出するよ
うにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、カメラも自動焦
点調節装置の内蔵や絞り機構の電動化が一般的となり、
それらの駆動用モータをシャッタのスペース内に設置す
ることが多くなってきた。その場合、これらのモータは
外形寸法が可成り大きいため、コンパクトに設置できる
場所としては前記した光電スイッチの配置位置が最適と
なる。そのため光電スイッチを別の場所に設ける必要性
が生じてきた。他方、シャッタ羽根の形状にも問題があ
る。シャッタ羽根の役目は、本来、露光開口の開閉機能
にある。従って、出来るだけ小形軽量であることが高速
化のため、またシャッタ全体の小型化のために望まし
い。然るに、従来は作動位置の検出のために前記したよ
うに張出部を特設し、しかもその張出部を羽根の自由端
近傍に設けているため、シャッタ羽根の外形寸法が大き
くなり高速化にもスペース的にも不利であり、また慣性
モーメントが大きくなって作動上における姿勢差が大き
くなるなどの問題点を有していた。
点調節装置の内蔵や絞り機構の電動化が一般的となり、
それらの駆動用モータをシャッタのスペース内に設置す
ることが多くなってきた。その場合、これらのモータは
外形寸法が可成り大きいため、コンパクトに設置できる
場所としては前記した光電スイッチの配置位置が最適と
なる。そのため光電スイッチを別の場所に設ける必要性
が生じてきた。他方、シャッタ羽根の形状にも問題があ
る。シャッタ羽根の役目は、本来、露光開口の開閉機能
にある。従って、出来るだけ小形軽量であることが高速
化のため、またシャッタ全体の小型化のために望まし
い。然るに、従来は作動位置の検出のために前記したよ
うに張出部を特設し、しかもその張出部を羽根の自由端
近傍に設けているため、シャッタ羽根の外形寸法が大き
くなり高速化にもスペース的にも不利であり、また慣性
モーメントが大きくなって作動上における姿勢差が大き
くなるなどの問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、シャッタ
羽根の形状を特に大きくせず且つシャッタ構成上スペー
ス的に有利なシャッタ羽根の作動位置検出装置を提供す
ることである。
されたものであり、その目的とするところは、シャッタ
羽根の形状を特に大きくせず且つシャッタ構成上スペー
ス的に有利なシャッタ羽根の作動位置検出装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
の目的を達成するために、往復作動によって露光開口を
開閉するために露光開口の一側部に枢着されており、そ
の枢着部と自由端部との間に、露光開口の開閉規制を行
う内端縁と、前記内端縁より開き作動側にあって常に露
光開口の外側に位置する外端縁とを有する少なくとも1
枚のシャッタ羽根を備えたカメラ用シャッタにおいて、
前記1枚のシャッタ羽根の前記内端縁の作動軌跡上又は
その延長上に、そのシャッタ羽根の前記内端縁と前記外
端縁のうち少なくとも一方を検出する作動位置検出手段
を配置する。
の目的を達成するために、往復作動によって露光開口を
開閉するために露光開口の一側部に枢着されており、そ
の枢着部と自由端部との間に、露光開口の開閉規制を行
う内端縁と、前記内端縁より開き作動側にあって常に露
光開口の外側に位置する外端縁とを有する少なくとも1
枚のシャッタ羽根を備えたカメラ用シャッタにおいて、
前記1枚のシャッタ羽根の前記内端縁の作動軌跡上又は
その延長上に、そのシャッタ羽根の前記内端縁と前記外
端縁のうち少なくとも一方を検出する作動位置検出手段
を配置する。
【0007】又、好ましくは、シャッタ羽根が2枚で構
成され、夫々の前記内端縁は、前記枢着部と前記自由端
部とを結ぶ線分よりシャッタ羽根の開き作動方向の位置
であって前記枢着部を支点とする略光軸中心点の回転軌
跡上の位置を頂点とする非直線形状に形成され、また前
記作動位置検出手段は、シャッタ羽根が閉鎖状態にある
とき、一方のシャッタ羽根の前記内端縁の作動軌跡の延
長上であって他方のシャッタ羽根の前記外端縁の作動軌
跡上に位置するように配置され、シャッタ開き作動時に
前記他方のシャッタ羽根の外端縁と内端縁とを順次検出
するようにする。
成され、夫々の前記内端縁は、前記枢着部と前記自由端
部とを結ぶ線分よりシャッタ羽根の開き作動方向の位置
であって前記枢着部を支点とする略光軸中心点の回転軌
跡上の位置を頂点とする非直線形状に形成され、また前
記作動位置検出手段は、シャッタ羽根が閉鎖状態にある
とき、一方のシャッタ羽根の前記内端縁の作動軌跡の延
長上であって他方のシャッタ羽根の前記外端縁の作動軌
跡上に位置するように配置され、シャッタ開き作動時に
前記他方のシャッタ羽根の外端縁と内端縁とを順次検出
するようにする。
【0008】
【実施例】第1実施例
本発明の第1実施例を図1及び図2を用いて説明する。
図1はシャッタがレリーズされる前の初期状態を示す平
面図であり、この図により先ずシャッタの構成を説明す
る。地板1は合成樹脂製であり、露光開口1aと、略弧
状をした孔1bが形成されている。地板1の平面部に
は、円筒部1c.台座1d,1e,凹部1fが形成さ
れ、また紙面後方へ延びている側面部1gが形成されて
いる。そしてその凹部1f内にはスリット1hが設けら
れている。この地板1は周知のようにその後方に設けら
れている図示していないカバー板との間に羽根室を構成
している。ステッピングモータ2は焦点調節用レンズの
駆動モータであり、円筒部1cに嵌合され、地板1と前
記カバー板とで挟持されるようにして取付けられてい
る。
図1はシャッタがレリーズされる前の初期状態を示す平
面図であり、この図により先ずシャッタの構成を説明す
る。地板1は合成樹脂製であり、露光開口1aと、略弧
状をした孔1bが形成されている。地板1の平面部に
は、円筒部1c.台座1d,1e,凹部1fが形成さ
れ、また紙面後方へ延びている側面部1gが形成されて
いる。そしてその凹部1f内にはスリット1hが設けら
れている。この地板1は周知のようにその後方に設けら
れている図示していないカバー板との間に羽根室を構成
している。ステッピングモータ2は焦点調節用レンズの
駆動モータであり、円筒部1cに嵌合され、地板1と前
記カバー板とで挟持されるようにして取付けられてい
る。
【0009】シャッタ羽根3,4は上記の羽根室に収容
されており、夫々の軸3a,4aで地板1に枢着されて
いる。またシャッタ羽根3,4には後述する駆動ピン6
gに嵌合するスロット3b,4bが形成されている。こ
のシャッタ羽根3,4の形状は周知であるが、軸3a,
4aと自由端部3c,4cとの間に、露光開口1aの開
閉規制端となる内端縁3d,4dを有しており、又それ
らの内端縁よりも開き作動側にあって常に露光開口1a
の外側に位置している外端縁3e,4eを有している。
そして、内端縁3d,4dの形状は、前記軸3a,4a
と自由端3c,4cとを結ぶ線より開き作動方向にあり
且つ略光軸中心を通過する位置を頂点とした曲線で形成
されている。従って、開閉作動時にシャッタ羽根3,4
によって連続的に大きさが変化する開口は、これらの内
端縁3d,4dの形状により略円形に近い形となるよう
に規制される。
されており、夫々の軸3a,4aで地板1に枢着されて
いる。またシャッタ羽根3,4には後述する駆動ピン6
gに嵌合するスロット3b,4bが形成されている。こ
のシャッタ羽根3,4の形状は周知であるが、軸3a,
4aと自由端部3c,4cとの間に、露光開口1aの開
閉規制端となる内端縁3d,4dを有しており、又それ
らの内端縁よりも開き作動側にあって常に露光開口1a
の外側に位置している外端縁3e,4eを有している。
そして、内端縁3d,4dの形状は、前記軸3a,4a
と自由端3c,4cとを結ぶ線より開き作動方向にあり
且つ略光軸中心を通過する位置を頂点とした曲線で形成
されている。従って、開閉作動時にシャッタ羽根3,4
によって連続的に大きさが変化する開口は、これらの内
端縁3d,4dの形状により略円形に近い形となるよう
に規制される。
【0010】地板1の凹部1f内にはフォトリフレクタ
5が取付けられている。このフォトリフレクタ5は、発
光部5a,受光部5b,端子5c,5d,5e,5fを
有しており、発光部5aと受光部5bをスリット1hに
臨ませている。発光部5aから発光された光は、前記し
た図示していないカバー板で反射され、受光部5bによ
って受光されるようになされている。図1はシャッタ羽
根3,4が閉じている状態を示しているが、この状態に
おける発光部5aと受光部5bの配置位置は、シャッタ
羽根3の外端縁3eより光軸から見て外側にある。シャ
ッタ羽根3の全開後の停止位置は一点鎖線で示されてお
り、この場合には光軸から見て内端縁3dより内側にあ
り、且つ開閉作動において略光軸中心を通過する部分の
近傍に配置されている。
5が取付けられている。このフォトリフレクタ5は、発
光部5a,受光部5b,端子5c,5d,5e,5fを
有しており、発光部5aと受光部5bをスリット1hに
臨ませている。発光部5aから発光された光は、前記し
た図示していないカバー板で反射され、受光部5bによ
って受光されるようになされている。図1はシャッタ羽
根3,4が閉じている状態を示しているが、この状態に
おける発光部5aと受光部5bの配置位置は、シャッタ
羽根3の外端縁3eより光軸から見て外側にある。シャ
ッタ羽根3の全開後の停止位置は一点鎖線で示されてお
り、この場合には光軸から見て内端縁3dより内側にあ
り、且つ開閉作動において略光軸中心を通過する部分の
近傍に配置されている。
【0011】図1には、シャッタ羽根3,4を開閉させ
るアクチュエータとして周知のムービングマグネット型
モータ6が示されている。このモータ6はその基板部6
aで台座1d,1eに取付けられている。回転子6bを
軸支した固定子6cには回転子6bの軸受部を覆うよう
にしてコイル6dが巻かれており、その外側にヨーク6
eが設けられている。回転子6bと一体的に構成されて
いる腕部6fには紙面に対し垂直方向に駆動ピン6gが
設けられており、この駆動ピン6gは地板1に形成され
た弧状の孔1bを貫通してシャッタ羽根3,4のスロッ
ト3b,4bに嵌合している。そして、このモータ6
は、コイル6dに順方向への電流を供給すると回転子6
bを正方向へ回動させ、逆方向への電流を供給すると回
転子6bを逆方向へ回転させるようになされている。
るアクチュエータとして周知のムービングマグネット型
モータ6が示されている。このモータ6はその基板部6
aで台座1d,1eに取付けられている。回転子6bを
軸支した固定子6cには回転子6bの軸受部を覆うよう
にしてコイル6dが巻かれており、その外側にヨーク6
eが設けられている。回転子6bと一体的に構成されて
いる腕部6fには紙面に対し垂直方向に駆動ピン6gが
設けられており、この駆動ピン6gは地板1に形成され
た弧状の孔1bを貫通してシャッタ羽根3,4のスロッ
ト3b,4bに嵌合している。そして、このモータ6
は、コイル6dに順方向への電流を供給すると回転子6
bを正方向へ回動させ、逆方向への電流を供給すると回
転子6bを逆方向へ回転させるようになされている。
【0012】次に、図1と図2によって本実施例の作動
を説明する。尚、図2のタイミングチャートにおいて、
Aはシャッタ羽根3の開き作動特性を模式的に示したも
のであり、実際には完全な直線ではなく曲線を描くこと
は周知の通りである。又、Bはフォトリフレクタ5の出
力信号を示している。撮影に際して、カメラのレリーズ
釦が押されると、先ず被写体までの測距が行われ、その
測距信号に応じてステッピングモータ2が回転され、レ
ンズを繰り出して所定の合焦位置にセットする。この焦
点調節段階でフォトリフレクタ5は通電され、発光部5
aから発光された光は、シャッタ羽根3に阻止されるこ
となくカバー板で反射され、受光部5bにより受光され
ている。従って、この段階におこるフォトリフレクタ5
の出力信号は図2に示すようにHレベルとなっている。
を説明する。尚、図2のタイミングチャートにおいて、
Aはシャッタ羽根3の開き作動特性を模式的に示したも
のであり、実際には完全な直線ではなく曲線を描くこと
は周知の通りである。又、Bはフォトリフレクタ5の出
力信号を示している。撮影に際して、カメラのレリーズ
釦が押されると、先ず被写体までの測距が行われ、その
測距信号に応じてステッピングモータ2が回転され、レ
ンズを繰り出して所定の合焦位置にセットする。この焦
点調節段階でフォトリフレクタ5は通電され、発光部5
aから発光された光は、シャッタ羽根3に阻止されるこ
となくカバー板で反射され、受光部5bにより受光され
ている。従って、この段階におこるフォトリフレクタ5
の出力信号は図2に示すようにHレベルとなっている。
【0013】その後、モータ6のコイル6dに順方向へ
の電流を供給すると、回転子6bは図1において左旋さ
れる。この時、腕部6fも左旋するので、駆動ピン6g
により、シャッタ羽根3は軸3aを支点として左旋さ
れ、シャッタ羽根4は軸4aを支点として右旋される。
シャッタ羽根3は、その開き作動の初期段階で外端縁3
eによりスリット1hを覆う。従って、フォトリフレク
タ5の受光部5bは発光部5aからの光を受光できなく
なり、フォトリフレクタ5の出力信号はLレベルとな
る。この時、露光開口1aは未だシャッタ羽根3,4に
よって開口されていない。そして、このLレベルの信号
が発生した時、図示していない電子回路が露光時間のた
めの制御を開始する。
の電流を供給すると、回転子6bは図1において左旋さ
れる。この時、腕部6fも左旋するので、駆動ピン6g
により、シャッタ羽根3は軸3aを支点として左旋さ
れ、シャッタ羽根4は軸4aを支点として右旋される。
シャッタ羽根3は、その開き作動の初期段階で外端縁3
eによりスリット1hを覆う。従って、フォトリフレク
タ5の受光部5bは発光部5aからの光を受光できなく
なり、フォトリフレクタ5の出力信号はLレベルとな
る。この時、露光開口1aは未だシャッタ羽根3,4に
よって開口されていない。そして、このLレベルの信号
が発生した時、図示していない電子回路が露光時間のた
めの制御を開始する。
【0014】シャッタ羽根3,4は、その後ピンホール
位置に達し、夫々の内端縁3d,4dにより略円形を保
たせながら露光開口1aを開いていく。シャッタ羽根
3,4は、露光開口1aを全開させた後、尚も開き作動
を続けるが、シャッタ羽根3の内端縁3dがスリット1
hの位置を通過することにより、受光部5bが再び発光
部5aからの反射光を受光し、フォトリフレクタ5の出
力信号をHレベルとする。そして、この出力信号により
コイル6dへの通電は断たれシャッタ羽根3,4の開き
作動は停止する。この時のシャッタ羽根3の状態が図1
に一点鎖線で示されている。
位置に達し、夫々の内端縁3d,4dにより略円形を保
たせながら露光開口1aを開いていく。シャッタ羽根
3,4は、露光開口1aを全開させた後、尚も開き作動
を続けるが、シャッタ羽根3の内端縁3dがスリット1
hの位置を通過することにより、受光部5bが再び発光
部5aからの反射光を受光し、フォトリフレクタ5の出
力信号をHレベルとする。そして、この出力信号により
コイル6dへの通電は断たれシャッタ羽根3,4の開き
作動は停止する。この時のシャッタ羽根3の状態が図1
に一点鎖線で示されている。
【0015】被写体の測光値に応じて所定の時間が経過
すると、前記した電子回路からの信号により、コイル6
dに先程とは異なる逆方向への電流が供給される。その
ため、回転子6bは右旋され、駆動ピン6gによりシャ
ッタ羽根3,4を先程とは逆方向に作動させ、露光開口
1aを閉じていく。その後、コイル6dへの通電が断た
れて、シャッタ羽根3,4は図1に示した初期位置に停
止する。
すると、前記した電子回路からの信号により、コイル6
dに先程とは異なる逆方向への電流が供給される。その
ため、回転子6bは右旋され、駆動ピン6gによりシャ
ッタ羽根3,4を先程とは逆方向に作動させ、露光開口
1aを閉じていく。その後、コイル6dへの通電が断た
れて、シャッタ羽根3,4は図1に示した初期位置に停
止する。
【0016】上記の説明においては、フォトリフレクタ
5によるシャッタ羽根の作動位置検出機能を、通常の撮
影時におけるシャッタ羽根の作動に関係させて説明した
が、このフォトリフレクタ5は次のような場合にも利用
される。シャッタ部品はその製造段階で精密に加工され
るとはいえ、或る程度の許容差を持っている。また組立
てによる累積誤差も見過ごすことはできない。従って、
組立後における加工誤差はシャッタ一台一台が総て異な
っているという前提で、全数検査をし、調整される。そ
の調整作業の一つに前記した電子回路による制御開始時
機の調整がある。その場合にはフォトリフレクタ5の出
力信号が、前記の説明においてHレベルからLレベルへ
変わる時機を検出し、フォトリフレクタ5の位置を調整
したり、コイル6dに対する順方向への電流の供給開始
時機を調整するのが普通である。
5によるシャッタ羽根の作動位置検出機能を、通常の撮
影時におけるシャッタ羽根の作動に関係させて説明した
が、このフォトリフレクタ5は次のような場合にも利用
される。シャッタ部品はその製造段階で精密に加工され
るとはいえ、或る程度の許容差を持っている。また組立
てによる累積誤差も見過ごすことはできない。従って、
組立後における加工誤差はシャッタ一台一台が総て異な
っているという前提で、全数検査をし、調整される。そ
の調整作業の一つに前記した電子回路による制御開始時
機の調整がある。その場合にはフォトリフレクタ5の出
力信号が、前記の説明においてHレベルからLレベルへ
変わる時機を検出し、フォトリフレクタ5の位置を調整
したり、コイル6dに対する順方向への電流の供給開始
時機を調整するのが普通である。
【0017】又、シャッタの立ち上がり時間の調整も必
要である。これはシャッタ羽根がピンホールから全開す
るまでの時間を所定の時間にするための調整作業であ
り、この場合には、前記の説明において、フォトリフレ
クタ5の出力がHレベルからLレベルへ変る時点から逆
にLレベルからHレベルへ変わる時点までの時間を測定
し、その時間が所定の時間tとなるようにモータ6への
供給電力を調整する。本実施例においては、モータ6に
よりシャッタ羽根を駆動しているが、本発明はそのよう
なものに限定されずシャッタ羽根をばねで駆動するもの
にも適用できるので、その場合にはばねの強さを微調整
することになる。
要である。これはシャッタ羽根がピンホールから全開す
るまでの時間を所定の時間にするための調整作業であ
り、この場合には、前記の説明において、フォトリフレ
クタ5の出力がHレベルからLレベルへ変る時点から逆
にLレベルからHレベルへ変わる時点までの時間を測定
し、その時間が所定の時間tとなるようにモータ6への
供給電力を調整する。本実施例においては、モータ6に
よりシャッタ羽根を駆動しているが、本発明はそのよう
なものに限定されずシャッタ羽根をばねで駆動するもの
にも適用できるので、その場合にはばねの強さを微調整
することになる。
【0018】尚、本実施例において、シャッタ羽根3,
4の開き作動方向におけるスペースを十分に確保できる
のであれば、内端縁3d,4dを曲線状にすることな
く、夫々の軸3a,4aと自由端部3c,4cを直線で
結んだ形状としても差支えない。又、本実施例のように
シャッタ羽根は2枚でなく1枚としても良いことは勿論
である。何れにしても、シャッタ羽根3,4が、軸3
a.4aから見て露光開口1aの反対側に張り出してい
る部分は、シャッタ閉鎖状態において露光開口1aの周
縁部からの漏光を防止するだけの範囲であり、従来のよ
うに、検出手段(フォトリフレクタ)の被検出用として
特別に張出部を設けていないから、シャッタ羽根が小型
化され、その結果、高速化を可能とし、また図1に示す
ようにレンズ駆動用モータ(ステッピングモータ2)の
如き比較的大きな部品を狹いスペース内に設置できるよ
うにしている。
4の開き作動方向におけるスペースを十分に確保できる
のであれば、内端縁3d,4dを曲線状にすることな
く、夫々の軸3a,4aと自由端部3c,4cを直線で
結んだ形状としても差支えない。又、本実施例のように
シャッタ羽根は2枚でなく1枚としても良いことは勿論
である。何れにしても、シャッタ羽根3,4が、軸3
a.4aから見て露光開口1aの反対側に張り出してい
る部分は、シャッタ閉鎖状態において露光開口1aの周
縁部からの漏光を防止するだけの範囲であり、従来のよ
うに、検出手段(フォトリフレクタ)の被検出用として
特別に張出部を設けていないから、シャッタ羽根が小型
化され、その結果、高速化を可能とし、また図1に示す
ようにレンズ駆動用モータ(ステッピングモータ2)の
如き比較的大きな部品を狹いスペース内に設置できるよ
うにしている。
【0019】第2実施例
本発明の第2実施例を図3乃至図5を用いて説明する。
図3はシャッタ羽根の閉鎖状態を示す平面図であり、図
4は開き状態を示す平面図である。図5は本実施例のタ
イミングチャートである。本実施例の構成は第1実施例
の構成と殆ど共通しているので、同一部品,同一部分に
ついては同じ符号を付けている。従って、第1実施例の
構成と異なる構成について以下に説明する。
図3はシャッタ羽根の閉鎖状態を示す平面図であり、図
4は開き状態を示す平面図である。図5は本実施例のタ
イミングチャートである。本実施例の構成は第1実施例
の構成と殆ど共通しているので、同一部品,同一部分に
ついては同じ符号を付けている。従って、第1実施例の
構成と異なる構成について以下に説明する。
【0020】シャッタ羽根3,4は、閉じ作動の時、自
由端部3c,4cが衝突しないようにするために、開き
状態(図4)において自由端部3c,4cが重なり合う
ように成されている。シャッタ羽根3の外端縁3eには
切欠き3f,3gが設けられ、直線状の縁部3e−1,
3e−2,3e−3,3e−4,3e−5が形成されて
いる。又、シャッタ羽根3,4が、軸3a,4aから見
て、露光開口1aの反対側に張り出している量は、第1
実施例の場合と同様であり、漏光を防止するために必要
な量となっている。それに対して、切欠き3f,3gを
設けたため、それらの切欠き部分から漏光するのではな
いかという心配があるが、切欠き3f,3gは、図3で
分かるようにシャッタ閉鎖時にはシャッタ羽根3,4が
重なり合う部分に設けられているため、そのような心配
は全くない。
由端部3c,4cが衝突しないようにするために、開き
状態(図4)において自由端部3c,4cが重なり合う
ように成されている。シャッタ羽根3の外端縁3eには
切欠き3f,3gが設けられ、直線状の縁部3e−1,
3e−2,3e−3,3e−4,3e−5が形成されて
いる。又、シャッタ羽根3,4が、軸3a,4aから見
て、露光開口1aの反対側に張り出している量は、第1
実施例の場合と同様であり、漏光を防止するために必要
な量となっている。それに対して、切欠き3f,3gを
設けたため、それらの切欠き部分から漏光するのではな
いかという心配があるが、切欠き3f,3gは、図3で
分かるようにシャッタ閉鎖時にはシャッタ羽根3,4が
重なり合う部分に設けられているため、そのような心配
は全くない。
【0021】フォトリフレクタ5は、第1実施例のよう
に、シャッタ羽根3の略光軸中心を通る部分を検出する
位置ではなく、図3で分かるようにシャッタ羽根4の自
由端部4c寄りの位置に配置されている。従って、地板
1に形成された凹部1f,スリット1hの位置も変わっ
ている。又、ムービングマグネット型モータ6の向きが
第1実施例と異なっている。従って、回転子6bが右旋
した時、シャッタ羽根3,4は開き作動を行い、逆に左
旋した時、閉鎖作動を行うようになされている。
に、シャッタ羽根3の略光軸中心を通る部分を検出する
位置ではなく、図3で分かるようにシャッタ羽根4の自
由端部4c寄りの位置に配置されている。従って、地板
1に形成された凹部1f,スリット1hの位置も変わっ
ている。又、ムービングマグネット型モータ6の向きが
第1実施例と異なっている。従って、回転子6bが右旋
した時、シャッタ羽根3,4は開き作動を行い、逆に左
旋した時、閉鎖作動を行うようになされている。
【0022】次に、第2実施例の作動を説明する。第1
実施例で説明したように自動焦点調節作動が完了し、モ
ータ6のコイル6dに電流を供給すると、回転子6bは
右旋する。この時、駆動ピン6gにより、シャッタ羽根
3は軸3aを支点として左旋され、シャッタ羽根4は軸
4aを支点として右旋される。シャッタ羽根3は、その
開き作動の初期段階で外端縁3eの縁部3e−1でスリ
ット1hを覆う。従って、フォトリフレクタ5の受光部
5bは発光部5aからの光を受光できなくなり、フォト
リフレクタ5の出力信号はHレベルからLレベルとな
る。この時、露光開口1aは未だシャッタ羽根3,4に
よって開口されていない。そして、このLレベルの信号
が発生した時、図示していない電子回路が露光時間のた
めの制御を開始する。
実施例で説明したように自動焦点調節作動が完了し、モ
ータ6のコイル6dに電流を供給すると、回転子6bは
右旋する。この時、駆動ピン6gにより、シャッタ羽根
3は軸3aを支点として左旋され、シャッタ羽根4は軸
4aを支点として右旋される。シャッタ羽根3は、その
開き作動の初期段階で外端縁3eの縁部3e−1でスリ
ット1hを覆う。従って、フォトリフレクタ5の受光部
5bは発光部5aからの光を受光できなくなり、フォト
リフレクタ5の出力信号はHレベルからLレベルとな
る。この時、露光開口1aは未だシャッタ羽根3,4に
よって開口されていない。そして、このLレベルの信号
が発生した時、図示していない電子回路が露光時間のた
めの制御を開始する。
【0023】その後、シャッタ羽根3,4がピンホール
位置に達すると、フォトリフレクタ5はシャッタ羽根3
の縁部3e−2を検出し、出力信号がHレベルとなる。
この信号で図示していないフラッシュ発光回路が作動す
る。シャッタ羽根3,4が尚も開いていくとフォトリフ
レクタ5は縁部3e−3を検出し、その出力信号はLレ
ベルとなり、その後、縁部3e−4を検出しHレベルと
なる。露光開口1aが全開となる直前に、フォトリフレ
クタ5は縁部3e−5を検出し、Lレベルの信号を出力
してコイル6dへの通電を断ち図4の位置で停止する。
シャッタ羽根3,4の閉じ作動は、前記した電子回路か
らの信号により、先程とは逆方向への電流がコイル6d
に供給され、回転子6bが左旋することによって行われ
る。
位置に達すると、フォトリフレクタ5はシャッタ羽根3
の縁部3e−2を検出し、出力信号がHレベルとなる。
この信号で図示していないフラッシュ発光回路が作動す
る。シャッタ羽根3,4が尚も開いていくとフォトリフ
レクタ5は縁部3e−3を検出し、その出力信号はLレ
ベルとなり、その後、縁部3e−4を検出しHレベルと
なる。露光開口1aが全開となる直前に、フォトリフレ
クタ5は縁部3e−5を検出し、Lレベルの信号を出力
してコイル6dへの通電を断ち図4の位置で停止する。
シャッタ羽根3,4の閉じ作動は、前記した電子回路か
らの信号により、先程とは逆方向への電流がコイル6d
に供給され、回転子6bが左旋することによって行われ
る。
【0024】このような説明からも分かるように、本実
施例においては切欠きを二つ設けているが、縁部3e−
3と3e−4を取り除き、幅広い大きな一つの切欠きと
しても差支えない。又、シャッタ羽根を1枚で構成した
り、内端縁3d,4dを直線状に形成してもよいことは
第1実施例の場合と同じであり、更にフォトリフレクタ
の検出機能が製作時における種々の調整に使われること
についても、第1実施例の場合と同じである。ただ、本
発明における検出手段として図示したような形状のフォ
トリフレクタを用いる限り、第1実施例の場合に比べて
本実施例の方が構成上有利となる。即ち、本実施例のよ
うにフォトリフレクタを配置すると、全開信号を、シャ
ッタ羽根による露光開口の全開位置若しくはその直前位
置で発生させることができるので、シャッタ羽根の全開
後の停止位置(図4)における内端内3d,4dと露光
開口1dとの間隔を狭くすることができ、その結果とし
て地板1の面積を小さくすることが可能となって、シャ
ッタの小型化という点で有利となる。
施例においては切欠きを二つ設けているが、縁部3e−
3と3e−4を取り除き、幅広い大きな一つの切欠きと
しても差支えない。又、シャッタ羽根を1枚で構成した
り、内端縁3d,4dを直線状に形成してもよいことは
第1実施例の場合と同じであり、更にフォトリフレクタ
の検出機能が製作時における種々の調整に使われること
についても、第1実施例の場合と同じである。ただ、本
発明における検出手段として図示したような形状のフォ
トリフレクタを用いる限り、第1実施例の場合に比べて
本実施例の方が構成上有利となる。即ち、本実施例のよ
うにフォトリフレクタを配置すると、全開信号を、シャ
ッタ羽根による露光開口の全開位置若しくはその直前位
置で発生させることができるので、シャッタ羽根の全開
後の停止位置(図4)における内端内3d,4dと露光
開口1dとの間隔を狭くすることができ、その結果とし
て地板1の面積を小さくすることが可能となって、シャ
ッタの小型化という点で有利となる。
【0025】第3実施例
本発明の第3実施例を図3及び図6を用いて説明する。
第2実施例と本実施例の構成の違いは、図3に示されて
いるように、シャッタ羽根3の外端縁3eに設けられた
切欠き3f,3gの形状にある。第2実施例において
は、切欠き3fと切欠き3gとの深さは同じであり、縁
部3e−1〜3e−5の長さ寸法は略同じに形成されて
いるが、本実施例においては一点鎖線で示したように第
2実施例の場合より切欠き3fの深さが浅く、切欠き3
gの深さは更に浅く形成されている。従って、夫々の縁
部の長さ寸法は、3e−1>3e−2=3e−3>3e
−4=3e−5の関係にある。
第2実施例と本実施例の構成の違いは、図3に示されて
いるように、シャッタ羽根3の外端縁3eに設けられた
切欠き3f,3gの形状にある。第2実施例において
は、切欠き3fと切欠き3gとの深さは同じであり、縁
部3e−1〜3e−5の長さ寸法は略同じに形成されて
いるが、本実施例においては一点鎖線で示したように第
2実施例の場合より切欠き3fの深さが浅く、切欠き3
gの深さは更に浅く形成されている。従って、夫々の縁
部の長さ寸法は、3e−1>3e−2=3e−3>3e
−4=3e−5の関係にある。
【0026】本実施例の機械的な全体の作動は第2実施
例の場合と同じなので詳細な説明を省略し、上記した構
成の一部相違する点についての作用を図6のタイミング
チャートを用いて説明する。シャッタ羽根が開き作動を
開始する前にフォトリフレクタ5に通電すると、発光部
5aからの光を受光部5bが受光しHレベルの信号を出
力する。この時の出力信号の大きさは、発光部5aと受
光部5bとが何れも完全に露出されている(シャッタ羽
根によって光路を覆われていない)ためV1 となる。
例の場合と同じなので詳細な説明を省略し、上記した構
成の一部相違する点についての作用を図6のタイミング
チャートを用いて説明する。シャッタ羽根が開き作動を
開始する前にフォトリフレクタ5に通電すると、発光部
5aからの光を受光部5bが受光しHレベルの信号を出
力する。この時の出力信号の大きさは、発光部5aと受
光部5bとが何れも完全に露出されている(シャッタ羽
根によって光路を覆われていない)ためV1 となる。
【0027】シャッタ羽根3,4が開き作動を開始する
と、シャッタ羽根3の外端縁3eに形成された縁部3e
−1が移動して発光部5aが覆われる。この時、フォト
リフレクタ5はLレベルの信号を出力し、前述した露光
時間を制御するための電子回路を作動させる。次に、ピ
ンホールの位置に達すると、切欠き3fが発光部5aと
受光部5bの前面に至り、フォトリフレクタ5の出力信
号はHレベルとなって図示していないフラッシュ発光回
路を作動させる。しかし、縁部3e−2,3e−3の長
さは第2実施例の場合より短いため、発光部5aの前面
を一部覆うことになり、この時の出力信号はV1 より小
さくV2 となる。その後、受光部5aは一度完全に覆わ
れるが、露光開口1aの全開直前になり、切欠き5gが
その前面に至り、フォトリフレクタ5はHレベルとな
る。しかし、縁部3e−4,3e−5の長さが更に短く
なっているため、この時のフォトリフレクタ5の出力信
号はV3 となる。そして最後に、また受光部5aが完全
に覆われてLレベルの信号を出力し、シャッタ羽根の開
き作動が停止する。
と、シャッタ羽根3の外端縁3eに形成された縁部3e
−1が移動して発光部5aが覆われる。この時、フォト
リフレクタ5はLレベルの信号を出力し、前述した露光
時間を制御するための電子回路を作動させる。次に、ピ
ンホールの位置に達すると、切欠き3fが発光部5aと
受光部5bの前面に至り、フォトリフレクタ5の出力信
号はHレベルとなって図示していないフラッシュ発光回
路を作動させる。しかし、縁部3e−2,3e−3の長
さは第2実施例の場合より短いため、発光部5aの前面
を一部覆うことになり、この時の出力信号はV1 より小
さくV2 となる。その後、受光部5aは一度完全に覆わ
れるが、露光開口1aの全開直前になり、切欠き5gが
その前面に至り、フォトリフレクタ5はHレベルとな
る。しかし、縁部3e−4,3e−5の長さが更に短く
なっているため、この時のフォトリフレクタ5の出力信
号はV3 となる。そして最後に、また受光部5aが完全
に覆われてLレベルの信号を出力し、シャッタ羽根の開
き作動が停止する。
【0028】上記のように、本実施例におけるシャッタ
羽根の作動位置検出機能は、製作上、使用上、第2実施
例の場合と全く同じ効果を発揮し、また小型化を含めた
スペース効果についても全く同じことが云えるが、本実
施例の場合には第2実施例の場合に比べて、シャッタ羽
根固有の作動上の不具合を検出するのに極めて効果的で
ある。即ち、フォトリフレクタの各出力電圧を記憶回路
に記憶させ、それをモニターすることにより、シャッタ
羽根の作動が何らかの理由で途中で停止したり、変則的
動きをしたとき、例えばそれがV1 とV2 の間で発生し
たものであるというように知ることが可能となる。従っ
て、この場合には深さの異なる切欠きを沢山設ける方が
有利であり、また切欠きの深さは、本実施例の場合とは
逆に、閉鎖時より開き方向に向けて漸次深くなるように
形成しても構わない。また切欠きは一つであっても発光
部の覆い量が連続的に変化するようにし、出力信号をア
ナログ的に出力するようにしても同様な効果を得ること
が可能となる。更に、発光部ではなく受光部の覆い量を
変えるようにしても構わない。
羽根の作動位置検出機能は、製作上、使用上、第2実施
例の場合と全く同じ効果を発揮し、また小型化を含めた
スペース効果についても全く同じことが云えるが、本実
施例の場合には第2実施例の場合に比べて、シャッタ羽
根固有の作動上の不具合を検出するのに極めて効果的で
ある。即ち、フォトリフレクタの各出力電圧を記憶回路
に記憶させ、それをモニターすることにより、シャッタ
羽根の作動が何らかの理由で途中で停止したり、変則的
動きをしたとき、例えばそれがV1 とV2 の間で発生し
たものであるというように知ることが可能となる。従っ
て、この場合には深さの異なる切欠きを沢山設ける方が
有利であり、また切欠きの深さは、本実施例の場合とは
逆に、閉鎖時より開き方向に向けて漸次深くなるように
形成しても構わない。また切欠きは一つであっても発光
部の覆い量が連続的に変化するようにし、出力信号をア
ナログ的に出力するようにしても同様な効果を得ること
が可能となる。更に、発光部ではなく受光部の覆い量を
変えるようにしても構わない。
【0029】尚、上記の三つの実施例においては、シャ
ッタ羽根の作動位置検出手段として何れも同一形式のフ
ォトリフレクタを示したが、本発明における検出手段は
このようなフォトリフレクタの形式に限定されず、且つ
フォトインターラプタを含む各種光電スイッチはもとよ
り、場合によっては機械式スイッチを用いても構わな
い。更に、被検出部は切欠き3f,3gに代えて孔、好
ましくはスリット状の孔を用いても構わない。
ッタ羽根の作動位置検出手段として何れも同一形式のフ
ォトリフレクタを示したが、本発明における検出手段は
このようなフォトリフレクタの形式に限定されず、且つ
フォトインターラプタを含む各種光電スイッチはもとよ
り、場合によっては機械式スイッチを用いても構わな
い。更に、被検出部は切欠き3f,3gに代えて孔、好
ましくはスリット状の孔を用いても構わない。
【0030】
【発明の効果】本発明は、検出手段によって検出される
被検出部をシャッタ羽根に設けるに際し、従来のように
シャッタ羽根の形状を必要以上に大きくしなくて済むの
で、シャッタの小型化,高速化に有利となり、またシャ
ッタ羽根の枢着部から見て露光開口の反対側に検出手段
を配置しなくて済むため、その場所に他の部品やモータ
のような比較的大きな部品をも配置することが可能とな
り、シャッタ構成上におけるスペースの利用効果も極め
て大きい。
被検出部をシャッタ羽根に設けるに際し、従来のように
シャッタ羽根の形状を必要以上に大きくしなくて済むの
で、シャッタの小型化,高速化に有利となり、またシャ
ッタ羽根の枢着部から見て露光開口の反対側に検出手段
を配置しなくて済むため、その場所に他の部品やモータ
のような比較的大きな部品をも配置することが可能とな
り、シャッタ構成上におけるスペースの利用効果も極め
て大きい。
【図1】本発明の第1実施例のシャッタ閉鎖状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】第1実施例におけるシャッタ羽根の作動位置検
出状態を説明するためのタイミングチャートである。
出状態を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2実施例のシャッタ羽根閉鎖状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図4】第2実施例のシャッタ羽根の開き状態を示す正
面図である。
面図である。
【図5】第2実施例におけるシャッタ羽根の作動位置検
出状態を説明するためのタイミングチャートである。
出状態を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】本発明の第3実施例におけるシャッタ羽根の作
動位置検出状態を説明するためのタイミングチャートで
ある。
動位置検出状態を説明するためのタイミングチャートで
ある。
1 地板
1a 露光開口
1b 孔
1h スリット
2 ステッピングモータ
3,4 シャッタ羽根
3a,4a 軸
3b,4b スロット
3c,4c 自由端部
3d,4d 内端縁
3e,4e 外端縁
3f,3g 切欠き
5 フォトリフレクタ
5a 発光部
5b 受光部
6 ムービングマグネット型モータ
6b 回転子
6d コイル
6f 腕部
6g 駆動ピン
Claims (6)
- 【請求項1】 往復作動によって露光開口を開閉するた
めに露光開口の一側部に枢着されており、その枢着部と
自由端部との間に、露光開口の開閉規制を行う内端縁
と、前記内端縁より開き作動側にあって常に露光開口の
外側に位置する外端縁とを有する少なくとも1枚のシャ
ッタ羽根を備えたカメラ用シャッタにおいて、前記1枚
のシャッタ羽根の前記内端縁の作動軌跡上又はその延長
上に、そのシャッタ羽根の前記内端縁と前記外端縁のう
ち少なくとも一方を検出する作動位置検出手段を配置し
たことを特徴とするカメラ用シャッタの羽根作動位置検
出装置。 - 【請求項2】 シャッタ羽根が2枚で構成され、夫々の
前記内端縁は、前記枢着部と前記自由端部とを結ぶ線分
よりシャッタ羽根の開き作動方向の位置であって前記枢
着部を支点とする略光軸中心点の回転軌跡上の位置を頂
点とする非直線形状に形成され、また前記作動位置検出
手段は何れか一方のシャッタ羽根の前記内端縁の作動軌
跡上又はその延長上に配置されていることを特徴とする
請求項1に記載のカメラ用シャッタの羽根作動位置検出
装置。 - 【請求項3】 前記作動位置検出手段は、シャッタ羽根
が全開後の停止状態にあるとき、前記内端縁の略頂点部
と露光開口の周辺部との間に位置するように配置された
ことを特徴とする請求項2に記載のカメラ用シャッタの
羽根作動位置検出装置。 - 【請求項4】 前記作動位置検出手段は、シャッタ羽根
が閉鎖状態にあるとき、一方のシャッタ羽根の前記内端
縁の作動軌跡の延長上であって他方のシャッタ羽根の前
記外端縁の作動軌跡上に位置するように配置され、シャ
ッタ開き作動時に前記他方のシャッタ羽根の外端縁と内
端縁とを順次検出するようにしたことを特徴とする請求
項2又は3に記載のカメラ用シャッタの羽根作動位置検
出装置。 - 【請求項5】 前記作動位置検出手段は、シャッタ羽根
が閉鎖状態にあるとき、一方のシャッタ羽根の前記内端
縁の作動軌跡の延長上であって他方のシャッタ羽根の前
記外端縁の作動軌跡上に位置するように配置され、前記
他方のシャッタ羽根は、シャッタ羽根が閉鎖状態にある
とき、その外端縁が前記一方のシャッタ羽根と重なり合
う位置に少なくとも一つの切欠き又は孔を形成してお
り、 前記作動位置検出手段は、シャッタ開き作動時に前記他
方のシャッタ羽根の外端縁と、前記切欠き又は孔とを検
出するようにしたことを特徴とする請求項2に記載のカ
メラ用シャッタの羽根作動位置検出装置。 - 【請求項6】 前記他方のシャッタ羽根には大きさの異
なる複数の切欠き又は孔が形成され、前記作動位置検出
手段の検出出力が前記外端縁を最初に検出したときより
順次異なる大きさになるようにしたことを特徴とする請
求項5に記載のカメラ用シャッタの羽根作動位置検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00593194A JP3378634B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | カメラ用シャッタの羽根作動位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00593194A JP3378634B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | カメラ用シャッタの羽根作動位置検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07209695A JPH07209695A (ja) | 1995-08-11 |
| JP3378634B2 true JP3378634B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=11624648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00593194A Expired - Fee Related JP3378634B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | カメラ用シャッタの羽根作動位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3378634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5975402B2 (ja) | 2011-08-24 | 2016-08-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | フォーカルプレーンシャッタ装置および撮像装置 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP00593194A patent/JP3378634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07209695A (ja) | 1995-08-11 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |