JP3379682B2 - モータのリード線口出装置 - Google Patents
モータのリード線口出装置Info
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Description
ータに用いられるリード線口出装置に関し、特に、誤っ
て異常な動作をしたときに漏れ電流が流れるのを防いで
事故の拡大を防止することが出来るモータのリード線口
出装置に関するものである。
55号公報に開示されているブラシ保持装置及びそのブ
ラシ装置を示す構成図である。これらの図において、1
はモータの整流子、2a,2bはそれぞれプラス側のブ
ラシ及びマイナス側のブラシで、これらのブラシ2a,
2bは保持枠3で保持され、かつブラシバネ4で整流子
1方向に押圧付勢されてその先端面が整流子1に摺接す
るようになっている。5はプラス側のブラシ2aのピッ
グテール、6は金属板製のターミナルである。7はゴム
製のグロメットで、リード線10a,10bに嵌挿さ
れ、また、図示しないスタータモータの機枠に嵌着さ
れ、リード線10a,10bと木枠間の防水及び防塵を
行うものである。8はマイナス側のブラシ2bのリード
線で、保持枠3が取り付けられた金属板製の基板9に接
続されている。
ぞれプラス側のブラシ2aが取り付けられている。ま
た、両リード線10a,10bの他端はターミナル6に
接続されている。11はリード線10a,10bの中間
部に設けられた固定部で、超音波溶接によってリード線
10a,10bが一体に固着されている。なお、この固
定部11はリード線10a,10bにグロメット7を嵌
挿するときの位置決め用目印としても有効なものであ
る。
ータのリード線口出装置では、一端にブラシ2a,2b
が接続され他端にターミナル6が接続されたリード線1
0a,10bに、グロメット7が嵌挿され、更にグロメ
ット7はスタータモータの機枠としてのリヤブラケット
に嵌着されているから、例えば車のキースイッチの戻り
不良などの誤動作によりスタータモータが長時間連続使
用状態になると、短時間定格で設計されているスタータ
モータの内部が長時間連続使用により発熱し、巻線回路
の一部が短絡することがある。この短絡現象により大電
流が流れると、リード線10a,10bの発熱によりグ
ロメット7が炭化する。すると、リード線10a,10
bとリヤブラケット間に漏れ電流が流れ更に炭化が進
み、最終的にグロメット7が導体と化し、短絡症状を呈
してしまうという課題があった。即ち、いわゆるデッド
アースしてしまうという課題があった。
めになされたもので、誤って異常な動作をしたときに、
リード線に大電流が流れて発熱しても絶縁性を維持する
ことにより大事故に繋がるのを防止して、信頼性を向上
したモータのリード線口出装置を得ることを目的とす
る。
リード線口出装置は、一端にブラシが接続され他端にタ
ーミナルが接続されたリード線と、このリード線をモー
タの機枠に取付けると共に発熱により炭化することがあ
る材料で形成されたグロメットと、前記リード線と前記
モータの機枠との間で且つ前記リード線の外周を囲むよ
うに前記グロメット内に配置されて前記グロメットの形
成材料より耐熱性の優れた材料で形成された絶縁部材を
備えたものであって、前記絶縁部材は、前記リード線の
上に配置されると共にガラス繊維を含むシリコン樹脂で
形成されたシリコンガラスチューブで構成されたもので
ある。
間に配置されたアラミド紙で形成されたものである。
シリコンガラス粘着テープで形成されたものである。
1において、図4及び図5と同一符号を付した部分は同
一部分を示し、14はゴム製のグロメット7より耐熱性
の優れたシリコンガラスチューブである。このシリコン
ガラスチューブ14は、ガラス繊維を含むシリコン樹脂
で形成されたものであり、リード線10a,10bとグ
ロメット7との間で、リード線10a,10bとリヤブ
ラケット12とが最も近接する部分に挿入されている。
この実施の形態1では固定部11の外周を覆っている。
なお、シリコンガラスチューブ14はリード線10a,
10bにブラシ2aを取り付ける前、又はターミナル6
に接続する前に予め通しておけばよい。
るので、車のキースイッチの戻り不良などの誤動作によ
るスタータモータの長時間連続使用等により、モータ内
部巻線の一部が短絡し、大電流が流れリード線の発熱に
よりグロメット7が炭化しても、グロメット7とリード
線10a,10bとの間にある耐熱性の良い絶縁材であ
るシリコンガラスチューブ14により絶縁性が維持さ
れ、リード線10a,10bとリヤブラケット12との
間に漏れ電流が流れない。即ち、リード線10a,10
b、グロメット7及びリヤブラケット12を含んで形成
される漏れ電流回路が、シリコンガラスチューブ14に
より遮断される。従って、グロメットの炭化が進まず、
デッドアースすることが防止される。つまり、事故の拡
大が防止される。
ード線等に含侵してあるシリコンワニスが熱により分解
しても、当該チューブ14に含まれていた前記ガラス繊
維により形成されるチューブが残るためデッドアースが
しにくい。従って、デッドアースを防止するという効果
が強化されるという点でも有効である。
0a,10bが固定部11で固着されているが、2本の
リード線は固着すること無くそのまま纏めて、グロメッ
ト7に嵌挿したものであってもよい。また、リード線は
1本で、その一端にブラシを接続し他端にターミナルを
接続したものを、グロメット7に嵌挿したものであって
もよい。また、リード線は途中から2本に分岐し、それ
ぞれの先端にブラシを接続し、1本の方をグロメット7
に嵌挿させるとともにターミナル6に接続したものであ
ってもよい。上記三つのいずれの場合も、図1に示すも
のと同様に、リード線とグロメット7との間で、リード
線とリヤブラケット12とが最も近接する部分に、シリ
コンガラスチューブ14を挿入することにより同様の効
果を奏する。また、シリコンガラスチューブ14の端部
を、グロメット7の外部まで延在させるとグロメットの
炭化防止に一層の効果がある。また、リード線の一端に
ブラシ2aが接続されているが、その他のモータ内部導
体、例えば界磁巻線に接続されても同様の効果を奏す
る。
態2を示す構成図である。図2において、図4及び図5
と同一符号を付した部分は同一部分を示し、15はアラ
ミド紙を断面コ字状に折り曲げた絶縁部材である。この
絶縁部材15はグロメット7とリヤブラケット12との
間で、リード線10a,10bとリヤブラケット12と
が最も近接する部分に挿入されている。即ち、リヤブラ
ケット12に設けられたグロメット嵌着用の穴の縁全周
を覆うように挿入されている。いいかえると、グロメッ
ト7とリヤブラケット12とは、絶縁部材15を挟み付
けるように嵌合している。なお、グロメット7は一般に
クロロプレンゴムが多く用いられており、その耐熱温度
は略130°Cである。これに対しアラミド紙の耐熱温
度は略220°Cであるから、アラミド紙の方がグロメ
ットより耐熱性が優れている。
るので、車のキースイッチの戻り不良などの誤動作によ
るスタータモータの長時間連続使用等により、モータ内
部巻線の一部が短絡し、大電流が流れリード線の発熱に
よりグロメット7が炭化しても、グロメット7とリヤブ
ラケット12との間にある耐熱性の優れた絶縁材である
アラミド紙15により絶縁性が維持され、リード線10
a,10bとリヤブラケット12との間に漏れ電流が流
れない。即ち、リード線10a,10b、グロメット7
及びリヤブラケット12を含んで形成される漏れ電流回
路が、アラミド紙15により遮断される。従って、グロ
メットの炭化が進まず、デッドアースすることが防止さ
れる。つまり、事故の拡大が防止される。
で、この点でも漏れ電流回路遮断用部材として優れてい
るといえる。従って、事故の拡大防止がより確実になさ
れる。
0a,10bが固定部11で固着されているが、2本の
リード線は固着すること無くそのまま纏めて、グロメッ
ト7に嵌挿したものであってもよい。また、リード線は
1本で、その一端にブラシを接続し他端にターミナルを
接続したものを、グロメット7に嵌挿したものであって
もよい。さらに、リード線は途中から2本に分岐し、そ
れぞれの先端にブラシを接続し、1本の方をグロメット
7に嵌挿させるとともにターミナル6に接続したもので
あってもよい。上記三つのいずれの場合も、図2に示す
ものと同様に、グロメット7とリヤブラケット12との
間で、リード線とリヤブラケット12とが最も近接する
部分に、アラミド紙15を挿入することにより同様の効
果を奏する。また、アラミド紙15の端部を、グロメッ
ト7の外部まで延在させるとグロメットの炭化防止に一
層の効果がある。また、リード線の一端にブラシ2a,
2bが接続されているが、その他の内部導体、例えば界
磁巻線に接続されても同様の効果を奏する。
態3を示す構成図である。図3において、図4及び図5
と同一符号を付した部分は同一部分を示し、17は銅板
製の口出し端子で、16はシリコンガラスクロス粘着テ
ープを口出し端子17に巻回した絶縁部材である。この
絶縁部材16は口出し端子17とリヤブラケット12と
が最も接近する部分に巻回されている。口出し端子17
は絶縁部材16を巻回した状態でグロメット7に一体成
形されている。口出し端子17の両端の溶接部17a,
17bではそれぞれブラシ2a、リード線18が溶接さ
れている。
るので、車のキースイッチの戻り不良などの誤動作によ
るスタータモータの長時間連続使用等により、モータ内
部巻線の一部が短絡し大電流が流れ口出し端子17の発
熱によりグロメット7が炭化しても、グロメット7と口
出し端子17の間にある耐熱性の良い絶縁材であるシリ
コンガラスクロス粘着テープ16により絶縁性が維持さ
れ、口出し端子17とリヤブラケット12との間に漏れ
電流が流れない。即ち、口出し端子17、グロメット7
及びリヤブラケット12を含んで一体形成されるので、
グロメットの炭化が進まず、デッドアースすることがな
く、事故の拡大が防止される。なお、シリコンガラスク
ロス粘着テープ16は、口出し端子17に巻き付け易
く、粘着剤により固定されるので、グロメッ7の一体成
形時に動きにくく、作業性が良いという効果がある。上
記図3に示すものは、口出し端子17に銅板を使用して
いるが、リード線であっても良い。また、グロメッ7
は、口出し端子17と一体成形せずとも、別体成形後、
シリコンガラスクロス粘着テープ16を巻付けた口出し
端子17を、グロメット7に嵌挿したものであっても良
い。また、リード線の一端にブラシ2aが接続されてい
るが、その他のモータ内部導体、例えば界磁捲線に接続
されても同様の効果を奏する。
が誤って異常動作をしたときにリード線、グロメット及
び機枠を含んで形成される漏れ電流回路を、グロメット
より耐熱性の優れた絶縁部材を用いて遮断するから、グ
ロメットの炭化が進まず、事故の拡大が防止される。
ーブを用い、このシリコンガラスチューブをリード線と
グロメットとの間に挿入して前記漏れ電流回路を遮断す
るから、事故の拡大防止の効果が一層強化される。
い、このアラミド紙をグロメットと機枠との間に挿入し
て前記漏れ電流回路を遮断するから、事故の拡大防止が
より確実に行える。
る。
る。
る。
ブラシ保持装置の構成図である。
る。
ド線、12 リヤブラケット、14 シリコンガラスチ
ューブ、15 アラミド紙、17 口出し端子。
Claims (3)
- 【請求項1】 一端にターミナルが接続され他端にモー
タ内部導体が接続されたリード線と、このリード線をモ
ータの機枠に取付けると共に発熱により炭化することが
ある材料で形成されたグロメットと、前記リード線と前
記モータの機枠との間で且つ前記リード線の外周を囲む
ように前記グロメット内に配置されて前記グロメットの
形成材料より耐熱性の優れた材料で形成された絶縁部材
を備えたモータのリード線口出装置であって、前記絶縁
部材は、前記リード線の上に配置されると共にガラス繊
維を含むシリコン樹脂で形成されたシリコンガラスチュ
ーブであることを特徴とするモータのリード線口出装
置。 - 【請求項2】 一端にターミナルが接続され他端にモー
タ内部導体が接続されたリード線と、このリード線をモ
ータの機枠に取付けると共に発熱により炭化することが
ある材料で形成されたグロメットと、前記リード線と前
記モータの機枠との間で且つ前記リード線の外周を囲む
ように前記グロメット内に配置されて前記グロメットの
形成材料より耐熱性の優れた材料で形成された絶縁部材
を備えたモータのリード線口出装置であって、前記絶縁
部材は、アラミド紙で形成されたことを特徴とするモー
タのリード線口出装置。 - 【請求項3】 一端にターミナルが接続され他端にモー
タ内部導体が接続されたリード線と、このリード線をモ
ータの機枠に取付けると共に発熱により炭化することが
ある材料で形成されたグロメットと、前記リード線と前
記モータの機枠との間で且つ前記リード線の外周を囲む
ように前記グロメット内に配置されて前記グロメットの
形成材料より耐熱性の優れた材料で形成された絶縁部材
を備えたモータのリード線口出装置であって、前記絶縁
部材は、前記リード線に巻回されたシリコンガラス粘着
テープで形成されたことを特徴とするモータのリード線
口出装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01433197A JP3379682B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | モータのリード線口出装置 |
| US08/882,575 US5847477A (en) | 1997-01-28 | 1997-06-25 | Lead-wire leading device in electric motor |
| KR2019970017658U KR19980059174U (ko) | 1997-01-28 | 1997-07-07 | 모터의 리드선 간섭장치 |
| KR2019970017792U KR200204333Y1 (ko) | 1997-01-28 | 1997-07-07 | 모터의리드선간섭장치 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01433197A JP3379682B2 (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | モータのリード線口出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP3379682B2 true JP3379682B2 (ja) | 2003-02-24 |
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ID=11858101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (5)
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| EP (1) | EP0855783B1 (ja) |
| JP (1) | JP3379682B2 (ja) |
| KR (2) | KR200204333Y1 (ja) |
| DE (1) | DE69716709T2 (ja) |
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Also Published As
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