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JP3384430B2 - ネットワークシステム - Google Patents
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JP3384430B2 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP3384430B2
JP3384430B2 JP04465896A JP4465896A JP3384430B2 JP 3384430 B2 JP3384430 B2 JP 3384430B2 JP 04465896 A JP04465896 A JP 04465896A JP 4465896 A JP4465896 A JP 4465896A JP 3384430 B2 JP3384430 B2 JP 3384430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理局と、複数の
通常局とを通信伝送路により接続して、局間通信を行う
ようにしたネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】管理局と、複数の通常局等とからなるプ
ログラマブルコントローラのリモートI/Oネットワー
ク等のネットワークシステムでは、当該ネットワーク上
のある通常局が故障したり、あるいは通信伝送路が破断
したり等の通信異常が発生した場合、ネットワーク全体
に異常状態が発生するので、その通信異常箇所を迅速に
検出することが重要である。
【0003】そのため、従来のネットワークシステムで
は、通常、ネットワーク上で管理局に近い通常局から
順、あるいは作業者の経験に基づく勘等により、手作業
で終端抵抗を設定しながら異常箇所を検出する方法が取
られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ネットワーク
上に手作業で終端抵抗を設定しながら異常箇所を検出す
る従来の方法では、多大な時間と労力を必要とすると共
に、異常箇所の発見さえもできない場合がある、という
問題がある。
【0005】つまり、PLCのリモートI/Oシステム
等のネットワークシステムの場合には、一般的に、通常
局となる各機器が工場内部に点在して100m〜数10
0m離れて配置されていたり、制御盤等の中に組み込ま
れているケースが多いので、機器設定およびチェックの
ために各機器への移動や、その検査のために多大な時間
がかかり、一度システムを敷設した後には容易に検査で
きない状況にあった。
【0006】特に、ネットワークシステムを構成する通
常局の台数が多い場合や、異常箇所を一回で確認できな
い場合には、同様な作業を何回も繰り返し実行しなけれ
ばならず、多大な労力を必要としていた。
【0007】そこで、本発明は、このような問題に着目
してなされたもので、ネットワーク上の通信異常箇所を
容易に発見できるネットワークシステムを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、管理局と、複数の通常局
とを通信伝送路によりマルチドロップ方式で接続して、
データ通信を行うようにしたネットワークシステムであ
って、上記複数の通常局は、各々、通常状態では通信伝
送路と非接続状態にある終端抵抗と、通信異常が発生し
た場合、上記終端抵抗と上記通信伝送路とを接続状態に
切替える終端抵抗切替え手段と、通信異常が発生した場
合、次局への通信伝送路を遮断する伝送路遮断手段と、
を具備し、上記管理局は、ネットワーク上の通信異常を
検出し、通信異常が検出された場合、各通常局の終端抵
抗切替え手段および通信停止手段に対し通信異常が発生
したことを通知すするとともに、通信異常が発生して、
各通常局において終端抵抗が通信伝送路に接続されると
共に、次局への通信伝送路が遮断された場合、管理局に
対する各通常局の近接順位を予め記憶した近接順位テー
ブルに基づいて、管理局に近い通常局から順に、終端抵
抗と通信伝送路とを非接続状態に切替えさせると共に、
次局への通信伝送路を接続させて、当該終端抵抗を非接
続状態にした通常局の次の通常局までの各通常局に対し
加入ポーリングを送信してそのレスポンスの受信の有無
を判断し、加入ポーリングに対するレスポンスのない通
常局を検出した場合には、当該レスポンスのない通常局
より1つ前の通信可能な最遠の通常局に対し終端抵抗を
オンさせると共に、次局への通信伝送路を遮断させる、
ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、管理局と、複数
の通常局とを通信伝送路によりマルチドロップ方式で接
続して、データ通信を行うようにしたネットワークシス
テムであって、上記複数の通常局は、各々、通常状態で
は通信伝送路と非接続状態にある終端抵抗と、通信異常
が発生した場合、上記終端抵抗と上記通信伝送路とを接
続状態に切替える終端抵抗切替え手段と、通信異常が発
生した場合、次局への通信伝送路を遮断する伝送路遮断
手段と、を具備し、上記管理局は、ネットワーク上の通
信異常を検出し、通信異常が検出された場合、各通常局
の終端抵抗切替え手段および通信停止手段に対し通信異
常が発生したことを通知するとともに、通信異常が発生
して、各通常局において終端抵抗が通信伝送路に接続さ
れると共に、次局への通信伝送路が遮断された場合、各
通常局のノードアドレスに基づいて、ノードアドレスの
最小の通常局から最大の通常局まで順に加入ポーリング
を送信して、新たにレスポンスのあった通常局を新終端
局とし、当該新終端局に終端抵抗と通信伝送路とを非接
続状態に切替えさせると共に、当該新終端局へ次局への
通信伝送路を接続させるようにし、新たな通常局からレ
スポンスがなくなるまで各通常局のノードアドレスに基
づいて、ノードアドレスの最小の通常局から最大の通常
局まで順に加入ポーリングを送信して、そのレスポンス
の受信の有無を判断し、新たな通常局からレスポンスが
なくなった場合には、レスポンスのあった最新の新終端
局である最遠の通常局に対し終端抵抗をオンさせると共
に、次局への通信伝送路を遮断させる、ことを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明では、管理局と、複数
の通常局とを通信伝送路によりディジーチェイン方式で
接続して、データ通信を行うようにしたネットワークシ
ステムであって、上記複数の通常局は、各々、上位およ
び下位の通信伝送路と常に接続状態にある終端抵抗と、
通信異常が発生した場合、次局へのデータ通信を論理的
に停止する通信停止手段と、を具備し、上記管理局は、
ネットワーク上の通信異常を検出し、通信異常が検出さ
れた場合、各通常局の通信停止手段に対し通信異常が発
生したことを通知するとともに、通信異常が発生して、
次局への通信が停止した場合、管理局に対する各通常局
の近接順位を予め記憶した近接順位テーブルに基づい
て、管理局に近い通常局から順に次局へ通信させて、そ
の次局までの各通常局に対し加入ポーリングを送信して
そのレスポンスの受信の有無を判断し、加入ポーリング
に対するレスポンスのない通常局を検出した場合には、
当該レスポンスのない通常局より1つ前の通信可能な最
遠の通常局に対し、次局への通信を停止させる、ことを
特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明では、管理局と、複数
の通常局とを通信伝送路によりディジーチェイン方式で
接続して、データ通信を行うようにしたネットワークシ
ステムであって、上記複数の通常局は、各々、上位およ
び下位の通信伝送路と常に接続状態にある終端抵抗と、
通信異常が発生した場合、次局へのデータ通信を論理的
に停止する通信停止手段と、を具備し、上記管理局は、
ネットワーク上の通信異常を検出し、通信異常が検出さ
れた場合、各通常局の通信停止手段に対し通信異常が発
生したことを通知するとともに、通信異常が発生して、
次局への通信が停止した場合、各通常局のノードアドレ
スに基づいて、ノードアドレスの最小の通常局から最大
の通常局まで順に加入ポーリングを送信して、新たにレ
スポンスのあった通常局を新終端局とすると共に、当該
新終端局に次局へ通信させ、新たな通常局からレスポン
スがなくなるまで各通常局のノードアドレスに基づい
て、ノードアドレスの最小の通常局から最大の通常局ま
で順に加入ポーリングを送信して、そのレスポンスの受
信の有無を判断し、新たな通常局からレスポンスがなく
なった場合には、レスポンスのあった最新の新終端局で
ある通信可能な最遠の通常局に対し、次局への通信を停
止させる、ことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3、または請求項4記載のネットワークシ
ステムにおいて、上記管理局は、さらに、通信可能な最
遠の通常局までの正常に通信再開可能な通常局のノード
数を表示する、ことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3、または請求項4記載のネットワークシ
ステムにおいて、上記管理局は、さらに、通信可能な最
遠の通常局以後の通信不可能な通常局のノード数を表示
する、ことを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、または請求項6
記載のネットワークシステムにおいて、上記通信可能な
最遠の通常局は、自局が終端局であることを表示する、
ことを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、また
は請求項7記載のネットワークシステムにおいて、上記
通信可能な最遠の通常局までの正常通信可能な通常局
は、各々、自局が正常に通信可能であることを表示す
る、ことを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
項7、または請求項8記載のネットワークシステムにお
いて、上記通信可能な最遠の通常局以後の通信不可能な
通常局は、各々、自局が通信不可能であることを表示す
る、ことを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明では、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
求項7、請求項8、または請求項9記載のネットワーク
システムにおいて、上記管理局は、プログラマブルコン
トローラ本体とバスを介し接続されたリモートマスタで
あり、複数の通常局は、I/O機器と接続された複数の
リモートスレーブであり、管理局と複数の通常局とが通
信伝送路により接続されてプログラマブルコントローラ
のリモートI/Oシステムを構成する、ことを特徴とす
る。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】このため、本発明では、複数の通常局は、
各々、通常状態では通信伝送路と非接続状態にある終端
抵抗を有しており、通信異常が発生した場合には、終端
抵抗と通信伝送路とを接続状態に切替えると共に、次局
への通信を停止する。
【0026】そして、管理局に近い通常局から順に、終
端抵抗と通信伝送路とを非接続状態に切替えさせると共
に、次局へ通信させて、当該終端抵抗を非接続状態にし
た通常局の次の通常局までの各通常局に対し加入ポーリ
ングを送信してそのレスポンスの受信の有無を判断し、
加入ポーリングに対するレスポンスのない通常局を検出
した場合には、当該レスポンスのない通常局より1つ前
でレスポンスのあった最遠の通常局に対し終端抵抗をオ
ンさせると共に、次局への通信を停止させる等して、管
理局と正常に通信可能な通常局との間で通信を再開する
ようにする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るネットワーク
システムの実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0028】図1に、本発明に係るネットワークシステ
ムの第1実施形態で、プログラマブルコントローラのリ
モートI/Oシステムの構成を示す。
【0029】このシステムは、PLC本体とバスを介し
接続されたリモートマスタ等の管理局Mと、I/O機器
等が接続されるリモートスレーブ等の複数台(本実施形
態では、便宜上6台とする。)の通常局S1〜S6と
が、マルチドロップ方式の通信伝送路Cを介し接続され
て構成されている。
【0030】なお、通常局の符号“S1〜S6”は、管
理局Mから近い順、すなわち近接した順に付されたもの
で、通常局S1〜S6には、この符号の順とは関係なく
ノードアドレス1〜6が設定されている。
【0031】図2に、この第1実施形態のネットワーク
システムを構成する管理局M、および通常局S1〜S6
を代表して通常局S2の構成を示す。
【0032】まず、管理局Mは、通信伝送路Cと接続さ
れ、通常局S1〜S6と通信を行うと共に、通常局位置
テーブルに基づきネットワーク上の通信異常箇所を検出
して異常箇所切断処理を行う通信処理部M1と、通信処
理部M1の制御により後述するネットワーク状態切替え
表示などを行う表示部M2と、通信伝送路C上の信号反
射を防止する終端抵抗Rとを有している。
【0033】一方、通常局S3は、通信伝送路C上の反
射を防止するための終端抵抗Rと、管理局側である前の
通常局S2からの上位通信伝送路C1,C2と終端抵抗
S32との間の接続状態を切替える切替えスイッチSW
1,SW2と、上位通信伝送路C1,C2と後続の通常
局S4等への下位通信伝送路C3,C4との接続状態を
切替える切替えリレーRYと、通信処理部S31と、表
示部S32とを有している。
【0034】通信処理部S31は、上位通信伝送路C
1,C2と常に接続され、他局との間で通信を行うと共
に、後述するように自局における通信異常の検知、ある
いは管理局Mからの通信異常発生通知により、切替えス
イッチSW1,SW2をオフ状態からオン状態に切替え
る一方、切替えリレーRYをオン状態からオフ状態に切
替えるように指令を出すように構成されている。
【0035】なお、通常の、すなわち正常な通信状態で
は、切替えスイッチSW1,SW2は、オフ状態にあっ
て通信伝送路Cと終端抵抗Rとが非導通状態にある一
方、切替えリレーRYはオン状態にあって、通信伝送路
C1,C2と通信伝送路C3,C4とが導通状態にあ
り、後続への通信伝送路Cが接続状態にあるように設定
されている。
【0036】また、この図2では、通常局S3の回路構
成を示しているが、他の各通常局も同様の構成をしてい
る。ただし、管理局Mから最も遠い通常局S6だけは、
正常通信状態であれば、常に終端抵抗をオンにし、か
つ、後続通常局への通信伝送路Cの接続も必要がないの
で、切替えSW1,SW2および切替えリレーRYが不
要で、管理局Mと同様に構成しても良い。
【0037】図3に、管理局Mに対する各通常局S1〜
S6の近接順位と、ノードアドレスとの対応関係を示す
通常局位置テーブルTを示す。
【0038】つまり、この通常局位置テーブルTは、ユ
ーザがネットワーク上の各通常局の位置を見て作成した
り、あるいはネットワークが正常なとき等に予め各通常
局に加入ポーリングを送信等することにより、各通常局
からのレスポンス時間等に基づいて作成して、管理局M
の通信処理部M1等に格納したもので、図1に示すよう
に6台の各通常局には管理局Mからの距離の近い順に符
号S1〜S6が付されているので、6台の通常局S1〜
S6の符号と、そのノードアドレスとの対応関係を示し
ていることになる。
【0039】具体的には、管理局Mに最も近い通常局S
1はノードアドレス“1”、次に近い通常局S2はノー
ドアドレス“4”、というように、管理局Mからの近接
順位を示すS1〜S6の符号と、ノードアドレスとの対
応を示している。
【0040】次に、以上のように構成された第1実施形
態のネットワークシステムにおける通信異常検出処理
を、図面を参照して説明する。
【0041】図4に、本システムにおいて通信異常が発
生した場合における管理局および通常局の通信異常処理
を示す。
【0042】まず、管理局Mでは、通常、通信処理部M
1が各通常局S1〜S6との間でデータ通信を行うと共
に(ステップ100)、このネットワーク上のデータ通
信処理の通信状態を常に監視して、各通常局S1〜S6
や通信伝送路C上に通信異常が発生しているか否かを管
理する(ステップ110)。
【0043】通信状態の管理方法としては、例えば、局
間データ通信がコマンド/レスポンス方式であれば、あ
る通常局からはコマンドを送信したのにレスポンスが帰
って来なかったり、あるいはレスポンスのデータ化け等
の発生により通信異常を検出する一方、トークンパッシ
ング方式であればトークン破壊等が発生するか否かで通
信異常を検出するようにする。
【0044】そして、管理局Mの通信処理部M1は、こ
のネットワーク上で異常を検出すると(ステップ110
“Yes”)、まず、各通常局S1〜S6に対し、終端
抵抗の設定および後続への通信伝送路を切断するための
通信異常発生信号を一定時間だけ送信し(ステップ12
0)、続いてその一定時間経過後、次の図5で詳述する
ように、通信異常箇所を検出し、正常な通常局との間で
のみ通信を再開するための異常箇所切断処理を行う(ス
テップ130)。
【0045】その一方、各通常局S1〜S6では、通
常、終端抵抗が通信伝送路に接続された終端局である管
理局Mに対し最遠の通常局S6を除き、切替えSW1,
SW2がオフ状態に設定されて、終端抵抗Rが通信伝送
路Cと非接続状態にある一方、切替えリレーRYがオン
状態に設定されて、後続通常局への通信伝送路Cが接続
状態にある。
【0046】このような状態で各通常局は、管理局Mや
他の通常局との間でデータ通信を行うと共に(ステップ
200)、予め設定したネットワーク診断時間等の所定
時間以内に自局で送受信処理を実行しているか否か(ス
テップ210)、および管理局Mから通信異常発生信号
を受信したか否かを判断している(ステップ220)。
【0047】そして、各通常局は、上記所定時間以内に
自局で送受信処理を実行しており(ステップ210“Y
es”)、かつ、管理局Mから通信異常発生信号を受信
していない場合には(ステップ220“No”)、ネッ
トワーク上に通信異常が発生していないということなの
で、通常通信処理を行う(ステップ200)。
【0048】その一方、所定時間以内に、送受信処理を
実行していない場合には(ステップ210“No”)、
当該通常局で故障が発生したか、あるいは当該通常局ま
での通信伝送路上でケーブル切断等の通信異常が発生し
た場合であるので、当該通常局では、通信処理部が通信
異常であると判断して、表示部上に異常局表示処理を行
うと共に(ステップ230)、切替えスイッチSW1,
SW2をオフ状態からオン状態に切替えさせ、終端抵抗
Rを通信伝送路Cに接続する一方(ステップ240)、
切替えリレーRYをオン状態からオフ状態に切替えて、
上位通信伝送路C1,C2と下位通信伝送路C3,C4
とを切断状態に設定させる(ステップ250)。
【0049】また、所定時間内に送受信処理を実行して
いるが(ステップ210“Yes”)、管理局Mから通
信異常発生信号を受信した場合には(ステップ220
“Yes”)、当該通常局や当該通常局までの通信伝送
路上では通信異常が発生していないが、当該通常局から
後続の他の通常局や通信伝送路上で通信異常が発生した
ということになるので、当該通常局では、ステップ23
0の異常局表示処理は行わないが、ネットワーク上の通
信異常箇所を特定する必要があるため、通信処理部の指
令により、終端抵抗Rを通信伝送路Cに接続する一方
(ステップ240)、上位通信伝送路C1,C2と下位
通信伝送路C3,C4とを切断状態に設定させる(ステ
ップ250)。
【0050】このようにして、ネットワーク上のある箇
所で通信異常が発生すると、全ての通常局S1〜S6が
ステップ240,250の処理を行うことになり、全て
の通常局S1〜S6において終端抵抗Rの設定が行われ
ることになる。
【0051】その後、管理局Mでは、上述の通り次の図
5で詳細に説明するステップ130に示す異常箇所切断
処理を行って、各種制御信号を各通常局に対し送信する
一方、通常局では、管理局Mからの各種制御信号に基づ
いて、次の図5で詳細に説明する異常箇所切断処理を行
う(ステップ260)。
【0052】次に、管理局および各通常局における異常
箇所切断処理を説明する。
【0053】図5に、図4のステップ130,260に
示す管理局および各通常局における異常箇所切断処理を
示す。
【0054】なお、この図4のステップ130,260
に示す異常箇所切断処理を行うときには、全ての各通常
局側S1〜S6では、少なくてもステップ240,25
0の処理が行われており、終端抵抗がオンされ、かつ、
通信伝送路が切断されているものとする。
【0055】まず、管理局Mでは、通信処理部M1が、
図4のステップ130に示す異常箇所切断処理を行う場
合、図に示すように、図3に示す通常局位置テーブルT
の最上位に登録されている再近接通常局S1の番号1を
Nの初期データとして設定し(ステップ300)、続い
てN−1番目の通常局、すなわち通常局SN-1 に対して
終端抵抗をオフ等させる終端抵抗オフ信号を送信すると
共に(ステップ310)、その信号により終端抵抗がオ
フされた通常局の次の通常局である、N番目の通常局S
N のノードアドレスを終端局アドレスとして表示部M2
上に表示し(ステップ320)、さらにその通常局SN
までの通常局S1〜SN が異常なくネットワークに加入
しているか否かを確認するため、通常局S1〜SN に対
し加入ポーリングを送信する(ステップ330)。
【0056】ここで、Nが初期値の1である時は、ステ
ップ310の処理により、1−1=0番目の通常局に対
し終端抵抗オフ信号を送信することになるが、0番目の
通常局とは、管理局M自身のことになるので、この初期
値1の場合のみ、通常局へ終端抵抗オフ信号を送信せ
ず、ステップ330の処理により、N=1番目の通常
局、すなわち管理局Mと唯一接続されている最先の通常
局S1に対してのみ加入ポーリングを送信することにな
る。
【0057】また、Nが2である時は、2−1=1番目
の通常局S1に対し終端抵抗オフ信号を送信することに
なり、この通常局S1では、終端抵抗オフ信号の受信に
より、終端抵抗Rを通信伝送路Cから切り離す一方、通
信処理部を通信伝送路Cに接続する。このため、通常局
S2が終端局となり、管理局Mと通常局S1,S2との
間が通信伝送路Cで接続されることになるので、通常局
S1,S2に対し加入ポーリングを送信することになる
一方、Nが3である時は、2番目の通常局S2に対し終
端抵抗オフ信号を送信することになり、通常局S1〜S
3に対し加入ポーリングを送信することになる。
【0058】そして、管理局Mは、通信伝送路の接続さ
れている通常局S1〜SN から加入ポーリングに対する
加入レスポンスがあるか否かを判断することにより、N
番目の通常局SN までに異常がなく、すなわち通常局自
体の故障や、ケーブル異常等の通信異常無しにネットワ
ークに加入しているか否かを判断する(ステップ34
0)。
【0059】ここで、通常局S1〜SN から正常に加入
レスポンスがきており、通常局S1〜SN、およびその
間の通信伝送路に通信異常がないと判断した場合には
(ステップ340“Yes”)、次にNを+1インクリ
メントして(ステップ350)、続いてそのNが通常局
位置テーブルTの最大値を越えているか否かを判断する
(ステップ360)。
【0060】なお、管理局Mから最遠の通常局の構成
を、管理局Mのように終端抵抗Rを通信伝送路に常時接
続している構成にした場合には、通常局位置テーブルT
の最大値6−1=5を越えているか否かで判断するよう
にする。
【0061】そして、そのNが通常局位置テーブルTの
最大値6を越えていない場合には(ステップ360“N
o”)、まだ全ての通常局に対し終端抵抗オフ信号を送
信していないことになるので、上記ステップ310の処
理に戻り、そのインクリメントしたN番目の通常局に対
し上記と同様の処理を行う一方、そのNが通常局位置テ
ーブルTの最大値を越えた場合には(ステップ360
“Yes”)、全ての通常局に対し終端抵抗オフ信号を
送信したことになるので、ネットワーク正常と判断し
て、表示部M2上で異常無し等の表示を行う(ステップ
370)。
【0062】これに対し、通常局S1〜SN の全てから
正常に加入レスポンスが来ない場合には(ステップ34
0“No”)、N−1番目の通常局SN-1 とN番目の通
常局SN との間、もしくはN番目の通常局SN で通信異
常が発生したということなので、管理局Mは、N−1番
目の通常局SN-1 を終端局に設定して管理局Mと終端局
までの通常局S1 〜SN-1 の間でネットワークを組んで
正常に通信を再開できるように、まず、終端局に設定す
べき通常局SN-1 に対して終端局設定信号を送信し(ス
テップ380)、続いて正常に通信可能な各通常局S1
〜SN-1 に対して加入局表示信号を送信し(ステップ3
90)、最後に通信異常の発生した箇所や、再開ネット
ワークに加入している通常局等をネットワーク状態を順
次切替え表示するネットワーク状態切替え表示処理を行
う(ステップ395)。
【0063】ネットワーク状態切替え表示処理により切
替えて表示するネットワーク状態としては、例えば、新
たに設定した終端局SN-1 のノードアドレスの表示や、
再開したネットワークに正常に加入している加入局S1
〜SN-2 の局数(ノード数)表示、正常加入局S1〜S
N-2 のノードアドレスの順次表示、再開したネットワー
クに加入していない異常局の局数表示、異常局のノード
アドレス表示等が考えられる。
【0064】そして、管理局Mの通信処理部M1は、例
えば、ユーザがボタンを押した場合や、通信処理部M1
がネットワークの終端局や加入局等のネットワーク状態
の変更ありと判断した場合に、以上のネットワーク状態
を数秒等の所定時間毎に自動的、あるいはボタンを押す
毎等の手動的に順次切替わるようにする。
【0065】なお、上記ステップ380やステップ39
0の処理による終端局設定信号や加入局表示信号を送信
する際に、通信異常が発生した場合には、一定時間その
送信を停止して、すべての通常局の終端抵抗をいったん
ONにした後、終端局以外で正常に加入させるべき1〜
N−2番目の通常局S1 〜SN-2 に対してのみ終端抵抗
をOFF等させて、正常LED表示信号を送信するよう
にする。
【0066】これに対し、通常局側では、上記ステップ
400〜440の処理により、主端抵抗オフ信号を受信
した通常局が終端抵抗をオフすると共に後続局への通信
伝送路をオンさせて、ネットワークに加入する通常局を
増やしながら、加入ポーリングに対する加入レスポンス
を管理局に対し送信している。
【0067】そして、管理局M側のステップ340の処
理により、通信異常箇所が検出されステップ340“N
o”)、続くステップ380の処理により管理局Mから
終端局設定信号が送信されてきた場合(ステップ450
“Yes”)、通常局は、自通常局が終端局に設定され
るべき通常局SN-1 の場合であるので、自通常局SN-1
を終端局に設定すべく、終端抵抗をオンにすると共に
(ステップ452)、後続局である通常局SN 等への通
信伝送路Cを切断し(ステップ454)、さらにはLE
D等の表示部上に自局が終端局であることを表示する終
端局表示を行うようにする(ステップ480)。
【0068】その一方、管理局Mから加入局表示信号が
送られてきた場合(ステップ460“Yes”)、管理
局Mにおける異常箇所検出処理の結果、自通常局は正常
であり、再開するネットワークに終端局としてではなく
加入できることを示しているので、LED等の表示部上
に自局が通信可能な加入局であることを示す加入局表示
処理を行う(ステップ462)。
【0069】なお、管理局Mから加入局表示信号が送ら
れてきて、新しいネットワークに加入している通常局S
1〜SN-2 では、すでに、上述のステップ410,42
0の処理により、終端抵抗がオフに設定され、しかも後
続局への通信伝送路に接続されているので、必要があれ
ば管理局Mや他の加入局,終端局SN-1 との間で通信を
再開することができる。
【0070】これに対し、図4のステップ240,25
0の処理により、終端抵抗をオンにし、かつ、後続伝送
路への通信伝送路を切断されたままで、その後、所定時
間以内等に管理局から何の制御信号が送信されてこない
通常局では(ステップ450“No”、ステップ460
“No”)、自局もしくは自局より前で通信異常が発生
し、異常箇所切断処理によって新たなネットワークに加
入できないことを示しているので、LED等の表示部上
に自局が通信不可能な異常局であることを示す異常局表
示処理を行う(ステップ470)。
【0071】このような管理局側および通常局側の異常
箇所切断処理により、N−1番目の通常局SN-1 と、そ
の次のN番目の通常局SN との間、もしくはN番目の通
常局SN で通信異常が発生した場合でも、正常に通信可
能なN−1番目の通常局Sn-1 を終端局に設定して、管
理局Mと当該終端局までの通常局S1〜SN-1 との間で
新たなネットワークを再構築して、正常に通信を再開す
ることができる。
【0072】従って、この第1実施形態によれば、マル
チドロップ方式により通信伝送路を接続したネットワー
ク上の任意の箇所で通信異常が発生した場合でも、いっ
たん全ての通常局を通信伝送路から切り離して終端抵抗
をオンにし、次に管理局に近い通常局から順に終端抵抗
をオフにすると共に通信伝送路と接続して加入ポーリン
グを送信し、そのレスポンスの受信の有無により通信異
常箇所を検出することができる。
【0073】また、通信異常箇所を検出した場合には、
通信異常箇所より後続の通常局を切離す一方、その通信
異常箇所より管理局側で正常に通信可能な通常局の中
で、管理局から最遠な通常局を終端局に設定し、その中
でネットワークを再構築するようにしたので、正常な通
常局と管理局という最小ネットワーク構成で自動的に通
信を再開することができる。
【0074】さらに、本実施形態では、ネットワーク上
における通信異常箇所の特定を、管理局Mに対する各通
常局の近接順位に基づいて行っているので、ノードアド
レスに基づいてネットワーク診断を行う場合と比べて、
予め近接順位とノードアドレスとを対応させたテーブル
は必要になるが、ネットワーク構成に合致した診断を無
駄なく高速に実行できる。
【0075】その他、本実施形態により得られる効果と
しては、以下のようなものがある。
【0076】(1)管理局が終端局のノードアドレスを
表示しているので、管理局のある場所で既に異常発生箇
所を特定でき、異常解明までの時間を削減できる。
【0077】(2)終端局に時局が終端局であることを
表示するようにしたので、管理局の表示を見にいかなく
ても、ネットワーク異常時に障害に対するチェック開始
点あるいは終端点として特定できる。また、通常動作時
と異なる表示になった場合には、この終端局表示を見る
だけで、異常発生を認識でき、かつ、このノードから、
異常チェックを開始できる。またさらに、ネットワーク
構成を把握していない場合であっても、管理局から順に
通信伝送路をたどっていった時に、終端局とこの直後の
次の通常局との間で異常が発生したことがわかる。
【0078】(3)ネットワークを再構築した際に、そ
のネットワーク加入局に自局が加入局であることを表示
をさせるようにしたので、通常動作時と異なる表示とな
り、この加入局表示を見るだけで、異常発生が認識でき
る。
【0079】(4)管理局がネットワークに加入してい
る加入局のノード数や、異常局のノード数を表示するの
で、その加入局数等と、ネットワーク全体のノード数と
を比較することにより、ネットワーク上の管理局から遠
い所か、あるいは近い所で通信異常が発生したかも分か
る。また、それにより、加入局のノードアドレスの確認
を行うべきか、あるいは異常局ノードアドレスの確認を
行うべきかも判定できるため、異常箇所特定の初期段階
でのノードアドレス確認時間を削減できる。
【0080】(5)管理局がネットワークに加入してい
る加入局のアドレスや、加入できない異常局のアドレス
を表示するので、管理局でネットワーク上の加入局等を
特定でき、異常解明までの時間を削減でき、特に、管理
局から近いところで異常が発生した場合に有効である。
【0081】(6)ネットワーク再構築時に通信不可能
な通常局が異常局であることを表示するようにしたの
で、通常動作時と異なる表示により、この異常局表示を
見ただけで、異常発生が認識できる。また、ネットワー
ク構成を把握していない場合であっても、異常局を発見
した場合、ここから順に管理局に向けてネットワークケ
ーブルをたどっていった時に、終端局までの間が異常局
と表示されるため、終端局へたどりやすいと共に、終端
局を発見した時点で、終端局と異常局の間で異常が発生
していることが容易に認識できる。
【0082】次に、本発明の第2実施形態を、図面を参
照して説明する。
【0083】この第2実施形態は、図1および図2に示
す上記第1実施形態とは、管理局や通常局のハード構
成、およびマルチドロップ方式によるシステム構成が同
じであるが、ネットワーク上で通信異常が発生し、その
通信異常箇所を検出して、通信を再開するまでの処理が
上記第1実施形態とは異なる。
【0084】つまり、この第2実施形態では、上記第1
実施形態とは異なり、図3に示すような通常局位置テー
ブルTを予め作成して格納しておらず、いったん全ての
通常局の終端抵抗をオンし、かつ、通常局間の通信伝送
路をオフにした後、ノードアドレスに基づき加入ポーリ
ングの送信およびそのレスポンスの受信により、管理局
に近い通常局を順次検出して、管理局に近い通常局から
順に終端抵抗をオフすると共に後続への通信伝送路をオ
ンすることにより、ノードアドレスに基づき正常に通信
可能な通常局との間でネットワークを拡大しながら通信
異常箇所を検出して、異常箇所切断処理を実行すること
を特徴としている。
【0085】このため、この第2実施形態では、通信異
常が発生して全通常局に終端抵抗をオンさせ、かつ、後
続通常局への通信伝送路をオフさせるまでの処理は、上
記第1実施形態と同様に図4に示す処理を行うと共に、
また図5に示す通常局側のステップ260の異常箇所切
断処理もほぼ上記第1実施形態と同様の処理を行なうの
で、以下の説明では、この第2実施形態の特徴となる管
理局側におけるステップ130の異常箇所切断処理につ
いてのみ説明する。
【0086】図6に、第1実施形態のステップ130の
異常箇所切断処理に相当する、第2実施形態の管理局M
における異常箇所切断処理を示す。
【0087】なお、この処理開始時点では、上記第1実
施形態の場合の位置情報に基づくネットワーク診断、異
常箇所切断処理の場合と同様に、図4に示すステップ2
40,250の処理により、全ての通常局側では、終端
抵抗がON状態に設定されていて、かつ、後続への通信
伝送路が切断されているものとする。
【0088】まず、この第2実施形態では、管理局は、
初期処理として、新しい終端局(以下、「新終端局」と
いう。)を順次検出してそのノードアドレスNを登録す
る新終端局登録テーブルをクリアし(ステップ50
0)、続いてノードアドレスNを初期値“0”に設定す
ると共に、正常に通信可能な加入局数Xも“0”に設定
し、さらに新終端局が発見できたか否かを示す新終端局
検出フラグをクリア、すなわち未検出状態にする(ステ
ップ510)。
【0089】なお、この第2実施形態では、上記第1実
施形態の場合と同様に、通常局を便宜上6台あるものと
して説明するので、ノードアドレスNは、最小アドレス
である“1”から最大アドレス“6”の範囲に設定され
ているものとする。
【0090】次に、本実施形態では、管理局Mは、各通
常局のノードアドレスは分かっているが、通信伝送路上
における管理局Mに対する各通常局の近接順位が分かっ
ていないので、管理局Mに対し近接した通常局を順次検
出するために、ノードアドレスNを+1ずつインクリメ
ントしながら、ノードアドレスが最大アドレスになるま
で加入ポーリングの送信およびそのレスポンスの受信を
繰り返して、近接した通常局を順次検出する(ステップ
520〜580)。この時、最大アドレスまでの加入ポ
ーリングの送信およびそのレスポンスの受信を繰り返し
ても、レスポンスがあるのは、原則として、すなわち2
重検出の場合を除いて、1台の通常局のみからであり、
そのレスポンスを返送した通常局が新終端局となる。
【0091】具体的には、管理局Mは、図に示すよう
に、ノードアドレスNを+1インクリメントし(ステッ
プ520)、続いてノードアドレスNが最大アドレスよ
り大きいか否かを判断して(ステップ530)、ノード
アドレスNが最大アドレスより小さい場合には(ステッ
プ530“No”)、ノードアドレスNの通常局に対し
加入ポーリングを送信して(ステップ540)、ノード
アドレスNの通常局から正常に加入レスポンスの応答が
ない場合には(ステップ550“No”)、上記ステッ
プ520〜550までの処理を繰り返し、正常に応答、
すなわち正常に通信可能な通常局で、かつ、ノードアド
レスNが小さい通常局を検出するようにする。
【0092】そして、上記ステップ520〜550まで
の処理を繰り返して、あるノードアドレスNの通常局か
ら正常に加入レスポンスの応答があった場合には(ステ
ップ550“Yes”)、その正常応答をした通常局ま
では、通信伝送路が接続されており、かつ、通常局にお
いても通信異常がないということである。
【0093】なお、初期状態、すなわちN=1の状態で
は、新終端局設定テーブルはクリアされていて、いずれ
の通常局のノードアドレスも登録されていないので、そ
の加入レスポンスの応答局が、管理局Mに最も近い通常
局で、かつ、新終端局ということになる。
【0094】次に、その応答局のノードアドレスNが新
終端局設定テーブル(図示せず)に既に登録されている
か否かを判断し(ステップ560)、その応答局のノー
ドアドレスNが新終端局設定テーブルに登録されている
場合には(ステップ560“Yes”)、その通常局は
以前に新終端局として登録したことがある、ということ
を示しているので、次の新たな新終端局を検出すべく、
加入局数Xを+1インクリメントして(ステップ59
0)、再度、上記ステップ520以下の処理を行うよう
にする。
【0095】一方、その応答局のノードアドレスNが新
終端局設定テーブルに登録されていない場合には(ステ
ップ560“No”)、続いて新終端局検出フラグがオ
ンに設定されているか否かを判断し(ステップ57
0)、新終端局検出フラグが既に登録されている場合に
は(ステップ570“Yes”)、終端局の故障等によ
り、新終端局の2重検出が発生しており、新終端局設定
テーブルへの登録局数であるM番目の通常局とM+1番
目の通常局との間で異常が発生したということなので、
後述するようにM番目の通常局へ終端局設定信号を送信
すると共に(ステップ640)、新終端局設定テーブル
の登録局に対して加入局表示信号を送信し(ステップ6
50)、上記第1実施形態の場合と同様に、ネットワー
ク状態の切替え表示を行う(ステップ660)。
【0096】これに対し、新終端局検出フラグがオンで
ない場合には(ステップ570“No”)、新終端局設
定テーブルに未登録な新たな新終端局が検出されたとい
うことを示しているので、新終端局のノードアドレスと
して、そのノードアドレスNを設定すると共に、新終端
局検出フラグをオンに設定して(ステップ580)、加
入局数Xを+1インクリメントして(ステップ59
0)、再度、上記ステップ520以下の処理を行うよう
にする。
【0097】そして、ステップ530の判断処理で、N
が通常局の最大アドレスを越えた場合には(ステップ5
30“Yes”)、全ての通常局に対し加入ポーリング
を送信したことを示しているので、このような最小アド
レスから最大アドレスまでの通常局への加入ポーリング
の結果、新終端局設定テーブルに登録されていない新た
な新終端局が検出できたか否かを判断するため、次に新
終端局検出フラグがオンであるか否かを判断する(ステ
ップ600)。
【0098】ここで、新終端局検出フラグがオフであれ
ば、今回の最小アドレスから最大アドレスまでの通常局
への加入ポーリングでは、新終端局が検出できず、新終
端局設定テーブルへの登録局数であるM番目の通常局と
M+1番目の通常局との間で異常が発生したということ
なので、M番目の通常局へ終端局設定信号を送信すると
共に(ステップ640)、新終端局設定テーブルに登録
された登録局に対して加入局表示信号を送信し(ステッ
プ650)、上記第1実施形態の場合と同様に、ネット
ワーク状態の切替え表示を行う(ステップ660)。
【0099】ただし、新終端局検出フラグがオフの場合
で、新終端局設定テーブルへの登録局数Mが0の場合
は、加入ポーリングに対し正常にレスポンスの応答をで
きた通常局が1台もないということなので、上記ステッ
プ640〜660の処理は行わないようにする。
【0100】なお、管理局M側のステップ640、ステ
ップ650の処理により、終端局設定信号および加入局
表示信号を受信した通常局、および何らそのような制御
信号を受信しない通常局では、第1実施形態の場合と同
様に、図5に示すステップ450〜470の処理を行
う。
【0101】その一方、新終端局検出フラグがオンであ
れば、続いて既に新終端局設定テーブルに登録されてい
る通常局が全て正常に加入レスポンスを返送したか否
か、すなわち正常加入局数Xが新終端局設定テーブルへ
の登録局数M+1に等しいか否かを判断して(ステップ
610)、正常加入局数Xが登録局数M+1に等しくな
い場合には(ステップ610“No”)、新終端局設定
テーブルに最後に登録されたM番目の通常局が正常に加
入レスポンスを返さず、新終端局設定テーブルへの登録
局数であるM番目の通常局とM+1番目の通常局との間
で異常が発生したものと判断して、上記の場合と同様
に、M番目の通常局へ終端局設定信号を送信すると共に
(ステップ640)、新終端局設定テーブルの登録局に
対して加入局表示信号を送信し(ステップ650)、上
記第1実施形態の場合と同様に、ネットワーク状態の切
替え表示を行う(ステップ660)。
【0102】これに対し、正常加入局数Xが登録局数M
+1に等しい場合には(ステップ610“Yes”)、
今回の加入ポーリングによっては、既に新終端局設定テ
ーブルに登録されている通常局が全て正常に加入レスポ
ンスを返送し、かつ、新終端局設定テーブルに未登録の
新終端局が検出できたということなので、その検出でき
た新終端局のノードアドレスを新終端局設定テーブルに
登録すると共に、そのテーブルの登録局数Mを+1イン
クリメントし(ステップ620)、さらに新たな新終端
局を検出するため、今回検出した新終端局の通常局へ終
端抵抗オフ信号を送信し(ステップ630)、ステップ
510へ戻る。
【0103】つまり、ステップ630の処理により、新
終端局の通常局へ終端抵抗オフ信号を送信すると、当該
通常局では、終端抵抗をオフし、かつ、後続通常局への
通信伝送路を接続して、通信可能なネットワークを通常
局1個分だけ拡大する。また、ステップ510の処理に
より、ノードアドレスNおよび正常加入局数Xも“0”
に設定し、かつ、新終端局が発見できたか否かを示す新
終端局検出フラグをクリアして未検出状態にするので、
以下のステップ520〜550の処理の繰返しにより、
新たな新終端局の検出を行うことが可能になる。
【0104】具体的には、最小アドレスから最大アドレ
スまでの加入ポーリングにより、新たな新終端局が検出
できる場合には、その新たな新終端局のノードアドレス
Nになるまで、ステップ520、ステップ530“N
o”、ステップ540、ステップ550“Yes”また
は“No”、ステップ560“Yes”、ステップ59
0、ステップ520、・・・という処理を繰り返す。
【0105】そして、新たな次の新終端局のノードアド
レスNになると、ステップ560の判断で“No”と判
断され、続いて新終端局の二重検出でなければ、ステッ
プ570の判断で“No”と判断されて、ステップ58
0の処理で新終端局のアドレスをそのノードアドレスN
に設定すると共に、新終端局検出フラグをオンに設定
し、ステップ590を介しステップ520へと戻る。
【0106】これで、新終端局が検出できたので、その
後は、今回の加入ポーリングサイクルでは、通信異常の
1つである二重検出の場合を除きこれ以上新終端局が検
出されないので、ステップ520、ステップ530“N
o”、ステップ540、ステップ550“No”、ステ
ップ520の処理を繰り返し、ノードアドレスNが最大
アドレスになると、ステップ530の判断で“Yes”
と判断され、ステップ600以降の処理へ移行する。
【0107】そして、新終端局検出フラグがオンで(ス
テップ600“Yes”)、正常加入局数Xが登録局数
M+1に等しい場合には(ステップ610“Ye
s”)、上述の通り、ステップ620、ステップ630
へと移行し、新たに検出したその新終端局の通常局へ終
端抵抗オフ信号を送信して、終端抵抗をオフすると共
に、その後続通常局への通信伝送路を接続させて、再
度、通信可能なネットワークを通常局1個分だけ拡大し
て、ステップ510の処理に移行し、上述のように、再
度、次の新たな新終端局の検出を行うようにする。
【0108】具体的には、加入ポーリングにより、新た
な新終端局が検出できる場合には、その新たな新終端局
のノードアドレスNになるまで、ステップ520、ステ
ップ530“No”、ステップ540、ステップ550
“Yes”および“No”、ステップ560“Ye
s”、ステップ590、ステップ520、・・・という
処理を繰り返す。
【0109】これに対し、最小アドレスから最大アドレ
スまでの加入ポーリングサイクルで次の新たな新終端局
が検出できない場合、すなわち当該次の新終端局自体が
故障している場合や、現在まで発見した新終端局とその
次の新終端局との間の通信伝送路上等で通信異常が発生
している場合には、次の新終端局となるべき通常局のノ
ードアドレスNまでは、ステップ510からステップ5
20、ステップ530“No”、ステップ540、ステ
ップ550“Yes”または“No”、ステップ560
“Yes”、ステップ590、ステップ520、・・と
いう処理を繰り返す。
【0110】そして、次の新終端局となるべき通常局の
ノードアドレスNになると、このノードアドレスNの通
常局は上述の理由等により通信できないので、ステップ
550の判断で“No”と判断され、そのノードアドレ
スN以後、ノードアドレスNが最大アドレスになるまで
の間は、ステップ530“No”、ステップ540、ス
テップ550、ステップ520、ステップ530“N
o”、・・・という処理を繰り返す。
【0111】そして最後に、ノードアドレスNが最大ア
ドレスになると、ステップ530の判断で“Yes”と
判断され、ステップ600の処理へ移行するが、今回の
新終端局検出サイクルでは、新終端局を検出できず、ス
テップ580の新終端局検出フラグをオンに設定処理を
経過していないので、ステップ600では“No”と判
断され、ステップ640以降の処理へ移る。
【0112】つまり、前回の加入ポーリングサイクルで
検出した既に新終端局設定テーブルに登録されていたM
番目の通常局とM+1番目の通常局との間等で異常が発
生していて、これ以上新終端局は検出できず通信不可
能、ということなので、M番目の通常局へ終端局設定信
号を送信すると共に(ステップ640)、新終端局設定
テーブルの各登録局に対して加入局表示信号を送信し
(ステップ650)、上記第1実施形態の場合と同様
に、ネットワーク状態の切替え表示を行うことになる
(ステップ660)。
【0113】さらに、この第2実施形態のノードアドレ
スに基づく異常箇所切断処理による異常箇所の検出処理
を具体的に説明する。
【0114】例えば、図3に示す通常局位置テーブルT
の近接順位5番目のノードアドレス2の通常局で通信異
常が発生して、ノードアドレス3の通常局まで正常に通
信可能であるとする。
【0115】すると、この場合には、まず1回目の加入
ポーリングサイクルにより、ノードアドレス1の通常局
のアドレス1が新終端局のノードアドレスとして新終端
局設定テーブルに登録される。
【0116】そして、2回目の加入ポーリングサイクル
により、ノードアドレス4の通常局のアドレス4が新終
端局アドレスとして新終端局設定テーブルに登録され、
3回目の加入ポーリングサイクルにより、ノードアドレ
ス5の通常局のアドレス5が新終端局アドレスとして新
終端局設定テーブルに登録され、4回目の加入ポーリン
グサイクルにより、ノードアドレス3の通常局のアドレ
ス3が新終端局アドレスとして新終端局設定テーブルに
登録され、5回目の加入ポーリングサイクルによって
は、新終端局が検出されない。
【0117】その結果、ノードアドレス3の通常局以降
の通常局等で異常が発生していて、これ以上新終端局は
検出できず通信不可能、ということなので、ノードアド
レス3の通常局へ終端局設定信号を送信すると共に、新
終端局設定テーブルの各登録局であるノードアドレス
1,4,5,3の通常局に対して加入局表示信号を送信
し、上記第1実施形態の場合と同様に、ネットワーク状
態の切替え表示を行うことになる。
【0118】従って、この第2実施形態によれば、管理
局が予め管理局のノードアドレスと、管理局に対する各
通常局の近接順位との対応関係を示す図3に示すような
通常局位置テーブルTを有していなくても、ノードアド
レスに基づいて通信異常箇所を検出し、かつ、その通信
異常箇所までの正常に通信可能ば通常局との間でネット
ワークを再構築して通信を再開することができ、上記第
1実施形態と同等の効果を得ることができる。
【0119】また、特に、この第2実施形態では、管理
局に対する各通常局の近接順位がわからず、ネットワー
ク構成が定かでない場合でも、近接順位にかかわらず、
ノードアドレスに基づいてネットワーク上の異常箇所を
特定できるので、近接順位テーブルに基づきネットワー
ク診断を行う上記第1実施形態と比べ、ネットワーク構
成が不確かな場合に有効になる。
【0120】次に、本発明の第3実施形態を、図面を参
照して説明する。
【0121】この第3実施形態は、上記第1、第2実施
形態のように、管理局と複数台の通常局とを、マルチド
ロップ方式の通信伝送路Cにより接続するのではなく、
ディジーチェイン方式の通信伝送路C′で接続したこと
を特徴としている。
【0122】図7に、この第3実施形態のネットワーク
システムを構成する管理局M、および通常局S3′の回
路構成を示す。
【0123】管理局Mは、上記第1実施形態等の場合と
同様に、通信伝送路C′と接続され通常局と通信を行う
と共に、通常局位置テーブルに基づきネットワーク上の
通信異常箇所を検出して通信再開処理を行う通信処理部
M1と、通信処理部M1の制御により後述するネットワ
ーク状態切替え表示などを行う表示部M2と、通信伝送
路C′上の信号反射を防止する終端抵抗Rとを有してい
る。
【0124】一方、通常局S3は、通信伝送路C′の上
位伝送路C1′,C2′と接続された終端抵抗R1と、
通信伝送路C′の下位伝送路C3′,C4′と接続され
た終端抵抗R2と、通信処理部S31′と、表示部S3
2′とを有している。
【0125】通信処理部S31′は、自局における通信
異常の検知あるいは管理局Mからの通信異常発生の通知
により、その内部回路(図示せず)により論理的に下位
伝送路C3′,C4′を介した後続通常局へのデータ通
信を停止するように構成されている。
【0126】なお、この第3実施形態では、ディジーチ
ェイン方式により各通常局を通信伝送路C′により接続
しており、各局間の通信伝送路は、通信処理部を介して
論理的に接続され、物理的には接続されていないので、
第1実施形態では必要であった切替えスイッチSW1,
SW2や、切替えリレーRYは不要な構成となってい
る。
【0127】このため、この第3実施形態では、上記第
1実施形態の通常局位置テーブルに基づく近接順位に基
づく通信異常箇所の特定、および上記第2実施形態のノ
ードアドレスに基づく通信異常箇所の特定の、どちらの
方式を採用する場合でも、各通常局では、通信異常発生
信号や、終端抵抗オフ信号、終端局設定信号を受信した
場合には、上記第1実施形態や第2実施形態の場合とは
異なり、終端抵抗をオンもしくはオフすると共に、後続
局への通信伝送路を接続または非接続状態に切替える処
理は行わずに、通信処理部S31′で、後続の通常局へ
論理的に通信するか、通信しないかのいずれかの処理を
行うようにする。
【0128】このようにすれば、この第3実施形態によ
っても、上記第1実施形態および上記第2実施形態と同
様の効果が得られる。
【0129】なお、ディジーチェイン方式において、通
信伝送路として光ファイバを用いた光通信を採用すると
きには、各通常局の終端抵抗R1,R2は不要となる。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、マル
チドロップ方式により通信伝送路を接続したネットワー
ク上の任意の箇所で通信異常が発生した場合には、いっ
たん全ての通常局を通信伝送路から切り離して終端抵抗
をオンにし、次に管理局に近い通常局から順に終端抵抗
をオフにすると共に通信伝送路と接続して加入ポーリン
グを送信し、そのレスポンスの受信の有無により通信異
常箇所を検出することができる。
【0131】また、通信異常箇所を検出した場合には、
通信異常箇所より後続の通常局を切離す一方、その通信
異常箇所より管理局側で正常に通信可能な通常局の中
で、管理局から最遠な通常局を終端局に設定し、その中
でネットワークを再構築するようにしたので、正常な通
常局と管理局という最小ネットワーク構成で自動的に通
信を再開することができる。
【0132】さらに、ネットワーク上における通信異常
箇所の特定を、管理局に対する各通常局の近接順位に基
づいて行っているので、ノードアドレスに基づいてネッ
トワーク診断を行う場合と比べて、予め近接順位とノー
ドアドレスとを対応させたテーブルは必要になるが、ネ
ットワーク構成に合致した診断を無駄なく高速に実行で
きる。
【0133】また、本発明では、ノードアドレスに基づ
いて通信異常箇所を検出し、かつ、その通信異常箇所ま
での正常に通信可能ば通常局との間でネットワークを再
構築して通信を再開することもでき、ノードアドレスに
基づいてネットワークを再構築する場合には、管理局に
対する各通常局の近接順位がわからず、ネットワーク構
成が定かでない場合でも、近接順位にかかわらず、ノー
ドアドレスに基づいてネットワーク上の異常箇所を特定
できるので、ネットワーク構成が不確かな場合に有効に
なる。
【0134】さらに、通常局間をディジーチェイン方式
の通信伝送路で接続した場合も、各通常局が、終端抵抗
をオンもしくはオフすると共に、後続局への通信伝送路
を接続または非接続状態に切替える処理は行わずに、後
続の通常局へ論理的に通信するか、通信しないかのいず
れかの処理を行うようにすれば、上記マルチドロップ方
式と同様の効果が得られる。
【0135】その他、本発明により得られる効果として
は、以下のようなものがある。
【0136】(1)管理局が終端局のノードアドレスを
表示しているので、管理局のある場所で既に異常発生箇
所を特定でき、異常解明までの時間を削減できる。
【0137】(2)終端局が時局が終端局であることを
表示するようにしたので、管理局の表示を見にいかなく
ても、ネットワーク異常時に障害に対するチェック開始
点あるいは終端点として特定できる。また、通常動作時
と異なる表示になった場合には、この終端局表示を見る
だけで、異常発生を認識でき、かつ、このノードから、
異常チェックを開始できる。またさらに、ネットワーク
構成を把握していない場合であっても、管理局から順に
通信伝送路をたどっていった時に、終端局とこの直後の
次の通常局との間で異常が発生したことがわかる。
【0138】(3)ネットワークを再構築した際に、そ
のネットワーク加入局に自局が加入局であることを表示
させるようにしたので、通常動作時と異なる表示とな
り、この加入局表示を見ただけで、異常発生が認識でき
る。
【0139】(4)管理局がネットワークに加入してい
る加入局のノード数や、異常局のノード数を表示するの
で、その加入局数等と、ネットワーク全体のノード数と
を比較することにより、ネットワーク上の管理局から遠
い所か、あるいは近い所で通信異常が発生したかも分か
る。また、それにより、加入局のノードアドレスの確認
を行うべきか、あるいは異常局ノードアドレスの確認を
行うべきかも判定できるため、異常箇所特定の初期段階
でのノードアドレス確認時間を削減できる。
【0140】(5)管理局がネットワークに加入してい
る加入局のアドレスや、加入できない異常局のアドレス
を表示するので、管理局でネットワーク上の加入局等を
特定でき、異常解明までの時間を削減でき、特に、管理
局から近いところで異常が発生した場合に有効である。
【0141】(6)ネットワーク再構築時に通信不可能
な通常局が異常局であることを表示するようにしたの
で、通常動作時と異なる表示により、この異常局表示を
見ただけで、異常発生が認識できる。また、ネットワー
ク構成を把握していない場合であっても、異常局を発見
した場合、ここから順に管理局に向けてネットワークケ
ーブルをたどっていった時に、終端局までの間が異常局
と表示されるため、終端局へたどりやすいと共に、終端
局を発見した時点で、終端局と異常局の間で通信異常が
発生していることを容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワークシステムの実施形態
の構成を示す説明図。
【図2】マルチドロップ方式を採用する第1実施形態の
ネットワークシステムを構成する管理局および通常局の
構成を示す構成図。
【図3】管理局Mに格納される通常局位置管理テーブル
を示す説明図。
【図4】本システムにおいて通信異常が発生した場合に
おける管理局および通常局における通信異常処理を示す
フローチャート。
【図5】図4のステップ130,260に示す管理局お
よび各通常局における異常箇所検出・通信再開処理を示
すフローチャート。
【図6】第2実施形態における管理局および各通常局に
おける異常箇所検出・通信再開処理を示すフローチャー
ト。
【図7】ディジーチェイン方式を採用する第3実施形態
のネットワークシステムを構成する管理局および通常局
の構成を示す構成図。
【符号の説明】
M 管理局 M1 通信処理部 M2 表示部 S1〜S6 通常局 S31 通信処理部 S32 表示部 S3′ 通常局 S31′ 通信処理部´(通信停止手段) S32 表示部 C 通信伝送路 R 終端抵抗 SW1,SW2 切替えスイッチ(終端抵抗切替え手
段) RY 切替えリレー(伝送路遮断手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−12657(JP,A) 特開 昭60−14304(JP,A) 特開 昭63−72239(JP,A) 実開 平5−4650(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02 G05B 9/00 - 9/05 H04M 3/24

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理局と、複数の通常局とを通信伝送路
    によりマルチドロップ方式で接続して、データ通信を行
    うようにしたネットワークシステムであって、 上記複数の通常局は、各々、 通常状態では通信伝送路と非接続状態にある終端抵抗
    と、 通信異常が発生した場合、上記終端抵抗と上記通信伝送
    路とを接続状態に切替える終端抵抗切替え手段と、 通信異常が発生した場合、次局への通信伝送路を遮断す
    る伝送路遮断手段と、 を具備し、 上記管理局は、 ネットワーク上の通信異常を検出し、通信異常が検出さ
    れた場合、各通常局の終端抵抗切替え手段および通信停
    止手段に対し通信異常が発生したことを通知すするとと
    もに、 通信異常が発生して、各通常局において終端抵抗が通信
    伝送路に接続されると共に、次局への通信伝送路が遮断
    された場合、 管理局に対する各通常局の近接順位を予め記憶した近接
    順位テーブルに基づいて、管理局に近い通常局から順
    に、終端抵抗と通信伝送路とを非接続状態に切替えさせ
    ると共に、次局への通信伝送路を接続させて、当該終端
    抵抗を非接続状態にした通常局の次の通常局までの各通
    常局に対し加入ポーリングを送信してそのレスポンスの
    受信の有無を判断し、加入ポーリングに対するレスポン
    スのない通常局を検出した場合には、当該レスポンスの
    ない通常局より1つ前の通信可能な最遠の通常局に対し
    終端抵抗をオンさせると共に、次局への通信伝送路を遮
    断させる、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 管理局と、複数の通常局とを通信伝送路
    によりマルチドロップ方式で接続して、データ通信を行
    うようにしたネットワークシステムであって、 上記複数の通常局は、各々、 通常状態では通信伝送路と非接続状態にある終端抵抗
    と、 通信異常が発生した場合、上記終端抵抗と上記通信伝送
    路とを接続状態に切替える終端抵抗切替え手段と、 通信異常が発生した場合、次局への通信伝送路を遮断す
    る伝送路遮断手段と、 を具備し、 上記管理局は、 ネットワーク上の通信異常を検出し、通信異常が検出さ
    れた場合、各通常局の終端抵抗切替え手段および通信停
    止手段に対し通信異常が発生したことを通知するととも
    に、 通信異常が発生して、各通常局において終端抵抗が通信
    伝送路に接続されると共に、次局への通信伝送路が遮断
    された場合、 各通常局のノードアドレスに基づいて、ノードアドレス
    の最小の通常局から最大の通常局まで順に加入ポーリン
    グを送信して、新たにレスポンスのあった通常局を新終
    端局とし、当該新終端局に終端抵抗と通信伝送路とを非
    接続状態に切替えさせると共に、当該新終端局へ次局へ
    の通信伝送路を接続させるようにし、新たな通常局から
    レスポンスがなくなるまで各通常局のノードアドレスに
    基づいて、ノードアドレスの最小の通常局から最大の通
    常局まで順に加入ポーリングを送信して、そのレスポン
    スの受信の有無を判断し、新たな通常局からレスポンス
    がなくなった場合には、レスポンスのあった最新の新終
    端局である最遠の通常局に対し終端抵抗をオンさせると
    共に、次局への通信伝送路を遮断させる、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 管理局と、複数の通常局とを通信伝送路
    によりディジーチェイン方式で接続して、データ通信を
    行うようにしたネットワークシステムであって、 上記複数の通常局は、各々、 上位および下位の通信伝送路と常に接続状態にある終端
    抵抗と、 通信異常が発生した場合、次局へのデータ通信を論理的
    に停止する通信停止手段と、 を具備し、 上記管理局は、 ネットワーク上の通信異常を検出し、通信異常が検出さ
    れた場合、各通常局の通信停止手段に対し通信異常が発
    生したことを通知するとともに、 通信異常が発生して、次局への通信が停止した場合、 管理局に対する各通常局の近接順位を予め記憶した近接
    順位テーブルに基づいて、管理局に近い通常局から順に
    次局へ通信させて、その次局までの各通常局に対し加入
    ポーリングを送信してそのレスポンスの受信の有無を判
    断し、加入ポーリングに対するレスポンスのない通常局
    を検出した場合には、当該レスポンスのない通常局より
    1つ前の通信可能な最遠の通常局に対し、次局への通信
    を停止させる、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 管理局と、複数の通常局とを通信伝送路
    によりディジーチェイン方式で接続して、データ通信を
    行うようにしたネットワークシステムであって、 上記複数の通常局は、各々、 上位および下位の通信伝送路と常に接続状態にある終端
    抵抗と、 通信異常が発生した場合、次局へのデータ通信を論理的
    に停止する通信停止手段と、 を具備し、 上記管理局は、 ネットワーク上の通信異常を検出し、通信異常が検出さ
    れた場合、各通常局の通信停止手段に対し通信異常が発
    生したことを通知するとともに、 通信異常が発生して、次局への通信が停止した場合、 各通常局のノードアドレスに基づいて、ノードアドレス
    の最小の通常局から最大の通常局まで順に加入ポーリン
    グを送信して、新たにレスポンスのあった通常局を新終
    端局とすると共に、当該新終端局に次局へ通信させ、新
    たな通常局からレスポンスがなくなるまで各通常局のノ
    ードアドレスに基づいて、ノードアドレスの最小の通常
    局から最大の通常局まで順に加入ポーリングを送信し
    て、そのレスポンスの受信の有無を判断し、新たな通常
    局からレスポンスがなくなった場合 には、レスポンスの
    あった最新の新終端局である通信可能な最遠の通常局に
    対し、次局への通信を停止させる、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記管理局は、さらに、 通信可能な最遠の通常局までの正常に通信再開可能な通
    常局のノード数を表示する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、また
    は請求項4記載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記管理局は、さらに、 通信可能な最遠の通常局以後の通信不可能な通常局のノ
    ード数を表示する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、また
    は請求項4記載のネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 上記通信可能な最遠の通常局は、自局が
    終端局であることを表示する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、または請求項6記載のネットワークシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 上記通信可能な最遠の通常局までの正常
    通信可能な通常局は、各々、 自局が正常に通信可能であることを表示する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、または請求項7記載のネッ
    トワークシステム。
  9. 【請求項9】 上記通信可能な最遠の通常局以後の通信
    不可能な通常局は、各々、 自局が通信不可能であることを表示する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7、または請求項8
    記載のネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 上記管理局は、 プログラマブルコントローラ本体とバスを介し接続され
    たリモートマスタであり、 複数の通常局は、 I/O機器と接続された複数のリモートスレーブであ
    り、 管理局と複数の通常局とが通信伝送路により接続されて
    プログラマブルコントローラのリモートI/Oシステム
    を構成する、 ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、また
    は請求項9記載のネットワークシステム。
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