JP3386025B2 - 画像特徴抽出装置、画像特徴抽出方法、監視検査システム、半導体露光システム、およびインターフェースシステム - Google Patents
画像特徴抽出装置、画像特徴抽出方法、監視検査システム、半導体露光システム、およびインターフェースシステムInfo
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Description
画像信号から特徴を抽出する画像特徴抽出装置、および
画像特徴抽出方法に関する。また、本発明は、画像特徴
抽出装置を備えた監視検査システム、半導体露光システ
ム、およびインターフェースシステムに関する。
基づいて、被写界の特徴を抽出する画像特徴抽出装置が
知られている。このような画像特徴抽出装置は、侵入者
を発見するなどの監視用途、半導体製造時におけるパタ
ーン検査用途、工場の製造ラインで部品位置を特定する
用途など、多種多様な場面において使用されている。
例を示すブロック図である。このような構成の画像特徴
抽出装置61では、ビデオカメラ62で撮像された画像
信号が、A/D変換器63を介してディジタル化された
後、フレームメモリ64に一旦蓄積される。微分回路6
5は、このフレームメモリ64内の画像信号に対して空
間微分をとり、微分画像信号(画像エッジなどを抽出し
た画像信号)を生成する。微分回路65は、生成した微
分画像信号を、バス66aを介して微分画像メモリ66
に一旦蓄積する。
66から微分画像信号を読み出し、画像エッジ−画像エ
ッジ間に相当する平坦部分を塗りつぶすことにより、被
写界内の物体を二値で単純表現した二値化画像信号を生
成する。塗りつぶし処理部67は、この二値化画像信号
を、微分画像メモリ66に一旦蓄積する。続いて、画素
単位雑音除去部68は、微分画像メモリ66から二値化
画像信号を画素単位に読み出し、画素単位に収縮処理お
よび膨張処理を実行する。
(処理対象の画素)について周囲画素の参照を行い、1
画素でも物体以外の画素(例えば画素値『0』)があれ
ば、当該処理画素を消去するという処理を施す。このよ
うな収縮処理によって、周辺画素と連続していない孤立
点などの雑音成分が除去される。また、ここでの膨張処
理では、まず、処理画素(処理対象の画素)の周囲画素
を参照する。そして、これら周辺画素の中に1画素でも
物体を示す画素(例えば画素値『1』)があれば、その
処理画素を『物体を示す画素』に置き換える。このよう
な膨張処理により物体を示す画素が四方に膨張して、画
面内のかすれ雑音が除去される。画素単位雑音除去部6
8は、このように雑音除去を完了した二値化画像信号
を、微分画像メモリ66に再び蓄積する。
した二値化画像信号を画素単位に処理して、物体の識別
や人体検知などを実行する。
従来例では、上述した塗りつぶし処理部67、画素単位
雑音除去部68および画像識別部69の各工程におい
て、画素単位に処理が実行される。その結果、画像を構
成する数万〜数百万画素の画素一つ一つについて処理が
繰り返されることとなり、装置全体の情報処理量が膨大
になるという問題点があった。
一つ一つについて複雑な二次元画像処理を逐一実行しな
ければならず、情報処理の負荷が極端に集中する。その
ため、処理工程全体のスループットを大きく下げてしま
うという問題点があった。またさらに、この画素単位雑
音除去部68では、二次元画像処理を行うために、処理
前の画素値を適時参照しなければならない。そのため、
二次元画像処理の前後の画像データを別々に保存しなけ
ればならず、複数フレーム分のメモリが必要となる。
出装置61では、高速な情報処理装置や大容量かつ高速
なメモリが必須となり、装置全体が高コスト化してしま
うという問題点があった。また特に、人体検知などの監
視用途においては、動画像の処理が要求される。そのた
め、次々に撮像される多数枚の画像を遅滞なく(リアル
タイムに)処理しなければならない。したがって、この
ような用途においては、画像処理の大幅な高速化が強く
要望されていた。
し、かつ必要なメモリ容量を格段に少なくすることが可
能な画像特徴抽出装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明では、このような画像特徴抽出装置を備え
た、監視検査システム、半導体露光システム、インター
フェースシステムを提供することを目的とする。
て微分画像信号を生成する微分画像信号生成部と、微分
画像信号生成部から出力される微分画像信号を行毎に処
理し、被写界内の左端エッジおよび右端エッジを検出す
るエッジ座標検出部と、エッジ座標検出部で行毎に検出
された、左端エッジおよび右端エッジの情報を、被写界
内の物体の特徴として保存するエッジ座標記憶部と、エ
ッジ座標検出部で検出された、左端エッジおよび右端エ
ッジに対して雑音成分の除去を行う雑音除去部を備え
る。この雑音除去部は、処理行(雑音除去の対象行)を
含んで近接する複数行に左端エッジが存在する場合、複
数行について左端エッジの最左端を求め、その最左端の
更に左側位置を処理行の左端エッジとする左端膨張処理
部と、複数行に右端エッジが存在する場合、複数行につ
いて右端エッジの最右端を求め、その最右端の更に右側
位置を、処理行の右端エッジとする右端膨張処理部と、
複数行にエッジ欠損がある場合は、処理行の左端エッジ
を消去し、それ以外の場合は、複数行について左端エッ
ジの最右端を求め、その最右端の更に右側位置を処理行
の左端エッジとする左端収縮処理部と、複数行にエッジ
欠損がある場合は、処理行の右端エッジを消去し、それ
以外の場合は、複数行について右端エッジの最左端を求
め、その最左端の更に左側位置を処理行の右端エッジと
する右端収縮処理部とを含み、雑音除去部は、これらの
処理部によって両端エッジに膨張および収縮を施して、
雑音除去を行うことを特徴とする上記構成では、左端膨
張処理部および右端膨張処理部によって、両端エッジが
上下左右および斜めの8方向へそれぞれ膨張する。この
とき、エッジのかすれは、近接するエッジの膨張によっ
てきれいに埋められる。
処理部によって、両端エッジが上下左右および斜めの8
方向へそれぞれ収縮する。このとき、エッジの点雑音
(孤立点)は、収縮によってきれいに除去される。《請求項2》 請求項2に 記載の画像特徴抽出装置は、請求項1に記載
の画像特徴抽出装置において、エッジ座標記憶部に行毎
に保存された物体の右端エッジと左端エッジとに基づい
て、物体の画面内面積、物体の中心位置、または物体の
寸法の少なくとも一つを算出する特徴演算部を備えたこ
とを特徴とする。《請求項3》 請求項3に 記載の画像特徴抽出装置は、請求項2に記載
の画像特徴抽出装置において、特徴演算部の算出値が、
予め設定された許容の範囲にあるか否かを監視し、許容
の範囲を外れた場合に異常状態を通知する異常信号出力
部を備えたことを特徴とする。《請求項4》 請求項4に 記載の画像特徴抽出装置は、請求項1ないし
請求項3のいずれか1項に記載の画像特徴抽出装置にお
いて、微分画像信号生成部は、被写界を結像する光学系
と、被写界像を撮像する固体撮像素子とから構成され、
固体撮像素子は、受光面上にマトリックス配列され、入
射光に応じた画素出力を生成する複数の受光部と、複数
の受光部から画素出力を順次に転送する画素出力転送部
と、画素出力転送部を転送中の画素出力について時間的
または空間的な差異を求めて微分画像信号を生成する微
分処理部とを有して構成されることを特徴とする。《請求項5》 請求項5に 記載の画像特徴抽出方法は、被写界を撮像し
て、被写界内の物体エッジを示す微分画像信号を生成
し、微分画像信号を行毎に処理して、物体の左端エッジ
および右端エッジを検出し、左端エッジおよび右端エッ
ジの情報を、物体の特徴量として保存する画像特徴抽出
方法であって、下記〜のステップにより、前記左端
エッジおよび前記右端エッジに膨張および収縮を施し
て、雑音除去を行うことを特徴とする。処理行(雑音
除去の対象行)を含んで近接する複数行に左端エッジが
存在する場合、前記複数行について左端エッジの最左端
を求め、その最左端の更に左側位置を前記処理行の左端
エッジとするステップ。前記複数行に右端エッジが存
在する場合、前記複数行について右端エッジの最右端を
求め、その最右端の更に右側位置を、前記処理行の右端
エッジとするステップ。前記複数行にエッジ欠損があ
る場合は、前記処理行の左端エッジを消去し、それ以外
の場合は、前記複数行について左端エッジの最右端を求
め、その最右端の更に右側位置を前記処理行の左端エッ
ジとするステップ。前記複数行にエッジ欠損がある場
合は、前記処理行の右端エッジを消去し、それ以外の場
合は、前記複数行について右端エッジの最左端を求め、
その最左端の更に左側位置を前記処理行の右端エッジと
するステップ。《請求項6》 請求項6に 記載の監視検査システムは、被写界を監視し
て正常/異常を判定する監視検査システムであって、請
求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像特徴
抽出装置と、前記画像特徴抽出装置において抽出される
被写界の特徴に基づいて、被写界の正常/異常を判定す
る監視部とを備えたことを特徴とする。《請求項7》 請求項7に 記載の半導体露光システムは、請求項1ない
し請求項4のいずれか1項に記載の画像特徴抽出装置を
用いて半導体のアライメントマークを撮像し、抽出され
る被写界の特徴に基づいて、半導体のアライメントマー
クの位置検出を行うアライメント検出部と、前記アライ
メント検出部により位置検出されたアライメントマーク
に応じて前記半導体の位置決めを行う位置制御部と、前
記位置制御部により位置決めされた前記半導体に対して
露光パターンを投影する露光部とを備えたことを特徴と
する。《請求項8》 請求項8に記載のインターフェースシステムは、人間の
姿勢や動きなどの被写界から得られる情報に基づいて、
入力信号を生成するインターフェースシステムであっ
て、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画
像特徴抽出装置と、前記画像特徴抽出装置において検出
される被写界の特徴に基づいて認識処理を行い、被写界
の特徴に応じた入力信号を生成する認識処理部とを備え
たことを特徴とする。
る実施形態である。 [第1の実施形態の全体構成] 図1は、第1の実施形態における監視検査システム10
(画像特徴抽出装置11を含む)の構成を示すブロック
図である。なお、本図では、説明の都合上、ソフトウェ
ア処理などで実現されるマイクロプロセッサ15の内部
機能についても機能ブロックとして図示している。
は、撮影レンズ12が装着される。この撮影レンズ12
の像空間側には、固体撮像素子13の撮像面が配置され
る。この固体撮像素子13から出力される画像信号は、
録画装置14に供給される。また、固体撮像素子13か
ら出力される微分画像信号は、画像処理用のマイクロプ
ロセッサ15に供給される。
能ブロックを有して構成される。 エッジ座標検出部16・・微分画像信号から両端エッ
ジを検出して、両端エッジの座標情報をシステムメモリ
20に蓄積する。 雑音除去部17・・システムメモリ20に蓄積された
両端エッジの座標情報から雑音成分を除去する。 面積演算部18・・システムメモリ20に蓄積された
両端エッジから物体の画面内面積を算出する。 異常信号出力部19・・物体の画面内面積が、予め定
められた許容の範囲内か否かを判定し、許容の範囲を外
れている場合に異常状態を通知する。この通知は、録画
装置14および警報装置21に伝達される。 [固体撮像素子13の内部構成] 図2は、固体撮像素子13の内部構成を示す図である。
位画素1が、n行m列でマトリックス配列される。これ
らの単位画素1は、光電変換を行うホトダイオードPD
と、電荷転送用のMOSスイッチQTと、電荷リセット
用のMOSスイッチQPと、行選択用のMOSスイッチ
QXと、接合型電界効果トランジスタからなる増幅素子
QAとから構成されている。
とに共通接続され、m本分の垂直読み出し線2を形成す
る。また、固体撮像素子13には、垂直シフトレジスタ
3が設けられる。この垂直シフトレジスタ3は、制御パ
ルスφTG1,φPX1,φRG1によりMOSスイッ
チQT,QP,QXを開閉制御し、単位画素1の画素出
力を垂直読み出し線2上に出力する。これらの垂直読み
出し線2には、電流源4がそれぞれ接続される。
分処理回路5をそれぞれ介して、水平読み出し線7に接
続される。この水平読み出し線7には、リセット用のM
OSスイッチQRSHが接続される。これらのMOSス
イッチQRSHには、水平シフトレジスタ8などからリ
セット用の制御パルスφRSHが供給される。一方、上
述した差分処理回路5は、電荷保持用のコンデンサCV
と、コンデンサの充電路を形成するためのMOSスイッ
チQVと、水平転送用のMOSスイッチQHとから構成
される。これらのMOSスイッチQHには、水平シフト
レジスタ8のパラレル出力φH1〜φHmがそれぞれ接
続される。また、差分処理回路5には、電荷保持のタイ
ミングを決定するための制御パルスφVが垂直シフトレ
ジスタ3などから供給される。
回路6がそれぞれ接続される。これらの異値検出回路6
は、垂直転送される新旧の画素出力を比較する回路であ
り、例えば、標本回路とその標本回路の出力に基づいて
新旧の画素出力を比較する比較回路などから構成され
る。この異値検出回路6には、標本タイミングを決定す
るための制御パルスφSAが垂直シフトレジスタ3など
から供給される。
フトレジスタ9のパラレル入力Q1〜Qmにそれぞれ接
続される。このシフトレジスタ9には、パラレル入力の
取り込みタイミングを決定するための制御パルスφLD
と、シリアル転送の転送クロックφCKとが入力され
る。これらのパルスφLD,φCKは、例えば水平シフ
トレジスタ8などから供給される。 [第1の実施形態と請求項に記載する事項との対応関
係] 以下、第1の実施形態と請求項との対応関係について説
明する。
の対応関係については、微分画像信号生成部は撮影レン
ズ12および固体撮像素子13に対応し、エッジ座標検
出部はエッジ座標検出部16に対応し、エッジ座標記憶
部はシステムメモリ20に対応し、雑音除去部は雑音除
去部17に対応する。さらに、請求項1に記載の発明と
第1の実施形態との対応関係については、左端膨張処理
部は雑音除去部17の『左端膨張処理(図4S22〜2
6)を行う機能』に対応し、右端膨張処理部は雑音除去
部17の『右端膨張処理(図4S22〜26)を行う機
能』に対応し、左端収縮処理部は雑音除去部17の『左
端収縮処理(図5S42〜47)を行う機能』に対応
し、右端収縮処理部は雑音除去部17の『右端収縮処理
(図5S42〜47)を行う機能』に対応する。
の対応関係については、特徴演算部は面積演算部18に
対応する。請求項3に記載の発明と第1の実施形態との
対応関係については、異常信号出力部は異常信号出力部
19に対応する。請求項4に記載の発明と第1の実施形
態との対応関係については、光学系は撮影レンズ12に
対応し、固体撮像素子は固体撮像素子13に対応し、受
光部はホトダイオードPDに対応し、画素出力転送部は
垂直シフトレジスタ3、垂直読み出し線2、水平読み出
し線7、水平シフトレジスタ8およびMOSスイッチQ
T、QX、QAに対応し、微分処理部は異値検出回路6
およびシフトレジスタ9に対応する。
の対応関係については、微分画像信号を生成する工程は
固体撮像素子13の内部において微分画像信号を生成す
る動作に対応し、両端エッジを検出する工程はエッジ座
標検出部16において両端エッジを検出する動作に対応
し、両端エッジに関する情報を保存する工程はエッジ座
標検出部16がシステムメモリ20に両端エッジの座標
情報を記録する動作に対応する。
の対応関係については、画像特徴抽出装置は、撮影レン
ズ12、固体撮像素子13、エッジ座標検出部16、雑
音除去部17、面積演算部18およびシステムメモリ2
0に対応し、監視部は、異常判定部19、警報装置21
および録画装置14に対応する。 [固体撮像素子13における撮像動作の説明] まず、監視検査システム10全体の動作説明に先立っ
て、固体撮像素子13の撮像動作について説明する。
像素子13の撮像面上に結像する。垂直シフトレジスタ
3は、このとき電荷転送用のMOSスイッチQTをオフ
状態に設定してホトダイオードPDをフローティング状
態に維持する。そのため、ホトダイオードPDでは、光
像が画素単位に光電変換され、受光量に対応した信号電
荷がホトダイオードPDに逐次蓄積される。
て、垂直シフトレジスタ3は、読み出し行のMOSスイ
ッチQXを選択的にオン状態にし、読み出し行の増幅素
子QAを垂直読み出し線2に接続してバイアス電流IB
を供給する。このとき、読み出し行のMOSスイッチQ
T、QPはオフ状態にあるため、増幅素子QAのゲート
容量には、前回読み出しを行った際の信号電荷が残留す
る。そのため、読み出し行の増幅素子QAからは、前コ
マの画素出力が垂直読み出し線2に出力される。異値検
出回路6は、この前コマの画素出力を取り込み、保持す
る。
行のMOSスイッチQPを一時的にオン状態にして、ゲ
ート容量の残留電荷を一旦リセットする。この状態で、
読み出し行の増幅素子QAから垂直読み出し線2には、
暗信号が出力される。この暗信号は、リセット時の雑音
(いわゆるkTC雑音)や、増幅素子QAにおけるゲー
ト−ソース間電圧のバラツキを含んだ信号である。
一時的にオン状態にして、この暗信号をコンデンサCV
に保持する。続いて、垂直シフトレジスタ3は、読み出
し行のMOSスイッチQTを一時的にオン状態にして、
ホトダイオードPDの信号電荷を増幅素子QAのゲート
容量に転送する。その結果、垂直読み出し線2には、最
新の画素出力が増幅素子QAから出力される。
の画素出力と、この最新の画素出力とが所定範囲内で一
致するか否かの判定を行い、その判定結果を出力する。
シフトレジスタ9は、これらの判定結果をパラレル入力
端子Q1〜Qmを介して行単位に取り込む。一方、この
最新の画素出力は、暗信号を保持したコンデンサCVの
一端側に印加される。その結果、コンデンサCVの他端
側には、暗信号を除いた真の画素出力が出力される。
シフトレジスタ8には、同一の転送クロックφCKが入
力される。すると、シフトレジスタ9は、微分画像信号
を1行分だけシリアル出力する。一方、水平シフトレジ
スタ8は、水平転送用のMOSスイッチQHを順番にオ
ン状態に設定し、1行分の画素出力を水平読み出し線7
へ順次出力する。
つずらしながら繰り返すことにより、通常の画像信号
と、時間的に微分された微分画像信号とが固体撮像素子
13から順次出力される。 [両端エッジ検出の動作説明] 次に、エッジ座標検出部16(実際にはマイクロプロセ
ッサ15)による両端エッジの検出動作について説明す
る。
流れ図である。以下、図3のステップ番号に沿って説明
する。 ステップS1: まず、エッジ座標検出部16は、現在
処理中の画素位置を示す変数i,jを1に初期化する。
さらに、エッジ座標検出部16は、要素数(n+1)個
の整数配列L(x)、R(x)をシステムメモリ20上
に確保する。エッジ座標検出部16は、この整数配列L
(x)、R(x)に対して、下記のような初期化を実行
する。 L(x)=m,R(x)=1 [ただしx=1〜n] ・・・(1) ステップS2: 次に、エッジ座標検出部16は、固体
撮像素子13の読み出しパルスに同期して、i行j列目
の微分画像信号D(i,j)を取り込む。エッジ座標検
出部16は、この微分画像信号D(i,j)が『1』な
らば、時間的に変化した画素(いわゆる動体エッジ)で
あると判断して、ステップS3に動作を移行する。一
方、微分画像信号D(i,j)が『ゼロ』ならば、時間
的に変化していない画素であると判断して、ステップS
6に動作を移行する。 ステップS3: 微分画像信号D(i,j)は、i行目
で最初に検出された動体エッジか否かを判定する。i行
目で最初に検出された動体エッジの場合、エッジ座標検
出部16は、左端エッジであると判断して、ステップS
4に動作を移行する。一方、それ以外の場合、エッジ座
標検出部16は、ステップS5に動作を移行する。 ステップS4: エッジ座標検出部16は、左端エッジ
の判断に従って、整数配列L(i)にi行目の左端エッ
ジの画素位置jを格納する。 ステップS5: エッジ座標検出部16は、整数配列R
(i)に、i行目の動体エッジの画素位置jをとりあえ
ず格納する。 ステップS6: エッジ座標検出部16は、j=mか否
かを判定する。ここで、j≠mの場合、エッジ座標検出
部16は、i行目の処理がまだ完了していないと判断し
て、ステップS7に動作を移行する。一方、j=mの場
合、エッジ座標検出部16は、i行目の処理が完了した
と判断して、ステップS8に動作を移行する。 ステップS7: ここでは、i行目の処理がまだ完了し
ていないので、エッジ座標検出部16は、jを1だけ増
加してステップS2に動作を戻す。 ステップS8: エッジ座標検出部16は、i行目の処
理を完了したとの判断に従って、i=nか否かを判定す
る。ここで、i≠nの場合、エッジ座標検出部16は、
1画面分の処理がまだ完了していないと判断して、ステ
ップS9に動作を移行する。一方、i=nの場合、エッ
ジ座標検出部16は、1画面分の処理が完了したと判断
して、動作を終了する。(なお、動画像を処理している
場合は、ステップS1に戻って、次コマの処理を開始す
る) ステップS9: ここでは、1画面分の処理がまだ完了
していないので、エッジ座標検出部16は、次行の処理
に移るため、iを1だけ増加し、かつjを1に戻した
後、ステップS2に動作を戻す。
L(x)には、x行目の左端エッジが格納される。ま
た、整数配列R(x)には、x行目の右端エッジが格納
される。 [両端エッジの膨張化処理] 次に、雑音除去部17(実際にはマイクロプロセッサ1
5)による両端エッジの膨張化処理について説明する。
る流れ図である。以下、図4のステップ番号に沿って説
明する。 ステップS21: まず、雑音除去部17は、下記のよ
うに変数を初期化する。 i=1 Lb=m,L(n+1)=m ・・・(2) Rb=1,R(n+1)=1 ・・・(3) ステップS22: 雑音除去部17は、処理対象である
i行目を含んで近接する複数行(ここでは3行)につい
てエッジが存在するか否かを、変数Rb、R(i)、R
(i+1)の値に基づいて判定する。ここで、複数行の
中にエッジが存在しなかった場合、雑音除去部17は、
動作をステップS23に移行する。一方、複数行の中に
エッジが存在した場合、雑音除去部17は、動作をステ
ップS24に移行する。 ステップS23: 雑音除去部17は、i行目を含む複
数行にエッジが存在しないので、i行目についてエッジ
の膨張化処理を行わない。そこで、次行の処理に備え
て、変数Lb,Rbを下記のように更新するのみで、ス
テップS27に動作を移行する。 Lb=L(i),Rb=R(i) ・・・(4) ステップS24: 雑音除去部17は、i行目を含む複
数行にエッジが存在するので、下式を実行してi行目に
ついて両端エッジを膨張化させる。 Lx=min[Lb,L(i),L(i+1)]−1 ・・・(5) Rx=max[Rb,R(i),R(i+1)]+1 ・・・(6) この(5)式では、複数行中の左端エッジから最左端を
求め、その最左端よりもさらに1画素分だけ左側の位置
を、Lxとしている。また、(6)式では、複数行中の
右端エッジから最右端を求め、その最右端よりもさらに
1画素分だけ右側の位置を、Rxとしている。 ステップS25: 雑音除去部17は、ステップS23
と同様に、次行の処理に備えて変数Lb,Rbを下記の
ように更新する。 Lb=L(i),Rb=R(i) ・・・(4) ステップS26: 雑音除去部17は、上記の(5)
(6)式で算出したLx,Rxを、i行目の両端エッジ
としてL(i),R(i)に代入する。 ステップS27: 雑音除去部17は、i=nか否かを
判定する。ここで、i≠nの場合、雑音除去部17は、
1画面分の処理がまだ完了していないと判断して、ステ
ップS28に動作を移行する。一方、i=nの場合、雑
音除去部17は、1画面分の処理が完了したと判断し
て、1回分の膨張化処理を終了する。 ステップS28: ここでは、1画面分の処理がまだ完
了していないので、雑音除去部17は、次行の処理に移
るため、iを1だけ増加した後、ステップS22に動作
を戻す。
L(x),R(x)に格納された両端エッジを上下斜め
方向に1画素分だけ膨張化する処理が実行される。 [両端エッジの収縮化処理] 次に、雑音除去部17(実際にはマイクロプロセッサ1
5)による両端エッジの収縮化処理について説明する。
る流れ図である。以下、図5のステップ番号に沿って説
明する。ステップS41: まず、雑音除去部17は、
下記のように変数を初期化する。 i=1 Lb=1,L(n+1)=1 ・・・(7) Rb=m,R(n+1)=m ・・・(8) ステップS42: 雑音除去部17は、処理対象である
i行目を含んで近接する複数行(ここでは3行)につい
てエッジ欠損があるか否かを、変数Rb、R(i)、R
(i+1)の値に基づいて判定する。ここで、複数行の
中にエッジ欠損があった場合、雑音除去部17は、動作
をステップS43に移行する。一方、複数行の中にエッ
ジ欠損がない場合、雑音除去部17は、動作をステップ
S45に移行する。 ステップS43: 雑音除去部17は、次行の処理に備
えて、変数Lb,Rbを下記のように更新する。 Lb=L(i),Rb=R(i) ・・・(9) ステップS44: 雑音除去部17は、i行目を含む複
数行にエッジ欠損があったので、下式を実行してi行目
のエッジを削除し、ステップS48に動作を移行する。 L(i)=m,R(i)=1 ・・・(10) ステップS45: 雑音除去部17は、i行目を含む複
数行にエッジ欠損がないので、下式を実行してi行目に
ついて両端エッジを収縮化させる。 Lx=max[Lb,L(i),L(i+1)]+1 ・・・(11) Rx=min[Rb,R(i),R(i+1)]−1 ・・・(12) この(11)式では、複数行中の左端エッジから最右端
を求め、その最右端よりもさらに1画素分だけ右側の位
置を、Lxとしている。また、(12)式では、複数行
中の右端エッジから最左端を求め、その最左端よりもさ
らに1画素分だけ左側の位置を、Rxとしている。 ステップS46: 雑音除去部17は、ステップS43
と同様に、次行の処理に備えて変数Lb,Rbを下記の
ように更新する。 Lb=L(i),Rb=R(i) ・・・(9) ステップS47: 雑音除去部17は、上記の(11)
(12)式で算出したLx,Rxを、i行目の両端エッ
ジとしてL(i),R(i)に代入する。 ステップS48: 雑音除去部17は、i=nか否かを
判定する。ここで、i≠nの場合、雑音除去部17は、
1画面分の処理がまだ完了していないと判断して、ステ
ップS49に動作を移行する。一方、i=nの場合、雑
音除去部17は、1画面分の処理が完了したと判断し
て、1回分の収縮化処理を終了する。 ステップS49: ここでは、1画面分の処理がまだ完
了していないので、雑音除去部17は、次行の処理に移
るため、iを1だけ増加した後、ステップS42に動作
を戻す。
L(x),R(x)に格納された両端エッジを上下斜め
方向に1画素分だけ収縮化する処理が実行される。 [膨張処理および収縮処理による雑音除去効果につい
て] 上述した膨張処理および収縮処理による雑音除去効果に
ついて具体的に説明する。図6は、膨張処理および収縮
処理による雑音除去効果を示す図である。
は、雑音成分として点雑音Pや、かすれ雑音Qがわずか
ながらに混入する。図6(b)に示すように、両端エッ
ジ検出に際して、これらの雑音成分は、誤認エッジPe
や、分断エッジQeを生じる。そのため、物体の外縁形
状は部分的に変形し、物体の形状認識や面積算出などに
支障を生じる。
した両端エッジに対して、上述した膨張処理を1〜数回
かけた状態を示す図である。両端エッジが上下斜め方向
に数画素分だけ膨張することにより、図6(b)に見ら
れた分断エッジQeが、周辺から埋められる。その結
果、分断エッジQeによる外縁形状の変形が、確実に除
去される。
ジに対して、上述した収縮処理を1〜数回かけた状態を
示す図である。この場合、両端エッジが上下斜め方向に
数画素分だけ収縮することにより、図6(c)に残存し
ていた誤認エッジPeが、削られる。その結果、誤認エ
ッジPeによる外縁形状の変形が、確実に除去される。
回数や順番については、画像の解像度や雑音状況に応じ
て決定することが好ましい。ちなみに、かすれ雑音が比
較的多くて、物体エッジが細かく分断されているような
雑音状況では、物体エッジを復元するために、膨張処理
を先に実行することが好ましい。また、点雑音が比較的
多い雑音状況では、点雑音の集合を物体と誤認しないよ
うに、収縮処理を先に実行することが好ましい。 [面積演算および異常判定処理] 次に、面積演算部18および異常信号出力部19(実際
には両方ともマイクロプロセッサ15)による、面積演
算および異常判定処理について説明する。
明する流れ図である。以下、図7のステップ番号に沿っ
て説明する。 ステップS61: まず、面積演算部18は、下記のよ
うに変数を初期化する。 i=1 S=0 ステップS62: 面積演算部18は、下式に従って、
i行目の両端エッジの間隔を面積Sに累積する。 S=S+max[0,R(i)−L(i)+1] ・・・(13) ステップS63: 面積演算部18は、i=nか否かを
判定する。ここで、i≠nの場合、面積演算部18は、
1画面分の処理がまだ完了していないと判断して、ステ
ップS64に動作を移行する。一方、i=nの場合、面
積演算部18は、1画面分の処理が完了したと判断し
て、ステップS65に動作を移行する。 ステップS64: ここでは、1画面分の処理がまだ完
了していないので、面積演算部18は、次行の処理に移
るため、iを1だけ増加した後、ステップS62に動作
を戻す。 ステップS65: 上記の処理S61〜64によって、
両端エッジに囲まれた物体の画面内面積S(ここでは物
体が占める画素数に相当する)が算出される。異常信号
出力部19は、この画面内面積Sと、人間と小動物等と
の区別をするために予め定めた許容値Seとを大小比較
する。
用い、かつ被写界を3m×3mの範囲に設定した場合、
1画素に相当する面積は45mm2になる。ここで、人
体の大きさを170cm×50cm仮定し、小動物とし
てネズミの大きさを20cm×10cmと仮定すると、
人体の大きさは、おおよそ1万9千画素に相当し、ネズ
ミの大きさは400画素に相当する。このような場合、
許容値Seを4000画素程度に設定することにより、
人間と小動物とを区別することが可能となる。
場合、異常信号出力部19は、画面内にはネズミなどの
小動物が存在するのみと判断して、異常通知を実行しな
い。一方、画面内面積Sが許容値Seを上回っている場
合、異常信号出力部19は、画面内に人間などの比較的
大きな動体がいると判断し、ステップS66に動作を移
行する。 ステップS66: 異常信号出力部19は、外部に異常
通知を実行する。この異常通知に呼応して、録画装置1
4は、画像信号の録画を開始する。警報装置21は、通
信回線などを介して遠方の監視センターに緊急警報を送
信する。 [第1の実施形態の効果など] 以上説明した動作により、第1の実施形態では、両端エ
ッジの情報処理により人間以上の大きさの動体を的確に
識別し、正確な異常通知を実行することが可能となる。
処理を中心とするため、システムメモリ20上に、たか
だか要素数(n+1)個程度の整数配列L(x),R
(x)を確保すればよい。そのため、画像特徴抽出装置
11に必要なメモリ容量は、画素単位のフレームメモリ
を必要とする従来例に比べて極端に少なくなる。さら
に、第1の実施形態では、両端エッジの処理を中心とす
るため、雑音除去や面積演算についても、たかだか行単
位の速度で実行すればよい。そのため、画素単位の処理
が中心の従来例と比較して、処理速度に格段な余裕が生
じる。したがって、第1の実施形態により、動画像をリ
アルタイムに監視して異常通知を行う画像特徴抽出装置
を容易に実現することができる。
ムの実施形態である。図8は、工場のラインなどで使用
される、パターン検査用途の監視検査システム30を示
す図である。
に示す各構成との対応関係については、画像特徴抽出装
置は画像特徴抽出装置31に対応し、監視部は比較処理
部33および参照情報記憶部34に対応する。図8にお
いて、画像特徴抽出装置31の被写界には、検査対象3
2が配置される。この画像特徴抽出装置31で検出され
たエッジの座標情報は、比較処理部33に与えられる。
この比較処理部33は、このエッジの座標情報と、参照
情報記憶部34に記録された情報(例えば、良品のエッ
ジの座標情報)とを比較して、部品欠損や傷や半田不良
があるか否かなどの良否判定を行う。
という少ない情報量について良否判定を行えばよい。し
たがって、良否判定の情報処理量が全体的に少なく、良
品検査を高速化できるという利点がある。その結果、作
業速度の高速化が要求される工場ラインや半導体製造ラ
インなどに特に適した監視検査システムとなる。 《第3の実施形態》 第3の実施形態は、請求項7に対応した半導体露光シス
テムの実施形態である。
露光システム40を示す図である。なお、請求項7に記
載の構成要素と、図9に示す各構成との対応関係につい
ては、画像特徴抽出装置は画像特徴抽出装置44a〜c
に対応し、アライメント検出部はアライメント検出部4
5に対応し、位置制御部は位置制御部46に対応し、露
光部は露光部43に対応する。
ェハ状の半導体42が配置される。この半導体42の上
方には、露光部43の露光光学系が配置される。この露
光光学系を介して半導体42上のアライメントマークを
撮像するように、画像特徴抽出装置44a〜bが配置さ
れる。また、半導体42上のアライメントマークを直接
的に撮像するように、画像特徴抽出装置44cが配置さ
れる。
出されたエッジの座標情報は、アライメント検出部45
に与えられる。このアライメント検出部45は、エッジ
の座標情報からアライメントマークの位置検出を行う。
位置制御部46は、このアライメントマークの位置情報
に基づいてステージ41を位置制御し、半導体42の位
置決めを行う。このようにして位置決めされた半導体4
2に対して、露光部43は所定の半導体回路パターンを
投影する。
という少ない情報量に基づいてアライメントマークの位
置検出を行えばよい。したがって、位置検出の情報処理
量が全体的に少なく、高速に位置検出を行えるという利
点がある。その結果、作業速度の高速化が要求される半
導体製造ラインに特に好適な半導体露光システムとな
る。 《第4の実施形態》 第4の実施形態は、請求項8に対応したインターフェー
スシステムの実施形態である。
情報を入力するインターフェース50を示す図である。
なお、請求項8に記載の構成要素と、図10に示す各構
成との対応関係については、画像特徴抽出装置は画像特
徴抽出装置51に対応し、認識処理部は認識処理部52
に対応する。
する位置に、画像特徴抽出装置51が配置される。この
画像特徴抽出装置51で検出されたエッジの座標情報
は、認識処理部52に与えられる。この認識処理部52
は、エッジの座標情報について認識処理を行い、人間の
姿勢をパターン分類する。認識処理部52は、このよう
にパターン分類した結果を人間の姿勢情報として、コン
ピュータ53に入力する。
情報を反映してゲーム画像などを生成し、モニタ画面5
4上に表示する。以上のような動作では、エッジの座標
情報という少ない情報量に基づいて人間の姿勢情報を認
識すればよい。したがって、画像認識の情報処理量が全
体的に少なく、高速に画像認識を行えるという利点があ
る。その結果、高速処理の要求されるゲームマシンなど
に特に好適なインターフェースシステムとなる。
ついて説明したが、これに限定されるものではない。本
実施形態のインターフェースシステムは、手のジェスチ
ャー入力(手話入力)などにも適用できる。 《実施形態の補足事項》 なお、上述した実施形態では、固体撮像素子13におい
て微分画像信号を時間微分に基づいて生成している。こ
のような動作は、背景などの静止画像と区別して、動体
を監視できる点で、非常に優れた動作である。しかしな
がら、この動作に限定されるものではない。例えば、微
分画像信号を隣接画素間の差分(空間微分)から生成し
てもかまわない。このような空間微分による微分画像信
号を生成可能な固体撮像素子としては、特開平11−2
25289号公報に記載のエッジ検出用固体撮像装置
や、特開平6−139361号公報に記載の装置や、特
開平8−275059号公報に記載の受光素子回路アレ
イなどが使用可能である。
の情報から物体の画面内面積を求めて、この画面内面積
に基づいて異常通知を行っている。このような動作は、
物体の大きさを識別する上で、優れた動作である。しか
しながら、この動作に限定されるものではない。例え
ば、マイクロプロセッサ15が、両端エッジの情報に基
づいて、物体の中心位置を求めてもよい。この場合、マ
イクロプロセッサ15において、物体の中心位置が画面
内の侵入禁止域内にあるか否かなどが判定可能となる。
したがって、画面内の侵入禁止域に入った侵入者に対し
て、的確に警報を発するなどの動作が実現可能となる。
両端エッジから物体の寸法を求めてもよい。この場合、
マイクロプロセッサ15において、画面内を通過した大
人と子供とを区別して数えるなどの動作が可能となる。
は、両端エッジを対象に膨張および収縮を施すことによ
り、雑音除去を行う。したがって、従来例のような画素
単位の膨張収縮処理が不要となり、メモリ必要量や処理
時間をさらに削減することが可能となる。
ッジの情報を基礎にして、物体の画面内面積、物体の中
心位置、または物体の寸法の少なくとも一つを算出す
る。これらの算出値は、いずれも物体の特徴を示す有効
な情報であり、このような算出値に基づいて、被写界内
の物体の変化などを客観的かつ的確に判別することが可
能となる。
算出値に基づいて異常状態を的確に判別して通知するこ
とができる。請求項4に記載の微分画像信号生成部で
は、微分画像信号の生成時に、外部の画像メモリが一切
不要となる。したがって、上記した請求項1〜3の発明
の構成と併せることにより、1画面分の画像メモリなど
が一切不要となり、極めて少容量のメモリ容量しか使用
しない画像特徴抽出装置を実現することが可能となる。
ッジの座標情報を処理するので情報処理量が全体的に少
なく、処理を高速化することができる。
である。
る。
る。
る。
示す説明図である。
る。
る。
図である。
である。
ッチ CV 電荷保持用のコンデンサ QX 行選択用のMOSスイッチ QRSH リセット用のMOSスイッチ QA 接合型電界効果トランジスタからなる増幅素子 1 単位画素 2 垂直読み出し線 3 垂直シフトレジスタ 5 差分処理回路 6 異値検出回路 7 水平読み出し線 8 水平シフトレジスタ 9 シフトレジスタ 10,30 監視検査システム 11,31,44a〜c,51 画像特徴抽出装置 12 撮影レンズ 13 固体撮像素子 15 マイクロプロセッサ 16 エッジ座標検出部 17 雑音除去部 18 面積演算部 19 異常信号出力部 20 システムメモリ 21 警報装置 33 比較処理部 34 参照情報記憶部 40 半導体露光システム 50 インターフェースシステム
Claims (8)
- 【請求項1】 被写界を撮像して微分画像信号を生成す
る微分画像信号生成部と、 前記微分画像信号生成部から出力される微分画像信号を
行毎に処理し、前記被写界内の左端エッジおよび右端エ
ッジを検出するエッジ座標検出部と、 前記エッジ座標検出部で行毎に検出された、左端エッジ
および右端エッジの情報を、被写界内の物体の特徴とし
て保存するエッジ座標記憶部と、 前記エッジ座標検出部で検出された、前記左端エッジお
よび前記右端エッジに対して雑音成分の除去を行う雑音
除去部を備え、 前記雑音除去部は、 処理行(雑音除去の対象行)を含んで近接する複数行に
左端エッジが存在する場合、前記複数行について左端エ
ッジの最左端を求め、その最左端の更に左側位置を前記
処理行の左端エッジとする左端膨張処理部と、 前記複数行に右端エッジが存在する場合、前記複数行に
ついて右端エッジの最右端を求め、その最右端の更に右
側位置を、前記処理行の右端エッジとする右端膨張処理
部と、 前記複数行にエッジ欠損がある場合は、前記処理行の左
端エッジを消去し、それ以外の場合は、前記複数行につ
いて左端エッジの最右端を求め、その最右端の更に右側
位置を前記処理行の左端エッジとする左端収縮処理部
と、 前記複数行にエッジ欠損がある場合は、前記処理行の右
端エッジを消去し、それ以外の場合は、前記複数行につ
いて右端エッジの最左端を求め、その最左端の更に左側
位置を前記処理行の右端エッジとする右端収縮処理部と
を含み、 前記雑音除去部は、これらの処理部によって両端エッジ
に膨張および収縮を施して、雑音除去を行うことを特徴
とする画像特徴抽出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像特徴抽出装置にお
いて、 前記エッジ座標記憶部に行毎に保存された物体の右端エ
ッジと左端エッジとに基づいて、物体の画面内面積、物
体の中心位置、または物体の寸法の少なくとも一つを算
出する特徴演算部を備えたことを特徴とする画像特徴抽
出装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の画像特徴抽出装置にお
いて、 前記特徴演算部の算出値が、予め設定された許容の範囲
にあるか否かを監視し、許容の範囲から外れた場合に異
常状態を通知する異常信号出力部を備えたことを特徴と
する画像特徴抽出装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
に記載の画像特徴抽出装置において、 前記微分画像信号生成部は、被写界を結像する光学系
と、被写界像を撮像する固体撮像素子とから構成され、 前記固体撮像素子は、 受光面上にマトリックス配列され、入射光に応じた画素
出力を生成する複数の受光部と、 前記複数の受光部から画素出力を順次に転送する画素出
力転送部と、 前記画素出力転送部を転送中の画素出力について時間的
または空間的な差異を求めて微分画像信号を生成する微
分処理部とを有して構成されることを特徴とする画像特
徴抽出装置。 - 【請求項5】 被写界を撮像して微分画像信号を生成
し、 前記微分画像信号生成部から出力される微分画像信号を
行毎に処理し、前記被写界内の左端エッジおよび右端エ
ッジを検出し、 前記左端エッジおよび前記右端エッジの情報を、被写界
内の物体の特徴として保存する画像特徴抽出方法であっ
て、 下記〜のステップにより、前記左端エッジおよび前
記右端エッジに膨張および収縮を施して、雑音除去を行
うことを特徴とする画像特徴抽出方法。処理行(雑音
除去の対象行)を含んで近接する複数行に左端エッジが
存在する場合、前記複数行について左端エッジの最左端
を求め、その最左端の更に左側位 置を前記処理行の左端
エッジとするステップ。前記複数行に右端エッジが存
在する場合、前記複数行について右端エッジの最右端を
求め、その最右端の更に右側位置を、前記処理行の右端
エッジとするステップ。前記複数行にエッジ欠損があ
る場合は、前記処理行の左端エッジを消去し、それ以外
の場合は、前記複数行について左端エッジの最右端を求
め、その最右端の更に右側位置を前記処理行の左端エッ
ジとするステップ。前記複数行にエッジ欠損がある場
合は、前記処理行の右端エッジを消去し、それ以外の場
合は、前記複数行について右端エッジの最左端を求め、
その最左端の更に左側位置を前記処理行の右端エッジと
するステップ。 - 【請求項6】 被写界を監視して正常/異常を判定する
監視検査システムであって、 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像特
徴抽出装置と、 前記画像特徴抽出装置において抽出される被写界の特徴
に基づいて、被写界の正常/異常を判定する監視部とを
備えたことを特徴とする監視検査システム。 - 【請求項7】 半導体の露光システムであって、 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像特
徴抽出装置を用いて半導体のアライメントマークを撮像
し、抽出される被写界の特徴に基づいて、半導体のアラ
イメントマークの位置検出を行うアライメント検出部
と、 前記アライメント検出部により位置検出されたアライメ
ントマークに応じて前記半導体の位置決めを行う位置制
御部と、 前記位置制御部により位置決めされた前記半導体に対し
て露光パターンを投影する露光部とを備えたことを特徴
とする半導体露光システム。 - 【請求項8】 人間の姿勢や動きなどの被写界から得ら
れる情報に基づいて、入力信号を生成するインターフェ
ースシステムであって、 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像特
徴抽出装置と、 前記画像特徴抽出装置において検出される被写界の特徴
に基づいて認識処理を 行い、被写界の特徴に応じた入力
信号を生成する認識処理部とを備えたことを特徴とする
インターフェースシステム。
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