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JP5899475B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents
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JP5899475B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、使用者の意図と反する画像の一部を修復する画像処理技術に関する。
画像に、使用者が不要と考える不要物体(顔のシミ又はホクロ、背景における電線など)が写りこんでいる場合がある。従来、この不要物体を画像から除去した後、修復処理を行う機能が提案されている。例えば、不要物体を除去した領域である欠損領域に、非欠損領域の画素値を貼り付けることで修復する画像処理方法が開示されている。すなわち、欠損領域を含む領域の画像である欠損パッチと、欠損領域を含まない領域の画像である参照パッチとを含むパッチの組の中から、欠損パッチと参照パッチとがより類似しているパッチの組を選択し、欠損パッチにおいて推定された欠損領域の画素値と、対応する参照パッチの画素値との関係をもとに、欠損パッチの画像と参照パッチの画像とがより類似しているパッチの組を選択する。そして、選択されたパッチの組における参照パッチをもとに欠損パッチを修復する。(例えば、特許文献1参照)。
国際特許公開番号WO2011/061943
本開示は、画像中の不要物体を除去する画像修復処理において、より自然な処理結果を得るために有効な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供する。
本開示の一つの観点に係る画像処理装置は、表示される画像中の修復対象領域を修復する画像処理装置であって、所定数の画素により構成される画像を表示する表示部、及び表示部を制御する制御部を備える。制御部は、表示部に表示される画像に対して、修復対象領域である除去領域と同除去領域を含まない領域である第1の非除去領域とから構成される除去パッチを決定し、同除去領域における各画素の画素値を除去パッチ外の他の画素の画素値で置き換える。制御部はさらに、第1の非除去領域に含まれる各画素について除去領域からの距離を計算し、第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値と除去パッチ外の他の画素の画素値とを上記距離に基づいて混合し、混合した結果である画素値を第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値とする。
本開示の他の観点に係る画像処理方法は、表示部に表示される画像中の修復対象領域を修復する画像処理方法であって、表示される画像に対して、修復対象領域である除去領域と同除去領域を含まない領域である非除去領域とから構成される除去パッチを決定し、除去領域における各画素の画素値を除去パッチ外の他の画素の画素値で置き換え、非除去領域に含まれる各画素について除去領域からの距離を計算し、非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値と除去パッチ外の他の画素の画素値とを上記距離に基づいて混合し、混合した結果である画素値を非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値とする。
本開示における画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムは、画像中の不要物体を除去する画像修復処理において、より自然な処理結果を得るために有効である。
実施の形態に係る画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 同画像処理装置1の動作を示すフローチャート 同画像処理装置1による縮小処理後の画像を示す図 同画像処理装置1の領域指定処理の動作を示すフローチャート 同領域指定処理の結果として2値化画像を生成した状態を説明する図 同画像処理装置1の縮小画像修復処理の動作を示すフローチャート 縮小画像修復処理における1番目の除去パッチと参照パッチの関係を説明する図 パッチ履歴として記録する除去/参照パッチの位置を説明する図 縮小画像修復処理において各画素に関する除去領域から非除去領域の距離を表示した図 除去パッチの修復結果を説明する図 2番目の除去パッチと参照パッチの関係を説明する図 各画素に関する除去領域から非除去領域の距離を表示した図 除去パッチの修復結果を説明する図 縮小画像修復処理の動作結果を説明する図 同画像処理装置1の元画像修復処理の動作を示すフローチャート 変形例に係る3番目の除去パッチと参照パッチの関係を説明する図 同変形例に係る各画素の除去領域から非除去領域の距離を表示した図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図17を用いて、実施の形態1を説明する。
[1.構成]
図1は、画像処理装置1の構成を概略的に示すブロック図である。画像処理装置1は、任意の電子機器であり、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、情報端末である。画像処理装置1は、画像処理装置1内の各部位の動作を統括的に制御する制御部2(制御部の一例)、レンズや撮像素子を備え画像を撮影するカメラやスキャナなどの画像入力部3、撮影した画像などの各種情報を記録する記憶部4、画像などの映像情報を表示する液晶モニターや有機ELディスプレイなどの表示部5(表示部の一例)、使用者からの各種操作の入力を受けるタッチパネルなどの操作入力部6を備えている。
制御部2は、CPU等のプロセッサを含み、所定のプログラムの処理を実行することによって画像処理装置1の動作を実行する。記憶部4は、ハードディスクやシリコンディスク、あるいはSDカード(半導体メモリ)などから構成してよい。また、キャッシュやRAMなどの一時的な記憶を行うもので構成してもよい。
また操作入力部6には、マウスやタブレットなどのポインティング・デバイスを用いてもよいし、キーボードを利用してもよい。あるいは、各種方式による電子ペンなどを用いてもよい。
[2.動作]
[2−1.画像処理装置の動作]
以上のように構成された画像処理装置1の動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。
使用者の指示に従って、画像処理装置1の制御部2は、画像入力部3が撮影した画像から縮小画像を生成する。あるいは、あらかじめ画像入力部3が撮影した画像を記憶した記憶部4から、画像を読み出して縮小画像を生成する。そして、生成した縮小画像を表示部5に表示する(S101)。
次に制御部2は、例えば使用者が指定した縮小画像中の任意領域を認識し、そこに含まれる画素を除去領域とする2値化画像を生成する(S102)。
次に制御部2は、除去領域に対して縮小画像の修復処理を行うと共に、修復処理の手順を記憶する(S103)。
そして制御部2は、記憶した修復処理の手順を利用して、ステップS101において縮小する前の画像(元画像)の修復処理を行う(S104)。
以下に、図2のフローチャートに示した縮小画像表示処理(S101)、領域指定処理(S102)、縮小画像修復処理(S103)、元画像修復処理(S104)の動作について、さらに詳細に説明する。
[2−2.縮小画像表示処理の動作]
図3は、縮小画像を液晶画面に表示した状態を示す図である。
画像入力部3が撮影した画像、あるいは記憶部4に記憶された画像は、例えば横4480個、縦3360個の画素から構成されている。各画素は、例えば輝度Y、色差U,Vの3つのデジタルデータ(以下画素値と呼ぶ)を有している。なお、画像のデータ形式としては、RGB色空間やLab色空間などとの間で相互に変換可能であるので、他の色空間に変換した結果を画素値として処理してもよい。
このような多数の画素から構成された画像(以下元画像と呼ぶ)に対して、表示部5の液晶画面の画素数は少ないのが一般的である。例えば、横640個、縦480個の表示画素から構成されている液晶画面を例に説明を続ける。
制御部2は元画像から1/Kに縮小した縮小画像を生成する。例えば、K=7の場合について、以下説明を続ける。まず、元画像を縦横K×K個、すなわち7×7個の画素からなる正方形のブロックに均等分割する。すると、横640個、縦480個のブロックができる。そこで、各ブロックにおける中心画素を選択して、中心画素の画素値を縮小画像10の画素値とすればよい(間引き処理)。あるいは、各ブロックに含まれる49個の画素から、輝度Y、色差U,Vの3つの画素値の平均値を計算し、縮小画像10の画素値としてもよい(平均化処理)。
以上のようにして制御部2が縮小画像を生成し、表示部5の液晶画面に表示した例を図3に示す。元画像を1/Kに縮小した縮小画像10には、第1被写体11、第2被写体12、第3被写体13などが含まれている。これら3つの被写体の中から、第1被写体11を、不要物体として除去し、除去領域を修復処理する場合を例に、以下説明を続ける。
[2−3.領域指定処理の動作]
図4は画像処理装置1による領域指定処理の動作を示すフローチャートである。また図5は、不要物体として指定された除去領域を2値化画像として生成した状態を説明する図である。
画像処理装置1の制御部2は、表示部5の液晶画面に縮小画像10を表示(図3)した後、使用者に入力を促す。使用者は液晶画面に指先で触れて、第1被写体11の輪郭部分をトレースする。制御部2は、操作入力部6のタッチパネルが検出した指先の位置を逐次記録して、第1被写体11を囲う閉曲線を得る。そして、この閉曲線の内部を不要物体であると判定する(S201)。
なお不要物体の指定は、上記のように使用者の入力に頼らずとも、自動的に検出してもよい。例えば、ゴミや傷といった線状の欠陥を自動的に検出し、これを不要物体として自動検出してもよい。あるいは、色や明るさなどの違いを判定して、画面をいくつかの候補になる領域(例えば、第1被写体11、第2被写体12、第3被写体13)に分割する手法も有効である。候補の中から1個以上の領域を使用者に選択させてもよい。
以上の様にして不要物体を認識した後、制御部2は、そこに含まれる画素を除去領域とする2値化画像を生成する。すなわち、第1被写体11を囲う閉曲線内部の画素の値を1(真)とし、閉曲線外側の画素の値をゼロ(偽)とする2値化画像を生成する(S202)。このようにして生成した2値化画像21の例を図5に示す。2値化画像の画素数は、縮小画像10と同じ画素数となる。図5においては、値が1となる除去領域22に含まれる画素を灰色で表示し、値がゼロとなる非除去領域23に含まれる画素を白で表示している。以降の図面についても同じように表示している。
[2−4.縮小画像修復処理の動作]
図6は、画像処理装置1による縮小画像修復処理の動作を示すフローチャートである。また、図7〜図13は、縮小画像修復処理の動作を説明する図である。
制御部2は、2値化画像処理を経た除去領域22に対して、縮小画像10の画像修復処理を行う(図2のS103)。処理の対象となる図3の縮小画像10に、2値化画像の除去領域22を重ねて、除去領域22の周辺を拡大表示した状態を図7に示す。
[2−4−1.一巡目の処理]
初めに制御部2は、除去領域22の辺縁部(領域のへり、領域内外の境界線部)に中心を有する正方形の除去パッチ30を決定する(S301)。図7に示すように、除去パッチ30は、除去領域22と非除去領域23を跨ぐように配置する。除去パッチ30は、例えば横16個、縦16個の画素を有している。それら256個の画素は以下の2領域に分類できる。すなわち、除去パッチ30の除去領域30aに含まれる画素と、非除去領域30bに含まれる画素である。そして、両者の境界30cが除去領域22の辺縁部に沿って存在する。
次に制御部2は、除去パッチ30に対応する参照パッチ31を選択する(S302)。参照パッチ31は、非除去領域23の画素のみからなる正方形の領域で、除去パッチ30と同じ画素数を有している。この条件を満たす候補は、縮小画像10内に多数存在するので、以下の手順で選択する。すなわち、除去パッチ30の非除去領域30bと、それと対応する参照パッチ31の部分領域31bの類似度を求める。そして、類似度が最も高くなる参照パッチ31を候補の中から選択する。ここで類似度は、例えば次のような方法で計算する。すなわち、除去パッチ30の非除去領域30bに含まれる画素と、対応する参照パッチ31の部分領域31bに含まれる画素について、各画素値の差分の二乗和を求める。この二乗和が小さいほど、類似度が高いと判定すればよい。
以上の結果として、除去パッチ30と、それに対応する参照パッチ31を一組選定できたので、制御部2は、その結果をパッチ履歴として記憶部4に記録する(S303)。例えば図8に示すような情報を、履歴番号1として記録すればよい。すなわち、除去パッチ30の中心位置(Xc、Yc)と、参照パッチ31の中心(Xs,Ys)と、除去パッチのサイズP(例えば16画素)を記録する。
次に、制御部2は、除去パッチ30の非除去領域30bに含まれる各画素について、除去領域30aからの距離Dを計算する(S304)。16×16個の全ての画素について、距離Dを計算した結果を図9に示す。図9においては、除去領域30aに含まれる画素は距離D=0(ゼロ)と表記し、濃い灰色で表示している。一方、非除去領域30bに含まれる画素については、除去領域30aからの最短距離を市街地距離(マンハッタン距離、都市ブロック距離)として求め、距離Dの数値として表記している。
なお、最短距離の計算方法は市街地距離に限ることなく、通常の距離(ユークリッド距離)などを用いても良い。市街地距離を用いる場合は、整数演算だけでよいので、処理速度を早くできる。
また、最短距離を求める際には、除去パッチ30に含まれる画素(16×16個)だけを使って計算すればよい。縮小画像10、あるいは2値化画像21に含まれる全画素(640×480個)について距離を計算する必要はなく、処理速度を早くできる。
次に、制御部2は、参照パッチ31の各画素の画素値を利用して、除去パッチ30の修復処理を以下の手順で実施する(S305)。
第1の処理として、除去パッチ30の除去領域30aの画素の画素値を、参照パッチ31の対応する部分領域31aの画素の画素値で置き換える。図9において濃い灰色で表示している部分が、この処理の対象となる画素である。
第2の処理として、除去パッチ30の非除去領域30bの画素のうち、距離Dが所定の閾値Dw(例えばDw=4画素)未満となる(D<Dwとなる)画素の画素値については、参照パッチ31の対応する部分領域31bの画素の画素値を使って、後述のブレンド処理を行う。図9において薄い灰色で表示している領域30dが、この処理の対象となる画素である。
第3の処理として、除去パッチ30の非除去領域30bの画素のうち、距離Dが閾値Dw以上となる(D≧Dwとなる)画素については、現在の画素値を保存する。すなわち、図9において白色で表示している領域30eの画素については、何も処理を加えない。
次に、ブレンド処理について説明する。除去パッチ30の画素の画素値をPc、これに対応する参照パッチ31の画素の画素値をPsとして、以下の数式1に従って第2の処理を実行する。この画素の距離がDであるとして、
Figure 0005899475
すなわち、除去パッチ30の非除去領域30bに含まれる画素の距離Dに基づいて、その画素の画素値Pcと、対応する参照パッチ31の画素の画素値Psの混合比率を、D/Dw対(Dw−D)/Dwと決定する。そして、決定した混合比率に基づいて、PcとPsを混合した結果を、改めて画素値Pcに代入するのである。数式1を見るとわかるように、距離DがD=0の場合には、Pc=Psとなり、第1の処理を表現している。また、D=Dwの場合には、Pc=Pcとなって画素値に変化がなく、第3の処理を表現している。よって、距離DがD=0〜Dwまで変化する間に、PcとPsの混合比率が、距離Dに応じて変化する。これによって、第1の処理と第3の処理の間を、画素値がPc〜Psへと遷移するブレンド(混合)画像が得られる。
以上のようにして、除去パッチ30の修復処理を行った結果を図10に示す。上述の第1の処理の結果、除去パッチ30の除去領域30aは、参照パッチ31の対応する部分領域31aに置き換わる。これによって、除去領域22の一部分の修復処理が行われる。さらに上述の第2の処理を行っているので、境界30cに相当する部分が不自然に目立つことがない。すなわち、上述の第3の処理に対応して変化のない領域30eが存在していても、除去領域30aと変化のない領域30eとの緩衝領域となる領域30dが存在するので、境界30cが不自然に目立つことがなく、自然な処理結果が得られる。
なお、距離Dの閾値Dwについては、除去パッチ30の大きさSの半分以下、すなわち、Dw≦S/2を満たす数値を用いればよい。Dwの値を大きくするほど、より境界が目立ちにくくなるが、計算時間が長くなると共に、画像がぼけやすい傾向がある。
次に制御部2は、除去領域22を更新する(S306)。すなわち、図4のステップS202において生成した2値化画像21を更新する。除去領域22の除去パッチ30に相当する領域の画素については、画素値をゼロに変更して非除去領域23に改める。この処理は、後述のステップS307を正常に実施するために必要である。また、二巡目以降の距離Dの計算(S304)を正しく行うためにも必要な処理である。
次に制御部2は、除去領域22が残存しているかどうかを判定する(S307)。この判定は2値化画像21の全ての画素を探索して、値が1となる画素を探せばよい。1個でも値が1となる画素があれば、除去領域22は残っているので、ステップS301に戻って二巡目の処理を行う。
[2−4−2.二巡目の処理]
制御部2は、一巡目と同様にして、図6のフローチャートに示すステップS301からS306までの処理を行う。すなわち、除去領域22の辺縁部に中心を有する正方形の除去パッチ32を図11に示すように決定する(S301)。除去パッチ32は、除去領域32aに含まれる画素と、非除去領域32bに含まれる画素から構成する。そして、両者の境界32cと32fが除去領域22の辺縁部に沿って存在する。ここで境界32fは、一巡目の処理の結果として、新たに生じた境界である。すなわち、除去パッチ30の除去領域30aを、参照パッチ31の対応する部分領域31aに置き換えた結果、新たに生成された境界である。
次に、制御部2は、除去パッチ32に対応する参照パッチ33を選択する(S302)。参照パッチ33は、上述のように、除去パッチ32の非除去領域32bと、対応する参照パッチ33の部分領域33bの類似度から選択する。
次に、制御部2は、除去パッチ32と、それに対応する参照パッチ33の選択結果を、パッチ履歴の履歴番号2として記録する(S303)。
次に、制御部2は、除去パッチ32の非除去領域32bに含まれる各画素について、除去領域32aからの距離Dを計算する(S304)。16×16個の全ての画素について、距離Dを計算した結果を図12に示す。一巡目のステップS306において、除去領域22を更新しているので、一巡目に新たに生成した境界32fにも対応した距離Dが計算できる。
次に、制御部2は、参照パッチ33の各画素の画素値を利用して、除去パッチ32の修復処理を以下の手順で実施する(S305)。
第1の処理として、除去パッチ32の除去領域32aの画素の画素値を、参照パッチ33の対応する部分領域33aの画素の画素値で置き換える。
第2の処理として、除去パッチ32の非除去領域32bの画素のうち、距離Dが所定の閾値Dw未満となる(D<Dwとなる)画素(図12の領域32dの画素)については、上記の数式1に示した計算式に従ってブレンド処理を行う。すなわち、除去パッチ32の非除去領域32bに含まれる画素の距離Dに基づいて、この画素の画素値Pcと、対応する参照パッチ31の部分領域33bの画素の画素値Psの混合比率を、D/Dw対(Dw−D)/Dwと決定する。そして、決定した混合比率に基づいて、PcとPsを混合した結果を、改めて画素値Pcに代入する。
第3の処理として、除去パッチ32の非除去領域32bの画素のうち、距離Dが閾値Dw以上となる画素については、現在の画素値を保存する。すなわち、図12の領域32eの画素については、何も処理を加えない。
以上のようにして、除去パッチ32の修復処理を行った結果を図13に示す。上述の第1の処理の結果、除去パッチ32の除去領域32aは、参照パッチ33の対応する部分領域33aに置き換わる。これによって、除去領域22の一部分の修復処理が行われる。さらに上述の第2の処理を行っているので、境界32cと32fに相当する部分が不自然に目立つことがない。すなわち、上述の第3の処理に対応して変化のない領域32eが存在していても、除去領域32aと変化のない領域32eとの緩衝領域となる領域32dが存在するので、境界32cおよび32fが不自然に目立つことがなく、自然な処理結果が得られる。
図11に示す境界32cは、図2のステップS102の領域指定処理の段階で既に存在していた境界である。これに対して境界32fは、一巡目の処理において新たに生成された境界である。しかしながら、本実施の形態の画像処理方法においては、ステップS305において除去領域22を常に更新しているので、新たに生成された境界32fも目立つことがなく、自然な処理結果が得られるのである。
次に制御部2は、除去領域22を更新する(S306)。2値化画像21において、除去領域22の除去パッチ32に相当する領域の画素については、画素値をゼロに変更して非除去領域23に改める。
次に制御部2は、除去領域22が残存しているかどうかを判定する(S307)。そして、除去領域22がなくなるまでステップS301からS306を繰り返して実行する。その結果、例えばN回ステップS301からS306を繰り返す。そして、図14に示すように、縮小画像10から第1被写体11を除去した自然な修復処理結果が得られる。
以上のように本実施の形態の画像処理方法では、除去パッチ内において、非除去領域23の各画素について、除去領域22からの距離Dを計算する(S304)。そして、除去パッチ内の除去領域22の画素の画素値を、参照パッチの対応する画素の画素値で置き換える(S305)と共に、除去パッチ内の非除去領域23の画素のうち、距離Dが所定の閾値Dw未満となる(D<Dwとなる)画素については、上記の数式1に示した計算式に従って混合するブレンド処理を行っている(S305)。この結果、除去パッチ内の除去領域22と非除去領域23の境界が不自然に目立つことがなく、自然な処理結果が得られる。
また、除去パッチ内の除去領域22の画素の画素値を、参照パッチの対応する画素の画素値で置き換えるたびに、除去領域22を更新している(S306)。この結果、画素値の置き換えによって、新たに生成した境界(除去領域22と非除去領域23の境界)についても、不自然に目立つことがなく、自然な処理結果が得られる。
[2−5.元画像修復処理の動作]
縮小画像10の画像修復処理(図2のS103)を行った後、画像処理装置1の制御部2は元画像の修復処理(S104)を行う。図15は、元画像に対する修復処理の動作を示すフローチャートである。
初めに制御部2は、縮小画像10に対応した2値化画像21を、K倍に拡大して、元画像と同じ画素数の2値化画像を生成する(S401)。ここで拡大倍率Kは、図2のステップS101における縮小倍率1/Kの逆数である。例えば、縦横640×480画素の2値化画像から、縦横7倍に拡大した画像を生成すれば、4480×3360画素の2値化画像が得られる。なお、拡大処理の対象となる2値化画像21は、図4のステップS202において生成した2値化画像である。すなわち図5に示すように、除去領域22を含んだ状態の2値化画像21である。ステップS401の目的は、除去領域22の位置と大きさを、K倍に拡大することにある。
次に制御部2は、縮小画像修復処理(図2のS103)において記録した全てのパッチ履歴に対して、ループAの処理を行う(S402)。ループAの処理は、縮小画像修復処理(同S103)における繰り返し数N(図6のステップS301からS306までの繰り返し数N)と同じ回数実行する。各回におけるパッチ履歴は、縮小画像修復処理(同S103)において記録した順番どおりに再生する。そして、図6のステップS303において記録したパッチ履歴を利用して、図15のステップS403、S404、S405、S406の処理を実行する。
まず、制御部2は、除去パッチと参照パッチの位置および大きさを、元画像に合わせて計算する(S403)。元画像と縮小画像10の倍率Kを用いて以下のように計算する。すなわち、除去パッチ30の中心位置は(K×Xc、K×Yc)、参照パッチ31の中心位置は(K×Xs,K×Ys)、除去パッチのサイズはK×P(例えば7×16=112画素)とする。
次に、制御部2は、除去パッチの非除去領域に含まれる各画素について、除去領域からの距離Dを計算する(S404)。例えば、112×112個の画素からなる除去パッチについて、ステップS401において計算した除去領域からの最短距離Dを、市街地距離として計算する。
次に、制御部2は、参照パッチの各画素の画素値を利用して、除去パッチの修復処理を以下の手順で実施する(S405)。
第1の処理として、除去パッチの除去領域の画素の画素値を、参照パッチの対応する画素の画素値で置き換える。
第2の処理として、除去パッチの非除去領域の画素のうち、距離Dが所定の閾値Dw(例えばDw=4画素)をM倍した値未満となる(D<M×Dwとなる)画素の画素値については、参照パッチの対応する画素の画素値を使って、数式1と同じようなブレンド処理を行う。
第3の処理として、除去パッチの非除去領域の画素のうち、距離DがM×Dw以上となる(D≧M×Dwとなる)画素については、現在の画素値を保存する。すなわち、図9において白色で表示している領域30eの画素については、何も処理を加えない。
次に、ステップS405におけるブレンド処理について説明する。除去パッチの画素の画素値をPc、これに対応する参照パッチの画素の画素値をPsとして、以下の数式2に従って第2の処理を実行する。この画素の距離がDであるとして、
Figure 0005899475
すなわち、除去パッチの非除去領域に含まれる画素の距離Dに基づいて、その画素の画素値Pcと、対応する参照パッチの画素の画素値Psの混合比率を、D/(M×Dw)対(M×Dw−D)/M×Dwと決定する。そして、決定した混合比率に基づいて、PcとPsを混合した結果を、改めて画素値Pcに代入するのである。
ここで、閾値の倍率Mについては、元画像と縮小画像10の倍率Kを用いてM=K(例えばM=7)としてもよい。あるいは、Kより小さい数値(例えばM=4)としてもよい。この場合には、処理速度を早くできる。
次に制御部2は、除去領域を更新する(S406)。ステップS401において計算した除去領域の除去パッチに相当する領域の画素については、画素値をゼロに変更して非除去領域に改める。
以上のようにして、ステップS403、S404、S405、S406の処理を、縮小画像修復処理(S103)において記録した全てのパッチ履歴に対して実施する(S402)ことにより、元画像の画像修復処理が完了する。
以上のように本実施の形態の画像処理方法では、縮小画像修復処理(図2のS103)において記録した全てのパッチ履歴に対して実施する(S402)だけで、元画像の画像修復処理が完了する。従って、除去パッチに対応する参照パッチを改めて選択する必要がない。すなわち、図6のステップS302に相当する処理が不要となるので、処理速度を早くできる。
なお、ステップ302においては、除去パッチと参照パッチの類似度を計算する。この類似度の計算量は、画素数に比例する。また、候補となる参照パッチの数も画素数に比例する。よって、参照パッチを選択するのに必要な計算量は、画素数の二乗に比例する。仮に、ステップS302に相当する処理を元画像に対して実施したと仮定する。縮小画像10のK倍(例えば7倍)の元画像では、画素数はKの二乗倍(49倍)に増える。よって、K倍に拡大した除去パッチから、対応した参照パッチを選択するためには、Kの4乗倍(2401倍)の計算量が必要となる。
また、本実施の形態の画像処理方法では、除去パッチ内の非除去領域の各画素について、除去領域からの距離Dを計算する(S404)。そして、除去パッチ内の除去領域の画素の画素値を、参照パッチの対応する画素の画素値で置き換える(S405)と共に、除去パッチ内の非除去領域の画素のうち、距離DがM×Dw未満となる(D<M×Dwとなる)画素については、数式2に示した計算式に従って混合するブレンド処理を行っている(S405)。この結果、元画像においても、除去パッチ内の除去領域と非除去領域の境界が不自然に目立つことがなく、自然な処理結果が得られる。
[3.変形例]
上記実施の形態において説明した図6のステップS304とステップS305の処理、あるいは図15のステップS404とステップS405の処理は、以下のような処理方法に置き換えることも可能である。以下、図2のステップS103の縮小画像修復処理を例に説明を続ける。図16、図17は、この変形例の動作を説明する図である。
上述の二巡目の処理の後、ステップS307の判定結果は除去領域22が残っているので、ステップS301に戻って三巡目の処理を行う。制御部2は、一巡目、二巡目と同様にして、図6のフローチャートに示すステップS301からS306までの処理を行う。
初めに、制御部2は、除去領域22の辺縁部に中心を有する正方形の除去パッチ34を図16に示すように決定する(S301)。除去パッチ34は、除去領域34aに含まれる画素と、非除去領域34bに含まれる画素から構成する。そして、両者の境界34cと34fが除去領域22の辺縁部に沿って存在する。
次に、制御部2は、除去パッチ34に対応する参照パッチ35を選択する(S302)。そして、除去パッチ34と、それに対応する参照パッチ35の選択結果を、パッチ履歴の履歴番号3として記録する(S303)。
次に、制御部2は、除去パッチ34の非除去領域34bに含まれる各画素について、除去領域34aからの距離Dを計算する(S304)。この際、境界34cと34fの位置に着目して、距離Dを計算する領域を拡張する。
すなわち、除去領域22と非除去領域23の境界が、除去パッチの端部に近い場合には、除去パッチの周囲の画素についても、除去領域22からの距離を計算する。ここで、境界が除去パッチの端部に近いかどうかは、境界に直交する方向に距離を測るものとする。
図16の例では、境界34fが除去パッチ34の左端部34gに近い。そこで、除去パッチ34の左側の画素からなる拡張領域34hを追加する。ここで拡張領域34hの幅は、閾値Dwに対してDw−1画素(例えば3画素)とする。拡張領域34hを加えた横19個、縦16個の画素について、距離Dを計算した結果を図17に示す。除去パッチ34に含まれる画素のうち、左端画素34iの距離DがD=1となっており、Dw−1より小さいことがわかる。しかし、拡張領域34hの左端の画素はD=4となっており閾値Dwに一致している。
次に、制御部2は、参照パッチ35の各画素の画素値を利用して、除去パッチ34の修復処理を以下の手順で実施する(S305)。
第1の処理として、除去パッチ34の除去領域34aの画素の画素値を、参照パッチ35の対応する部分領域35aの画素の画素値で置き換える。
第2の処理として、除去パッチ34の非除去領域34bの画素のうち、距離Dが所定の閾値Dw未満となる(D<Dwとなる)画素(図12の領域34dの画素)については、上記の数式1に示した計算式に従ってブレンド処理を行う。
さらに、拡張領域34hの画素についても、距離Dが所定の閾値Dw未満となる(D<Dwとなる)画素については、数式1に示した計算式に従ってブレンド処理を行う。この際、除去パッチ34の周囲(左側)に設けた拡張領域34hに対応して、参照パッチ35の周囲(左側)に拡張領域35hを設ける。
すなわち、拡張領域34hに含まれる画素についても、この画素の画素値Pcと、拡張領域35hの対応する画素の画素値Psの混合比率を、距離Dに基づいて、D/Dw対(Dw−D)/Dwと決定する。そして、決定した混合比率に基づいて、PcとPsを混合した結果を、改めて画素値Pcに代入するのである。
第3の処理として、除去パッチ34の非除去領域34bの画素のうち、距離Dが閾値Dw以上となる画素については、現在の画素値を保存する。すなわち、図17の領域34eの画素については、何も処理を加えない。
拡張領域34hについても同様に、距離Dが閾値Dw以上となる画素については、現在の画素値を保存する。
以上のようにして、制御部2は、除去パッチ34の修復処理を行う。上述の第1の処理の結果、除去パッチ34の除去領域34aは、参照パッチ35の対応する部分領域35aに置き換わる。これによって、除去領域22の一部分の修復処理が行われる。さらに上述の第2の処理を行っているので、境界34cと34fに相当する部分が不自然に目立つことがなく、自然な処理結果が得られる。
[4.まとめ]
以上のように本実施の形態の画像処理装置1によれば、制御部2は、除去領域の画素と非除去領域の画素を含む除去パッチを決定(図6のS301)し、非除去領域の画素を含み除去パッチに対応する参照パッチを選択(同S302)し、除去パッチの非除去領域に含まれる画素について除去領域からの距離を求め(同S304)、除去パッチの除去領域の画素の画素値を参照パッチの対応する画素の画素値で置き換える(同S305)。さらに制御部2は、除去パッチの非除去領域の画素の画素値と参照パッチの対応する画素の画素値を距離に基づいて混合した結果を除去パッチにおける除去領域と非除去領域の境界近辺の画素値とする(同S305)。これによって、不要物体を除去する画像修復処理において、除去領域と非除去領域の境界が目立つことがなく、自然な処理結果を得られる。
さらに、本実施の形態の変形例の画像処理装置1によれば、制御部2は、除去パッチの非除去領域に含まれる除去パッチの端部周囲の画素について除去領域からの距離を求め(図6のS304)、除去パッチの端部周囲の画素の画素値と参照パッチの端部周囲の対応する画素の画素値を距離に基づいて混合した結果を除去パッチの端部周囲の画素の画素値とする(同S305)。これによって、不要物体を除去する画像修復処理において、除去領域と非除去領域の境界が目立つことがなく、自然な処理結果を得られる。
(その他実施の形態)
上記実施の形態の各処理の一部または全部は、コンピュータプログラムにより実現されるものであってもよい。そして、画像処理装置1により実行される処理の一部または全部は、コンピュータにおいて、例えば、中央演算装置(CPU)などのプロセッサにより行われる。また、それぞれの処理を行うためのプログラムは、ハードディスク、ROMなどの記憶装置に格納されており、ROMにおいて、あるいはRAMに読み出されて実行される。
また、画像処理装置1により実行される各処理はハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。さらに、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現しても良い。
上記実施の形態による画像処理装置1は、画像処理方法または画像処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムとしても実現し得る。また、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリを挙げることができる。
上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されるものであってもよい。
また、上記実施形態における画像処理の実行順序は、必ずしも、上記実施の形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができるものである。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、情報端末などの電子機器に適用可能である。
1 画像処理装置
2 制御部
3 画像入力部
4 記憶部
5 表示部
6 操作入力部
10 縮小画像
11 第1被写体
12 第2被写体
13 第3被写体
21 2値化画像
22 除去領域
23 非除去領域
30、32、34 除去パッチ
30a、32a、34a 除去パッチの除去領域
30b、32b、34b 除去パッチの非除去領域
30c、32c、34c 除去パッチの境界
32f、34f 除去パッチ内の境界
34h 除去パッチ周囲の拡張領域
31、33、35 参照パッチ
31a、33a、35a 非除去パッチの部分領域
31b、33b、35b 非除去パッチの部分領域
35h 参照パッチ周囲の拡張領域

Claims (11)

  1. 表示される画像中の修復対象領域を修復する画像処理装置であって、
    所定数の画素により構成される画像を表示する表示部、及び
    前記表示部を制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、前記表示部に表示される画像に対して、
    (i)前記修復対象領域である除去領域と前記除去領域を含まない領域である第1の非除去領域とから構成される除去パッチを決定し、
    (ii)前記第1の非除去領域とは異なる第2の非除去領域から構成され、前記除去パッチに対応する参照パッチを選択し、
    (iii)前記除去領域における各画素の画素値を前記参照パッチの対応する第2の非除去領域における画素の画素値で置き換えることにより、前記除去領域を非除去領域に変更し、
    (iv)前記第1の非除去領域に含まれる各画素について前記除去領域からの距離を計算し、
    (v)前記第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値と、対応する前記第2の非除去領域における画素の画素値とを前記距離に基づいて混合し、混合した結果である画素値を前記第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値とする、
    画像処理装置。
  2. 前記制御部は、前記画像内に前記除去領域がなくなるまで前記(i)から(v)の処理を繰り返す、
    請求項記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部はさらに、
    前記除去パッチの端部周囲の画素について前記除去領域からの距離を求め、
    前記除去パッチの端部周囲の画素の画素値と前記参照パッチの対応する端部周囲の画素の画素値を前記距離に基づいて混合し、混合した結果である画素値を前記除去パッチの端部周囲の当該画素の画素値とする、
    請求項又はに記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、
    1/Kに縮小した画像を前記表示部に表示させる、
    請求項からのいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、
    少なくとも前記除去パッチのサイズ及び位置と、前記参照パッチの位置とを含む履歴情報を記憶部に記憶させ、
    記憶された前記履歴情報に基づき、縮小した画像をK倍した元の画像に対し、修復対象領域を修復する処理を実行する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記元の画像に対し、前記縮小した画像と同じ回数前記修復対象領域を修復する処理を実行する、
    請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記距離が所定値未満である場合、前記混合した結果である画素値を前記第1の非除去領域における画素の画素値とし、
    前記距離が前記所定値以上である場合、前記第1の非除去領域における画素の画素値を維持する、
    請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、前記除去パッチにおける前記第1の非除去領域の画素値との類似度に基づき前記参照パッチを選択する、
    請求項からのいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記参照パッチは、前記除去パッチと同じ画素数を有する、
    請求項からのいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 表示部に表示される画像中の修復対象領域を修復する画像処理方法であって、
    表示される画像に対して、
    前記修復対象領域である除去領域と前記除去領域を含まない領域である第1の非除去領域とから構成される除去パッチを決定し、
    前記第1の非除去領域とは異なる第2の非除去領域から構成され、前記除去パッチに対応する参照パッチを選択し、
    前記除去領域における各画素の画素値を前記参照パッチの対応する第2の非除去領域における画素の画素値で置き換えることにより、前記除去領域を非除去領域に変更し、
    前記第1の非除去領域に含まれる各画素について前記除去領域からの距離を計算し、
    前記第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値と、対応する前記第2の非除去領域における画素の画素値とを前記距離に基づいて混合し、混合した結果である画素値を前記第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値とする、
    画像処理方法。
  11. 表示部に表示される画像中の修復対象領域を修復する画像処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、
    表示される画像に対して、
    前記修復対象領域である除去領域と前記除去領域を含まない領域である第1の非除去領域とから構成される除去パッチを決定し、
    前記第1の非除去領域とは異なる第2の非除去領域から構成され、前記除去パッチに対応する参照パッチを選択し、
    前記除去領域における各画素の画素値を前記参照パッチの対応する第2の非除去領域における画素の画素値で置き換えることにより、前記除去領域を非除去領域に変更し、
    前記第1の非除去領域に含まれる各画素について前記除去領域からの距離を計算し、
    前記第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値と、対応する前記第2の非除去領域における画素の画素値とを前記距離に基づいて混合し、混合した結果である画素値を前記第1の非除去領域における少なくとも一部の画素の画素値とする、
    画像処理プログラム。
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