JP3386033B2 - カメラ用データ写し込み装置及びカメラ - Google Patents
カメラ用データ写し込み装置及びカメラInfo
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- JP3386033B2 JP3386033B2 JP2000122075A JP2000122075A JP3386033B2 JP 3386033 B2 JP3386033 B2 JP 3386033B2 JP 2000122075 A JP2000122075 A JP 2000122075A JP 2000122075 A JP2000122075 A JP 2000122075A JP 3386033 B2 JP3386033 B2 JP 3386033B2
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- light
- liquid crystal
- camera
- optical system
- light source
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影フィルムに年
月日などのデータを露光するカメラ用データ写し込み装
置及びカメラに関し、詳しくは標準サイズとパノラマサ
イズに切り換え可能なカメラに適用可能のデータ写し込
み装置に関する。
月日などのデータを露光するカメラ用データ写し込み装
置及びカメラに関し、詳しくは標準サイズとパノラマサ
イズに切り換え可能なカメラに適用可能のデータ写し込
み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示体(液晶シャッタ)を用
いたカメラ用データ写し込み装置は、例えば図10に示
すように、カメラの裏蓋1内のフィルム2の裏に搭載さ
れ、フィルム2の裏面に対し年月日データの数字列を露
光するものである。データ写し込み装置は、縦横約3c
m,厚み3mm程度の外形を有する樹脂製ケース内に、例
えば光源たるタングステン・ランプ3aと、それから射
出してケース平面上に沿って進行する光を直角に反射さ
せてケースの厚み方向へ偏向させる反射板3bと、その
反射光で照明される透過形液晶表示体3cと、この表示
体への照明範囲を制限する遮光板3dなどを有してお
り、表示体3cでデータ文字列として形取られた透過光
はそのままフィルム2の裏面に投光されるようになって
いる。
いたカメラ用データ写し込み装置は、例えば図10に示
すように、カメラの裏蓋1内のフィルム2の裏に搭載さ
れ、フィルム2の裏面に対し年月日データの数字列を露
光するものである。データ写し込み装置は、縦横約3c
m,厚み3mm程度の外形を有する樹脂製ケース内に、例
えば光源たるタングステン・ランプ3aと、それから射
出してケース平面上に沿って進行する光を直角に反射さ
せてケースの厚み方向へ偏向させる反射板3bと、その
反射光で照明される透過形液晶表示体3cと、この表示
体への照明範囲を制限する遮光板3dなどを有してお
り、表示体3cでデータ文字列として形取られた透過光
はそのままフィルム2の裏面に投光されるようになって
いる。
【0003】特開昭63−139327に開示のように、画面サ
イズを標準サイズ(36mm×24mm)とハーフサイズ(36mm
×13mm)に切り換え可能なカメラに適合可能のデータ写
し込み装置が知られている。このデータ写し込み装置
は、ハーフサイズの面積が標準サイズの1/2であるも
ののプリントしたときの写し込みデータの占める面積を
等しくするため、標準用の液晶表示体とこれと異なる大
きさの文字列を作るハーフ用の液晶表示体を一線に並べ
たものである。従って、プリント倍率が変わってもそれ
とは逆にネガフィルム上では写し込みデータの占める面
積が縮小化されているため、ハーフサイズと言えども、
プリント上では写し込みデータの占める面積比を標準サ
イズのそれと等しくできる。従って、違和感がなく文字
バランスの適正なデータ表示を行うことができる。
イズを標準サイズ(36mm×24mm)とハーフサイズ(36mm
×13mm)に切り換え可能なカメラに適合可能のデータ写
し込み装置が知られている。このデータ写し込み装置
は、ハーフサイズの面積が標準サイズの1/2であるも
ののプリントしたときの写し込みデータの占める面積を
等しくするため、標準用の液晶表示体とこれと異なる大
きさの文字列を作るハーフ用の液晶表示体を一線に並べ
たものである。従って、プリント倍率が変わってもそれ
とは逆にネガフィルム上では写し込みデータの占める面
積が縮小化されているため、ハーフサイズと言えども、
プリント上では写し込みデータの占める面積比を標準サ
イズのそれと等しくできる。従って、違和感がなく文字
バランスの適正なデータ表示を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、画面サイズを標
準サイズ(36mm×24mm)とパノラマサイズ(36mm×13m
m)に切り換え可能なカメラが人気を呼んでいる。この
種のカメラは、パノラマ撮影時にフィルム標準サイズの
上側部(約5.5mm幅)及び下側部(約5.5mm幅)を機械的
に遮光板にて隠し、中央部に細長状のパノラマサイズ
(36mm×13mm)を限定するものである。標準サイズのネ
ガは長さ倍率約4倍でサービスプリント版としてプリン
トされるが、パノラマプリント版はサービスプリント版
を横2枚並べた大きさであるので、パノラマサイズのネ
ガは長さ倍率約8倍でパノラマプリント版としてプリン
トされる。
準サイズ(36mm×24mm)とパノラマサイズ(36mm×13m
m)に切り換え可能なカメラが人気を呼んでいる。この
種のカメラは、パノラマ撮影時にフィルム標準サイズの
上側部(約5.5mm幅)及び下側部(約5.5mm幅)を機械的
に遮光板にて隠し、中央部に細長状のパノラマサイズ
(36mm×13mm)を限定するものである。標準サイズのネ
ガは長さ倍率約4倍でサービスプリント版としてプリン
トされるが、パノラマプリント版はサービスプリント版
を横2枚並べた大きさであるので、パノラマサイズのネ
ガは長さ倍率約8倍でパノラマプリント版としてプリン
トされる。
【0005】このような標準サイズとパノラマサイズを
切り換え可能のカメラにおいても、データ写し込み装置
を内蔵させる要請が強い。しかしながら、上述の標準サ
イズとハーフサイズとの切り換え可能なカメラにおける
データ写し込み装置をそのまま適用することはできな
い。ハーフサイズのネガからサービスプリント版を得る
には、長さ倍率は4×20.5≒5.6 倍であるのに対し
て、パノラマサイズのネガからパノラマプリント版を得
るには、長さ倍率は約8倍である。パノラマサイズのプ
リント倍率はハーフサイズのそれの20.5倍で、標準
サイズのそれの約2倍である。従って、上述のハーフサ
イズの場合と同様に、写し込みのデータ文字列を標準サ
イズのそれに比して予め縮小しておく必要があるが、パ
ノラマサイズのフィルムに写し込まれたデータ文字列の
大きさは面積約64倍に拡大されるため、文字列の大き
さの適正化の外に、文字列の鮮明度も顧慮する必要が生
じる。最近のフィルム性能(超微粒化)の向上の下にお
いても、プリント時の拡大倍率が大きすぎると、データ
文字列の輪郭のボケや細りが顕在化し、文字表示品質の
劣化が生じてしまう。また、パノラマ撮影の場合はフィ
ルムの上下部分を遮光板にて隠すため、文字列を写し込
む位置をフィルムの中央部側にしなければならない。
切り換え可能のカメラにおいても、データ写し込み装置
を内蔵させる要請が強い。しかしながら、上述の標準サ
イズとハーフサイズとの切り換え可能なカメラにおける
データ写し込み装置をそのまま適用することはできな
い。ハーフサイズのネガからサービスプリント版を得る
には、長さ倍率は4×20.5≒5.6 倍であるのに対し
て、パノラマサイズのネガからパノラマプリント版を得
るには、長さ倍率は約8倍である。パノラマサイズのプ
リント倍率はハーフサイズのそれの20.5倍で、標準
サイズのそれの約2倍である。従って、上述のハーフサ
イズの場合と同様に、写し込みのデータ文字列を標準サ
イズのそれに比して予め縮小しておく必要があるが、パ
ノラマサイズのフィルムに写し込まれたデータ文字列の
大きさは面積約64倍に拡大されるため、文字列の大き
さの適正化の外に、文字列の鮮明度も顧慮する必要が生
じる。最近のフィルム性能(超微粒化)の向上の下にお
いても、プリント時の拡大倍率が大きすぎると、データ
文字列の輪郭のボケや細りが顕在化し、文字表示品質の
劣化が生じてしまう。また、パノラマ撮影の場合はフィ
ルムの上下部分を遮光板にて隠すため、文字列を写し込
む位置をフィルムの中央部側にしなければならない。
【0006】このデータ文字列のボケを抑制するために
は、光源から液晶表示体に対する照明光線の拡散角(照
射見込み角)をできるだけ小さくして平行光束に近い光
線で液晶表示体を照明することが必要であるが、光源か
ら液晶表示体を見込む角度を小さくするには、光源と液
晶表示体の光学距離を長く設定しなければならない。
は、光源から液晶表示体に対する照明光線の拡散角(照
射見込み角)をできるだけ小さくして平行光束に近い光
線で液晶表示体を照明することが必要であるが、光源か
ら液晶表示体を見込む角度を小さくするには、光源と液
晶表示体の光学距離を長く設定しなければならない。
【0007】しかしながら、データ写し込み装置は一般
にカメラの裏蓋内に搭載され、縦横3cm程度、厚み3mm
程度のモジュールであるため、標準サイズ用の照明系と
パノラマ用の照明系の両者の光路長を長く設定すること
は、コンパクト化の障害となってしまう。
にカメラの裏蓋内に搭載され、縦横3cm程度、厚み3mm
程度のモジュールであるため、標準サイズ用の照明系と
パノラマ用の照明系の両者の光路長を長く設定すること
は、コンパクト化の障害となってしまう。
【0008】そこで本発明は、上記問題点に鑑み、標準
サイズ用とパノラマ用の独立の照明系に光反射手段を積
極的に設けて等価的に両照明系の光路長を長く設定する
ことにより、パノラマサイズのプリント上がりのデータ
文字列のボケなどを抑制でき、しかもコンパクト構成を
可能とするカメラ用データ写し込み装置を提供すること
にある。
サイズ用とパノラマ用の独立の照明系に光反射手段を積
極的に設けて等価的に両照明系の光路長を長く設定する
ことにより、パノラマサイズのプリント上がりのデータ
文字列のボケなどを抑制でき、しかもコンパクト構成を
可能とするカメラ用データ写し込み装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1の光源,これから射出した光を装置
厚み方向へ反射させる第1の反射板,及びその反射光を
受ける第1の透光形液晶素子列を有する標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系と、第2の光源,これから射出した
光を装置厚み方向へ反射させる第2の反射板,及びその
反射光を受ける第2の透光形液晶素子列を有するパノラ
マサイズ用データ写し込み光学系とを備えたカメラ用デ
ータ写し込み装置であって、第1及び第2の透光形液晶
素子列の短辺が延伸する方向として規定される短辺方向
において、第1の透光形液晶素子列は、第2の透光形液
晶素子列よりも、装置の前記短辺方向側の中心に対し外
側に配置され、第1の反射板と第2の反射板に対する入
射光の方向は互いに反平行であり、前記標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系の前記第1の光源と第1の反射板と
の光路間に、装置平面上を進行する光をその平面内で偏
向させてから第1の反射板へ導入させる偏向手段を設け
て成ることを特徴とする。
に、本発明は、第1の光源,これから射出した光を装置
厚み方向へ反射させる第1の反射板,及びその反射光を
受ける第1の透光形液晶素子列を有する標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系と、第2の光源,これから射出した
光を装置厚み方向へ反射させる第2の反射板,及びその
反射光を受ける第2の透光形液晶素子列を有するパノラ
マサイズ用データ写し込み光学系とを備えたカメラ用デ
ータ写し込み装置であって、第1及び第2の透光形液晶
素子列の短辺が延伸する方向として規定される短辺方向
において、第1の透光形液晶素子列は、第2の透光形液
晶素子列よりも、装置の前記短辺方向側の中心に対し外
側に配置され、第1の反射板と第2の反射板に対する入
射光の方向は互いに反平行であり、前記標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系の前記第1の光源と第1の反射板と
の光路間に、装置平面上を進行する光をその平面内で偏
向させてから第1の反射板へ導入させる偏向手段を設け
て成ることを特徴とする。
【0010】このように、第1及び第2の透光形液晶素
子列の短辺が延伸する方向として規定される短辺方向に
おいて、第1の透光形液晶素子列は第2の透光形液晶素
子列よりも装置の前記短辺方向側の中心に対し外側に配
置され、逆に、第2の透光形液晶素子列は第1の透光形
液晶素子列よりも装置の前記短辺方向側の中心に対し内
側に配置されるため、パノラマ撮影の場合には、第2の
透光形液晶素子列が遮光板で隠れずにデータの写し込み
ができる。また、第1の反射板と第2の反射板に対する
入射光の方向を互いに反平行とし、標準サイズ用データ
写し込み光学系の光路間に、装置平面上を進行する光を
その平面内で偏向させる偏向手段を設けてなる構成であ
るため、偏向手段による光路の迂回と光路長の増大によ
って、装置のコンパクト化を図りながら、両データ写し
込み光学系の拡散角を抑えることができる。ここで、留
意すべき点は、装置のコンパクト化を問題としなけれ
ば、本来的に偏向手段は不要であるが、限られた装置ス
ペース(装置平面積)の下では、光源と反射鏡と液晶素
子列とからなる写し込み系を自由には配置できないこと
である。パノラマサイズ用データ写し込み系に実質的に
光路長を確保する偏向手段を介在させるか、標準サイズ
用データ写し込み系に偏向手段を介在させるかが問題で
あるが、偏向手段を採用することにより、その組み付け
精度の如何により照明光束の拡散角の増大を招く点も顧
慮しなければならない。パノラマサイズは標準サイズに
比してプリント倍率が高いので、拡散角をできるだけ抑
える必要がある。かかる点から、パノラマサイズ用デー
タ写し込み系では、偏向手段を用いず、光源とこれから
ダイレクトの照明光を第2の反射鏡に導入するようにし
ている。また標準サイズ用写し込み系では、拡散角の精
度が比較的に緩いので、偏向手段を介在させて装置のコ
ンパクト化を達成している。
子列の短辺が延伸する方向として規定される短辺方向に
おいて、第1の透光形液晶素子列は第2の透光形液晶素
子列よりも装置の前記短辺方向側の中心に対し外側に配
置され、逆に、第2の透光形液晶素子列は第1の透光形
液晶素子列よりも装置の前記短辺方向側の中心に対し内
側に配置されるため、パノラマ撮影の場合には、第2の
透光形液晶素子列が遮光板で隠れずにデータの写し込み
ができる。また、第1の反射板と第2の反射板に対する
入射光の方向を互いに反平行とし、標準サイズ用データ
写し込み光学系の光路間に、装置平面上を進行する光を
その平面内で偏向させる偏向手段を設けてなる構成であ
るため、偏向手段による光路の迂回と光路長の増大によ
って、装置のコンパクト化を図りながら、両データ写し
込み光学系の拡散角を抑えることができる。ここで、留
意すべき点は、装置のコンパクト化を問題としなけれ
ば、本来的に偏向手段は不要であるが、限られた装置ス
ペース(装置平面積)の下では、光源と反射鏡と液晶素
子列とからなる写し込み系を自由には配置できないこと
である。パノラマサイズ用データ写し込み系に実質的に
光路長を確保する偏向手段を介在させるか、標準サイズ
用データ写し込み系に偏向手段を介在させるかが問題で
あるが、偏向手段を採用することにより、その組み付け
精度の如何により照明光束の拡散角の増大を招く点も顧
慮しなければならない。パノラマサイズは標準サイズに
比してプリント倍率が高いので、拡散角をできるだけ抑
える必要がある。かかる点から、パノラマサイズ用デー
タ写し込み系では、偏向手段を用いず、光源とこれから
ダイレクトの照明光を第2の反射鏡に導入するようにし
ている。また標準サイズ用写し込み系では、拡散角の精
度が比較的に緩いので、偏向手段を介在させて装置のコ
ンパクト化を達成している。
【0011】第1及び第2の透光形液晶素子列の長辺が
延伸する方向として規定される長辺方向において、第1
の透光形液晶素子列の長辺方向側の端部位置を、第2の
透光形液晶素子列の長辺方向側の端部位置よりも、装置
の前記長辺方向側の中心に対し近い側にすると、プリン
ト上でのパノラマサイズのデータ位置と標準サイズのデ
ータ位置を概ね同じ位置に合わせることができる。
延伸する方向として規定される長辺方向において、第1
の透光形液晶素子列の長辺方向側の端部位置を、第2の
透光形液晶素子列の長辺方向側の端部位置よりも、装置
の前記長辺方向側の中心に対し近い側にすると、プリン
ト上でのパノラマサイズのデータ位置と標準サイズのデ
ータ位置を概ね同じ位置に合わせることができる。
【0012】また、本発明は、第1の光源,これから射
出した光を反射させる第1の反射手段,及びその反射光
を受ける第1の透光形液晶素子列を有する標準サイズ用
データ写し込み光学系と、第2の光源,これから射出し
た光を反射させる第2の反射手段,及びその反射光を受
ける第2の透光形液晶素子列を有するパノラマサイズ用
データ写し込み光学系とを備えたカメラであって、標準
サイズ用データ写し込み光学系が、パノラマサイズ用デ
ータ写し込み光学系よりも上部側に設けられていること
を特徴とする。パノラマサイズ用データ写し込み光学系
の第2の透光形液晶素子列が標準サイズ用データ写し込
み光学系の第1の透光形液晶素子列の下部側に位置する
ため、よりフィルムの中央部に臨むので、フィルム中央
部の横長状のパノラマサイズ領域にデータ写し込みを行
うことができる。かかる構成において、標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系の光とパノラマサイズ用データ写し
込み光学系の光と切り換える手段を有しており、その切
り換える手段の操作手段が手動スイッチである。また、
標準サイズ用データ写し込み光学系の光とフィルムに写
し込むとき、パノラマサイズ用データ写し込み光学系の
光がフィルムに写し込まれるのを防止する手段を有す
る。
出した光を反射させる第1の反射手段,及びその反射光
を受ける第1の透光形液晶素子列を有する標準サイズ用
データ写し込み光学系と、第2の光源,これから射出し
た光を反射させる第2の反射手段,及びその反射光を受
ける第2の透光形液晶素子列を有するパノラマサイズ用
データ写し込み光学系とを備えたカメラであって、標準
サイズ用データ写し込み光学系が、パノラマサイズ用デ
ータ写し込み光学系よりも上部側に設けられていること
を特徴とする。パノラマサイズ用データ写し込み光学系
の第2の透光形液晶素子列が標準サイズ用データ写し込
み光学系の第1の透光形液晶素子列の下部側に位置する
ため、よりフィルムの中央部に臨むので、フィルム中央
部の横長状のパノラマサイズ領域にデータ写し込みを行
うことができる。かかる構成において、標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系の光とパノラマサイズ用データ写し
込み光学系の光と切り換える手段を有しており、その切
り換える手段の操作手段が手動スイッチである。また、
標準サイズ用データ写し込み光学系の光とフィルムに写
し込むとき、パノラマサイズ用データ写し込み光学系の
光がフィルムに写し込まれるのを防止する手段を有す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の実施例に係るデータ写し込
み装置(カメラモジュール)を示す平面図、図2(A)
は図1におけるA−A線に沿って切断した断面図、図2
(B)は図1におけるB−B線に沿って切断した断面
図、図2(C)は図1におけるC−C線に沿って切断し
た断面図、及び図3は同装置の一部破断して示す正面図
である。
み装置(カメラモジュール)を示す平面図、図2(A)
は図1におけるA−A線に沿って切断した断面図、図2
(B)は図1におけるB−B線に沿って切断した断面
図、図2(C)は図1におけるC−C線に沿って切断し
た断面図、及び図3は同装置の一部破断して示す正面図
である。
【0015】このデータ写し込み装置は縦横約3cm,厚
み約3mmで、カメラの裏蓋側に配される黒色の樹脂製上
枠体10と、撮影フィルム側に配される黒色の樹脂製下
枠体20と、上枠体10及び下枠体20に挟まれて保持
される黒色の樹脂製回路基板30とを有しており、3つ
の液晶表示体40,50,60を備えている。上枠体1
0に窓明けしてこれに臨む液晶表示体40は写し込みデ
ータのモニター用液晶表示体で、カメラの裏側からモニ
ターできるようになっている。液晶表示体50はパノラ
マサイズ用の透過形液晶表示体で、下枠体20に窓明け
してこれに臨ましてある。また液晶表示体60は標準サ
イズ用の透過形液晶表示体で、パノラマサイズ用の透過
形液晶表示体50の長辺隣接領域において下枠体20に
窓明けしてこれに臨ましてある。
み約3mmで、カメラの裏蓋側に配される黒色の樹脂製上
枠体10と、撮影フィルム側に配される黒色の樹脂製下
枠体20と、上枠体10及び下枠体20に挟まれて保持
される黒色の樹脂製回路基板30とを有しており、3つ
の液晶表示体40,50,60を備えている。上枠体1
0に窓明けしてこれに臨む液晶表示体40は写し込みデ
ータのモニター用液晶表示体で、カメラの裏側からモニ
ターできるようになっている。液晶表示体50はパノラ
マサイズ用の透過形液晶表示体で、下枠体20に窓明け
してこれに臨ましてある。また液晶表示体60は標準サ
イズ用の透過形液晶表示体で、パノラマサイズ用の透過
形液晶表示体50の長辺隣接領域において下枠体20に
窓明けしてこれに臨ましてある。
【0016】パノラマサイズ用のデータ写し込み系は、
光源たるタングステン・ランプ51,反射鏡52,遮光
板53及び液晶表示体50を有している。タングステン
・ランプ51は回路基板30にそのリード51a,51
aを半田51b,51bで固着され、上枠体10の裏面
側に形成されたランプ収納室51cに横倒し状態で収納
されている。反射鏡52は長方形のガラス板の表面にア
ルミニウムを蒸着したもので、上枠体10の裏面側に形
成された上枠体平面に対して約45°の傾斜面を持つ鏡
収納部52aに取り付けられている。この反射鏡52の
取り付けはその左右短辺側のカシメ突起52b,52b
と長辺側のカシメ突起52cを潰して固定するものであ
る。
光源たるタングステン・ランプ51,反射鏡52,遮光
板53及び液晶表示体50を有している。タングステン
・ランプ51は回路基板30にそのリード51a,51
aを半田51b,51bで固着され、上枠体10の裏面
側に形成されたランプ収納室51cに横倒し状態で収納
されている。反射鏡52は長方形のガラス板の表面にア
ルミニウムを蒸着したもので、上枠体10の裏面側に形
成された上枠体平面に対して約45°の傾斜面を持つ鏡
収納部52aに取り付けられている。この反射鏡52の
取り付けはその左右短辺側のカシメ突起52b,52b
と長辺側のカシメ突起52cを潰して固定するものであ
る。
【0017】ランプ51から反射鏡52に到る領域に
は、液晶表示体50に対してできるだけ平行光束を照明
することと、充分な投光量を得る目的で、乱反射防止構
造が構成されている。この乱反射防止構造は基本的には
4重のスリット構造である。第1のスリット構造はラン
プ収納室51cの光射出窓に位置し、上枠体10の裏面
に形成された断面三角状のスリット長辺限定突起51d
と、この両側に直交するスリット短辺限定突起51e,
51eと、下枠体20に一体的に形成され回路基板30
の矩形孔51fから突出するスリット長辺限定突起51
gとから構成されている。また第2のスリット構造は、
第1のスリット構造より光進行側で上枠体10の裏面に
形成された乱反射除去室53と、その光射出窓に位置
し、上枠体10の裏面に形成された断面三角状のスリッ
ト長辺限定突起53aと、この両側に直交するスリット
短辺限定突起53b,53bと、下枠体20に一体的に
形成され回路基板30の矩形孔53cから突出するスリ
ット長辺限定突起53dとから構成されている。更に第
3のスリット構造は、第2のスリット構造より光進行側
で上枠体10の裏面に形成された乱反射除去室54と、
その光射出窓に位置し、上枠体10の裏面に形成された
断面三角状のスリット長辺限定突起54aと、この両側
に直交するスリット短辺限定突起54b,54bと、下
枠体20に一体的に形成され回路基板30の矩形孔54
cから突出するスリット長辺限定突起54dとから構成
されている。更にまた第4のスリット構造は、第3のス
リット構造より光進行側で上枠体10の裏面に形成され
た乱反射除去室55と、その光射出窓に位置し、上枠体
10の裏面に形成され反射鏡52の落とし込みストッパ
たるスリット長辺限定突起55aと、この両側に直交す
るスリット短辺限定突起55b,55bとから構成され
ている。
は、液晶表示体50に対してできるだけ平行光束を照明
することと、充分な投光量を得る目的で、乱反射防止構
造が構成されている。この乱反射防止構造は基本的には
4重のスリット構造である。第1のスリット構造はラン
プ収納室51cの光射出窓に位置し、上枠体10の裏面
に形成された断面三角状のスリット長辺限定突起51d
と、この両側に直交するスリット短辺限定突起51e,
51eと、下枠体20に一体的に形成され回路基板30
の矩形孔51fから突出するスリット長辺限定突起51
gとから構成されている。また第2のスリット構造は、
第1のスリット構造より光進行側で上枠体10の裏面に
形成された乱反射除去室53と、その光射出窓に位置
し、上枠体10の裏面に形成された断面三角状のスリッ
ト長辺限定突起53aと、この両側に直交するスリット
短辺限定突起53b,53bと、下枠体20に一体的に
形成され回路基板30の矩形孔53cから突出するスリ
ット長辺限定突起53dとから構成されている。更に第
3のスリット構造は、第2のスリット構造より光進行側
で上枠体10の裏面に形成された乱反射除去室54と、
その光射出窓に位置し、上枠体10の裏面に形成された
断面三角状のスリット長辺限定突起54aと、この両側
に直交するスリット短辺限定突起54b,54bと、下
枠体20に一体的に形成され回路基板30の矩形孔54
cから突出するスリット長辺限定突起54dとから構成
されている。更にまた第4のスリット構造は、第3のス
リット構造より光進行側で上枠体10の裏面に形成され
た乱反射除去室55と、その光射出窓に位置し、上枠体
10の裏面に形成され反射鏡52の落とし込みストッパ
たるスリット長辺限定突起55aと、この両側に直交す
るスリット短辺限定突起55b,55bとから構成され
ている。
【0018】反射鏡52と液晶表示体50との間には遮
光板53が介在している。この遮光板53には投光窓5
3aが形成されており、これは回路基板30に形成され
た投光孔32に重なっている。液晶表示体50の一方の
長辺のみに複数の透明電極(端子部)が形成されてお
り、これらの透明電極には回路基板30との電気的接続
を達成するための導電性ゴム58が介在している。
光板53が介在している。この遮光板53には投光窓5
3aが形成されており、これは回路基板30に形成され
た投光孔32に重なっている。液晶表示体50の一方の
長辺のみに複数の透明電極(端子部)が形成されてお
り、これらの透明電極には回路基板30との電気的接続
を達成するための導電性ゴム58が介在している。
【0019】標準サイズのデータ写し込み系は、光源た
るタングステン・ランプ61,反射鏡62,63,6
4,遮光板65及び液晶表示体60を有している。タン
グステン・ランプ61は回路基板30にそのリード61
a,61aを半田61b,61bで固着され、上枠体1
0の裏面側に形成されたランプ収納室61cに横倒し状
態で収納されている。反射鏡62,63,64は長方形
のガラス板の表面にアルミニウムを蒸着したもので、反
射鏡62,63は平面方向に沿って進行する光を同一面
上で直角に偏向する偏向系を構成している。また反射鏡
64は反射鏡52と同様に平面方向に沿って進行する光
をモジュールの厚み方向に偏向するものである。反射鏡
62は上枠体10の裏面側に形成された鏡収納室62a
の落とし込み溝に取り付けられており、また反射鏡63
は反射鏡と離間しこれと90°直交して配置され、鏡収
納室63aの落とし込み溝に取り付けられている。反射
鏡64は上枠体10の裏面側に形成された上枠体平面に
対して約45°の傾斜面を持つ鏡収納部64aに取り付
けられている。この反射鏡64の取り付けはその左右短
辺側のカシメ突起64b,64bと長辺側のカシメ突起
64cを潰して固定するものである。
るタングステン・ランプ61,反射鏡62,63,6
4,遮光板65及び液晶表示体60を有している。タン
グステン・ランプ61は回路基板30にそのリード61
a,61aを半田61b,61bで固着され、上枠体1
0の裏面側に形成されたランプ収納室61cに横倒し状
態で収納されている。反射鏡62,63,64は長方形
のガラス板の表面にアルミニウムを蒸着したもので、反
射鏡62,63は平面方向に沿って進行する光を同一面
上で直角に偏向する偏向系を構成している。また反射鏡
64は反射鏡52と同様に平面方向に沿って進行する光
をモジュールの厚み方向に偏向するものである。反射鏡
62は上枠体10の裏面側に形成された鏡収納室62a
の落とし込み溝に取り付けられており、また反射鏡63
は反射鏡と離間しこれと90°直交して配置され、鏡収
納室63aの落とし込み溝に取り付けられている。反射
鏡64は上枠体10の裏面側に形成された上枠体平面に
対して約45°の傾斜面を持つ鏡収納部64aに取り付
けられている。この反射鏡64の取り付けはその左右短
辺側のカシメ突起64b,64bと長辺側のカシメ突起
64cを潰して固定するものである。
【0020】ランプ61と反射鏡62との間には第1の
スリット構造が形成されている。このスリット構造はラ
ンプ収納室61cの光射出窓に位置し、上枠体10の裏
面に形成された断面三角状のスリット長辺限定突起61
dと、この両側に直交するスリット短辺限定突起61
e,61eとから構成されている。また反射鏡62と反
射鏡63との間には第2のスリット構造が形成されてい
る。このスリット構造は、上枠体10の裏面に形成され
た断面三角状のスリット短辺限定突起61f,61fで
構成されている。更に反射鏡63と64との間には第3
のスリット構造が形成されている。第3のスリット構造
は、上枠体10の裏面に形成され反射鏡64の落とし込
みストッパたるスリット長辺限定突起61gと、この両
側に直交するスリット短辺限定突起61h,61hとか
ら構成されている。
スリット構造が形成されている。このスリット構造はラ
ンプ収納室61cの光射出窓に位置し、上枠体10の裏
面に形成された断面三角状のスリット長辺限定突起61
dと、この両側に直交するスリット短辺限定突起61
e,61eとから構成されている。また反射鏡62と反
射鏡63との間には第2のスリット構造が形成されてい
る。このスリット構造は、上枠体10の裏面に形成され
た断面三角状のスリット短辺限定突起61f,61fで
構成されている。更に反射鏡63と64との間には第3
のスリット構造が形成されている。第3のスリット構造
は、上枠体10の裏面に形成され反射鏡64の落とし込
みストッパたるスリット長辺限定突起61gと、この両
側に直交するスリット短辺限定突起61h,61hとか
ら構成されている。
【0021】反射鏡64と液晶表示体60との間には遮
光板65が介在している。この遮光板65には投光窓6
5aが形成されており、これは回路基板30に形成され
た投光孔33に重なっている。液晶表示体60の一方の
長辺のみに複数の透明電極が形成されており、これらの
透明電極には回路基板30との電気的接続を達成するた
めの導電性ゴム68が介在している。液晶表示体50の
電極列と液晶表示体60のそれは互いに反対側に位置し
ており、電極列の配置が写し込みデータ領域の設定の障
害にならないようにしている。
光板65が介在している。この遮光板65には投光窓6
5aが形成されており、これは回路基板30に形成され
た投光孔33に重なっている。液晶表示体60の一方の
長辺のみに複数の透明電極が形成されており、これらの
透明電極には回路基板30との電気的接続を達成するた
めの導電性ゴム68が介在している。液晶表示体50の
電極列と液晶表示体60のそれは互いに反対側に位置し
ており、電極列の配置が写し込みデータ領域の設定の障
害にならないようにしている。
【0022】ここで、パノラマサイズ用の写し込み光学
系は図1の左下から左上にかけて直線上に配置されてい
る。照明光線を偏向させると、その偏向手段の組み付け
精度によって拡散角の精度が悪くなってしまうから、タ
ングステン・ランプ51からの照明光は屈曲させずに反
射鏡52へ導入させるようにしている。このため、パノ
ラマサイズ用のデータ文字列はボケや細りのない鮮明な
ものとなっている。一方、標準サイズ用のデータ写し込
み光学系には偏向手段たる反射鏡62,63が介在して
いる。これはタングステン・ランプ61から出た光線を
距離Lだけずらして逆進させるリトロダイレクティブミ
ラーを構成している。装置のコンパクト化のために装置
周辺に光線を迂回させる目的と、光路長を確保してでき
るだけ平行光束を形成させるためである。2枚の反射鏡
62,63が直角に相互固着されたものであれば、入射
光線に対して高精度の反平行な反射光線を得ることがで
きる。また組み付け精度もラフで済む。なお、タングス
テン・ランプ61は液晶表示体50,60の上に積み重
た状態で取り付けられている。この点も装置のコンパク
ト化に寄与している。
系は図1の左下から左上にかけて直線上に配置されてい
る。照明光線を偏向させると、その偏向手段の組み付け
精度によって拡散角の精度が悪くなってしまうから、タ
ングステン・ランプ51からの照明光は屈曲させずに反
射鏡52へ導入させるようにしている。このため、パノ
ラマサイズ用のデータ文字列はボケや細りのない鮮明な
ものとなっている。一方、標準サイズ用のデータ写し込
み光学系には偏向手段たる反射鏡62,63が介在して
いる。これはタングステン・ランプ61から出た光線を
距離Lだけずらして逆進させるリトロダイレクティブミ
ラーを構成している。装置のコンパクト化のために装置
周辺に光線を迂回させる目的と、光路長を確保してでき
るだけ平行光束を形成させるためである。2枚の反射鏡
62,63が直角に相互固着されたものであれば、入射
光線に対して高精度の反平行な反射光線を得ることがで
きる。また組み付け精度もラフで済む。なお、タングス
テン・ランプ61は液晶表示体50,60の上に積み重
た状態で取り付けられている。この点も装置のコンパク
ト化に寄与している。
【0023】なお、81は回路基板30に搭載された樹
脂封止のIC、82は水晶発振器、83a〜83kは上
枠体10,回路基板20及び下枠体30を一体的にカメ
ラの裏蓋に固定する固定孔、84a,84bは下枠体2
0,回路基板30と上枠体10とを位置決めするスナッ
プ突起、85a,85bは治具用の孔、破線丸印領域8
6a〜86fは回路基板30に形成された所定の押しボ
タンスイッチのパターン部である。
脂封止のIC、82は水晶発振器、83a〜83kは上
枠体10,回路基板20及び下枠体30を一体的にカメ
ラの裏蓋に固定する固定孔、84a,84bは下枠体2
0,回路基板30と上枠体10とを位置決めするスナッ
プ突起、85a,85bは治具用の孔、破線丸印領域8
6a〜86fは回路基板30に形成された所定の押しボ
タンスイッチのパターン部である。
【0024】このようなカメラ用データ写し込み装置
(カメラモジュール)100を組み立て方法は次のよう
にして行われる。まず、上枠体10に反射鏡52,6
2,63,64を落とし込み,みネジ止め,接着などに
より固定し、液晶表示体40を凹凸部に落とし込み、回
路基板30をスナップ突起84a,84bを基準にかぶ
せる。次に、下枠体20に液晶表示体50,60、遮光
板65、導電性ゴム58,68を落とし込む。そして上
枠体10に下枠体20をスナップ突起84a,84bを
基準にかぶせて固定する。以上の組み立ての際には、治
具上にピンを立て、そのピンに治具用孔85a,85b
を差し込んで組み立てを行うと、作業効率を上げること
ができる。図5,図6に示すように、またこの治具用孔
85a,85bはカメラの裏蓋に設けられた突起93
a,93bに嵌めると、カメラモジュール100をカメ
ラ本体に容易に固定することができる。このような固定
方法によると、カメラモジュールの表示体部をカメラ本
体の所定の部位に位置精度よく組み付けることができ
る。なお、101は地板で、102は圧板である。
(カメラモジュール)100を組み立て方法は次のよう
にして行われる。まず、上枠体10に反射鏡52,6
2,63,64を落とし込み,みネジ止め,接着などに
より固定し、液晶表示体40を凹凸部に落とし込み、回
路基板30をスナップ突起84a,84bを基準にかぶ
せる。次に、下枠体20に液晶表示体50,60、遮光
板65、導電性ゴム58,68を落とし込む。そして上
枠体10に下枠体20をスナップ突起84a,84bを
基準にかぶせて固定する。以上の組み立ての際には、治
具上にピンを立て、そのピンに治具用孔85a,85b
を差し込んで組み立てを行うと、作業効率を上げること
ができる。図5,図6に示すように、またこの治具用孔
85a,85bはカメラの裏蓋に設けられた突起93
a,93bに嵌めると、カメラモジュール100をカメ
ラ本体に容易に固定することができる。このような固定
方法によると、カメラモジュールの表示体部をカメラ本
体の所定の部位に位置精度よく組み付けることができ
る。なお、101は地板で、102は圧板である。
【0025】図7は本実施例のデータ写し込み装置の回
路系を示すブロック図である。モニター用液晶表示体4
0,パノラマ用液晶表示体50及び標準用液晶表示体6
0は表示ドライバIC81によって常時駆動されてい
る。この表示ドラインバICはコントロール回路90か
らの制御信号に従い時計回路90からのデートデータを
デコードして表示信号を表示体40,50,60へ送出
する。カメラ側の制御ブロック95においてオープンコ
レクタのトランジスタTr1 のベースに写し込みトリ
ガ信号(ハイレベル)が発生すると、コントロール回路
90へはロウレベルの写し込み開始信号Xが供給され
る。コントロール回路90ではワンショット回路により
一定パルス幅のランプ制御信号Yをランプドライバ回路
92に供給する。ドライバ回路92はそのランプ制御信
号Yのロウレベル期間中ランプ切換回路93を接地レベ
ルに設定する。ランプ切換回路93は手動スライドスイ
ッチで構成されており、接点P1 が閉成されていると
きは、パノラマ用のタングステン・ランプ51が点灯
し、接点P2 が閉成されているときは、標準用のタン
グステン・ランプ61が点灯する。
路系を示すブロック図である。モニター用液晶表示体4
0,パノラマ用液晶表示体50及び標準用液晶表示体6
0は表示ドライバIC81によって常時駆動されてい
る。この表示ドラインバICはコントロール回路90か
らの制御信号に従い時計回路90からのデートデータを
デコードして表示信号を表示体40,50,60へ送出
する。カメラ側の制御ブロック95においてオープンコ
レクタのトランジスタTr1 のベースに写し込みトリ
ガ信号(ハイレベル)が発生すると、コントロール回路
90へはロウレベルの写し込み開始信号Xが供給され
る。コントロール回路90ではワンショット回路により
一定パルス幅のランプ制御信号Yをランプドライバ回路
92に供給する。ドライバ回路92はそのランプ制御信
号Yのロウレベル期間中ランプ切換回路93を接地レベ
ルに設定する。ランプ切換回路93は手動スライドスイ
ッチで構成されており、接点P1 が閉成されていると
きは、パノラマ用のタングステン・ランプ51が点灯
し、接点P2 が閉成されているときは、標準用のタン
グステン・ランプ61が点灯する。
【0026】図8はランプ点灯の切換を電子的に行う写
し込み装置の回路系を示す回路図である。ロウレベルの
ランプ制御信号Yが発生している場合、カメラ側の制御
ブロック95においてオープンコレクタのトランジスタ
Tr2 のベースにハイレベルの信号が発生すると、ト
ランジスタTr2 のコレクタは接地レベル(ロウレベ
ル)になるので、トランジスタTr3 はオンし、トラ
ンジスタTr4 ,Tr5 ,Tr6 はオフ状態にな
る。この結果、標準用のタングステン・ランプ61が点
灯する。トランジスタTr2 のベースにロウレベルの
信号が発生すると、トランジスタTr2 はオフ状態と
なり、そのコレクタの電圧は浮動であり、トランジスタ
Tr3 はオフ状態である。そしてプルアップ抵抗R
1 に流れる電流により、トランジスタTr5 がオン
となり、またトランジスタTr6がオンとなるので、パ
ノラマ用のタングステン・ランプ51が点灯する。プル
アップ抵抗R1 に電流が流れその電圧降下が進むと、
トランジスタTr3 も連動してオン状態となってしま
うが、本例においてはプルアップ用のトランジスタTr
4 がプルアップ抵抗R1 の電圧降下によってオンす
るため、トランジスタTr3 のベース・エミッタ間電
圧の増大を抑制し、このトランジスタTr3 のスイッチ
ングを防止している。
し込み装置の回路系を示す回路図である。ロウレベルの
ランプ制御信号Yが発生している場合、カメラ側の制御
ブロック95においてオープンコレクタのトランジスタ
Tr2 のベースにハイレベルの信号が発生すると、ト
ランジスタTr2 のコレクタは接地レベル(ロウレベ
ル)になるので、トランジスタTr3 はオンし、トラ
ンジスタTr4 ,Tr5 ,Tr6 はオフ状態にな
る。この結果、標準用のタングステン・ランプ61が点
灯する。トランジスタTr2 のベースにロウレベルの
信号が発生すると、トランジスタTr2 はオフ状態と
なり、そのコレクタの電圧は浮動であり、トランジスタ
Tr3 はオフ状態である。そしてプルアップ抵抗R
1 に流れる電流により、トランジスタTr5 がオン
となり、またトランジスタTr6がオンとなるので、パ
ノラマ用のタングステン・ランプ51が点灯する。プル
アップ抵抗R1 に電流が流れその電圧降下が進むと、
トランジスタTr3 も連動してオン状態となってしま
うが、本例においてはプルアップ用のトランジスタTr
4 がプルアップ抵抗R1 の電圧降下によってオンす
るため、トランジスタTr3 のベース・エミッタ間電
圧の増大を抑制し、このトランジスタTr3 のスイッチ
ングを防止している。
【0027】なお、液晶表示体として強誘電性液晶表示
体を用いても良い。また、光源が発光ダイオード(LE
D)でも良く、トランジスタはバイポーラの他にMOS
トタンジタを利用しても良い。なお、上記実施例の長辺
が相隣接する透過形液晶表示体50,60において、図
9に示すように、複数の端子部501 〜50n ,6
01 〜60n は共に反対側に向けた配置関係にして
あるので、実装が容易である。この他、端子部を共に同
じ側(例えば共に下側又は共に上側)にしても良いし、
また共に向き合う側(共に中央側)にして良い。
体を用いても良い。また、光源が発光ダイオード(LE
D)でも良く、トランジスタはバイポーラの他にMOS
トタンジタを利用しても良い。なお、上記実施例の長辺
が相隣接する透過形液晶表示体50,60において、図
9に示すように、複数の端子部501 〜50n ,6
01 〜60n は共に反対側に向けた配置関係にして
あるので、実装が容易である。この他、端子部を共に同
じ側(例えば共に下側又は共に上側)にしても良いし、
また共に向き合う側(共に中央側)にして良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、独立の
標準サイズ用データ写し込み光学系とパノラマサイズ用
データ写し込み光学系を備えたカメラ用データ写し込み
装置において、両光学系の反射板に対する入射光の方向
を互いに反平行とし、標準サイズ用データ写し込み光学
系における光路間に、装置平面上を進行する光をその平
面内で偏向させる偏向手段を設けてなることを特徴とす
るものであるので、以下の効果を奏する。
標準サイズ用データ写し込み光学系とパノラマサイズ用
データ写し込み光学系を備えたカメラ用データ写し込み
装置において、両光学系の反射板に対する入射光の方向
を互いに反平行とし、標準サイズ用データ写し込み光学
系における光路間に、装置平面上を進行する光をその平
面内で偏向させる偏向手段を設けてなることを特徴とす
るものであるので、以下の効果を奏する。
【0029】 偏向手段を設けることにより、光路の
迂回により光学部品などの実装が限られたスペース内で
行うことができ、装置のコンパクト化を図ることができ
る。また等価光路長の増大により平行光束に近い光線を
液晶表示体に照明でき、標準サイズのデータ文字列は鮮
明なものとなる。
迂回により光学部品などの実装が限られたスペース内で
行うことができ、装置のコンパクト化を図ることができ
る。また等価光路長の増大により平行光束に近い光線を
液晶表示体に照明でき、標準サイズのデータ文字列は鮮
明なものとなる。
【0030】偏向手段はパノラマサイズ用データ写し
込み光学系に設けられておらず、拡散角の許容度の大き
な標準サイズ用データ写し込み光学系に設けられている
ので、プリント倍率の大きなパノラマサイズのデータ文
字列はボケや細りのない鮮明なものが得られる。
込み光学系に設けられておらず、拡散角の許容度の大き
な標準サイズ用データ写し込み光学系に設けられている
ので、プリント倍率の大きなパノラマサイズのデータ文
字列はボケや細りのない鮮明なものが得られる。
【0031】 第1及び第2の透光形液晶素子列の短
辺が延伸する方向として規定される短辺方向において、
第1の透光形液晶素子列は第2の透光形液晶素子列より
も装置の前記短辺方向側の中心に対し外側に配置される
ため、パノラマ撮影の場合には、第2の透光形液晶素子
列が遮光板で隠れずにデータの写し込みができる。ま
た、第1及び第2の透光形液晶素子列の長辺が延伸する
方向として規定される長辺方向において、第1の透光形
液晶素子列の長辺方向側の端部位置を、第2の透光形液
晶素子列の長辺方向側の端部位置よりも、装置の前記長
辺方向側の中心に対し近い側に配置されるため、プリン
ト上でのパノラマサイズのデータ位置と標準サイズのデ
ータ位置を概ね同じ位置に合わせることができる。
辺が延伸する方向として規定される短辺方向において、
第1の透光形液晶素子列は第2の透光形液晶素子列より
も装置の前記短辺方向側の中心に対し外側に配置される
ため、パノラマ撮影の場合には、第2の透光形液晶素子
列が遮光板で隠れずにデータの写し込みができる。ま
た、第1及び第2の透光形液晶素子列の長辺が延伸する
方向として規定される長辺方向において、第1の透光形
液晶素子列の長辺方向側の端部位置を、第2の透光形液
晶素子列の長辺方向側の端部位置よりも、装置の前記長
辺方向側の中心に対し近い側に配置されるため、プリン
ト上でのパノラマサイズのデータ位置と標準サイズのデ
ータ位置を概ね同じ位置に合わせることができる。
【0032】パノラマサイズ用データ写し込み光学系
の透光形液晶素子列が標準サイズ用データ写し込み光学
系の透光形液晶素子列の下部側に位置するため、よりフ
ィルムの中央部に臨むので、フィルム中央部の横長状の
パノラマサイズ領域にデータ写し込みを行うことができ
る。
の透光形液晶素子列が標準サイズ用データ写し込み光学
系の透光形液晶素子列の下部側に位置するため、よりフ
ィルムの中央部に臨むので、フィルム中央部の横長状の
パノラマサイズ領域にデータ写し込みを行うことができ
る。
【図1】本発明の実施例に係るデータ写し込み装置(カ
メラモジュール)を示す平面図である。
メラモジュール)を示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿って切断した断面
図、(B)は図1におけるB−B線に沿って切断した断
面図、(C)は図1におけるC−C線に沿って切断した
断面図である。
図、(B)は図1におけるB−B線に沿って切断した断
面図、(C)は図1におけるC−C線に沿って切断した
断面図である。
【図3】同装置の一部破断して示す正面図である。
【図4】同装置における標準サイズ用写し込み光学系を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】同装置をカメラ裏蓋に取り付ける際の状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】同装置をカメラ裏蓋に取り付けた状態を示す断
面図である。
面図である。
【図7】同装置において適用される回路系を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】同装置におけるランプ点灯の切換を電子的に行
う写し込み装置の回路系を示す回路図である。
う写し込み装置の回路系を示す回路図である。
【図9】同装置における透過形液晶表示体の端子部の配
置関係を示す平面図である。
置関係を示す平面図である。
【図10】カメラ用データ写し込み装置とカメラの関係
を示す概略図である。
を示す概略図である。
10・・・上枠体
20・・・下枠体
30・・・回路基板
40,50,60・・・液晶表示体
51,61・・・タングステン・ランプ
52,62,63,64・・・反射鏡
53,65・・・遮光板
100・・・カメラ用データ写し込み装置(カメラモジ
ュール)
ュール)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭63−139377(JP,A)
特開 昭63−139328(JP,A)
特開 平2−28628(JP,A)
実開 平3−84820(JP,U)
実開 昭59−156237(JP,U)
Claims (6)
- 【請求項1】 第1の光源,これから射出した光を装置
厚み方向へ反射させる第1の反射板,及びその反射光を
受ける第1の透光形液晶素子列を有する標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系と、第2の光源,これから射出した
光を装置厚み方向へ反射させる第2の反射板,及びその
反射光を受ける第2の透光形液晶素子列を有するパノラ
マサイズ用データ写し込み光学系とを備えたカメラ用デ
ータ写し込み装置であって、前記第1及び第2の透光形液晶素子列の短辺が延伸する
方向として規定される短辺方向において、 前記第1の透
光形液晶素子列は、前記第2の透光形液晶素子列より
も、装置の前記短辺方向側の中心に対し外側に配置さ
れ、前記第1の反射板と前記第2の反射板に対する入射
光の方向は互いに反平行であり、前記標準サイズ用デー
タ写し込み光学系の前記第1の光源と前記第1の反射板
との光路間に、装置平面上を進行する光をその平面内で
偏向させてから前記第1の反射板へ導入させる偏向手段
を設けて成ることを特徴とするカメラ用データ写し込み
装置。 - 【請求項2】 第1の光源,これから射出した光を装置
厚み方向へ反射させる第1の反射板,及びその反射光を
受ける第1の透光形液晶素子列を有する標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系と、第2の光源,これから射出した
光を装置厚み方向へ反射させる第2の反射板,及びその
反射光を受ける第2の透光形液晶素子列を有するパノラ
マサイズ用データ写し込み光学系とを備えたカメラ用デ
ータ写し込み装置であって、前記第1及び第2の透光形液晶素子列の長辺が延伸する
方向として規定される長辺方向において、 前記第1の透
光形液晶素子列の前記長辺方向側の端部位置は、前記第
2の透光形液晶素子列の前記長辺方向側の端部位置より
も、装置の前記長辺側の中心に対し近い側にあり、前記
第1の反射板と前記第2の反射板に対する入射光の方向
は互いに反平行であり、前記標準サイズ用データ写し込
み光学系の前記第1の光源と前記第1の反射板との光路
間に、装置平面上を進行する光をその平面内で偏向させ
てから前記第1の反射板へ導入させる偏向手段を設けて
成ることを特徴とするカメラ用データ写し込み装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に規定するカメラ
用データ写し込み装置を備えたことを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項4】 第1の光源,これから射出した光を反射
させる第1の反射手段,及びその反射光を受ける第1の
透光形液晶素子列を有する標準サイズ用データ写し込み
光学系と、第2の光源,これから射出した光を反射させ
る第2の反射手段,及びその反射光を受ける第2の透光
形液晶素子列を有するパノラマサイズ用データ写し込み
光学系とを備えたカメラであって、 前記標準サイズ用データ写し込み光学系が、パノラマサ
イズ用データ写し込み光学系よりも上部側に設けられて
いることを特徴とするカメラ。 - 【請求項5】 請求項4において、前記標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系の光と前記パノラマサイズ用データ
写し込み光学系の光とを切り換える手段を有しており、
その切り換える手段の操作手段が手動スイッチであるこ
とを特徴とするカメラ。 - 【請求項6】 請求項4において、前記標準サイズ用デ
ータ写し込み光学系の光をフィルムに写し込むとき、前
記パノラマサイズ用データ写し込み光学系の光が前記フ
ィルムに写し込まれるのを防止する手段を有することを
特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000122075A JP3386033B2 (ja) | 1991-12-12 | 2000-04-24 | カメラ用データ写し込み装置及びカメラ |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03328447A JP3082376B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | カメラ用データ写し込み装置及びカメラ |
| JP2000122075A JP3386033B2 (ja) | 1991-12-12 | 2000-04-24 | カメラ用データ写し込み装置及びカメラ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03328447A Division JP3082376B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | カメラ用データ写し込み装置及びカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314917A JP2000314917A (ja) | 2000-11-14 |
| JP3386033B2 true JP3386033B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=26572876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000122075A Expired - Fee Related JP3386033B2 (ja) | 1991-12-12 | 2000-04-24 | カメラ用データ写し込み装置及びカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3386033B2 (ja) |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000122075A patent/JP3386033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000314917A (ja) | 2000-11-14 |
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