JP3390843B2 - 半田ピース成形装着機 - Google Patents
半田ピース成形装着機Info
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半田ピース成形装着機に
係り、とくに棒状または糸状の半田をプレス成形して半
田ピースを成形するとともに、この半田ピースを所定の
装着位置に装着するようにした半田ピース成形装着機に
関する。 【0002】 【従来の技術】半田付けの方法の1つとして、半田ピー
スを用いた半田付けが知られている。所定の形状に成形
された半田ピースを半田付けする部位に載置するととも
に、この半田ピースに熱を加えて溶融させることによっ
て半田付けを行なうようにする方法である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような方法に供さ
れる半田ピースは、従来は半田の棒をローラまたはプレ
ス板によって押し潰して板状にし、この板状の半田を金
型で打抜いて所定の形状に成形するようにしていた。そ
してこのような半田のピースをパーツフィーダによって
整列させて所定の装着位置へ装着するようにしていた。 【0004】従って板状の半田から半田ピースを打抜く
ために、半田の無駄が非常に多くなっていた。またパー
ツフィーダ等の供給機によって所定の位置に供給しなけ
ればならず、これによって半田ピースの供給に困難を伴
うことになっていた。 【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、半田の無駄が少なく、しかも装着位置
への供給が容易に行なわれ得るようにした半田ピース成
形装着機を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、内側空間の断
面形状が成形される半田ピースとほぼ同じ形状になって
おり、かつ側方から棒状または糸状の半田を挿入する挿
入孔が形成されている金型と、前記挿入孔を通して挿入
された棒状または糸状の半田を剪断し、プレスして半田
ピースを形成するために前記金型内に摺動可能に嵌合さ
れるパンチ型と、前記金型内でプレス成形された半田ピ
ースを取出して所定の位置に装着するためのピックアッ
プ手段と、をそれぞれ具備する半田ピース成形装着機に
関するものである。 【0007】 【作用】棒状または糸状の半田が挿入孔を通して金型の
内側の空間に挿入され、この金型に摺動可能になってい
るパンチ型によって挿入孔を通して挿入された棒状また
は糸状の半田が剪断されてプレス成形される。そしてプ
レス成形された半田ピースが金型からピックアップ手段
によって取出されるとともに、所定の位置に装着される
ことになる。 【0008】 【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る半
田ピース成形装着機の全体を正面と側面とからそれぞれ
見た状態を示している。この機械はフレーム10を備え
るとともに、このフレーム10の上部が天板11から構
成されている。そして天板11の下面にはシリンダ12
が固着されている。シリンダ12のピストンロッド13
には昇降板14が固着されるようになっており、シリン
ダ12によって昇降動作をするようになっている。 【0009】昇降板14の下面には取付け板15を介し
て保持板16が保持されるようになっている。そしてこ
の保持板16によって複数本の細いピン状のパンチ17
が下方に突出するように保持されている。また保持板1
6の下側には案内板18が配されており、その案内孔1
9を上記パンチ17が挿通するようになっている。上記
案内板18はロッド20によってフレーム10の天板1
1に支持されている。そして昇降板14に形成されてい
る案内孔21によって上記ロッド20を案内するように
なっている。 【0010】フレーム10の底板25上には図2におい
て横方向に延びるレール26が固着されている。そして
レール26上を移動可能に移動フレーム27が支持され
ている。移動フレーム27はシリンダ28のピストンロ
ッド29に固着されており、シリンダ28によって図2
において左右の方向に移動されるようになっている。 【0011】上記底板25の図2において右端部にはブ
ラケット30が取付けられるとともに、このブラケット
30にはストッパボルト31が螺着されている。ストッ
パボルト31は上記移動フレーム27の往動位置を規制
するためのものであって、図3に示す位置でフレーム2
7を位置決めするようにしている。 【0012】レール26によって移動可能になっている
フレーム27上にはシリンダ35が取付けられている。
シリンダ35のピストンロッド36には支持板37が固
着されるとともに、この支持板37によってシリンダ3
8が支持されている。そしてシリンダ38のピストンロ
ッド39には昇降板40が固着されている。 【0013】昇降板40上には図1に示すように一対ロ
ッド41が直立するように固着されている。そしてロッ
ド41の上端には昇降板42が支持されている。昇降板
42は複数の筒状ピン43を直立した状態で支持するよ
うになっている。なお筒状ピン43はそれぞれ上記パン
チ17と対向されるようになっている。 【0014】上記一対のロッド41はフレーム27に固
着されている案内板44の案内孔45によって上下方向
に摺動可能に案内されている。そしてこの案内板44上
には取付け板46を介して中心ピン47が固着されてい
る。中心ピン47は筒状ピン43の内部に摺動可能に嵌
合されるようになっている。 【0015】中心ピン47がその中心部に嵌合される筒
状ピン43は図1に示すように、金型を構成する成形板
50の小孔51に摺動可能に嵌合されている。さらにこ
の成形板50には案内孔52が形成されており、パンチ
17を保持している保持板16によって保持されている
ロッド53を案内するようになっている。またこの成形
板50の小孔51には横孔から成る挿入孔55が形成さ
れている。 【0016】次に金型50内でプレス成形された半田ピ
ースをピックアップして所定の位置に装着するための機
構について説明すると、フレーム10の上側には横方向
に延びるようにサイドバー57が配されている。そして
このサイドバー57の前面側には横方向に延びるシリン
ダ58が取付けられている。そしてこのサイドバー57
の背面側にはリニアモータレール60が取付けられてお
り、このリニアモータレール60によってリニアモータ
ガイド61が摺動可能に案内されるようになっている。 【0017】リニアモータガイド61にはスライドプレ
ート62が固着されている。スライドプレート62は連
結板59を介して上記シリンダ58に固着されるように
なっている。またスライドプレート62には昇降シリン
ダ63が固着されている。シリンダ63のロッド64は
連結板65を介して昇降板66と連結されるようになっ
ている。 【0018】そしてこの昇降板66によって図1に示す
ように左右一対のシリンダ67が支持されている。シリ
ンダ67のロッド68はスライドガイド69を上下方向
に移動可能に支持するようになっている。また上記連結
板66の下端側には装着ピン70が下方に突出するよう
に取付けられており、この装着ピン70がスライドガイ
ド69に摺動可能に嵌合されている。 【0019】次に以上のような構成に係る機械の動作に
ついて説明する。金型を構成する成形板50の横孔55
から糸半田72を挿入する(図4参照)。このような状
態においてシリンダ28によってレール26に沿ってフ
レーム27を図2に示す位置から図3に示す位置へ前進
させる。フレーム27はストッパボルト31によって正
しく位置決めされる。 【0020】この後に図3に示すシリンダ12によって
昇降板14を下降させ、ロッド53を金型50の案内孔
52によって案内させて位置決めしながら昇降板14に
取付け板15および保持板16を介して支持されている
パンチ17を金型50の小孔51内に図5に示すように
挿入し、まず糸半田72を剪断し、さらにパンチ17を
下降させることによって、糸半田72をパンチ17と筒
状ピン43と中心ピン47とによって挟着し、半田ピー
ス73を成形する(図6参照)。 【0021】この後にシリンダ12によって昇降板14
が上昇し、成形された半田ピース73は図7に示すよう
に金型50の小孔51内に残るようになる。 【0022】次にシリンダ28によって移動フレーム2
7がレール26に沿って図3に示す位置から図2に示す
位置へ移動し、元の位置へ戻るようになる。 【0023】図2に示す位置までフレーム27が戻る
と、シリンダ38によって昇降板40が上昇する。する
とこの昇降板40にロッド41を介して支持されている
昇降板42の上面に植設されている筒状ピン43が上昇
されるようになり、金型50の小孔51内を図8に示す
ように上方へ移動し、これによって金型50の小孔51
内の半田ピース73を持上げる。筒状ピン43と摺動可
能に嵌合されている中心ピン47は案内板44によって
支持されており、その高さ方向の位置が一定であるため
に、筒状ピン43が上昇すると、筒状ピン43の内側で
あってその上端側の部分に空間が生ずることになる。 【0024】このような状態においてシリンダ58によ
ってスライドプレート61が図1において右方へ移動す
る。そして装着ピン70が取上げるべき半田ピース73
と対応する位置の上方まで移動されると、シリンダ63
によって昇降板66が下降し、この昇降板66の下端部
に取付けられている装着ピン70が図9に示すように金
型50の小孔51内に侵入し、成形された半田ピース7
3の中心部に差込まれるようになる。 【0025】この後にシリンダ35によって支持板37
が上昇され、シリンダ38、昇降板40、および昇降板
42を介して筒状ピン43が図10に示すように金型5
0の小孔51内をさらに上昇される。これによって金型
50の上面よりも半田ピース73が上方に押し上げられ
るとともに、図10に示すように装着ピン70が半田ピ
ース73により深く差込まれ、これによって半田ピース
73が確実に保持される。 【0026】この後にシリンダ63によって昇降板66
が上昇され、図11に示すように装着ピン70に差込ま
れた半田ピース73は上方へ移動するようになる。同時
にシリンダ38とシリンダ35とによって、支持板37
と昇降板40とが下降する。従って昇降板40にロッド
41を介して支持されている昇降板42に支持されてい
る筒状ピン43が下降することになる。 【0027】装着ピン70が半田ピース73を保持して
上方へ移動すると、シリンダ58が図1において左行し
て図12に示すプリント基板74の上方位置へ戻るよう
になる。そしてこの後にシリンダ63によって昇降板6
6が下降し、装着ピン70が半田ピース73を差したま
まで下降し、プリント基板74にマウントされている電
子部品75のリード76の真上の位置へ装着ピン70を
移動させる。 【0028】この後にシリンダ67によってスライドガ
イド69が下降する。するとこのスライドガイド69が
装着ピン70に対して相対的に下降し、図13に示すよ
うに装着ピン70から半田ピース73を離脱させ、電子
部品75のリード76に半田ピース73を差込むように
なる。 【0029】そしてこの後にシリンダ67によってスラ
イドガイド69が上方へ移動されるようになり、図14
に示すように再び装着ピン70がスライドガイド69か
ら突出するようになる。この後にシリンダ63によって
昇降板66が上昇し、この昇降板66の先端部に取付け
られている装着ピン70も上昇することになる。 【0030】このようにしてプリント基板74上の電子
部品75のリード76に半田ピース73が装着されるよ
うになる。この後に上方から非接触で光線が照射され、
半田ピース73が溶融し、これによってこの半田ピース
73が電子部品75のリード76を半田付けすることに
なる。 【0031】上記実施例によれば、糸半田72を金型5
0の小孔51内でプレス成形して半田ピース73を製造
するようにしているために、半田に無駄が生ずることが
なくなる。またプレス成形された半田ピース73を装着
ピン70によって所定の装着位置へ装着するようにして
いるために、パーツフィーダ等のような半田ピース73
の供給機が必要でなく、これによって半田ピース73の
供給が容易になる。また糸半田72には予めフラックス
が混入されているために、このような半田ピースを用い
て半田付けする際にフラックスを使用する必要がなくな
る。 【0032】次に上記実施例の変形例を図15〜図25
によって説明する。この実施例は、図15に示すよう
に、下側のピンが中空ではなくて無空のピン43から構
成されている。その他の構成は上記第1の実施例とほぼ
同一であるので、要部の動作のみを説明する。 【0033】図15に示すように金型50の横孔55を
通して糸半田72を金型50の小孔51内に挿入する。
そして上方からパンチ17を下降させ、このパンチ17
によって図16に示すように横孔55から挿入された糸
半田72を剪断し、次いでこのパンチ17によって剪断
された糸半田72をプレス成形して半田ピース73を成
形する。糸半田72は上側のパンチ17と下側のピン4
3とによって挟着されて偏平にプレス成形されることに
なる。 【0034】この後に図18に示すようにパンチ17を
上昇させ、金型50の小孔51から離脱させる。そして
図19に示すように、下側のピン43を上昇させ、プレ
ス成形された半田ピース73を金型50の小孔51内に
おいて上方へ移動させる。 【0035】このような状態において、上方から吸引チ
ャック80を図20に示すように下降させ、チャック8
0によって図21に示すように半田ピース73を真空吸
着して保持する。 【0036】そして半田ピース73を真空チャック80
によって吸着するとともに、図22および図23に示す
ように、筒状ピン43を金型50の小孔51内で下降さ
せる。 【0037】次いで移動手段によって吸引チャック80
で吸引されている半田ピース73を移動させ、図24に
示す凹部から成る装着位置81に半田ピース73を装着
する。この後に吸引チャック80の真空を解除し、半田
ピース73を解放し、吸引チャック80を図25に示す
ように上方へ退避させる。これによって金型50内でプ
レス成形された半田ピース73が装着位置81に装着さ
れることになる。 【0038】なお吸引チャック80によって吸引された
半田ピース73を図25に示すように装着位置81に装
着する代りに、図26および図27に示す電子部品75
をマウントしているプリント基板74上にマウントする
ようにしてもよい。この場合には半田ピース73が電子
部品75のリード76を受入れる中心孔を有するように
プレス成形する。 【0039】そしてこのような半田ピース73を吸引チ
ャック80によってプリント基板74上へ移動させ、図
26に示すようにプリント基板24の上面に突出してい
る電子部品75のリード76の部分に装着する。そして
この後に図27に示すように吸引チャック80の真空を
解除し、吸引チャック80を上方へ移動させることによ
って装着を完了する。 【0040】 【発明の効果】以上のように本発明は、金型の挿入孔に
棒状または糸状の半田を挿入するとともに、パンチ型に
よって上記棒状または糸状の半田を剪断してプレスする
ことによって半田ピースを成形し、ピックアップ手段に
よって金型内でプレス成形された半田ピースを取出して
所定の位置に装着するようにしたものである。 【0041】従ってこのような構成によれば、半田を無
駄なく使用して半田ピースをプレス成形することができ
るともとに、プレス成形された半田ピースを所定の装着
位置に装着するためにパーツフィーダ等の供給機を用い
ることなく容易に装着できるようになる。
係り、とくに棒状または糸状の半田をプレス成形して半
田ピースを成形するとともに、この半田ピースを所定の
装着位置に装着するようにした半田ピース成形装着機に
関する。 【0002】 【従来の技術】半田付けの方法の1つとして、半田ピー
スを用いた半田付けが知られている。所定の形状に成形
された半田ピースを半田付けする部位に載置するととも
に、この半田ピースに熱を加えて溶融させることによっ
て半田付けを行なうようにする方法である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような方法に供さ
れる半田ピースは、従来は半田の棒をローラまたはプレ
ス板によって押し潰して板状にし、この板状の半田を金
型で打抜いて所定の形状に成形するようにしていた。そ
してこのような半田のピースをパーツフィーダによって
整列させて所定の装着位置へ装着するようにしていた。 【0004】従って板状の半田から半田ピースを打抜く
ために、半田の無駄が非常に多くなっていた。またパー
ツフィーダ等の供給機によって所定の位置に供給しなけ
ればならず、これによって半田ピースの供給に困難を伴
うことになっていた。 【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、半田の無駄が少なく、しかも装着位置
への供給が容易に行なわれ得るようにした半田ピース成
形装着機を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、内側空間の断
面形状が成形される半田ピースとほぼ同じ形状になって
おり、かつ側方から棒状または糸状の半田を挿入する挿
入孔が形成されている金型と、前記挿入孔を通して挿入
された棒状または糸状の半田を剪断し、プレスして半田
ピースを形成するために前記金型内に摺動可能に嵌合さ
れるパンチ型と、前記金型内でプレス成形された半田ピ
ースを取出して所定の位置に装着するためのピックアッ
プ手段と、をそれぞれ具備する半田ピース成形装着機に
関するものである。 【0007】 【作用】棒状または糸状の半田が挿入孔を通して金型の
内側の空間に挿入され、この金型に摺動可能になってい
るパンチ型によって挿入孔を通して挿入された棒状また
は糸状の半田が剪断されてプレス成形される。そしてプ
レス成形された半田ピースが金型からピックアップ手段
によって取出されるとともに、所定の位置に装着される
ことになる。 【0008】 【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る半
田ピース成形装着機の全体を正面と側面とからそれぞれ
見た状態を示している。この機械はフレーム10を備え
るとともに、このフレーム10の上部が天板11から構
成されている。そして天板11の下面にはシリンダ12
が固着されている。シリンダ12のピストンロッド13
には昇降板14が固着されるようになっており、シリン
ダ12によって昇降動作をするようになっている。 【0009】昇降板14の下面には取付け板15を介し
て保持板16が保持されるようになっている。そしてこ
の保持板16によって複数本の細いピン状のパンチ17
が下方に突出するように保持されている。また保持板1
6の下側には案内板18が配されており、その案内孔1
9を上記パンチ17が挿通するようになっている。上記
案内板18はロッド20によってフレーム10の天板1
1に支持されている。そして昇降板14に形成されてい
る案内孔21によって上記ロッド20を案内するように
なっている。 【0010】フレーム10の底板25上には図2におい
て横方向に延びるレール26が固着されている。そして
レール26上を移動可能に移動フレーム27が支持され
ている。移動フレーム27はシリンダ28のピストンロ
ッド29に固着されており、シリンダ28によって図2
において左右の方向に移動されるようになっている。 【0011】上記底板25の図2において右端部にはブ
ラケット30が取付けられるとともに、このブラケット
30にはストッパボルト31が螺着されている。ストッ
パボルト31は上記移動フレーム27の往動位置を規制
するためのものであって、図3に示す位置でフレーム2
7を位置決めするようにしている。 【0012】レール26によって移動可能になっている
フレーム27上にはシリンダ35が取付けられている。
シリンダ35のピストンロッド36には支持板37が固
着されるとともに、この支持板37によってシリンダ3
8が支持されている。そしてシリンダ38のピストンロ
ッド39には昇降板40が固着されている。 【0013】昇降板40上には図1に示すように一対ロ
ッド41が直立するように固着されている。そしてロッ
ド41の上端には昇降板42が支持されている。昇降板
42は複数の筒状ピン43を直立した状態で支持するよ
うになっている。なお筒状ピン43はそれぞれ上記パン
チ17と対向されるようになっている。 【0014】上記一対のロッド41はフレーム27に固
着されている案内板44の案内孔45によって上下方向
に摺動可能に案内されている。そしてこの案内板44上
には取付け板46を介して中心ピン47が固着されてい
る。中心ピン47は筒状ピン43の内部に摺動可能に嵌
合されるようになっている。 【0015】中心ピン47がその中心部に嵌合される筒
状ピン43は図1に示すように、金型を構成する成形板
50の小孔51に摺動可能に嵌合されている。さらにこ
の成形板50には案内孔52が形成されており、パンチ
17を保持している保持板16によって保持されている
ロッド53を案内するようになっている。またこの成形
板50の小孔51には横孔から成る挿入孔55が形成さ
れている。 【0016】次に金型50内でプレス成形された半田ピ
ースをピックアップして所定の位置に装着するための機
構について説明すると、フレーム10の上側には横方向
に延びるようにサイドバー57が配されている。そして
このサイドバー57の前面側には横方向に延びるシリン
ダ58が取付けられている。そしてこのサイドバー57
の背面側にはリニアモータレール60が取付けられてお
り、このリニアモータレール60によってリニアモータ
ガイド61が摺動可能に案内されるようになっている。 【0017】リニアモータガイド61にはスライドプレ
ート62が固着されている。スライドプレート62は連
結板59を介して上記シリンダ58に固着されるように
なっている。またスライドプレート62には昇降シリン
ダ63が固着されている。シリンダ63のロッド64は
連結板65を介して昇降板66と連結されるようになっ
ている。 【0018】そしてこの昇降板66によって図1に示す
ように左右一対のシリンダ67が支持されている。シリ
ンダ67のロッド68はスライドガイド69を上下方向
に移動可能に支持するようになっている。また上記連結
板66の下端側には装着ピン70が下方に突出するよう
に取付けられており、この装着ピン70がスライドガイ
ド69に摺動可能に嵌合されている。 【0019】次に以上のような構成に係る機械の動作に
ついて説明する。金型を構成する成形板50の横孔55
から糸半田72を挿入する(図4参照)。このような状
態においてシリンダ28によってレール26に沿ってフ
レーム27を図2に示す位置から図3に示す位置へ前進
させる。フレーム27はストッパボルト31によって正
しく位置決めされる。 【0020】この後に図3に示すシリンダ12によって
昇降板14を下降させ、ロッド53を金型50の案内孔
52によって案内させて位置決めしながら昇降板14に
取付け板15および保持板16を介して支持されている
パンチ17を金型50の小孔51内に図5に示すように
挿入し、まず糸半田72を剪断し、さらにパンチ17を
下降させることによって、糸半田72をパンチ17と筒
状ピン43と中心ピン47とによって挟着し、半田ピー
ス73を成形する(図6参照)。 【0021】この後にシリンダ12によって昇降板14
が上昇し、成形された半田ピース73は図7に示すよう
に金型50の小孔51内に残るようになる。 【0022】次にシリンダ28によって移動フレーム2
7がレール26に沿って図3に示す位置から図2に示す
位置へ移動し、元の位置へ戻るようになる。 【0023】図2に示す位置までフレーム27が戻る
と、シリンダ38によって昇降板40が上昇する。する
とこの昇降板40にロッド41を介して支持されている
昇降板42の上面に植設されている筒状ピン43が上昇
されるようになり、金型50の小孔51内を図8に示す
ように上方へ移動し、これによって金型50の小孔51
内の半田ピース73を持上げる。筒状ピン43と摺動可
能に嵌合されている中心ピン47は案内板44によって
支持されており、その高さ方向の位置が一定であるため
に、筒状ピン43が上昇すると、筒状ピン43の内側で
あってその上端側の部分に空間が生ずることになる。 【0024】このような状態においてシリンダ58によ
ってスライドプレート61が図1において右方へ移動す
る。そして装着ピン70が取上げるべき半田ピース73
と対応する位置の上方まで移動されると、シリンダ63
によって昇降板66が下降し、この昇降板66の下端部
に取付けられている装着ピン70が図9に示すように金
型50の小孔51内に侵入し、成形された半田ピース7
3の中心部に差込まれるようになる。 【0025】この後にシリンダ35によって支持板37
が上昇され、シリンダ38、昇降板40、および昇降板
42を介して筒状ピン43が図10に示すように金型5
0の小孔51内をさらに上昇される。これによって金型
50の上面よりも半田ピース73が上方に押し上げられ
るとともに、図10に示すように装着ピン70が半田ピ
ース73により深く差込まれ、これによって半田ピース
73が確実に保持される。 【0026】この後にシリンダ63によって昇降板66
が上昇され、図11に示すように装着ピン70に差込ま
れた半田ピース73は上方へ移動するようになる。同時
にシリンダ38とシリンダ35とによって、支持板37
と昇降板40とが下降する。従って昇降板40にロッド
41を介して支持されている昇降板42に支持されてい
る筒状ピン43が下降することになる。 【0027】装着ピン70が半田ピース73を保持して
上方へ移動すると、シリンダ58が図1において左行し
て図12に示すプリント基板74の上方位置へ戻るよう
になる。そしてこの後にシリンダ63によって昇降板6
6が下降し、装着ピン70が半田ピース73を差したま
まで下降し、プリント基板74にマウントされている電
子部品75のリード76の真上の位置へ装着ピン70を
移動させる。 【0028】この後にシリンダ67によってスライドガ
イド69が下降する。するとこのスライドガイド69が
装着ピン70に対して相対的に下降し、図13に示すよ
うに装着ピン70から半田ピース73を離脱させ、電子
部品75のリード76に半田ピース73を差込むように
なる。 【0029】そしてこの後にシリンダ67によってスラ
イドガイド69が上方へ移動されるようになり、図14
に示すように再び装着ピン70がスライドガイド69か
ら突出するようになる。この後にシリンダ63によって
昇降板66が上昇し、この昇降板66の先端部に取付け
られている装着ピン70も上昇することになる。 【0030】このようにしてプリント基板74上の電子
部品75のリード76に半田ピース73が装着されるよ
うになる。この後に上方から非接触で光線が照射され、
半田ピース73が溶融し、これによってこの半田ピース
73が電子部品75のリード76を半田付けすることに
なる。 【0031】上記実施例によれば、糸半田72を金型5
0の小孔51内でプレス成形して半田ピース73を製造
するようにしているために、半田に無駄が生ずることが
なくなる。またプレス成形された半田ピース73を装着
ピン70によって所定の装着位置へ装着するようにして
いるために、パーツフィーダ等のような半田ピース73
の供給機が必要でなく、これによって半田ピース73の
供給が容易になる。また糸半田72には予めフラックス
が混入されているために、このような半田ピースを用い
て半田付けする際にフラックスを使用する必要がなくな
る。 【0032】次に上記実施例の変形例を図15〜図25
によって説明する。この実施例は、図15に示すよう
に、下側のピンが中空ではなくて無空のピン43から構
成されている。その他の構成は上記第1の実施例とほぼ
同一であるので、要部の動作のみを説明する。 【0033】図15に示すように金型50の横孔55を
通して糸半田72を金型50の小孔51内に挿入する。
そして上方からパンチ17を下降させ、このパンチ17
によって図16に示すように横孔55から挿入された糸
半田72を剪断し、次いでこのパンチ17によって剪断
された糸半田72をプレス成形して半田ピース73を成
形する。糸半田72は上側のパンチ17と下側のピン4
3とによって挟着されて偏平にプレス成形されることに
なる。 【0034】この後に図18に示すようにパンチ17を
上昇させ、金型50の小孔51から離脱させる。そして
図19に示すように、下側のピン43を上昇させ、プレ
ス成形された半田ピース73を金型50の小孔51内に
おいて上方へ移動させる。 【0035】このような状態において、上方から吸引チ
ャック80を図20に示すように下降させ、チャック8
0によって図21に示すように半田ピース73を真空吸
着して保持する。 【0036】そして半田ピース73を真空チャック80
によって吸着するとともに、図22および図23に示す
ように、筒状ピン43を金型50の小孔51内で下降さ
せる。 【0037】次いで移動手段によって吸引チャック80
で吸引されている半田ピース73を移動させ、図24に
示す凹部から成る装着位置81に半田ピース73を装着
する。この後に吸引チャック80の真空を解除し、半田
ピース73を解放し、吸引チャック80を図25に示す
ように上方へ退避させる。これによって金型50内でプ
レス成形された半田ピース73が装着位置81に装着さ
れることになる。 【0038】なお吸引チャック80によって吸引された
半田ピース73を図25に示すように装着位置81に装
着する代りに、図26および図27に示す電子部品75
をマウントしているプリント基板74上にマウントする
ようにしてもよい。この場合には半田ピース73が電子
部品75のリード76を受入れる中心孔を有するように
プレス成形する。 【0039】そしてこのような半田ピース73を吸引チ
ャック80によってプリント基板74上へ移動させ、図
26に示すようにプリント基板24の上面に突出してい
る電子部品75のリード76の部分に装着する。そして
この後に図27に示すように吸引チャック80の真空を
解除し、吸引チャック80を上方へ移動させることによ
って装着を完了する。 【0040】 【発明の効果】以上のように本発明は、金型の挿入孔に
棒状または糸状の半田を挿入するとともに、パンチ型に
よって上記棒状または糸状の半田を剪断してプレスする
ことによって半田ピースを成形し、ピックアップ手段に
よって金型内でプレス成形された半田ピースを取出して
所定の位置に装着するようにしたものである。 【0041】従ってこのような構成によれば、半田を無
駄なく使用して半田ピースをプレス成形することができ
るともとに、プレス成形された半田ピースを所定の装着
位置に装着するためにパーツフィーダ等の供給機を用い
ることなく容易に装着できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半田ピース成形装着機の正面図である。
【図2】半田ピース成形装着機の側面図である。
【図3】移動フレームが移動した状態の半田ピース成形
装着機の側面図である。 【図4】糸半田の挿入を示す要部縦断面図である。 【図5】糸半田の剪断を示す要部縦断面図である。 【図6】半田ピースのプレス成形を示す要部縦断面図で
ある。 【図7】パンチの上昇動作を示す要部縦断面図である。 【図8】半田ピースの上昇動作を示す要部縦断面図であ
る。 【図9】装着ピンによる半田ピースのチャックを示す要
部縦断面図である。 【図10】半田ピースの上昇動作を示す要部縦断面図で
ある。 【図11】装着ピンによる半田ピースの持上げ動作を示
す要部縦断面図である。 【図12】半田ピースの移載動作を示す要部縦断面図で
ある。 【図13】半田ピースの装着ピンからの離脱を示す要部
縦断面図である。 【図14】装着を完了した状態の要部縦断面図である。 【図15】変形例の装置における半田ピースの挿入を示
す要部縦断面図である。 【図16】半田ピースの剪断を示す要部縦断面図であ
る。 【図17】半田ピースのプレス成形を示す要部縦断面図
である。 【図18】パンチの上昇動作を示す要部縦断面図であ
る。 【図19】半田ピースの上昇動作を示す要部縦断面図で
ある。 【図20】吸引チャックの下降動作を示す要部縦断面図
である。 【図21】吸引チャックの上昇動作を示す要部縦断面図
である。 【図22】半田ピースの吸引および上昇動作を示す要部
縦断面図である。 【図23】吸引チャックによる上昇動作を示す要部縦断
面図である。 【図24】装着動作を示す要部縦断面図である。 【図25】吸着を完了して吸引チャックを退避させる動
作を示す要部縦断面図である。 【図26】吸引チャックによる装着動作を示す要部縦断
面図である。 【図27】装着を完了した吸引チャックを退避させる動
作を示す要部縦断面図である。 【符号の説明】 10 フレーム 11 天板 12 シリンダ 13 ピストンロッド 14 昇降板 15 取付け板 16 保持板 17 パンチ 18 案内板 19 案内孔 20 ロッド 21 案内孔 25 底板 26 レール 27 移動フレーム 28 シリンダ 29 ピストンロッド 30 ブラケット 31 ストッパボルト 35 シリンダ 36 ピストンロッド 37 支持板 38 シリンダ 39 ピストンロッド 40 昇降板 41 ロッド 42 昇降板 43 筒状ピン 44 案内板 45 案内孔 46 取付け板 47 中心ピン 50 成形板(金型) 51 小孔 52 案内孔 53 ロッド 55 挿入孔(横孔) 57 サイドバー 58 シリンダ 59 連結板 60 リニアモータレール 61 リニアモータガイド 62 スライドプレート 63 昇降シリンダ 64 ロッド 65 連結板 66 昇降板 67 シリンダ 68 ロッド 69 スライドガイド 70 装着ピン 72 糸半田 73 半田ピース 74 プリント基板 75 電子部品 76 リード 80 吸引チャック 81 装着位置(凹部)
装着機の側面図である。 【図4】糸半田の挿入を示す要部縦断面図である。 【図5】糸半田の剪断を示す要部縦断面図である。 【図6】半田ピースのプレス成形を示す要部縦断面図で
ある。 【図7】パンチの上昇動作を示す要部縦断面図である。 【図8】半田ピースの上昇動作を示す要部縦断面図であ
る。 【図9】装着ピンによる半田ピースのチャックを示す要
部縦断面図である。 【図10】半田ピースの上昇動作を示す要部縦断面図で
ある。 【図11】装着ピンによる半田ピースの持上げ動作を示
す要部縦断面図である。 【図12】半田ピースの移載動作を示す要部縦断面図で
ある。 【図13】半田ピースの装着ピンからの離脱を示す要部
縦断面図である。 【図14】装着を完了した状態の要部縦断面図である。 【図15】変形例の装置における半田ピースの挿入を示
す要部縦断面図である。 【図16】半田ピースの剪断を示す要部縦断面図であ
る。 【図17】半田ピースのプレス成形を示す要部縦断面図
である。 【図18】パンチの上昇動作を示す要部縦断面図であ
る。 【図19】半田ピースの上昇動作を示す要部縦断面図で
ある。 【図20】吸引チャックの下降動作を示す要部縦断面図
である。 【図21】吸引チャックの上昇動作を示す要部縦断面図
である。 【図22】半田ピースの吸引および上昇動作を示す要部
縦断面図である。 【図23】吸引チャックによる上昇動作を示す要部縦断
面図である。 【図24】装着動作を示す要部縦断面図である。 【図25】吸着を完了して吸引チャックを退避させる動
作を示す要部縦断面図である。 【図26】吸引チャックによる装着動作を示す要部縦断
面図である。 【図27】装着を完了した吸引チャックを退避させる動
作を示す要部縦断面図である。 【符号の説明】 10 フレーム 11 天板 12 シリンダ 13 ピストンロッド 14 昇降板 15 取付け板 16 保持板 17 パンチ 18 案内板 19 案内孔 20 ロッド 21 案内孔 25 底板 26 レール 27 移動フレーム 28 シリンダ 29 ピストンロッド 30 ブラケット 31 ストッパボルト 35 シリンダ 36 ピストンロッド 37 支持板 38 シリンダ 39 ピストンロッド 40 昇降板 41 ロッド 42 昇降板 43 筒状ピン 44 案内板 45 案内孔 46 取付け板 47 中心ピン 50 成形板(金型) 51 小孔 52 案内孔 53 ロッド 55 挿入孔(横孔) 57 サイドバー 58 シリンダ 59 連結板 60 リニアモータレール 61 リニアモータガイド 62 スライドプレート 63 昇降シリンダ 64 ロッド 65 連結板 66 昇降板 67 シリンダ 68 ロッド 69 スライドガイド 70 装着ピン 72 糸半田 73 半田ピース 74 プリント基板 75 電子部品 76 リード 80 吸引チャック 81 装着位置(凹部)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B23K 3/06
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内側空間の断面形状が成形される半田ピ
ースとほぼ同じ形状になっており、かつ側方から棒状ま
たは糸状の半田を挿入する挿入孔が形成されている金型
と、 前記挿入孔を通して挿入された棒状または糸状の半田を
剪断し、プレスして半田ピースを形成するために前記金
型内に摺動可能に嵌合されるパンチ型と、 前記金型内でプレス成形された半田ピースを取出して所
定の位置に装着するためのピックアップ手段と、 をそれぞれ具備する半田ピース成形装着機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12788693A JP3390843B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 半田ピース成形装着機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12788693A JP3390843B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 半田ピース成形装着機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06312260A JPH06312260A (ja) | 1994-11-08 |
| JP3390843B2 true JP3390843B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=14971092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12788693A Expired - Fee Related JP3390843B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 半田ピース成形装着機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3390843B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6044801B2 (ja) * | 2015-02-20 | 2016-12-14 | 株式会社アンド | 半田処理方法及びそれに用いる半田片と半田処理装置 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP12788693A patent/JP3390843B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06312260A (ja) | 1994-11-08 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |