JP3404469B2 - 地盤改良装置 - Google Patents
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- JP3404469B2 JP3404469B2 JP2000136522A JP2000136522A JP3404469B2 JP 3404469 B2 JP3404469 B2 JP 3404469B2 JP 2000136522 A JP2000136522 A JP 2000136522A JP 2000136522 A JP2000136522 A JP 2000136522A JP 3404469 B2 JP3404469 B2 JP 3404469B2
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Description
事として地盤を掘削しながらセメントや石灰等の固化材
と土壌とを撹拌,混合して地盤を改良する地盤改良装置
に関し、さらに詳しくは、バックホー等の建設機械を母
機(ベースマシン)としてそのアーム先端に地盤の掘
削,撹拌用のトレンチャーを備えた地盤改良装置に関す
るものである。
特開平11−152740号公報に記載されているよう
に、バックホーを母機としてそのアーム先端に2連チェ
ーン式のトレンチャーを備えたものが知られている。そ
して、トレンチャーは、フレームの上下で対をなす駆動
側チェーンスプロケットと従動側チェーンスプロケット
との間にエンドレスな2本のチェーンを巻き掛けるとと
もに、各チェーンの外周には複数の撹拌翼を設け、これ
ら2本のチェーンを地中にて同時に周回運動させること
により土壌の掘削,撹拌処理を行うようになっている。
改良装置にあっては、並設された2本のチェーンを同時
駆動する方式であるため、必然的にチェーンスプロケッ
トやチェーンテンショナのテンションローラ等の各機械
要素が各チェーンごとに独立している必要があり、結果
として回転運動を主体とする消耗部品が多くコストアッ
プが余儀なくされるほか、注油等のメンテナンス工数も
増加することとなって好ましくない。
み込みやすく、その異物等の噛み込みによってチェーン
が外れるなどのトラブルが頻発することから、実用性の
上でなおも改善の余地を残している。
たもので、とりわけ消耗部品やメンテナンス工数を極力
削減して全体的なコストの低減を図りながらチェーンの
外れ等のトラブルをなくし、その上で従来のものと同等
もしくはそれ以上の仕事量を確保できるようにした地盤
改良装置を提供しようとするものである。
は、所定の建設機械を母機としてそのアーム先端に地盤
の掘削,撹拌用のトレンチャーが装着された地盤改良装
置であって、上記トレンチャーは、フレーム上部の駆動
輪とフレーム下部の従動輪との間に、外周に複数の撹拌
翼を備えたエンドレスな一本のチェーンを巻き掛けて、
このチェーンを地中で周回駆動させることにより地盤を
掘削,撹拌するように構成されている一方、少なくとも
前記従動輪側には、該従動輪をはさんでその両側に撹拌
翼の周回運動を直接的に案内する下部ガイド部材が設け
られていることを特徴としている。
必要があるが、従動輪側は必ずしもチェーンスプロケッ
トである必要はなく、例えばチェーンを案内する機能さ
えあればプーリー状のものであってもよい。
に記載の発明におけるフレームの下部に一本のチェーン
を共有する一対の従動輪が並設されていて、各従動輪の
両側にそれぞれに下部ガイド部材が設けられていること
を特徴としている。
部ガイド部材としては、定位置固定式のもののほか、ロ
ーラあるいはプーリーのごとき転動体形式のものであっ
てもよい。
1または2に記載の発明における下部ガイド部材は、従
動輪と同一軸線上に位置するように該従動輪をはさんで
その両側に配置された回転可能な誘導輪であることを特
徴としている。
の発明では、消耗部品の削減のために単一のチェーンに
よる駆動を基本とするものの、仕事量としては従来のも
のと同等もしくはそれ以上確保する必要があるため、必
然的に撹拌翼はチェーンの幅寸法よりも著しく大きくな
り、チェーンの両側に大きく突出するかたちなる。そこ
で、少なくともフレームの下部では従動輪によってチェ
ーンそのものを案内する一方で、その両側に配置した下
部ガイド部材もしくは誘導輪にて各撹拌翼の両端部を案
内する。これにより、単一のチェーンによる駆動であり
ながら撹拌翼としては幅寸法の大きなものを装備させる
ことができるようになって、必要十分な仕事量を確保で
きることになる。同時に、左右に下部ガイド部材もしく
は誘導輪があることによってチェーンが従動輪から外れ
にくくなる。
いずれかに記載の発明の駆動輪側にも該駆動輪をはさん
でその両側に撹拌翼の周回運動を案内する上部ガイド部
材が設けられていることを特徴としている。
は、上記の下部ガイド部材による機能と同等の機能が上
部ガイド部材によってもまた発揮されることになる。
材を備えた請求項4に記載の発明において、下部ガイド
部材および上部ガイド部材のうちいずれか一方が回転可
能な転動体(誘導輪を含む)であり、他方が定位置固定
式の誘導リングであることを特徴としている。
ド部材および上部ガイド部材がともに回転可能な部材で
あることを特徴としている。
双方を定位置固定式のものとした場合には、撹拌翼との
摺動のためにその摩耗や音の発生が危惧される。
5,6に記載の発明であって、かかる請求項5,6に記
載の発明では、撹拌翼の案内効果を維持しつつも摩耗や
異音の発生を抑制できるようになる。
いずれかに記載の発明におけるフレームには、駆動輪と
従動輪との間においてチェーンの張り側および緩み側に
それぞれ張力を付与するチェーンテンショナが設けられ
ていることを特徴としている。
に、張り側のチェーンテンショナのテンションローラと
緩み側のチェーンテンショナのテンションローラが互い
に共通の支持体に支持されていて、この支持体がフレー
ムに対してスライド可能に支持されていることにより張
り側と緩み側のテンションローラが互いに連動するよう
になっていることが望ましい。
チェーンの張り側および緩み側の双方にて所定の張力が
付与されることにより、例えば従動輪とチェーンそのも
のとの間に石等の異物を噛み込んだような場合でもチェ
ーンに加わる引張力が軽減されて、チェーンが外れにく
くなるとともにチェーン切れも未然に防止できることに
なる。これらの機能は、仮にチェーンを逆転駆動させた
場合でも同様に発揮される。
のチェーンテンショナのテンションローラが互いに連動
するようになっていると、チェーンの外れ防止等の上記
機能が一段と顕著となる。
いずれかに記載の発明におけるフレームには、撹拌翼に
付着した泥を除去する払拭手段が設けられていることを
特徴としている。上記払拭手段としては例えばワイヤブ
ラシもしくは櫛状のものを用いるものとし、チェーンの
回転に伴ってそのチェーンに付帯している撹拌翼が定期
的に接触するように設定しておく。
は、チェーンに付帯している撹拌翼が払拭手段に定期的
に接触することで、撹拌翼に付着した泥あるいは固化材
等が払拭手段との接触によって自律的に払い落とされ
る。
のいずれかに記載の発明における撹拌翼には切削羽根が
設けられていることを特徴としている。
では、撹拌翼による掘削,撹拌効果に加えて切削羽根に
よる切削,撹拌効果が発揮されるので、掘削した土壌が
塊とならず固化材と満遍なく混合できるようになる。
記載の発明における撹拌翼の裏側には突起部材が設けら
れていることを特徴としている。
では、突起部材がチェーンの裏側に付着した未処理土を
排除する機能を発揮する一方で、撹拌土壌中に空間をつ
くりやすくなり、土壌と固化材との混合が一段とスムー
ズに行われるようになる。
1のいずれかに記載の発明における撹拌翼は、その翼本
体の長手方向両端面に幅寸法および高さ寸法ともに翼本
体よりも十分に大きなサイドカッタを備えていることを
特徴としている。
では、翼本体の両端のサイドカッタの位置は土壌改良部
の両端に相当することから、このサイドカッタによって
土壌が切り込まれることで土壌改良部と未改良部との境
界が明確となり、少なくともその改良部の土壌は満遍な
く撹拌,混合することができるようになる。
2のいずれかに記載の発明における撹拌翼は、その翼本
体の前面に複数の切削刃が斜状に配置されていて、隣接
する撹拌翼同士の間では前記切削刃が千鳥状の配置とな
っていることを特徴としている。
では、複数の撹拌翼がドライブチェーンとともに周回移
動する過程で、斜状の切削刃の千鳥状配置のために土壌
が撹拌翼の幅方向で蛇行移動するかたちとなることか
ら、改良土壌の撹拌混合品質が一段と良好なものとな
る。特に、請求項12に記載の発明におけるサイドカッ
タを併用すると、上記効果が一段と顕著となる。
記載の発明を前提とした上で、一本のドライブチェーン
に装着される複数の撹拌翼のなかに、掘削した土砂を撹
拌翼の長手方向中央部に寄せるスクレーパを翼本体の前
面に備えた少なくとも一つの特殊撹拌翼が含まれている
ことを特徴としている。一本のドライブチェーンに装着
される複数の撹拌翼のなかに特殊撹拌翼を均等に混在さ
せるためには、上記特殊撹拌翼を複数含ませることが望
ましい。
では、複数の撹拌翼がドライブチェーンとともに周回移
動する過程で、斜状の切削刃の千鳥状配置のために土壌
が撹拌翼の幅方向で繰り返し蛇行移動するかたちとなる
一方で、特殊撹拌翼の機能のために土壌が撹拌翼の長手
方向中央部に寄せられることから、改良土壌の撹拌混合
品質が一段と良好なものとなる。
チェーンのみにて撹拌翼を駆動することを前提とする一
方で、そのチェーンよりも幅広のものとならざるを得な
い撹拌翼を少なくともフレーム下部の従動輪の両側に設
けた下部ガイド部材にて案内するようにしたことから、
従来のものと比べて回転摺動部分たる消耗部品を大幅に
減らすことができ、トレンチャーのコストダウンを図り
つつそのメンテナンス工数を大幅に削減できる効果があ
る。また、チェーンが単一のものであることによる本質
的機能として、石等の異物噛み込みが生じにくくなり、
チェーンが外れる等のトラブルを未然に防止できる効果
がある。
のチェーンを共有する一対の従動輪が並設されている場
合に、各従動輪の両側それぞれに下部ガイド部材を設け
たものであるから、その下部ガイド部材による案内効果
がより効果的に発揮され、チェーンとともに周回運動す
る撹拌翼の動きが一段と安定化する効果がある。
記下部ガイド部材として回転可能な誘導輪を採用したも
のであるから、チェーンとともに周回運動する撹拌翼の
動きがより一段と安定化する効果がある。
のみならず駆動輪側にも撹拌翼の周回運動を案内する上
部ガイド部材を設けたものであるから、下部ガイド部材
による撹拌翼案内効果と同等の機能が駆動輪側でも発揮
されるようになり、チェーンとともに周回運動する撹拌
翼の動きがより一段と安定化する効果がある。
および駆動輪側の双方にガイド部材を設けることを前提
としながらも、一方を回転可能な転動体とし他方を定位
置固定式の誘導リングとしたものであるから、転動体に
よる案内効果の安定性と誘導リングによる構造の簡素化
およびメンテナンスの容易化とを両立できる利点があ
る。
動輪側および駆動輪側の双方にガイド部材を設けること
を前提としつつ、両者をともに回転可能な部材としたも
のであるから、それら双方のガイド部材による案内効果
がより安定化する。
の張り側と緩み側にそれぞれチェーンテンショナを設け
たため、チェーンの張力を一定に保ちつつ過大張力が作
用するのを防止できることから、チェーンが外れにくく
なるとともにチェーン切れをも未然に防止できるように
なり、さらにチェーンの逆転駆動時においても上記機能
が効果的に発揮される効果がある。特に、請求項8に記
載の発明のように、双方のチェーンテンショナのテンシ
ョンローラを互いに連動するように構成することによ
り、上記効果が一段と顕著となる効果がある。
付着した泥や固化材等がフレームに設けた払拭手段にて
払い落とされることから、撹拌翼による掘削,撹拌作用
を常に安定して維持できる効果がある。
に切削羽根を設けたため、この切削羽根によっても土壌
の切削,撹拌効果が発揮されるようになり、掘削した土
壌が塊とならず固化材との混合が満遍なく行われるよう
になる効果がある。
に切削羽根が設けられているのに加えて、撹拌翼の裏側
に突起部材が設けられているため、チェーンの裏側の土
壌排除機能と撹拌土壌中に空間をつくる機能とが発揮さ
れるようになり、土壌と固化材との混合がより一段とス
ムーズに行われるようになる効果がある。
カッタの切り込み作用によって改良土壌と未改良土壌と
の境界がより明確になることから、少なくとも改良部内
での土壌と固化材との撹拌混合品質が一段と向上する。
る撹拌翼同士の切削刃の千鳥状配置のために土壌および
固化材が撹拌翼の幅方向で満遍なく混合されるようにな
り、これによってもまた改良土壌および固化材の撹拌混
合品質が一段と向上する効果がある。
撹拌翼のなかに改良土壌を中央部に積極的に寄せ集める
特殊撹拌翼が含まれているため、千鳥状配置の切削刃を
もった特殊撹拌翼との併用により、改良土壌および固化
材の撹拌混合品質の向上度合いが一段と顕著となる効果
がある。
装置の好ましい第1の実施の形態を示す図で、図1に示
すように建設機械であるバックホー1を母機(ベースマ
シン)として、そのアーム2の先端に土壌の掘削,撹拌
のためのチェーン駆動式のトレンチャー3を装着してあ
る。
す正面説明図および側面説明図であって、そのトレンチ
ャー3の主体となるフレーム4は、略角柱状の支柱部5
と、その支柱部5の上端に接合された左右一対のサイド
プレート6、およびそれら左右のサイドプレート6,6
同士を接続しているトッププレート7と、このトッププ
レート7に接合された二股状のクレビス8と、上記支柱
部5の下端から斜めに延設された左右各一対の補助アー
ム9,10とをもって構成されていて、図1に示したよ
うに上記フレーム4のクレビス8がバックホー1のアー
ム2に着脱可能に接続される。
対のブラケット11,12が立設されており、これらの
ブラケット11,12には駆動軸13と一体の駆動側チ
ェーンスプロケット(駆動輪)14がベアリングユニッ
ト15,16にて両持ち支持されるかたちで回転可能に
支持されている。また、一方のブラケット11の外側に
は回転駆動手段として油圧モータ17が取り付けられて
おり、この油圧モータ17によって上記駆動側チェーン
スプロケット14が回転駆動されるようになっている。
なお、上記油圧モータ17としては正逆転駆動が可能な
ものが採用されている。
をなす各補助アーム9,10同士の間には、互いに平行
にそれぞれに回転軸18が横架されている。各回転軸1
8の中央部には従動輪としてチェーンローラ19が装着
されているとともに、各回転軸18の両端部には下部ガ
イド部材たる誘導輪もしくは転動体としてガイドローラ
20がそれぞれに装着されている。これらのチェーンロ
ーラ19とガイドローラ20は個々に独立して回転でき
る構成であってもよく、それらチェーンローラ19と左
右一対のガイドローラ20,20とが同軸一体のものと
して構成されていてもよい。また、チェーンローラ19
は駆動側チェーンスプロケット14と異なり後述するド
ライブチェーン21と噛み合う歯を有していないもので
あるが、駆動側チェーンスプロケット14と同様の歯を
有するチェーンスプロケットタイプのものでもよい。
14とチェーンローラ19との間には単一かつエンドレ
スなドライブチェーン21が巻き掛けられていて、この
ドライブチェーン21は上記油圧モータ17の起動に応
じて周回駆動されるようになっているととに、上記ドラ
イブチェーン21の外周には所定のピッチで多数(例え
ば6枚〜12枚程度)の撹拌翼22が装着されている。
この撹拌翼22は、図4に示すように、幅寸法に比して
その長さが十分に長い短冊平板状のもので、上記フレー
ム4の下部では各撹拌翼22の両端部がガイドローラ2
0に接触してこれらのガイドローラ20に案内されるよ
うになっている。また、各撹拌翼22の前面には例えば
四つの切削羽根23が突出形成されているとともに、裏
面側の両端部には突起部材24が一体に形成されてい
る。
レート6,6同士の対向間隙内には、払拭手段として各
撹拌翼22と同等の長さを有するワイヤブラシもしくは
櫛形状の払拭ブラシ25がドライブチェーン21側に向
けて一直線状に設けられていて、ドライブチェーン21
の周回運動に応じて各撹拌翼22が払拭ブラシ25を通
過する際にこれに接触してその撹拌翼22に付着した泥
や固化材等が払拭されるようになっている。
は一対のチェーンローラ19,19同士の間に位置する
ようにしてセメントあるいは石灰等の固化材を吐出する
ための略エルボ状に屈曲した吐出ノズル26が配置され
ている。この吐出ノズル26は、支柱部5に内蔵された
油圧モータ等の回転駆動ユニット27にて駆動されて旋
回運動するようになっていて、旋回運動したとしても一
対のチェーンローラ19,19とは干渉しないように設
定されている。
はドライブチェーン21の張り側および緩み側にそれぞ
れ張力を付与するためのチェーンテンショナ28,29
が配設されている。これらのチェーンテンショナ28,
29は重ね板ばね30の長手方向中央部にテンションロ
ーラ31を取り付けるとともに、各重ね板ばね30を相
互に独立した支持プレート32に固定支持させたもの
で、双方の支持プレート32,32は支柱部5を抱持す
るかのごとく配置された支持体としての共通のスライダ
33に固定されている。
端の目玉部30aを支点として支持プレート32に揺動
可能に支持させるともに、他端を半固定状態とするべく
クリップ30bにて浮動支持させたもので、その支持プ
レート32,32同士を連結しているスライダ33は図
3の左右方向にスライド可能となっている。そして、上
記のように支柱部5を抱持しているスライダ33には矩
形状の窓部34が開口形成されているとともに、支柱部
5側から突設されたガイドブロック35がこの窓部34
に係合していることから、このガイドブロック35と窓
部34とで規制される範囲内でスライダ33がスライド
可能であり、その結果として左右のチェーンテンショナ
28,29が連動するように構成されている。
良装置によれば、図1に示すようにトレンチャー3がバ
ックホー1のアーム2に支持されている状態で油圧モー
タ17を起動させて、ドライブチェーン21を駆動側チ
ェーンスプロケット14とチェーンローラ19との間で
周回駆動させる。この時、ドライブチェーン21の外周
に装着されている各撹拌翼22はドライブチェーン21
とともに周回移動し、特に撹拌翼22がチェーンローラ
19の外周側を周回する際には各撹拌翼22は合計4個
のガイドローラ20にてその周回移動が案内される。
もってトレンチャー3を対象とする改良土壌(改良地
盤)G中に挿入し、同時にトレンチャー3先端の吐出ノ
ズル26から例えばセメントあるいは石灰等の固化材を
吐出する。これにより、改良土壌が繰り返し掘り返され
ながら固化材と混ざり合うように撹拌混合される。
ン21の張り側および緩み側ともに相互に連動するチェ
ーンテンショナ28,29によって所定の張力が付与さ
れており、しかもドライブチェーン21とチェーンロー
ラ19との噛み合い部の両側にそれぞれにガイドローラ
20が位置しているため、石等の異物が噛み込みにくい
ばかりでなく、ドライブチェーン21自体もきわめて外
れにくいものとなる。
もその裏面側に突起部材24が設けられていることか
ら、掘削土壌をほぐしつつその塊を効率よく破砕するこ
とができることはもちろんのこと、掘り起こした土壌中
に適度な空間をつくって固化材と満遍なく混合すること
ができるようになり、またドライブチェーン21の裏側
に土壌が回り込んだとしてもやがては上記突起部材24
によって排除されることになる。
としてもその撹拌翼22が周回移動する過程で払拭ブラ
シ25を通過することにより除去されることから、いわ
ゆる撹拌翼22の詰まりによる掘削能率の低下を招かな
いで済むことになる。
ェーン21を逆転駆動した場合でも同様に発揮されるも
のであり、特に双方のチェーンテンショナ28,29が
連動するようになっていて張り側および緩み側ともに適
度な張力が付与されることから、逆転駆動に際して特に
ドライブチェーン21の張り側と緩み側を意識する必要
がなくなる。
ましい第2の実施の形態を示す図で、フレーム4の上部
にも撹拌翼22を案内する上部ガイド部材41を設けた
点および上記吐出ノズル26に相当する固化材吐出器4
2の構造が先の第1の実施の形態のものと異なってい
る。なお、図5,6のうち図2,3に示した第1の実施
の形態のものと共通する部分には同一符号を付してその
詳細な説明は省略するものとする。
を形成する左右一対のサイドプレート6,6の内側面に
は、定位置固定式の上部ガイド部材として略円弧状に湾
曲成形された所定幅寸法の誘導リング41がそれぞれに
溶接固定されている。そして、各誘導リング41の上半
部外周面の位置および曲率半径はドライブチェーン21
に固定された撹拌翼22の内周面の周回移動軌跡と一致
させてあり、したがって、ドライブチェーン21ととも
に周回移動する各撹拌翼22は下部ガイド部材として機
能するガイドローラ(誘導輪)20のみならず上部ガイ
ド部材たる誘導リング41によってもまた案内されるよ
うになっている。
るにしたがって漸次その断面積が小さくなりながら下端
が吐出口部として開口した偏平矩形状のチャンバー43
とそのチャンバー43の両側に配置されたレシーバータ
ンク44とを備えていて、レシーバータンク44は、固
化材吐出に必要な圧縮空気を安定供給するために、図示
しない空気圧力源から送られてきた圧縮空気を一時的に
蓄えた上で吐出口部に供給する機能を有するものであ
る。そして、この固化材吐出器42は、図示しない圧送
パイプ等にてチャンバー43に圧送されてきた粉粒体状
の固化材をチャンバー43内の長手方向全域に拡散しつ
つ加速させ、さらに上記レシーバータンク44から吐出
口部に供給される圧縮空気をもって固化材を吐出するよ
うになっている。
ば、ドライブチェーン21に装着された複数の撹拌翼2
2がそのドライブチェーン21とともに周回移動する過
程では、フレーム4の下部側では撹拌翼22が複数のガ
イドローラ20によって、またフレーム4の上部側では
撹拌翼22が左右一対の誘導リング41によってそれぞ
れ案内されることから、各撹拌翼22の周回運動がより
安定して行われることになる。
ましい第3の実施の形態を示す図で、上部ガイド部材と
して、第2の実施の形態におけるフレーム4上部の誘導
リング41に代えて転動体たる上部ガイドローラ46を
設けたものである。
に略U字状に湾曲成形した左右一対のローラブラケット
45を溶接固定する一方、各ローラブラケット45の頂
部に上部ガイド部材たる転動体として上部ガイドローラ
46を配置し、この上部ガイドローラ46をもって、ド
ライブチェーン21とともに周回移動する各撹拌翼22
の両端部を案内するようになっている。
ば、ドライブチェーン21とともに周回移動する撹拌翼
22は、フレーム4の下部側では複数のガイドローラ2
0によって案内されるとともに、フレーム4の上部側で
は左右一対の上部ガイドローラ46によって案内される
ことになり、ガイド部材がいずれも撹拌翼22の周回移
動に伴って転動することから、撹拌翼22の周回運動が
より安定して円滑に行われることになる。
好ましい第4の実施の形態を示す図で、図5,6に示し
た第2の実施の形態と比較すると明らかなように、フレ
ーム4下部の下部ガイド部材として、複数のガイドロー
ラ20に代えて上部側の誘導リング41と同様の定位置
固定式の下部誘導リング47を用いた点でその第2の実
施の形態と異なっている。
ラ20と同等位置には、定位置固定式の下部ガイド部材
として略円弧状に湾曲成形された所定幅寸法の合計4個
の下部誘導リング47が配置されている。これらの下部
誘導リング47は、チェーンローラ19とほぼ同心状を
なすようにフレーム4の一部を形成する支柱部5の下端
に溶接固定されていて、各下部誘導リング47の上半部
外周面の位置および曲率半径はドライブチェーン21に
固定された撹拌翼22の内周面の周回移動軌跡と一致さ
せてある。したがって、ドライブチェーン21とともに
周回移動する各撹拌翼22は、上部ガイド部材として機
能する定位置固定式の誘導リング41のみならず下部ガ
イド部材たる定位置固定式の下部誘導リング47によっ
てもまた案内されるようになっている。
ば、ドライブチェーン21とともに周回移動することに
なる各撹拌翼22がフレーム4の上下位置にていずれも
定位置固定式の誘導リング41および下部誘導リング4
7によって案内されるかたちとなり、それら上下のガイ
ド部材が動くことがなく、例えば上記第3の実施の形態
のものと比べてガイドローラ20や上部ガイドローラ4
6等の可動部分がないため、その構造を一段と簡素化で
きるとともに、メンテナンス工数を削減できる利点があ
る。
4の上部側の誘導リング41に代えて、図7,8と同様
のローラブラケット45と上部ガイドローラ46とを組
み合わせたものを採用しても所期の目的を達成すること
ができる。また、下部誘導リング47に上記上部ガイド
ローラ46と同等のものを付加してもよい。
わせの変形例を示しており、合計8個の撹拌翼48〜5
5が装着されるエンドレスの一本のドライブチェーン2
1を切断して展開した状態を示している。
合計8個の撹拌翼48〜55が混在するかたちで一直線
状に配置されており、より具体的には、土壌を撹拌しな
がらその土壌を中央部に積極的に寄せ集める機能を主と
する二つの特殊撹拌翼48,49同士の間にそれぞれに
土壌切削を主とする三種類の撹拌翼50〜52および5
3〜55が配置されている。二つの特殊撹拌翼48,4
9は、図13〜図15に示すように、平板状の翼本体5
6の両端面に幅寸法および高さ寸法ともにその翼本体5
6よりも十分に大きなサイドカッタ57を備えていると
ともに、その翼本体56の前面にサイドカッタ57と隣
接するように略V字状のスクレーパ58を備えているも
ので、ドライブチェーン21が正逆転方向のいずれの方
向に回転したとしても、土壌の撹拌もしくは混練効果と
ともに改良土壌を積極的にその特殊撹拌翼48もしくは
49の長手方向中央部に寄せ集める機能を有している。
助刃56aが装着されているとともに、背面側には突起
部材24とともに当て板56bが装着されている。
50〜55は、図11のほか図16〜図19(ただし、
図16〜図19では代表して撹拌翼54の構造を示して
いる)に示すように、上記と同様に平板状の翼本体56
の両端面にサイドカッタ57を備えているほか、その翼
本体56の前面に二つもしくは三つの切削羽根59,6
0もしくは61,62を斜状に配置したもので、隣接す
る撹拌翼50〜55同士における切削羽根59,60も
しくは61,62の傾きが互いに逆向きとなるようにい
わゆる千鳥状の配置となっている。なお、翼本体56の
前面には、上記と同様に3本の補助刃56aが装着され
ているとともに、背面側には突起部材24とともに当て
板56bが装着されている。
〜55を用いた場合には、合計8個の撹拌翼48〜55
がドライブチェーン21とともに周回移動する過程で、
各サイドカッタ57の切り込み作用により土壌改良対象
領域と未改良部とが明確に区分けされ、さらにその掘
削,撹拌された土壌が各切削羽根59,60もしくは6
1,62によって翼本体56の幅方向で積極的に繰り返
し蛇行移動するようなかたちとなる一方で、特殊撹拌翼
48,49のスクレーパ58の機能によって翼本体56
の幅方向中央部に積極的に寄せ集められることから、改
良対象領域の土壌は固化材とともに満遍なく撹拌,混合
されて、改良地盤(土壌)の撹拌混合品質が一段と向上
することになる。
の好ましい第5の実施の形態を示す図で、自走能力を有
する泥上車71を母機としてこの泥上車71に図2,3
に示したトレンチャー3を適用したものである。
は、トレンチャー3を上下に移動させることが可能な昇
降駆動機構72と、昇降駆動機構72を含むトレンチャ
ー3を車幅方向に移動させることが可能な横行駆動機構
73とを有するものであり、泥上車71が定位置に停止
したままでより広い面積の土壌改良作業を行うことがで
きる利点がある。
しい第6の実施の形態を示す図で、泥上車タイプのバッ
クホー81を母機としてそのアーム82先端に上記図
2,3に示したトレンチャー3を装着したもので、先に
説明した第5の実施の形態のものと同様の機能が発揮さ
れることは言うまでもない。
いても、図2,3に示したトレンチャー3に代えて図5
〜図10に示した他の形式のトレンチャー3を用いるこ
とも可能であることはもちろんである。
施の形態を示す全体構成説明図。
図で、(A)は正面説明図、(B)は同図(A)の平面
説明図、(C)は同図(A)の右側面説明図。
施の形態を示す図で、トレンチャーの正面説明図。
施の形態を示す図で、トレンチャーの正面説明図。
施の形態を示す図で、トレンチャーの正面説明図。
チェーンを切断展開したときの構成説明図。
面図。
図。
態を示す説明図。
態を示す説明図。
転動体)) 21…ドライブチェーン 22…撹拌翼 23…切削羽根 24…突起部材 25…払拭ブラシ(払拭手段) 26…吐出ノズル 28…チェーンテンショナ 29…チェーンテンショナ 30…重ね板ばね 31…テンションローラ 33…スライダ(支持体) 41…誘導リング(上部ガイド部材) 46…上部ガイドローラ(上部ガイド部材(転動体)) 47…下部誘導リング(下部ガイド部材) 48,49…特殊撹拌翼 50〜55…撹拌翼 57…サイドカッタ 58…スクレーパ 59〜62…切削羽根
Claims (14)
- 【請求項1】 所定の建設機械を母機としてそのアーム
先端に地盤の掘削,撹拌用のトレンチャーが装着された
地盤改良装置であって、 上記トレンチャーは、 フレーム上部の駆動輪とフレーム下部の従動輪との間
に、外周に複数の撹拌翼を備えたエンドレスな一本のチ
ェーンを巻き掛けて、このチェーンを地中で周回駆動さ
せることにより地盤を掘削,撹拌するように構成されて
いる一方、 少なくとも前記従動輪側には、該従動輪をはさんでその
両側に撹拌翼の周回運動を直接的に案内する下部ガイド
部材が設けられていることを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項2】 前記フレームの下部に一本のチェーンを
共有する一対の従動輪が並設されていて、 各従動輪の両側にそれぞれに下部ガイド部材が設けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載の地盤改良装
置。 - 【請求項3】 前記下部ガイド部材は、従動輪と同一軸
線上に位置するように該従動輪をはさんでその両側に配
置された回転可能な誘導輪であることを特徴とする請求
項1または2に記載の地盤改良装置。 - 【請求項4】 前記駆動輪側にも該駆動輪をはさんでそ
の両側に撹拌翼の周回運動を案内する上部ガイド部材が
設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の地盤改良装置。 - 【請求項5】 下部ガイド部材および上部ガイド部材の
うちいずれか一方が回転可能な転動体であり、他方が定
位置固定式の誘導リングであることを特徴とする請求項
4に記載の地盤改良装置。 - 【請求項6】 下部ガイド部材および上部ガイド部材が
ともに回転可能な部材であることを特徴とする請求項4
に記載の地盤改良装置。 - 【請求項7】 前記フレームには、駆動輪と従動輪との
間においてチェーンの張り側および緩み側にそれぞれ張
力を付与するチェーンテンショナが設けられていること
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の地盤改良
装置。 - 【請求項8】 前記張り側のチェーンテンショナのテン
ションローラと緩み側のチェーンテンショナのテンショ
ナローラは互いに共通の支持体に支持されていて、この
支持体がフレームに対してスライド可能に支持されてい
ることにより張り側と緩み側のテンションローラが互い
に連動するようになっていることを特徴とする請求項7
に記載の地盤改良装置。 - 【請求項9】 前記フレームには、撹拌翼に付着した泥
を除去する払拭手段が設けられていることを特徴とする
請求項1〜8のいずれかに記載の地盤改良装置。 - 【請求項10】 前記撹拌翼には切削羽根が設けられて
いることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
地盤改良装置。 - 【請求項11】 前記撹拌翼の裏側には突起部材が設け
られていることを特徴とする請求項10に記載の地盤改
良装置。 - 【請求項12】 前記撹拌翼は、その翼本体の長手方向
両端面に幅寸法および高さ寸法ともに翼本体よりも十分
に大きなサイドカッタを備えていることを特徴とする請
求項1〜11のいずれかに記載の地盤改良装置。 - 【請求項13】前記撹拌翼は、その翼本体の前面に複数
の切削刃が斜状に配置されていて、隣接する撹拌翼同士
の間では前記切削刃が千鳥状の配置となっていることを
特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の地盤改良
装置。 - 【請求項14】 一本のドライブチェーンに装着される
複数の撹拌翼のなかに、掘削した土砂を撹拌翼の長手方
向中央部に寄せるスクレーパを翼本体の前面に備えた少
なくとも一つの特殊撹拌翼が含まれていることを特徴と
する請求項13に記載の地盤改良装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000136522A JP3404469B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-05-10 | 地盤改良装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000033001 | 2000-02-10 | ||
| JP2000-33001 | 2000-02-10 | ||
| JP2000136522A JP3404469B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-05-10 | 地盤改良装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001295265A JP2001295265A (ja) | 2001-10-26 |
| JP3404469B2 true JP3404469B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=26585166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000136522A Expired - Lifetime JP3404469B2 (ja) | 2000-02-10 | 2000-05-10 | 地盤改良装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3404469B2 (ja) |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000136522A patent/JP3404469B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001295265A (ja) | 2001-10-26 |
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