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JP3406153B2 - 真空包装機の運転制御方法及び装置 - Google Patents
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JP3406153B2 - 真空包装機の運転制御方法及び装置 - Google Patents

真空包装機の運転制御方法及び装置

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JP3406153B2
JP3406153B2 JP17129296A JP17129296A JP3406153B2 JP 3406153 B2 JP3406153 B2 JP 3406153B2 JP 17129296 A JP17129296 A JP 17129296A JP 17129296 A JP17129296 A JP 17129296A JP 3406153 B2 JP3406153 B2 JP 3406153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱接着性の袋状部
材の中に食品等を入れ脱気してヒートシールすることに
より密封包装を行う真空包装機に関し、特にその運転の
制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品等を熱接着性の袋状部材の中に入
れ、その袋状部材の内部を脱気・減圧してからヒートシ
ールすることにより密封するいわゆる真空包装機におい
て、真空包装は、一般に次のような工程で行われる。即
ち、適当な配管を介して真空ポンプに接続された減圧可
能なチャンバの中に、食品等の被包装物を入れた一辺開
口の袋状部材を入れる。その際、閉じるべき開口辺は、
ヒートシール可能な位置に置かれる。チャンバの蓋体を
閉じ、脱気工程と称する操作、即ち真空ポンプを作動さ
せてチャンバ内の気体を排出する操作を行う。次に、袋
状部材の内部と連通するチャンバ内の圧力が所定圧に達
したことを圧力センサで検知し、その後、シール工程と
称する操作、即ちヒートシール装置により、前述の袋状
部材の開口辺を閉じる操作が行われる。最後に、前記配
管に連絡した大気開放弁を開弁し、チャンバ内の圧力を
大気圧に戻し、蓋体を開き易いようにしてから、密封さ
れた袋状部材を取り出す。
【0003】また、チャンバ及び袋状部材の内部を上述
のように脱気した後、不活性ガスのような気体を同チャ
ンバ内に、延いては袋状部材内に封入し(ガス封入工
程)、しかる後、袋状部材のヒートシールを行うガス封
入装置を備えた真空包装機も種々の形式のものが知られ
ている。
【0004】そして、前者の真空包装機においては、使
用者の様々なニーズに応えるために、真空包装の動作中
に、各工程の長さを任意に延長したり、各工程を途中で
中止したりできるように、各工程の実施に関連した諸機
器にスイッチ回路を接続したものが知られている。例え
ば、脱気時間延長スイッチと脱気中止スイッチとを設け
て、脱気工程の長さを変更したり、脱気工程を途中で中
止可能にしたものがある。
【0005】更に、別の前者の形式に係る真空包装機に
は、保持もしくはホールドスイッチ、飛び越しもしくは
ジャンプスイッチと称する2種類のスイッチを設けて、
ホールドスイッチを作動した場合には、真空ポンプを制
御する真空タイマが作動しても、次の脱気工程に移らな
いようにしたり、ジャンプスイッチを作動した場合に
は、真空タイマが作動していなくても、次の脱気工程に
移行させてしまうものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の真空包
装機では、脱気工程を制御するために、上述のように2
個のスイッチを別々に採用していたため、これが、製造
コストの低減を阻害する要因となっており、また、各ス
イッチの操作部は、真空包装機の外部に露出する制御パ
ネルに設けられるが、スイッチの数が多いとコンパクト
化の弊害になるだけでなく誤操作を惹起し易くなるの
で、その改善が望まれていた。従って、本発明の目的
は、真空包装機における少なくとも2つの機能を1つの
スイッチで実行可能にするための制御方法及び装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明による運転制御方法では、
本体と協働して真空チャンバを画成する開閉自在の蓋体
を有し、該蓋体を閉じて真空タイマにより制御される脱
気工程を開始し、前記真空タイマのタイムアップ時にシ
ールタイマにより制御されるシール工程を開始する真空
包装機の運転を制御するために1つのホールド・ジャン
プスイッチを用意し、前記脱気工程中にオンされた前記
ホールド・ジャンプスイッチが前記真空タイマのタイム
アップ前にオフされた場合には、前記真空タイマがタイ
ムアップしなくても前記脱気工程を中断して前記シール
工程に移行し、前記脱気工程中にオンされた前記ホール
ド・ジャンプスイッチが前記真空タイマのタイムアップ
時までにオフされない場合には、前記真空タイマがタイ
ムアップしても前記ホールド・ジャンプスイッチをオフ
するまで前記脱気工程を持続する
【0008】また、請求項2に記載の本発明による運転
制御方法は、脱気工程の後にガス封入工程を行う真空包
装機に向けられている。この場合、本体と協働して真空
チャンバを画成する開閉自在の蓋体を有し、該蓋体を閉
じて真空タイマにより制御される脱気工程を開始し、前
記真空タイマのタイムアップ時にガスタイマにより制御
されるガス封入工程を開始し、前記ガスタイマのタイマ
アップ時にシールタイマにより制御されるシール工程を
開始する真空包装機の運転を制御するために1つのホー
ルド・ジャンプスイッチを用意し、前記脱気工程又は前
記ガス封入工程中にオンされた前記ホールド・ジャンプ
スイッチが前記真空タイマ又は前記ガスタイマのタイム
アップ前にオフされた場合には、前記真空タイマ又は前
記ガスタイマがタイムアップしなくても前記脱気工程又
は前記ガス封入工程を中断して次の工程に移行し、前記
脱気工程又は前記ガス封入工程中にオンされた前記ホー
ルド・ジャンプスイッチが前記真空タイマ又は前記ガス
タイマのタイムアップ時までにオフされない場合には、
前記真空タイマ又は前記ガスタイマがタイムアップして
も前記ホールド・ジャンプスイッチをオフするまで前記
脱気工程又は前記ガス封入工程を持続する
【0009】請求項3に記載の本発明による運転制御装
置では、本体と協働して真空チャンバを画成する開閉自
在の蓋体を有し、該蓋体を閉じて真空タイマにより制御
される脱気工程を開始し、前記真空タイマのタイムアッ
プ時にシールタイマにより制御されるシール工程を開始
する真空包装機の運転を制御するための装置であって、
前記真空タイマに電気的に接続される1つのホールド・
ジャンプスイッチと、前記脱気工程中にオンされた前記
ホールド・ジャンプスイッチが前記真空タイマのタイム
アップ前にオフされた場合に前記真空タイマがタイムア
ップしなくても前記脱気工程を中断して前記シール工程
に移行する手段と、前記脱気工程中にオンされた前記ホ
ールド・ジャンプスイッチが前記真空タイマのタイムア
ップ時までにオフされない場合に前記真空タイマがタイ
ムアップしても前記ホールド・ジャンプスイッチをオフ
するまで脱気工程を持続する手段とを備えている。
【0010】また、請求項4に記載の本発明による運転
制御装置は、本体と協働して真空チャンバを画成する開
閉自在の蓋体を有し、該蓋体を閉じて真空タイマにより
制御される脱気工程を開始し、前記真空タイマのタイム
アップ時にガスタイマにより制御されるガス封入工程を
開始し、前記ガスタイマのタイマアップ時にシールタイ
マにより制御されるシール工程を開始する真空包装機の
運転を制御するための装置であって、前記真空タイマ及
び前記ガスタイマに電気的に関係した1つのホールド・
ジャンプスイッチと、前記脱気工程又は前記ガス封入工
程中にオンされた前記ホールド・ジャンプスイッチが前
記真空タイマ又は前記ガスタイマのタイムアップ前にオ
フされた場合に前記真空タイマ又は前記ガスタイマがタ
イムアップしなくても前記脱気工程又は前記ガス封入工
程を中断して次の工程に移行させる手段と、前記脱気工
程又は前記ガス封入工程中にオンされた前記ホールド・
ジャンプスイッチが前記真空タイマ又は前記ガスタイマ
のタイムアップ時までにオフされない場合に前記真空タ
イマ又は前記ガスタイマがタイムアップしても前記ホー
ルド・ジャンプスイッチをオフするまで前記脱気工程又
は前記ガス封入工程を持続する手段とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態即ち実施形態について説明するが、
図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
図1は、真空包装機に実施される本発明の運転制御装置
の一実施形態を示す回路図で、同図において、図示しな
い電源に直列に接続されているのは、符号ELBで示す
漏電遮断器であり、これに種々の並列回路が接続されて
いる。先ず、図面において左から、図示しない袋状部材
と真空チャンバを脱気するための真空ポンプVPが真空
ポンププロテクタOL及びパワリレーMSの常開接点M
S1を介して接続され(Cはコンデンサを表す)、次
に、密封包装の終了後に真空包装機の蓋体(図示せず)
を開き易くするため上記真空チャンバに大気を導入すべ
く大気開放バルブSV1が後述するリレーX1の常閉接
点X12を介して接続されている。変圧器TRはリレー
X4の常開接点X41を介して接続され、その二次側に
は、前述した袋状部材をヒートシールするためのシール
ヒータH1がある。
【0012】更に、S1は上記蓋体の開閉に伴ってオン
・オフするリミットスイッチのような開閉スイッチであ
り、該開閉スイッチS1は、周知のように、蓋体の閉止
時には接点NOに接続され、開放時には接点NCに接続
されるようになっている。接点NOには、パワリレーモ
シクハマグネットスイッチMS及びリレーX1の並列体
が冷却タイマTM3の常閉接点TM31を介して接続さ
れている。該冷却タイマTM3は、ヒートシールを行っ
た後の図示しない熱線を冷却する時間を制御するための
タイマである。一方、冷却タイマTM3の常開接点TM
32にはケースヒータH2が接続されている。
【0013】ケースヒータH2及び常開接点TM32の
直列体に並列に接続されているのは、上述した真空ポン
プVPの図示しないパイプに設けられる真空バルブSV
2と、リレーX1の常開接点X13と、リレーX2の常
閉接点X24とからなる直列体であり、前述した開閉ス
イッチS1の接点NCは、この直列体に真空バルブSV
2と常開接点X13との間で接続されている。また、常
開接点X13と常閉接点X24との間から図示のように
一端が延びるラインに接続された直列体は、真空タイマ
TM1、ホールド・ジャンプスイッチS2の第1常開接
点S21及びリレーX3の常閉接点X32を含んでお
り、上記ラインの他端は、接点S21と真空タイマTM
1との間に接続されている。Lは真空ランプである。
【0014】上記ホールド・ジャンプスイッチS2は、
前述した接点S21に連動する第2常開接点S22と、
常閉接点S23とを更に含み、両接点に直列に、リレー
X3が接続されている。また、両接点S22、S23と
の間から延びるラインにリレーX2が接続され、このリ
レーX2にその常開接点X23と真空タイマTM1の常
開接点TM11の並列体が接続されている。かかるホー
ルド・ジャンプスイッチとしては、例えば、モーメンタ
リー動作をする2極双投式スイッチが好適であり、後述
するように、作業者が同スイッチを押している間は当該
工程を維持して延長が可能であり、押圧を解除すれば次
の工程へ移行させることができる。
【0015】最後に、両接点S22、S23と並列に、
前述したリレーX3の常開接点X31が設けられると共
に、この接点X31に直列に、シールバルブSV3及び
リレーX2の常開接点X21の直列体と、シールタイマ
TM2を含むラインと、シールタイマTM2の常閉接点
TM21及びリレーX4の直列体と、シールタイマTM
2の常開接点TM22及び冷却タイマTM3の直列体と
が互いに並列の関係で接続されている。
【0016】以上のような構成を有する運転制御装置の
制御回路を有する真空包装機において、その動作を図1
に加え図2〜図3のタイミングチャートを参照して説明
する。先ず、通常運転の場合(図2)には、漏電遮断器
ELBはオンであり、ヒートシールすべき袋状部材を図
示しない真空チャンバに入れて、蓋体(図示せず)を閉
止すると、開閉スイッチS1がオンとなって接点NOに
接続され、パワリレー(マグネットスイッチ)MSがオ
ンとなり、その常開接点MS1が閉じて、真空ポンプV
Pが起動する。これと同時に、リレーX1が励磁され
て、その常閉接点X12が開いて大気開放バルブSV1
が閉じると共に、常開接点X13が閉成して真空バルブ
SV2が開き、真空引きを行う(脱気工程)。また、常
閉接点X24を介して真空タイマTM1がオンとなる。
【0017】十分に脱気を行うように設定された真空タ
イマTM1の設定時間がタイムアップすると、その接点
TM11が閉成して、リレーX2及びX3が励磁され、
それにより常閉接点X24が開成して真空バルブSV2
が閉じると共に、常開接点X21が閉成してシールバル
ブSV3が開く。また、励磁されたリレーX3の常開接
点X31が閉じることにより、常閉のタイマ接点TM2
1を介してリレーX4がオンとなり、その常開接点X4
1が閉じてシールヒータH1が通電され、袋状部材のヒ
ートシールが行われる(シール工程)。また、接点X3
1の閉成によりシールタイマTM2がオンとなる。
【0018】シールタイマTM2がタイムアップする
と、その常閉接点TM21が開成してリレーX4が消磁
され、シールヒータH1がオフとなり、シール工程が終
了する。同時に常開接点TM22の閉成により冷却タイ
マTM3がオンとなる。冷却タイマTM3の設定時間が
経過すると、その常閉接点TM31が開いてマグネット
スイッチMS及びリレーX1がオフとなり、真空ポンプ
VPは停止し、大気開放バルブSV1が開く。また、真
空ポンプに設置されたケースヒータH2に通電が始ま
る。
【0019】大気開放バルブSV1の開放により真空チ
ャンバ内が大気圧に戻った頃を見計らって蓋体を開く
と、開閉スイッチS1がオフとなって、接点NC側に接
続され、真空バルブSV2が開弁し、リレーX2、X
3、シールタイマTM2、冷却タイマTM3がオフとな
り、最初の待機状態に戻る。
【0020】次に、ホールド・ジャンプスイッチS2の
使用による制御の仕方について説明する。図1及び図3
において、マグネットスイッチMS及びパワリレーX1
がオン即ち励磁され、パワリレーX2が消磁され、真空
タイマTM1が常閉接点X24を介して通電され、真空
ポンプVPが起動し、かつ真空バルブSV2が開放して
いる真空引きの脱気工程において、ホールド・ジャンプ
スイッチS2を押圧すると、その常開接点S22が閉じ
てリレーX2が励磁され、常閉接点X24が開成する
が、ホールド・ジャンプスイッチの他方の常開接点S2
1もオンとなって、真空バルブSV2は、いずれも閉成
しているリレー接点X13及びX32並びに常開接点S
21を介して開放状態に保持されるので、通電されてい
る真空タイマTM1がタイムアップしてその接点TM1
1が閉じ、リレーX2が励磁されても、真空バルブSV
2は、ホールド・ジャンプスイッチS2が押圧されてい
る限り、上記開放状態を続ける。即ち、真空タイマTM
1の動作は無効となり、同真空タイマTM1により制御
されずに、脱気工程をホールドする。
【0021】一方、真空タイマTM1のタイムアップ前
にホールド・ジャンプスイッチS2を押圧して直ぐ解除
した場合には、同スイッチS2の押圧により、接点S2
2を介してリレーX2が励磁され、その常開接点X23
が閉成してリレーX2が自己保持するため、スイッチS
2の押圧を解除すると、その接点S21だけでなくリレ
ーX2の常閉接点X24も開成し、真空バルブSV2は
オフになり、脱気工程は強制的に終了される。また、ス
イッチS2の押圧解除により、シール工程に移行する。
即ち、リレーX3が閉じた接点X23及びS23を介し
て励磁されてその接点X31が閉じ、シールバルブSV
3、シールタイマTM2、リレーX4及びシールヒータ
H1に通電される。
【0022】次に、真空ポンプVPにはオイルが封入さ
れているため、低温時等には、オイルの粘性増大によ
り、マグネットスイッチMSのスイッチMS1がオンに
なっても、起動されない場合がある。この場合に備え
て、真空ポンプVPのケース(図示せず)にケースヒー
タH2を取り付け、同ケースヒータに通電して真空ポン
プVP内のオイルを加温するのが好適である。即ち、脱
気工程において真空ポンプVPが起動されないと、過電
流防止用の周知のプロテクタOLが働いてオフとなり、
シール工程において前述したようにシールタイマTM2
に通電され、タイムアップすると、その接点TM22を
介して冷却タイマTM3に通電し、同タイマのタイムア
ップ時に接点TM32が閉成することにより、ケースヒ
ータH2をオンにする。
【0023】真空ポンプVPの再起動は、使用者の判断
により蓋体を開けて、再び閉めることにより行う。その
時、オイル温度が十分に暖まっていれば、真空ポンプは
再起動することができる。逆に、オイル温度が上昇して
いなければ、再びケースヒータに通電され真空ポンプV
Pを暖める。
【0024】本発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではなく、その他様々な改変が可能である。例えば、図
4に示す改変実施形態に係る制御回路は、脱気工程の後
にガス封入工程が挿入されたもので、脱気及びガス封入
の各工程において、ホールド・ジャンプスイッチによる
制御を行うことができるように構成されている。制御回
路の基本的な構成は、細部を除いて図1に示したものと
ほぼ同様か又は当業者が図1に示したものについての説
明から容易に判断しうると考えられるため、説明を省略
しうるが、動作については以下に詳細に述べる。
【0025】先ず、通常運転の場合(図4)には、漏電
遮断器ELBはオンであり、ヒートシールすべき袋状部
材を図示しない真空チャンバに入れて、蓋体(図示せ
ず)を閉止すると、開閉スイッチS1がオンとなって、
パワリレー(マグネットスイッチ)MSがオンとなり、
その接点MS1が閉じて、真空ポンプVPが起動する。
これと同時に、リレーX1が励磁されて、その常閉接点
X11が開いて大気開放バルブSV1が閉じると共に、
閉じている常閉接点X41を介して真空バルブSV2が
開き、真空引きを行う(脱気工程)。また、上記常閉接
点X41を介して真空タイマTM1がオンとなる。
【0026】十分に脱気を行うように設定された真空タ
イマTM1の設定時間がタイムアップすると、その接点
TM11が閉成して、閉じているリレー接点X61、図
示のオン状態のガス切替スイッチSWの常閉接点、常軌
的に閉じているリレー接点X21を介してガスバルブG
Vが開くと共にガスタイマTM4に通電されて、図示し
ない真空チャンバ、延いては袋状部材へのガス封入工程
が周知のように開始される。また、閉じたタイマ接点T
M11を介してリレーX4が励磁され、その常閉接点X
41が開成して、真空バルブSV2が閉じる。同時に、
閉じたタイマ接点TM11とリレーX6の常閉接点X6
1を介してリレーX5も励磁される。尚、ガス切替スイ
ッチSWがオフ状態の場合には、図示の常閉接点が開
き、常開接点が閉じるため、ガスバルブGV及びガスタ
イマTM4はオンにならず、シールタイマTM2、リレ
ーX2及びX3がオンとなって、ガス封入工程をジャン
プして次のシール工程へ移行する。
【0027】ガス切替スイッチSWのオン状態におい
て、ガスタイマTM4がタイムアップするとその接点T
M41が閉成してリレーX2が励磁されるため、その常
閉接点X21が開き、ガスバルブGVは閉じ、ガスタイ
マTM4への通電も停止し、ガス封入工程が終了する。
また、ガスタイマの接点TM41が開成するが、常開接
点X22が閉じて、リレーX2は励磁状態に保持され
る。そして、リレーX2の接点X22の閉成により、リ
レーX6の常閉接点X65を介してリレーX7が励磁さ
れシールバルブSV3が開き、同時に、シールタイマT
M2にも通電されると共に、その常閉接点TM21を介
してリレーX3が励磁され、その接点X31が閉じるこ
とにより、変圧器TRの二次側にあるシールヒータH1
が通電され、通常の手順で袋状部材のヒートシールが行
われる(シール工程)。また、リレーX7の常開接点X
72も閉じる。
【0028】シールタイマTM2がタイムアップする
と、その常閉接点TM21が開成してリレーX3が消磁
され、常開接点X31が開いてシールヒータH1がオフ
になる(シール工程終了)。しかし、常開接点X72が
閉じているため、シールバルブSV3は開弁状態を続け
る。また、常開接点TM22の閉成により冷却タイマT
M3がオンとなる。冷却タイマTM3の設定時間が経過
すると、その常閉接点TM31が開いてマグネットスイ
ッチMS及びリレーX1がオフとなり、真空ポンプVP
は停止し、大気開放バルブSV1が開く。
【0029】大気開放バルブSV1の開放により真空チ
ャンバ内が大気圧に戻った頃を見計らって蓋体を開く
と、開閉スイッチS1がオフとなって、リレーX2、X
4、X5、X7、シールタイマTM2、冷却タイマTM
3等がオフとなり、最初の待機状態に戻る。
【0030】次に、上述した改変実施形態について、ホ
ールド・ジャンプスイッチS2’の使用による制御の仕
方について説明する。この改変実施形態においては、真
空ポンプVP及びマグネットスイッチの接点MS1と並
列に、ホールド・ジャンプスイッチS2’及びリレーX
6の直列体が接続され、該リレーX6の種々の接点が以
下に述べるように開閉して、所期の目的を達成する。即
ち、図4において、図示しない蓋体が閉じて開閉スイッ
チS1がオンになり、マグネットスイッチMS及びパワ
リレーX1がオン即ち励磁され、真空タイマTM1が常
閉接点X41を介して通電されると共に真空ポンプVP
が起動し、かつ真空バルブSV2’が開放している真空
引きの脱気工程において、ホールド・ジャンプスイッチ
S2’を押圧すると、リレーX6が励磁され、常開接点
X62が閉じ、一方、常閉接点X61は開く。
【0031】そのため、ホールド・ジャンプスイッチS
2’を押圧状態のままにしておく限り、真空タイマTM
1がタイムアップしてタイマ接点TM11がオンにな
り、リレーX4が励磁してその常閉接点X41が開いて
も、リレーX5は励磁されずその常閉接点X51が閉成
しているため、真空バルブSV2は、閉じている常開接
点X62及び常閉接点X51を介して開弁状態にホール
ドされ、真空タイマTM1により制御されずに脱気工程
が保持される。
【0032】一方、真空タイマTM1のタイムアップす
る前にホールド・ジャンプスイッチS2’を押圧して直
ぐ解除した場合には、スイッチS2の押圧によりリレー
X6が励磁されその常開接点X63が閉じてリレーX4
が励磁され、常開接点X42が閉じて該リレーX4を励
磁状態に保持するので、スイッチS2’の押圧を解除し
て常開接点X62が開いた時にはリレーX4の常閉接点
X4も開いており、真空バルブSV2は、タイマTM1
に関係無く直ちにオフにされる。そして、閉成している
各種の接点X42、X61、オン状態のガス切替スイッ
チSWの常閉接点、X21等を介してガスバルブGV、
ガスタイマTM4等に通電され、ガス封入工程に入る。
勿論、ガス切替スイッチSWがオフ状態であれば、ガス
封入工程をジャンプして即ち飛び越えて前述したシール
工程に移行する。
【0033】次に、この真空包装機がガス封入工程(ガ
スバルブGV及びガスタイマTM4が通電状態にあ
る。)にある場合にホールド・ジャンプスイッチS2’
を押圧操作した場合には、同スイッチS2’を押圧状態
に保持しておけば、ガスタイマTM4がタイムアップし
てその接点TM41が閉じリレーX2が励磁することに
よりその常閉接点X21が開いても、リレーX6の常開
接点X66、X71が閉じているために、ガスタイマT
M4に関係無くガスバルブGVは開弁状態に保持され、
ガス封入工程がホールドされる。
【0034】また、ガスタイマTM4がタイムアップす
る前にホールド・ジャンプスイッチS2’を押圧して直
ぐ解除すれば、同スイッチS2’の押圧により常開接点
X64が閉じてリレーX2が励磁され、その常開接点X
22が閉じるため、同スイッチS2’の押圧を解除して
常閉接点X65が閉じると、リレーX7及びシールタイ
マTM2に通電すると共に、リレーX3がシールタイマ
の常閉接点TM21を介して励磁され、常閉接点X71
を開いて(常閉接点X21はリレーX2の励磁により閉
じている)、ガス封入工程が直ちに中断されシール工程
に移行する。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば1つのホ
ールド・ジャンプスイッチにより所望の操作を行うこと
ができるので、誤操作の可能性が大幅に低減し、信頼性
が向上すると共に、真空包装機のコンパクト化を実現し
て、製造コストも減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による真空包装機の運転
制御装置の回路図である。
【図2】 図1の運転制御装置によるタイマ制御時の各
種機器の動作タイミングチャートである。
【図3】 図1の運転制御装置によるホールド・ジャン
プスイッチ制御時の各種機器の動作タイミングチャート
である。
【図4】 本発明の改変実施形態による真空包装機の運
転制御装置の回路図である。
【符号の説明】
VP…真空ポンプ、S1…開閉スイッチ、S2,S2’
…ホールド・ジャンプスイッチ、H1…シールヒータ、
SV1…大気開放バルブ、SV2…真空バルブ、SV3
…シールバルブ、X1〜X6…リレー、TM1…真空タ
イマ、TM2…シールタイマ、TM3…冷却タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−178324(JP,A) 特開 平5−170225(JP,A) 特開 平5−170226(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 31/00 - 31/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と協働して真空チャンバを画成する
    開閉自在の蓋体を有し、該蓋体を閉じて真空タイマによ
    り制御される脱気工程を開始し、前記真空タイマのタイ
    ムアップ時にシールタイマにより制御されるシール工程
    を開始する真空包装機の運転を制御するために1つのホ
    ールド・ジャンプスイッチを用意し、 前記脱気工程中にオンされた前記ホールド・ジャンプス
    イッチが前記真空タイマのタイムアップ前にオフされた
    場合には、前記真空タイマがタイムアップしなくても
    記脱気工程を中断して前記シール工程に移行し、前記脱気工程中にオンされた前記ホールド・ジャンプス
    イッチが前記真空タイマのタイムアップ時までにオフさ
    れない場合には、前記真空タイマがタイムアップしても
    前記ホールド・ジャンプスイッチをオフするまで前記脱
    気工程を持続する 真空包装機の運転制御方法。
  2. 【請求項2】 本体と協働して真空チャンバを画成する
    開閉自在の蓋体を有し、該蓋体を閉じて真空タイマによ
    り制御される脱気工程を開始し、前記真空タイマのタイ
    ムアップ時にガスタイマにより制御されるガス封入工程
    を開始し、前記ガスタイマのタイマアップ時にシールタ
    イマにより制御されるシール工程を開始する真空包装機
    の運転を制御するために1つのホールド・ジャンプスイ
    ッチを用意し、 前記脱気工程又は前記ガス封入工程中にオンされた前記
    ホールド・ジャンプスイッチが前記真空タイマ又は前記
    ガスタイマのタイムアップ前にオフされた場合には、前
    記真空タイマ又は前記ガスタイマがタイムアップしなく
    ても前記脱気工程又は前記ガス封入工程を中断して次の
    工程に移行し、前記脱気工程又は前記ガス封入工程中にオンされた前記
    ホールド・ジャンプスイッチが前記真空タイマ又は前記
    ガスタイマのタイムアップ時までにオフされない場合に
    は、前記真空タイマ又は前記ガスタイマがタイムアップ
    しても前記ホールド・ジャンプスイッチをオフするまで
    前記脱気工程又は前記ガス封入工程を持続する 真空包装
    機の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 本体と協働して真空チャンバを画成する
    開閉自在の蓋体を有し、該蓋体を閉じて真空タイマによ
    り制御される脱気工程を開始し、前記真空タイマのタイ
    ムアップ時にシールタイマにより制御されるシール工程
    を開始する真空包装機の運転を制御するための装置であ
    って、 前記真空タイマに電気的に接続される1つのホールド・
    ジャンプスイッチと、 前記脱気工程中にオンされた前記ホールド・ジャンプス
    イッチが前記真空タイマのタイムアップ前にオフされた
    場合に前記真空タイマがタイムアップしなくても前記脱
    気工程を中断して前記シール工程に移行する手段と、前記脱気工程中にオンされた前記ホールド・ジャンプス
    イッチが前記真空タイマのタイムアップ時までにオフさ
    れない場合に前記真空タイマがタイムアップしても前記
    ホールド・ジャンプスイッチをオフするまで脱気工程を
    持続する 手段とを備えることを特徴とする真空包装機の
    運転制御装置。
  4. 【請求項4】 本体と協働して真空チャンバを画成する
    開閉自在の蓋体を有し、該蓋体を閉じて真空タイマによ
    り制御される脱気工程を開始し、前記真空タイマのタイ
    ムアップ時にガスタイマにより制御されるガス封入工程
    を開始し、前記ガスタイマのタイマアップ時にシールタ
    イマにより制御されるシール工程を開始する真空包装機
    の運転を制御するための装置であって、 前記真空タイマ及び前記ガスタイマに電気的に関係した
    1つのホールド・ジャンプスイッチと、 前記脱気工程又は前記ガス封入工程中にオンされた前記
    ホールド・ジャンプスイッチが前記真空タイマ又は前記
    ガスタイマのタイムアップ前にオフされた場合に前記真
    空タイマ又は前記ガスタイマがタイムアップしなくても
    前記脱気工程又は前記ガス封入工程を中断して次の工程
    に移行させる手段と、前記脱気工程又は前記ガス封入工程中にオンされた前記
    ホールド・ジャンプスイッチが前記真空タイマ又は前記
    ガスタイマのタイムアップ時までにオフされない場合に
    前記真空タイマ又は前記ガスタイマがタイムアップして
    も前記ホールド・ジャンプスイッチをオフするまで前記
    脱気工程又は前記ガス封入工程を持続する 手段とを備え
    ることを特徴とする真空包装機の運転制御装置。
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