JP3409181B2 - コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置 - Google Patents
コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置Info
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Description
用ライニング装置として使用される、コンクリート混合
材料の回転投射式吹付け装置の改良に関するものであ
る。
トと急結剤の混合材料をトンネルの掘削壁面などに吹付
ける装置は、粉塵やリバウンドによって環境悪化等を招
くことから、コンクリート類を回転投射する装置が提案
されている。
の発明である。この発明は、スクリューコンベアによっ
てコンクリートと急結剤を撹拌混合しながら回転投射部
に移送し、高速回転する回転投射部の投射口から遠心力
によってコンクリート類を壁面等に吹付けるものであ
る。回転投射部は、間隙に羽根板が配された対向する一
対の主プーリと、その周りに配された複数の補助プーリ
と、主及び補助プーリの外周に掛け渡された無端ベルト
とから成り、少なくとも一つの補助プーリを駆動させる
ことによって羽根板を持つ主プーリを回転させる構造を
採る。
−980180号に提案した。この装置は、図14の概
略構成図に示すように、略円錐台形状をした回転する撹
拌混合筒Aと、撹拌混合筒Aの大径端部Bに近接して対向
させた高速回転するインペラCとを備える。撹拌混合筒
内には、中心線に添って回転軸Dが配設され、回転軸周
面には撹拌棒Eが固定されている。したがって、個別に
給送されたコンクリートaと急結剤bは、撹拌混合筒内
で撹拌棒Eの回転によって混練りされながら、撹拌混合
筒Aの内面傾斜に伴なう重力と回転に伴なう遠心力とに
よって撹拌混合筒Aの傾斜した内面に添って大径端部Bの
縁へと誘導され、この縁からインペラCの羽根板Fに向け
て放出されて所定の投射方向に投射される。
6号の発明の場合、コンクリートと急結剤を水平に配設
されたスクリューコンベアによって撹拌混合しながら移
送する関係上、コンクリート類がスクリューコンベアに
残留して固結し、移送経路が詰まりがちになる。また、
回転投射部の無端ベルトは、コンクリート類の重量負荷
と回転遠心力負荷に抗して主プーリーに回転力を与えな
ければならず、いきおい強度の大きなものが要求され
る。
拌混合筒Aの遠心力によりコンクリートaと急結剤bの
混合材料がテーパ内面を伝って外部に放出され、また撹
拌棒Eも回転駆動されるので、運転停止直後にはその慣
性力により、また運転直前には空運転をすることによ
り、コンクリート混合材料を外部に投射でき、撹拌混合
筒Aの内面や撹拌棒Eなどに混合材料が残留付着しにくく
なって、特開平7−180496号発明のような固結現
象を回避できる。また、インペラCは、投射口方向を除
く外周面に、羽根板Fと共働して混合材料を投射口まで
高速搬送する無端ベルトが掛け渡されているが、この無
端ベルトを介することなく独自の回転駆動手段によって
駆動力を受ける。このため、無端ベルトには特開平7−
180496号で要求される程度の強度を必要としな
い。
号発明は、混合材料を放出する撹拌混合筒大口径部Bの
開口縁が図 に見られるようにインペラCの周面あるい
は羽根板Fの左右幅方向ほぼ中心部にだけ臨んでいるこ
とから、放出された混合材料は、インペラ羽根板Fの板
面の一部にのみ集中して受けられて外部に投射される。
したがって、例えば大容量の装置にすべく羽根板Fに板
面左右幅の大きなものを用いても1枚当たりの羽根板F
の混合材料を受ける位置は実質的に変わりなく、大量の
混合材料を効率良く投射することができない。
射域fの左右幅が狭いために、吹付け域も一部に集中し
がちで、特に大容量の場合には、幅狭で丸く盛り上がっ
たような状態が顕著になる。この結果、左右方向への広
がりも均一でなくなり、リバウンドも生じ易い。更に、
投射口の上部近傍に、ガイド部材(前記特開平7−18
0496号)やスクレーパ部材を設けて混合材料の投射
方向を規制し、あるいは投射域が扇状に広がるのを防止
するようにした場合、これらガイド部材やスクレーパ部
材に粘性のある混合材料が付着し、堆積する。これによ
り、投射口が狭まり、投射吹付けに支障をきたす。
料等が固結しにくく、しかも特に大容量の装置であって
も混合材料を効率良く投射できる回転式投射吹付け装置
を提供することにある。また、本発明の別の目的は、投
射域の左右幅を広くし、吹付け域に広がりを持たせるこ
とができて、均一な吹付け域を確保できる、回転投射式
吹付け装置を提供することにある。更に、本発明の別の
目的は、上記目的に加えて、投射口のスクレーパ部材に
混合材料が付着しにくく、良好な吹き付けを維持でき
る、回転投射式吹付け装置を提供することにある。
を達成するために次の構成を備える点に特徴がある。す
なわち、請求項1の発明は、供給手段によって個別に給
送されるコンクリートと急結剤とを撹拌混合手段によっ
て撹拌混合し、撹拌混合手段から放出されるコンクリー
ト混合材料を、回転投射手段に設けられた羽根板で受け
つつ投射口より所定の方向に投射する、コンクリート混
合材料の回転投射式吹付け装置を改良したものである。
急結剤には、液体あるいは粉体が用いられる。回転投射
手段は、複数の羽根板を有するインペラの外周面に投射
口の方向が開放される状態で無端帯状材の一部を巻き掛
け、この無端帯状材の他部をインペラの周面外方に位置
する多数の走行案内部材に掛け渡してある。撹拌混合手
段は、略円錐台形状をした撹拌混合筒と撹拌混合筒内で
回転する撹拌部材とを備える。撹拌混合筒は、小径端部
を上記供給手段と連通させる一方、混合材料が放出され
る大径端部に混合材料の放出位置を部分的に小径端部方
向にずらす切除部が形成され、この切除部を含む大径端
部を上記回転投射手段の羽根板に臨ませてある。撹拌部
材は、撹拌混合筒の軸線に添って配設された回転軸とこ
の回転軸の軸周に突設した撹拌棒とを有する。そして、
回転軸及び撹拌棒並びに撹拌混合筒を回転駆動手段によ
って回転させることにより、コンクリートと急結剤を撹
拌混合筒内で混合しつつ大径端部へと誘導し、切除部を
有する大径端部から混合材料を回転投射手段の上記羽根
板に放出する。
は、例えば所定のピッチで連続する適宜形状をした多数
の切欠きによって構成される。撹拌混合筒の大径端部
を、基準位置から小径端部方向になだらかに後退させ、
周方向略1/2位置で基準位置に復帰する段差縁を形成
することにより、上記後退域を切除部とするようにして
も良い。いずれにしろ、大径端部の端縁に混合材料の放
出位置を部分的に小径端部方向にずらすものであれば、
切除部を構成する。
備える。正方向もしくは逆方向の回転駆動力はインペラ
に与えられ、無端帯状材は、インペラの回転に伴なって
羽根板と共働して混合材料を搬送する。勿論、無端帯状
材の走行を案内する案内部材を回転駆動させ、その回転
力を、無端帯状材を介してインペラに伝達するものであ
っても良い。投射口の近傍であって無端帯状材をインペ
ラに引き継がせる走行案内部材の上方に、混合材料の投
射用のガイド板を設けるのが望ましい。
の羽根板の一部のものに、ピッチ角が設けられる。ピッ
チ角を設ける場合、インペラ周面の中心線に対して直交
する方向に延びる基準羽根板と、この基準羽根板に対し
て左傾斜のピッチ角を持つ左傾斜羽根板と、基準羽根板
に対して右傾斜のピッチ角を持つ右傾斜羽根板とを組み
合わせるのが望ましい。左右の傾斜羽根板は、基準羽根
板を間に挟んでインペラ周面に交互に取付けられる。
板に、回転方向に対する後退角が設けられる。後傾の程
度は、混合材料の粘性とインペラの遠心力及び羽根板の
基端から先端までの長さ等を考慮して適宜設定される。
羽根板には、上記したピッチ角と後退角の両者を設ける
こともできる。請求項5の発明では、投射口の近傍であ
ってインペラから離れた直後の無端帯状材を引き継ぐ走
行案内部材の前方に、スクレーパ部材が設けられる。そ
して、スクレーパ部材に、これを振動させる振動発生手
段が取付けられる。振動発生手段は、機械的であると物
理的であるとその種類の如何を問わない。また、請求項
11の発明では、投射口の近傍であって無端帯状材をイ
ンペラに引き継がせる走行案内部材の上方に、混合材料
の投射用のガイド板が設けラれる。ガイド板は、投射方
向が、投射口のもう一方の走行案内部材である、インペ
ラから離れた直後の無端帯状材を引き継ぐ走行案内部材
がわにずれるように、例えば先端上がりに傾斜して取付
けられている。
基づいて詳説する。図1は、本発明の一実施例に係る装
置の要部を一部断面で示した側面図、図2は同正面図で
ある。図中符号1は、撹拌混合筒3にコンクリートを給
配するための供給菅で、中心に急結剤の供給菅2が組み
込まれている。急結剤供給菅2の先端開口は、コンクリ
ート供給菅1の先端よりも前方に突出している。急結剤
の供給法は、スクリュー式であると圧送式であるとを問
わない。急結剤の給送には、供給方式に応じて定量ポン
プや回転コイルあるいはフィーダといった図示しない公
知の定量供給装置が用いられる。
径端部4を内方に、大径端部5を外方に位置させて回転
投射手段を構成するインペラ13と両供給菅1,2との
間に配設されている。小径端部4は、コンクリート供給
菅1の外周を覆う内側回転筒6の先端部に固定され、両
供給菅1,2と連通している。内側回転筒6は、基端部
を第一のモータ7にギア8を介して連結されている。撹
拌混合筒3と内側回転筒6は、この第一のモータ7の駆
動力を受けて一体的に回転する。撹拌混合筒3の大径端
部5には、図3に示すように周方向に間隔をおいて三角
形状の切欠部9が連続的に形成されている。この切欠部
9は、混合材料の放出位置を、大径端部5の最外端5a
から部分的に小径端部方向にずらすためのものである。
された回転軸で、外端をインペラ13の円板状外面板1
4の内面に固定してある。回転軸10の内端側には、急
結剤供給菅2の先端と対向するとともに送り出される急
結剤を飛散させる回転羽根11が装着されている。回転
軸10の軸周には、多数の撹拌棒12が回転軸10の軸
方向に適宜の間隔をおいて放射状に突設されている。そ
れぞれの撹拌棒12は、先端が撹拌混合筒3の内周面と
の間にほぼ同寸の間隙を維持する長さに設定されてい
る。
うに円板状外面板14とリング状内面板15との間に略
45度間隔をおいて固定された8枚の羽根板16を有す
る。羽根板16は、板面がインペラ13の径方向に添っ
て延びている。撹拌混合筒3の大径端部5は、リング状
内面板15の内縁を通過してインペラ内に入り込んでい
る。撹拌混合筒3の大径端部4の最外端5aと切欠部9
は、羽根板16に近接し、大径端部5から放出される混
合材料が羽根板16に受け継がれるよう羽根板16を臨
む位置にある。インペラ13のリング状内面板15は、
撹拌混合筒3を覆うハウジング17の先端に固定されて
いる。ハウジング17の基端は、外側回転筒18の先端
に固定されている。外側回転筒18の基端は、ギア19
を介して第二のモータ20に連結されている。この第二
のモータ20の駆動力を受けて、インペラ13と撹拌用
の回転軸10とが一体回転する。
むようにして配設された5つの案内ローラで(図2参
照)、投射口26の方向の周面を除いてインペラ13の
外周に巻回された無端ベルト27の残部が掛け渡され、
無端ベルト27の走行を案内する。5つの案内ローラ2
1〜25のうち、2つのローラ21,22は投射口26
の上下に対向して設けられている。一方のローラ22
は、投射口26の下部にあって、無端ベルト27をイン
ペラ周面へと誘導する導入ローラであり、他方のローラ
21は、投射口26の上部にあって投射後の無端ベルト
27を他の案内ローラ23〜25へと戻すリターンロー
ラである。導入ローラ22の上方には、混合材料の投射
を案内するガイド板28が取り付けられている。また、
リターンローラ21の前方には、スクレーパ29が取付
けられている。スクレーパ29は、無端ベルト27の搬
送面に付着した混合材料が、無端ベルト27と共にリタ
ーンローラ周面に周り込んでリターンローラ21の遠心
力によって広がり投射されるのを防止する。スクレーパ
29には、振動発生装置30が取り付けられている。振
動発生装置30は、投射装置の稼動中、作動してスクレ
ーパ板面に付着しようとする混合材料を投射流fに戻
す。
フレームを取付け、このフレームを介して自走可能なベ
ースマシンなどに装着される。なお、図中符号31は、
案内ローラ等と支持する基板35を回転させることによ
って投射口26の位置を変化させるため、外装ハウジン
グ32に取付けた旋回用の第三のモータ、33と34は
内側回転筒6と外側回転筒18との間、及び外側回転筒
18と外装ハウジング32との間にそれぞれ介装された
ベアリングである。また、第一から第三のモータ7,2
0,31は、電動モータであっても良いが、油圧モータ
を用いるのが望ましい。
bは、各供給菅1,2を通って撹拌混合筒3の小径端部
4に給送される。撹拌混合筒3は第一のモータ7の駆動
力を受けて回転している。したがって、小径端部内に押
出されたコンクリートaは、撹拌混合筒3の遠心力によ
る水平方向分力の作用力とテーパ面による重力作用力と
を受けて撹拌混合筒3の大径端部5へと移行する。一
方、小径端部4に定量供給された急結剤bは、吐出され
ると同時に回転軸内端がわの回転羽根11と接触して、
撹拌混合筒3の内壁面を流動するコンクリートaに向け
放射状に飛散される。そして、撹拌棒12によってコン
クリートaと共に混練りされる。撹拌棒12は、撹拌混
合筒3よりも高速で回転されることにより、コンクリー
トaと急結剤bとを撹拌混合する。撹拌棒12と撹拌混
合筒3の回転速度によって、コンクリートあるいは混合
材料が撹拌混合筒内を移動する速度が決まり、撹拌混合
筒内での滞留時間も決定される。
拌棒12がコンクリートaと急結剤bとを撹拌混合する
ことから、コンクリートaと急結剤bの混合材料は、撹
拌混合筒内で局部的に滞留することはなく、固結を生じ
にくい。運転休止の際には、空運転によって、あるいは
空運転をするまでもなく回転軸10と撹拌混合筒3の残
留慣性力によって、撹拌混合筒内の混合材料が強制的に
大径端部5へと誘導されて放出されるので、撹拌混合筒
内には残留しにくい。また、定量の急結剤bが放射状に
飛散されることから、コンクリートaと急結剤bの均一
な混合が行われる。撹拌混合動作中、撹拌棒10の先端
と撹拌混合筒3の内壁面との間にコンクリートの骨材が
挟み込まれることがあっても、内壁面がテーパ面になっ
ているので、骨材は間隙から比較的容易に逃げ、撹拌棒
12の磨耗や第二のモータ20への負荷を生じさせにく
い。
に誘導された混合材料は、大径端部5の端縁を乗り越え
て円板状外面板14と無端ベルト27と羽根板16とに
よって囲まれたインペラ内空間に放出される。放出され
た混合材料は、羽根板16で受けられて投射口26から
投射される。撹拌混合筒3の大径端部5は、多数の切欠
部9を有する。したがって、混合材料は、撹拌混合筒3
の回転に伴ない、大径端部5の最外端5aと切欠部9と
を乗り越えてインペラ13へと放出される。切欠部9
は、端縁が大径端部5の最外端5aから小径端部方向に
ずれているので、混合材料は、図4に示すようにインペ
ラ13の羽根板16の左右幅方向に広がった領域に放出
され、しかも単位時間あたりの放出量も増える。羽根板
16は、従来の撹拌混合筒の場合(図13参照)に比べ
て広がった領域で受けた混合材料を投射する。吹付け域
は必然的に幅広になる。この結果、大容量のこの種装置
であっても、混合材料が効率良く投射される。
する無端ベルト搬送面とによって境界づけられる。無端
ベルト搬送面に付着した混合材料は、リターンローラ2
1によってUターンされる前にスクレーパ29によって
かき落とされる。スクレーパ29は、振動発生装置30
によって振動しているので、かき取った混合材料あるい
は投射流の混合材料が板面に付着しにくい。また、たと
え付着したとしても、振動によって成長が妨げられる。
振動装置付きのスクレーパ29がない場合には、図5に
見られるように、無端ベルト搬送面に残った混合材料が
小径のリターンローラ21の周面を走行するときに遠心
力によって飛散される(図中破線矢印部分)。したがっ
て、投射主流による本来の吹付け域Rのほかに、拡散吹
付け域rが上方にずれて形成される。本装置の場合、図
6に示すように、スクレーパ29がこうした拡散吹付け
を防止するので、吹付け域は集束性を持つ。
形成される切欠部49を四角形状にした場合を示す。切
欠部は、矩形状、半円弧状、U字状など、混合材料が乗
り越えて放出されるに支障のないものであれば、その形
状の如何を問わない。また、切欠部は、大径端部の端縁
を部分的に小径端部方向にずらすような切除部であれば
良い。図8は切欠部に変わる切除部59の例を示す。大
径端部55の端縁が基準位置である最外端から小径端部
方向になだらかに後退し、周方向略1/2位置で基準位
置に復帰する段差縁55bを持つ。後退域部分が切除部
59となる。この実施例による撹拌混合筒53は、切除
部59の端縁がなだらか傾斜を持つので、混合材料のス
ムースで均一な放出が可能となる。
幅を更に広くし、かつ更に均一な投射を可能とする発明
の例を示す、装置要部の正面図とインペラ羽根板の側面
図である。この発明では、インペラの羽根板の一部のも
のにピッチ角を付けてある。図9に示すように、インペ
ラは12枚の羽根板116を有する。12枚の羽根板1
16は3種類(116a,116b,116c)に分か
れる。6枚は左右端部がインペラ周面を直角に横切る線
上にある通常の羽根板116bである。残り6枚のう
ち、3枚は、通常の羽根板を基準として左右端部を結ぶ
線が右下がりに傾斜した右傾斜羽根板116aであり、
後の3枚は左右端部を結ぶ線が左下がりに傾斜した3枚
の左傾斜羽根板116cである。左右のピッチ角は、例
えば約20度程度である。
bと右傾斜羽根板116cの3種類の羽根板116は、
インペラ周方向に順次配置されている。左右傾斜羽根板
116a,116cは、通常の基準羽根板116bを間
に挟んで周方向に対向する位置にある。なお、他の部材
に付いては、図1、2に示す装置と同様の構成を採用す
る。
と、各羽根板116は、板面に受け止めている混合材料
を、遠心力によってそれぞれの左右端部を結ぶ線と直交
する方向に投射する。基準羽根板116bは矢印Xで示
す方向に、先行する右傾斜羽根板116aは矢印Y示す
方向に、また、後続の左傾斜羽根板116cは矢印Zで
示す方向に、混合材料を投射する(図10参照)。この結
果、基準羽根板116bの投射方向に対し、右傾斜羽根
板116aは右方に約20度傾斜した方向に、また左傾
斜板116cは左に約20度傾斜した方向にそれぞれ混
合材料を投射する。各投射が交互に連続されることによ
って、混合材料は、左右に20度分広がった領域に吹き
付けられる。しかも、右から中央を経て左に、そして中
央に戻って再度右へと投射されるので、中央にのみ集中
的に投射する場合と比べて吹付け域表面は自然とならさ
れたような状態になり、吹付け断面も略台形状を呈して
均一になる。これに伴ない、リバウンドも減少する。特
に大容量の装置で、大量の混合材料を投射する場合には
効果的である。
根板のみを基準羽根板に組み合わせて実施することも可
能である。この場合には、左右の傾斜羽根板を有する上
記した例に比べて投射域や吹付け域の広がりが狭くなる
が、従来の基準羽根板のみを採用するものに比べてその
差は顕著である。
せた発明を示す、装置要部の正面図とインペラ羽根板の
側面図である。この発明では、12枚の羽根板の全てに
後退角を設けてある。また、図9及び10の発明と同様
に6枚の羽根板にピッチ角を設けてある。したがって、
左右の傾斜羽根板216a,216cはピッチ角と後退
角を有する。後退角は約15度程度である。なお、本装
置の他の部材は、図1,2の実施例と同様な構成を採用
する。
をインペラの高速回転に伴なう遠心力によって投射口か
ら投射する。このとき、混合材料は、羽根板216の板
面上をインペラ内周方向から外周方向に滑りながら外端
近傍位置より投射される。したがって、羽根板216の
外端近傍にある混合材料と内端に近い位置にある混合材
料とでは、投射するタイミングにずれを生じる。混合材
料の粘性が高まるほど、このずれは拡大され、均一な吹
付けを行いにくくする。羽根板の内端から外端までの寸
法が大きく設定される大容量の装置では、こうした問題
は特に顕著になる。後退角を持つ羽根板216は、中間
から内端に至る部位にある混合材料を外端方向に滑り移
動し易くする。この結果、タイミングのずれが可及的に
小さくなり、特に、大容量の装置での均一な吹付けが達
成される。
装置の投射口周辺部を示すものである。本実施例では、
導入ローラ22に近接して設けられるガイド板128を
本来の投射方向に対して傾斜して取付けてある。傾斜
は、投射方向をリターンローラ21がわに寄せるための
もので、図中リターンローラ21に向け先端上がりにな
っている。羽根板によって投射される混合材料は、ガイ
ド板128の表面によって投射方向を図中上向きに修正
される。図中二点鎖線で本来の投射流の方向を、また一
点鎖線で修正流の方向を示す。リターンローラ21に向
かう無端ベルト27の搬送面に付着した混合材料(主と
してモルタル)は、リターンローラが例えば30度程度
回転したときに遠心力によって飛散される。混合材料の
修正流は、この付着モルタルを巻き込み、これと混じり
合うようにして前方に飛ばされる。混合材料は、ガイド
板128においてもその表面を擦るようにして通過する
ので、含まれている骨材によってガイド板上での堆積、
成長が妨げられる。これらの結果、図1及び2の実施例
に示すようなスクレーパや振動発生装置を付設する必要
がなくなり、投射口周辺部の構造を単純化できる。な
お、傾斜板の傾斜角度は、混合材料の粘度やインペラ及
び走行案内部材の回転速度などによって適宜の角度に設
定される。傾斜角度調整手段を設けることが望ましい。
を、略円錐台形状をした回転する撹拌混合筒内で遠心力
による水平方向分力の作用力とテーパ面による重力作用
力と与えながら撹拌手段によって撹拌混合するので、混
合材料が撹拌混合筒に局部的に滞留することがなくな
り、固結を防止できる。しかも、混合材料が部分的に切
除部を有する撹拌混合筒の大径端部からインペラへと放
出されるので、インペラの羽根板の左右幅に広く受け入
れられた混合材料を大量に投射でき、吹付け域にも広が
りと均一性を持たせることができる。
一部の羽根板にピッチ角を設けてあるので、左右方向に
より幅広い分散投射が可能となり、吹付け面も比較的に
平らな状態を保つことができる。
羽根板に後退角を設けてあるので、混合材料が羽根板の
前後位置で投射タイミングにずれを生じるのを緩和で
き、均一な投射に更に貢献できる。
口にスクレーパを設け、このスクレーパ振動させるよう
にしてあるので、混合材料が投射口から上方に飛散して
投射されるのを防止できるばかりでなく、スクレーパの
板面に混合材料の付着するのを防止でき、投射を均一な
状態に保つことができる。
クレーパを設けることなく簡単な構造で、無端帯状材に
付着したコンクリート混合材料、主としてモルタルを、
混合材料の修正投射流に巻き込むようにして投射させる
ことができる。
た側面図。
図。
図。
状況を示す説明図。
況を示す説明図。
例を示す概略斜視図。
例を示す概略斜視図。
図。
部を示す説明図。
概略構成図。
Claims (11)
- 【請求項1】供給手段によって個別に給送されるコンク
リートと急結剤とを撹拌混合手段によって撹拌混合し、
撹拌混合手段から放出されるコンクリート混合材料を、
回転投射手段に設けられた羽根板で受けつつ投射口より
所定の方向に投射する、コンクリート混合材料の回転投
射式吹付け装置において、 上記回転投射手段は、複数の羽根板を有するインペラの
外周面に投射口の方向が開放される状態で無端帯状材の
一部を巻き掛け、この無端帯状材の他部をインペラの周
面外方に位置する多数の走行案内部材に掛け渡してあ
り、 上記撹拌混合手段は、略円錐台形状をした撹拌混合筒と
撹拌混合筒内で回転する撹拌部材とを備え、 撹拌混合筒は、小径端部を上記供給手段と連通させる一
方、混合材料が放出される大径端部に混合材料を放出す
る端縁を部分的に小径端部方向にずらす切除部が形成さ
れ、この切除部を含む大径端部を上記回転投射手段の羽
根板に臨ませてあり、 また、撹拌部材は、撹拌混合筒の軸線に添って配設され
た回転軸とこの回転軸の軸周に突設した撹拌棒とを有
し、 これら回転軸及び撹拌棒並びに撹拌混合筒を回転駆動手
段によって回転させることにより、コンクリートと急結
剤を撹拌混合筒内で混合しつつ大径端部へと誘導し、切
除部を有する大径端部から混合材料を回転投射手段の上
記羽根板に放出する、 コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置。 - 【請求項2】請求項1記載の回転投射式吹付け装置にお
いて、 前記回転投射手段の多数の羽根板の一部のものに、ピッ
チ角が設けられている、 コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置。 - 【請求項3】請求項1記載の回転投射式吹付け装置にお
いて、 前記回転投射手段の羽根板に、回転方向に対する後退角
が設けられている、コンクリート混合材料の回転投射式
吹付け装置。 - 【請求項4】請求項1記載の回転投射式吹付け装置にお
いて、 前記回転投射手段の羽根板に、回転方向に対する後退角
を設け、かつ一部の羽根板にピッチ角を設けた、 コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置。 - 【請求項5】請求項1に記載の回転投射式吹付け装置に
おいて、 前記投射口の近傍であってインペラから離れた直後の無
端帯状材を引き継ぐ走行案内部材の前方に、スクレーパ
部材を設け、 このスクレーパ部材を振動発生手段によって振動させ
る、 コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置。 - 【請求項6】前記撹拌混合筒の大径端部に形成される切
除部が、所定のピッチで連続する適宜形状をした多数の
切欠きである、 請求項1から5のいずれかに記載の回転投射式吹付け装
置。 - 【請求項7】前記撹拌混合筒の大径端部が、基準位置か
ら小径端部方向になだらかに後退し、周方向略1/2位
置で基準位置に復帰する段差縁を持つことにより、上記
後退域を前記切除部とする、請求項1から5のいずれか
に記載の回転投射式吹付け装置。 - 【請求項8】インペラの羽根板が、インペラ周面の中心
線に対して直交する方向に延びる基準羽根板と、この基
準羽根板に対して左傾斜のピッチ角を持つ左傾斜羽根板
と、基準羽根板に対して右傾斜のピッチ角を持つ右傾斜
羽根板とを備え、 これらの左右の傾斜羽根板が基準羽根板を間に挟んでイ
ンペラ周面に交互に取付けられている、 請求項3もしくは4記載の回転投射式吹付け装置。 - 【請求項9】前記投射口の近傍であって無端帯状材をイ
ンペラに引き継がせる走行案内部材の上方に、混合材料
の投射用のガイド板を設けた、 請求項1記載の回転投射式吹付け装置 - 【請求項10】前記回転投射手段は、インペラが駆動力
を受けて回転し、無端帯状材がインペラの回転に伴なっ
てインペラ外周面と案内部材との間を走行する、 請求項1記載の回転投射式吹付け装置。 - 【請求項11】前記ガイド板は、投射方向がインペラか
ら離れた直後の無端帯状材を引き継ぐ走行案内部材がわ
にずれるよう傾斜して取付けられている、 請求項9記載の回転投射式吹付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06779899A JP3409181B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06779899A JP3409181B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000265791A JP2000265791A (ja) | 2000-09-26 |
| JP3409181B2 true JP3409181B2 (ja) | 2003-05-26 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP06779899A Expired - Fee Related JP3409181B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | コンクリート混合材料の回転投射式吹付け装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107842375B (zh) * | 2017-10-19 | 2019-05-28 | 燕建强 | 用于隧道养护的泥沙喷涂装置 |
| CN119981972B (zh) * | 2025-02-27 | 2025-11-11 | 徐州力优智能科技有限公司 | 一种混凝土喷浆机用混凝土气力喷射装置 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP06779899A patent/JP3409181B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JP2000265791A (ja) | 2000-09-26 |
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