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JP3412945B2 - 画像合成装置及び撮影装置 - Google Patents
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JP3412945B2 - 画像合成装置及び撮影装置 - Google Patents

画像合成装置及び撮影装置

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JP3412945B2
JP3412945B2 JP03421495A JP3421495A JP3412945B2 JP 3412945 B2 JP3412945 B2 JP 3412945B2 JP 03421495 A JP03421495 A JP 03421495A JP 3421495 A JP3421495 A JP 3421495A JP 3412945 B2 JP3412945 B2 JP 3412945B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像を合成して
任意のアスペクト比のパノラマ画像を得るようにした画
像合成装置及び撮影装置に関し、特に被写体が近距離か
ら遠距離にかけて広い範囲に分布している場合に被写体
の距離情報を用いて座標変換処理を行うことにより、高
画質の合成画像を得るようにした画像合成装置及び撮影
装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、テレビ或はビデオの画像のア
スペクト比を換える方式(例えばNTSCの4対3とH
D或はED2の16対9とのコンバージョン)として、
出力時に画像の上下または左右をトリミングする方式が
知られている。 【0003】しかしなから、これらの方式は、撮像した
画像の一部を用いる方式である為、画界が減少してしま
うという欠点があった。 【0004】例えば、16対9のイメージセンサを用い
たHDカメラで撮像した画像情報を、4対3のNTSC
用のモニタで出力する場合、画質的には問題ないが、水
平の画界が1/3も減少してしまう欠点があった。 【0005】該欠点を解決するため本出願人は、特願平
5−223544号において、複数の撮像系で各々、画
界の一部をオーバーラップさせて撮像し、各画像を座標
変換処理して合成することにより、画界の広い画像を得
るようにした複眼撮像装置を提案している。 【0006】同提案では、複数の撮像系を用いて画界の
一部をオーバーラップさせて共通の被写体を撮像する装
置において、該複数の撮像系からの視点の位置ずれ量と
光軸の輻輳角とで視点位置と光軸の方向とが定義される
撮像系を想定し、該仮想の撮像系で撮影されたような、
任意の物体距離及び結像倍率で定義される状態で出力さ
れる一つの画像信号を、合成変換することにより、画質
劣化の少ない、しかも輻輳の際に生じた歪みが補正され
た画像を得るようにしている。 【0007】図10は該複眼撮像装置の撮像系の説明図
であり、2つの撮像系10L,10Rを用いたときの配
置を示している。 【0008】図中、1は撮像系10L,10Rで撮影し
ようとする被写体平面、11L及び11Rは各々等価な
仕様の左側撮像光学系と右側撮像光学系であり、一般的
にはズームレンズが用いられている。 【0009】12L及び12Rは各々等価な仕様の左側
イメージセンサと右側イメージセンサであり、サチコン
等の撮像管又はCCD等の固体撮像素子を用いている。 【0010】LL及びLRは各々、撮像光学系11L,
11Rの光軸、2L,2Rは各々、イメージセンサ12
L,12Rに共役な撮像系10L,10Rの物体面であ
る。 【0011】撮像系10L,10Rは、選定したアスペ
クト比に応じて、各々の画界を所要量オーバーラップす
るように、光軸LL及びLRを同一平面内で被写体面1
の法線O−O′に対して対称にθ程傾斜した状態に配置
されている。(但し、点Oは被写体面1上の点) このとき、2θを輻輳角と称する。また、物体面2L及
び2Rは夫々被写体平面1に対してθ程傾いている。 【0012】点OL及びORは夫々、光軸LL及びLR
と被写体平面1との交点であり、点CL及びCRは夫
々、撮像光学系11L及び11Rの主点(詳しくは被写
体側の主点、以下視点とも称する)である。 【0013】夫々の撮像光学系11L及び11Rには、
変倍レンズ群及び合焦レンズ群があり、これらを駆動す
る駆動系、光軸方向の位置情報を得るためのエンコー
ダ、撮像系を該撮像系の光軸を含む平面内で回転する機
構系、駆動系、そして回転角等を検出するエンコーダ等
が夫々に設けられている。 【0014】そして所望のアスペクト比の画像が得られ
るよう輻輳角制御系が夫々のエンコーダの出力信号に応
じた輻輳角の制御目標値を設定し、輻輳制御を行ってい
る。 【0015】次に画像合成の方法について図10、図3
を用いて説明する。 【0016】図10に示すように、撮像光学系11L及
び11Rの結像倍率をβ、物体距離(OL−CL及びO
R−CRの距離)をzとし、夫々の主点CL、CRは距
離2d(基線長又は視点の位置ずれ量と称する)だけ離
れて配置されている。 【0017】そして被写体面1上から法線O−O′方向
のO′側に向かって距離z′離れた位置に視点をとり、
その視点での仮想的な結像倍率がβ′となるように仮想
的な像面(即ち視点と像面との距離がβ′z′)をとる
とき、第1のイメージセンサ12Lの像面LI、第2の
イメージセンサ11R上の像面RI及び仮想像面ILR
を図3に示している。(但し、図3ではβ<0,β′>
0の時の様子を図示している。) 図3において、点AL,BL,CL,DLは夫々、第1
のイメージセンサ12Lの像面LIの対角上の点であ
り、AR,BR,CR,DRは夫々、第2のイメージセ
ンサ12Rの像面RIの対角上の点である。 【0018】これらの点は夫々、仮想像面ILR上の点
AL′,BL′,CL′,DL′,AR′,BR′,C
R′,DR′に対応している。 【0019】また、点EL,FL,ER,FRは同図に
示すように、像面LI,RIのオーバーラップの中心と
なる上下辺上の点であり、仮想像面ILR上では点
E′,F′に対応し、一致している。 【0020】このとき像面LI,RI,ILRの中心を
夫々原点とし、水平方向をx軸、垂直方向をy軸とし
て、各像面LI,RI,ILRにおける像点の座標を定
義すると、像面LI上の像点(x1,y1)は仮想像面
ILR上で式で表される像点(x1′,y1′)に対
応する。 【0021】 【数2】 同様に像面RI上の像点(x2,y2)は仮想像面IL
R上で式で表される像点(x2′,y2′)に対応す
る。 【0022】 【数3】 従って、,式に示すような幾何変換処理を施し、オ
ーバーラップさせた領域で該複数の画像を合成すること
により、輻輳のある複数のイメージセンサ12L,12
R上の画像を1つの仮想像面ILR上の画像として得ら
れるようにしている。 【0023】この他、特開平5−110926号公報等
では、オーバーラップして撮影した複数の画像を夫々、
座標変換処理し変換後の各画像を合成することにより、
歪曲収差を補正した高精度な画像を得る画像合成装置が
提案されている。 【0024】 【発明が解決しようとする課題】上記特願平5−223
544号において、被写体が広い範囲に分布している場
合、例えば人物等の主要な被写体までの距離と、背景ま
での距離とが著しく異なるとき(以下、距離分布を有す
ると称す)、以下の問題点が生じることがあった。 【0025】例えば、図4に示す物体距離zと異なる距
離に物体Aがあるような場合を想定したとき、,式
の幾何変換処理を行うと、物体距離zと物体Aまでの距
離の差の分だけ仮想像面ILR上での物体Aの位置がズ
レてしまう。 【0026】そこで、物体A上の或る点a1までの距離
をzA、該点の各イメージセンサ12L,12R上での
座標を各々(x1,y1),(x2,y2)としたと
き、位置ズレが発生しない理想的な像点の、仮想像面I
LR上の座標(x1″,y1″),(x2″,y2″)
を求めると、夫々以下に示す,式のようになる。 【0027】 【数4】従って、物体距離zと被写体中の各点までの距離との差
により画像のズレが生じ、そのズレ量が夫々次式のよう
になる。 【0028】 Δx1=x1″−x1′,Δy1=y1″−y1′ Δx2=x2″−x1′,Δy2=y2″−y2′ このため、物体Aの点a1は、例えば図5に示すように
理想的な位置aに対して、x方向にΔx1、Δx2、y
方向にΔy1、Δy2だけズレが生じて、出力画像の画
質が劣化することがあるという問題点があった。本発明
は、複数の画像を座標変換して合成する際、距離情報に
基づいた座標変換を行うことにより、画質劣化が少なく
高精度な画像が得られる画像合成装置及び撮影装置の提
供を目的としている。 【0029】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明の撮影装
置は、光学系L1により撮像素子S1上に被写体像を形
成して撮影する第1の撮像系と、光学系L2により撮像
素子S2上に被写体像を形成して撮影する第2の撮像系
と、を有する撮影手段により被写体を、該第1の撮像系
で得られる撮影画像G1と該第2の撮像系から得られる
撮影画像G2の一部がオーバーラップするように撮影
し、画像合成変換処理手段により、該撮影画像G1と該
撮影画像G2とを合成変換処理して1つの出力画像を得
る際、該出力画像に係る倍率β´と物体距離z´とを設
定し、該第1の撮像系の撮影方向と該第2の撮像系
影方向との相対的な傾き角を2θとし、該傾き角2θの
二等分線上に主点Coを定め、該出力画像の座標を、該
出力画像の中心を原点とし所定方向をX′軸、該X′軸
と直交する方向をY′軸としたときの、該座標(X´、
Y′)で示す出力画像上の点に対応する被写体上の点か
ら主点Coまでの距離Zを距離検出部で検出し、該撮影
画像G1の座標を、該撮影画像G1の中心を原点とし
X′軸に相当する方向をXL、該Y′軸に相当する方向
YLで示し、該撮影画像G2の座標を、該撮影画像G
2の中心を原点としX′軸に相当する方向をXR、該
Y′軸に相当する方向をYRで示し、該光学系L1の被
写体側主点と該光学系L2の被写体側主点との距離を2
d、該光学系L1及び該光学系L2の結像倍率をβ、該
光学系L1及び該光学系L2の物体距離をz、としたと
き、該画像合成変換処理手段では座標(X′、Y′)の
画像データを 【数2】を略満足する、座標(XL、YL)及び(XR、YR)
画像データから補間して求めていることを特徴として
いる。 【0030】 【0031】 【0032】 【0033】 【実施例】図1は本発明の実施例1の要部ブロック図、
図2は本実施例における複眼撮影手段の基本配置を示す
説明図である。 【0034】同図において、20は複眼撮影手段であ
り、2つの撮影系10L,10Rを有し、任意のアスペ
クト比の出力画像が得られるよう画界の一部をオーバー
ラップさせて撮影している。 【0035】40は画像合成変換処理手段であり、後述
のように撮影系10L,10Rからの撮影画像を合成変
換し、該合成変換した画像を出力している。 【0036】1は該出力した画像を撮影する撮像系を想
定したときの仮想の物体面である。 【0037】撮影系10L,10Rは、各々等価な仕様
の、左側撮像光学系11L,右側撮像光学系11Rと、
左側イメージセンサ12L,右側イメージセンサ12R
とを有しており、該撮像光学系11L,11Rにはズー
ムレンズを用いている。 【0038】LL及びLRは各々、撮像光学系11L、
11Rの光軸(撮影方向)、2L、2Rは各々、撮像系
10L、10Rの物体面である。そしてCL、CRは夫
々、撮像光学系11L、11Rの主点(詳しくは被写体
側の主点)であり、該主点CL、CRの間隔(基線長)
は2dである。 【0039】複眼撮影手段20には、撮像光学系11
L,11Rの変倍レンズ群及び合焦レンズ群を駆動する
駆動系や、該変倍レンズ群及び合焦レンズ群の光軸方向
の位置情報を得るためのエンコーダ、そして撮像系10
L,10Rを光軸LL,LRを含む平面内で回転する機
構系、駆動系、そして回転角等を検出するエンコーダ等
が設けられている。 【0040】複眼撮影手段20は、撮像系10Lの撮影
方向と撮像系10Rの撮影方向と(図2中、光軸LL,
LRと同じ)が略同一の平面内(水平面内)において相
対的な傾きを有するように配置しており、各撮影方向が
像側の点O′に輻輳するときの、輻輳角(∠CLO′C
R)を、上記各エンコーダからの出力信号に基づき輻輳
角制御系で、所望のアスペクト比の出力画像が得られる
ように制御目標値を設定し、制御を行っている。 【0041】該出力した画像を撮影する撮像系を想定し
たときの仮想の物体面1は輻輳角2θの二等分線O−
O′を法線とする平面(但し点Oは被写体平面1の中心
点)である。そして該点Oから仮想の主点Coまでの距
離をz′、このときの結像倍率をβ′としている。 【0042】21は画像メモリLであり、撮像系10L
からの左画像をデジタル画像データとして記憶しておく
記憶部、同様に22は画像メモリRであり、撮像系10
Rからの右画像をデジタル画像データとして記憶してお
く記憶部である。 【0043】23はパラメータ記憶部であり、複眼撮影
手段20のパラメータである撮像系10L,10Rの基
線長2d、輻輳角θ、結像倍率β及び物体距離z、並び
に出力画像の仮想撮像系の結像倍率β′及び物体距離
z′等を記憶している。 【0044】24は被写体までの距離を計測する三次元
計測手段であり、例えば図6に示すような光レーダ型と
なっている。 【0045】三次元計測手段24はパルスレーザ241
からのレーザ光を、ビームスプリッタ242,243を
透過させて対象物体(被写体)に照射し、該対象物体で
反射された反射光をビームスプリッタ243で偏向して
計時回路244に導光し検出した時間と、パルスレーザ
241からの光束をビームスプリッタ242で偏向し計
時回路244に導光して検出した時間と、の時間差から
変換回路245によって、主点Coから対象物体までの
距離Zを求めている。そして、上記パルスレーザ241
のレーザ光を二次元的に走査することにより、被写体全
体に亘る距離Z(距離情報)を得ている。 【0046】25は距離情報メモリであり、該三次元計
測手段24で得た距離情報を記憶している。26はアド
レス発生部であり、出力する画像のアドレス(図3
(C)に示すx,y軸で定める座標)を順次発生し、座
標変換部27に送っている。 【0047】座標変換部27ではパラメータ記憶部23
に記憶されている各パラメータと、距離情報メモリ25
に記憶されている距離データZとに基づいて、アドレス
発生部26で発生させたアドレスから、左画像及び右画
像の二次元座標を求めている。 【0048】28は画像データ補間部であり、座標変換
部27で求めた二次元座標のデータを、画像メモリL2
1及び画像メモリR22に記憶されている左眼画像及び
右画像のデータを補間処理して求め、出力用画像メモリ
29に出力している。 【0049】これらの各要素21,22,23,24,
25,26,27,28,29は画像合成変換処理手段
40の一要素を構成している。 【0050】複眼撮影手段20からなるシステム全体の
制御は、不図示のシステム制御部によって行われてい
る。 【0051】本実施例では、出力画像のアスペクト比
と、該出力画像を撮影する撮像系を想定したときの仮想
物体面(被写体面1)を予め設定し、該アスペクト比の
出力画像が得られるように撮像系10L,10Rの各物
体面をオーバーラップさせ、被写体面1を有し該出力画
像を得られるような撮像系の物体距離z′及び結像倍率
β′を仮定し、画像合成変換処理手段40で、撮像系1
0L,10Rからの撮影画像を距離情報に基づいて座標
変換処理しつつ合成することにより、画像劣化が少なく
特に広い画界を有した画像を得られるようにしている。 【0052】次に、座標変換部27における合成変換処
理について説明する。座標変換部27はアドレス発生部
26から送られてきた出力画像面内の座標を(x′,
y′)とすると、左画像及び右画像の座標(xL,y
L)、(xR,yR)は,式の逆変換(θ→−θ,
d→−dとしたもの)、即ち上述の,式により求ま
る。 【0053】従って、複眼撮影手段20のパラメータで
ある基線長2d、輻輳角θ、結像倍率β及び物体距離
z、並びに仮想撮像系のパラメータである結像倍率β′
及び物体距離z′をパラメータ記憶部23から、また距
離情報Zを出力画像面内の座標(x′,y′)に応じて
距離情報メモリ25から読み出し、,式の計算を行
って、左画像及び右画像の座標(xL,yL),(x
R,yR)を画像データ補間部28に送っている。 【0054】次に本発明の実施例2について説明する。
図7は本実施例の構成を示すブロック図であり、図中、
図1と比べ略同一の要素には同符号を付して一部説明を
省略している。 【0055】本実施例では図1の実施例1と比べ距離情
報を入力画像のオーバーラップ領域から対応点を抽出し
て算出している点が異なっている。 【0056】30は対応点抽出部であり、画像メモリL
21,画像メモリR22に記憶された画像のオーバーラ
ップ領域から対応点を抽出している。31は距離情報算
出部であり、該対応点の各画像上での座標と、パラメー
タ記憶部23に記憶された各パラメータと、に基づいて
距離情報を算出している。32は距離情報補間部であ
り、オーバーラップしていない領域の距離情報を補間処
理により求めている。 【0057】対応点抽出部30では、画像メモリL21
の小領域をテンプレートとして設定し、該テンプレート
に位置オフセットをかけて、平行移動させて、画像メモ
リR22の画像データとのテンプレートマッチング(テ
ンプレートと画像メモリR22の画像データとの照合)
を行ない、左画像の座標(xL,yL)に対応する右画
像の座標(xR,yR)を検出している。 【0058】距離情報算出部31では、対応点抽出部3
0の対応点情報である左画像及び右画像の座標(xL,
yL),(xR,yR)とパラメータ記憶部23に記憶
されている基線長2d、輻輳角θ、結像倍率β、物体距
離z、出力画像の仮想撮像系の結像倍率β′、物体距離
z′より、距離データZと出力画像面内の座標(X′,
Y′)を算出して距離情報メモリ25に格納している。
尚、本実施例では距離情報メモリ25に距離情報として
1/Zの値を格納している。 【0059】この距離情報メモリ25に格納される距離
情報データは出力画像面内の一部の領域のデータであ
り、図8に示す仮想像面上の斜線で示された領域のデー
タは左画像と右画像のオーバーラップした領域ではない
ため対応点抽出部30で対応点が検出できず距離情報が
求まらない。 【0060】距離情報補間部32では、このような領域
の距離情報について、予め算出されたオーバーラップ部
の距離情報から補間している。 【0061】図8に示す距離情報の求まらない領域は、
オーバーラップ部の外側で左側部分(図でOLで示す領
域)、オーバーラップ部の外側で右側部分(図でORで
示す領域、オーバーラップ部の内側で左側部分(図でI
Lで示す領域)、オーバーラップ部の内側で右側部分
(図でIRで示す領域)に分けられる。 【0062】距離情報補間部32での補間はOL領域で
は右側のオーバーラップ部の距離情報データから、OR
領域では左側のオーバーラップ部の距離情報データから
行われる。 【0063】また、IL領域ではこの場合、背景部分に
当たると考えられるので距離情報の遠い方のオーバーラ
ップ部の距離情報データ(即ち右側のオーバーラップ部
の距離情報データ)から補間が行われ、同様にIR領域
では距離情報の遠い方のオーバーラップ部の距離情報デ
ータ(即ち左側のオーバーラップ部の距離情報データ)
から補間が行われる。 【0064】図9は補間処理の様子を示した図であり、
図8の破線PP′での断面を示している。図9におい
て、実線部分が予め距離情報の算出されているデータで
あり、点線部分が補間部である。 【0065】このほか補間の方法としては、最も近い水
平方向のオーバーラップ部の距離情報をそのまま割り当
てても良い。このとき、オーバーラップ部の境界で距離
情報が著しく異なる場合には、該境界での(即ちy方向
での)距離情報の平均値又は中央値を割り当てると良
い。 【0066】更に、オーバーラップ部の距離情報データ
から距離Zの分布をスプライン関数等で関数近似し、補
間を行っても良い。 【0067】この場合には距離情報の補間処理が複雑に
なるが、滑らかに距離情報が補間でき、更に良好な出力
画像を得られるようにしている。 【0068】本実施例ではこのようにして求められた距
離情報を用い、座標変換部27で,式に基づいて座
標変換を行っている。 【0069】尚、結像倍率β′、物体距離z′は任意の
係数であり、例えば結像倍率β′を−1、物体距離z′
を1とした場合、 【0070】 【数6】 となる。 【0071】また、本発明に係る画像合成装置として
は、上述のような複眼撮影手段の各パラメータを、随
時、該複眼撮影手段のエンコーダ等から求めて合成変換
処理するものの他、予め撮影した撮影画像を各パラメー
タと共に記憶された記憶媒体から該撮影画像及び各パラ
メータを再生する際に合成変換処理するもの、そして各
パラメータを予め定めた所定の方式で撮影しておき、該
方式に則っとり合成変換処理するものであっても良い。 【0072】 【発明の効果】本発明によれば、複数の画像を座標変換
して合成する際、距離情報に基づいた座標変換を行うこ
とにより、画質劣化が少なく高精度な画像が得られる画
像合成装置及び撮影装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例1の要部ブロック図 【図2】 本発明の実施例1の複眼撮影手段の説明図 【図3】 撮影光学系の像面と仮想像面の説明図 【図4】 従来の複眼撮影手段において被写体が広い距
離分布を持つ場合の説明図 【図5】 従来の画像合成変換処理で生じる画像の位置
ズレの説明図 【図6】 三次元計測手段の説明図 【図7】 本発明の実施例2の要部ブロック図 【図8】 仮想像面における距離情報の補間処理の説明
図 【図9】 距離情報の補間の状態の説明図 【図10】 従来の複眼撮影手段の説明図 【符号の説明】 LL,LR 光軸 10L,10R 撮像系 11L,11R 撮像光学系 12L,12R イメージセンサ 2L,2R 物体面 241 パルスレーザ 242,243 ビームスプリッタ 244 計時回路 245 変換回路 20 複眼撮影手段 21,22 画像メモリ 23 パラメータ記憶部 24 三次元計測手段 25 距離情報メモリ 26 アドレス発生部 27 座標変換部 28 画像データ補間部 29 出力用メモリ 30 対応点抽出部 31 距離情報算出部 32 距離情報補間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−18857(JP,A) 特開 平7−79379(JP,A) 特開 平7−135605(JP,A) 特開 平5−344422(JP,A) 特開 平5−110926(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/232 H04N 5/262 - 5/265

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】 光学系L1により撮像素子S1上に被写
    体像を形成して撮影する第1の撮像系と、光学系L2に
    より撮像素子S2上に被写体像を形成して撮影する第2
    の撮像系と、を有する撮影手段により被写体を、該第1
    の撮像系で得られる撮影画像G1と該第2の撮像系から
    得られる撮影画像G2の一部がオーバーラップするよう
    に撮影し、 画像合成変換処理手段により、該撮影画像G1と該撮影
    画像G2とを合成変換処理して1つの出力画像を得る
    際、該出力画像に係る倍率β´と物体距離z´とを設定
    し、 該第1の撮像系の撮影方向と該第2の撮像系撮影方向
    との相対的な傾き角を2θとし、該傾き角2θの二等分
    線上に主点Coを定め、 該出力画像の座標を、該出力画像の中心を原点とし所定
    方向をX′軸、該X′軸と直交する方向をY′軸とした
    ときの、該座標(X´、Y′)で示す出力画像上の点に
    対応する被写体上の点から主点Coまでの距離Zを距離
    検出部で検出し、該撮影画像G1の座標を、該撮影画像
    G1の中心を原点としX′軸に相当する方向をXL、該
    Y′軸に相当する方向をYLで示し、該撮影画像G2の
    座標を、該撮影画像G2の中心を原点としX′軸に相当
    する方向をXR、該Y′軸に相当する方向をYRで示
    し、該光学系L1の被写体側主点と該光学系L2の被写
    体側主点との距離を2d、該光学系L1及び該光学系L
    2の結像倍率をβ、該光学系L1及び該光学系L2の物
    体距離をz、としたとき、 該画像合成変換処理手段では座標(X′、Y′)の画像
    データを 【数1】 を略満足する、座標(XL、YL)及び(XR、YR)
    画像データから補間して求めていることを特徴とする
    撮影装置。
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