JP3418488B2 - 光ディスク複製用スタンパ製造方法 - Google Patents
光ディスク複製用スタンパ製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク複製用
スタンパ製造方法に関し、より詳細には、レーザディス
ク、コンパクトディスク等の光ディスクによる情報記録
媒体のレプリカ製造技術に関する。
スタンパ製造方法に関し、より詳細には、レーザディス
ク、コンパクトディスク等の光ディスクによる情報記録
媒体のレプリカ製造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体としての光ディスクは、磁
気ディスクや超LSI等の記憶容量に比べて格段に大き
い記録密度および記憶容量をもち、また、アクセス時間
も短かいなどの長所をもっているので、最近では記録媒
体の主流をなしている。これらの光ディスクは、主に、
射出成形法や、射出圧縮成形法により作られる。射出成
形法は、スタンパを取り付けた金型のチャンバ内に溶融
樹脂を充填後に冷却し成形品を取り出す方法で、射出圧
縮成形法は、射出成形法と同様な金型を用いるが、金型
は型開きできるもので、射出圧力により型開きした金型
を型締めして成形する方法である。
気ディスクや超LSI等の記憶容量に比べて格段に大き
い記録密度および記憶容量をもち、また、アクセス時間
も短かいなどの長所をもっているので、最近では記録媒
体の主流をなしている。これらの光ディスクは、主に、
射出成形法や、射出圧縮成形法により作られる。射出成
形法は、スタンパを取り付けた金型のチャンバ内に溶融
樹脂を充填後に冷却し成形品を取り出す方法で、射出圧
縮成形法は、射出成形法と同様な金型を用いるが、金型
は型開きできるもので、射出圧力により型開きした金型
を型締めして成形する方法である。
【0003】ここで使用されるスタンパは、マザー(m
other)スタンパ(以後、マザーと記す)又はサン
(son)スタンパ(以後、サンと記す)が用いられ
る。スタンパは、光ディスクをレプリカ製造する枚数に
従い次第に複製精度が低下するものであるから、光ディ
スク内成形においては、マスタ(master)スタン
パ(以後、マスタと記す)が使用されるのではなく、マ
スタから複製されたマザー又はマザーから複製されたサ
ンが用いられる。マスタの製造方法は、ガラス基板上に
成膜したフォトレジスト層に対し、フォトリソグラフィ
ー法により微細な凹凸形状を形成して、形成された凹凸
形状の上に、スパッタリングや真空蒸着法等によりNi
等の導電性皮膜を施してからNi電鋳を行い、Ni電鋳
をガラス基板から剥離してシート状のマスタが得られ
る。次に、マスタ(又はマザー)からマザー(又はサ
ン)の複製は、下記の方法により得られる。
other)スタンパ(以後、マザーと記す)又はサン
(son)スタンパ(以後、サンと記す)が用いられ
る。スタンパは、光ディスクをレプリカ製造する枚数に
従い次第に複製精度が低下するものであるから、光ディ
スク内成形においては、マスタ(master)スタン
パ(以後、マスタと記す)が使用されるのではなく、マ
スタから複製されたマザー又はマザーから複製されたサ
ンが用いられる。マスタの製造方法は、ガラス基板上に
成膜したフォトレジスト層に対し、フォトリソグラフィ
ー法により微細な凹凸形状を形成して、形成された凹凸
形状の上に、スパッタリングや真空蒸着法等によりNi
等の導電性皮膜を施してからNi電鋳を行い、Ni電鋳
をガラス基板から剥離してシート状のマスタが得られ
る。次に、マスタ(又はマザー)からマザー(又はサ
ン)の複製は、下記の方法により得られる。
【0004】図6は、従来のマザー製造方法を説明する
ための図で、図中、21はホルダ、22は電極、23は
電極リング、24は電極押え、25はマスタ、26はマ
ザーである。
ための図で、図中、21はホルダ、22は電極、23は
電極リング、24は電極押え、25はマスタ、26はマ
ザーである。
【0005】ホルダ21は、ゴム、樹脂等の弾性絶縁物
で形成された有底の円筒状容器であり、底部中央を貫通
して陰極22が設けられ、ホルダ21の底部には、中央
が開口し表面に剥離皮膜を施したマスタ25が外周端面
から裏面に向け電鋳解液が入り込まないように密着して
ホルダ21内に収容されている。マスタ25の中央開口
は、電極押え24で押えられた電極リング23と圧接し
ており、この状態でマスタ25上にマザー26が電鋳さ
れる。
で形成された有底の円筒状容器であり、底部中央を貫通
して陰極22が設けられ、ホルダ21の底部には、中央
が開口し表面に剥離皮膜を施したマスタ25が外周端面
から裏面に向け電鋳解液が入り込まないように密着して
ホルダ21内に収容されている。マスタ25の中央開口
は、電極押え24で押えられた電極リング23と圧接し
ており、この状態でマスタ25上にマザー26が電鋳さ
れる。
【0006】電鋳されたマザー26は、マスタ25から
剥離されるが、マスタ25の外周が完全な円形ではない
ので外周端面が均一にホルダ21に密着しておらず、ま
た、剥離皮膜は薄いので電解液が外周から浸み込み、電
鋳時にマスタ25とマザー26とが接合して一様に剥離
できないためマザー26の外周端を切断する必要があっ
た。
剥離されるが、マスタ25の外周が完全な円形ではない
ので外周端面が均一にホルダ21に密着しておらず、ま
た、剥離皮膜は薄いので電解液が外周から浸み込み、電
鋳時にマスタ25とマザー26とが接合して一様に剥離
できないためマザー26の外周端を切断する必要があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】マザー26を切断する
際にマスタ25の外周も一諸に切断されるので、マザー
26をレプリカ製造する度にマスタ25の外径が小さく
なり、レプリカの枚数が少なくなる。また、更に、マザ
ーからサンを作る場合も同様にレプリカの枚数が製限さ
れ、例えば、1枚のマザーから10枚程度のサンしか得
られなかった。また、マスタ(又はマザー)の外周表面
に金属片による損傷及び歪みが生じやすく、電鋳液が浸
み込むなどしてマスタ(又はマザー)にダメージを与え
てしまう。
際にマスタ25の外周も一諸に切断されるので、マザー
26をレプリカ製造する度にマスタ25の外径が小さく
なり、レプリカの枚数が少なくなる。また、更に、マザ
ーからサンを作る場合も同様にレプリカの枚数が製限さ
れ、例えば、1枚のマザーから10枚程度のサンしか得
られなかった。また、マスタ(又はマザー)の外周表面
に金属片による損傷及び歪みが生じやすく、電鋳液が浸
み込むなどしてマスタ(又はマザー)にダメージを与え
てしまう。
【0008】本発明は、マザー(又はサン)を複製する
とき、マスタ(又はマザー)の外側を切断することなく
マザー(又はサン)の外周Ni薄膜部分だけを取り除く
ことにより、外径が小さくならないようにし、マスタ
(又はマザー)の寿命をのばし安定した高精度の複製ス
タンパの剥離が可能な光ディスク複製用スタンパ製造方
法を提供することを目的とする。
とき、マスタ(又はマザー)の外側を切断することなく
マザー(又はサン)の外周Ni薄膜部分だけを取り除く
ことにより、外径が小さくならないようにし、マスタ
(又はマザー)の寿命をのばし安定した高精度の複製ス
タンパの剥離が可能な光ディスク複製用スタンパ製造方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ガラ
ス基板上に成膜したフォトレジスト層に微細凹凸形状を
形成し、該微細凹凸形状上に導電性被膜形成後Ni電鋳
を行い、該Ni電鋳を前記ガラス基板から剥離し、該N
i電鋳によるマスタを製造するマスタ製造工程と、前記
マスタに剥離被膜処理後、該マスタから前記マスタ製造
工程と同様の工程により、Ni電鋳によるマザーを製造
するマザー製造工程、または、前記マスタから前記マザ
ーを製造する工程と同様の工程により、該マザーから電
鋳によるサンを製造するサン製造工程とからなる光ディ
スク複製用スタンパ製造工程において、前記マスタ又は
マザー上に作成されたマザー又はサンを、該マザー又は
サンの前記Ni電鋳による外周Ni薄膜を刃長調整止め
付きカッタで刃先がマスタ(又はマザー)の面に達しな
いように切断して複製し、マスタ(マザー)の寿命をの
ばすようにしたものである。
ス基板上に成膜したフォトレジスト層に微細凹凸形状を
形成し、該微細凹凸形状上に導電性被膜形成後Ni電鋳
を行い、該Ni電鋳を前記ガラス基板から剥離し、該N
i電鋳によるマスタを製造するマスタ製造工程と、前記
マスタに剥離被膜処理後、該マスタから前記マスタ製造
工程と同様の工程により、Ni電鋳によるマザーを製造
するマザー製造工程、または、前記マスタから前記マザ
ーを製造する工程と同様の工程により、該マザーから電
鋳によるサンを製造するサン製造工程とからなる光ディ
スク複製用スタンパ製造工程において、前記マスタ又は
マザー上に作成されたマザー又はサンを、該マザー又は
サンの前記Ni電鋳による外周Ni薄膜を刃長調整止め
付きカッタで刃先がマスタ(又はマザー)の面に達しな
いように切断して複製し、マスタ(マザー)の寿命をの
ばすようにしたものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記マザー外周面に導電性シールマスクを設けるこ
とにより、請求項1の発明と同様な効果が得られるよう
にしたものである。
て、前記マザー外周面に導電性シールマスクを設けるこ
とにより、請求項1の発明と同様な効果が得られるよう
にしたものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記マザー外周面の表面から裏面にまわり込ませる
ようにして、外周面の損傷を防ぎ、請求項1と同様の効
果が得られるようにしたものである。
て、前記マザー外周面の表面から裏面にまわり込ませる
ようにして、外周面の損傷を防ぎ、請求項1と同様の効
果が得られるようにしたものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記マザー外周面にチタン材のリング状薄板を設け
ることにより、マスタ(又はマザー)の外周面の歪みを
少なくし請求項1と同様の効果が得られるようにしたも
のである。
て、前記マザー外周面にチタン材のリング状薄板を設け
ることにより、マスタ(又はマザー)の外周面の歪みを
少なくし請求項1と同様の効果が得られるようにしたも
のである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記マザーの裏面に、該マザーの外形面より大きい
裏打ち板を設けることにより、マスタ(又はマザー)に
損傷を与えないようにし、請求項1と同様の効果が得ら
れるようにしたものである。
て、前記マザーの裏面に、該マザーの外形面より大きい
裏打ち板を設けることにより、マスタ(又はマザー)に
損傷を与えないようにし、請求項1と同様の効果が得ら
れるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による光ディスク
複製用スタンパ製造方法の実施の形態を説明するための
図で、図1(A)は、スタンパ複製装置部分断面図、図
1(B)は、図1(A)のS部拡大図、図1(C)は、
図1(A)の平面図(但しカッタ部を省く)であり、図
中、1はチャッキング爪、2は負電極、3はマスタ(又
はマザー)、4はマザー(又はサン)、5はカッタ(刃
長調整止め付)、6は刃具、7は刃長調整部である。以
下に示す図1以外の図面においても、図1と同様な作用
をする部分には、図1の場合と同じ参照番号を付してあ
る。
複製用スタンパ製造方法の実施の形態を説明するための
図で、図1(A)は、スタンパ複製装置部分断面図、図
1(B)は、図1(A)のS部拡大図、図1(C)は、
図1(A)の平面図(但しカッタ部を省く)であり、図
中、1はチャッキング爪、2は負電極、3はマスタ(又
はマザー)、4はマザー(又はサン)、5はカッタ(刃
長調整止め付)、6は刃具、7は刃長調整部である。以
下に示す図1以外の図面においても、図1と同様な作用
をする部分には、図1の場合と同じ参照番号を付してあ
る。
【0015】図1(A)において、マスタ3は、ガラス
基板(図示せず)に成膜したフォトレジスト上にフォリ
ソグラフィー法を用いて微細な凹凸状を形成して、該凹
凸状の上にスパッタリングや真空蒸着法によりNiの導
電性皮膜を成膜してから、その上にNi電鋳を施して前
記ガラス基板から剥離してシート状にしたものである。
基板(図示せず)に成膜したフォトレジスト上にフォリ
ソグラフィー法を用いて微細な凹凸状を形成して、該凹
凸状の上にスパッタリングや真空蒸着法によりNiの導
電性皮膜を成膜してから、その上にNi電鋳を施して前
記ガラス基板から剥離してシート状にしたものである。
【0016】マザー4(又はサン)は、マスタ3(又は
マザー)の凹凸面に、黒鉛粉等による剥離皮膜処理を施
した後、凹凸面に対しNi電鋳を行いこれを剥離して、
シート状のマスタ3を電気絶縁材からなるチャッキング
爪1でチャッキングして、電鋳液(図示せず)中で、マ
スタ3(又はマザー)上を負極として電鋳を行い複製す
る。
マザー)の凹凸面に、黒鉛粉等による剥離皮膜処理を施
した後、凹凸面に対しNi電鋳を行いこれを剥離して、
シート状のマスタ3を電気絶縁材からなるチャッキング
爪1でチャッキングして、電鋳液(図示せず)中で、マ
スタ3(又はマザー)上を負極として電鋳を行い複製す
る。
【0017】図1(A)は、この状態を図示したもの
で、マスタ(又はマザー)3上面に複製したマザー(又
はサン)4は、図1(C)に示す円Rの部分で、刃の長
さ0.01mm〜0.02mmのカッタ5で切断してマ
ザー(又はサン)4外周のNi薄膜部を取り除いた後に
マスタ(又はマザー)3からマザー(又はサン)4を剥
離する。
で、マスタ(又はマザー)3上面に複製したマザー(又
はサン)4は、図1(C)に示す円Rの部分で、刃の長
さ0.01mm〜0.02mmのカッタ5で切断してマ
ザー(又はサン)4外周のNi薄膜部を取り除いた後に
マスタ(又はマザー)3からマザー(又はサン)4を剥
離する。
【0018】カッタ5は、図1(B)に示すように刃長
調整部7を有し、該刃長調整部7を調整することによ
り、刃先がマスタ(又はマザー)3の表面に接するか接
する寸前となるようにして、刃先がマスタ(又はマザ
ー)3の表面を傷付けることなく、マザー(又はサン)
4を剥離できるようにしている。
調整部7を有し、該刃長調整部7を調整することによ
り、刃先がマスタ(又はマザー)3の表面に接するか接
する寸前となるようにして、刃先がマスタ(又はマザ
ー)3の表面を傷付けることなく、マザー(又はサン)
4を剥離できるようにしている。
【0019】このように、マザー(又はサン)4を複製
するときにマスタ(又はマザー)3の外側が切断される
ことなくマザー(又はサン)4の外周Ni薄膜部分だけ
が取り除かれるので、マスタ(又はマザー)3を傷付け
ることがなく、寸法変化もないので寿命をのばすことが
できる(請求項1に対応)。なお、請求項1の発明にお
いては、カッタ5により、マザー(又はサン)4の外周
Ni薄膜部分を切断したが、Ni電鋳を行う以前にマザ
ー(又はサン)4の切断部に対して導電体のシール等を
付着して置くことにより、より安全に外周Ni薄膜部分
を切断することができる。
するときにマスタ(又はマザー)3の外側が切断される
ことなくマザー(又はサン)4の外周Ni薄膜部分だけ
が取り除かれるので、マスタ(又はマザー)3を傷付け
ることがなく、寸法変化もないので寿命をのばすことが
できる(請求項1に対応)。なお、請求項1の発明にお
いては、カッタ5により、マザー(又はサン)4の外周
Ni薄膜部分を切断したが、Ni電鋳を行う以前にマザ
ー(又はサン)4の切断部に対して導電体のシール等を
付着して置くことにより、より安全に外周Ni薄膜部分
を切断することができる。
【0020】図2は、本発明による光ディスク複製用ス
タンパ製造方法の実施の形態における他の例を説明する
ための図で、図2(A)は、スタンパ複製装置の部分断
面図、図2(B)は、図2(A)のS部拡大図であり、
図中、8は導電シーリングである。
タンパ製造方法の実施の形態における他の例を説明する
ための図で、図2(A)は、スタンパ複製装置の部分断
面図、図2(B)は、図2(A)のS部拡大図であり、
図中、8は導電シーリングである。
【0021】導電シーリング8は、厚さ0.02mm〜
0.03mmの導電シールマスクであり、該導電シーリ
ング8をNi電鋳前にマスタ(又はマザー)3の外周N
i面に取り付け、Ni電鋳を行う。導電シーリング8の
半径方向の幅は、カッタ5による切断円Rを含むように
選んである。Ni電鋳後のマザー(又はサン)4の導電
シーリング8を有する切断円R上を刃長調整機能を有す
るカッタ5で切断することにより、カッタ5の刃先はマ
スタ(又はマザー)3の表面に達するに至らなくてもマ
ザー(又はサン)4の外周Ni薄膜部分を切断し、マス
タ(又はマザー)3を傷付けることなく剥離することが
できる(請求項2に対応)。
0.03mmの導電シールマスクであり、該導電シーリ
ング8をNi電鋳前にマスタ(又はマザー)3の外周N
i面に取り付け、Ni電鋳を行う。導電シーリング8の
半径方向の幅は、カッタ5による切断円Rを含むように
選んである。Ni電鋳後のマザー(又はサン)4の導電
シーリング8を有する切断円R上を刃長調整機能を有す
るカッタ5で切断することにより、カッタ5の刃先はマ
スタ(又はマザー)3の表面に達するに至らなくてもマ
ザー(又はサン)4の外周Ni薄膜部分を切断し、マス
タ(又はマザー)3を傷付けることなく剥離することが
できる(請求項2に対応)。
【0022】図3は、本発明による光ディスク複製用ス
タンパ製造方法の実施の形態における、更に他の例を説
明するための図で、図3(A)は、スタンパ複製装置の
部分断面図、図3(B)は、図3(A)のS部拡大図で
あり、図中、9は導電テープである。
タンパ製造方法の実施の形態における、更に他の例を説
明するための図で、図3(A)は、スタンパ複製装置の
部分断面図、図3(B)は、図3(A)のS部拡大図で
あり、図中、9は導電テープである。
【0023】導電テープ9は、マスタ(又はマザー)3
の外周Ni表面から裏面にまわり込ませるように貼り付
けて電鋳して、電鋳後にマザー(又はサン)4の外周N
i薄膜部をカッタ5で切断して取り除きマザー(又はサ
ン)4を剥離するもので、カッタ5は刃長調整部7の調
整により刃先がマスタ(又はマザー)3に達しないよう
にしている。
の外周Ni表面から裏面にまわり込ませるように貼り付
けて電鋳して、電鋳後にマザー(又はサン)4の外周N
i薄膜部をカッタ5で切断して取り除きマザー(又はサ
ン)4を剥離するもので、カッタ5は刃長調整部7の調
整により刃先がマスタ(又はマザー)3に達しないよう
にしている。
【0024】導電テープ9をマスタ(又はマザー)3の
外周で表面から裏面にまわり込ませているので、マスタ
(又はマザー)3の表面を傷付けることなく、また、電
鋳液がマスタ(又はマザー)表面側に浸み込むことを防
ぐことができる(請求項3に対応)。
外周で表面から裏面にまわり込ませているので、マスタ
(又はマザー)3の表面を傷付けることなく、また、電
鋳液がマスタ(又はマザー)表面側に浸み込むことを防
ぐことができる(請求項3に対応)。
【0025】図4は、本発明による光ディスク複製用ス
タンパ製造方法の実施の形態における、更に他の例を説
明するための図で、図4(A)は、スタンパ複製装置の
部分断面図、図4(B)は、図4(A)のS部拡大図で
あり、図中、10はチタン材リング板である。
タンパ製造方法の実施の形態における、更に他の例を説
明するための図で、図4(A)は、スタンパ複製装置の
部分断面図、図4(B)は、図4(A)のS部拡大図で
あり、図中、10はチタン材リング板である。
【0026】チタン材リング板10は、外周がマスタ
(又はマザー)3の外周より大径で、内周が切断円Sよ
りも大形な円形リングで、厚さが0.05mm〜0.1
mm程度の薄いチタン材からなっており、電鋳前のマス
タ(又はマザー)3の上面に取り付けておき、電鋳を行
ったあと、電鋳されたマザー(又はサン)4の外周Ni
薄膜部を刃長調整機能付のカッタ5により切断面Sで切
断して取り除いてからマザー(又はサン)4を剥離し、
その後、チタン材リング板10を剥離する。
(又はマザー)3の外周より大径で、内周が切断円Sよ
りも大形な円形リングで、厚さが0.05mm〜0.1
mm程度の薄いチタン材からなっており、電鋳前のマス
タ(又はマザー)3の上面に取り付けておき、電鋳を行
ったあと、電鋳されたマザー(又はサン)4の外周Ni
薄膜部を刃長調整機能付のカッタ5により切断面Sで切
断して取り除いてからマザー(又はサン)4を剥離し、
その後、チタン材リング板10を剥離する。
【0027】マスタ(又はマザー)3の外周にマスタ
(又はマザー)3よりも大径で厚さの薄いチタン材リン
グ10を取り付けたので、マスタ(又はマザー)3の表
面の歪が少なくなり、このため安定した平面が得られる
のでマスタ(又はマザー)3の表面を傷付けることなく
上部のマザー(又はサン)4の外周Ni薄膜を取り除く
ことができる(請求項4に対応)。
(又はマザー)3よりも大径で厚さの薄いチタン材リン
グ10を取り付けたので、マスタ(又はマザー)3の表
面の歪が少なくなり、このため安定した平面が得られる
のでマスタ(又はマザー)3の表面を傷付けることなく
上部のマザー(又はサン)4の外周Ni薄膜を取り除く
ことができる(請求項4に対応)。
【0028】図5は、本発明による光ディスク複製用ス
タンパ製造方法の実施の形態における、更に他の例を説
明するための図で、図5(A)は、スタンパ複製装置の
部分断面図、図5(B)は、図4(A)のカッタを除い
たS部拡大図、図5(C)は、図5(A)の要部平面図
で、図中、11は裏打ち板、12は導電接着材である。
タンパ製造方法の実施の形態における、更に他の例を説
明するための図で、図5(A)は、スタンパ複製装置の
部分断面図、図5(B)は、図4(A)のカッタを除い
たS部拡大図、図5(C)は、図5(A)の要部平面図
で、図中、11は裏打ち板、12は導電接着材である。
【0029】図5(B)に示すように、マスタ(又はマ
ザー)3はチャッキング爪1に直接取り付けられるので
はなく、電気絶縁性の裏打ち板11に接合した導電性接
着材12の上部面に取り付けられる。裏打ち板11の外
径は、マスタ(又はマザー)3の外径よりも大きく、外
周がチヤッキング爪1の内壁面に接するように取り付け
られている。このように導電性接着材12は、マスタ
(又はマザー)3の外径と略同じ外径寸法をもってお
り、該導電性接着材12を介してマスタ(又はマザー)
3を負に帯電して電鋳し、マスター(又はマザー)3の
上面電鋳によるにマザー(又はサン)4を形成する。
ザー)3はチャッキング爪1に直接取り付けられるので
はなく、電気絶縁性の裏打ち板11に接合した導電性接
着材12の上部面に取り付けられる。裏打ち板11の外
径は、マスタ(又はマザー)3の外径よりも大きく、外
周がチヤッキング爪1の内壁面に接するように取り付け
られている。このように導電性接着材12は、マスタ
(又はマザー)3の外径と略同じ外径寸法をもってお
り、該導電性接着材12を介してマスタ(又はマザー)
3を負に帯電して電鋳し、マスター(又はマザー)3の
上面電鋳によるにマザー(又はサン)4を形成する。
【0030】電鋳されたマザー(又はサン)4は、外周
が裏打ち板11上で、マスタ(又はマザー)3および導
電接着材12を包み込むように形成されるので、カッタ
5の刃具6の位置をマスタ(又はマザー)3の外周と略
等しい切削円R上に設定して切断する。カッタ5の刃先
は、厚板で安定した平面をもつ裏打ち板11上にあるの
で、マスタ(又はマザー)3を損傷することがなく、マ
ザー(又はサン)4の外周Ni薄膜を取り除き剥離する
ことができる。
が裏打ち板11上で、マスタ(又はマザー)3および導
電接着材12を包み込むように形成されるので、カッタ
5の刃具6の位置をマスタ(又はマザー)3の外周と略
等しい切削円R上に設定して切断する。カッタ5の刃先
は、厚板で安定した平面をもつ裏打ち板11上にあるの
で、マスタ(又はマザー)3を損傷することがなく、マ
ザー(又はサン)4の外周Ni薄膜を取り除き剥離する
ことができる。
【0031】
請求項1の効果:ガラス基板上に成膜したフォトレジス
ト層に微細凹凸形状を形成し、該微細凹凸形状上に導電
性被膜形成後Ni電鋳を行い、該Ni電鋳を前記ガラス
基板から剥離し、該Ni電鋳によるマスタを製造するマ
スタ製造工程と、前記マスタに剥離被膜処理後、該マス
タから前記マスタ製造工程と同様の工程により、Ni電
鋳によるマザーを製造するマザー製造工程、または、前
記マスタから前記マザーを製造する工程と同様の工程に
より、該マザーから電鋳によるサンを製造するサン製造
工程とからなる光ディスク複製用スタンパ製造工程にお
いて、前記マスタ又はマザー上に作成されたマザー又は
サンを、該マザー又はサンの前記Ni電鋳による外周N
i薄膜を刃長調整止め付きカッタで刃先がマスタ(又は
マザー)の面に達しないように切断して複製するように
したので、マスタ(マザー)の寿命をのばすことができ
る。
ト層に微細凹凸形状を形成し、該微細凹凸形状上に導電
性被膜形成後Ni電鋳を行い、該Ni電鋳を前記ガラス
基板から剥離し、該Ni電鋳によるマスタを製造するマ
スタ製造工程と、前記マスタに剥離被膜処理後、該マス
タから前記マスタ製造工程と同様の工程により、Ni電
鋳によるマザーを製造するマザー製造工程、または、前
記マスタから前記マザーを製造する工程と同様の工程に
より、該マザーから電鋳によるサンを製造するサン製造
工程とからなる光ディスク複製用スタンパ製造工程にお
いて、前記マスタ又はマザー上に作成されたマザー又は
サンを、該マザー又はサンの前記Ni電鋳による外周N
i薄膜を刃長調整止め付きカッタで刃先がマスタ(又は
マザー)の面に達しないように切断して複製するように
したので、マスタ(マザー)の寿命をのばすことができ
る。
【0032】請求項2の効果:請求項1の発明におい
て、前記マザー外周面に導電性シールマスクを設けたの
で、請求項1の発明と同様な効果が得られ、しかも、マ
スタ(又はマザー)を損傷する率を小さくすることがで
きる。
て、前記マザー外周面に導電性シールマスクを設けたの
で、請求項1の発明と同様な効果が得られ、しかも、マ
スタ(又はマザー)を損傷する率を小さくすることがで
きる。
【0033】請求項3の効果:請求項1の発明におい
て、前記マザー外周面の表面から裏面にまわり込ませて
導電性テープを貼り付けたので、外周面の損傷を防ぐと
ともに電鋳液の浸み込みを防ぐことができ、更に、請求
項1と同様の効果が得られる。
て、前記マザー外周面の表面から裏面にまわり込ませて
導電性テープを貼り付けたので、外周面の損傷を防ぐと
ともに電鋳液の浸み込みを防ぐことができ、更に、請求
項1と同様の効果が得られる。
【0034】請求項4の効果:請求項1の発明におい
て、前記マザー外周面にチタン材のリング状薄板を設け
たので、マスタ(又はマザー)の外周面の歪みが少なく
なり請求項1と同様の効果が得られる。
て、前記マザー外周面にチタン材のリング状薄板を設け
たので、マスタ(又はマザー)の外周面の歪みが少なく
なり請求項1と同様の効果が得られる。
【0035】請求項5の効果:請求項1の発明におい
て、前記マザーの裏面に、該マザーの外形面より大きい
裏打ち板を設け、マスタ(又はマザー)と略等しい外周
でマザー(又はサン)を切断したのでマスタ(又はマザ
ー)に損傷を与えることがなく、請求項1と同様の効果
が得られる。
て、前記マザーの裏面に、該マザーの外形面より大きい
裏打ち板を設け、マスタ(又はマザー)と略等しい外周
でマザー(又はサン)を切断したのでマスタ(又はマザ
ー)に損傷を与えることがなく、請求項1と同様の効果
が得られる。
【図1】 本発明による光ディスク複製用スタンパ製造
方法の実施の形態を説明するための図である。
方法の実施の形態を説明するための図である。
【図2】 本発明による光ディスク複製用スタンパ製造
方法の実施の形態における他の例を説明するための図で
ある。
方法の実施の形態における他の例を説明するための図で
ある。
【図3】 本発明による光ディスク複製用スタンパ製造
方法の実施の形態における、更に他の例を説明するため
の図である。
方法の実施の形態における、更に他の例を説明するため
の図である。
【図4】 本発明による光ディスク複製用スタンパ製造
方法の実施の形態における、更に他の例を説明するため
の図である。
方法の実施の形態における、更に他の例を説明するため
の図である。
【図5】 本発明による光ディスク複製用スタンパ製造
方法の実施の形態における、更に他の例を説明するため
の図である。
方法の実施の形態における、更に他の例を説明するため
の図である。
【図6】 従来のマザー製造方法を説明するための図で
ある。
ある。
1…チャッキング爪、2…負電極、3…マスタ(又はマ
ザー)、4…マザー(又はサン)、5…カッタ(刃長調
整止め付)、6…刃具、7…刃長調整部、8…導電シー
リング、9…導電テープ、10…チタン材リング板、1
1…裏打ち板、12…導電接着材。
ザー)、4…マザー(又はサン)、5…カッタ(刃長調
整止め付)、6…刃具、7…刃長調整部、8…導電シー
リング、9…導電テープ、10…チタン材リング板、1
1…裏打ち板、12…導電接着材。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−215996(JP,A)
特開 平1−246391(JP,A)
特開 平3−43101(JP,A)
特開 平3−291392(JP,A)
特開 平4−183889(JP,A)
特開 平5−342643(JP,A)
特開 平6−302019(JP,A)
特開 平7−150386(JP,A)
特開 昭62−44339(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C25D 1/00
C25D 1/20
G11B 7/26
Claims (5)
- 【請求項1】 ガラス基板上に成膜したフォトレジスト
層に微細凹凸形状を形成し、該微細凹凸形状上に導電性
被膜形成後Ni電鋳を行い、該Ni電鋳を前記ガラス基
板から剥離し、該Ni電鋳によるマスタスタンパを製造
するマスタ製造工程と、前記マスタスタンパに剥離被膜
処理後、該マスタスタンパから前記マスタ製造工程と同
様の工程により、Ni電鋳によるマザースタンパを製造
するマザー製造工程、または、前記マスタスタンパから
前記マザースタンパを製造する工程と同様の工程によ
り、該マザースタンパから電鋳によるサンスタンパを製
造するサン製造工程とからなる光ディスク複製用スタン
パ製造工程において、前記マスタスタンパ上に作成され
たマザースタンパを、該マザースタンパの前記Ni電鋳
による外周Ni薄膜を刃長調整止め付きカッタで切断し
て取り除いてから剥離することを特徴とする光ディスク
複製用スタンパ製造方法。 - 【請求項2】 前記マスタスタンパ外周面に導電性シー
ルマスクを設けていることを特徴とする請求項1に記載
の光ディスク複製用スタンパ製造方法。 - 【請求項3】 前記マスタスタンパ外周面に表面から裏
面にまわり込んで導電性テープを貼り付けることを特徴
とする請求項1に記載の光ディスク複製用スタンパ製造
方法。 - 【請求項4】 前記マスタスタンパ外周面にチタン材の
リング状薄板を設けることを特徴とする請求項1に記載
の光ディスク複製用スタンパ製造方法。 - 【請求項5】 前記マスタスタンパの裏面に、マスタス
タンパの外形面より大きい裏打ち板を設けていることを
特徴とする請求項1に記載の光ディスク複製用スタンパ
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26173995A JP3418488B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 光ディスク複製用スタンパ製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26173995A JP3418488B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 光ディスク複製用スタンパ製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09104994A JPH09104994A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3418488B2 true JP3418488B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=17366042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26173995A Expired - Fee Related JP3418488B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 光ディスク複製用スタンパ製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3418488B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108971902A (zh) * | 2018-03-07 | 2018-12-11 | 深圳市金宝盈文化股份有限公司 | 一种贵金属产品的制作方法 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP26173995A patent/JP3418488B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09104994A (ja) | 1997-04-22 |
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