JP3440076B2 - 無線インフラ装置 - Google Patents
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Description
信システム、特にCDMA(Code Division Multiple A
ccess)における無線インフラ装置に関する。
は、最尤推定に基づいて希望波と共に干渉波を推定する
干渉キャンセラ技術が用いられている。CDMAシステ
ムにおける干渉キャンセラの方式としては、シングルユ
ーザ型(SUD: Single User Detection)型とマルチユー
ザ型(MUD: Multi User Detection)がある。
び判定データに基づいて他ユーザの干渉レプリカ信号を
受信側で生成し、このレプリカ信号を受信信号から差し
引くことにより、SIR(Signal to Interference Rat
io:信号電力対干渉電力比)を向上させる処理を、複数
回(マルチステージ)繰り返すことにより受信特性を改
善するマルチステージ型干渉キャンセラや、全チャネル
の全シンボルの尤度をランキング処理し、尤度の高いシ
ンボルから受信側でレプリカ信号を生成して受信信号か
ら差し引くことにより、SIRを向上させ受信特性を改
善するシングルステージ型干渉キャンセラがある。
A(Wideband-Code Division Multiple Access)は、種
々の伝送レートを扱うマルチメディア通信の実現に適し
たシステムである。このW−CDMAへの干渉キャンセ
ラの適用について、現在各研究機関で開発され発表され
ている技術は、主に上り回線のDPCH(DedicatedPhy
sical CHannel)に適用する技術である。
ラの適用においては、他局のDPDCH(Dedicated Ph
ysical Data CHannel)又はDPCCH(Dedicated Phy
sical Control CHannel)の受信信号からレプリカ信号
を作成し、そのレプリカ信号を総受信信号から差し引く
ことにより、自局の復調において受信信号から干渉成分
をキャンセルする。この技術は、干渉キャンセラ(MU
D)を基地局に適用して、主にDPDCHの所要Eb/
No(SIR)の低減を実現するための技術である。
はDPCCHのいずれの信号を用いてレプリカ信号を作
成したとしても、DPDCHの復調においてのみ受信信
号から他局間干渉をキャンセルすることになる。これ
は、干渉キャンセラにおいてレプリカ信号を作成して受
信信号から差し引く処理に対する遅延がDPDCHでは
多少(数フレーム程度)許容できるためである。
は、処理量だけでなく処理遅延を小さくすることが、実
現上での大きな課題である。実際に報告されている干渉
キャンセラによるDPDCH(データ部分)の復調遅延
は数スロットから数フレーム程度になっている。
号の許容遅延量が大変厳しい。例えば、上り回線信号の
スロット構成を図11に示すように、すなわちDPDC
Hを同相成分(Ich)に割り当て、DPCCHを直交
成分(Qch)に割り当てた構成とした場合、標準化に
おいては、図12に示すように、送信電力制御用のTP
C(Transmission Power Control)ビットにしたがっ
て、受信側ではTPCビットを受信した直後の最初のパ
イロット信号から送信パワを変化させること(図12に
おける矢印X)が規定されている。このため、数十μs
の処理遅延しか許容できない。また、送信ダイバーシチ
又はSSDT(Site Selection DiversityTransmissio
n)用コマンドであるFBI(FeedBack Information)
や伝送レートやサービスなどの通信品質の種別を表すT
FCI(Transport-Format Combination Indicator)の
復調も使用目的によっては1スロット以下の処理遅延し
か許容されない。
延量が小さいDPCCHの信号の復調は、干渉をキャン
セルする前又は干渉をキャンセルしている途中の段階で
処理される必要がある。このため、DPDCHと異な
り、DPCCHの受信特性の干渉キャンセラによる改
善、すなわち所要SIR又はEb/Noなどの低減は実
現が困難である。
すると、図13に示すように、DPDCHへの干渉が低
減されるので、通信端末におけるDPDCHの送信パワ
を低減させることができ、他局への干渉を低減させるこ
とができる。したがって、DPDCHの送信パワの低減
によりDPCCHの送信パワも低減することが可能とな
る。
送信パワが低減されることによる効果(図13の破線の
領域)をシステム容量の増加に使う、すなわち新たなユ
ーザの追加に使用すると、結局増加したユーザ分干渉が
増えることになり、相対的にDPCCHの送信パワが必
要となり、チャネル推定やTPCコマンドの復調など復
調遅延の厳しいDPCCHに必要な所要送信パワは低減
しない。
通常の場合におけるDPDCHとDPCCHとを多重送
信する際のゲインファクタ(Gain factor:G)に対し
て、基地局に干渉キャンセラが導入された場合には、こ
のゲインファクタが大きく変化することになる。
の能力、すなわち干渉除去性能、適用チャネル(例え
ば、特定の伝送レートの通信チャネル(DPCH)のみ
に適用可能であるなど)、適用部分(例えば、DPDC
Hのみ適用するなど)に依存する。したがって、最適な
ゲインファクタは、上述したように、干渉キャンセラを
適用しない基地局と、干渉キャンセラを適用した基地局
との間で大きく異なるが、その他にも、干渉キャンセラ
を適用した基地局同士でも、干渉キャンセラの能力が違
えば、異なると考えられる。
ワーク側(上位のレイヤ)で決定され、制御信号によっ
て通信端末側に伝送されることが3GPP(3rd.Genera
tionPartnership Project)により規定されている。
SIR(target SIR)をベースとし、基地局で制御され
るインナーループと、回線品質(ビット誤り率(Bit Er
rorRate:BER)又はブロック誤り率(Block Error Rat
e:BLER)をベースに目標SIRをRNC(Radio Netwo
rk Controller)において制御するアウターループとに
より構成される。
ity Hand Over:DHO)においてアウターループによりR
NCで制御される目標SIRの値は、複数の基地局間で
共通かつ唯一の値として制御されている。これは、所要
品質(BLERなど)を満たすSIR値が複数の基地局
間で大きく異ならないことを前提にしているためであ
る。
ーバにおいては、通信端末は2つの基地局と同時に通信
する。上述したように、干渉キャンセラを導入しない基
地局に対して送信する場合と干渉キャンセラを導入した
基地局に対して送信する場合とでは、最適なゲインファ
クタがそれぞれ異なる。したがって、干渉キャンセラの
適用・非適用の基地局間又は干渉キャンセラの能力が異
なる基地局間におけるダイバーシチハンドオーバの際
に、最適なゲインファクタをどのように決定すれば良い
かについて問題となるが、これを解決する手法が存在し
ていないのが現状である。
と、目標SIRに対する受信能力、すなわち、DPCC
HのSIRとDPDCHの品質(BER、BLER)と
の関係を変化させてしまう。よって、DPCCHにおけ
るSIRの測定値が一定であっても、各基地局のDPD
CHの復調能力(基本的な受信能力、干渉キャンセラの
有無やその干渉除去能力など)によってDPDCHの回
線品質は異なることになる。
入した場合において、DPCCHのSIRとDPDCH
の品質(BER、BLER)との関係を干渉キャンセラ
の非適用時と同一の関係に維持するには、干渉キャンセ
ラの適用・非適用や干渉キャンセラの能力に応じてゲイ
ンファクタを調整する必要がある。
中においては、異なる受信能力の基地局に対して、通信
端末は共通のゲインファクタで構成されたDPDCHと
DPCCHの多重信号を送信する。よって、DPCCH
のSIRとDPDCHの品質(BER、BLER)との
関係は受信される各基地局毎に異なることは避けられな
い。
あり、干渉キャンセラの適用・非適用の基地局間又は干
渉キャンセラの能力などの目標SIR値に対する受信能
力が異なる基地局間におけるダイバーシチハンドオーバ
の際に、最適なゲインファクタで通信を行い、また基地
局間でDPDCHの通信品質が大きく異ならないような
アウターループ制御ができる無線インフラ装置を提供す
ることを目的とする。
置は、データチャネル及び制御チャネルがコード多重さ
れてなる上り回線信号を用いて信号電力対干渉電力比を
測定する測定手段並びに前記信号電力対干渉電力比と目
標信号電力対干渉電力比とから送信電力制御信号を生成
する送信電力制御手段を備えた基地局装置と、各基地局
からの基地局情報に基づいて前記データチャネル及び前
記制御チャネルに対するゲインファクタを制御する制御
手段、前記目標信号電力対干渉電力比を制御する制御手
段、並びに前記基地局情報及び前記ゲインファクタを用
いて前記目標信号電力対干渉電力比を補正する補正手段
を備えた制御局と、を具備する構成を採る。
おいて、ダイバーシチハンドオーバでない場合に、制御
手段は、基地局情報に基づいてゲインファクタを制御
し、補正手段は、前記基地局情報に基づいて目標信号電
力対干渉電力比を補正する構成を採る。
おいて、ダイバーシチハンドオーバ状態に、制御手段
は、基地局情報に基づいて共通のゲインファクタを決定
し、補正手段は、前記基地局情報に基づいてハンドオー
バ対象の各基地局に対して個別に目標信号電力対干渉電
力比を補正する構成を採る。
などを考慮してゲインファクタや目標信号電力対干渉電
力比を制御するので、干渉キャンセラの適用・非適用の
基地局間又は干渉キャンセラの能力が異なる基地局間に
おけるダイバーシチハンドオーバの際に、干渉キャンセ
ラの効果を活かしつつ基地局の受信性能を劣化させず
に、最適なゲインファクタで通信を行い、また基地局間
でDPDCHの通信品質が大きく異ならないようなアウ
ターループ制御ができる。
基地局ではRNCで指定された目標SIRで制御すれば
良く、基地局装置への負担を小さくすることができる。
基地局を多数配置する場合には、基地局を低コスト又は
小型化が求められるため、このような構成が望ましいと
考えられる。
ネル及び制御チャネルがコード多重されてなる上り回線
信号を用いて信号電力対干渉電力比を測定する測定手
段、前記信号電力対干渉電力比と目標信号電力対干渉電
力比とから送信電力制御信号を生成する送信電力制御手
段、並びに基地局情報と前記データチャネル及び前記制
御チャネルに対するゲインファクタとを用いて前記目標
信号電力対干渉電力比を補正する補正手段を備えた基地
局装置と、前記目標信号電力対干渉電力比を制御する制
御手段並びに各基地局からの基地局情報に基づいてゲイ
ンファクタを制御する制御手段を備えた制御局と、を具
備する構成を採る。
を考慮してゲインファクタや目標信号電力対干渉電力比
を制御するので、干渉キャンセラの適用・非適用の基地
局間又は干渉キャンセラの能力が異なる基地局間におけ
るダイバーシチハンドオーバの際に、干渉キャンセラの
効果を活かしつつ基地局の受信性能を劣化させずに、最
適なゲインファクタで通信を行行い、また基地局間でD
PDCHの通信品質が大きく異ならないようなアウター
ループ制御ができる。
RNCはDHOにおいて複数の基地局に対して従来通り
の共通の目標SIRを伝送すればよく、ある特定の基地
局に後から干渉キャンセラを導入するような場合におい
ても、RNCの構成を大きく変更する必要がない。基地
局が自己の受信能力又は干渉キャンセラの導入などによ
る受信能力の変更量に応じて個別に目標SIRで制御す
れば良いため、RNCにおける機能追加などの負担を小
さくすることができる。1つのRNCが管理する全エリ
アではなく、一部の特定エリアの基地局のみに干渉キャ
ンセラの導入を図るなど、目標SIR値に対する受信能
力を大きく改善する装置を追加するような場合は、この
ような構成が望ましいと考えられる。
おいて、ゲインファクタの制御が、接続基地局数、各基
地局装置の基地局情報などからなるパラメータ群より選
ばれた少なくとも一つを用いて制御する構成を採る。
おいて、基地局情報が、基地局の受信能力、誤り率測定
結果などからなる群より選ばれた少なくとも一つである
構成を採る。
おいて、受信能力が、干渉キャンセラの有無、受信特性
ゲイン、データチャネル及び制御チャネルの受信特性改
善度合いの差、又は干渉キャンセラを適用するチャネル
の範囲やチャネル数などである構成を採る。
おいて、目標信号電力対干渉電力比の補正は、基地局情
報、データチャネル及び制御チャネルに対するゲインフ
ァクタ、共通の目標信号電力対干渉電力比、並びに各基
地局毎の誤り率測定結果などからなるパラメータ群より
選ばれた少なくとも一つを用いて行う構成を採る。
おいて、ダイバーシチハンドオーバ時において、ゲイン
ファクタの選択状況や、対象基地局の基地局情報の差に
応じて、ハンドオーバアルゴリズム又はその判定パラメ
ータなどを変更するハンドオーバ制御手段を具備する構
成を採る。
の選択状況や基地局間の受信能力差などに応じてハンド
オーバアルゴリズムやその判定パラメータなどを適応的
に制御して、干渉キャンセラ導入の効果を十分に発揮さ
せることができる。
フラ装置で決定されたゲインファクタを通信端末装置に
伝送するための送信手段を具備する構成を採る
ラ装置で決定されたゲインファクタでデータチャネル及
び制御チャネルをゲイン調整するゲイン調整手段と、ゲ
イン調整されたデータチャネル及び制御チャネルをコー
ド多重する多重手段と、を具備する構成を採る。
ドオーバ中に、対象基地局の基地局情報が大きく異なる
場合であっても、良好にダイバーシチハンドオーバを行
うことができる。
局装置において、データチャネル及び制御チャネルがコ
ード多重されてなる上り回線信号を用いて信号電力対干
渉電力比を測定し、前記信号電力対干渉電力比と目標信
号電力対干渉電力比とから送信電力制御信号を生成し、
制御局において、各基地局からの基地局情報に基づいて
前記データチャネル及び前記制御チャネルに対するゲイ
ンファクタを制御すると共に前記目標信号電力対干渉電
力比を制御し、前記基地局情報及び前記ゲインファクタ
を用いて前記目標信号電力対干渉電力比を補正すること
を特徴とする。
を考慮してゲインファクタや目標信号電力対干渉電力比
を制御するので、干渉キャンセラの適用・非適用の基地
局間又は干渉キャンセラの能力が異なる基地局間におけ
るダイバーシチハンドオーバの際に、干渉キャンセラの
効果を活かしつつ基地局の受信性能を劣化させずに、最
適なゲインファクタで通信を行い、また基地局間でDP
DCHの通信品質が大きく異ならないようなアウタール
ープ制御ができる。
基地局ではRNCで指定された目標SIRで制御すれば
良く、基地局装置への負担を小さくすることができる。
基地局を多数配置する場合には、基地局を低コスト又は
小型化が求められるため、このような方法が望ましいと
考えられる。
局装置において、データチャネル及び制御チャネルがコ
ード多重されてなる上り回線信号を用いて信号電力対干
渉電力比を測定し、前記信号電力対干渉電力比と目標信
号電力対干渉電力比とから送信電力制御信号を生成し、
基地局情報と前記データチャネル及び前記制御チャネル
に対するゲインファクタとを用いて前記目標信号電力対
干渉電力比を補正し、制御局において、前記目標信号電
力対干渉電力比を制御すると共に各基地局からの基地局
情報に基づいてゲインファクタを制御することを特徴と
する。
を考慮してゲインファクタや目標信号電力対干渉電力比
を制御するので、干渉キャンセラの適用・非適用の基地
局間又は干渉キャンセラの能力が異なる基地局間におけ
るダイバーシチハンドオーバの際に、干渉キャンセラの
効果を活かしつつ基地局の受信性能を劣化させずに、最
適なゲインファクタで通信を行行い、また基地局間でD
PDCHの通信品質が大きく異ならないようなアウター
ループ制御ができる。
RNCはDHOにおいて複数の基地局に対して従来通り
の共通の目標SIRを伝送すればよく、ある特定の基地
局に後から干渉キャンセラを導入するような場合におい
ても、RNCの構成を大きく変更する必要がない。基地
局が自己の受信能力又は干渉キャンセラの導入などによ
る受信能力の変更量に応じて個別に目標SIRで制御す
れば良いため、RNCにおける機能追加などの負担を小
さくすることができる。1つのRNCが管理する全エリ
アではなく、一部の特定エリアの基地局のみに干渉キャ
ンセラの導入を図るなど、目標SIR値に対する受信能
力を大きく改善する装置を追加するような場合は、この
ような方法が望ましいと考えられる。
ンセラを導入すると、DPCCHのSIRとDPDCH
の品質(BER、BLER)との関係が変化してしまう
にもかかわらず、SIR値が複数の基地局間で大きく異
ならないとして、ダイバーシチハンドオーバにおいてア
ウターループによりRNCで制御される目標SIRの値
を複数の基地局間で共通かつ唯一の値として制御してい
ることに着目し、基地局に干渉キャンセラを導入してD
PCCHのSIRとDPDCHの品質(BER、BLE
R)との関係が変化する場合にも最適なゲインファクタ
を適応的に制御し、また基地局間でDPDCHの通信品
質が大きく異ならないようなアウターループ制御をする
ことを考案した。
ラの適用・非適用の基地局間又は干渉キャンセラの能力
が異なる基地局間におけるダイバーシチハンドオーバの
際に、干渉キャンセラの効果を活かしつつ基地局の受信
性能を劣化させずに、最適なゲインファクタで通信を行
い、また基地局間でDPDCHの通信品質が大きく異な
らないようなアウターループ制御を行うことである。
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
無線インフラ装置の構成を示すブロック図である。図1
において、BTSは基地局を示し、RNCは制御局を示
す。また、Iubはインターフェースを示す。本実施の
形態に係る無線インフラ装置は、RNC内部で目標SI
Rを補正する構成である。
手である通信端末から送信された上り回線信号は、アン
テナ101を介して無線部102で受信される。無線部
102では、上り回線信号について所定の無線受信処理
(ダウンコンバートやA/D変換など)を行い、無線受
信処理後の信号を復調部103に出力する。復調部10
3は、逆拡散処理、同期検波、RAKE合成、チャネル
コーデック、分離などの処理を行い、干渉キャンセラを
搭載している。
いる。復調部103は、マルチステージ型の干渉キャン
セラであり、遅延器と干渉キャンセラユニットを含む各
ステージが縦続接続されて構成されている。遅延部20
1は、各ステージの干渉キャンセラで処理を行うために
受信信号を遅延させるためのメモリである。各ステージ
では、干渉となる信号のレプリカ(S)を作成し、この
レプリカを受信信号から差し引くことにより干渉を除去
する。これにより、SIR(信号電力対干渉電力比)を
向上させた状態で復調データを得ることができる。
tステージ202と2ndステージ203を接続してい
るが、3つ以上のステージを接続して干渉キャンセラを
構成しても良い。
インを有しており、それぞれの処理ラインは、遅延器2
021,2031と、減算器2022,2032と、チ
ャネル推定・干渉生成ユニット(Channel Estimation a
nd Interference GenerationUnit、以下CEIGUと省
略する)2023,2033とを有する。なお、1st
ステージ干渉キャンセラ202の第1段目の処理ライン
には、減算する信号がないため、減算器2022は設け
ない。
れた復調データは、SIR測定部104に出力され、そ
こで、データのパイロット部分(PL)などの既知信号
を用いてSIR測定が行われる。また、復調データは、
RNCの誤り検出部109、選択合成部113に出力さ
れる。また、復調部103から基地局情報(復調能力の
情報)がGパラメータ制御部112及びSIR対誤り率
推定部110に出力される。
は、加算部105に出力される。加算部105には、R
NCからインナーループ用の目標SIR値が出力され、
加算部105で目標SIR値に対して測定されたSIR
値が高いか低いかが計算される。その差分情報(目標S
IR値より測定されたSIR値が高いか低いか)は、T
PCコマンド判定部106に出力される。
報に基づいて送信電力を上げる又は下げる旨のTPCコ
マンドを判定して生成する。そして、生成したTPCコ
マンドを多重部107に出力する。多重部107では、
RNCから送られた送信データとTPCコマンドを多重
して多重信号を変調部108に出力する。変調部108
では、多重信号をディジタル変調処理して、変調後の信
号を無線部102に出力する。なお、変調部108で
は、チャネルコーデック、ディジタル変調処理、拡散変
調処理などを行う。
無線送信処理(D/A変換やアップコンバートなど)す
る。この無線送信処理された信号は、下り回線信号とし
てアンテナ101を介して通信相手である通信端末に送
信される。
からの復調データを受けた選択合成部113は、他のB
TSからの復調データを受けており、品質が良好な復調
データを選択して受信データとして出力する。また、こ
の受信データは誤り検出部114に出力される。
出力され、誤り検出部114でそこで誤り率が求められ
る。求められた誤り率は、加算部115に出力される。
加算部115には、目標誤り率が出力され、そこで目標
誤り率に対して、求められた誤り率が高いか低いかが判
定される。この判定結果が目標SIR制御部116に出
力される。目標SIR制御部116は、判定結果に基づ
いて目標SIRを制御する(アウターループ)。
出部109にも出力される。誤り検出部109では、復
調データを用いて誤り検出を行い、BERやBLERな
どの誤り率をSIR対誤り率推定部110に出力する。
SIR対誤り率推定部110では、そのBTSの誤り
率、目標SIR値、Gパラメータ、BTSの復調能力な
どを用いて、SIR対誤り率を推定し、目標SIR値の
補正が必要であるかどうかを判定する。
をあらかじめ記憶しておき、同じ誤り率を達成するのに
必要な所要SIRの基準との差異を検出し、検出値が大
きい場合には、その分だけ補正する判定をする。そし
て、誤り率をSIR対誤り率推定部110は、目標SI
R値の補正が必要であるかどうかの判定結果及びその補
正量を目標SIR補正部111に出力する。
いて補正量を決定する。図6においては、干渉キャンセ
ラを有しないBTS(通常BTS)と、干渉キャンセラ
を有するBTS1,BTS2(干渉除去性能が異なる)
のSIR対データ部の誤り率の特性が示してある。補正
の際に、基準となるSIR対誤り率の特性(例えば、通
常BTS)を選択する。通常BTSの特性は、事前に記
憶しておく、又は基地局情報として入手する。そして、
各BTSにおける目標SIRの補正量は、基地局情報と
しての事前に把握する復調能力や誤り率の実測定結果を
用いて、図6のIC−BTS1やIC−BTS2で示さ
れるような特性を把握した上で、基準BTSと同じ誤り
率を達成するのに必要な所要SIRの基準との差異を検
出する(図6の補正量1又は2に相当)ことにより決定
する。
り率推定部110からの判定結果及びその補正量に基づ
いて目標SIR値を補正する。補正された目標SIR値
は、BTSの加算部105に出力される。目標SIR値
は、各BTS毎に独立して補正して(各BTSに)出力
しても良く、また、各BTSに対して独立に補正を行っ
た後に、その一部については、共通の目標SIR値とし
て他のBTSに出力しても良い。
メータ制御部112に出力され、Gパラメータ制御部1
12で最適なゲインファクタを決定する。決定されたゲ
インファクタを示すGパラメータは、BTSの多重部1
07に出力され、多重部107で送信データと多重され
る。また、Gパラメータは、SIR対誤り率推定部11
0に出力される。
(MS)の構成を示すブロック図である。通信相手であ
るBTSから送信された下り回線信号は、アンテナ30
1を介して無線部302で受信される。無線部302で
は、下り回線信号について所定の無線受信処理(ダウン
コンバートやA/D変換など)を行い、無線受信処理後
の信号を復調部303に出力する。復調部303は、逆
拡散処理、同期検波、RAKE合成、チャネルコーデッ
ク、分離などの処理を行う。
信データとして得られると共に、TPCコマンド抽出部
304に出力される。TPCコマンド抽出部304で
は、TPCコマンドを抽出して、TPCコマンド(送信
電力を上げる、下げる)の指示を無線部302のアンプ
(図示せず)に出力する。
305に出力される。Gパラメータ認識部305では、
BTSからのGパラメータに対応するゲインファクタβ
d,βcを求めて、そのゲインファクタβd,βcを送
信データに乗算する。すなわち、DPDCH(Ich)
の送信データは乗算部306に出力され、そこでDPD
CH用のゲインファクタβdが乗算される。DPCCH
(Qch)の送信データは乗算部307に出力され、そ
こでDPCCH用のゲインファクタβcが乗算される。
このようにして、DPDCH(Ich)とDPCCH
(Qch)がゲイン調整される。
されたDPDCH及びDPCCHの送信データは、多重
部308で多重された後に変調部309に出力される。
変調部309では、多重された信号をディジタル変調処
理して、変調後の信号を無線部302に出力する。
無線送信処理(D/A変換やアップコンバートなど)す
る。この無線送信処理された信号は、上り回線信号とし
てアンテナ301を介して通信相手であるBTSに送信
される。
の動作について説明する。本発明の無線インフラ装置で
は、BTSからRNCに干渉キャンセラの有無や受信能
力などの情報を送り、ゲインファクタを表すGパラメー
タを制御することにより、干渉キャンセラの適用・非適
用の基地局間又は干渉キャンセラの能力など目標SIR
値に対する受信能力が異なる基地局間におけるダイバー
シチハンドオーバの際に最適なゲインファクタを求め
る。そして、最適に調整されたゲインファクタを用いて
目標SIRを補正する(アウターループを行う)。
線のDPDCHとDPCCHのゲイン比(Gパラメー
タ)を制御するものであり、TFC(Transport-Format
Combination)毎に異なる。例えば、最も高いレートで
は、無線フレーム毎に変わる可能性がある。このゲイン
ファクタは、上位のレイヤ(ネットワーク側)からBT
Sを介してMSに直接シグナリングされる場合と、参照
TFCについての基準の値がBTSを介してBSにシグ
ナリングされ、その基準値に基づいて適宜MS側で計算
する場合がある。本発明においては、いずれの場合にも
同様に適用することができる。
い(非DHO状態)の場合では、図4に示すように、B
TS1,BTS2の受信能力などに基づいて最適なゲイ
ンファクタがそれぞれ決定され、Gパラメータ(G1,
G2)として各BTSを介してMSに送信される。MS
は、受信したGパラメータ(G1,G2)に対応するゲ
インファクタβd,βcを用いてDPDCHとDPCC
Hの送信データを上り回線信号として通信相手であるB
TS1又はBTS2に送信する。
ァクタ、各BTSの受信能力、各BTS毎の誤り率測定
結果などに基づいて補正され、補正された目標SIR値
がBTS1,BTS2に送られる。BTS1,BTS2
では、補正された目標SIR値を用いてインナーループ
の送信電力制御を行う。
HO状態)の場合では、図5に示すように、非DHO状
態と同様にBTS1,BTS2(DHO対象BTS)の
受信能力などに基づいて共通の最適なゲインファクタが
決定され、Gパラメータとして各BTSを介してMSに
送信される。MSは、受信したGパラメータに対応する
ゲインファクタβd,βcを用いてDPDCHとDPC
CHの送信データを上り回線信号として通信相手である
BTS1及びBTS2に送信する。
異なるBTS間でダイバーシチハンドオーバを行う場
合、DPCCHのSIRとDPDCHの品質(BER,
BLER)との関係は、BTS毎に異なるので、目標S
IR値をBTS個別に制御する。
タ、各BTSの受信能力、各BTS毎の誤り率測定結果
などに基づいてそれぞれ補正され、補正された目標SI
R値(目標SIR1,目標SIR2)がBTS1,BT
S2に送られる。BTS1,BTS2では、補正された
目標SIR値(目標SIR1,目標SIR2)を用いて
インナーループの送信電力制御を行う。
能力が異なるBTS間でダイバーシチハンドオーバを行
う場合において、BTS間で同一のDPDCHの受信品
質になるようなTPCコマンド判定を行うことができ
る。
明する。上り回線信号に対して無線受信処理をGパラメ
ータ制御部112に出力する。Gパラメータ制御部11
2では、接続BTS数、各BTS毎の受信能力、例えば
干渉キャンセラを搭載しているか否か、干渉キャンセラ
の干渉除去性能、干渉キャンセラによる受信特性ゲイン
(どれだけシステム容量が稼げたか)や、各BTS毎の
誤り率測定結果などに基づいて最適なゲインファクタを
決定する。
ンファクタは、干渉キャンセラを備えていない通常BT
S同士で行われている場合には問題はないが、一方が干
渉キャンセラを備えたBTSで、他方が干渉キャンセラ
を備えていないBTSの場合、両方とも干渉キャンセラ
を備えているが、その干渉除去性能が異なるBTSのの
場合では、最適なゲインファクタをどのように決定する
かが問題となる。すなわち、通信端末は、ダイバーシチ
ハンドオーバ中のいずれのBTSに対しても一つのゲイ
ンファクタで送信を行う必要があるので、どのBTSを
基準にゲインファクタを決定すれば良いかが問題とな
る。
各BTS毎の受信能力、例えば干渉キャンセラを搭載し
ているか否か、干渉キャンセラの干渉除去性能、干渉キ
ャンセラによる受信特性ゲイン(どれだけシステム容量
が稼げたか)や、各BTS毎の誤り率測定結果などを考
慮して、ゲインファクタを決定する。この場合、いずれ
かのBTSを基準にゲインファクタを決定しても良く、
いずれのBTSの状況をも考慮して最適な新たなゲイン
ファクタを求めても良い。
合には、上記接続BTS数、各BTS毎の受信能力、例
えば干渉キャンセラを搭載しているか否か、干渉キャン
セラの干渉除去性能、干渉キャンセラによる受信特性ゲ
イン(どれだけシステム容量が稼げたか)や、各BTS
毎の誤り率測定結果などを単独又は適宜組み合わせて行
うので、特に限定はされない。
る。復調データから求められた各BTSの誤り率の測定
結果がSIR対誤り率推定部110に出力される。SI
R対誤り率推定部110では、各BTS毎の誤り率の測
定結果、目標SIR制御部116からの目標SIR値、
ゲインファクタ、各BTS毎の受信能力、例えば干渉キ
ャンセラを搭載しているか否か、干渉キャンセラの干渉
除去性能、干渉キャンセラによる受信特性ゲイン(どれ
だけシステム容量が稼げたか)などを考慮して目標SI
Rの補正量を計算する。
SIRの補正量を求める場合には、例えば図6に示す特
性図を用いて行う。図6において、BTSのそれぞれの
DPDCHの誤り率の値から特性線を参照して補正量を
求める。例えば、通常BTSとBTS1との間でダイバ
ーシチハンドオーバを行う場合には、必要な誤り率10
-2を達成するために、目標SIR(DPCCHベース)
の補正量を補正量1とする。また、通常BTSとBTS
2との間でダイバーシチハンドオーバを行う場合には、
必要な誤り率10-2を達成するために、目標SIRの補
正量を補正量2とする。
SIRの補正量は、BTSの実際の状況に応じて個々に
決定することができる。これにより、異なる能力のBT
S間でダイバーシチハンドオーバを行う場合において
も、実際の状況に応じた適切なインナーループの送信電
力制御を行うことができる。
は、上記各BTS毎の受信能力、例えば干渉キャンセラ
を搭載しているか否か、干渉キャンセラの干渉除去性
能、干渉キャンセラによる受信特性ゲイン(どれだけシ
ステム容量が稼げたか)や、目標SIR値、ゲインファ
クタ、各BTS毎の誤り率測定結果などを単独又は適宜
組み合わせて行うので、特に限定はされない。
フラ装置は、基地局の受信能力などを考慮してゲインフ
ァクタや目標SIR値を制御するので、干渉キャンセラ
の適用・非適用の基地局間又は干渉キャンセラの能力な
ど目標SIR値に対する受信能力が異なる基地局間にお
けるダイバーシチハンドオーバの際に、干渉キャンセラ
の効果を活かしつつ基地局の受信性能を劣化させずに、
最適なゲインファクタで通信を行うことができる。
基地局ではRNCで指定された目標SIRで制御すれば
良く、基地局装置への負担を小さくすることができる。
基地局を多数配置する場合には、基地局を低コスト又は
小型化が求められるため、このような構成が望ましいと
考えられる。
形態2に係る無線インフラ装置の構成を示すブロック図
である。図7において、BTSは基地局を示し、RNC
は制御局を示す。また、Iubはインターフェースを示
す。また、図7において、図1と同じ部分については図
1と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。本実
施の形態に係る無線インフラ装置は、BTS内部で目標
SIRを補正する構成である。
において、復調データが誤り検出部109に出力され
る。誤り検出部109では、復調データを用いて誤り検
出を行い、BERやBLERなどの誤り率をSIR対誤
り率推定部110に出力する。SIR対誤り率推定部1
10では、各BTSからの誤り率、目標SIR値、Gパ
ラメータ、各BTSの復調能力などを用いて、SIR対
誤り率を推定し、目標SIR値の補正が必要であるかど
うかを判定する。そして、SIR対誤り率推定部110
は、目標SIR値の補正が必要であるかどうかの判定結
果を目標SIR補正部111に出力する。
り率推定部110からの判定結果に基づいて目標SIR
値を補正する。補正された目標SIR値は、BTSの加
算部105に出力される。
の動作について説明する。非DHO状態の場合、RNC
から指定された共通のゲインファクタがBTS1又はB
TS2に送られ、BTS1又はBTS2において、受信
能力などに基づいて最適なゲインファクタがそれぞれ決
定され、Gパラメータ(G1又はG2)として各BTS
を介してMSに送信される。MSは、受信したGパラメ
ータ(G1又はG2)に対応するゲインファクタβd,
βcを用いてDPDCHとDPCCHの送信データを上
り回線信号として通信相手であるBTS1又はBTS2
に送信する。
れた目標SIR値がBTS1又はBTS2に送られ、B
TS1又はBTS2において、ゲインファクタ、各BT
Sの受信能力、各BTS毎の誤り率測定結果などに基づ
いて補正される。BTS1,BTS2では、補正された
目標SIR値(目標SIR1,目標SIR2)を用いて
インナーループの送信電力制御を行う。
に、RNCから指定された共通のゲインファクタがBT
S1及びBTS2に送られ、各BTSを介してMSに送
信される。MSは、受信した共通のGパラメータに対応
するゲインファクタβd,βcを用いてDPDCHとD
PCCHの送信データを上り回線信号として通信相手で
あるBTS1及びBTS2に送信する。
れた目標SIR値がBTS1及びBTS2に送られ、B
TS1及びBTS2において、ゲインファクタ、各BT
Sの受信能力、各BTS毎の誤り率測定結果などに基づ
いて補正され、補正された目標SIR値(目標SIR
1,目標SIR2)を用いてインナーループの送信電力
制御を行う。
が異なるBTS間でダイバーシチハンドオーバを行う場
合において、BTS間で同一のDPDCHの受信品質に
なるようなTPCコマンド判定を行うことができる。
フラ装置も、基地局の受信能力などを考慮してゲインフ
ァクタや目標SIR値を制御するので、干渉キャンセラ
の適用・非適用の基地局間又は干渉キャンセラの能力が
異なる基地局間におけるダイバーシチハンドオーバの際
に、干渉キャンセラの効果を活かしつつ基地局の受信性
能を劣化させずに、最適なゲインファクタで通信を行う
ことができる。
RNCはDHOにおいて複数の基地局に対して従来通り
の共通の目標SIRを伝送すれば良く、ある特定の基地
局に後から干渉キャンセラを導入するような場合におい
ても、RNCの構成を大きく変更する必要がない。基地
局が自己の受信能力又は干渉キャンセラの導入などによ
る受信能力の変更量に応じて個別に目標SIRで制御す
れば良いため、RNCにおける機能追加などの負担を小
さくすることができる。1つのRNCが管理する全エリ
アではなく、一部の特定エリアの基地局のみに干渉キャ
ンセラの導入を図るなど、目標SIR値に対する受信能
力を大きく改善する装置を追加するような場合は、この
ような構成が望ましいと考えられる。
なゲインファクタの選択状況やBTS間の受信能力差な
どに応じてハンドオーバ(HO)アルゴリズムやその判
定パラメータなどを適応的に制御する場合について説明
する。
インフラ装置の構成を示すブロック図である。図9にお
いて、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
ータ制御部で決定されたGパラメータに基づいてハンド
オーバアルゴリズムやその判定パラメータなどを制御す
るHO制御部117を備えている。このHO制御部11
7は、入力したGパラメータに基づいてゲインファクタ
の選択状況を確認する選択状況確認部1171と、選択
状況の確認結果に基づいてHOアルゴリズムを変更する
HOアルゴリズム変更部1172とを有する。
パラメータを用いてHOアルゴリズムを変更する制御以
外の動作は実施の形態1と同様である。選択状況確認部
1171では、Gパラメータ制御部112で選択された
Gパラメータが各BTSにおける最適なゲインファクタ
と大きく異なるかどうかを確認する。具体的に確認する
方法は、例えば、最適なゲインファクタに対するしきい
値判定などにより行うことができる。
タが最適なゲインファクタが大きく異なる場合には、そ
の旨の制御信号をHOアルゴリズム変更部1172に伝
え、HOアルゴリズムを変更する。なお、変更するHO
アルゴリズムについては、特に制限はない。
無いBTSとのBTS間のダイバーシチハンドオーバで
は、DPDCHの復調を良好に行うためには、基本的に
は干渉キャンセラを備えていないBTS(通常BTS)
に合わせたゲインファクタを決定することが望まれる。
せたゲインファクタで通信した場合、通常BTSでは、
DPCCHの受信に適するSIRについて、データ部の
受信パワが小さすぎて正しい復調が不可能であり、また
データ部の誤り率に合わせて目標SIRの補正し、受信
パワを上げようとすると、今度はDPCCHの通信品質
が過剰になるばかりでなく、通信端末が過剰に送信する
ことになるので、システムに大きな干渉を与え、またバ
ッテリーの消費電力も大きくなるためである。
ゲインファクタでは、干渉キャンセラの導入によって得
られる、DPDCH送信パワの低減による端末の長寿命
化や、送信パワ低減による干渉量減少分だけのシステム
容量の増加などの効果を活かせないことになる。
えたBTSとの間でダイバーシチハンドオーバする場
合、通常BTSに対する回線を早めに切断するようなH
Oアルゴリズムに変更する。変更したHOアルゴリズム
に基づきRNCでは通信端末のHO制御を行う。
フラ装置は、基地局の受信能力などを考慮してゲインフ
ァクタや目標SIR値を制御するので、干渉キャンセラ
の適用・非適用の基地局間又は干渉キャンセラの能力が
異なる基地局間におけるダイバーシチハンドオーバの際
に、干渉キャンセラの効果を活かしつつ基地局の受信性
能を劣化させずに、最適なゲインファクタで通信を行う
ことができると共に、最適なゲインファクタの選択状況
やBTS間の受信能力差などに応じてHOアルゴリズム
やその判定パラメータなどを適応的に制御して、干渉キ
ャンセラ導入の効果を十分に発揮させることができる。
は、図10に示すように、各BTSの受信能力差を判定
する受信能力差判定部1173と、HOアルゴリズム変
更部1172とで構成し、上位のレイヤから通知された
各BTSの受信能力差が大きく異なる場合に、HOアル
ゴリズムを変更するようにしても良い。この場合におい
ても、本実施の形態の効果を発揮することができる。
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
上記実施の形態1〜3では、干渉キャンセラとしてMU
Dを用いた場合について説明しているが、本発明におい
ては、干渉キャンセラとしてSUDやシンボルランキン
グ型の干渉キャンセラを用いた場合にも適用することが
可能である。
は、データを多重した後に変調処理を行う場合について
説明しているが、本発明においては、データの多重(フ
レーム組み立て)とチャネルコーデックの順序は特に制
限はなく、変調処理を行った後にデータの多重を行って
も良い。
ラ装置は、基地局の受信能力などを考慮してゲインファ
クタや目標SIR値を制御するので、干渉キャンセラの
適用・非適用の基地局間又は干渉キャンセラの能力など
目標SIR値に対する受信能力が異なる基地局間におけ
るダイバーシチハンドオーバの際に、干渉キャンセラの
効果を活かしつつ基地局の受信性能を劣化させずに、最
適なゲインファクタで通信を行うことができる。
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
通信端末の構成を示すブロック図
O状態を説明するための図
状態を説明するための図
の構成を示すブロック図
状態を説明するための図
の構成を示すブロック図
他の例を示すブロック図
図
Claims (13)
- 【請求項1】 データチャネル及び制御チャネルがコー
ド多重されてなる上り回線信号を用いて信号電力対干渉
電力比を測定する測定手段並びに前記信号電力対干渉電
力比と目標信号電力対干渉電力比とから送信電力制御信
号を生成する送信電力制御手段を備えた基地局装置と、
各基地局からの基地局情報に基づいて前記データチャネ
ル及び前記制御チャネルに対するゲインファクタを制御
する制御手段、前記目標信号電力対干渉電力比を制御す
る制御手段、並びに前記基地局情報及び前記ゲインファ
クタを用いて前記目標信号電力対干渉電力比を補正する
補正手段を備えた制御局と、を具備することを特徴とす
る無線インフラ装置。 - 【請求項2】 ダイバーシチハンドオーバでない場合に
おいて、制御手段は、基地局情報に基づいてゲインファ
クタを制御し、補正手段は、前記基地局情報に基づいて
目標信号電力対干渉電力比を補正することを特徴とする
請求項1記載の無線インフラ装置。 - 【請求項3】 ダイバーシチハンドオーバ状態におい
て、制御手段は、基地局情報に基づいて共通のゲインフ
ァクタを決定し、補正手段は、前記基地局情報に基づい
てハンドオーバ対象の各基地局に対して個別に目標信号
電力対干渉電力比を補正することを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の無線インフラ装置。 - 【請求項4】 データチャネル及び制御チャネルがコー
ド多重されてなる上り回線信号を用いて信号電力対干渉
電力比を測定する測定手段、前記信号電力対干渉電力比
と目標信号電力対干渉電力比とから送信電力制御信号を
生成する送信電力制御手段、並びに基地局情報と前記デ
ータチャネル及び前記制御チャネルに対するゲインファ
クタとを用いて前記目標信号電力対干渉電力比を補正す
る補正手段を備えた基地局装置と、前記目標信号電力対
干渉電力比を制御する制御手段並びに各基地局からの基
地局情報に基づいてゲインファクタを制御する制御手段
を備えた制御局と、を具備することを特徴とする無線イ
ンフラ装置。 - 【請求項5】 ゲインファクタの制御は、接続基地局
数、各基地局装置の基地局情報などからなるパラメータ
群より選ばれた少なくとも一つを用いて制御することを
特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の無
線インフラ装置。 - 【請求項6】 基地局情報は、基地局装置の受信能力、
誤り率測定結果などからなる群より選ばれた少なくとも
一つであることを特徴とする請求項1から請求項5のい
ずれかに記載の無線インフラ装置。 - 【請求項7】 受信能力は、干渉キャンセラの有無、受
信特性ゲイン、データチャネル及び制御チャネルの受信
特性改善度合いの差、又は干渉キャンセラを適用するチ
ャネルの範囲やチャネル数などであることを特徴とする
請求項1から請求項6のいずれかに記載の無線インフラ
装置。 - 【請求項8】 目標信号電力対干渉電力比の補正は、基
地局情報、データチャネル及び制御チャネルに対するゲ
インファクタ、共通の目標信号電力対干渉電力比、並び
に各基地局毎の誤り率測定結果などからなるパラメータ
群より選ばれた少なくとも一つを用いて行うことを特徴
とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線イ
ンフラ装置。 - 【請求項9】 ダイバーシチハンドオーバ時において、
ゲインファクタの選択状況や、対象基地局の基地局情報
の差に応じて、ハンドオーバアルゴリズム又はその判定
パラメータなどを変更するハンドオーバ制御手段を具備
することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか
に記載の無線インフラ装置。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
載の無線インフラ装置で決定されたゲインファクタを通
信端末装置に伝送するための送信手段を具備することを
特徴とする無線基地局装置。 - 【請求項11】 請求項1から請求項9のいずれかに記
載の無線インフラ装置で決定されたゲインファクタでデ
ータチャネル及び制御チャネルをゲイン調整するゲイン
調整手段と、ゲイン調整されたデータチャネル及び制御
チャネルをコード多重する多重手段と、を具備すること
を特徴とする通信端末装置。 - 【請求項12】 基地局装置において、データチャネル
及び制御チャネルがコード多重されてなる上り回線信号
を用いて信号電力対干渉電力比を測定し、前記信号電力
対干渉電力比と目標信号電力対干渉電力比とから送信電
力制御信号を生成し、制御局において、各基地局からの
基地局情報に基づいて前記データチャネル及び前記制御
チャネルに対するゲインファクタを制御すると共に前記
目標信号電力対干渉電力比を制御し、前記基地局情報及
び前記ゲインファクタを用いて前記目標信号電力対干渉
電力比を補正することを特徴とするゲインファクタ制御
方法。 - 【請求項13】 基地局装置において、データチャネル
及び制御チャネルがコード多重されてなる上り回線信号
を用いて信号電力対干渉電力比を測定し、前記信号電力
対干渉電力比と目標信号電力対干渉電力比とから送信電
力制御信号を生成し、基地局情報と前記データチャネル
及び前記制御チャネルに対するゲインファクタとを用い
て前記目標信号電力対干渉電力比を補正し、制御局にお
いて、前記目標信号電力対干渉電力比を制御すると共に
各基地局からの基地局情報に基づいてゲインファクタを
制御することを特徴とするゲインファクタ制御方法。
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