JP3458908B2 - 個別食品製造装置 - Google Patents
個別食品製造装置Info
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品製造装置に関するも
のであり、詳細には目玉焼、親子丼、カツ丼など、一人
前の量を個々に調理することが好ましい食品を商業規模
で製造するための装置に係るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の一人前の量を個々に調理
することが好ましい食品を商業規模で生産するときに
は、図6に示すように複数あるいは広い発熱面積とされ
たバーナー90に調理鍋91の複数を設置し、夫々の調
理鍋91に適量の調理素材を投入して行うものであり、
このときには、調理人が夫々の調理鍋91の前記バーナ
ー90の位置による差などでの調理の進行具合を確認し
ながら、調理が完了したと判断したものから製品を取出
し、そして、その後に調理鍋91の清掃を行い新たな調
理素材の投入を行うことで大量を生産するものとしてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の製造方法では、例えば調理人の見落とし、ある
いは、複数調理鍋91を一人の調理人が順次に処理する
ことにより、調理鍋91の内には処理が行われる時間が
適正な時から遅れるものが出て、調理過剰のものを生じ
るなど、商品に品質のバラツキを生じ易いものとなり、
商品価値が低下する問題点を生じていた。 【0004】また、上記のように処理に時間の遅れを生
じることは、夫々の調理鍋91に対する時間的な効率も
低下するものとなるので、一人の調理人に対して余りに
多量の調理鍋91を受け持たすわけにはいかず生産効率
が低下すると共に、夫々の調理人の経験の差による品質
のバラツキを生じる問題点も生じ、結果的には均一な品
質のものを大量に提供することが不可能となり、この点
の解決が課題とされるものとなっていた。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
解決するための具体的手段として、調理素材を収納する
複数の食品収納凹部と加熱蒸気を発生させるための水溜
め凹部とで構成されて着脱自在とした蓋部を有するホッ
トプレート本体と、該ホットプレート本体を上下夫々の
面から加熱する上火バーナ部と下火バーナ部とで構成さ
れる加熱炉と、前記ホットプレート本体を所定のタクト
でストローク移送するコンベアとから成り、前記ホット
プレート本体には前記食品収納凹部を嵌着することで交
換自在として保持する嵌合孔部が形成され、前記加熱炉
の上火バーナ部と下火バーナ部とは前記コンベアのスト
ローク毎にユニット化して設けられるとともに前記下火
バーナ部は前記ホットプレート本体の食品収納凹部と水
溜め凹部とに集中加熱する構成とされ、前記コンベアに
は前記ホットプレート本体を冷却するための空送区間が
調理工程の終端と始端との間に設けられていることを特
徴とする個別食品製造装置を提供することで、消費者の
満足する均一な品質のものを大量に提供可能として課題
を解決するものである。 【0006】 【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に
係る個別食品製造装置であり、この個別食品製造装置1
は大別して、調理素材を保持するホットプレート本体1
0と、前記ホットプレート本体10に対し加熱を行う加
熱炉20と、前記ホットプレート本体10を加熱炉20
内で移送させると共に、例えば前記ホットプレート10
本体に調理素材を充填するなど必要に応ずる工程を行う
コンベア30とで構成されている。 【0007】先ず、前記ホットプレート本体10に就い
て説明を行えば、このホットプレート本体10は図2及
び図3に示すように例えばアルミなど適宜な金属部材で
全体を略枠状として形成されるものであり、このホット
プレート本体10には例えば円周状に4箇所の嵌合孔部
11が形成されると共に、中心には水溜め凹部12が形
成されるものとなり、更には着脱自在とされる蓋部13
が設けられるものとされている。 【0008】前記嵌合孔部11には図3の断面図でも示
すように、鍋状に形成された食品収納凹部14が自重に
よる落とし込みなど適宜な手段により交換可能な構成と
され、例えば、目玉焼、親子丼など、この個別食品製造
装置1で製造を図る食品に最適な食品収納凹部14の選
択が可能なものとされている。 【0009】ここで、前記食品収納凹部14を目玉焼を
製造するときの例で説明を行えば、この場合の食品収納
凹部14は図4でも示すように、その底面14aを中心
部が深くなる略凹球面として形成されるものであり、こ
の形状とすることで割卵された鶏卵40を食品収納凹部
14に充填したときには、黄身41は必ず底面14aの
中心に位置し、これにより生産される目玉焼の形状を極
めて均一性の高いものとする。 【0010】このように、黄身41の位置が確定できる
ことは、加熱時における熱の配分も確定できるものとな
り、これに従って、加熱時に最も熱量が必要とされる黄
身41の位置する部分の底面14aの肉厚tが適宜に薄
肉に形成され、目玉焼の全体が同一加工時間で調理が完
了するように図られている。 【0011】また、前記水溜め凹部12は、例えば円筒
状に形成されて水が充填されるものであり、前記ホット
プレート本体10の加熱により充填された水が蒸発して
蒸気となり、このホットプレート本体10と蓋部13と
食品収納凹部14とで形成される容室内に充満し、この
容室内の温度を調整して黄身41の表面に例えば気泡を
生じるなど外観を損なうことのないものとする。尚、加
工が親子丼である場合にも容室内が均一に加熱されるこ
とで、一部に鶏卵の未塾の部分などを生じることをなく
し仕上がりを美麗なものとする。 【0012】前記加熱炉20は図5に示すように上火バ
ーナ部21と下火バーナ部22とで構成されるものであ
り、このときに前記上火バーナ部21は例えばガスバー
ナーとスケルトンとが組合わされた赤外線加熱型とされ
ているのに対して、他方の下火バーナ部22はガスバー
ナーの炎による直接加熱型とされ、且つ前記下火バーナ
部22の炎は前記ホットプレート本体10の食品収納凹
部14及び水溜め凹部12の部分のみに当たるように位
置が設定されているものとされている。 【0013】このときに、前記上火バーナ部21と下火
バーナ部22とは、後にも説明するコンベア30の1ス
トローク毎にユニット化されて配置されるものとされて
いるので、例えばコンベア30が30秒タクトでストロ
ーク移送するものであれば上火バーナ部21と下火バー
ナ部22との1ユニットはホットプレート本体10を3
0秒間だけ加熱するものとなり、ユニットの数を調整す
ることで30秒を単位とする任意の加熱時間が得られる
ものとなる。また、上記のように下火バーナー部22が
直接加熱型とされたことで必要に応じる焦げ目なども自
在に付けられ、食感の面でも違和感を与えないものとな
る。 【0014】前記コンベア30は上記でも説明したよう
に所定のタクトでストローク移送を行うものであると共
に、個別食品を生産するための必要工程である前記ホッ
トプレート本体10に蓋部13を被着させる蓋被着部3
1、前記蓋部13を必要時点で取外す蓋取外部32、前
記蓋取外部32で取外した蓋部13を再度蓋被着部31
に移送する蓋戻し部33などが設けられている。 【0015】更に加えて、使用した後のホットプレート
本体10(特に食品収納凹部14)を掃除する掃除部3
4、ホットプレート本体10(食品収納凹部14)に食
用油を供給する油供給部35、その食用油を伸ばす伸展
部36、水溜め凹部12に水を供給する水供給部37、
あるいはホットプレート本体10の食品収納凹部14に
調理素材を充填する充填部38などが必要に応じて適宜
な構成で設けられるもの(図1参照)となっている。 【0016】上記に加えて本発明では前記コンベア30
に空送部39を設けるものであり、これは焼上げ工程の
終端と始端との間に設けられ、一旦使用されて温度が上
昇したホットプレート10を所定温度まで冷却し、次回
の焼き上がりの精度を高めるものであり、充分な空送区
間が得られるときには空冷でも良く、また不十分な時に
は水冷が採用される。 【0017】次いで、上記の構成とした個別食品製造装
置1で個別食品を生産するときの工程を工程順に説明す
る。例えば製造する食品が目玉焼である場合には、図1
に示すように掃除部34で掃除が行われ、油供給部35
で食用油が供給され伸展部36で伸ばしが行われた後
に、ホットプレート本体10の食品収納凹部14には割
卵された鶏卵が充填され、更に、水供給部37で水溜め
凹部12に水が供給され、蓋被着部31で蓋部13が被
着された状態で加熱炉20に移送されるものとなる。 【0018】このときに、上記にも説明したように前記
加熱炉20は上火バーナ部21と下火バーナ部22共に
コンベア30の1ストローク毎にユニット化されて配置
されていることで、このコンベア30の1タクトを単位
とする加熱時間の設定が可能であり、且つ1ユニット毎
の火力調整も自在である。 【0019】従って、例えば半熟焼が要求されるときに
は、それに応ずる加熱時間及び火力を設定すれば良く、
一例で示せば前記タクトが30秒のときで、下火バーナ
部22を中火力で2分30秒加熱した後に、上火バーナ
部21を強火力で1分加熱し、その後に蓋部13を外し
た状態で下火バーナ部22を弱火力で1分加熱したもの
が好ましいと判定されたときには、蓋取外部32の前方
で先ず下火バーナ部22の5ユニットを中火力に設定
し、続く上火バーナ部21の2ユニットを強火力に設定
し、蓋取外部32の後方の下火バーナ部22の2ユニッ
トを弱火力に設定すれば良い。 【0020】上記のようにして焼き上がりが完了した個
別食品は取外されて、ホットプレート10はコンベア3
0により空送部39に移送され、所定温度までの冷却が
行われて、再度に掃除部34に達するものとなる。従っ
て、前記掃除部34に達したときのホットプレート10
の温度は常に一定であり、よって、続く次回からの工程
にも前回までの熱が蓄積されることはなく、製品に一定
の仕上がりが保証されるものとなる。 【0021】尚、上記は主として目玉焼を製造するとき
の例で説明したが、例えば親子丼を製造しようとすると
きの手順もほヾ同様であり、このときに、前記油供給部
35および伸展部36が不要であれば、除去することも
可能であり、また、調理素材に予めに煮込みの必要なも
のがある場合には、その調理素材を先ず充填部38で投
入すると共に、この充填部38と蓋被着部31との間に
も下火バーナ部22を設けて煮込みを行い、その後に蓋
被着部31の前に設けた第二充填部38Bで煮込みを不
要とする調理素材を投入するものとしても良い。 【0022】 【発明の効果】以上に説明したように本発明により、ホ
ットプレート本体には嵌合孔部を設けて、製造を図る食
品に最適な形状、容量を有する食品収納凹部に交換自在
なものとしたことで、製造する食品に最適な加熱を与
え、加えて蓋部と水溜め部により表面側の加熱温度を適
正なものとし、更にユニット化された加熱炉により適正
な加熱量の設定を自在とし、また空送部により使用後の
ホットプレートを冷却するものとしたことで熱の蓄積を
なくし、本発明の個別食品製造装置は消費者が既定観念
として抱いている通りの個別食品を安定に且つ連続的に
生産できるものとなり、これにより従来不可能とされた
市場に個別食品を大量に且つ均一な品質で提供すること
を可能とすると言う卓越した効果を奏するものである。
のであり、詳細には目玉焼、親子丼、カツ丼など、一人
前の量を個々に調理することが好ましい食品を商業規模
で製造するための装置に係るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の一人前の量を個々に調理
することが好ましい食品を商業規模で生産するときに
は、図6に示すように複数あるいは広い発熱面積とされ
たバーナー90に調理鍋91の複数を設置し、夫々の調
理鍋91に適量の調理素材を投入して行うものであり、
このときには、調理人が夫々の調理鍋91の前記バーナ
ー90の位置による差などでの調理の進行具合を確認し
ながら、調理が完了したと判断したものから製品を取出
し、そして、その後に調理鍋91の清掃を行い新たな調
理素材の投入を行うことで大量を生産するものとしてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の製造方法では、例えば調理人の見落とし、ある
いは、複数調理鍋91を一人の調理人が順次に処理する
ことにより、調理鍋91の内には処理が行われる時間が
適正な時から遅れるものが出て、調理過剰のものを生じ
るなど、商品に品質のバラツキを生じ易いものとなり、
商品価値が低下する問題点を生じていた。 【0004】また、上記のように処理に時間の遅れを生
じることは、夫々の調理鍋91に対する時間的な効率も
低下するものとなるので、一人の調理人に対して余りに
多量の調理鍋91を受け持たすわけにはいかず生産効率
が低下すると共に、夫々の調理人の経験の差による品質
のバラツキを生じる問題点も生じ、結果的には均一な品
質のものを大量に提供することが不可能となり、この点
の解決が課題とされるものとなっていた。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
解決するための具体的手段として、調理素材を収納する
複数の食品収納凹部と加熱蒸気を発生させるための水溜
め凹部とで構成されて着脱自在とした蓋部を有するホッ
トプレート本体と、該ホットプレート本体を上下夫々の
面から加熱する上火バーナ部と下火バーナ部とで構成さ
れる加熱炉と、前記ホットプレート本体を所定のタクト
でストローク移送するコンベアとから成り、前記ホット
プレート本体には前記食品収納凹部を嵌着することで交
換自在として保持する嵌合孔部が形成され、前記加熱炉
の上火バーナ部と下火バーナ部とは前記コンベアのスト
ローク毎にユニット化して設けられるとともに前記下火
バーナ部は前記ホットプレート本体の食品収納凹部と水
溜め凹部とに集中加熱する構成とされ、前記コンベアに
は前記ホットプレート本体を冷却するための空送区間が
調理工程の終端と始端との間に設けられていることを特
徴とする個別食品製造装置を提供することで、消費者の
満足する均一な品質のものを大量に提供可能として課題
を解決するものである。 【0006】 【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に
係る個別食品製造装置であり、この個別食品製造装置1
は大別して、調理素材を保持するホットプレート本体1
0と、前記ホットプレート本体10に対し加熱を行う加
熱炉20と、前記ホットプレート本体10を加熱炉20
内で移送させると共に、例えば前記ホットプレート10
本体に調理素材を充填するなど必要に応ずる工程を行う
コンベア30とで構成されている。 【0007】先ず、前記ホットプレート本体10に就い
て説明を行えば、このホットプレート本体10は図2及
び図3に示すように例えばアルミなど適宜な金属部材で
全体を略枠状として形成されるものであり、このホット
プレート本体10には例えば円周状に4箇所の嵌合孔部
11が形成されると共に、中心には水溜め凹部12が形
成されるものとなり、更には着脱自在とされる蓋部13
が設けられるものとされている。 【0008】前記嵌合孔部11には図3の断面図でも示
すように、鍋状に形成された食品収納凹部14が自重に
よる落とし込みなど適宜な手段により交換可能な構成と
され、例えば、目玉焼、親子丼など、この個別食品製造
装置1で製造を図る食品に最適な食品収納凹部14の選
択が可能なものとされている。 【0009】ここで、前記食品収納凹部14を目玉焼を
製造するときの例で説明を行えば、この場合の食品収納
凹部14は図4でも示すように、その底面14aを中心
部が深くなる略凹球面として形成されるものであり、こ
の形状とすることで割卵された鶏卵40を食品収納凹部
14に充填したときには、黄身41は必ず底面14aの
中心に位置し、これにより生産される目玉焼の形状を極
めて均一性の高いものとする。 【0010】このように、黄身41の位置が確定できる
ことは、加熱時における熱の配分も確定できるものとな
り、これに従って、加熱時に最も熱量が必要とされる黄
身41の位置する部分の底面14aの肉厚tが適宜に薄
肉に形成され、目玉焼の全体が同一加工時間で調理が完
了するように図られている。 【0011】また、前記水溜め凹部12は、例えば円筒
状に形成されて水が充填されるものであり、前記ホット
プレート本体10の加熱により充填された水が蒸発して
蒸気となり、このホットプレート本体10と蓋部13と
食品収納凹部14とで形成される容室内に充満し、この
容室内の温度を調整して黄身41の表面に例えば気泡を
生じるなど外観を損なうことのないものとする。尚、加
工が親子丼である場合にも容室内が均一に加熱されるこ
とで、一部に鶏卵の未塾の部分などを生じることをなく
し仕上がりを美麗なものとする。 【0012】前記加熱炉20は図5に示すように上火バ
ーナ部21と下火バーナ部22とで構成されるものであ
り、このときに前記上火バーナ部21は例えばガスバー
ナーとスケルトンとが組合わされた赤外線加熱型とされ
ているのに対して、他方の下火バーナ部22はガスバー
ナーの炎による直接加熱型とされ、且つ前記下火バーナ
部22の炎は前記ホットプレート本体10の食品収納凹
部14及び水溜め凹部12の部分のみに当たるように位
置が設定されているものとされている。 【0013】このときに、前記上火バーナ部21と下火
バーナ部22とは、後にも説明するコンベア30の1ス
トローク毎にユニット化されて配置されるものとされて
いるので、例えばコンベア30が30秒タクトでストロ
ーク移送するものであれば上火バーナ部21と下火バー
ナ部22との1ユニットはホットプレート本体10を3
0秒間だけ加熱するものとなり、ユニットの数を調整す
ることで30秒を単位とする任意の加熱時間が得られる
ものとなる。また、上記のように下火バーナー部22が
直接加熱型とされたことで必要に応じる焦げ目なども自
在に付けられ、食感の面でも違和感を与えないものとな
る。 【0014】前記コンベア30は上記でも説明したよう
に所定のタクトでストローク移送を行うものであると共
に、個別食品を生産するための必要工程である前記ホッ
トプレート本体10に蓋部13を被着させる蓋被着部3
1、前記蓋部13を必要時点で取外す蓋取外部32、前
記蓋取外部32で取外した蓋部13を再度蓋被着部31
に移送する蓋戻し部33などが設けられている。 【0015】更に加えて、使用した後のホットプレート
本体10(特に食品収納凹部14)を掃除する掃除部3
4、ホットプレート本体10(食品収納凹部14)に食
用油を供給する油供給部35、その食用油を伸ばす伸展
部36、水溜め凹部12に水を供給する水供給部37、
あるいはホットプレート本体10の食品収納凹部14に
調理素材を充填する充填部38などが必要に応じて適宜
な構成で設けられるもの(図1参照)となっている。 【0016】上記に加えて本発明では前記コンベア30
に空送部39を設けるものであり、これは焼上げ工程の
終端と始端との間に設けられ、一旦使用されて温度が上
昇したホットプレート10を所定温度まで冷却し、次回
の焼き上がりの精度を高めるものであり、充分な空送区
間が得られるときには空冷でも良く、また不十分な時に
は水冷が採用される。 【0017】次いで、上記の構成とした個別食品製造装
置1で個別食品を生産するときの工程を工程順に説明す
る。例えば製造する食品が目玉焼である場合には、図1
に示すように掃除部34で掃除が行われ、油供給部35
で食用油が供給され伸展部36で伸ばしが行われた後
に、ホットプレート本体10の食品収納凹部14には割
卵された鶏卵が充填され、更に、水供給部37で水溜め
凹部12に水が供給され、蓋被着部31で蓋部13が被
着された状態で加熱炉20に移送されるものとなる。 【0018】このときに、上記にも説明したように前記
加熱炉20は上火バーナ部21と下火バーナ部22共に
コンベア30の1ストローク毎にユニット化されて配置
されていることで、このコンベア30の1タクトを単位
とする加熱時間の設定が可能であり、且つ1ユニット毎
の火力調整も自在である。 【0019】従って、例えば半熟焼が要求されるときに
は、それに応ずる加熱時間及び火力を設定すれば良く、
一例で示せば前記タクトが30秒のときで、下火バーナ
部22を中火力で2分30秒加熱した後に、上火バーナ
部21を強火力で1分加熱し、その後に蓋部13を外し
た状態で下火バーナ部22を弱火力で1分加熱したもの
が好ましいと判定されたときには、蓋取外部32の前方
で先ず下火バーナ部22の5ユニットを中火力に設定
し、続く上火バーナ部21の2ユニットを強火力に設定
し、蓋取外部32の後方の下火バーナ部22の2ユニッ
トを弱火力に設定すれば良い。 【0020】上記のようにして焼き上がりが完了した個
別食品は取外されて、ホットプレート10はコンベア3
0により空送部39に移送され、所定温度までの冷却が
行われて、再度に掃除部34に達するものとなる。従っ
て、前記掃除部34に達したときのホットプレート10
の温度は常に一定であり、よって、続く次回からの工程
にも前回までの熱が蓄積されることはなく、製品に一定
の仕上がりが保証されるものとなる。 【0021】尚、上記は主として目玉焼を製造するとき
の例で説明したが、例えば親子丼を製造しようとすると
きの手順もほヾ同様であり、このときに、前記油供給部
35および伸展部36が不要であれば、除去することも
可能であり、また、調理素材に予めに煮込みの必要なも
のがある場合には、その調理素材を先ず充填部38で投
入すると共に、この充填部38と蓋被着部31との間に
も下火バーナ部22を設けて煮込みを行い、その後に蓋
被着部31の前に設けた第二充填部38Bで煮込みを不
要とする調理素材を投入するものとしても良い。 【0022】 【発明の効果】以上に説明したように本発明により、ホ
ットプレート本体には嵌合孔部を設けて、製造を図る食
品に最適な形状、容量を有する食品収納凹部に交換自在
なものとしたことで、製造する食品に最適な加熱を与
え、加えて蓋部と水溜め部により表面側の加熱温度を適
正なものとし、更にユニット化された加熱炉により適正
な加熱量の設定を自在とし、また空送部により使用後の
ホットプレートを冷却するものとしたことで熱の蓄積を
なくし、本発明の個別食品製造装置は消費者が既定観念
として抱いている通りの個別食品を安定に且つ連続的に
生産できるものとなり、これにより従来不可能とされた
市場に個別食品を大量に且つ均一な品質で提供すること
を可能とすると言う卓越した効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る個別食品製造装置の一実施例を
示す平面図である。 【図2】 同じ実施例の要部を示す平面図である。 【図3】 図2のA―A線に沿う断面図である。 【図4】 同じ実施例の食品収納凹部の一実施例を示す
断面図である。 【図5】 図1のB―B線に沿う断面図である。 【図6】 従来例を示す斜視図である。 1……個別食品製造装置 10……ホットプレート 11……嵌合孔部 12……水溜め部 13……蓋部 14……食品収納凹部 20……加熱炉 21……上火バーナ部 22……下火バーナ部 30……コンベア 38……充填部 39……空送部
示す平面図である。 【図2】 同じ実施例の要部を示す平面図である。 【図3】 図2のA―A線に沿う断面図である。 【図4】 同じ実施例の食品収納凹部の一実施例を示す
断面図である。 【図5】 図1のB―B線に沿う断面図である。 【図6】 従来例を示す斜視図である。 1……個別食品製造装置 10……ホットプレート 11……嵌合孔部 12……水溜め部 13……蓋部 14……食品収納凹部 20……加熱炉 21……上火バーナ部 22……下火バーナ部 30……コンベア 38……充填部 39……空送部
─────────────────────────────────────────────────────
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(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A47J 37/04
A47J 37/06
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 調理素材を収納する複数の食品収納凹部
と加熱蒸気を発生させるための水溜め凹部とで構成され
て着脱自在とした蓋部を有するホットプレート本体と、
該ホットプレート本体を上下夫々の面から加熱する上火
バーナ部と下火バーナ部とで構成される加熱炉と、前記
ホットプレート本体を所定のタクトでストローク移送す
るコンベアとから成り、前記ホットプレート本体には前
記食品収納凹部を嵌着することで交換自在として保持す
る嵌合孔部が形成され、前記加熱炉の上火バーナ部と下
火バーナ部とは前記コンベアのストローク毎にユニット
化して設けられるとともに前記下火バーナ部は前記ホッ
トプレート本体の食品収納凹部と水溜め凹部とに集中加
熱する構成とされ、前記コンベアには前記ホットプレー
ト本体を冷却するための空送区間が調理工程の終端と始
端との間に設けられていることを特徴とする個別食品製
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09385894A JP3458908B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 個別食品製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09385894A JP3458908B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 個別食品製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07275129A JPH07275129A (ja) | 1995-10-24 |
| JP3458908B2 true JP3458908B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=14094139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09385894A Expired - Fee Related JP3458908B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 個別食品製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3458908B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP09385894A patent/JP3458908B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07275129A (ja) | 1995-10-24 |
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