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JP3467223B2 - 液状物の取り出し方法及びその装置 - Google Patents
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JP3467223B2 - 液状物の取り出し方法及びその装置 - Google Patents

液状物の取り出し方法及びその装置

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JP3467223B2
JP3467223B2 JP2000029578A JP2000029578A JP3467223B2 JP 3467223 B2 JP3467223 B2 JP 3467223B2 JP 2000029578 A JP2000029578 A JP 2000029578A JP 2000029578 A JP2000029578 A JP 2000029578A JP 3467223 B2 JP3467223 B2 JP 3467223B2
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム缶に収納さ
れている液状物充填袋から液状物を取り出す方法及び装
置に関する。尚、液状物は、普通の液体の他に、クリー
ム状等の粘性流体を含む。
【0002】
【従来の技術】業務用洗剤や薬液等の液状物を目的地へ
大量に運搬する場合、例えば200kg入りの大きなドラ
ム缶に所要大きさの袋を挿入し、この袋に液状物を所定
量充填して密封し、缶を閉蓋し、これを車両に載せて運
搬することがある。しかして、そのようにして運搬され
たドラム缶袋詰めの液状物を目的地等で取り出すのに、
従来では、図8の(A)に示すようにドラム缶Dの蓋C
を取り外した後、このドラム缶Dを図示のように立てた
まま、缶D内に収納された液状物充填袋Fの上端部に設
けてある液状物取出口Tをホースを介して吸引ポンプ
(図示せず)に接続し、このポンプを作動させて袋F内
の液状物を取出用のタンク等に取り出すようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにドラム缶
Dに液状物充填袋が収納されたままの状態で袋上端部の
取出口から吸引排出して液状物を取り出す従来の取り出
し方法は、作業が簡単ではあるが、液状物がどうしても
袋の底部等に残ってしまい、液状物の取り出し効率が悪
く、粘性の高い液状物程その効率が悪くなり、一般に液
状物の取り出し後は袋を廃棄するため非常に不経済とな
っている。
【0004】本発明は、ドラム缶に収納されている液状
物充填袋内の液状物を有効に取り出すことのできる方法
及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ドラム缶Dに収納されている液状物充填袋Fから液状物
を取り出す方法であって、ドラム缶Dを開蓋して横転さ
せ、このドラム缶D内の液状物充填袋Fをその先端部を
掴んで引き出した後、袋の後端部を掴んでこの袋をホイ
スト4により所要高さまで吊り上げ、下側に位置する袋
Fの先端部に設けられた液状物取出口Tに接続されるホ
ース5を介して吸引ポンプ6により袋F内の液状物を取
り出すようにしたことを特徴とする。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の液状物の取
り出し方法において、ホイスト4により吊り上げた液状
物充填袋Fを絞りローラ7a,7bで挟んで絞りなが
ら、液状物取出口Tに接続したホース5を通じて吸引ポ
ンプ6により袋F内の液状物を取り出すようにしたこと
を特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明は、ドラム缶Dに収納
されている液状物充填袋Fから液状物を取り出す装置で
あって、液状物充填袋Fを収納したドラム缶Dを立てた
状態で搬送するドラム缶搬送コンベヤ1と、このコンベ
ヤ1の搬出端部上でドラム缶Dを抱持して所要角度横転
させるドラム缶横転機構2と、横転されたドラム缶Dの
液状物充填袋Fをその先端部を掴んで引き出す袋引き出
し機構3と、引き出された液状物充填袋Fの後端部を掴
んでこの袋Fを所要高さ吊り上げるホイスト4と、液状
物充填袋Fの先端部に設けてある液状物取出口Tに接続
可能なホース5と、このホース5を介して液状物充填袋
F内の液状物を吸引排出させる吸引ポンプ6とを備えて
なることを特徴とする。
【0008】請求項4は、請求項3に記載の液状物の取
り出し装置において、ホイスト4で吊り上げられた液状
物充填袋Fを絞りローラ7a,7bで挟んで袋F上端側
から下端側へ移動しながら袋F内部の液状物を絞り出す
袋絞り機構8を備えてなることを特徴とする。
【0009】請求項5は、請求項3又は4に記載の液状
物の取り出し装置において、袋引き出し機構3は、水平
に配設した両側一対のチェーン20,20の両側対向位
置に夫々係止バー21をチェーン長手方向一定ピッチで
取り付けると共に、両チェーン20,20間に袋支持台
22を配設し、ドラム缶横転機構2により横転されたド
ラム缶D内の液状物充填袋Fの先端部を所要の係止バー
21に係止させてチェーン20,20を駆動させること
により、液状物充填袋Fをドラム缶D内から引き出すと
共に、袋支持台22上に横たわらせるようにしてなるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項6は、請求項5に記載の液状物の取
り出し装置において、袋支持台22の後部側には、ドラ
ム缶D内から引き出されて当該袋支持台22上に横たわ
った液状物充填袋Fの後部側を持ち上げるリフト機構2
6を設けてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る液状物取り
出し方法を実施するための液状物取り出し装置の全体側
面図であり、図2はこの装置を図1の右端から見た端面
図である。この液状物取り出し装置は、例えば200kg
入りドラム缶Dに収納されている液状物充填袋Fからそ
の被充填物たる例えば高粘性液状物を取り出す装置であ
って、図1に示すように、液状物充填袋Fを収納したド
ラム缶Dを立てた状態で搬送するドラム缶搬送コンベヤ
1と、このコンベヤ1の搬出端部上でドラム缶Dを抱持
して所要角度横転させるドラム缶横転機構2と、この横
転機構2で横転されたドラム缶D内の液状物充填袋Fを
その先端部f1を掴んで引き出す袋引き出し機構3と、
この袋引き出し機構3で引き出された液状物充填袋Fの
後端部f2を掴んでこの袋Fを所要高さ吊り上げるホイ
スト4と、液状物充填袋Fの先端部f1に設けてある液
状物取出口Tに接続可能なホース5と、このホース5を
介して液状物充填袋F内の液状物を吸引排出させる吸引
ポンプ6と、ホイスト4で吊り上げられた液状物充填袋
Fを絞りローラ7a,7bで挟んで袋Fの上端側から下
端側へ移動しながら袋F内部の液状物を絞り出す袋絞り
機構8とを備えている。
【0012】ドラム缶搬送コンベヤ1は、図1、図3及
び図4に示すように、コンベヤ搬出端部側を除いて略全
長にわたり配設された多数の駆動ローラ1aと、ドラム
缶横転機構2が設けられるコンベヤ終端部にその両側に
複数個ずつ配設された短いフリーローラ1bとからなる
もので、液状物充填袋Fが収納されたドラム缶Dを、図
1の実線図示のコンベヤ搬入端部側から仮想線図示の搬
出端部側へ搬送するようになっている。
【0013】また図1、図3及び図4に示すように、ド
ラム缶横転機構2は、ドラム缶搬送コンベヤ1の搬出端
に隣接する装置基台9の後端部に軸支された回転軸10
を中心として図1及び図4に示す垂直姿勢と水平姿勢
とに亘って略90度回転する回転枠11を有する。図
3に仮想線で概略示すように、回転枠11は回転軸10
に一体回転可能に連結され、この回転軸10はモーター
Mの駆動による歯車12,13の回転によって駆動され
る。
【0014】上記回転枠11にはドラム缶搬送コンベヤ
1の搬出端部上でドラム缶Dを抱持固定するクランプ手
段14が設けられる。このクランプ手段14は、図1、
図3及び図4に示すように、回転枠11の一側部に上下
2段に突設される固定アーム15,15と、他側部に突
設される上下2段に突設される可動アーム16,16と
からなるもので、各可動アーム16は、回転枠11に固
定されたアーム本体16aと、アーム本体16aの先端
部に枢着されて先端部側がドラム缶Dに押し付けられる
ドラム缶押え16bと、このアーム16bの後端部に枢
支連結されてドラム缶押え16bを開閉駆動するシリン
ダ17とによって構成される。
【0015】従って、このクランプ手段14では、図3
及び図4に示すようにコンベヤ1の搬出端部上にて固定
アーム15,15と可動アーム16,16との間に位置
するドラム缶Dを挿入した状態で各可動アーム16側の
シリンダ17を伸張作動すると、図3の実線図示のよう
に各ドラム缶押え16bが閉動してドラム缶Dを押さ
え、それによってドラム缶Dは回転枠11内に抱持固定
された状態となる。
【0016】また図3及び図4に示すように、回転枠1
1の下端部には台枠部11aが突設され、この台枠部1
1aは、ドラム缶搬送コンベヤ1の搬出端部にある短い
フリーローラ1b列の対向空間部S内に突入するように
なっていて、この台枠部11a上にターンテーブル18
が設置されており、このターンテーブル18は、テーブ
ル本体18aと、これを正逆自在に回転させると共に所
要ストローク(例えば2〜3cm)昇降させる駆動部18
bとからなる。コンベヤ1で搬送されてくるドラム缶D
はその搬出端部でターンテーブル18に載置され、この
テーブル18の回転によってドラム缶Dの向きを自由に
変えられる。
【0017】しかして、ドラム缶Dは、ドラム缶搬送コ
ンベヤ1の搬出端部でターンテーブル18に載置されそ
してクランプ手段14により回転枠11に一体的に抱持
された状態で、ドラム缶横転機構2によって図1及び図
4の垂直姿勢から水平姿勢へ横転されることになる
が、このドラム缶Dの横転操作に先立って、ドラム缶D
内の液状物充填袋Fの先端部(上端部)f1には、図8
の(B)に示すような袋引出用金具19を固着する。こ
の袋引出用金具19は、袋Fの先端部f1を挟着される
一対の開閉可能な挟着板19a,19aと、両挟着板1
9a,19aを開閉操作するためのハンドル19b,1
9bと、片方の挟着板19aの両端から突設された係止
ロッド19c、19c及びその挟着板19aの中央部に
突設されたU形吊り手19dとからなるもので、両挟着
板19a,19aを、図4及び図8の(B)に仮想線で
示すように開放した状態から袋Fの先端部f1に嵌め込
んた後、ハンドル19bを操作することによって両挟着
板19a,19aを閉じて袋Fの先端部f1に挟着固定
する。
【0018】袋引き出し機構3は、ドラム缶横転機構2
によって横転されたドラム缶D内の液状物充填袋Fをそ
の先端部f1に固着した前記袋引出用金具19を掴んで
引き出すもので、図1及び図5に示すように、装置基台
9に水平に配設した両側一対のチェーン20,20の両
側対向位置に夫々係止バー21をチェーン長手方向一定
ピッチで取り付けると共に、両チェーン20,20間に
袋支持台22を配設してなるもので、各チェーン20は
夫々前後一対のスプロケット23,23間に掛張されて
おり、前記ドラム缶D内の液状物充填袋Fの先端部f1
に固着した前記袋引出用金具19の係止ロッド19c、
19cを、両チェーン20,20の所要の係止バー2
1,21に係止させた状態でチェーン20を駆動させる
ことによって、液状物充填袋Fをドラム缶D内から引き
出すと共に、引き出した袋Fを袋支持台22上に横たわ
らせるようになっている。
【0019】尚、ドラム缶横転機構2で横転されたドラ
ム缶Dから引き出した液状物充填袋Fの後端部f2に
は、図5に仮想線で示すように、袋先端部f1に固着さ
れた袋引出用金具19と同じ袋引出用金具19を固着す
る。前記両チェーン20,20間に配設される袋支持台
22は、両側一対のコンベヤフレーム24,24にロー
ラ25を一定ピッチで夫々回転自在に軸架してなるもの
である。
【0020】袋支持台22の後部側には、ドラム缶D内
から引き出されて袋支持台22上に横たわった液状物充
填袋Fの後部側を持ち上げるリフト機構26が設けられ
ている。このリフト機構26は、図5に示すように、一
端部が袋支持台22のコンベヤフレーム24,24上に
枢着されて、常時は複数のローラ25上に載置される回
動板27と、この回動板27の遊端部に連動連結された
シリンダ28とからなり、このシリンダ28のシリンダ
本体28aは装置基台9に枢着され、ピストンロッド2
8bは袋支持台22を貫通して回動板27の遊端部下面
側に枢着されている。
【0021】このリフト機構26は、図5の仮想線図示
のように液状物充填袋Fがドラム缶D内から引き出され
て袋支持台22上に横たわった状態において、シリンダ
28を伸張作動させて回動板27を同図の実線で示す倒
伏位置から仮想線図示のような立起姿勢にすることによ
り、液状物充填袋Fの後端部側を持ち上げて、ホイスト
4による液状物充填袋Fの吊り上げ操作が容易に行える
ようになっている。尚、図5には図示しないが、ピスト
ンロッド28bは袋支持台22の幅方向中間部を貫通す
るため、この袋支持台22を形成する1つのローラ25
の長手方向中間部が切除されて空間部を形成し、その空
間部をピストンロッド28bが貫通している。
【0022】上記ホイスト4は、図1及び図2に示すよ
うに支持架構29に装備された電動チェーンブロックか
らなるもので、吊支用チェーンJ先端のフックKを、液
状物充填袋Fの後端部f2に取り付けられた金具19の
U形吊り手19dに引っ掛けて掴んだ状態で、この袋F
を吊り上げるようになっている。このホイスト4は、袋
引き出し機構3のチェーン20の長手方向に往復移動す
ることができる。
【0023】ホイスト4で吊り上げられた液状物充填袋
F内の液状物を絞り出す袋絞り機構8は、図1、図2、
図6及び図7に示すように、支持架構29に上下方向に
延びるガイドポスト30,30を設け、これらのガイド
ポスト30,30に基枠31を上下スライド可能に取り
付けると共に、基枠31をガイドポスト30に沿ってそ
の下端部から上端部へ上昇駆動するシリンダ32(エア
シリンダ)を設け、基枠31内では図7から分かるよう
に一対の開閉枠33,34の夫々一端部をガイドポスト
30,30に軸受gを介して上下スライド可能に枢着す
ると共に、各開閉枠33,34と基枠31との間に各開
閉枠33,34を開閉駆動するシリンダ35を介装し、
そして一方の開閉枠33に絞りローラ7aを上下複数段
(例えば3段)に夫々回転フリーに軸架し、他方の開閉
枠33にも絞りローラ7bを上下複数段に夫々回転フリ
ーに軸架するが、2段目以降の絞りローラ7b′は図6
の(A)に示すように中間部を切除した状態としてなる
ものである。
【0024】この袋絞り機構8の使用においては、シリ
ンダ32により基枠31をガイドポスト30の上動限位
置まで上昇させておいて、両開閉枠33,34を夫々シ
リンダ35により互いの対向角度αが略180度程度と
なるように開放回動し、しかして前記ホイスト4により
逆さに吊り上げた液状物充填袋Fを図7の(B)に示す
ように両開閉枠33,34内へ移動させた後、両開閉枠
33,34夫々シリンダ35により対向方向に回動さ
せ、液状物充填袋Fの上側端部を絞りローラ7a,7b
で挟み付けて両開閉枠33,34を図7の(A)に示す
ように閉鎖し、ロック部材36によってロックする。こ
の後、シリンダ32をフリーの状態にすると、基枠31
が両開閉枠33,34及びこれに軸架された絞りローラ
7a,7bの自重によってガイドポスト30に沿ってス
ライド下降し、しかして液状物充填袋F内の液状物が絞
りローラ7a,7bにより絞り出されることになる。
【0025】尚、液状物充填袋Fが図1の仮想線図示の
ようにドラム缶D内から引き出されて袋支持台22上に
横たわった状態において、袋先端部f1にある液状物取
出口Tがホース5を介して吸引ポンプ6に接続されると
共に、この吸引ポンプ6が液状物取り出し用のタンク3
7に接続される。このタンク37は図示のように台車3
8に搭載される。
【0026】上述のように構成される液状物取り出し装
置の使用による一連の液状物取り出し方法について主に
図1により適宜他の図を参照して以下に説明する。
【0027】先ず、液状物充填袋Fの収納されたドラム
缶Dをフォークリフト等によりドラム缶搬送コンベヤ1
の搬入端部上に載せ、蓋Cを開放して、コンベヤ搬出端
部まで移動させる。このコンベヤ1の搬出端部ではドラ
ム缶Dをターンテーブル18に載せ、このターンテーブ
ル18を上昇させ、回転させてドラム缶D内の液状物充
填袋Fの向きを袋引出用金具19が取り付け易い位置に
合わせる。
【0028】ドラム缶D内の液状物充填袋Fの向きを適
宜に合わせたならば、ターンテーブル18を降下し、袋
Fの先端部f1に袋引出用金具19を図8の(B)に示
すようにして固着する。この後、ドラム缶横転機構2の
回転枠11に設けてあるクランプ手段14によってドラ
ム缶Dを回転枠11に抱持固定し、そして回転枠11を
90度回転させることによりドラム缶Dを図1の垂直姿
勢から水平姿勢へ横転させる。
【0029】しかして、液状物充填袋Fの先端部f1に
固着された袋引出用金具19の係止ロッド19c、19
cを、袋引き出し機構3の両チェーン20,20の係止
バー21,21に係止させ、チェーン20,20を駆動
させることによって、液状物充填袋Fをドラム缶D内か
ら引き出すと共に、引き出した袋Fを袋支持台22上に
横たわらせる。この状態において、袋先端部f1にある
液状物取出口Tをホース5を介して吸引ポンプ6に接続
させると共に、袋Fの後端部f2に袋引出用金具19を
固着する。ドラム缶Dからの袋Fの引き出しを終えた後
はドラム缶横転機構2の回転枠11を元の位置に戻す。
【0030】この後、リフト機構26によって液状物充
填袋Fの後端部側を図1に概略示すように持ち上げ、こ
の袋後端部の袋引出用金具19にあるU形吊り手19d
にホイスト4の吊支用チェーンJ先端のフックKを引っ
掛け、電動チェーンブロックを巻き上げ操作することに
よって、液状物充填袋Fを所要高さまで吊り上げる。そ
して、この袋Fを袋絞り機構8の絞りローラ7a,7b
で挟み付けて、この絞りローラ7a,7bを基枠31と
共に、ガイドポスト30に沿ってその上端部からスライ
ド下降させて液状物充填袋Fを絞りローラ7a,7bに
より絞りながら、吸引ポンプ6を吸引作動させると、袋
F内の液状物は、重力作用及び絞りローラ7a,7bの
絞り作用と、吸引ポンプ6の吸引作用とによって、ホー
ス5を通じて液状物取り出し用タンク37にきわめて有
効に排出される。
【0031】尚、この実施形態では、ホイスト4で吊り
上げた液状物充填袋Fを絞りローラ7a,7bによって
絞りながら吸引ポンプ6で吸引排出するようにしている
が、絞りローラ7a,7bは必ずしも使用する必要はな
く、吸引ポンプ6で吸引するだけでもよい。但し、絞り
ローラ7a,7bを使用すれば、袋Fから液状物の排出
をより速やかに行うことができる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】請求項1に係る発明の
液状物取り出し方法によれば、ドラム缶を開蓋して横転
させ、缶内の液状物充填袋をその先端部を掴んで引き出
した後、袋の後端部を掴んでホイストにより所要高さま
で吊り上げ、下側に位置する袋の先端部にある液状物取
出口に接続されるホースを介して吸引ポンプにより液状
物を取り出すようにするから、液状物充填袋内の液状物
を殆ど残らず排出して有効に取り出すことができる。
【0033】請求項2に記載のように、吊り上げた液状
物充填袋を絞りローラで挟んで絞りながら、液状物取出
口に接続したホースを通じて吸引ポンプにより取り出す
ようにすれば、袋内からの液状物の排出をより速やかに
行うことができる。
【0034】請求項3に係る発明の液状物取り出し装置
によれば、液状物充填袋を収納したドラム缶を立てて搬
送するドラム缶搬送コンベヤと、このコンベヤの搬出端
部上でドラム缶を抱持して横転させるドラム缶横転機構
と、横転されたドラム缶内の液状物充填袋をその先端部
を掴んで引き出す袋引き出し機構と、引き出された液状
物充填袋の後端部を掴んで吊り上げるホイストと、液状
物充填袋先端部の液状物取出口に接続可能なホースと、
このホースを介して袋内の液状物を吸引排出させる吸引
ポンプとを備えているから、ドラム缶に収納されている
液状物充填袋からの液状物の取り出し作業を人手による
ことなく殆ど自動的に効率良く行うことができる。
【0035】請求項4に記載のように、吊り上げられた
液状物充填袋を絞りローラで挟んで袋上端側から下端側
へ移動しながら袋内部の液状物を絞り出す袋絞り機構を
備えることによって、液状物の排出をより速やかに行う
ことができる。
【0036】請求項5に記載のように構成される袋引き
出し機構を採用することによって、ドラム缶からの液状
物充填袋の引き出し作業を迅速容易に行うことができ
る。
【0037】請求項6に記載のように、袋支持台の後部
側に、ドラム缶内から引き出されて当該袋支持台上に横
たわった液状物充填袋の後部側を持ち上げるリフト機構
を設けることにより、ホイストによる液状物充填袋の吊
り上げ操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液状物取り出し装置の全体側面
図である。
【図2】 同装置を図1の右端から見た端面図である。
【図3】 ドラム缶搬送コンベヤの搬出端部側を示す平
面図である。
【図4】 図3のX−X線から見た側面図である。
【図5】 同装置の袋引き出し機構の要部を示す拡大側
面図である。
【図6】 (A)は袋絞り機構の拡大側面図、(B)は
(A)のY−Y線から見た正面図である。
【図7】 (A)は両開閉枠が閉じた状態での袋絞り機
構の平面図、(B)は両開閉枠が開放した状態での袋絞
り機構の平面図である。
【図8】 (A)は液状物充填袋が収納されたドラム缶
の斜視図、(B)はドラム缶内の袋の先端部に袋引出用
金具を取り付けようとしている状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
C ドラム缶の蓋 D ドラム缶 F 液状物充填袋 T 液状物取出口 1 ドラム缶搬送コンベヤ 2 ドラム缶横転機構 3 袋引き出し機構 4 ホイスト 5 ホース 6 吸引ポンプ 7a,7b 絞りローラ 8 袋絞り機構 9 装置基台 19 袋引出用金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−95393(JP,A) 特開 平10−72059(JP,A) 特開 平11−6476(JP,A) 特開 平11−1296(JP,A) 実開 平6−53517(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 65/23 B67C 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム缶に収納されている液状物充填袋
    から液状物を取り出す方法であって、ドラム缶を開蓋し
    て横転させ、このドラム缶内の液状物充填袋をその先端
    部を掴んで引き出した後、袋の後端部を掴んでこの袋を
    ホイストにより所要高さまで吊り上げ、下側に位置する
    袋の先端部に設けられた液状物取出口に接続されるホー
    スを介して吸引ポンプにより袋内の液状物を取り出すよ
    うにした液状物の取り出し方法。
  2. 【請求項2】 ホイストにより吊り上げた液状物充填袋
    を絞りローラで挟んで絞りながら、液状物取出口に接続
    したホースを通じて吸引ポンプにより袋内の液状物を取
    り出すようにした請求項1に記載の液状物の取り出し方
    法。
  3. 【請求項3】 ドラム缶に収納されている液状物充填袋
    から液状物を取り出す装置であって、液状物充填袋を収
    納したドラム缶を立てた状態で搬送するドラム缶搬送コ
    ンベヤと、このコンベヤの搬出端部上でドラム缶を抱持
    して所要角度横転させるドラム缶横転機構と、横転され
    たドラム缶内の液状物充填袋をその先端部を掴んで引き
    出す袋引き出し機構と、引き出された液状物充填袋の後
    端部を掴んでこの袋を所要高さ吊り上げるホイストと、
    液状物充填袋の先端部に設けてある液状物取出口に接続
    可能なホースと、このホースを介して液状物充填袋内の
    液状物を吸引排出させる吸引ポンプとを備えてなる液状
    物の取り出し装置。
  4. 【請求項4】 ホイストで吊り上げられた液状物充填袋
    を絞りローラで挟んで袋上端側から下端側へ移動しなが
    ら袋内部の液状物を絞り出す袋絞り機構を備えてなる請
    求項3に記載の液状物の取り出し装置。
  5. 【請求項5】 袋引き出し機構は、水平に配設した両側
    一対のチェーンの両側対向位置に夫々係止バーをチェー
    ン長手方向一定ピッチで取り付けると共に、両チェーン
    間に袋支持台を配設し、ドラム缶横転機構により横転さ
    れたドラム缶内の液状物充填袋の先端部を所要の係止バ
    ーに係止させてチェーンを駆動させることにより、液状
    物充填袋をドラム缶内から引き出すと共に、袋支持台上
    に横たわらせるようにしてなる請求項3又は4に記載の
    液状物の取り出し装置。
  6. 【請求項6】 袋支持台の後部側には、ドラム缶内から
    引き出されて当該袋支持台上に横たわった液状物充填袋
    の後部側を持ち上げるリフト機構を設けてなる請求項5
    に記載の液状物の取り出し装置。
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