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JP3469638B2 - 白板状装置 - Google Patents
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JP3469638B2 - 白板状装置 - Google Patents

白板状装置

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JP3469638B2
JP3469638B2 JP17191594A JP17191594A JP3469638B2 JP 3469638 B2 JP3469638 B2 JP 3469638B2 JP 17191594 A JP17191594 A JP 17191594A JP 17191594 A JP17191594 A JP 17191594A JP 3469638 B2 JP3469638 B2 JP 3469638B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、白板状体に水等の液体
を塗着することにより白板状体への筆記跡を消し去る白
板状装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、授業、会議、打合わせ、説明会等
にあっては、チョークを使用するいわゆる黒板にかえ
て、水性のフェルトペン等により筆記する白板が多用さ
れている。このものは、スチール等の基板表面に、ホー
ロー処理や塗料の高温焼付け処理等を施した非浸透性の
滑らかな筆記面を形成しており、又筆記具としては、ア
ルコール中に粉体顔料を浮遊撹拌させたフェルトペンを
用いている。従って、その筆記跡は、バインダーのない
粉体顔料のみの付着となり、乾燥布等の消し具による拭
き取りによって容易に消去できる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な、従来の筆記具では、拭き取った顔料が消し具に付着
するため、消し具の頻繁な清掃が必要であり、時に、顔
料が飛散し周囲を汚損するという問題がある。 【0004】従って、本発明者は、特願平5−4734
5号において、クリスタルバイオレットラクトン;マラ
カイトグリーンラクトン;1.3ジメチル−6−ジエチ
ルアミノフルオラン;6−ジエチルアミノ−ベンゾ
〔α〕−フルオラン;3−シクロヘキシルメチルアミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン;ベンゾイルロ
イコメチレンブルー;エチルロイコメチレンブルー;メ
トキシベンゾイルロイコメチレンブルー;2−(フェニ
ルイミノエタンジリデン)−3.3−トリメチル−イン
ドリン;1.3.3−トリメチル−インドリノ−7′−
クロル−β−ナフトスピロピラン;ジ−β−ナフトスピ
ロピラン;N−アセチルオーラミン;N−フェニルオー
ラミン;ローダミンBラクタム;からなるグループAか
ら選択される1種以上の電子供与性呈色化合物と、サリ
チル酸亜鉛及びビスフェノールAからなるグループBか
ら選択される電子受容性顕色化合物とを混合した無水の
新規なインクを案出し、これを用いることにより前記問
題点を解決することを提案した。 【0005】すなわち、前記インクは、前記呈色化合物
と顕色化合物との分子接触によって有色に発色する一
方、水の付着によって顕色化合物の効果が喪失して有色
から無色に帰還する特性を有し、筆記跡の消去は、顔料
自体の拭き取りではなく、水による化学反応によってイ
ンク自体を消色させることによる。 【0006】従って、このインクの筆記跡の消去には、
従来の乾燥布等の消し具とは異なる新たな消去手段が必
要となる。 【0007】すなわち本発明は、以上のような状況に鑑
み案出されたものであって、その目的は、貯液タンク内
の水等の液体を白板状体に塗着する塗着具を設けること
を基本として、前記問題点を解決しうる白板状装置を提
供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、水による化学反応によって有色から無色に消色しう
るインクを有する筆記具と、この筆記具により筆記され
るエンドレス状の白板状体を有する白板状装置とからな
る筆記システムに使用される白板状装置であって、前記
インクは、クリスタルバイオレットラクトン;マラカイ
トグリーンラクトン;1.3ジメチル−6−ジエチルア
ミノフルオラン;6−ジエチルアミノ−ベンゾ〔α〕−
フルオラン;3−シクロヘキシルメチルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン;ベンゾイルロイコメチ
レンブルー;エチルロイコメチレンブルー;メトキシベ
ンゾイルロイコメチレンブルー;2−(フェニルイミノ
エタンジリデン)−3.3−トリメチル−インドリン;
1.3.3−トリメチル−インドリノ−7′−クロル−
β−ナフトスピロピラン;ジ−β−ナフトスピロピラ
ン;N−アセチルオーラミン;N−フェニルオーラミ
ン;ローダミンBラクタム;からなるグループAから選
択される1種以上の電子供与性呈色化合物と、サリチル
酸亜鉛及びビスフェノールAからなるグループBから選
択される電子受容性顕色化合物とを混合してなるととも
に、前記筆記具により筆記されるエンドレス状の白板状
体と、貯液タンクと、この貯液タンク内の水を、直接水
に浸すのに比して適度の水分として前記白板状体に塗着
することにより水による化学反応によって、前記インク
を消色して筆記跡を消す塗着具とを具えたことを特徴と
する白板状装置である。 【0009】 【作用】水である液体を白板状体に塗着する塗着具を具
えている。従って、前記特願平5−47345号にて提
案したインクによる白板状体への筆記跡を消去でき、周
囲への汚損を防止できる。又直接水に浸すのに比して適
度の水分を白板状体に与えうるため、塗着後の水を迅速
に乾燥することが可能となり、消去後に新たな筆記を早
期に行いうる。 【0010】又塗着具により筆記跡を広範囲に亘り能率
よく消去でき、しかも貯液タンクを具えているため、長
時間に亘り消去能力を維持することができる。さらに前
記インクは水の付着によって消色するのものであるた
め、むらなく均一に消去でき、又このインクの消去によ
っても水が変色、汚染されることがないため、メンテナ
ンスが便宜となる。 【0011】 【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図のごとく、白板状装置1は、フレーム2に、白板
状体3と貯液タンク5と塗着具6を取付けている。 【0012】前記フレーム2は、本例では図1、2に示
すように、一対の縦枠片9、9の上端部間及び中間部間
を夫々水平な上の横枠片10及び中の横枠片11で連結
した門型状をなし、又前記縦枠片9の下端には、前後に
のびるとともに下面に例えばキャスター等の車輪12を
設けた脚片13を配している。 【0013】又前記白板状体3は、本例では左右一対の
白板状体3A、3Bを具え、各白板状体3A、3Bは、
本例ではエンドレスの帯状をなす。なお各白板状体3
A、3Bは、例えば織布の表裏面をビニール等の合成樹
脂で覆った非伸縮性かつ防水性のシート状基材の表面
に、例えばフッソ樹脂による被覆処理を施したものが好
適に使用できる。 【0014】又各白板状体3は、駆動具15によって、
夫々独立して周回動可能に支持される。 【0015】駆動具15は、前記縦枠片9の上端部間に
架け渡される駆動軸16と、縦枠片9の内側面に設ける
側板17を介して取付く第1、第2、第3の支持軸2
1、22、23及びテンション軸25を具える。 【0016】前記駆動軸16は、例えば図4に略示する
ように、前記縦枠9、9間の中心軸に軸受片26を介し
て可回転に外挿される左右一対の円筒状のプーリ27
A、27Bを具える。各プーリ27A、27Bの外向き
端には、例えばウォームホイール等の歯車体29が固着
するとともに、該歯車体29は、例えば横枠片10に取
付く電動器M1の出力軸に配される例えばウォーム等の
歯車体30と噛合する。従って各プーリ27A、27B
は各モータM1、M1の作動により独立して回転でき、
このプーリ27A、27Bの周面に巻装する前記白板状
体3A、3Bを個別に駆動する。 【0017】又前記支持軸21、22、23は図2、3
に示すように、前記側板17、17間で枢支される長尺
な軸体であって、第1、第2の支持軸21、22は、白
板状体3A、3Bの裏面を受けるとともに前記駆動軸1
6の下方に位置して本例では互いに同高さで取付く。又
第3の支持軸23は、白板状体3A、3Bの表面を受け
るとともに第2の支持軸22の後方に控えて配される。 【0018】又前記テンション軸25は、本例では白板
状体3A、3Bの各裏面を受ける左右一対の軸片25
A、25Bからなり、各軸片25A、25Bは、夫々前
記側板17、17と、前記中の横枠片11から後方に突
出する互いに平行な一対の側板片19A、19Bとの間
で夫々上下に高さ位置調整可能に取付く。従って各軸片
25A、25Bは、白板状体3A、3Bをゆるむことな
く自在に張設できる。 【0019】又前記フレーム2には、前記駆動軸16
と、第1の支持軸21との間の領域Yに、前記白板状体
3A、3Bをその裏面側から平面で支持し、この領域Y
において白板状体3A、3Bへの筆記を可能とする裏板
32を設けている。なおこの裏板32は、前記駆動軸1
6の前縁と第1の支持軸21の前縁とを通る平面と略平
行な平板状の基板32Aを有し、該基板32Aが前記平
面より前方側に隔たることにより、白板状体3A、3B
をしわを発生することなく裏面から保持する。 【0020】又前記塗着具6は、本例では吸水性の高い
吸水体を少なくとも表面に配した比較的大径のローラ体
であって、前記第1、第2の支持軸21、22の下方か
つ該支持軸21、22に接する位置で、例えば前記側板
17、17間で枢着される。又該塗着具6は、本例では
回転駆動具33に接続する。 【0021】回転駆動具33は、例えば縦枠9内側面に
取付板等を介して取付く電動器M2を有し、該電動器M
2の出力軸に設ける鎖車と、前記塗着具6の一端に設け
る鎖車とを無端連紐33Aで連結している。 【0022】従って塗着具6は、第1の支持軸21と第
2の支持軸22との間で白板状体3A、3Bの表面と接
触でき、白板状体3A、3Bが電動器M1により周回す
る時、吸水した水を白板状体表面に塗着し、筆記跡を消
去させる。なお前記周回の際、回転駆動具33によって
塗着具6を回転することによって、塗着具6の吸水した
面を絶えず白板状体表面に接触させることができ、塗着
のむらを抑制しうる。又前記白板状体の周回速度と、塗
着具6の回転速度と間に差異を設け、塗着具6と白板状
体3A、3Bとをこすらせることにより消色をより確実
化でき、このために、周回方向と回転方向とを違えるこ
とが好ましい。なお各方向を同一とするときには、こす
れによる白板状体への傷の発生を低減できる。なお塗着
具6は、前記駆動軸16と同様に、左右で分割し、左右
を夫々独立して回転制御させてもよい。 【0023】又前記貯液タンク5は、内部に水である液
体を貯留する上面開口の例えば矩形の容器であって、前
記中の横枠片11上に取外し自在に載置、保持される。 【0024】又貯液タンク5は、貯留する液体中に、前
記塗着具6の一部が浸漬しうる高さを有し、このことに
より塗着具6表面に液体を吸水させる。 【0025】なお前記貯液タンク5は、本例では図3、
5に示すように容器状の基箱5Aの内部に前記塗着具6
と接するロール35が枢着され、該ロール35の下縁は
基箱5Aの底面近傍に位置している。従って、貯留する
液体の残量が減じた際にも、該ロール35を介して塗着
具6が吸水するのを保証する。なおロール35は、スポ
ンジ材、フェルト材、布材等吸水性が前記塗着具6より
大なものが好適に使用できる。又ロール35は、上下に
平行移動可能でかつ上方に向かってバネ片等により付勢
することが好ましく、このことにより貯液タンク5の前
方からの取出しを便宜としかつ取付けによりロール35
と塗着具6とを接触しうる。又基箱5Aの側面下方に
は、液体を外部に排出する排水口5Bを設ける。 【0026】なお本例の白板状装置1には、前記フレー
ム2に、白板状体3を強制乾燥する乾燥具36と、貯液
タンク5に液体を補給する補給タンク37とが付設され
る。乾燥具36は、本例では、送風器であって、塗着す
る液体を駆動軸16とテンション軸25との間で送風し
て乾燥する。 【0027】又補給タンク37は、貯液タンクに直接液
体を補給する他、例えばパイプ、開閉弁等を介して自動
的に補給させてもよい。 【0028】又白板状装置1は、図1に示すように、多
数の白板状装置1を横に連結して使用してもよく、本例
では図6に示すように互いに隣り合う白板状装置1の縦
枠片9、9間を連結する例えばフック状の係合金具40
Aと係止ピン40Bとからなる連結具40を取付けてい
る。 【0029】然して前記領域Yに筆記された白板状体3
A、3Bを電動器M1を用いて各軸16、21、22、
23、25の廻りで周回させ、筆記跡が塗着具6によっ
て塗着する水と接触することによって、消色される。又
白板状体3A、3Bの駆動軸16とテンション軸25と
の間で待機する待機部分Kは周回とともに前記領域Yに
導入されるため、新たな筆記を早期に行いうる。なお前
記待機部分Kの導入の際、前記乾燥具36によって塗着
する水を乾燥し、新たな筆記を確実化する。 【0030】なお本例では、例えば一方の白板状体3A
の筆記跡を消去させている間、他方の白板状体3Bに筆
記するなど、筆記と消色とを白板状体3A、3B交互に
行うことによって、消色のための周回の待ち時間を排除
でき、記録作業の能率化を図りうる。 【0031】 【発明の効果】叙上のごとく本発明は構成しているた
め、周囲に汚損等を招くことなく筆記跡を広範囲に亘り
能率よくかつムラなく消去でき、しかも消去効果を長時
間に亘り維持できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。 【図2】その斜視図である。 【図3】その略断面図である。 【図4】駆動軸を示す略断面図である。 【図5】貯液タンクを説明する部分斜視図である。 【図6】連結具を示す斜視図である。 【符号の説明】 3、3A、3B 白板状体 5 貯液タンク 6 塗着具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−82507(JP,A) 特開 昭49−52230(JP,A) 特開 平4−85374(JP,A) 特開 昭57−109872(JP,A) 特開 昭60−6768(JP,A) 特開 平7−117394(JP,A) 実開 昭64−57093(JP,U) 実開 平2−54591(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43L 1/04 C09D 11/16

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】水による化学反応によって有色から無色に
    消色しうるインクを有する筆記具と、この筆記具により
    筆記されるエンドレス状の白板状体を有する白板状装置
    とからなる筆記システムに使用される白板状装置であっ
    て、 前記インクは、 クリスタルバイオレットラクトン;マラ
    カイトグリーンラクトン;1.3ジメチル−6−ジエチ
    ルアミノフルオラン;6−ジエチルアミノ−ベンゾ
    〔α〕−フルオラン;3−シクロヘキシルメチルアミノ
    −6−メチル−7−アニリノフルオラン;ベンゾイルロ
    イコメチレンブルー;エチルロイコメチレンブルー;メ
    トキシベンゾイルロイコメチレンブルー;2−(フェニ
    ルイミノエタンジリデン)−3.3−トリメチル−イン
    ドリン;1.3.3−トリメチル−インドリノ−7′−
    クロル−β−ナフトスピロピラン;ジ−β−ナフトスピ
    ロピラン;N−アセチルオーラミン;N−フェニルオー
    ラミン;ローダミンBラクタム;からなるグループAか
    ら選択される1種以上の電子供与性呈色化合物と、サリ
    チル酸亜鉛及びビスフェノールAからなるグループBか
    ら選択される電子受容性顕色化合物とを混合してなると
    ともに、 前記筆記具により筆記されるエンドレス状の白板状体
    と、 貯液タンクと、 この貯液タンク内の水を、直接水に浸すのに比して適度
    の水分として前記白板状体に塗着することにより水によ
    る化学反応によって、前記インクを消色して筆記跡を消
    す塗着具とを具えた ことを特徴とする白板状装置。
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